JPH02221496A - 耐ブリスター性の良好なビニル壁紙用難燃性裏打ち紙 - Google Patents

耐ブリスター性の良好なビニル壁紙用難燃性裏打ち紙

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JPH02221496A
JPH02221496A JP3944089A JP3944089A JPH02221496A JP H02221496 A JPH02221496 A JP H02221496A JP 3944089 A JP3944089 A JP 3944089A JP 3944089 A JP3944089 A JP 3944089A JP H02221496 A JPH02221496 A JP H02221496A
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paper
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blister resistance
vinyl
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毅 田中
Ryoji Ito
伊藤 良二
Tomohiko Hirata
智彦 平田
Tomofumi Narishima
倫史 成島
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Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
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Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、塩化ビニル壁紙(以下、ビニル壁紙と称す)
の裏打ち紙に用いられる難燃紙に関するものであり、特
に、ビニルペースト加工時にブリスターが発生しにくい
、言い換えれば、ビニルペースト層が膨れ難い、加工適
性に優れた、壁紙用裏打ち紙に関するものである。
〔従来の技術〕
難燃紙は、各種壁紙に裏打ち紙として用いられている。
壁紙には、ビニル壁紙、織物壁紙、低壁紙など種類があ
るが、我が国においては、ビニル壁紙が大部分を占めて
いる。
ここで、ビニル壁紙は、ビニルペーストを裏打ち紙表面
に塗工し、ゲル化後、印刷、発泡、エンボスなどの工程
を経て製品化される。特に、ゲル化工程において、でき
るだけ、高温、高速度でゲル化できることが、効率化の
点から望まれている。
ところが、高温になる程、ビニルペースト中の溶剤や可
塑剤などの揮発成分の影響で、裏打ち紙とビニル層の間
に膨れを生じやすくなる。すなわち、ブリスターが発生
しやすくなる。
この膨れは、印刷適性、外観上の悪化をまねき商品価値
を著しく損ね好ましくない。
生産性向上のためには、高温度でゲル化させ、できるだ
け加工速度を上げる必要がある。
このようなことから、高温度でも、ビニル層に膨れの生
じない、ブリスターの発生しにくい、ビニル壁紙用難燃
性裏打ち紙が望まれている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明はビニル壁紙用裏打ち紙において、ビニルペース
トのゲル化時、高温度でもビニル層の膨れ、ブリスター
の発生がしにくい、加工効率の優れたビニル壁紙用難燃
性裏打ち紙を得るところにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、前述のビニルペーストのゲル化工程の加熱時
における、ブリスターの発生(膨れ)が高温側でも生じ
にくい、ビニル壁紙用難燃性裏打ち紙について鋭意検討
した結果、裏打ち紙に配合する填料に関し、その吸油量
が、45%以上のものを使用することにより、45%未
満の填料を使用した場合と比較して、ブリスターの発生
状態には格段の差があることを発見し、吸油量45%以
上の填料を配合することにより、前記の目的を達成でき
ることを見出した。
壁紙用難燃性裏打ち紙は、填料を配合した紙にサイズプ
レス等で難燃剤をサイズプレス含浸して得られる。
ここで填料は、ビニル壁紙用難燃性裏打ち紙としての重
要な品質のひとつである、不透明性の向上のためなどに
用いられる。一般に、比散乱係数の高い二酸化チタンが
不透明性を得やすい理由により用いられている。しかし
ながら、二酸化チタンではブリスターの発生が起こりや
すい傾向にある。
これを、二酸化チタンの吸油量が小さいという観点から
考えてみると、ビニルペーストを塗布、ゲル化する際、
可塑剤、溶剤等の揮発分の一部で、裏打ち紙に吸収され
きれないものが、ビニルペースト塗布側へ出ようとして
ビニル層の膨れがおこり、ブリスターが発生するものと
考えられる。
したがって、溶剤、可塑剤等の揮発分の吸収性が良いこ
と、すなわち、吸油量の多い填料を配合したビニル壁紙
用裏打ち紙が、耐ブリスター性に優れているものと考え
られる。
本発明を更に詳しく説明する。
本発明者等は、バルブに吸油量の異なる填料を配合し、
難燃剤を含浸したビニル壁紙用難燃性裏打ち紙を作成し
、これに、ビニルペーストを250μmの膜厚となるよ
うに塗工し、規定温度で90秒、加熱乾燥し、ブリスタ
ーの発生程度を観察した。
その結果、軽質炭酸カルシウム(吸油量68%)、水酸
化アルミニウム(吸油量55〜75%)、焼成クレー(
吸油量128%)など、吸油量の多いものが耐ブリスタ
ー性に優れていた。一方、耐ブリスター性に劣るものは
、ルチル型二酸化チタン(吸油量35%)、アナターゼ
型二酸化チタン(吸油量40%)、タルク(吸油量40
%)、填料を配合しなかったものなどであった。また、
ここで、吸油量の特に多い、焼成クレー(吸油量128
%)においては、紙中填料率を2.0%としたときも、
ルチル型二酸化チタン(吸油量40%、紙中填料率10
%)と比べ、遥かに優れた耐ブリスター性を示した。
以上より吸油性の多い填料、具体的には、吸油量45%
以上の填料を配合したビニル壁紙用難燃性裏打ち紙は、
耐ブリスター性に優れていることが判かる。
また、紙中填料率に関しては、無填料であると耐ブリス
ター性に劣り、吸油量の多い填料を用いれば、少ない紙
中填料率でも耐ブリスター性に優れている。
吸油量の高い填料を混合使用した場合にも同様の効果は
得られる。これは、吸油量128%の焼成クレー単独で
2.0%、または、他の吸油量の低い填料の混合使用で
も良好な結果が得られる。よって、吸油量45%以上の
填料の配合料を2.0%以上とした。
なお、ここで示した吸油量の多い填料はこれらに限定さ
れるものではない。
〔作用〕
本発明により得られた壁紙用難燃性裏打ち紙は、耐ブリ
スター性に優れている。
これは、従来の無填料のものであるとか、二酸化チタン
配合のものと比べ、吸油量の多い填料(例えば、軽質炭
酸カルシウム、水酸化アルミニウム、焼成クレー)の使
用により、遥かに優れた耐ブリスター性をもつビニル壁
紙用難燃性裏打ち紙が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。
しかし、本発明は之等に限定されるものではない。
!】11土 パルプとして、N−BKP50%、L−BKP40%、
GPIO%を濾水度500m(2まで叩解、調成したも
のを用い、これに、内添薬品として硫酸バンド1.0%
(対パルプ添加率)、湿潤紙力増強剤(荒用化学工業(
株)製、商品名、アラフィックス100)0.2%(対
パルプ添加率)を添加し、内添填料として、軽質炭酸カ
ルシウム(吸油量68%)を紙中填料率lO%となるよ
うに添加した。このシートに、難燃剤としてスルファミ
ン酸ジグアニジン(GSA)を所定量(JIS  A 
 1322に規定する防災2級を得るのに必要な量)を
含浸し、試料を作成した。ここで試料の坪量は、70g
/m”となるようにした。
この試料を用いて耐ブリスター性の評価を行なった。耐
ブリスター性の評価は、ビニルペーストを250μ鴎の
膜厚となるように塗布し、規定温度(190℃、200
℃、220℃)で90秒間、加熱処理を行ない、ブリス
ターの発生具合を観察し◎OXの3段階評価をした。
この結果を、第1表に示す。
東1」Lし工l 実施例Iと同様に、填料を軽質炭酸カルシウムに代えて
、水酸化アルミニウム(吸油量55%、平均粒径1.0
μm)を用いたもの(実施例2)。水酸化アルミニウム
(吸油量75%、平均粒径0.5μm)を用いたもの(
実施例3)。
この結果を、第1表に示す。
!】U」土 実施例Iと同様に、填料を軽質炭酸カルシウムに代えて
、焼成クレー(吸油量128%)を用い、紙中填料率を
2%となるようにしたもの(実施例4)。
この結果を、第1表に示す。
比較例1,2.3 実施例1と同様に、填料を軽質炭酸カルシウムに代えて
、アナターゼを二酸化チタン(吸油量40%)を用いた
もの(比較例1)。タルク(吸油量40%)を用いたも
の(比較例2)。填料を配合しないもの(比較例3)。
この結果を、第1表に示す。
(以下余白) $1表 注) 吸油量;JIS K5101に準じる方法で使用油とし
て、煮アマニ油を7タル酸ジオクチル(DOP)にした
ときの値(%)。
坪量、厚さ、密度、紙中填料率、JIS法にしたがって
測定を行なった。
耐ブリスター性評価:優れる:@〉○〉×:劣る。
〔発明の効果〕
第1表から判かるように、吸油量の多い填料を含む実施
例の壁紙、裏打ち紙は、耐ブリスター性に優れているこ
とが判かる。
また、特に吸油量の多い填料を配合したものは、少ない
紙中填料率でも耐ブリスター性に優れていることが判か
る。
特許出願人 山陽国策パルプ株式会社 取締役社長 倉 持 長 次

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、吸油量が45%以上である填料が紙中に2.0%以
    上配合され、難燃剤処理が施されている耐ブリスター性
    の良好なビニル壁紙用難燃性裏打ち紙。 2、填料の配合が吸油量45%以上の填料単独、もしく
    は混合填料である請求項1記載の耐ブリスター性の良好
    なビニル壁紙用難燃性裏打ち紙。 3、填料として軽質炭酸カルシウム、水酸化アルミニウ
    ム、焼成クレーの一種以上を用いる請求項1もしくは2
    項記載の耐ブリスター性の良好なビニル壁紙用難燃性裏
    打ち紙。
JP3944089A 1989-02-21 1989-02-21 耐ブリスター性の良好なビニル壁紙用難燃性裏打ち紙 Granted JPH02221496A (ja)

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Cited By (2)

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JP2010229604A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Nippon Paper Industries Co Ltd 壁紙用裏打ち紙
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