JPH0222700B2 - - Google Patents

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JPH0222700B2
JPH0222700B2 JP60038808A JP3880885A JPH0222700B2 JP H0222700 B2 JPH0222700 B2 JP H0222700B2 JP 60038808 A JP60038808 A JP 60038808A JP 3880885 A JP3880885 A JP 3880885A JP H0222700 B2 JPH0222700 B2 JP H0222700B2
Authority
JP
Japan
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oxygen
group
polymer
cobalt
complex
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60038808A
Other languages
English (en)
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JPS61200854A (ja
Inventor
Shoichi Hirose
Akira Izumi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Publication date
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Priority to JP60038808A priority Critical patent/JPS61200854A/ja
Publication of JPS61200854A publication Critical patent/JPS61200854A/ja
Publication of JPH0222700B2 publication Critical patent/JPH0222700B2/ja
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  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕 本発明は、酸素吸着能を有する高分子素材に関
するものであり、特に酸素ガスの吸脱着のリサイ
クル安定性に優れた高分子素材を提供せんとする
ものである。特に本発明は、酸素ガスを可逆的に
吸脱着することができるコバルト()−ビスシ
ツフ塩基錯体を含むポリシロキサン重合体からな
る、空気中の酸素を分離濃縮するなどの目的に特
に適した新規気体吸着剤に関するものである。 〔従来の技術〕 酸素を可逆的に吸脱着することができるコバル
ト()錯体としては、従来から、コバルト
()−N,N′−ビス(サリチリデン)エチレン
ジアミン錯体(式1)、コバルト()−ヒスチジ
ン錯体(式2)、コバルト()−N,N′−ビス
(サリチリデンイミノ)ジ−n−プロピルアミン
錯体(式3)などが知られている。 しかしながら、これらの酸素キヤリヤ材料を使
用して酸素の吸着・脱着を繰り返しおこなうと、
繰り返し回数の増加とともに、酸素吸着能力が低
下していくという好ましくない傾向が認められ
る。このような吸脱着リサイクル時の安定性に問
題があるために、コバルト()錯体を使用して
の酸素の分離濃縮プロセスが工業的に成功した例
は今まで知られていない。 以上述べたように、従来技術においては、酸素
ガスの吸脱着のリサイクル安定性に優れた酸素吸
着剤は極めて達成困難であつた。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、酸素ガスの吸脱着のリサイク
ル安定性に優れたコバルト()−ビスシツフ塩
基錯体を含むポリシロキサン重合体からなる新規
酸素吸着剤を提供せんとするものである。 〔発明の目的〕 本発明は次の構成を有する。 (1) 主鎖がポリジオルガノシロキサン系であつ
て、側鎖として一般式 (但し、n=2、3;R1、R2、R3、R4は、水
素原子、アルキル基、アリール基、ハロゲン原
子、アルコキシ基、または窒素含有基より選ば
れた任意の置換基を表わす)のコバルト()
−ビスシツフ塩基錯体構造を有する高分子から
なることを特徴とする酸素吸着能を有する高分
子素材。 〔構成の説明〕 本発明に係る酸素吸着能を有する高分子素材と
して、例えば好ましい例を挙げれば、繰り返し単
位が主として、一般式 (但し、nは1〜10の整数)で示される素材が挙
げられる。 本発明の高分子素材における主鎖部分であるポ
リジオルガノシロキサン(下式) における置換基Rとしては(R′はコバルト錯体
を含む残基)、炭素数1〜10のアルキル基、フエ
ニル基、または核置換フエニル基、置換アルキル
基が好ましく、その具体例としては下記の構造の
置換基を挙げることができるがこれらに限られた
訳ではない。 即ち、メチル、エチル、n−プロピル、i−プ
ロピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチ
ル、ヘキシル、オクチル、シクロヘキシル、シク
ロヘキセニル基などのアルキル基。フエニル基、
4−メチルフエニル基、4−ニトロフエニル基、
4−クロロフエニル基、4−メトキシフエニル基
など核置換フエニル基、クロルメチル基、クロル
プロピル基、メルカプトプロピル基、シアノエチ
ル基、ベンジル基、トリクロロプロピル基、メト
キシエチル基、ニトロプロピル基、2(カルボメ
トキシ)エチル基、ジクロロメチル基などの置換
アルキル基である。 本発明の高分子素材における置換基R1、R2
R3、R4としては、水素原子、アルキル基、アリ
ール基、ハロゲン原子、アルコキシ基、または窒
素含有基より選ばれた任意の置換基が好ましく、
その具体例としては下記の構造の置換基を挙げる
ことができるが、これらに限定されたわけではな
い。 即ち、メチル、エチル、n−ブチル、sec−ブ
チル、tert−ブチル、n−ヘキシルなどのアルキ
ル基、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ
基、n−ブトキシ基などのアルコキシ基、フエニ
ル基、フツ素原子、臭素原子、塩素原子などであ
る。 本発明の酸素吸着能を有する高分子素材は、側
鎖にコバルト()−ビスシツフ塩基錯体を有す
るポリジオルガノシロキサン重合体より主として
構成されるものであるが、下記に例示される構造
単位が膜の総重量に対して95重量%未満、より好
ましくは80重量%未満共重合ないしブレンドされ
ていても差支えない。
【式】 【式】
本発明の酸素吸着能を有する高分子素材におけ
る重合体総重量に対するコバルト()−ビスシ
ツフ塩基錯体の含有率は10-6ミリ当量/g以上よ
り好ましくは10-3ミリ当量/g以上であることが
望ましい。コバルト()−ビスシツフ塩基錯体
の含有率が10-6ミリ当量/g未満であるときに
は、酸素ガスの可逆的吸脱着効果の発現が十分で
はない。 本発明の酸素吸着能を有する高分子素材を製造
するには、各種合成経路が採用できるが、その代
表的な処方を下記に示す。 配位子が側鎖に化学的に結合したポリシロキ
サン(式4)を合成し、これとコバルト()
塩との反応により所望の高分子金属錯体を合成
する。 式4のポリシロキサンは、クロロプロピル基
を含むポリシロキサンを出発物質として、下記
の反応式に示す経路により合成することができ
る。 側鎖に反応性基を有するポリシロキサンと低
分子コバルト()−ビスシツフ塩基錯体との
反応により、目的とする高分子金属錯体を合成
する。本方法による合成経路の代表的な例を下
記に示す。 方法(i) 方法(ii) 本発明に係る酸素吸着能を有する高分子素材
は、粉末状、膜状、繊維状など種々の形態で、吸
着剤として使用することができる。またシリカな
どの不溶性担体上に担持するなど複合化された状
態で使用することもできる。 本発明では、ガス透過性と疎水性に優れたポリ
シロキサン重合体を骨格構造として、その側鎖に
特定の構造を有するコバルト()−ビスシツフ
塩基錯体を化学的に結合してなる高分子素材を用
いることにより、従来技術の範囲では達成困難で
あつた吸脱着のリサイクル安定性の向上を可能と
したものである。 以上、実施例によつて本発明を具体的に説明す
る。 実施例 1 2.0gのポリ(γ−ヨードプロピル)メチルポ
リシロキサン(下式) 1.75gの下記の構造を有するビスシツフ塩基 5.37gのトリイソプロパノールアミン、120ml
の無水ジメチルスルホキシドを反応フラスコに仕
込み、窒素気流中35℃で20時間撹拌を続けた。反
応終了後、反応混合物を40℃にて10-3mmHgの減
圧下におき、ジメチルスルホキシドの一部を留去
した。減圧蒸溜によつて、100mlのジメチルスル
ホキシドが回収された。蒸溜残留物を500mlの水
中に投入し、ポリマーを析出させた。回収された
ポリマーは、ジメチルスルホキシド−水系にて再
沈澱を2回繰返すことにより精製された。ポリマ
ーの 1H NMRスペクトル(溶媒:CDCl3)を測
定したところ、3.5ppmの−CH2I基のプロトンの
積分強度がポリ(γ−ヨードプロピル)メチルシ
ロキサンに比較して減少するとともに、8.3ppm
に−CH=N−基のプロトンのシグナルが観測さ
れた。 (Si)−CH3基と−CH2I基のプロトンの積分強
度比から、このポリマーの構造は下記の通りであ
ることが確認された。 実施例 2 実施例1の方法で合成されたビスシツフ塩基含
有ポリシロキサン1.0gを脱酸素された30mlのエ
チルアルコールに溶解した。この溶液に対し、窒
素気流中で0.58gのCo(OAc)2・4H2Oと0.62gの
酢酸ナトリウムとを1mlの水と1mlのエタノール
に溶解して調製された溶液を加え、65℃窒素気流
中で3時間撹拌を行なつた。反応終了後、エチル
アルコールの一部を減圧下に留去し(15mlのエチ
ルアルコールが回収された)、残留した溶液を500
mlの水中に投入し、ポリマーを析出させた。ポリ
マーの収量は0.92gであつた。原子吸光分析によ
り、ポリマー中のコバルト含有率を分析したとこ
ろ、6.15重量%であつた。その結果、得られたポ
リマーの構造は、下記に示すようであることが判
明した。 実施例 3 実施例1、2と同様の方法によつて、下記構造
の高分子金属錯体を合成した。 上記ポリマー0.17gをワールブルグ検圧計のセ
ル内に仕込み、セルを油浴で100℃に加熱しつつ、
10-3mmHgの減圧下で排気を行なつた。加熱下の
排気を3時間続けた後、セルを室温まで放冷し
た。セル内に純酸素を導入した後、ポリマーによ
る酸素の吸収量をマノメーターにより追跡した。
酸素吸収量は約40分間に飽和値に達し、その時の
酸素吸収量は、0.08mlであつた。 第1回の酸素吸収量の測定終了後、セルを油浴
で100℃に加熱しつつセル内に真空排気した。
10-3mmHgの真空度に達するまでに約40分を要し
た。次に、セル内に純酸素を導入し、第2回目に
酸素吸収量の追跡を行なつた。酸素吸収量は約35
分後に平衡値に達した。その時の酸素吸収量は
0.06mlであり、第1回の吸収量評価結果の75%の
レベルを保持していた。 比較実施例 低分子コバルト()−ビスシツフ塩基錯体の
Co(Salpt)(下式)0.02gを、 実施例2において使用したワールブルグ検圧計
のセルに仕込み、酸素吸収量を評価した。第1回
の吸収量評価においては、酸素吸収は35分後に平
衡に達し、その時の酸素吸収量は、0.22mlであつ
た。第2回の吸収量評価においては酸素吸収は45
分後に平衡に達した。その酸素吸収量は0.11mlで
あり、第1回の吸収量評価結果の50%のレベルに
低下した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 主鎖がポリジオルガノシロキサン系であつ
    て、側鎖として一般式 (但し、n=2、3;R1、R2、R3、R4は、水素
    原子、アルキル基、アリール基、ハロゲン原子、
    アルコキシ基、または窒素含有基より選ばれた任
    意の置換基を表わす)のコバルト()−ビスシ
    ツフ塩基錯体構造を有する高分子からなることを
    特徴とする酸素吸着能を有する高分子素材。
JP60038808A 1985-03-01 1985-03-01 酸素吸着能を有する高分子素材 Granted JPS61200854A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0544489A (ja) * 1991-08-13 1993-02-23 Nissan Motor Co Ltd 樹脂製インペラ

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