JPH02228305A - チーグラー・ナッタ触媒の一成分の製造方法 - Google Patents

チーグラー・ナッタ触媒の一成分の製造方法

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JPH02228305A
JPH02228305A JP2000193A JP19390A JPH02228305A JP H02228305 A JPH02228305 A JP H02228305A JP 2000193 A JP2000193 A JP 2000193A JP 19390 A JP19390 A JP 19390A JP H02228305 A JPH02228305 A JP H02228305A
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    • C08F10/00—Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はオレフィン類の重合用のチーグラー・ナッタ触
媒の一成分の製造方法およびその方法で得た触媒成分を
用いるα−オレフィンの重合方法に関する。本発明の方
法で製造する触媒成分は担体を含み、その製造方法はハ
ロゲン化金属とアルコールから成る粒子を形成する工程
、その粒子を第1族、第■族または第■族金属の有機化
合物と反応させる工程、反応後の粒子をチタン化合物及
び/又はバナジウム化合物を用いて活性化し、その際必
要に応じて電子供与体も用いる工程、および必要に応じ
て活性化した粒子上でプレポリマーを生成する工程を含
む方法である。本明細書で触媒の一′成分と言う物は、
チーグラー・ナッタ触媒の遷移金属化合物部分であって
重合反応に先き立って助触媒となるアルミニウムまたは
他の金属の有機化合物と組み合わされる物である。
〔従来の技術〕
チーグラー・ナッタ触媒の前記−成分の製造に関しては
種々の方法が知られている。特開昭59−215301
はエチレンの重合または共重合方法に関し、触媒の前記
−成分の製法として、二塩化マグネシウム、アルコール
および乳化剤を炭化水素と混合した高温エマルジョンと
同じ炭化水素の低温液を接触させて粒径53−105μ
mの球状粒子担体を得、その担体を有機金属化合物を用
いて予め活性化することなく、室温で直接四塩化チタン
に懸濁させ、更に電子供与体を添加して活性化する方法
を示す。このエマルジョン化−固化法で得る触媒成分は
特にエチレンの重合または共重合に適する物であった。
米国特許節4.506,027号が示す方法によれば、
チーグラー・ナッタ触媒の前記−成分は、塩化マグネシ
ウムをエタノールとメタノールの混合物に溶解した液の
噴霧乾燥によって固体担体を形成し、エタノールおよび
メタノールのヒドロキシル基を含有するその担体を予め
活性化することなく直接チタンとバナジウムの塩化物で
活性化して製造される。この方法で得た触媒成分と共触
媒となる有機アルミニウム化合物を組み合わせた触媒は
α−オレフィンの重合触媒として良好に作用した。
フィンランド特許公開番号第862459号は、チーグ
ラー・ナッタ触媒の一成分を製造する際に二ハロゲン化
マグネシウムとアルコールの混合物の噴霧結晶化によっ
て結晶状錯体化合物を生成することを示す。その錯体化
合物の粒子は前述の方法で得た物と比較すると水酸基の
含有量が多い。
目的とする触媒成分は、噴霧結晶化による生成物を4価
のチタン化合物によって活性化することによって得られ
る。
従来の製造方法のうち上記の各方法は触媒成分の物理的
形態に関しては最も高度な技術と言えるが、触媒成分の
化学的調整に関しては最も高度な技術とは言えない。米
国特許第4,071,674号は、ニハロゲン化マグネ
シウムとアルコールから成る担体をチタン等の遷移金属
の化合物によって活性化する前にアルミニウム等の金属
の有機化合物で処理することの利点を示す。この特許の
明細書によると、前記の有機金属化合物による処理を追
加することによって活性化の効率が高まり、最終的に得
られる触媒成分粒子の活性も高くなる。
この方法の欠点は二塩化マグネシウムとアルコールの付
加体の物理的形態に注意を払っていないことである。こ
の特許の実施例では、無水二ハロゲン化マグネシウムを
炭化水素に懸濁させ、その後懸濁液にアルコールを滴下
することによって前記付加体を製造している。その結果
、付加体は反応溶液から自然に晶出する粒子として得ら
れる。
以上説明したように、従来の方法には二つのタイプがあ
り、一方ではニハロゲン化マグネシウムとアルコールの
付加体の物理的形態に注意を払い、他方では有機金属化
合物による付加体の化学的予備活性化に注意を払ってい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記触媒成分の活性を高めるためには上述の二つの面か
らの改善を合わせて行う必要があり、それをどのように
して実現するかが問題である。
本発明は、物理的形態が適切で、しかも遷移金属化合物
による活性化前にアルミニウム等の金属の有機化合物に
よって予備活性化されているチーグラー・ナッタ触媒成
分を得ることを目的とする。
更に、本発明はこの発明によって得た新規で改善された
触媒成分に最適のオレフィン重合方法を提供することも
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 目的とするオシフィシ重合用チーグラー・ナッタ触媒の
一成分を製造するための本発明による方法はニハロゲン
化マグネシウムとアルコールから成る粒子を形成する工
程(a)、前記粒子を第1族、第■族または第■族の金
属の有機化合物と反応させる工程(b)、工程(b)で
得た粒子をチタン化合物及び/又はバナジウム化合物に
よって活性化し、その際必要に応じて電子供与体も用い
る工程(c)、および、必要に応じて活性化した粒子上
でプレポリマーを生成する工程(d)を有する方法であ
って、本発明の方法が特徴とすることは、前記二ハロゲ
ン化マグネシウムと前記アルコールの混合物の噴霧凍結
結晶化によって錯体粒子を形成することによって工程(
a)の前記粒子を形成し、その後前記錯体粒子について
前記工程(b)、(c)および(d)を行うことである
。
本発明の方法は、前記工程(b)における第1族、第■
族または第■族の金属の有機化合物によるニハロゲン化
マグネシウムとアルコールの付加体の予備活性化を達成
するためには付加体が多量の水酸基を含有していなけれ
ばならないという知見に基づくものである。噴霧結°晶
化によってのみ、充分な量の水酸基の含有と適切な物理
的形態を合わせて実現することが出来る。米国特許第4
.071,674号は多量の水酸基を含有する付加体の
有機金属化合物処理によって付加体を予備活性化するこ
とを示しているが、この特許明細書では生成する担体粒
子の物理的形態について全く考慮していない。
また、本発明者らはこの発明の方法で製造した触媒成分
の有利な用途も見出した。則ち、その触媒成分を用いれ
ば分子量分布の狭いエチレン重合体を得ることが出来る
。更に、得られるポリエチレンの分子量分布が狭いこと
から、本発明による触媒成分を多段階重合、好ましくは
2段階重合に使用して特定の分子量分布のポリエチレン
を得ることが出来ることも判明した。その際各段階での
水素圧力を変えることによって分子量を制御出来る。
本発明の方法では、担体となる二ノ10ゲン化マグネシ
ウムを先ず溶媒と錯体化して適当な形態の結晶にする。
そのための手段として、二ノ)ロゲン化マグネシウムと
アルコールの混合物を噴霧結晶化してニハロゲン化マグ
ネシウムとアルコールの結晶状錯体の粒子にする方法を
採る。噴霧結晶化は、アルコールで溶媒和したに/’%
ロゲン化マグネシウムを加熱して均質な溶液とし、その
溶液を高温の噴霧ガスを用いて低温の噴霧室に噴霧する
ことによって行うことが好ましい。この方法によってア
ルコールが殆ど蒸発せずにノ10ゲン化マグネシウムと
アルコールの錯体(担体)粒子が生成する。噴霧結晶化
は反応成分に対して不活性なガスを用いて行う。
使用するニハロゲン化マグネシウムは無水で乾燥した物
でなければならない。最も好ましい二ノ10ゲン化マグ
ネシウムは二塩化マグネシウムである。前記の溶媒とし
てはアルコールが好ましく、乾燥した(無水)エタノー
ルが最も好ましい。エタノールは二塩化マグネシウムと
結晶状の錯体、Mg C1*・a E t OH(aは
0から6まで、好ましくは2から6までで、最も好まし
くは3)を作る。担体物質とするこの錯体を溶融して低
温の不活性ガス中に噴霧すると、使用した溶媒が殆ど蒸
発せずに錯体が結晶化する。担体の噴霧結晶化の様態は
本出願人のフィンランド特許出願Fl−862459号
で説明していることと実質的に同様である。
噴霧結晶化は錯体の溶融液ジットを低温ガス中に噴霧す
ることによって行うので、溶融物のガスへの移動や蒸発
は起こらずに、噴霧された溶融液は凝固、結晶化して元
の組成の固体に戻る。これに対して、米国特許第4.5
06,027号明細書に記載の噴霧乾燥法ではアルコー
ルのかなりの蒸発が起こり、得られた物はアルコールの
水酸基の含有量が比較的少ない。
第2工程では、噴霧結晶化したニハロゲン化マグネシウ
ムとアルコールの錯体粒子を周期表の第1族、第■族ま
たは第■族金属の有機化合物と反応させる。この有機金
属化合物は、例えば一般式RM (Rはアルキル基また
はアリール基、Mはリチウム、ナトリウムまたはカリウ
ム)で表される化合物、一般式R,M’  (Rは前記
と同じ、M′は亜鉛またはカドミウム)で表される化合
物、−般式R8−7MgX、(Rは前記と同じ、Xはハ
ロゲン原子、yは0または1)で表される化合物、−般
式MAI R,(RおよびMは前記と同じ)で表される
化合物、一般式R’ 、−、A I X。
(R’は水素原子、アルキル基またはアリール基、Xは
前記と同じ、mはOまたは3未満の正の数)、一般式R
’ 5−aA I  (OR) 、 (R’ とRは前
記と同じ、nは0より大きく3より小さい正の数)また
は一般式RA I (OR)X (RとXは前記と同じ
、RおよびR′は好ましくは炭素数1から12までのア
ルキル基、フェニル基またはベンジル基、Xは好ましく
は塩素または臭素)で表される化合物である。最も好ま
しい有機金属化合物は一般式R’ 、、A I X、で
表される物である。
有機金属化合物による処理は、噴霧結晶化で製造した触
媒性錯体粒子を例えばアルキルアルミニウムのような有
機金属化合物と単に接触させるだけの操作である。この
処理は一10℃から+30℃までの範囲内の温度で約3
0分ないし約180分行うことが好ましい。アルミニウ
ムとエタノールの割合は0.5  + 1 から2 ・
1までの範囲内が好ましく1 :1が最も好ましい。こ
の処理によって溶媒、即ちアルコールが殆ど定量的に除
去され、非晶質で表面積が非常に大きく予備活性化され
た担体が得られる。
予備活性化した錯体粒子の真の活性化にはチタン化合物
及び/又はバナジウム化合物を用いる。
その際、電子供与体も合わせて用いることが任意である
。予備活性化した担体を上記の遷移金属化合物と接触さ
せると、担体表面にニハロゲン化マグネシウム(例えば
二塩化マグネシウム)と遷移金属化合物(例えばチタン
化合物)の間の触媒的に活性な錯体が生成する。適当な
チタン化合物を選択することによってエチレンの重合お
よび共重合に対して活性を発揮する触媒成分が得られ、
その触媒成分を使って分子量分布が比較的狭い重合体を
得ることが出来る。遷移金属化合物としては4価のチタ
ン化合物が好ましく、特に好ましい化合物は四塩化チタ
ンである。例えばVCl4またはVOCl、のようなバ
ナジウム化合物は、通常分子量分布を調節する目的で四
塩化チタンと共に用いる。
真の活性化処理の際またはその後に電子供与体と呼ばれ
る化合物を添加してもよい。その化合物の例は脂肪族ま
たは芳香族カルボン酸およびそのアルキルエステル並び
にハロゲン化物、環状エーテル、脂肪族または芳香族ケ
トン、脂肪族または芳香族アルデヒド、脂肪族または芳
香族ニトリル、脂肪族または芳香族アミン、芳香族ホス
フィン等で、これらの混合物を用いてもよい。特に好ま
しい内部電子供与体は例えばフタール酸ジイソブチル(
D I B P)のような芳香族カルボン酸エステルお
よび例えばテトラヒドロフラン(THF)のような環状
エステルである。DIBPを用いることの利点は、プレ
ポリマー生成の段階で生じる重合体(例えばポリ−4−
メチル−1−ペンテン)の結晶性が高くなることである
。
担体物質の予備活性化された錯体粒子の真の活性化には
、粒子を単に遷移金属化合物と任意に添加された電子供
与体と接触させるだけでよい。この処理は約30℃から
約110℃までの範囲内の温度で約30分ないし約18
0分行うことが好ましい。この処理で得られる触媒成分
はその物理的形態も化学的構造も実用に好適な物である
。
なお、このようにして製造した触媒成分をその表面で1
種類あるいは2種類以上のα−オレフィンをプレポリマ
ーを生成する処理によって更に改善することも出来る。
この処理の効果として、重合をより厳密に制御された状
態で開始することが出来ること、および触媒粒子の機械
的耐久性が向上するので触媒の重合系への導入が容易に
なることが挙げられる。
プレポリマーの生成は触媒の製造工程に直接組み入れて
行うことが好ましい。そうすれば、触媒の効率低下をま
ねくおそれのある余分の移動あるいは処理作業を避ける
ことが出来る。使用する単量体として好ましい物は炭素
数が5ないし12の不飽和炭化水素で立体構造の触媒を
必要とする化合物であり、2種類以上の混合物でもよい
。これらの単量体は常温常圧で液体である。特に好まし
い単量体は4−メチル−ペンテンおよびスチレンである
。
プレポリマー生成工程で用いる助触媒としては、チーグ
ラー・ナッタ触媒の有機金属触媒成分となる物であれば
どれを選択してもよい。好ましい助触媒化合物は一般式
R,A I X、、(Rは炭素数1ないし10のアルキ
ル基あるいはシクロアルキル基またはアリール基、Xは
例えばCIまたはBrのようなハロゲン原子、mは0,
1.2または3)で表される物である。適当なアルミニ
ウム化合物としでは、トリメチルアルミニウム、トリエ
チルアルミニウム、トリーイソプロピルアルミニウム、
トリーイソブチルアルミニウム、トリオクチルアルミニ
ウム等のトリアルキルアルミニウム、塩化ジエチルアル
ミニウム、塩化ジ−イソプロピルアルミニウム、塩化ジ
−イソブチルアルミニウム、塩化ジオクチルアルミニウ
ム等のハロゲン化ジアルキルアルミニウム、アルキルア
ルミニウムのセスキハロゲン化物等が挙げられる。これ
らの内で特に好ましい物はトリエチルアルミニウム、ト
リーイソブチルアルミニウム等のトリアルキルアルミニ
ウムである。
触媒成分上でプレポリマーを生成した場合、触媒成分粒
子を取り囲むプレポリマーが立体構造を有することが好
ましい。電子構造については、前述のように真の活性化
工程で内部電子供与体と呼ばれる物を添加する代わりに
、プレポリマー生成時の共触媒に外部電子供与体と呼ば
れる物を添加してもよい。非立体構造のエチレン単量体
の重合の場合でも立体構造を目指すことが考慮に値する
。
プレポリマー生成の際、炭素以外の原子を含む直鎖また
は分岐構造の化合物である外部電子供与体を用いること
が好ましい。好ましい化合物は下記の一般式(1)で表
される化合物である。
式中、R1及びR2は炭化水素基で好ましくは炭素数が
2ないし5の物、R1、R4及びR5はそれぞれ炭化水
素基またはアルキル基で好ましくは炭素数が2ないし5
の物を表す。
特に好ましい化合物は1.4−シネオール、1.8−シ
ネオール、m−シネオール等のシネオールである。外部
電子供与体として珪素化合物を用いることも可能で、そ
の場合に好ましい化合物はアリールアルキルシランで、
特にジフェニルジメトキシシランが好ましい。
プレポリマーの生成は公知のチーグラー・ナッタ触媒上
でのプレポリマー生成と同様にして行われる。本発明で
はアルミニウムとチタンの比率を1 =1から50 =
 1までの範囲内にすることが適当であり、1 :1か
ら1o :1までの範囲内が好ま°しい。アルミニウム
と電子供与体の比率は約1 :lから約10 :lまで
の範囲内が適当で約1 =1から約5 :1までの範囲
内が好ましい。
単量体とチタンの比率は約10=1から約200=1ま
での範囲内で、約10 =1から約4o:1までの範囲
内が好ましい。プレポリマーの生成は常圧下で行い、温
度は10−30’C1反応時間は約15−120分とし
、約15−30分が好ましい。 以下、本発明を実施例
についてさらに詳しく説明する。
担体の製造 下記の方法で、噴霧結晶化したMgCl、・3EtOH
錯体の小球状担体を製造した。
窒化処理した1101鋼製のオートクレーブに35kg
の無水M g Cl *と65リツトルの無水エタノー
ルを仕込み、この混合物を110℃に加熱し、温度が上
昇してから攪拌して溶融した。2時間攪拌を続けると混
合物は均質で澄んだ液になった。この溶融液を10 k
 g/時間の速度で冷却された噴霧室に噴霧した。噴霧
室を冷却する冷媒としては一20℃の窒素を用いた。噴
霧には直径9mmの気−液流動ノズルを使用した。噴霧
ガスとしては、乾燥して130℃に加熱した窒素ガスを
40 k g/時間の流量で供給した。生成物は流動性
の良い小球状粒子であった。
裏胤孤1 A、担体の予備活性化 上記のM g CI *・3EtOH錯体の担体5g(
65ミリモルのEtOHを含有)を、容量が250m1
で攪拌機、還流凝縮器、温度計および窒素ストッパを備
えた反応器に仕込み、モレキュラーシーブで乾燥したペ
ンタン30m1を加えた。
その後混合物を一10℃に冷却し、滴下るーとを使って
濃度10重量%のトリエチルアルミニウム溶液(溶媒は
ペンタン)114ml  (TEA70mmol)を反
応器内に滴下した。その後温度をペンタンの沸点である
36℃まで上げ、その温度を1時間保った。
この予備活性化処理で得た担体を室温で3mlづつのペ
ンタンで5回洗浄し、最後の洗浄液の中に放置した。
B、四塩化チタンによる活性化 上記操作で沈澱した担体を一10℃に冷却し、反応器に
0.8ml (7mm、oj)のTiCl4を加えた。
その後温度をペンタンの沸点まで上げ、その温度を1時
間保った。沈澱した触媒成分を常温で30m1づつのペ
ンタンで3回洗浄し、最後の洗浄液の中に放置した。こ
の触媒成分の試料を液から分離して窒素ガスで乾燥して
がら組成を調べたところ、Ti7.2%、Mg15.0
%、A12.4%、Cl64.8%であった。
C,プレポリマーの生成 上記操作で得た触媒成分上に下記の操作でプレポリマー
を生成させた。
上記の混合物にトリーイソブチルアルミニウムの10重
量%溶液(溶媒はペンタン)113mg(TIBA40
mmo I)およびシネオール1.22m1  (7m
mo l)を加えた。従ッテA1とシネオールのモル比
は5.5  : 1であった。
この反応混合物を室温で10分間攪拌した。その後4−
メチル−1−ペンテン18.5m l(0,15mo 
1)を徐々に加え、攪拌をさらに1時間続け、その後沈
澱物をペンタンで3回洗浄し、窒素ガスで乾燥した。そ
の結果プレポリマーが付着した触媒成分8.0gを得た
。この触媒成分は5.1重量%のMg、1.6重量%の
Ti。
1.7重量%のAtを含有していた。
夾皿雌l A、担体の予備活性化は実施例1と同方法で行った。
B 四塩化チタンによる活性化 予備活性化した担体を常温で更に4回へブタンで(10
0mg)洗浄し、最後の洗浄液中に放置した。それにT
iC1,40m1を加え、温度を110℃に上げてその
温度を2時間保った。この操作で得た沈澱物を80℃の
へブタン100m1で4回洗浄し、次いでペンタン10
0m1で1回洗浄し、窒素ガスで乾燥した。チタンを導
入した触媒成分の収量は2.8gで、この触媒成分は重
量で10.3%のMg、14.8%のTi11.4%の
AI、69.6%のCIを含有していた。
C,プレポリマー生成 上記の操作で得た触媒成分1gについて、実施例1と同
方法でプレポリマーを生成させた。4−メチル−1−ペ
ンテンとTiのモル比は30 :1、AIとシネオール
のモル比は5 :1にした。
プレポリマーの付着した触媒成分の収量は1.78gで
あった。
夾胤且1 A、担体の予備活性化は実施例1と同方法で行った。
B、四塩化チタンによる活性化 予備活性化操作の後、室温で担体に乾燥へブタン200
m l、 T i C1410m l (0,09m0
1)およびフタル酸ジ−イソブチル(D I RP)2
.8m l  (0,01mo f)を加えた。その後
温度を90℃に上げてその温度を1時間保ち、その後沈
澱物を200m1づつのへブタンで4回洗浄し、更に2
00m1のペンタンで1回洗浄して窒素ガスで乾燥した
。固体の触媒成分の収量は9.3gで、この物は4.9
%のMg、10.6%のTi、0.9%のAI、48.
4%のCI。
31.2%のDIBPを含有していた。
C,プレポリマー生成 上記操作で得た触媒成分2gについて、実施例1と同様
にプレポリマーの生成を行った。プレポリマーが付着し
た触媒の収量は1.75 gであった。
夾凰珂1 A、担体の予備活性化は実施例1と同方法で行った。
B、四塩化チタンによる活性化 予備活性化した担体にヘプタン200m1、およびT 
i Cl a・2THF錯体1gを溶解して含有するテ
トラヒドロフラン25m1を加えた。生成物を室温で4
時間攪拌した後窒素ガス気流で乾燥した。触媒成分の収
量は7.1gで、この物は8.9%のMg、1.4%の
Ti、40.5%のCI、59.3%のTHFを含有し
ていた。
二企方広 1、エチレンの試験重合 容量3リツトルの反応器に、活性酸化アルミニウムおよ
びモレキュラーシーブで精製したペンタン2リツトルを
入れ、次いで、少量のペンタンに溶解した触媒成分20
−100mgをフィード用アンプルから反応器に導入し
、その後温度を80℃に上げた。共触媒として、トリエ
チルアルミニウムの10重量%溶液5mlを用いた。
5バールに加圧した水素を容ff10.5リツトルの容
器に蓄え、その容器からアルキルアルミニウムおよびエ
チレンと共に反応器に導入した。エチレンによってガス
の全圧は15バールになった。
重合反応は90℃で行い、60−90分曲間応を続けた
。重合反応中に圧力を一定に保つためにエチレンを追加
導入した。
2、共重合 エチレンとα−オレフィンの共重合を上記の重合と基本
的に同じ方法で行った。但しコモノマー(4−メチル−
1−ペンテン、300m1)を、触媒の導入直後に重合
媒体(ペンテン、1800ml)に添加した。
3.2段階重合 2段階重合を次のように行った。第1段階は前述の試験
重合と基本的に同じ操作であるが、圧力を更に高めた水
素(0,5リツトルの容器内で10バール)とエチレン
を反応器に導入したので全圧は11バールになった。重
合反応を1時間半続けた後圧力を2バールまで下げ、そ
の後反応容器にコモノマー(4−メチル−1−ペンテン
)120mlをエチレンと共に導入して全圧を1665
バールにした。水素は添加しなかった。共重合は70℃
で30分間続けた。
各重合あるいは共重合反応で得た重合体の溶融粘度を、
21.6kgおよび2.16kgの荷重でASTM  
D  1238の条件190/21.6および190/
2.16で測定した:MI (21゜6)およびMl 
 (2,16)。溶融粘度Ml(21,6)と溶融粘度
tI  (2,16)の比をメルト・フロラ比と言う。
前記の各実施例で製造した触媒成分を使用した重合の結
果を第1表に示す。
第1表でPEはポリエチレンを表し、実施例番号の添字
すはプレポリマー生成前、添字aはプレポリマー生成後
を意味する。また、実施例1aの注記C)は4−メチル
−1−ペンテンとの共重合、d)は2段階重合である。
気m金 実施例1で製造した触媒成分を使用して実験用装置でエ
チレンの気相重合を行った。気相反応器に触媒成分を3
g/時間の速度で供給し、助触媒としてトリエチルアル
ミニウムの10重量%溶液を加えて反応を開始した。気
相反応室には窒素36容量%、水素26容量%およびエ
チレン38容量%の混合ガスを連続的に導入した。触媒
1g当たり5kgのポリエチレンが得られた。
この重合反応で得たポリエチレンの特性を測定した結果
、密度は0.963g/ml、?vII(2,16)は
7.5、灰分は300ppm、見かけ比重は470 g
/リットル、平均粒径は1.6mm、”引張強度(AS
TM  D  638による)は26.1mpA、HD
T値(ASTM  D648)は74Cj、アイゾツト
衝撃強度(ASTMD256.20C)は42であった
。
〔発明の効果〕
チーグラー・ナッタ触媒の遷移金属化合物を含む成分を
本発明の方法で製造すれば、物理的形態においても化学
的活性においても優れた触媒成分を得ることが出来る。
また、この方法で得た触媒成分を他方の触媒成分となる
有機金属化合物と共に用いることによって分子量分布の
狭いポリエチレンあるいはエチレンと他のオレフィンの
共重合体を製造することが出来る。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)二ハロゲン化マグネシウムとアルコールから成る
    粒子を形成する工程(a)、前記粒子を第 I 族、第II
    族または第III族の金属の有機化合物と反応させる工程
    (b)、工程(b)で得た粒子をチタン化合物及び/又
    はバナジウム化合物によって活性化し、その際必要に応
    じて電子供与体も用いる工程(c)、および、必要に応
    じて活性化した粒子上でプレポリマーを生成する工程(
    d)を有する方法であって、前記二ハロゲン化マグネシ
    ウムと前記アルコールの混合物の噴霧凍結結晶化によっ
    て錯体粒子を形成することによって工程(a)の前記粒
    子を形成し、その後前記錯体粒子について前記の工程(
    b)、(c)および(d)を行うことを特徴とするオレ
    フィンの重合用チーグラー・ナッタ触媒の一成分の製造
    方法。
  2. (2)アルコールで溶媒和した二ハロゲン化マグネシウ
    ムを加熱して均質な溶液にし、その溶液を高温の噴霧ガ
    スを用いて低温の噴霧室に噴霧することによって工程(
    a)の噴霧結晶化を行い、アルコールを殆ど蒸発させず
    に前記噴霧室内で二ハロゲン化マグネシウムとアルコー
    ルの錯体粒子を形成することを特徴とする請求項第1項
    に記載の触媒成分の製造方法。
  3. (3)前記二ハロゲン化マグネシウムが二塩化マグネシ
    ウムである請求項第1項または第2項に記載の触媒成分
    の製造方法。
  4. (4)二塩化マグネシウムが無水の乾燥体である請求項
    第3項に記載の触媒成分の製造方法。
  5. (5)前記アルコールが脂肪族アルコールである請求項
    第1項から第4項までの何れかに記載の触媒成分の製造
    方法。
  6. (6)前記脂肪族アルコールが無水エチルアルコールま
    たは無水エチルアルコールと他のアルコールの無水混合
    物である請求項第5項に記載の触媒成分の製造方法。
  7. (7)前記金属の前記有機化合物がトリアルキルアルミ
    ニウムである請求項第1項から第6項までの何れかに記
    載の触媒成分の製造方法。
  8. (8)前記チタン化合物がTiCl_4である請求項第
    1項から第7項までの何れかに記載の触媒成分の製造方
    法。
  9. (9)前記バナジウム化合物がVCl_4またはVOC
    l_3である請求項第1項から第8項までの何れかに記
    載の触媒成分の製造方法。
  10. (10)工程(c)の活性化をフタール酸ジイソブチル
    等の芳香族カルボン酸エステルまたはテトラヒドロフラ
    ン等の環状エステルの存在下で行うことを特徴とする請
    求項第1項から第9項までの何れかに記載の触媒成分の
    製造方法。
  11. (11)工程(d)のプレポリマー生成にα−オレフィ
    ンを用いることを特徴とする請求項第1項から第10項
    までの何れかに記載の触媒成分の製造方法。
  12. (12)工程(d)のプレポリマー化を常温、常圧で前
    記の活性化した粒子およびトリアルキルアルミニウムの
    存在下で行う請求項第11項に記載の触媒成分の製造方
    法。
  13. (13)前記α−オレフィンが4−メチルペンテンであ
    る請求項第11項または第12項に記載の触媒成分の製
    造方法。
  14. (14)工程(d)のプレポリマー生成を電子供与体の
    存在下で行うことを特徴とする請求項第11項、第12
    項または第13項に記載の触媒成分の製造方法。
  15. (15)前記電子供与体がシネオールである請求項第1
    4項に記載の触媒成分の製造方法。
  16. (16)請求項第1項から第15項までの何れかに記載
    の方法で製造した触媒成分を含むチーグラー・ナッタ触
    媒を用いることを特徴とする分子量分布の狭いエチレン
    の重合体または共重合体の製造方法。
  17. (17)水素ガスの圧力を変えて2段階に重合させて特
    定の分子量分布の重合体または共重合体を得ることを特
    徴とする請求項第16項に記載のエチレンの重合体また
    は共重合体の製造方法。
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