JPH02228635A - 半導体光スイッチ及びその製造方法 - Google Patents

半導体光スイッチ及びその製造方法

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JPH02228635A
JPH02228635A JP5084889A JP5084889A JPH02228635A JP H02228635 A JPH02228635 A JP H02228635A JP 5084889 A JP5084889 A JP 5084889A JP 5084889 A JP5084889 A JP 5084889A JP H02228635 A JPH02228635 A JP H02228635A
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JP
Japan
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layer
type
waveguide
cladding
lower cladding
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Application number
JP5084889A
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English (en)
Inventor
Shigeru Semura
滋 瀬村
Tadatoshi Tanifuji
谷藤 忠敏
Fumihiko Ito
文彦 伊藤
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Sumitomo Electric Industries Ltd
NTT Inc
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体光スイッチの製造方法に係り、特に半導
体光導波路層から構成され、光通信や光情報処理に不可
欠な光路の切替えを行なう半導体光スイッチに関する。
〔従来の技術〕
従来の光スイッチにおいては、光伝送媒質の音響光学効
果による光の偏光を用いたもの、媒質の電気光学効果に
よ゛る光の偏光を用いたもの、方向性結合器の結合係数
を電気光学効果により変えるもの、方向結合器と光位相
変調器を組み合°わせたちのなどがある。しかし、これ
らのいずれも導波路として低損失特性、低鵡話特性、高
速性などの導波形スイッチの基本特性をすべて満足する
ものではない。こうした問題点を解決するものとして、
導波路層にキャリアを注入してその屈折率を低下させ、
この屈折率変化を光スイッチに利用する提案が成されて
いる。
例えば特開昭60−.173519号に示される半導体
光スイッチにおいては、ノンドープのInGa As 
P光導波路層がこれよりも禁止帯が大きいn型1nP基
板とn型1nPグラッド層とに挟まれたいわゆるダブル
へテロ構造を有し、このダブルへテロ構造のp−n接合
に順方向に電流を流し、In Ga As P光導波路
層にキャリアを注入するようになっている。そして、こ
のInGaAsP光導波路層におけるプラズマ効果によ
って屈折率を低下させている。しかし、上記特開昭60
−173519号の半導体光スイッチにおいては、損失
がまだ充分には改筈されてなく、また用途も限定されて
いた。
また、例えば特開昭60−134219号に示される半
導体光スイッチにおいては、InP基板と、このInP
基板上に順に積層した■nGaAs P層およびInP
層からなる超格子層と、この超格子層上のInPグラッ
ド層とを有し、この超格子層に電流を流してキャリアを
注入するようになっている。そして、この超格子層にお
けるバンドフィリング効果によって光の吸収端波長をシ
フトさせる。こうして、クラマース・クロニッヒ(Kr
aIlers−Kronlg )の関係により吸収端波
長近傍の屈折率を低下させている。しかし上記特開昭6
0−134219号の半導体光スイッチにおいては、損
失がまだ充分には改善されてなく、さらに適用可能な光
の波長が半導体のバンドギャップエネルギーEgにほぼ
一致するように限定されるという波長依存性があり、用
途も限定されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように従来の半導体光スイッチは、低損失特性を充
分に満足させるものではなく、また波長依存性を有する
ものもある等の問題があった。
そこで本発明は、低損失特性を向上させ、かつ波長依存
性のない半導体光スイッチ及び歩留よくその半導体光ス
イッチを製造する方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による半導体光スイッチは、一面に第1の電極が
形成された第1導電型の半導体基板と、前記半導体基板
の他面上に形成される高抵抗の下部クラッド層と、前記
下部クラッド層内にイオン注入で形成された第1導電型
の上部クラッド部と、前記下部クラッド層上に形成され
、禁止帯が前記下部クラッド部のそれより小さくかつキ
ャリア濃度が低い導波路層と、前記導波路層上に形成さ
れた高抵抗の上部クラッド層と、前記上部クラッド層内
にイオン注入により形成され、前記下部クラッド部上方
に位置し、禁止帯が前記導波路層のそれより大きくかつ
キャリア濃度が高い第2導電型の上部クラッド部と前記
導波路層及び前記上部クラッド層の両側に設けられ、禁
止帯が前記導波路層のそれより大きい埋め込み層と、前
記上部クラッド層の上部クラッド部上に形成された第2
の電極と前記第1の電極と前記第2の電極との間に印加
する電圧により、前記導波路層の前記上部及び下部クラ
ッド部間にはさまれる所定の領域にキャリアを注入する
ことを特徴とする。
更に本発明の半導体光スイッチの製造方法では、第1導
電型の半導体基板上に下部クラッド層となる高抵抗の第
1のエピタキシャル層を形成する第1の工程と、前記第
1のエピタキシャル層の所定の領域にイオンを注入し第
1導電型の下部クラッド部を形成する第2の工程と、前
記第1のエピタキシャル層上に、禁止帯がg?J記下部
クラッド部のそれより小さくかつキャリア濃度が低い第
2のエピタキシャル層を成長させる第3の工程と、前記
第2のエピタキシャル層上に高抵抗の上部クラッド層を
形成する第4の工程と、前記上部クラッド層内で前記下
部クラッド部上方の領域にイオンを注入し、禁止帯が前
記第2のエピタキシャル層のそれより大きくかつキャリ
ア濃度が高い第2導電型の上部クラッド部を形成する第
5の工程と、前記第2エピタキシャル層および高抵抗の
上部クラッド層を選択的にエツチングして、前記第2の
エピタキシャル層からなる導波路層およびこの導波路層
上の上部クラッド領域をそれぞれ形成する第6の工程と
、前記導波路層および前記上部クラッド領域の両側に、
禁止帯が前記導波路層のそれより大きい埋め込み層を形
成する第7の工程と、前記上部クラッド層の上部クラッ
ド部上に第1の電極を形成すると共に、前記半導体基板
の底面上に第2の電極を形成する第8の工程とを含むこ
とを特徴とする。
〔作用〕
本発明の半導体光スイッチによれば、導波路層がそのj
+?止帯よりも大きな禁止帯を存する第1導電型の下部
クラッド部と第2導電型の上部クラッド部とに上下から
挟まれたダブルへテロ構造とし、この構造から生じるプ
ラズマ効果により導波路層の一部に低屈折領域を生じさ
せ、その境界において入射光をその波長に依存すること
なく全反射させる。また、導波路層が上部及び下部クラ
ッド部に挟まれた低キヤリア層であり、かつ両側を低屈
折領域にて挾み、キャリア注入領域を限定することによ
り、損失を減少させる。これによって、消光比の高い光
スイッチングが行なわれる。
〔実施例〕
以下、本発明を図示する実施例に基づいて具体的に説明
する。
第1図は本発明の第1の実施例の半導体光スイッチの断
面を示す断面図、第2図は第1図に示す半導体光スイッ
チの平面を示す平面図である。
第1図において、例えばキャリア濃度2×1018、、
−3のn+型Ga As基板2上に、1型Ag Ga 
  As  (x−0,1)下部クラッドX     
 1−x 層4が形成されている。このi型AgGHAs 下部ク
ラッド層4上にはキャリア濃度IXIO15cm=のn
−型Ga As導波路層6が形成されている。そしてこ
のn 型Ga As導波路層6上には、i型AII G
a   As  (x−0,1)クラッドX   l−
x 層8”が形成されている。このi型AgGa As 下
部クラッド層4内にはSiイオン注入によりn型AN 
Ga As下部クりッド部4aが第1図に示すように形
成されている。又、i型AllGa As上部クラッド
層8内にBeイオン注入によりp型AlGa Asの上
部クラッド部8aが形成されている。このようにして、
禁止帯が小さいn−型Ga As導波路層6がこれより
も禁止帯が大きいn+型AllGa As下部クりッド
部4aとp 型AΩGa As2571部8aとに上下
から挟まれた、いわゆるダブルへテロ構造が形成されて
いる。
i型AΩGa Asクラッド層8上にはキャリア濃度1
×1017cln−3のp型Ga Asキャ”/ブ層1
0が形成されている。また、i型Ga As導波路層6
、i+型AI Ga Asクラッド層8およびp型Ga
 Asキャップ層10の両側には、i型Aρ Ga  
 As埋め込み層12が形成されて   lx いる。
第1図および第2図に示されるように、i型AN Ga
 As上部及び下部クラッド層6,8の一半分には、上
部及び下部クラッド部4a、8aによりはさまれたダブ
ルヘテ0構造領域が形成されている。また、p型Ga 
Asキャップ層10およびi−型Aff Ga As埋
め込み層12上には、Cr /Au m極20が形成さ
れている。さらに、n+型Ga As基板2の底面上に
もAuGc /Nl/Au電極22が形成されている。
第2図に示されるように、n−型Ga As導波路層6
においては、導波路幅Wを有する2本の導波路24.2
6が交差角2θで交差している。すなわち、n−型Ga
 As導波路層6の上部及び下部クラッド部4a、8a
にはさまれた領域とこれらにはさまれていない領域との
境界に対して、それぞれ反対方向に交差角θで交差して
いる。そして、導波路24は入射ボート28および出射
ボート30を有し、また導波路26は入射ボート32お
よび出射ボート34を有している。
次に、上記第1の実施例の装置の動作を説明する。
Cr/Au電極20とAu Ge /Nl /Au電極
22との間に所定の電圧を加え、p+型AlGa As
2571部8a、n−型Ga As導波路層6、および
n+型A、Q Ga As下部クりッド部4aからなる
ダブルへテロ構造のp−n接合に順方向に電流を流すと
、キャリアが注入される。
p+型Ap Ga As上部クりッド部8a及びn+型
A、9 Ga As下部クりッド部4aが導波路層6の
一半分に形成されているため、この上部及び下クラッド
部4a、8aを通りてn″″型Ga As導波路6の一
半分にのみこのキャリアの注入がなされる。従って、上
部及び下部クラッド部4a。
8aにはさまれない位置のn−型Ga As導波路層6
の一半分にはキャリアは注入されない。すなわち、i’
JIAIGaAsクラッド層8に形成された上部クラッ
ド部8a及び下部クラッド層4内に形成した下部クラッ
ド部4aによりはさまれた導波路層6の領域中にのみ、
キャリアの注入を制限し、この制限によってキャリアの
注入効率を高めている。
このようにして、n−型Ga As導波路層6の一半分
にのみキャリアが注入され、かつそこに閉じ込められる
ため、プラズマ効果によってその部分の誘電率が低下し
、屈折率が低下する。従って、n−″型Ga As導波
路層6は、互いに屈折率の異なる2領域に分割される。
いま、第2図に示されるように、導波路24の入射ボー
ト28から入射した光は、Cr/Au電極20とAu 
Ge /Nl /Au電極22との間に電圧が加えられ
ていない場合には、n 型GaAs導波路層6を通って
導波路24の出射ボート30へ進行する。しかし、Cr
 / A U 電極20とAu Gc /N1 /Au
電極22との間に所定の電圧が加えられ、n″″型Ga
 As導波路層6の−半部の屈折率が低下する場合には
、その屈折率変化率をΔn1導波路24.26の屈折率
をn、n″″型Ga As導波路層6における互いに屈
折率の異なる2領域の境界と導波路24との交差角をθ
とすると、 θく90°−5in”−1(1+Δn / n )の関
係を満足するとき、導波路24の入射ボート28から入
射した光は出射ボート30へは進行せず、n−型Ga 
As導波路層6の互いに屈折率の異なる2領域の境界に
おいて全反射されて、導波路26の出射ボート34へ進
行する。このようにして、入射光に対するスイッチング
が行われることになる。
この第1の実施例により製造される半導体スイッチにお
いては、n−型Ga As導波路層6のキャリア濃度が
1. X 10 ’cm−”と低くなっているため、自
由キャリア吸収が低く抑えられ、光吸収による損失が少
ない。また、n+型A、1)Ga Asクラヅド部4a
のキャリア濃度が高いため、キャリアが注入されたn−
型Ga As導波路層6全体でプラズマ効果が起こり、
キャリアが注入されたn−型Ga As導波路層6の一
半分における屈折率の低下が一層急俊になる。そして、
p型AgGa Asツクラッド8aは高キャリアであっ
ても、光が余り人らないために光吸収による損失は少な
い。
また、n″″型Ga As導波路層6における横方向の
光の閉込めは、n−型Ga As導波路層6をリッジ形
にすることによってではなく、その両側をn−型Ga 
As導波路層6よりも禁止帯が大きい、すなわち低屈折
率のi型Al)Ga As埋め込み層12により挟み込
む構造とすることによって行なっているために、n−型
Ga As導波路層6側壁における光損失は少ない。
さらにまた、キャリア注入により屈折率が低下するプラ
ズマ効果を用いているため、n−型GaAs導波路層6
の禁止帯幅より小さいエネルギーの光に対して広くスイ
ッチング作用が可能になる。
すなわち波長依存性がなくなる。例えば第1の実施例に
おいては、導波路層にGa Asを用いているために、
その禁止帯幅0.9μmより長波長の光に対して使用す
ることができ、光通信において通常に使用する1、3μ
m帯を充分にカバーすることができる。
なお、上記第1の実施例による装置においては、導波路
層6が低キヤリア濃度のn、−型Ga Asから形成さ
れているが、その導電型はn−型に限らず、例えば低キ
ヤリア濃度のp−型Ga Asやl形Ga Asから形
成されてもよい。ただし、電子よりホールの方が光吸収
が大きいため、p″″型よりもn 型の方が望ましい。
また、n−型Ga As導波路層6をダブルへテロ構造
に挟む下部クラッド部4aおよび上部クラッド層8aは
それぞれn 型およびp 型AgGa Asの組合わせ
になっているが、これらの導電型が入れ替わって、p 
型AN Ga As下部クラッド部およびn+型A、l
! Ga As上部クラッド部の組合わせになってもよ
い。勿論この場合には、基板2はp+型Ga As基板
となる。さらにまた、上記第1の実施例においては、G
a As系の半導体により光スイッチが構成されている
が、例えばIn Ga As P系やInP系などその
他の半導体を用いても同様の構造の光スイッチを構成す
ることができる。
次に、本発明の第2の実施例の半導体光スイッチを説明
する。
第3図は第2の実施例の半導体光スイッチの断面を示す
断面図、第4図はその平面を示す平面図である。
第3図において、例えばキャリア濃度2×10i8印−
3のp・“型Ga As基板42上に、i型Aj7  
Ga   As  (x−0,1)下部クラッドx  
 l−X 層44が形成されている。このi型AgxGa   A
s  (x−0,1)下部クラッド層内にx はStイオン注入によりn 型AfIGa Asの下部
クラッド部44aが中央部に形成されている。
このn+型AN Ga As下部クりッド部44a上に
は、キャリア濃度I X 1015cTn−3のn−型
GaAs導波路層46が形成されている。そしてこのn
−型Ga As導波路層46上には、i型Aj7xGa
   As  (x=0.1)上部クラッド層481−
x が形成されている。このi型AN  Ga   Ax 
  l−X  5 (x−0,1)上部クラッド層48内の中央部にはBe
イオン注入によりp 型AgGa Asの上部クラッド
部48aが形成されている。このようにして、禁止帯が
小さいn″″型Ga As導波路層46がこれよりも禁
止帯が大きいn 型AjJ GaAs下部クラッり部4
4aとp 型AI Ga As上部クりッド部48aと
に上下から挾まれた、いわゆるダブルへテロ構造が形成
されている。
そして、p+型AN Ga Asクラッド層48a上に
は、キャリア濃度1×10 cffl 、厚さ1μmの
p型Ga Asキャップ層50が形成されている。また
、n−型Ga As導波路層46、p型All Ga 
Asツクラッド48a1およびp型GaAs導波路層5
0の両側には、1型Ajll GaAs埋め込み層52
が形成されている。更にp型Ga Asキャップ層50
及びi型AM Ga As埋め込み層52の上部にはn
型Ga Asキャップ層50に接続されてAu Ge 
/N1 /Au電極60が形成されている。さらに、n
+型Ga As基板42の底面上にもCr/Auff1
極62が形成されている。
第4図に示されるように、n−型Ga As導波路層4
6においては、導波路幅Wを有する2本の導波路64.
66が交差角2θで交差している。
すなわち、上部クラッド部48a及び下部クラッド部4
4aにはさまれる導波路層46とこれらにはさまれない
領域との境界に対して、それぞれ反対方向に交差角θで
交差している。そして、導波路64は入射ポート68お
よび出射ポート70を有し、また導波路66は入射ボー
ト72および出射ポート74を有している。
次に、第2の実施例の装置の動作を説明する。
この第2の実施例の装置の動作は、上記第1の実施例の
それとほとんど同じであるが、i型A、1llGa A
s上部クラッド層48の中央部に上部クラッド部48a
が形成され、一方i型AfIGa As下部クラッド層
44の中央部に下部クラッド部44aが形成されている
ため、キャリアはn型AD Ga As2911部48
aを通ってn−型Ga As導波路46の中央部にのみ
注入される。
更に、下部クラッド層44内に形成された下部クラッド
部44aにより導波路層46の中央部にのみにキャリア
の注入が限定される。従って、上部クラッド部48a及
び上部クラッド部44aにはさまれないn 型Ga A
s導波路層46の一半分にはキャリアは注入されない。
すなイ)ち、l型AρGa Asクラッド層48に形成
された上部クラッド部48a及びi型AN Ga As
クラッド層44に形成された下部クラッド部44aはキ
ャリアの注入を所定の領域に制限すると共に、この制限
によってキャリアの注入効率を高めている。第2の実施
例においては、上記第1の実施例よりもキャリアの注入
される領域の制限が大きいために、キャリアの注入効率
は一層高くなっている。
このようにして、ロー型Ga As導波路層46の中央
部にのみキャリアが注入され、かつそこに閉じ込められ
るため、プラズマ効果によってその部分の誘電率が低下
し、屈折率が低下する。従っ。
て、n−型にa As導波路層46は、屈折率の異なる
3領域に分割される。
いま、第4図に示されるように、導波路64の入射ボー
ト68から入射した光および導波路66の入射ポート7
2から入射した光は、Au Ge /Nl/Au電極6
0とCr/Au電極62との間に電圧が加えられていな
い場合には、n−型GaAs導波路層46を通ってそれ
ぞれ導波路64の出射ボート70および導波路66の出
射ボート74へ進行する。しかし、Au Ge / N
i / Au電極60とCr/Au電極62との間に所
定の電圧が加えられ、n−型Ga As導波路層46の
中央部の屈折率が低下する場合には、導波路64の入射
ポート68から入射した光は、n″″型GaAs導波路
層46の互いに屈折率の異なる2領域の境界において全
反射されて、導波路66の出射ポート74へ進行し、ま
た同様にして導波路66の入射ボート72から入射され
た光は、導波路64の出射ボート70へ進行する。
このようにして、第2の実施例による半導体スイッチは
入射した光に対してスイッチング作用を行なうが、上記
第1の実施例が一方向からの入射光に対してのみスイッ
チング作用を行なう、いわゆる片方向スイッチであるの
に対し、この第2の実施例は二方向からの入射光に対し
てスイッチング作用を行なう、いわゆる双方向スイッチ
となっている。そして前述した第1の実施例における種
々の効果は、すべてこの第2の実施例も有している。
なお、上記第2の実施例においては、導波路層46が低
キヤリア濃度のn″″型Ga Asから形成されている
が、その導電型はn″″型に限らず、例えばは低キヤリ
ア濃度のp″″型Ga Asやl型Ga Asから形成
されてもよい。ただし、電子よりホールの方が光吸収が
大きいため、p−型よりもn″″型の方が望ましい。
また、n−型Ga As導波路層46をダブルへテロ構
造に挟む下部クラッド部44aおよび上部クラッド部4
8のはそれぞれp 型およびn 型A、Q Ga As
の組合わせになっているが、これらの導電型が入れ替わ
って、n 型Al)Ga As下部クラッド部およびp
 型AI Ga As上部クラッド部の組合わせになっ
てもよい。さらにまた、Ga As系の半導体により光
スイッチが構成されているが、例えばInGaAsP系
やInP系などその他の半導体を用いても同様の構造の
光スイッチを構成することができる。
次に、本発明の第1の実施例に係る半導体光スイッチの
製造方法を、第5図を用いて順次に説明する。
半導体基板として例えばキャリア濃度2×1018cl
I+−3のn+型Ga As基板2上に、高抵抗のi型
/l  Ga   As  (x−0,1)下部りx 
  1−x ラッド層4を成長させる。そして、次に、下部クラッド
層4上に後で形成する上部クラッド部の下方部分に相当
する部分を除きマスク層で覆い、Siイオンを400K
eVで1×10L3個/cm2の濃度でイオン注入し、
n  mAlGaAsの下部クラッド部4aを形成する
(第5図(a)参照)。
そして次にこのi型AlGa As下部クラッド層4上
に、キャリア濃度lX10cm   n  型Ga A
sエピタキシャル層5を成長させる。さらにこのn′″
型Ga Asエピタキシャル層5上に、i型Ai)  
Ga   As  (x−0,1)層7を成x    
  l−x 長させる。そして次にこのi型Aj? Ga As層層
上上一部(先に形成した下部クラッド部4aの上方に相
当する部分)を除いてマスク層を形成し、Beイオンを
400 K e VテI X 1013a/cjノ濃度
でイオン注入しp 型AD Ga Asの上部クラッド
部8aを形成する(第5図(b)参照)。
このようにして、禁止帯が小さいn″″型Ga Asエ
ピタキシャル層5がこれよりも禁止帯が大きいn+型A
j)Ga As下部クりッド部4aとp 型AN Ga
 Asツク9フ18aとに上下から挟まれた、いわゆる
ダブルへテロ構造を形成する。
そして次にl型AN Ga Asエピタキシャル層7上
に、キャリア濃度I Xl 017crn−8のp型G
aAsエピタキシャル層9を成長させる。なお、これら
i型Ail Ga As下部クラッド層4、n−型Qa
As エピタキシャル層5.1型AN Ga Asエピ
タキシャル層7およびp型Ga Asエピタキシャル層
°9の各層は、OMVPE (有機金属気相エピタキシ
ャル)法を用いたエピタキシャル成長によって格子整合
して順次積層していく (第5図(c)参照)。
次いで、p型Ga Asエピタキシャル層9上に、熱C
VD (化学的気相成長)法を用いてシリコン窒化膜8
2を堆積する(第5図(d)参照)。続いて、このシリ
コン窒化膜82上に、フォトリソグラフィ技術を用いて
、導波路幅W1交差角2θの交差導波路パターンのレジ
スト84を形成スる(第5図(e)参照)。
このようにパターニングされたレジスト84をマスクと
してシリコン窒化膜82をエツチング除去した後、さら
にドライエツチング法を用いてp型Ga Asエピタキ
シャル層9、i+型AN GaAsエピタキシャル層7
およびi″″型Ga Asエピタキシャル層5のエツチ
ングをn 型AI GaAs下部クラツド層4上面に達
するまで行なう。
このドライエツチングの条件は、例えば80g3 :1
0seclI、  1. 5 P a、 0. 5W/
cm2とする。
このドライエツチングによって、l 型AllGaAs
下部クラッド層4上のn−型Ga As導波路層6、こ
のn−型Ga As導波路層6上のSl”型AI Ga
 Asクラッド層8、およびこのp 型AJ7 Ga 
Asクラッド層8上のp型Ga Asキャップ層10を
それぞれ形成する。その後、レジスト84を除去する(
第5図(d)参照)。
次いで、既にバターニングされているシリコン窒化膜8
2をマスクとして、露出されたn 型A、T! Ga 
As下部クラッド層4上にi型AlXGa   As埋
め込み層12を埋め込み成長させ−X る。このi型A、Q Ga As埋め込み層12の埋め
込み成長は、OMVPE法を用い、例えば基板温度Ts
ub:650℃、気圧10Torrの条件において、p
型Ga Asコンタクト層10上面の高さに達するまで
行なう。このようにして、n−型GaAs導波路層6、
i型AI Ga Asクラッド層8、およびp型Ga 
Asキャップ層10の両側を、i″″型AΩGa As
埋め込み層12によって挟むようにする(第5図(g)
参照)。
次にシリコン窒化VI82を取り除き、p型GaAs導
波路層10及びi型AI Ga As埋め込み12の、
上面にCr/Au電極20を形成し、また、n+型Ga
 As u板2底面上にもAu Ge/Nl/Au電極
22を形成する(第5図(h)参照)。
なお、図示はしないが、導波路幅Wを有し、交差角2θ
で交差する2本の導波路がn−型GaAs導波路層6に
接続されている。そしてこれら2本の導波路は、i型A
f)Ga As上部クラッド層8における上部クラッド
部8aとi型AN GaAs下部クラッド層4の下部ク
ラッド部4aとにはさまれた領域とそれ以外の領域との
境界に対して、それぞれ反対方向に交差角θを有して交
差している。
そして最後に、51長に端面の襞間を行なって、導波路
チップを切り出す。このようにして、上記第1の実施例
による半導体光スイッチを製造する。
上記のようにi型AD Ga Asクラッド層8及びi
型AlGaAsクラッド層4の一半部に対応する場所の
それぞれに上部クラッド部8a、下部クラッド部4aを
形成するのではなく、i型A、pGa Asクラッド層
8及びi型AN Ga Asクラッド層4の中央部にそ
れぞれ上下部クラッド部4a、8aをイオン注入により
形成すれば、上記第2の実施例と同様の構造になり、双
方向性の半導体先スイッチを製造することができる。
また、n+型Ga As基板2上に、n+型AlGaA
s、下部クラッド部4a、n−型Ga As導波路層6
、p+型AN Ga As2971部8a。
およびp型Ga As層キャップ層1oをそれぞれ形成
しているが、このような組合わせではなく、n−型Ga
 As導波路層6を挟む基板および各層の導電型が入れ
替わって、p“型Ga As基板上に、p” MAD 
Ga As下部クラッド部、ロー型Ga As導波路層
6、n+型AI Ga As上部クラッド部、およびn
形Ga As層キャップ層という組合わせに形成しても
よい。ただし、この場合においては、i型A、1)Ga
 Asクラッド層4.8に注入するイオンを交換しなけ
ればならない。
そしていずれの場合においても、導波路層6の導電型は
ロー型に限らず、例えば低キヤリアt6度のp 型Ga
 Asやi型Ga Asであってもよい。
ただし、電子よりホールの方が光吸収が大きいため、p
−型よりもn−型の方が望ましい。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明したように本発明により作製される光
スイッチによれば、導波路層がその禁止帯よりも大きな
禁止帯を有する第1導電型の半導体基板と第2導電型の
クラッド部とに上下から挟まれたダブルへテロ構造とな
っていることによって、プラズマ効果により導波路層の
一部に低屈折領域を生じさせ、その境界において入射光
をその波長に依存することなく全反射させる。また、導
波路層が高キャリア濃度の半導体基板とクラッド層とに
挟まれた低キヤリア層であり、かつ両側を低屈折領域に
より挟まれていることによって、損失を減少させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例により製造される半導
体光スイッチの断面を示す断面図、第2図は、その平面
を示す平面図、第3図は、本発明の第2の実施例により
製造される半導体光スイッチの断面を示す断面図、第4
図は、その平面を示す平面図、第5図は、本発明の第1
の実施例に係る半導体光スイッチの製造方法を示す工程
図である。 2−n  型Ga As基板、 4・・・SI型A、12 Ga As下部クラッド層、
4a・・・n型Ap Ga Asの下部クラッド部、5
・・・n  型GaAsエピタキシャル層、6.46−
n−型Ga As導波路層、7・・・SI型AN Ga
 Asエピタキシャル層、8 ・S I型AN Ga 
Asクラッド層、8a・・・p型Ai)Ga Asの上
部クラッド部、9・・・p型Ga Asエピタキシャル
層、10・・・p型Cla AS層キャップ層、12.
52−3 I)MARGa As埋め込み層、82・・
・シリコン窒化膜(Si3N4膜)、20.62・・C
r /Au電極、 22 、60−= A u G e / N i / 
A u電極、24.26,64.66・・・導波路、2
8.32,68.72・・−入射ボート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一面に第1の電極が形成された第1導電型の半導体
    基板と、 前記半導体基板の他面上に形成される高抵抗の下部クラ
    ッド層と、 前記下部クラッド層内にイオン注入で形成された第1導
    電型の上部クラッド部と、 前記下部クラッド層上に形成され、禁止帯が前記下部ク
    ラッド部のそれより小さくかつキャリア濃度が低い導波
    路層と、 前記導波路層上に形成された高抵抗の上部クラッド層と
    、 前記上部クラッド層内にイオン注入により 成され、前記下部クラッド部上方に位置し、禁止帯が前
    記導波路層のそれより大きくかつキャリア濃度が高い第
    2導電型の上部クラッド部と 前記導波路層及び前記上部クラッド層の両側に設けられ
    、禁止帯が前記導波路層のそれより大きい埋め込み層と
    、 前記上部クラッド層の上部クラッド部上に形成された第
    2の電極と 前記第1の電極と前記第2の電極との間に印加する電圧
    により、前記導波路層の前記上部及び下部クラッド部間
    にはさまれる所定の領域にキャリアを注入することを特
    徴とする半導体光スイッチ。 2、前記上部及び下部クラッド部がそれぞれ前記上部及
    び下部クラッド層の一半分に形成されていることを特徴
    とする請求項1記載の半導体光スイッチ。 3、前記上部及び下部クラッド部がそれぞれ前記上部及
    び下部クラッド層の中央部に形成されていることを特徴
    とする請求項1記載の半導体光スイッチ。 4、第1導電型の半導体基板上に下部クラッド層となる
    高抵抗の第1のエピタキシャル層を形成する第1の工程
    と、 前記第1のエピタキシャル層の所定の領域にイオンを注
    入し第1導電型の下部クラッド部を形成する第2の工程
    と、 前記第1のエピタキシャル層上に、禁止帯が前記下部ク
    ラッド部のそれより小さくかつキャリア濃度が低い第2
    のエピタキシャル層を成長させる第3の工程と、 前記第2のエピタキシャル層上に高抵抗の上部クラッド
    層を形成する第4の工程と、 前記上部クラッド層内で前記下部クラッド部上方の領域
    にイオンを注入し、禁止帯が前記第2のエピタキシャル
    層のそれより大きくかつキャリア濃度が高い第2導電型
    の上部クラッド部を形成する第5の工程と、 前記第2エピタキシャル層および高抵抗の上部クラッド
    層を選択的にエッチングして、前記第2のエピタキシャ
    ル層からなる導波路層およびこの導波路層上の上部クラ
    ッド領域をそれぞれ形成する第6の工程と、 前記導波路層および前記上部クラッド領域の両側に、禁
    止帯が前記導波路層のそれより大きい埋め込み層を形成
    する第7の工程と、 前記上部クラッド層の上部クラッド部上に第1の電極を
    形成すると共に、前記半導体基板の底面上に第2の電極
    を形成する第8の工程と を含むことを特徴とする半導体光スイッチの製造方法。 5、前記上部及び下部クラッド部をそれぞれ前記上部及
    び下部クラッド層の一半部に形成することを特徴とする
    請求項4記載の半導体光スイッチの製造方法。 6、前記上部及び下部クラッド部を前記上部及び下部ク
    ラッド層の中央部に形成することを特徴とする請求項4
    又は5記載の半導体光スイッチの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0744801A1 (en) * 1995-05-22 1996-11-27 AT&T IPM Corp. Article comprising a semiconductor waveguide structure

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0744801A1 (en) * 1995-05-22 1996-11-27 AT&T IPM Corp. Article comprising a semiconductor waveguide structure

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