JPH02229114A - エストラジオール含有貼付剤 - Google Patents

エストラジオール含有貼付剤

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JPH02229114A
JPH02229114A JP4846089A JP4846089A JPH02229114A JP H02229114 A JPH02229114 A JP H02229114A JP 4846089 A JP4846089 A JP 4846089A JP 4846089 A JP4846089 A JP 4846089A JP H02229114 A JPH02229114 A JP H02229114A
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Nagafumi Hidaka
修文 日高
Toshiyuki Kato
俊幸 加藤
Osamu Umagoe
馬越 治
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Teysan Pharmaceuticals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は更年期障害、骨組顆症、アルツハイマー痴呆症
等の閉経後の女性に多く観察される障害の予防、及び改
善に有用なエストラジオール含右貼イq剤に関する。
〈従来の技術〉 閉経後の女性に多く観察される更年期障害、骨粗髭症、
アルツハイマー痴呆症等の原因として閉経に伴う卵胞ホ
ルモンの減少が重要視されており、エトj〜ラジオール
、エストリオール及びそれらの誘導体が主として経口剤
、注射剤として臨床に応用されている。
しかしながら卵胞ホルモンは多用すると子宮体癌の増加
等の副作用があるために、使用に際しては必要最少限の
投与量で可能な限り生物学的利用率(以下BAと略す)
を高め、しかも薬物血中濃度が安定的に維持されること
が望まれている。
臨床応用されている各種の卵胞ホルモン中、エストラジ
オールは本来生体内で合成され利用されている、いわゆ
る天然型卵胞ホルモンの1つであり、薬理的にも活性が
高く安全性の面からも医薬品として使用するのに最も適
した卵胞ホルモンと考えられているにもかかわらず、は
とんど使用されていない。その理由はエストラジオール
は経口投与したとぎには消化管及び肝臓ですみやかに代
謝されてしまうためBAが低くなることによる。
必要な薬物血中濃度を維持するためには多量のエストラ
ジオールの投与を必要とするが、その場合同時に多量の
有害な代謝物を血中に副生することを意味しており好ま
しくない。
エストラジオールは経皮投与することによりBAを著し
く改善でき、しかも安定した薬物面中濃度を維持できる
エストラジオールは、そのニスデル等の誘導体が経皮吸
収されることは公知であり、特公昭465427号公報
、特開昭57−154122号公報等に開示されている
。特に、特開昭57−154122号公報に示された貼
付剤はBAの向上、薬物面中濃度の安定化という点で秀
れている。しかしながらエストラジオール含有貼付剤は
閉経に伴って起る卵胞ホルモンの減少を補うものであり
、治療期間は数ケ月乃至数年に及ぶものであるから、患
者のコンプライアンスが高いこともまた必須の要件であ
る。特に貼付剤の場合、貼付時の違和感、皮膚カブレの
発生が最も大きな問題点であるにもかかわらず、従来の
技術ではこの点に対する配慮が不十分であった。
〈発明が解決しようとする課題〉 上述のように、従来技術においては、患者のコンプライ
アンスの比較的高い経口剤の場合にはBAが低く、副作
用発生が深刻であり、BAが高く、薬物血中濃度も安定
している経皮吸収型貼付剤においては違和感があり、皮
膚カブレが発生するという問題があった。
本発明の目的はBAが高く、薬物面中濃度も安定してお
り、かつ従来のエストラジオール経皮吸収型貼付剤の欠
点である違和感、皮膚カブレを顕著に改善して患者コン
プライアンスの高いエストラジオール含有貼付剤を提供
することにある。
〈課題を解決するための手段〉 本発明者らは経皮吸収型貼付剤の欠点である違和感、皮
膚カブレを改善し、しかも安定した血中濃度を与える貼
付剤とする手段について鋭意検討した結果、(1)貼付
剤の柔軟性を出来るだけ高め、そのサイズを小さくする
ことによって違和感を著しく解消できること、(2)従
来性なわれている基材。
粘着剤の種類を選び、粘着剤中の残留上ツマ−や残留溶
媒を少くすること以上に、貼付剤の水分蒸散性や、酸素
や炭酸ガス等の気体の通気性を制御することによって皮
膚カブレをより軽減できること、また(3)溶解状態で
存在するエストラジオールの濃度をできるだけ高く保ち
、しかも皮膚への移行をさまたげない程度の分配率を有
する粘着剤、若しくは粘着剤に代替し得る基拐を用いる
ことにより血中濃度を安定化できること、即ちエストラ
ジオールの経皮吸収量を安定化できることを知見して本
発明に到達したものである。
即ち、本発明はポリビニルピロリドンに対して約3乃至
17重量%のエストラジオールを含有するポリビニルピ
ロリドン層からなり、該ポリビニルピロリドン層のヒト
皮膚と直接接触する面の面積が2乃至507であるエス
トラジオール含有貼付剤である。
本発明で言うエストラジオールは天然型卵胞ホルモン及
び合成卵胞ホルモンをいい、例えば安懲香酸■ストラジ
オール、ジプロピオン酸エストラジオール、吉草酸エス
トラジオール、エチニルエストラジオール等を含む(以
下F2と略す)。
本発明の貼付剤は、この[2をポリビニルピロリドンに
”J:I L ’U 3乃至17重1%含有するポリビ
ルピロリドン層からなる。本発明のポリビニルピロリ1
り川よN−ビニル−2−ピロリドンの重合体をいい、な
かでも分子量5,000乃至 1,000,000のも
のが通常好ましい。また核どなるビニルピロリドンに、
有機溶媒に対Jる溶解tl等、その性質を著しく損わな
い程度に他の七ツマー成分やポリマ成分を共重合させた
ものであってもよい。
またポリビニルピロリドン層の柔軟性を高めたり、吸収
性をコントロールするために、ポリビニルピロリドンに
対しで30重量%以下のポリTヂジングリツール、グリ
セリン、エチレングリコール。
プロピレングリコール、乳酸エチル。界面活性剤等の有
機添加物や酢酸ナトリウム、塩化マグネシラ1\等の無
機物を含有するものであってもよい。
ポリビニルピロリドンを用いることにより、[2を高濃
度に、しかも溶解状態で保持づることか可能となる。F
2をポリビニルピロリドン層に均一に含有させる方法と
しては、例えばF2及びポリビニルピロリドンをメタノ
ール、エタノールクロロホルム等の有機溶媒に溶解し、
かかる1三2含有ポリビニルピロリドン溶液を、公知の
=」−ティング技術で塗工するか、あるいは散布する方
法がある。
ポリビニルピロリドン層は、その含有水分が平衡水分率
より低い場合には、それ自体では粘着性が不十分な場合
がある。
従って、皮膚刺激性を少なくするだけでなく、このよう
な粘着性の不十分なポリビニルピロリドン層から[2を
ヒトに十分な薬効間吸収さけるには、「2を含有したポ
リビニルピロリドン層をほとんど常時患者皮四に接触す
るように補助の粘着層を設置)るのが望ましい。しかし
補助の粘着層を設けた揚台でも、十分な薬効量の「2を
吸収させるために要求される[2含有ポリビニルピロリ
ドン層の面積が大きくなる場合には、F2含有ポリビニ
ルピロリドン層の全面をほとんど常時ヒ1へ皮膚に接着
させておくことは困難であり、常に一部分しか接触しな
いこととなる。このような状態では、時間の経過や患者
の動作2体の状態により接触面積が変化覆ることになり
血中濃度を安定して高いレベルに保つことができない。
このような不都合を除くために、所要とするF2を含有
づ−るポリビニルピロリドン層の面積は出来るだけ小さ
いことが好ましい。そのためにはポリビニルピロリドン
層中のポリビニルピロリドンに対するF28度は3重量
%以」二であるのが好ましい。これより高い濃度では、
F2の経皮吸収速度が順次高まる傾向にあるが、約10
重量%で、はぼ極大どなり約17重量%を越えるとその
経皮吸収性1mは薬効Cには極端に不十分なレベルまで
低下する。本発明者らによれば、17重量%より高濃度
のF2含有の状態では、得られるポリビニルピロリドン
層中で[2の多くは結晶どなって析出していることが明
らかとなった。
したがって本発明において、ポリビニルピロリドン層中
のF21111度はポリビニルピロリドンに対して約3
乃至17重量%であり、好ましくは約7〜10重量%で
おる。
本発明にitいては、かかるF2を含有するポリビニル
ピロリドン層はプラスチックフィルムや紙の上に形成さ
せて、適当な形状として、これを貼付して経皮吸収させ
ることも考えられるが、薬効量の[2を安定して、しか
も[2投与を必要とづる患者が負担なく安心して使うた
めには、さらに以下に述べる工夫をすることも好ましい
。[2を含有するポリビニルピロリドン層はある程度乾
燥状態が進むと、それ自体の粘着力は非常に弱くなるた
め、患者が簡便に使うためには補助の粘着剤層を設ける
のが望ましい。かかる補助の粘着剤層は、F2を含有す
るポリじ′ニルピロリドン層のはと/Vど全面が安定し
てヒ1〜皮膚に接触するように、且つ密封効果を与えて
経皮吸収性を高めるように、[2を含有するポリビニル
ピロリドン層の片面全面を覆うように圧着等して設ける
のが好ましい。
該粘着剤層のポリビニルピロリドン層と圧着しない面に
は密封効果を高めるためボリエヂ1ノン、ポリプロピレ
ン、塩化ビニル、エチレン−酢ビ共重合ポリマー、ナイ
ロン、ポリエステルなどから成る気体半透過性又は不透
過性の単一又は複合膜をとりつけておくのが好ましい。
該膜の厚みは0.5〜30μと薄い方が好ましい。かか
る補助の粘着剤層を用いて、E2を含むポリビニルピロ
リドン層をヒト皮膚に固定するのであるから、該粘着剤
層の面積はポリビニルピロリドン層の面積より2〜10
0 cM大きいことが望ましい。かかる貼付剤の製造の
際には、まず気体半透過性又は不透過性の膜に粘着剤層
を圧着し、次いでこの粘着剤層上にE2を含有するポリ
ビニルピロリドン層を形成させることにより効率よく本
発明の貼付剤を得ることができる。
即ち、気体半透過性または不透過性の膜をとりつけた粘
着剤層の上にE2及びポリビニルピロリドンを溶解した
有機溶媒溶液を幅1 mm乃至30履の帯状に滴下した
り、直径1 mm乃至50mmの円状に滴下し、しかる
のち有機溶媒を乾燥により除去すれば粘着剤層の上に厚
み10μ乃至300μのE2を含有するポリビニルピロ
リドン層を作ることができる。帯状9円状又はその他任
意の形状のポリビルピロリドン層は2〜50 cmの貼
付剤中に任意の個数作ることができる。
特に、ポリビニルピロリドン層が安定してヒト皮膚に接
触するためには、かかる帯状9円状、四角形等のポリビ
ニルピロリドン層は2つ以上複数あり、各層間に3#以
上の間隙がある方が好ましい。
本発明においては、かかる帯状2円状、四角形等の形状
のポリビニルピロリドン層を作る場合に、気体半透過性
又は不透過性の膜をどりつけた粘着剤層の上に、あらか
じめ所望する形状で、且つ5乃至400y / mlの
目付をもつ布帛を置き、この布帛の上にE2及びポリビ
ニルピロリドンを溶解した有機溶媒溶液を滴下すること
によって、より品質の安定したE2含有ポリビニルピロ
リドン層を作ることができる。
また本発明においては、目付5乃至4004? / m
の布帛にE2及びポリビニルピロリドンを溶解した有機
溶媒溶液を滴下してのち有機溶媒を除去して、布帛をほ
とんど埋没覆゛る形で形成された「2を含有するポリビ
ニルピロリドン層を所望する形状に裁断し、これを気体
半透過性又は不透過性の非粘着性の膜を取着けた粘着層
の上に圧着する方法も好ましく用いることができる。
布帛の目付が5 g/rd以下であると、布帛の取扱い
性が悪く、また布帛の液保持能力も十分でないので好ま
しくない。目付が400g/Td、を越えると、E2を
含有するポリビニルピロリドン層の量が多くすることも
できるが、得られる貼付剤が硬くなりすぎ、またたとえ
水分を加えるなどの手段を講じて柔軟性を与えても、使
用時の皮膚刺激が高くなり好ましくない。
本発明におい−Cは、特に布帛が外周方向に貫通した孔
を有する中空繊維から成る織編物であるのが好ましい。
E2及びポリビニルピロリドンを溶解した有機溶媒の溶
液を滴下、浸漬または接触等をさせたとぎ、かかる布帛
は溶媒をすばやく吸収し、その中空部分および単繊維と
単繊維の間にE2含有ポリビニルピロリドン溶液を十分
に保持することができるので、少ない量の布帛で所望の
E2を含有するポリビニルピロリドン層を作ることが可
能である。しかもかかる外周方向に貫通した孔を有する
中空繊維は、光自体が柔軟で、且つ織編物構造としたた
めに形状安定性にもすぐれ、かかる布帛を使用しない場
合に比較してE2を含有するポリビニルピロリドン層は
格段に安定で取扱い性に秀れている。
本発明で用いる外周方向に貫通した孔を有する中空繊維
としては、中空繊維表面全体に散在し、11iIff軸
方向に配列し且つその少なくとも一部は中空部まで連通
している微細孔を有する中空繊維が好ましい。
本発明の中空II#f1の横断面における外形及び中空
部の形状はいずれも任意でよい。例えば外形及び中空部
がいずれもほぼ円形の場合、外形及び中空部のいずれか
一方がほぼ円形で他方が異形の場合、外形及び中空部共
に類似または非類似の異形の場合等であってもよい。ま
た、外形の大きさについては特に制限はないが繊維の柔
軟性は単糸の太さに影響を受けるので、好ましくは単糸
の太さは0.2〜20デニールである。特に好ましくは
1〜5デニールである。
本発明の中空繊維の中空率は任意でよいが、特に5%以
」二であることが好ましく、また外周方向に貫通した孔
の繊維横断面積に占める割合は、中空部分を除いた繊維
横断面積の(1,(101〜70%がりYましく、特に
0.01〜50%、更に1へ50%が好ましい。
本発明にあっては、かかる中空繊維は、特に織物2編物
、不織布等の組織形態で用いる時、良好な取扱い性とな
り皮膚に対する良好な感触、薬物の優れた徐放化効果が
得られるようになるので好ましい。このうち編物が伸縮
性が大きく、保持体にしてヒトに適用した時の違和感が
少なく、特に好ましい。編物は目付(]が5〜4009
 / Td、特に10〜400y /麓のものがり了ま
しい。
本発明に用いる中空uA維の材質としては、例えばポリ
エヂジンテレフタレ−1〜などのポリエステル:ボリエ
ヂジン、ポリプロピレンなとのポリオレフィン:ナイロ
ン6、ナイロン66すどのポリアミド;ポリウレタン、
酢酸セルロース、ポリアクリロニ1〜リル、ポリ塩化ビ
ニル、ポリ酢酸ビニル等、任意のものを選ぶことができ
る。これらのなかでもポリエステルが好ましく、特にポ
リエチレンテレフタレートが、熱安定性がよく、化学的
にも安定で、薬物との相方作用が少なく、また製剤とし
ての安全性の面からも好ましい。
本発明で用いる中空繊維は、例えば、特開昭56206
12号公報、特開昭56−20613号公報、特開昭5
643420号公報等に記載された方法によって製造す
ることができる。
本発明のF2を含有するポリビニルピロリドン層は、患
者の皮膚に接触することによりF2を体内に吸収させる
が、接触をより確実にするICめには帯状1円状、四角
形等のポリビニルピロリドン層の形状が重要であり、こ
の形状が四角形であるときは縦/横の比が0.7以下、
好ましくは0.5以下となるように細長くすることが望
ましい。円形でその直径が3 cmを越えるような場合
は、縦/横の比が0.1以下の楕円形となる方がよい。
本発明の口2を含有環るポリビニルピロリドン層は、ヒ
ト皮膚に直接接触または粘着する部分の面積が2乃至S
 OC=である。
接触面積が2 cm以下の場合、患者に吸収される[2
量が十分でなく、したがって「J的とする治療効果が1
qられ難い。また5 0 にi以上の場合、刺激を受り
る皮膚面積が大きすぎるため患者の負担が大ぎい。また
5 0 cM以上となると全面を安定してヒト皮膚に接
触又は粘着するのが困難となり、面積を高めた割には吸
収量を高めることができず、面積を高めたことによる患
者の負担を考えると限界がある。
本発明において、補助の粘着剤層を形成する粘着剤どし
ては公知のゴム系、シリコン系、アクリル系等の任意の
粘着剤を用いることができるが、公知の粘着剤の中でも
生物学的安全性の高い(1)炭素数4以上のアルキル基
の(メタ)アクリル酸アルギルエステルを少くとも80
〜98モル%、(2)アクリル酸及び/又はメタアクリ
ル酸2〜20モル%を主成分として共重合したアクリル
系粘着剤が好ましい。本発明においては、この粘着剤層
中にF2を含有せしめることも吸収量等を高めるための
望ましい態様である。
かかる粘着剤層の厚みは10乃至100μであり、粘着
剤層に通気性を与えるために2層のかかる粘着層を用い
、その間に布帛を積層した描込のものを用いると皮膚カ
ブレを更に改善でき、しかも貼付剤の取扱い性も改善で
きる。
とくにかかる布帛が前述した外周方向に貫通した孔を有
する中空繊維であり、目付5乃至400g/ゴの目(=
1を有する織編物であるとき、十分な密封性と共に通気
性を確保するという一見矛盾した要求を満足することが
できる。
本発明においては、かかる貼イ1剤からF2が放出され
てヒト皮膚から吸収されるとぎ、貼付剤中の水分が大切
な役割をづる。一方貼付剤を保存するときには貼付剤中
の水分は少ない程E2を安定して保存できる。好ましく
は保存中の本発明のF2含有貼付剤中の水分率は、該貼
イ」剤のポリビニルピロリドンに対して18重量%以下
であり、ヒト貼付時には18重琵%以上となることであ
る。
貼付剤中の水分率を18重量%とするのは、前記の如く
[2及びポリビニルピロリドンを有機溶媒を用いてE2
含有ポリビニルロビロリドン層を作成する方法によって
達成できる。溶媒に水を用いたときには所定の水分率と
なるよう十分な乾燥が必要である。
前述した通りE2を含有するポリビニルピロリドン層を
気体半透過又は不透過性の膜をとりつけた粘着剤層で覆
うことによって、ヒトの生理作用により発生する汗を適
宜吸収し必要以上には蒸発させなくできるので、ヒト貼
付時の水分率を高めることも達成することができる。
以下に実施例をあげて、本発明をさらに詳細に説明する
。実施例及び参考例中の部は重量部を示している。
参考例1 テレフタル酸ジメチル297部、エチレングリコ−/し
265部、3,5−ジ(カルボメトキシンスルホン酸ナ
トリウム53部(i−レフタル酸ジメチルに対して11
.7モル%)、酢酸マンガン4水塩0、 084部及び
酢酸ナトリウム3水塩1.22部を精留塔付ガラスフラ
スコに入れ、常法に従ってエステル交換反応を行ない、
理論量のメタノールが留出した後反応生成物を精留塔付
重縮合用フラスコに入れ、安定剤として正リン酸の56
%水溶液0、090部及び重縮合触媒として三酸化アン
チモン0、135部を加え、温度275℃で、常圧下2
0分.30mm H9の減圧下15分間、次いで高真空
下で100分間、最終内圧0.38sH9で反応させた
。得られた共重合ポリマーの極限粘度は0.405,軟
化点は200℃であった。反応終了後共重合ポリマーを
常法に従いチップ化した。
この共重合ポリマーのチップ15部と極限粘度0、64
0のポリエチレンテレフタレートのチップ85部とをナ
ウタ・ミキサー(細組鉄工所製)中で5分間混合した後
、窒素気流中にて 110℃で2時間、更に150℃で
7時間乾燥した後、二軸のスクリウ式押出機を用いて2
90℃で溶融混練してチップ化した。このチップの極限
粘度は0,520,軟化点は262℃であった。
このチップを常法により乾燥し、紡糸口金にl]0、O
Smm.径o.ermmである円形スリットの2個所が
閉じた円弧状開口部をもつものを使用し、常法に従って
紡糸し、外径と内径の比が2:1の中空繊維(中空率2
5%)を作った。この原糸は300デニール/24フイ
ラメントであり、この原糸を用い常法に従って延伸倍率
4.2倍で延伸し、71デニル/24フイラメントのマ
ルチフィラメントを得た。
このマルチフィラメントをメリヤス編地になしく生布と
略す)、常法により精練.乾燥後、1%のカセイソーダ
水溶液で沸Il!温度にて2時間処理してアルカリ減量
率15%,吸水速度3秒.吸水率82%,目付1359
/麓の布帛を得た。
尚、吸水速度及び吸水率は次の方法によって測定した。
(a)  吸水速度試験法(J I S−1 1018
に準ず)前述の布帛をアニオン性洗剤ザブ(花王石鹸社
製)の0.3%水溶液で家庭用電気洗W1機により40
℃で30分の洗濯を10回くり返し、次いで乾燥して得
られる試料を水平に張り、試料の上1cmの高さから水
滴を1滴( 0.04 cc>滴下し、水が完全に試料
に吸収され反射光が観測されなくなるまでの時間を測定
する。
(b)  吸水率測定法 布帛を乾燥して得られる試料を水中に30分以上浸漬し
た後家庭用電気洗濯機の脱水機で5分間脱水する。乾燥
試料の重量と脱水後の試料のitから下記式により求め
た。
吸水率−(脱水後の試料重量−乾燥試料重量)/乾燥試
料重量   (%) 前記した方法で得られた中空muは、該中空繊維表面全
体に散在し繊維方向に配列し、且つその少なくとも1部
は中空部まで連通している微細孔を有する中空繊維であ
った。
参考例2 アクリル系粘着剤溶液及び粘着層の作成2−]1チルヘ
キシルアクリレート97.4部、メタアクリルM2.5
部、ポリエチレングリコール(重合度14)ジメタクリ
レー1〜0.1部、過酸化ベンゾイル’、08[5J5
よび酢酸−丁チル100部を還流冷却器。
かぎまぜ機を有づる反応容器に仕込み窒素雰囲気下60
℃でゆっくり撹拌しながら9時間重合を続(プた。重合
転用率は99.9%であった。
得られた重合体溶液に酢酸エチル500部を加えて固形
分m度を約20%に調節して粘着剤溶液を得た。
該粘着剤を含む酢酸エチル溶液をシリコン]1− L 
lj離型紙の十に乾燥後の厚みが40μとなるように塗
工し、90’Cで10分間乾燥して粘着剤層を得た。
実施例1 エストラジオール(E2)  0.6部、及び分子量1
.200,000のポリビニルピロリドン(G、A、F
社 1(−90)  5.4部をメタノール50部に溶
解した(溶液△)。
溶液Aを参考例1に示した中空糸試料10部の上に滴下
したのち風乾してメタノールを除いた。この操作、即ち
滴下と風乾を3回くり返して溶液Aの全指を中空糸試別
の上に滴下したのちJll ’12によりメタノールを
完全に除き「2を含むポリビニルピロリドン層を得た。
このものを大きさ5 ciの円形に打抜いた。貼(=l
剤中のポリビニルピロリドンに対する水分率は3.2%
であった。
方、参考例2で得たアクリル系粘着剤層の片面全面に厚
み3.5μのポリエチレンテレフタレトのフィルムを圧
着し、もう片面全面を自由とした補助用の粘着剤層構成
物を作り、大ぎさを4 cmX 4 cmとした。該構
成物の粘着剤層の上に先に得た大きさ5 cIliの円
形のE2含有ポリビニルピロリドン層を圧着して試験評
価用の貼付剤(実施例1)を1qた。
第1図は、気体手透過性の躾としてのポリエチレンテレ
フタレート フィルム(1)、粘着剤層とじてのアクリ
ル系粘着剤層(2)、E2を含有するポリ=23− ビニルピロリドン層(3)からなる本実施例の貼イ」剤
に、更に保存用の離型紙(4)を用いる場合の断面図を
示す。
該貼イ1剤を電気バリカンで除毛した7週令、雄のヘア
レスラットの背部に貼付しくn=5)、貼イ・11受2
時間、41.lI間、8n;y間に採血して面精を分離
し血清中の[2をラジオイムノアッセイ法で測定した。
結果を第1表に示した。
第1表に示す通り、本発明の[2含有貼付剤は良好な「
2命中i11度を達成し、また持続性も良好であった。
動物試験をした結果を第1表に示した。
実施例4 実施例1で得た貼(=J剤を用いて実施例1とli’i
lじ要領で試験するに先立って、貼付剤を25℃で月つ
相対湿度80%で16時間調湿して試験した結果を第1
表に示した。
このとぎの貼付剤中のポリビニルピロリドンに対する水
分率は19%であった。
実施例2〜3 「2をそれぞれ0.3部、1,0部とした以外は総て実
施例1と同じ要領で貼付剤を得、実施例1ど同様に動物
試験をした結果を第1表に示した。
比較例1〜2 「2をそれぞれ0.1部、1.4部とした以外は総て実
施例1ど同じ要領で貼付剤を得、同様にじて第1表 貼付剤の評価結果 4、離型紙(製剤使用時は剥して捨てる、保存時は粘着
剤層に圧着しておく)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリビニルピロリドンに対して約3乃至17重量
    %のエストラジオールを含有するポリビニルピロリドン
    層からなり、該ポリビニルピロリドン層のヒト皮膚と直
    接接触する面の面積が2乃至50cm^2であるエスト
    ラジオール含有貼付剤。
  2. (2)該ポリビニルピロリドン層のヒト皮膚と直接接触
    する面の反対側の面に、該ポリビニルピロリドン層と積
    層せしめられる面と反対側の面に気体半透過性または不
    透過性の膜を積層せしめた粘着剤層を積層せしめること
    を特徴とする請求項1記載のエストラジオール含有貼付
    剤。
  3. (3)該ポリビニルピロリドン層が、目付2乃至400
    g/m^2の布帛をその層中にほとんど埋没するように
    形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の
    エストラジオール含有貼付剤。
  4. (4)布帛が、外周方向に貫通した孔を有する中空繊維
    からなる織編物であることを特徴とする請求項3記載の
    エストラジオール含有貼付剤。
  5. (5)該ポリビニルピロリドン層が、縦/横の比0.7
    以下となるように形成されていることを特徴とする請求
    項1記載のエストラジオール含有貼付剤。
  6. (6)保存時の貼付剤中の水分率はポリビニルピロリド
    ンに対して18%以下であり、患者適用時の該水分率が
    18%以上であることを特徴とする請求項1記載のエス
    トラジオール含有貼付剤。
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