JPH0223342B2 - - Google Patents

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JPH0223342B2
JPH0223342B2 JP58220092A JP22009283A JPH0223342B2 JP H0223342 B2 JPH0223342 B2 JP H0223342B2 JP 58220092 A JP58220092 A JP 58220092A JP 22009283 A JP22009283 A JP 22009283A JP H0223342 B2 JPH0223342 B2 JP H0223342B2
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JP
Japan
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parts
layer
acid
vibration damping
petroleum resin
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP58220092A
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English (en)
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JPS60110443A (ja
Inventor
Tatsuya Murachi
Junichi Sato
Kunihisa Shigenobu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
〈技術分野〉 この発明は、車両床面等、振動する金属製基体
上に貼着して振動の源衰を図る制振シートであつ
て、粘着剤層の上面に、石油系炭化水素樹脂、無
機フイラー及び可塑剤類を含有する配合物で拘束
層が形成されているものに関する。 〈背景技術〉 制振シートにおける拘束層用材料は、大きな制
振力を得るために、剛性の高いことは勿論、粘着
剤層に対する密着性が良好であることが望まれる
とともに、作業性の観点から加熱溶融時良好な流
動性を示すことが要望され、さらには、制振シー
トは悪路走行中に飛石等により車両床面を介して
衝撃を受けることが多く、耐衝撃性も要求され
る。耐衝撃性に乏しくて拘束層にクラツクが入つ
たりすると制振力が大幅に減殺される。 上記諸要求を満たすために、本願出願人と同一
人に係る特許願(特願昭58−170109号、出願日:
昭和58年9月15日(特開昭60−65929号公報参
照))において、拘束層用材料として石油樹脂、
無機フイラー及び可塑剤類を含有する配合物が提
案されている。この配合物で拘束層を形成した場
合、大きな制振力が得られかつ耐衝撃性も優れて
いるが、可塑剤類を含むも配合物の流動性が十分
でなく、成形時等における作業性が必ずしも良好
とは言えなかつた。可塑剤類を十分な流動性が得
られるように多量に添加すれば、上記問題点は解
決するが、逆に拘束層の剛性が、即ち制振力が大
きく低下して望ましくない。 〈発明の開示〉 この発明は、上記にかんがみて、石油樹脂、無
機フイラー及び可塑剤類を含有する配合物で拘束
層が形成されている制振シートにおいて、制振力
の低下をほとんど招かずに拘束層の流動性を向上
させることを目的とする。 この発明の制振シートは、この目的を、拘束層
用配合物中に、酸変性ジエン重合体類(エステル
化物を含む)を石油樹脂100重量部に対して0.5〜
8重量部含有させることにより達成するものであ
る。 〈各構成の説明〉 以下の説明で配合部数「部」は、特にことわら
ない限り重量単位である。 第1図に示すように、制振シートは、粘着剤層
1と、その上面に形成された拘束層2とからな
る。 粘着剤層1は従来の粘着シートと同様にして形
成される。即ち、各種ゴム配合物又はそれらにア
スフアルトを配合したものをニーダー等で混練し
押出し成形したものからなる。ここでゴム材料
は、NBR、IIR、EPDM、SBR等の各種ゴム又
はそれらの再生ゴムを使用できる。この粘着剤層
1の厚みは、厚くする方が制振効果が大きいが軽
量化の見地から通常0.05〜5mm(望ましくは0.2
〜2mm)とする。 拘束層2は、下記石油樹脂(A)、無機フイラー
(B)、可塑剤類(C)及び酸変性ジエン重合体類(D)を含
有する配合物を溶融混合したものを、粘着剤層1
の上面に流し塗り、刷毛塗り、ロール塗り等の塗
布手段により所定厚みに形成する。拘束層2は厚
い方が制振力が大きいが、車両の重量軽減の見地
から、その厚みは拘束作用を奏する範囲内ででき
るだけ薄い方が望ましく、通常0.05〜10mm(望ま
しくは0.2〜3mm)とする。 (A) 石油樹脂…軟化点60〜130℃の上市されてい
るものでよく、合成ポリテルペン系、脂肪族
系、芳香族系、環状脂肪族系、不飽和炭化水素
系及びそれらの水添物等を例示できる。ここで
拘束層の耐衝撃性(可撓性)の見地から芳香族
系以外のものが望ましい。これらの石油樹脂
は、拘束層の母材となるが、それ自体強い粘着
性を有するので、粘着剤層と良好に密着し、確
実に拘束効果を奏し、制振性の向上に寄与す
る。 (B) 無機フイラー…SiO2を主体とするケイ素化
合物群及び炭酸カルシウム(重質・軽質)又は
硫酸バリウム(バライト粉・沈降性)から選ば
れる1種の又は2種以上を混合したもの。 無機フイラーの形態は、粉粒体(粉末状、フレ
ーク状、顆粒状等)又は繊維いずれでもかまわな
いが、前者の大きさは0.5〜500μm、後者の長さ
は<25mmとする。上記SiO2を主体とするケイ素
化合物群としては、粉粒体状のクレー(ハード・
ソフト)、タルク、ミルドガラス、ガラスフレー
ク、繊維状のガラス繊維等を挙げることができ、
さらに特殊なものとして嵩比重<0.6のシラスバ
ルーン、ガラスバルーン、発泡石等の無機発泡体
も使用できる。この無機発泡体を使用した場合は
拘束層を軽量化できる効果を奏する。この無機フ
イラーは、拘束層の剛性を高め制振力を増大させ
るとともに、理由は不明であるが―一般に無機フ
イラーはポリマーの耐衝撃性を低下させる傾向に
ある―、石油樹脂の耐衝撃性を改善する。無機フ
イラーの配合量は、これらの効果達成及び混合作
業性等の見地から、石油樹脂100部に対して通常
100〜800部(望ましくは200〜500部)とする。 (C) 可塑剤類…各種エステル系可塑剤及びプロセ
スオイルの他に、アマニ油、綿実油、大豆油、
ヒマシ油等の天然油脂、ポリブテン油、ポリブ
タジエン油、ポリペンタジエン油などのポリマ
油、液状炭化水素樹脂、液状テルペン樹脂、液
状ロジンなどの液状樹脂、及びアルキツド樹
脂、キシレン樹脂等を含む。 エステル系可塑剤としては石油樹脂と一般的に
相溶性が良好なジブチルフタレート、ジ(2−エ
チルヘキシル)フタレート(DOP)、ジ−n−ブ
チルアジペート、ジメチルイソフタレート、ジ−
n−ブチルセバケート、ジ−n−ブチルヌレー
ト、ジ−n−ブチルフマレート、ジ−n−ブチル
ステアレート等が望ましく、またプロセスオイル
としては上記石油樹脂と相溶性の良好なパラフイ
ン系又はナフテン系が望ましい。この可塑剤類
は、無機フイラーの配合による溶融粘度の上昇を
押さえ、また、拘束層の耐衝撃性を改善する。可
塑剤類の配合量は、これらの効果達成及び制振力
保持の見地から石油樹脂100部に対して通常3〜
25部(望ましくは8〜20部)とする。 (D) 酸変性ジエン重合体類…液状の共役ジエン重
合体をエチレン性不飽和カルボン酸(無水物を
含む)で変性した酸変性ジエン重合体及びそれ
らのエステル化物をいう。 ここで、共役ジエン重合体とは、1,3−ブタ
ジエン、1,3−ペンタジエン、イソプレン等の
共役ジエンを単重合若しくは共重合、又はそれら
とエチレ、プロピレン等のオレフイン類及び/又
はスチレン、α−メチルスチレン等のビニルモノ
マ類を共重合させたものをいい、分子量n=
200〜15000(好ましくは300〜1000)の液状のもの
を使用する。α,β−不飽和カルボン酸として
は、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フ
マル酸、イタコン酸、シトラコン酸、無水マレイ
ン酸、イタコン酸無水物、シトラコン酸無水物、
テトラヒドロ無水フタル酸、エンドメチレンテト
ラヒドロ無水フタル酸等を例示できる。エチレン
性不飽和カルボン酸の使用量は、反応生成物であ
る酸変性ジエン重合体のケン化価が5〜160(望ま
しくは20〜140)の範囲となるようなものとする。 この酸変性ジエン重合体類は、拘束層の流動性
を少量の配合で改善させる作用を奏し、その配合
量は石油樹脂100部に対して0.5〜8部(望ましく
は2〜6部)とする。0.5部未満では上記流動性
改善ができず、8部を超えると耐衝撃性に悪影響
を与えるとともに、加熱溶融時の粘度が低下しす
ぎて無機フイラーの沈降を生じやすくなり望まし
くない。 上記構成の制振シートは、第2図に示すように
車両床面3にセツト後、乾燥炉内を通して加熱処
理を行なうと、熱軟化又は流動化して車両床面に
十分なじみ、続いて冷却されると拘束層2は略剛
体化して、第2図に示すように車両床面3に貼着
される。 〈実施例〉 粘着剤層は、上記組成の配合物をニーダで混練
後、厚さ1mmのシート状物として押出し、それを
200mm口に裁断して形成した。 配合組成: 再生ブチルゴム 100部 粘着付与剤(芳香族系炭化水素樹脂;軟化点
100℃) 80部 重質炭酸カルシウム 300部 ポリブテン 50部 DOP 50部 拘束層は、第1表に示す各酸変性ジエン重合体
類を用いた下記組成の拘束層用配合物を、200℃
で30分溶融混合し、それを粘着剤層の上面に流し
塗りして厚さ2mmのものを形成した。なお、比較
例は実施例の配合組成において、酸変性ジエン重
合体類を0とし、DOPを15部としたものである。 配合組成: 脂肪族系炭化水素樹脂 100部 (軟化点95℃) 重質炭酸カルシウム 350部 DOP 10部 酸変性ジエン重合体類 5部 上記各制振シートを鉄板基体(0.8mmt)上に
セツト後、140℃×60分の条件で熱処理を行ない、
各実施例、比較例の制振力・耐衝撃性試験用の試
験片とした。 制振効果は常温雰囲気における減衰法による測
定結果から算出される損失係数ηで判定した。耐
衝撃性は上記試験片を鉄板側を上にして橋かけ支
持した状態で、鋼球(通常50g)を鉄板上に落下
させ拘束層のクラツクの発生する“重さ×高さ
(g・cm)”で判定した。また、拘束層の流動性
は、各実施例(比較例)の配合物30gを200℃で
加熱溶融したものを4.5cmの高さからアルミニウ
ム板上に落下させ、落下後の配合物の広がりを測
定し、長径と短径の平均値で表示した。試験結果
を第2表に示す。 〈発明の効果〉 この発明の制振シートは、石油樹脂、無機フイ
ラー及び可塑剤類を含有する配合物で拘束層が形
成されている制振シートにおいて、上記拘束層用
配合物中に酸変性ジエン重合体類を加えることに
より、制振力の低下をほとんど招かずに拘束層の
流動性を向上させることができる。従つて、拘束
層用配合物の混合・塗布作業性、さらには床面へ
の貼着作業性が良好となる。 これは、上記実施例における第2表の試験結果
により裏付けられる。即ち、実施例は、いずれも
比較例(酸変性ジエン重合体類末添加)に比し
て、制振力(損失係数)の低下をほとんど招か
ず、耐衝撃性及び流動性、特に流動性が向上して
いる。これらの理由は、極性部分と無極性部分を
有する酸変性ジエン重合体類を拘束層用配合物中
に添加することにより、有極性の無機フイラーと
無極性の石油樹脂とのなじみ(相溶性)がよくな
るためと推定される。
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の制振シートの部分断面図、
第2図はこの発明の制振シートを車両床面へ貼着
した状態を示す断面図である。 1……粘着剤層、2……拘束層、3……車両床
面(金属製基体)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 粘着剤層の上面に石油樹脂、無機フイラー及
    び可塑剤類を含有する配合物で拘束層が形成され
    ている制振シートにおいて、前記配合物中に下記
    酸変性ジエン重合体類(エステル化物を含む)(A)
    を前記石油樹脂100重量部に対して0.5〜8重量部
    含有することを特徴とする制振シート。 (A) 液状の共役ジエン系重合体をエチレン性不飽
    和カルボン酸(無水物を含む)で変性した酸変
    性ジエン重合体類。
JP58220092A 1983-11-22 1983-11-22 制振シ−ト Granted JPS60110443A (ja)

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JP58220092A JPS60110443A (ja) 1983-11-22 1983-11-22 制振シ−ト

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JPS60110443A JPS60110443A (ja) 1985-06-15
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