JPH02233742A - ポリカーボネート樹脂組成物 - Google Patents

ポリカーボネート樹脂組成物

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JPH02233742A
JPH02233742A JP5449489A JP5449489A JPH02233742A JP H02233742 A JPH02233742 A JP H02233742A JP 5449489 A JP5449489 A JP 5449489A JP 5449489 A JP5449489 A JP 5449489A JP H02233742 A JPH02233742 A JP H02233742A
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JP
Japan
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component
cyclic olefin
polycarbonate resin
polymer
resin composition
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JP5449489A
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English (en)
Inventor
Yozo Yamamoto
陽造 山本
Takemi Yoshida
吉田 竹己
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,成形性、耐薬品性に優れ、かつ吸水率、衝撃
強度の厚み依存性およびノッチ感度が小さく、機械的強
度が大きいポリカーボネート樹脂組成物に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
ポリカーボネート樹脂は耐熱性、薄肉成形品の耐衝撃性
が優れ、成形収縮率が小さいため、広汎な用途に使用さ
れている.しかし次のような問題点がある。
1)衝撃強度の厚み依存性およびノッチ感度が大きい。
i)溶融粘度が高くて金型に粘着し易く、成形性が良く
ない。
i)一定応力特に化学的雰囲気下での一定応力に対して
クラック(ストレスクラック)を発生し易い。
り耐薬品性が不充分である. ▼)吸湿し易く、乾燥不充分の状態で成形すると加水分
解し、物性低下を起こす. そこで、上記i)、i)の問題点を解決するために、ス
チレン系樹脂がブレンドされているが、耐熱性が低下し
、耐薬品性も不充分である.一方,従来公知の結晶性ポ
リオレフィンをブレンドすると、耐薬品性、吸湿性は改
善されるが、耐熱性、成形収縮率が悪化するという問題
点がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は,上記問題点を解決するため、ポリカー
ボネート樹脂の特性を維持しつつ、成形性、耐薬品性、
耐熱性に優れ、かつ吸水率、衝撃強度の厚み依存性およ
びノッチ感度が小さいとともに、機械的強度が大きいポ
リカーボネート樹脂組成物を得ることである。
(課題を解決するための手段〕 本発明は、次のポリカーボネート樹脂組成物である。
(1)(A)ポリカーボネート樹脂と、〔B〕 135
℃のデカリン中で測定した極限粘度〔η〕が0.05〜
10dR/gである (a)エチレン成分と下記一般式〔I〕および/または
(II)で表わされる環状オレフィン成分からなる付加
重合体に、不飽和カルボン酸またはその誘導体成分が導
入された変性環状オレフィン付加重合体、あるいは (b)下記一般式〔!〕および/rたは(II)で表わ
される環状オレフィン成分の開環重合体またはその水素
添加物に、不飽和カルボン酸またはその誘導体成分が導
入された変性環状オレフィン開環重合体 とを含有し、(A)成分/〔B〕成分の重量比が987
2〜2798であることを特徴とするポリカーボネート
樹脂組成物. 〔式中、nおよびmはいずれもOもしくは正の整数であ
り,Qは3以上の整数であり、R1ないしHallはそ
れぞれ水素原子、ハロゲン原子または炭化水素基を示す
.〕 本発明のポリカーボネート樹脂組成物を構成するポリカ
ーボネート樹脂(Alは、下記一般式(mlで表わされ
る繰返し単位を有するポリカーボネート樹脂である. 〔式中、pは正の整数であり、R11は2価の脂肪族基
または芳香族基を示す.〕 このようなポリカーボネート樹脂としては、例えば一般
式(III)の1<11がビスフェノールA、ビスフェ
ノールF,  1.1−ビス(4−ヒドロキシフエニル
)エタン、4.4′−ジヒドロキシフエニルエーテル、
 1.1−ビス(4−ヒドロキシフエニル)シクロヘキ
サン、1,l−ビス(4−ヒドロキシフエニル)−1−
フエニルメタン,4.4’−ジヒドロキシフエニルスル
ホン,テトラブロムピスフェノールA, ジヒドロキシ
ナフタレン、ヒドロキノン、レゾルシン等の二価フェノ
ール残基であるポリジオキシジフエニル−2,2−プロ
パンカーボネート,ポリジオキシジフェニルメタンカー
ボネート、ポリジオキシジフェニル−1.1−エタンカ
ーボネート、ポリジオキシジフエニルエーテルカーボネ
ート、ポリジオキシジフエニル−1.1−シクロヘキサ
ンカーボネート、 ポリジオキシジフェニルーl−フエ
ニルメタンカーボネート、ポリオキシジフェニノレスノ
レホンカーボネート、ポリジオキシジフエニル−2,2
−テトラブロムプロパンカーボネート、ポリジヒドロキ
シナフタレンカーボネート、ポリジヒド口キシパラフエ
ニルカーボネート、ポリジヒドロキシメタフエニルカー
ボネート等の芳香族ポリカーボネート;Rll がエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ジヒトロキシ
シク口ヘキサン、ジヒドロキシノルボルネン等の二価ア
ルコール残基であるポリエチレンカーボネート,ポリプ
ロピレンカーボネート、ポリシク口ヘキセンカーボネー
ト、ポリノルボルネンカーボネート等の脂肪族ポリ力ー
ボネート; 芳香族一脂肪族のランダムまたはブロック共重合体であ
るポリカーボネート; 分子内に上記のポリカーボネート構造とポリエステル構
造とを含むポリエステルポリカーボネートなどがあげら
れる. これらのポリカーボネート樹脂は1種単独で、または2
種以上を混合して使用することができる。
本発明において使用する〔B〕成分は前記変性環状オレ
フィン付加重合体(a)、 あるいは前記変性環状オレ
フィン開環重合体(b)のいずれでもよい。
以下、〔B〕成分のうち、 まず変性環状オレフィン付
加重合体(a)について説明し、続いて変性環状オレフ
ィン開環重合体(b)について説明する。
前記一般式〔■〕または(11)で表わされる環状オレ
フィンは、変性環状オレフィン付加重合体(a)を構成
する付加重合体中においては,下記一般式(IV)また
は(V)で表わされる構造の繰返し単位を主として形成
している. 一般式 〔式中、n.m.QおよびRLないしPl1は前記と同
じである。〕 本発明における変性環状オレフィン付加重合体(a)成
分を構成する環状オレフィンは,前記一般式〔!〕およ
び(n)で表わされる不飽和単量体からなる群から選ば
れた少なくとも1種の環状オレフィンである。
前記一般式(I)で表わされる環状オレフィンはシクロ
ペンタジエン類と相応するオレフィン類とを、ディール
ス・アルダー反応によって縮合させることにより、容易
に製造することができる。また前記一般式(n)で表わ
される環状オレフィンも同様にシクロペンタジエン類と
相応する環状オレフィン類とを、ディールス・アルダー
反応によって縮合させることにより,容易に製造するこ
とができる。
一般式(1)で表わされる環状オレフィンとして具体的
には、表1に記載した化合物,あるいはl,4,5.8
−ジメタノ−1.2,3,4,4a,5,8.8a−オ
クタヒド口ナフタレンの他に、2−メチル−1.4,5
.8−ジメタノ−1.2,3,4.4a,5,8,8a
−オクタヒド口ナフタレン、2−エチル−1.4,5.
8−ジメタノ−1.2,3,4,4a,5,8,8a−
オクタヒド口ナフタレン、2−プロビル−1.4,5.
8−ジメタノ−1,2,3,4,4a,5,8,8a−
オクタヒド口ナフタレン、2−へキシル−1.4,5.
8−ジメタノ−1.2,3,4,4a , 5 , 8
 , 8a−オクタヒド口ナフタレン、2.3−ジメチ
ル−1.4,5.8−ジメタノ−1.2,3,4,4a
,5,8,8a−オクタヒドロナフタレン、2−メチル
−3−エチル−1.4,5.8−ジメタノ−1.2,3
,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロナフタレン、
2−クロロー1.4,5.8−ジメタノ−1.2,3.
4,4a,5,8,8a−オクタヒド口ナフタレン、2
−ブロモー1.4,5,8−ジメタノ−1.2,3,4
.4a,5,8,8a−オクタヒド口ナフタレン、2−
フルオロ−1.4,5.8−ジメタノ−1,2.3,4
,4a,5,8,8a−オクタヒド口ナフタレン、2,
3−ジクロロー1.4,5.8−ジメタノ−1.2,3
,4.4a,5,8,8a−オクタヒド口ナフタレン、
2−シクロへキシル−1.4,5.8−ジメタノ−1.
2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒド口ナフタ
レン、2−n−ブチルー1,4,5.8−ジメタノ−1
,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒド口ナフ
タレン,2−イソブチルー1,4,5.8−ジメタノ−
1.2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒドロナ
フタレンなどのオクタヒド口ナフタレン類、および表2
に記載した化合物などを例示することができる. また、一般式(Il)で表わされる環状オレフィンとし
て具体的には、たとえば、表3および表4に示した化合
物などを例示することができる.本発明の樹脂組成物を
構成する変性環状オレフィン付加重合体(a)の構成成
分である不飽和カルボン酸またはその誘導体成分として
は.例えばアクリル酸,メタクリル酸、クロトン酸,フ
マル酸、イタコン酸、シトラコン酸,ウンデシレン酸,
無水マレイン酸、テトラヒドロフタル酸、イソクロトン
酸,ナジック酸(エンドシスービシク口(2,2.1)
ヘプトー5−エンー2,3〜ジカルボン酸)、無水シト
ラコン酸、無水ナジック酸等の不飽和カルボン酸または
これらの酸無水物等の誘導体があげられる。
本発明の柚脂組成物を構成する変性環状オレフィン付加
重合体(a)は,エチレン成分、前記環状オレフィン成
分および前記不飽和カルボン酸またはその誘導体成分を
必須成分とするものであるが、これらの必須の成分の他
に本発明の目的を損なわない範囲で、必要に応じて他の
不飽和単量体成分を含有していてもよい。任意に共重合
されていてもよい不飽和単量体として具体的には、たと
えば生成する共重合体中のエチレン成分単位と等土ル未
満の範囲のプロピレン、l−ブテン、4−メチルー1−
ペンテン、l−ヘキセン,l−オクテン、l−テセン、
1−ドデセン、!−テトラデセン、1−へキサデセン、
l−オクタデセン,1−エイコセンなどの炭素数3〜2
0の α−オレフィン;シクロブテン、シクロペンテン
、シクロヘキセン,3,4−ジメチルシク口ペンテン,
3−メチルシクロヘキセン、2−(2−メチルブチル)
−1−シクロヘキセン、スチレン、 α−メチルスチレ
ン、ジシクロペンタジエン、エチリデンノルボルネン、
2,3,3a,7a−テトラヒド口−4,7−メタノー
18−インデン、3a , 5 , 6 , 7a−テ
トラヒド口−4,7−メタノーIN−インデンなどを例
示することができる.分子内に二重結合を有するものは
、耐候性、耐熱老化性を向上させる目的で水素添加して
用いることもできる。
本発明の樹脂組成物を構成する変性環状オレフィン付加
重合体(a)において、エチレン成分は40〜90モル
%、好ましくは50〜80モル%、環状オレフィン成分
は10〜60モル%、好ましくは20〜50モル%,不
飽和カルボン酸またはその誘導体成分はカルボキシル基
またはその誘導基としてo.ooi〜5重量%、好まし
くは0.05〜2重量%の範囲が適当である。
本発明の樹脂組成物を構成する変性環状オレフィン付加
重合体(a)の135℃のデカリン中で測定した極限粘
度〔η〕は0.05 〜IOJI/g、好ましくは0.
08〜5d1/Hの範囲である。
本.発明の樹脂組成物を構成する変性環状オレフィン付
加重合体(a)としては、サーモ・メカニカル・アナラ
イザーで測定した軟化温度(TMA)が70℃以上,好
ましくは90〜250℃、さらに好ましくは100〜2
00℃の範囲,ガラス転移温度(Tg)が通常50〜2
30℃,好ましくは70〜210℃の範囲、XI@回折
法によって測定した結晶化度がO−10%、好ましくは
0〜7%、とくに好ましくは0〜5%の範囲のものが好
ましい。
本発明の樹脂組成物を構成する変性環状オレフィン付加
重合体(a)は、まずエチレンおよび環状オレフィンを
炭化水素媒体中、炭化水素可溶性バナジウム化合物およ
びハロゲン含有有機アルミニウム化合物とから形成され
る触媒の存在下で重合させてエチレン・環状オレフィン
付加重合体を製造した後、不飽和カルボン酸またはその
誘導体をグラフト共重合することにより製造するのが一
般的であるが、付加重合体を製造する際に共重合させて
導入することもできる。
上記エチレン・環状オレフィン付加重合体の製造方法は
既に公知であり、特開昭60 − 168708号公報
、特開昭61−120816号公報、特開昭61−11
5912号公報、特開昭61−115916号公報、特
開昭61−271308号公報,特開昭61 − 27
2216号公報、特開昭62−252406号公報、特
開昭62 − 252407号公報などの方法に従い適
宜条件を選択することにより、製造することができる。
またエチレン・環状オレフィン付加重合体に不飽和カル
ボン酸またはその誘導体成分をグラフト共重合させるに
は、例えば不飽和カルボン酸またはその誘導体成分をグ
ラフトモノマーとして、エチレン・環状オレフィン付加
重合体を溶融させ、グラフトモノマーを添加してグラフ
ト共重合させる方法,またはエチレン・環状オレフィン
付加重合体を溶媒に溶解させ、グラフトモノマーを添加
してグラフト共重合させる方法,あるいはエチレン・環
状オレフィン付加重合体に、溶媒.に溶解させたグラフ
トモノマーを添加して充分混合してグラフト共重合させ
る方法などにより製造することができる.このようなグ
ラフト共重合させる場合、反応は通常60〜350℃の
温度で行われ、前記グラフトモノマーを効率よくグラフ
ト共重合させるために、ラジカル開始剤の存在下で実施
することが好ましい。ラジカル開始剤としては有機過酸
化物、有機ベルエステル、その他アゾ化合物などがあげ
られる. 本発明の〔8〕成分としては、前記変性環状オレフィン
付加重合体(a)の代わりに前記一般式[1]および/
または(n)で表わされる環状オレフィン成分の開環重
合体またはその水素添加物に、不飽和カルボン酸または
その誘導体成分が導入された変性環状オレフィン開環重
合体(b)を用いてもよい.環状オレフィン成分の開環
重合体は、例えば特開昭60−26024号に開示され
ており,開環重合体の水素添加物は公知の水素添加方法
を適用することにより容易に調製することができる.変
性環状オレフィン開環重合体(b)の構成成分である不
飽和カルボン酸またはその誘導体成分としては、前記変
性環状オレフィン付加重合体(a)の場合と同様のもの
を使用できる。
本発明の樹脂組成物を構成する変性環状オレフィン開環
重合体(b)において、不飽和カルボン酸またはその誘
導体成分はカルボキシル基またはその誘導基として0.
001〜5重量%、好ましくは0.05〜2重量%の範
囲が適当である。
本発明の樹脂組成物を構成する変性環状オレフィン開環
重合体(b)の135℃のデカリン中で測定した極限粘
度Cη〕は0.05〜10dl!/g.好ましくは0.
08〜5dll/gの範囲である. 本発明の樹脂組成物を構成する変性環状オレフィン開環
重合体(b)としては、サーモ・メカニカル・アナライ
ザーで測定した軟化温度(TMA)が70℃以上、好ま
しくは90〜250℃、さらに好ましくは100〜20
0℃の範囲、ガラス転移温度(Tg)が通常50〜23
0℃、好ましくは70 〜210’C(7)範囲,X線
回折法によって測定した結晶化度が0〜10%,好まし
くはO〜7%、とくに好ましくは0〜5%の範囲のもの
が好ましい, 環状オレフィン成分の開環重合体の水素添加物の水素添
加を行う前の開環重合体中においては、前記一般式(1
)または(II)で表わされる環状オ。レフィン成分は
下記一般式(VI)または〔■〕で表わされる構造の繰
返し単位を主として形成している。
一般式 【式中.n,m, ρおよびR1ないしJIIOは前記
と同じである.〕 変性環状オレフィン開環重合体(b)の製造方法は、あ
らかじめ前記一般式〔I〕および〔■〕がら選ばれるモ
ノマーを開環重合し、得られた開環重合体をそのまま.
または水素添加した後,不飽和カルボン酸またはその誘
導体成分をグラフト共重合する方法が一般的である. 水素添加する前の開環重合体は,前記一般式〔I〕およ
び(113から選ばれる七ノマー成分および必要により
重合される他のモノマー成分を原料として、通常の環状
オレフィンの開環重合法により製造することができる.
他の七ノマー成分としては,例えばシクロブテン,シク
ロペンテン、シクロヘキセン、3.4−ジメチルシク口
ペンテン、3−メチルシクロヘキセン、2−(2−メチ
ルブチル)−1−シクロヘキセン,ジシクロペンタジエ
ン、エチリデンノルボルネン、2,3,3a,7a−テ
トラヒド口−4.7一メタノー1トインデン、3a ,
 5 , 6 , 7a−テトラヒド口−4,7−メタ
ノーIH−インデン等の環状オレフィンなどをあげるこ
とができる。重合触媒としては、例えばルテニウム、ロ
ジウム,パラジウム、オスミウム、イリジウム、白金、
モリブデン、タングステン等のハロゲン化物、硝酸塩も
しくはアセチルアセトン化合物とアルコール、スズ化合
物等の還元剤からなる系、またはチタン、バナジウム、
ジルコニウム,タングステン,モリブデン等のハロゲン
化合物、アセチルアセトン化合物等と有機アルミニウム
化合物等とからなる系などを用いることができる。
環状オレフィン成分の開環重合体の水素添加物は上記に
より得られる開環重合体を水素添加して得られる。開環
重合体の水素添加は通常の水素添加方法により行われる
水素添加触媒としては、オレフィン化合物の水素添加に
際して使用されているものが一般に使用可能である.具
体的には不均一系触媒としては、ニッケル、パラジウム
、白金等、またはこれらの釡属をカーボン,シリカ、ケ
イソウ土、アルミナ、酸化チタン等の担体に担持させた
固体触媒、例えばニッケル/シリカ,ニッケル/ケイソ
ウ土,パラジウム/カーボン、パラジウム/シリカ、パ
ラジウム/ケイソウ土、パラジウム/アルミナ等があげ
られる.また均一系触媒としては、周期律表第■族の金
属を基体とするものがあり、例えば,ナフテン酸ニッケ
ル/トリエチルアルミニウム、オクテン酸コバルト/ロ
ーブチルリチウム、ニツケルアセチルアセトネート/ト
リエチルアルミニウムなどのNi. Co化合物と周期
律表第■〜■族金属の有機金属化合物からなるもの、あ
るいはRh化合物などがあげられる。
環状オレフィン成分の開環重合体の水素添加反応は、1
〜150気圧の水素圧下に、0〜180℃、好ましくは
20〜100℃の温度範囲で行われる.水素添加率は、
水歯圧、反応温度、反応時間,触媒濃度などにより!I
jil節することができるが、本発明の樹脂組成物の耐
候性、耐熱老化性を向上させるには重合体中の主鎖二重
結合の50%以上、好ましくは80%以上、さらに好ま
しくは90%以上が水素添加されることが好ましい. 上記のようにして得られる環状オレフィン成分の開環重
合体またはその水素添加物に前記不飽和カルボン酸また
はその誘導体成分をグラフト共重合するには、変性環状
オレフィン付加重合体(a)の場合と同様にして行うこ
とができる。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物において、(A)
成分と〔B〕成分との配合割合は重量比で、(A)成分
/〔8〕成分が9872〜2798、好ましくは95/
5〜5/95である。
本発明の樹脂組成物は、上記〔A〕成分およびCB)成
分の他に本発明の目的を損なわない範囲で,無水マレイ
ン酸をグラフト共重合したエチレン・プロピレンランダ
ム共重合体のような不飽和カルボン酸またはその誘導体
を含有する樹脂、耐熱安定剤、耐候安定剤、帯電防止剤
、スリップ剤、アンチブロッキング剤、防曇剤、滑剤、
核剤、染料、顔料、天然油、合成油、ワックス、および
衝撃強度を向上させるためのゴム成分などを配合するこ
とができ、その配合割合は適宜量である。たとえば、任
意成分として配合される安定剤として具体的には、 テ
トラキス〔メチレン−3(3.5−ジーt−ブチルー4
−ヒドロキシフエニル)プロピオネート〕メタン、 β
−(3.5−ジーt−ブチルー4−ヒドロキシフエニル
)プロピオン酸アルキルエステル、2,2′−オキザミ
ドビス〔エチル−3(3.5−ジーt−ブチルー4−ヒ
ドロキシフェニル〕プロピオネートなどの フェノール
系酸化防止剤、ステアリン酸亜鉛,ステアリン酸カルシ
ウム、12−ヒドロキシステアリン酸カルシウムなどの
脂肪酸金属塩、グリセリンモノステアレート、グリセリ
ンモノラウレート、グリセリンジステアレート、ペンタ
エリスリトールモノステアレート、ペンタエリスリトー
ルジステアレート、ペンタエリスリトールトリステアレ
ート等の多価アルコール脂肪酸エステルなどをあげるこ
とができる。これらは単独で配合してもよいが、組合せ
て配合してもよく, たとえばテトラキス〔メチレン−
3 (3.5−ジーt−ブチルー4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート〕メタンとステアリン酸亜鉛および
グリセリンモノステアレートとの組合せ等を例示するこ
とができる. さらに本発明の樹脂組成物には、本発明の目的を損わな
い範囲でシリカ、ケイ藻土,アルミナ、酸化チタン、酸
化マグネシウム,軽石粉、軽石バルーン、水酸化アルミ
ニウム、水酸化マグネシウム、塩基性炭酸マグネシウム
、ドロマイト、硫酸カルシウム、チタン酸カリウム、硫
酸バリウム、亜硫酸カルシウム、タルク、クレー,マイ
力、アスベスト、ガラス繊維、ガラスフレーク,ガラス
ビーズ、ケイ酸カルシウム,,モンモリ口ナイト、ベン
トナイト、グラファイト、アルミニウム粉、硫化モリブ
デン、ボロン繊維、炭化ケイ素繊維、ポリエチレン繊維
、ポリプロピレン繊維,ポリエステル繊維,ポリアミド
繊維等のフイラーや強化材を配合してもよい. 本発明に係るポリカーボネート樹脂組成物の製法として
は、公知の方法が適用でき、〔A〕成分および〔B〕成
分ならびに必要により添加される他の成分を押出機、二
−ダー等で機械的にブレンドする方法,あるいは各成分
を適当な良溶媒に溶解し,またはそれぞれを別々に溶解
した後混合し、溶媒を除去する方法、さらにはこれらの
二つの方法を組合せて行う方法等をあげることができる
上記により得られるポリカーボネート樹脂組成物は、ポ
リカーボネート樹脂[A]に、ポリカーボネート樹脂よ
りも吸水率が小さく、耐薬品性に優れた実質的に非品性
の〔8〕成分を配合するため、ポリカーボネート樹脂の
諸特性を維持したまま、成形性,耐薬品性,耐熱性に優
れ、かつ吸水率、耐衝撃強度の厚み依存性およびノッチ
感度の小さいポリカーボネート樹脂組成物が得られる.
ここで,ポリカーボネート樹脂(A)成分と環状オレフ
ィン系重合体とを配合した場合は両者の相溶性が悪いた
め、衝撃強度等の機械的強度が低いが、環状オレフィン
系重合体に代えて変、性環状オレフィン付加重合体ある
いは変性環状オレフィン開環重合体〔B〕を配合するこ
とにより、ポリカーボネート樹脂〔A〕との相溶性をよ
くすることができ、それにより機械的強度を大きくする
ことができる.本発明のポリカーボネート樹脂組成物は
、上記特性により、ポリカーボネート樹脂が使用されて
いる用途のほかに、成形性、耐薬品性,低吸水率、高衝
撃強度等が要求される分野に広く使用することができる
. 〔発明の効果〕 以上の通り、本発明によれば、(A)成分および[8]
成分を配合したため,成形性,耐薬品性,耐熱性に優れ
、かつ吸水率、衝撃強度の厚み依存性およびノッチ感度
が小さく,また[.A)成分および(8〕成分の相溶性
が良好で、衝撃強度等の機械的強度が大きいポリカーボ
ネート樹脂組成物が得られる. 〔実施例〕 以下,実施例によって本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれら実施例に限定されるものではない.なお、
本発明における各種物性値の測定方法および評価方法を
次に示した. (1)溶融流れ指数(MFR2G。,)^STM 01
238に準じ温度260℃、荷重2.16kgでt1り
定した. (2)試験片の作成 東芝機械■製射出成形機IS−35および所定の試験片
用金型を用い、以下の成形条件で成形した.試験片は成
形後室温で48時間放置後測定に供した。
・成形条件:シリンダ温度280℃、金型温度60℃,
射出圧力一次/二次= 1000/800kg/ C!
J ,射出速度(一次)30mm/sac、スクリュー
回転数15Orpm.サイクル((射出+保圧)/冷却
) = 10/30sec(3)曲げ試験 ASTM 0790に準じて行った. 試験片形状: 5 X 1/2 X 1/8tインチ、
スパン間距離51s+i* 試験速度:20膳l/鵬in 試験温度:23℃ (4)引張り試験 ASTM 0638に準じて行った. 試験片形状:タイプ■ 試験速度: 50m+i/I1in 試験温度:23℃ (5)熱変形温度(HDT) ASTM D648に準じて行った。
試験片形状:5X1/4X1/2インチ荷重: 264
psi (6)軟化温度(TMA) デュポン社製Thermo Mechanical A
nalyzerを用いて厚さ1腸膳のシートの熱変形挙
動により測定した。すなわち、シート上に石英製針をの
せ,荷重49gをかけ、5℃/n+inの速度で昇温し
でいき、針が0.635101侵入した温度をTMAと
した。
(7)ガラス転移温度(Tg) (DSC法)SIEI
KO電子工業■II DSC− 20を用いて昇温速度
10’C/mjnで測定した。
(8)ロッグウェル硬度 ASTM 0785に準じて23℃で測定した。
(9)鉛筆硬度 JTS K 5400に準じて23℃で測定した。
(lO)吸水率 JISκ7209 A法に準じて24時間後の値を測定
した, (1l)アイゾソト衝撃試験 ASTM 0256に準じて行った。
試験片形状. 5/2 X l/8 X 1/2インチ
(ノッチ付)試験温度=23℃ (12)相溶性 インジェクション成形した曲げ試験片の外観および破断
面の状態により判定した。
0:外観および破断面とも均一であった。
Δ:外観にやや流動ムラがあり,破断面がやや不均一で
あった。
×:スキン層があり、破断面が層状に剥離した。
実施例1 変性環状オレフィン付加重合体(a)である無水マレイ
ン酸変性樹脂は下記の方法にて調製した。
”C−NMRで測定したエチレン含有量が6 2mo 
1%、MFR2sa−=が35g/10min.  1
35℃デカリン中で測定した極限粘度〔η〕が0.47
dΩ/g. TMAが1. 4 8℃、Tgが137℃
のエチレンと1.4,5.8−ジメタノ−1.2,3,
4.4a,5,8,8a−オクタヒド口ナタレン(構造
式〔工刀 以−ドD M. O Nと略す)とのランダ
ム共重合体(エチレン・DMON共重合体)のペレット
5kgに、アセトン25gに溶解させた無水マレインr
!a5g.有機過酸化物(日本油脂(株)製、パーヘキ
シン25B、商標)0.3gを加え充分混合した後、二
軸押出機(池貝鉄工(株)製, PCM45)によりシ
リンダ温度250℃で溶融下反応を行い、ペレタイザー
にてベレット化した。得られた無水マレイン酸変性樹脂
の無水マレイン酸含有量は0.07重量%(酸無水基含
有量として0.05重量%)であった。
(A)成分としてポリカーボネート樹脂(三菱瓦斯化学
(株)製、ユーピロンS− 2000、商品名)のペレ
ソト2.0kg、および〔B〕成分として上記の無水マ
レイン酸変性樹脂2.0kgを充分混合した後、二軸押
出機(池貝鉄工■製. PCM 45)によりシリンダ
温度280℃で溶融ブレンドし、ペレタイザーにてペレ
ット化した。
得られたべレソトを用いて前記の方法に尖り試験片を作
成し、物性を評価した。結果を表5に示す。
実施例2、3 実施例1で(A)成分と〔B〕成分との配合量を変える
以外は同様の操作を行った。結果を表5に示す。
比較例1 実施例lで(A)成分として用いたユーピロンS−20
00のみを用いて実施例1と同様に成形し、物性の評価
を行った。結果を表5に示す。
比較例2 実施例1において、〔B〕成分として無水マレイン酸変
性前のエチレン・DMONランダム共重合体を用いる以
外は実施例1と同様の操作を行った。
結果を表5に示す。
実施例4 実施例1で用いた無水マレイン酸変性樹脂に代えて,エ
チレン・DMONランダム共重合体(エチレン含有量:
  62+io1%、MFR2io.c: 35g/1
0min、135℃デカリン中で測定した極限粘度〔η
):  0.47dΩ/g. TMA: 148℃、T
g: 137℃)80重量部にエチレン・プロピレンラ
ンダム共重合体(エチレン含有量 :  80mol%
、 Tg:  −54℃. MFR.).、:  0.
7g/10min,135℃デカリン中で測定した極限
粘度(η) : 2.2dM/g)20重量部を二軸押
出機(池貝鉄工(株)製、PCM45)により溶融ブレ
ンドした樹脂を無水マレイン酸変性したもの(無水マレ
イン酸の含有量0.08重量%(酸無水基含有量として
0.06重量%))を、実施例1における〔ロ〕成分の
代りに用いた以外は実施例1と同様の操作を行った.結
果を表5に示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)〔A〕ポリカーボネート樹脂と、 〔B〕135℃のデカリン中で測定した極限粘度〔η〕
    が0.05〜10dl/gである (a)エチレン成分と下記一般式〔 I 〕および/また
    は〔II〕で表わされる環状オレフィン成分からなる付加
    重合体に、不飽和カルボン酸またはその誘導体成分が導
    入された変性環状オレフィン付加重合体、あるいは (b)下記一般式〔 I 〕および/または〔II〕で表わ
    される環状オレフィン成分の開環重合体またはその水素
    添加物に、不飽和カルボン酸またはその誘導体成分が導
    入された変性環状オレフィン開環重合体 とを含有し、〔A〕成分/〔B〕成分の重量比が98/
    2〜2/98であることを特徴とするポリカーボネート
    樹脂組成物。 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、nおよびmはいずれも0もしくは正の整数であ
    り、lは3以上の整数であり、R^1ないしR^1^0
    はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子または炭化水素基を
    示す。〕
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011074095A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Unitika Ltd 樹脂組成物及び該樹脂組成物からなる成形体

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