JPH02235874A - ジオキサジン誘導体の製造方法 - Google Patents
ジオキサジン誘導体の製造方法Info
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- JPH02235874A JPH02235874A JP5502289A JP5502289A JPH02235874A JP H02235874 A JPH02235874 A JP H02235874A JP 5502289 A JP5502289 A JP 5502289A JP 5502289 A JP5502289 A JP 5502289A JP H02235874 A JPH02235874 A JP H02235874A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
上の 》
本発明は,新規なジオキサジン誘導体の製造方法に関す
る.より詳しくは,ヒトロキシルアミン化合物を電解還
元し、生成したアニオン種を、α、β−ジ八口カルボン
酸誘導体もしくは、α一八口アクリル酸誘導体と反応さ
せることによるジオキサジン誘導体の製造方法に関する
ものである. 本発明の方法によって製造されるジオキサジン誘導体は
除草剤として有用であり、また農薬、医薬などの生理性
物質の合成中間体としても有用である.したがって,本
発明の製造方法は化学工業、特に農業、医薬製造業分野
で利用できる.工え米二韮遣工 これまで、5,6−ジヒトロ−1.4.2−ジオキサジ
ン骨格を有する化合物については若干の文献的記載があ
り,またそれらの通常の有機合成法による合成もあわせ
て述べられている.それによると、ジャーナル オブ
オルガニック ケミストリー 第36巻第2号第284
頁(1971年)には、ペンズヒドロキザム酸と,l,
2−ジブロモエタンとの反応により,3−フェニルー5
.6−ジヒドロ−1.4.2−ジオキサジンが得られた
と記載されている.また、日本化学会誌1975年第6
巻第1041頁には、長鎖ヒトロキザム酸と1.2−ジ
ブロモエタンとの反応により、3一長鎖アルキル置換−
5,6−ジヒトロー1,4.2−ジオキサジン誘導体を
得ている.一方,生理活性物質への応用例は、医薬とじ
て中枢神経系に活性を有する化合物として,3一置換−
5,6−ジヒトロ−1.4.2−ジオキサジンの製法が
特開昭47−42685号公報に記載されており、3一
位の置換体の具体例として、例えば3−ベンジル体、3
−オルソク口ルフェニル体および3−メタクロルフェニ
ル体などの誘導体が開示されている.また農薬として応
用例は,カルボン酸誘導体を置換基に持つ既知の農薬を
変型した特殊な構造を有するものに限れらる.これらに
ついては特開昭57−154181号公報およびドイツ
特許第3220525号公報に記載され,除草活性を有
することも知られている.しかしながら,これまで5位
にカルボン酸誘導体を置換基として持つ化合物に関する
文献的記載はない. が じようと る 従来、5位にカルボン酸誘導体を置換基として持つ5,
6−ジヒドロー1.4.2−ジオキサジンの製造方法は
知られていない. ↓ 本発明は,電解反応を応用て、新規なジオキサジン誘導
体を極めて高収率よく製造する方法を提供することにあ
る. るための 本発明者らは,上記の目的を達成するために、種々の合
成方法を試みた.その結果、下記する一般式(I)の化
合物を原料として電解還元し、生成したアニオン種に、
一般式(]r)または一般式(m)の化合物を反応させ
ることにより、新規て除草剤として有用な革≠単ジオキ
サジン誘導体に導きうることを知見するに至ワた. したがって、本発明の要旨は、一般式(I)R.−C−
NHOH (I) I O (式中、R.は,水素原子、アルキル基、シクロアルキ
ル基、シクロアルキルアルキル基、アルコキシアルキル
基,アルキルチオアルキル基、アリール基,アリールア
ルキル基,アリールオキシアルキル基、アリールチオア
ルキル基、アリールアルキル才キシアルキル基またはア
リールアルキルチオアルキル基(ただし、アルキルとは
,飽和または不飽和のいずれでもよく、アリールとは、
ベンゼン核、ビリジン核、チオフェン核またはフラン核
を意味し,これらの核は2個までの同一または相異なる
八ロゲン原子、低級アルキル基,低級ハロアルキル基,
ヒドロキシ基,低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基
,シアノ基、ニトロ基、フェノキシ基またはフェニルチ
オ基で置換されてもよい)を示す)で表されるヒトロキ
シルアミン化合物を電解還元し、生成したアニオン種を
一般式(n) アクリル酸誘導体と反応させることを特徴とする、一般
式(17) (式中、R,,R..R,は前記に同じである)で表さ
れるジオキサジン誘導体の製造方法からなる. 本発明の製造方法に用いられたR t . R *、R
..X.’l;よびzcvsmと、得られた(IV)式
化合物の物性値を第1表に示す. (式中,R2およびR,は,前記に同じであり,Xおよ
びYは同一または相異なるハロゲン原子を示す)で表さ
れるα,β−ジハロカルボン酸誘導体と反応させるか、
一般式(m) R * − C H − C − C O R s
( m )(式中、RよおよびR3は前記
に同じであり、2はハロゲン原子を示す)で表される,
α一八口本発明を実施するには,次に述べるようにs1
の方法および第2の方法に大別できるが,この二種の方
法を組み合わした方法あるいはそれによる連続方法で行
いつる. 第1の方法は、一般式(1)と(II)または(m)で
示される化合物、溶媒および支持電解寅を隔膜で仕切ら
れた電解層の陰極室に入れ,陽極室には溶蝶と支持電解
質を入れ、電極を通して直流電流を電気量として(■)
の化合物の場合2FmoJl−’. (III)の化
合物の場合IFmojL−”前後通電する. 溶媒としては,非プロトン性極性溶媒が好ましく.ジメ
チルホルムアミド,ジメチルスルホキシト,ヘキサメチ
ルホスホンアミト、スルホラン、アセトニトリルSよび
メタノールが使用できる,支持電解質としては、第4級
アンモニウム塩が好ましく,カチオンとしては、テトラ
メチルアンモニウム.トリメチルベンジルアンモニウム
,テκ二,ミ111レ トラエチルアンモニウム,トリエチルアンモニウノー,
テトラブロビルアンモニクム,テトライソブロアンモニ
ウム、テトラブチルアンモニウム、およびテトラヘキシ
ルアンモニウムなどが、アニオンとしては,塩素イオン
,臭素イオン、沃素イオン、バラトルエンスルホン酸イ
オン,ベンゼンスルホン酸イオン、過塩素イオン、硫酸
イオン、硝酸イオンおよびホウフッ化水素酸イオンなど
が用いられるが、とりわけテトラエチルアンモニウム、
バラトルエンスルホン酸塩.テトラエチルアンモニウム
過塩素酸およびテトラブチルアンモニウム過塩素酸塩な
どが多く用いられる.隔膜としては、ガラスフィルター
,素焼円筒およびイオン交換膜が使用できる.電極とし
ては,白金,水銀,鉛,銅などの金属電極および炭素な
ど一般に電解反応に用いられるものを反応装置に合わせ
種々の形状で使用することができるが、特に好ましい電
極は白金と炭素である. 電解反応は、(■)および(m)式化合物の還元を避け
るためこれらの還元電位より小さい定電位で電解を必要
とするが、一般に(I)式化合物の還元電位の方が小さ
いことから,適当な大きさの定電流で電解を行っても収
率よく目的物が得られる場合が多い.電解還元反応の温
度は、室温から溶媒の沸点の範囲で任意に設定できるが
,通常は室温から80℃の範囲で行う. 原料である式(I)化合物、式(n)化合物および式(
m)化合物のモル比は任意にとりうるが、l:l付近に
設定することが望ましい.また,電解反応な円滑に行う
ため攪拌を行うことが好ましい.反応終了後は、通常の
有機反応と同様に、水とベンゼン、トルエン、テトラヒ
ト口フラン、クロロホルムなどの有機溶媒を加えて目的
物を抽出し,溶媒を留去することによって目的物を得る
ことができる. 第2の方法は、一般式(r)で表される化合物、溶媒お
よび支持電解質を隔膜で仕切られた陰極室に入れ、陽極
室には溶媒と支持電解質を入れる.そして電極を通して
(I)式化合物をア二オンにするに必要な電気量として
IFmof−’前後の直流電流を流す.通電後,陰極室
で生成した式(I)化合物のア二オン種と半量モルの式
(II)化合物を反応させるか当量モルの式(m)化合
物を反応させる.ここて使用する溶媒,支持電解買、隔
WXSよび電極に関してはW4lの方法と全く同じであ
り、反応温度および後処理も第1の方法に準ずる.第2
の方法は本発明のすべての化合物に適用できるが、特に
(II)および(m)式化合物が還元され易い場合に有
利である. なお、原料である(I)、(n)および(m)式化合物
は公知化合物または公知類の合成法で容易に製造するこ
とができる. 次に本発明の方法について実施例1〜4にて具体的に説
明する.ただし、本発明はこれらの実施例のみに限定さ
れるものではない. 素焼円筒隔膜と白金電極を備えた反応容器の陰極室にタ
ーシャリープチルカルボニルヒドロキシルアミン 1.
17g (0.01モル)、N一(2.6−ジエチルフ
ェニル)−2.3−ジクロ11!lユユ 3−フェニル
−5− α、α−ジのDMF溶液(0.5モル濠度)6
0mjLを入れ、陽極室にはテトラエチルアンモニウム
過塩素酸塩のDMF溶液(0.75モル濃度)20ml
を入れ、両極の電流密度 1.5Adm””の電流を2
.0FmoJ1−’,50℃で攪拌しながら80分通電
した後、冷却し、陰極室の液をトルエンと水の混合物に
投入した.有機層をIN塩酸、次でIN水酸化ナトリウ
ムで洗浄し.水洗後無水硫酸ナトリウムで乾燥した.減
圧にて溶媒を留去すると,標記化合物が淡褐色結晶とし
て2.86 (収率90%、電流効率90%》得られ、
ヘキサンーアセトン混合溶媒で再結晶すると、白色結晶
となり,融点125−127℃を示した. 素焼円筒隔膜と白金電極を備えた反応容器の陰極室にペ
ンズヒトロキザム酸 1.37g (0.01モル).
N−(α、α−ジメチルベンジル)−2−プロモクロト
ン酸アミl(2.82g(0.01モル)およびテトラ
エチルアンモニウムバラトルエンスルホン酸塩のDMF
溶液(0.5モル濃度)30m文を入れ、陽極室にはテ
トラエチルアンモニウムバラトルエンスルホン酸塩のD
MF溶液(0.75モル濃度)10mlを入れ、両極の
電流密度1.5Adm−”の電流をl.OFmoi−’
60℃で攪拌しながら80分間通電した.通電後冷却し
,陰極室の液をトルエンと水の混合物に投入し、実施例
1と同様に処理すると茶色油状物が得られ.トルエンー
酢酸エチル混合溶媒を使用したシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにて精製すると、標記化合物が無色油状物
として2.97g (収率88%、電流効率88%)得
られ、n:’=1.5036を示した.}C3.63g
(0、1モル)を加え、室温で2時間攪拌した.反応
終了後実施例lに準じて処理を行うと標記化合物が淡褐
色結晶として3.66g(収率89%、電流効率89%
)得られ、ヘキサンー酢酸エチル混合溶媒で再結晶する
と白色結晶となり、融点153−i56℃を示した.法
Q一 素焼円筒隔膜と白金電極を備えた反応容器の陰極室に2
−パラクロルフエノキシエチルカルボニルヒドロキシル
アミン 4.31g (0.02モル)およびテトラエ
チルアンモニウム過塩素酸塩のDMF溶液(0.5モル
濃度)60mMを入れ、陽極室にはテトラエチルアンモ
ニウム過塩素酸塩のDMF溶液(0.75モル濃度)2
0mlを入れ、両極の電流密度1.9Adm−”の電流
を1.OFmo文−1室温で攪拌しながら80分間通電
した.通電後陰極室にN− (2.6−ジエチルフェニ
ル)−2.3−ジブロモプロビオン酸アミ素焼円筒隔膜
と白金電極を備えた反応容器の喰極室にメチルチオカル
ボニルヒトロキシルアミン1.21g (0.1モル)
およびテトラエチルアンモニウムバラトルエンスルホン
酸塩のDMF溶液(0.5モル濃度)30mlを入れ、
陽極室にはテトラエチルアンモニウムバラトルエンスル
ホン酸塩のDMF溶液(0.75モル濃度)10mlを
入れ,両極の電流密度1.5Adm−”の電流を1.0
FmoR−’室温で攪拌しながら80分間通電した.通
電後陰極室にN−メチルーN−フェニル−2−ブロモア
クリル酸アミト2.40g(0.1モル)を加え、50
℃で1時間攪拌した.冷却後、実施例lに準じて処理を
行うと淡褐色油状物が得られ、トルエンーアセトン混合
溶媒を使用したシリカゲルカラムクロマトグラフイーに
て精製すると標記化合物が無色油状物として2.44g
(収率87%,電流効率87%)得られ、nll1=
1.5114を示した.工11二蓋呈上 本発明の方法によれば、除草剤および医農薬の中間体と
して有用性が高い式(IT)化合物を工業的に有利に製
造することができる.すなわち,第1に,高純度,高収
率,しかも高い電気効率で,かつ簡単な操作で目的物を
得ることができる.特に収率において本発明の方法では
80%以上である.第2に、特に第2の方法は,式(n
)化合物が還元されやすい場合に有利であり,副反応を
ともなわず目的物を得ることができる. 第3に、第1の方法も第2の方法も、ともに基本的には
同じ反応メカニズムで進行し、かつほぼ同じレベルの高
収率で目的物を得ることができる.それゆえに,第1と
第2の方法を組み合わせた方法あるいは連続反応を行う
ことも可能である. 第4に、電気エネルギーによるため、操作が清潔に行え
る. 前記のごとく製造される一般式(ff)化合物は除草活
性を有する.この除草剤は,次の参考製造例に示すごと
く従来の方法にしたがって製剤化され、使用される. l 化合物?b.152の化合物30部,アルキルベンゼン
スルホン酸カルシウム3部、ボリオキシエチレンノニル
フエニルエーテル5部および白土62部を均一に混合し
,粉砕して、活性成分を30%含有する水利剤を得る. 2( 剤) 化合物崩.48の化合物30部,メチルエチルケトン4
0部およびポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
30部を混合して溶解すれば、活性成分を30%含有す
る乳剤を得る.化合物No.130の化合物5部、ラウ
リルサルフェート1.5部、リグニンスルホン酸カルシ
ウム1.5部、ベントナイト25部およびホワイトカー
ボン67部を均一に混合し,これに水を加えて混線機で
混練して造粒し、流動乾燥機で乾燥すると、活性成分を
5%含有する粒剤を得る.175 0 0 0アールの
大きさのワグネルポットに水田土壌(沖積壌土)をつめ
,その表層部にヒエ,ホタルイ、ヘラオモダカ,コナギ
,アゼナおよびキカシグサの種子を各50粒ずつ均一に
播種した.播種1日後湛水し、水深を2cmに保った.
播種3日後,水稲の2.5Ii期苗1株2本植えで,ポ
ット当り3株を移植した.水稲移植1日後、参考製剤例
2に準じて調製した乳剤を水で希訳し、ポット当り処理
薬液10mJL(活性成分の施用量換算でlOアール当
り50g相当)を滴下した. 本試験はl薬液濃度区当り2連制て行い,薬剤処理30
日後に、以下に示す評価の指標に基づいて、除草効果お
よび水稲の薬害程度を調査した.その結果は第2表のと
おりである. 除草率(%) 100% 80〜lOO%未満 6 0〜 80ll 4 0〜 BOn 2 0〜 4011 ’l,Qn 薬害程度 枯 死 薬害大 II中 ノI 小 H 僅小 11無 第2表 (ドイツ国特許第3220525号公報記載の化合物)
試験例2 畑作雑草に対する除草 果および作物1)雑
草に対する除草効果試験 1/5000アールの大きさの素焼製ポットに畑土壌(
沖積壌土)をつめ,表層1cmの土壌とメヒシバ、エノ
コログサ、シロザ,イヌビュ、イ一一 プに準じて調製した乳剤を水て希釈し、lOアール当り
1 00Mの処理薬液(活性成分の施用量換算で10ア
ール当り100g相当)を土壌表面に噴霧して処理した
. 本試験は1区2連制で行い,薬剤処理30日後に除草効
果を試験例1と同様の評価の指標に基づいて調査した. 2)作物に対する薬害試験 1/10,000アールの大きさの素焼製ポットに畑土
壌(沖積壌土)をフめ、各作物の種子(ダイズ5粒、ト
ウモロコシ5粒、ビート10粒、ナタネlO粒およびコ
ムギ10粒)をそれぞ希釈し、10アール当り100文
の処理薬液(活性成分量で10アール当り100g相当
)を土壌表面に噴霧した. 本試験は、1区2連制で行い、薬剤処理30日後に各作
物に対する薬害を試験例lと同様の評価指標に基づいて
調査した.その結果は第3表のとおりである.
る.より詳しくは,ヒトロキシルアミン化合物を電解還
元し、生成したアニオン種を、α、β−ジ八口カルボン
酸誘導体もしくは、α一八口アクリル酸誘導体と反応さ
せることによるジオキサジン誘導体の製造方法に関する
ものである. 本発明の方法によって製造されるジオキサジン誘導体は
除草剤として有用であり、また農薬、医薬などの生理性
物質の合成中間体としても有用である.したがって,本
発明の製造方法は化学工業、特に農業、医薬製造業分野
で利用できる.工え米二韮遣工 これまで、5,6−ジヒトロ−1.4.2−ジオキサジ
ン骨格を有する化合物については若干の文献的記載があ
り,またそれらの通常の有機合成法による合成もあわせ
て述べられている.それによると、ジャーナル オブ
オルガニック ケミストリー 第36巻第2号第284
頁(1971年)には、ペンズヒドロキザム酸と,l,
2−ジブロモエタンとの反応により,3−フェニルー5
.6−ジヒドロ−1.4.2−ジオキサジンが得られた
と記載されている.また、日本化学会誌1975年第6
巻第1041頁には、長鎖ヒトロキザム酸と1.2−ジ
ブロモエタンとの反応により、3一長鎖アルキル置換−
5,6−ジヒトロー1,4.2−ジオキサジン誘導体を
得ている.一方,生理活性物質への応用例は、医薬とじ
て中枢神経系に活性を有する化合物として,3一置換−
5,6−ジヒトロ−1.4.2−ジオキサジンの製法が
特開昭47−42685号公報に記載されており、3一
位の置換体の具体例として、例えば3−ベンジル体、3
−オルソク口ルフェニル体および3−メタクロルフェニ
ル体などの誘導体が開示されている.また農薬として応
用例は,カルボン酸誘導体を置換基に持つ既知の農薬を
変型した特殊な構造を有するものに限れらる.これらに
ついては特開昭57−154181号公報およびドイツ
特許第3220525号公報に記載され,除草活性を有
することも知られている.しかしながら,これまで5位
にカルボン酸誘導体を置換基として持つ化合物に関する
文献的記載はない. が じようと る 従来、5位にカルボン酸誘導体を置換基として持つ5,
6−ジヒドロー1.4.2−ジオキサジンの製造方法は
知られていない. ↓ 本発明は,電解反応を応用て、新規なジオキサジン誘導
体を極めて高収率よく製造する方法を提供することにあ
る. るための 本発明者らは,上記の目的を達成するために、種々の合
成方法を試みた.その結果、下記する一般式(I)の化
合物を原料として電解還元し、生成したアニオン種に、
一般式(]r)または一般式(m)の化合物を反応させ
ることにより、新規て除草剤として有用な革≠単ジオキ
サジン誘導体に導きうることを知見するに至ワた. したがって、本発明の要旨は、一般式(I)R.−C−
NHOH (I) I O (式中、R.は,水素原子、アルキル基、シクロアルキ
ル基、シクロアルキルアルキル基、アルコキシアルキル
基,アルキルチオアルキル基、アリール基,アリールア
ルキル基,アリールオキシアルキル基、アリールチオア
ルキル基、アリールアルキル才キシアルキル基またはア
リールアルキルチオアルキル基(ただし、アルキルとは
,飽和または不飽和のいずれでもよく、アリールとは、
ベンゼン核、ビリジン核、チオフェン核またはフラン核
を意味し,これらの核は2個までの同一または相異なる
八ロゲン原子、低級アルキル基,低級ハロアルキル基,
ヒドロキシ基,低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基
,シアノ基、ニトロ基、フェノキシ基またはフェニルチ
オ基で置換されてもよい)を示す)で表されるヒトロキ
シルアミン化合物を電解還元し、生成したアニオン種を
一般式(n) アクリル酸誘導体と反応させることを特徴とする、一般
式(17) (式中、R,,R..R,は前記に同じである)で表さ
れるジオキサジン誘導体の製造方法からなる. 本発明の製造方法に用いられたR t . R *、R
..X.’l;よびzcvsmと、得られた(IV)式
化合物の物性値を第1表に示す. (式中,R2およびR,は,前記に同じであり,Xおよ
びYは同一または相異なるハロゲン原子を示す)で表さ
れるα,β−ジハロカルボン酸誘導体と反応させるか、
一般式(m) R * − C H − C − C O R s
( m )(式中、RよおよびR3は前記
に同じであり、2はハロゲン原子を示す)で表される,
α一八口本発明を実施するには,次に述べるようにs1
の方法および第2の方法に大別できるが,この二種の方
法を組み合わした方法あるいはそれによる連続方法で行
いつる. 第1の方法は、一般式(1)と(II)または(m)で
示される化合物、溶媒および支持電解寅を隔膜で仕切ら
れた電解層の陰極室に入れ,陽極室には溶蝶と支持電解
質を入れ、電極を通して直流電流を電気量として(■)
の化合物の場合2FmoJl−’. (III)の化
合物の場合IFmojL−”前後通電する. 溶媒としては,非プロトン性極性溶媒が好ましく.ジメ
チルホルムアミド,ジメチルスルホキシト,ヘキサメチ
ルホスホンアミト、スルホラン、アセトニトリルSよび
メタノールが使用できる,支持電解質としては、第4級
アンモニウム塩が好ましく,カチオンとしては、テトラ
メチルアンモニウム.トリメチルベンジルアンモニウム
,テκ二,ミ111レ トラエチルアンモニウム,トリエチルアンモニウノー,
テトラブロビルアンモニクム,テトライソブロアンモニ
ウム、テトラブチルアンモニウム、およびテトラヘキシ
ルアンモニウムなどが、アニオンとしては,塩素イオン
,臭素イオン、沃素イオン、バラトルエンスルホン酸イ
オン,ベンゼンスルホン酸イオン、過塩素イオン、硫酸
イオン、硝酸イオンおよびホウフッ化水素酸イオンなど
が用いられるが、とりわけテトラエチルアンモニウム、
バラトルエンスルホン酸塩.テトラエチルアンモニウム
過塩素酸およびテトラブチルアンモニウム過塩素酸塩な
どが多く用いられる.隔膜としては、ガラスフィルター
,素焼円筒およびイオン交換膜が使用できる.電極とし
ては,白金,水銀,鉛,銅などの金属電極および炭素な
ど一般に電解反応に用いられるものを反応装置に合わせ
種々の形状で使用することができるが、特に好ましい電
極は白金と炭素である. 電解反応は、(■)および(m)式化合物の還元を避け
るためこれらの還元電位より小さい定電位で電解を必要
とするが、一般に(I)式化合物の還元電位の方が小さ
いことから,適当な大きさの定電流で電解を行っても収
率よく目的物が得られる場合が多い.電解還元反応の温
度は、室温から溶媒の沸点の範囲で任意に設定できるが
,通常は室温から80℃の範囲で行う. 原料である式(I)化合物、式(n)化合物および式(
m)化合物のモル比は任意にとりうるが、l:l付近に
設定することが望ましい.また,電解反応な円滑に行う
ため攪拌を行うことが好ましい.反応終了後は、通常の
有機反応と同様に、水とベンゼン、トルエン、テトラヒ
ト口フラン、クロロホルムなどの有機溶媒を加えて目的
物を抽出し,溶媒を留去することによって目的物を得る
ことができる. 第2の方法は、一般式(r)で表される化合物、溶媒お
よび支持電解質を隔膜で仕切られた陰極室に入れ、陽極
室には溶媒と支持電解質を入れる.そして電極を通して
(I)式化合物をア二オンにするに必要な電気量として
IFmof−’前後の直流電流を流す.通電後,陰極室
で生成した式(I)化合物のア二オン種と半量モルの式
(II)化合物を反応させるか当量モルの式(m)化合
物を反応させる.ここて使用する溶媒,支持電解買、隔
WXSよび電極に関してはW4lの方法と全く同じであ
り、反応温度および後処理も第1の方法に準ずる.第2
の方法は本発明のすべての化合物に適用できるが、特に
(II)および(m)式化合物が還元され易い場合に有
利である. なお、原料である(I)、(n)および(m)式化合物
は公知化合物または公知類の合成法で容易に製造するこ
とができる. 次に本発明の方法について実施例1〜4にて具体的に説
明する.ただし、本発明はこれらの実施例のみに限定さ
れるものではない. 素焼円筒隔膜と白金電極を備えた反応容器の陰極室にタ
ーシャリープチルカルボニルヒドロキシルアミン 1.
17g (0.01モル)、N一(2.6−ジエチルフ
ェニル)−2.3−ジクロ11!lユユ 3−フェニル
−5− α、α−ジのDMF溶液(0.5モル濠度)6
0mjLを入れ、陽極室にはテトラエチルアンモニウム
過塩素酸塩のDMF溶液(0.75モル濃度)20ml
を入れ、両極の電流密度 1.5Adm””の電流を2
.0FmoJ1−’,50℃で攪拌しながら80分通電
した後、冷却し、陰極室の液をトルエンと水の混合物に
投入した.有機層をIN塩酸、次でIN水酸化ナトリウ
ムで洗浄し.水洗後無水硫酸ナトリウムで乾燥した.減
圧にて溶媒を留去すると,標記化合物が淡褐色結晶とし
て2.86 (収率90%、電流効率90%》得られ、
ヘキサンーアセトン混合溶媒で再結晶すると、白色結晶
となり,融点125−127℃を示した. 素焼円筒隔膜と白金電極を備えた反応容器の陰極室にペ
ンズヒトロキザム酸 1.37g (0.01モル).
N−(α、α−ジメチルベンジル)−2−プロモクロト
ン酸アミl(2.82g(0.01モル)およびテトラ
エチルアンモニウムバラトルエンスルホン酸塩のDMF
溶液(0.5モル濃度)30m文を入れ、陽極室にはテ
トラエチルアンモニウムバラトルエンスルホン酸塩のD
MF溶液(0.75モル濃度)10mlを入れ、両極の
電流密度1.5Adm−”の電流をl.OFmoi−’
60℃で攪拌しながら80分間通電した.通電後冷却し
,陰極室の液をトルエンと水の混合物に投入し、実施例
1と同様に処理すると茶色油状物が得られ.トルエンー
酢酸エチル混合溶媒を使用したシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにて精製すると、標記化合物が無色油状物
として2.97g (収率88%、電流効率88%)得
られ、n:’=1.5036を示した.}C3.63g
(0、1モル)を加え、室温で2時間攪拌した.反応
終了後実施例lに準じて処理を行うと標記化合物が淡褐
色結晶として3.66g(収率89%、電流効率89%
)得られ、ヘキサンー酢酸エチル混合溶媒で再結晶する
と白色結晶となり、融点153−i56℃を示した.法
Q一 素焼円筒隔膜と白金電極を備えた反応容器の陰極室に2
−パラクロルフエノキシエチルカルボニルヒドロキシル
アミン 4.31g (0.02モル)およびテトラエ
チルアンモニウム過塩素酸塩のDMF溶液(0.5モル
濃度)60mMを入れ、陽極室にはテトラエチルアンモ
ニウム過塩素酸塩のDMF溶液(0.75モル濃度)2
0mlを入れ、両極の電流密度1.9Adm−”の電流
を1.OFmo文−1室温で攪拌しながら80分間通電
した.通電後陰極室にN− (2.6−ジエチルフェニ
ル)−2.3−ジブロモプロビオン酸アミ素焼円筒隔膜
と白金電極を備えた反応容器の喰極室にメチルチオカル
ボニルヒトロキシルアミン1.21g (0.1モル)
およびテトラエチルアンモニウムバラトルエンスルホン
酸塩のDMF溶液(0.5モル濃度)30mlを入れ、
陽極室にはテトラエチルアンモニウムバラトルエンスル
ホン酸塩のDMF溶液(0.75モル濃度)10mlを
入れ,両極の電流密度1.5Adm−”の電流を1.0
FmoR−’室温で攪拌しながら80分間通電した.通
電後陰極室にN−メチルーN−フェニル−2−ブロモア
クリル酸アミト2.40g(0.1モル)を加え、50
℃で1時間攪拌した.冷却後、実施例lに準じて処理を
行うと淡褐色油状物が得られ、トルエンーアセトン混合
溶媒を使用したシリカゲルカラムクロマトグラフイーに
て精製すると標記化合物が無色油状物として2.44g
(収率87%,電流効率87%)得られ、nll1=
1.5114を示した.工11二蓋呈上 本発明の方法によれば、除草剤および医農薬の中間体と
して有用性が高い式(IT)化合物を工業的に有利に製
造することができる.すなわち,第1に,高純度,高収
率,しかも高い電気効率で,かつ簡単な操作で目的物を
得ることができる.特に収率において本発明の方法では
80%以上である.第2に、特に第2の方法は,式(n
)化合物が還元されやすい場合に有利であり,副反応を
ともなわず目的物を得ることができる. 第3に、第1の方法も第2の方法も、ともに基本的には
同じ反応メカニズムで進行し、かつほぼ同じレベルの高
収率で目的物を得ることができる.それゆえに,第1と
第2の方法を組み合わせた方法あるいは連続反応を行う
ことも可能である. 第4に、電気エネルギーによるため、操作が清潔に行え
る. 前記のごとく製造される一般式(ff)化合物は除草活
性を有する.この除草剤は,次の参考製造例に示すごと
く従来の方法にしたがって製剤化され、使用される. l 化合物?b.152の化合物30部,アルキルベンゼン
スルホン酸カルシウム3部、ボリオキシエチレンノニル
フエニルエーテル5部および白土62部を均一に混合し
,粉砕して、活性成分を30%含有する水利剤を得る. 2( 剤) 化合物崩.48の化合物30部,メチルエチルケトン4
0部およびポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
30部を混合して溶解すれば、活性成分を30%含有す
る乳剤を得る.化合物No.130の化合物5部、ラウ
リルサルフェート1.5部、リグニンスルホン酸カルシ
ウム1.5部、ベントナイト25部およびホワイトカー
ボン67部を均一に混合し,これに水を加えて混線機で
混練して造粒し、流動乾燥機で乾燥すると、活性成分を
5%含有する粒剤を得る.175 0 0 0アールの
大きさのワグネルポットに水田土壌(沖積壌土)をつめ
,その表層部にヒエ,ホタルイ、ヘラオモダカ,コナギ
,アゼナおよびキカシグサの種子を各50粒ずつ均一に
播種した.播種1日後湛水し、水深を2cmに保った.
播種3日後,水稲の2.5Ii期苗1株2本植えで,ポ
ット当り3株を移植した.水稲移植1日後、参考製剤例
2に準じて調製した乳剤を水で希訳し、ポット当り処理
薬液10mJL(活性成分の施用量換算でlOアール当
り50g相当)を滴下した. 本試験はl薬液濃度区当り2連制て行い,薬剤処理30
日後に、以下に示す評価の指標に基づいて、除草効果お
よび水稲の薬害程度を調査した.その結果は第2表のと
おりである. 除草率(%) 100% 80〜lOO%未満 6 0〜 80ll 4 0〜 BOn 2 0〜 4011 ’l,Qn 薬害程度 枯 死 薬害大 II中 ノI 小 H 僅小 11無 第2表 (ドイツ国特許第3220525号公報記載の化合物)
試験例2 畑作雑草に対する除草 果および作物1)雑
草に対する除草効果試験 1/5000アールの大きさの素焼製ポットに畑土壌(
沖積壌土)をつめ,表層1cmの土壌とメヒシバ、エノ
コログサ、シロザ,イヌビュ、イ一一 プに準じて調製した乳剤を水て希釈し、lOアール当り
1 00Mの処理薬液(活性成分の施用量換算で10ア
ール当り100g相当)を土壌表面に噴霧して処理した
. 本試験は1区2連制で行い,薬剤処理30日後に除草効
果を試験例1と同様の評価の指標に基づいて調査した. 2)作物に対する薬害試験 1/10,000アールの大きさの素焼製ポットに畑土
壌(沖積壌土)をフめ、各作物の種子(ダイズ5粒、ト
ウモロコシ5粒、ビート10粒、ナタネlO粒およびコ
ムギ10粒)をそれぞ希釈し、10アール当り100文
の処理薬液(活性成分量で10アール当り100g相当
)を土壌表面に噴霧した. 本試験は、1区2連制で行い、薬剤処理30日後に各作
物に対する薬害を試験例lと同様の評価指標に基づいて
調査した.その結果は第3表のとおりである.
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R_1は、水素原子、アルキル基、シクロアル
キル基、シクロアルキルアルキル基、アルコキシアルキ
ル基、アルキルチオアルキル基、アリール基、アリール
アルキル基、アリールオキシアルキル基、アリールチオ
アルキル基、アリールアルキルオキシアルキル基または
アリールアルキルチオアルキル基(ただし、アルキルと
は、飽和または不飽和のいずれでもよく、アリールとは
、ベンゼン核、ピリジン核、チオフェン核またはフラン
核を意味し、これらの核は2個までの同一または相異な
るハロゲン原子、低級アルキル基、低級ハロアルキル基
、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基、低級アルキルチオ
基、シアノ基、ニトロ基、フェノキシ基またはフェニル
チオ基で置換されてもよい)を示す〕で表されるヒドロ
キシルアミン化合物を電解還元し、生成したアニオン種
を一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、R_2は、水素原子、低級アルキル基、アリー
ル基またはアリールアルキル基を示し、R_3は、ヒド
ロキシ基、低級アルコキシ基、低級アルキルチオ基もし
くは基▲数式、化学式、表等があります▼(ただし、R
_4およびR_5は、同一または相異なる水素原子、ア
ルキル基、シクロアルキル基、アルコキシアルキル基、
アリール基、アリールアルキル基、アリールアルキルオ
キシ基であるか、互いに結合して含窒素5〜7員環を形
成するが、この場合は環内にさらに別のヘテロ原子を含
むことができる)を示し、XおよびYは同一または相違
なるハロゲン原子を示す〕で表されるα,β−ジハロカ
ルボン酸誘導体と反応させるか、一般式(III)▲数式
、化学式、表等があります▼(III) (式中、R_2およびR_3は前記に同じであり、Zは
ハロゲン原子を示す)で表される、α−ハロアクリル酸
誘導体と反応させることを特徴とする、一般式(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R_1、R_2、R_3は前記に同じである)
で表されるジオキサジン誘導体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5502289A JPH02235874A (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | ジオキサジン誘導体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5502289A JPH02235874A (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | ジオキサジン誘導体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02235874A true JPH02235874A (ja) | 1990-09-18 |
Family
ID=12987043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5502289A Pending JPH02235874A (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | ジオキサジン誘導体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02235874A (ja) |
-
1989
- 1989-03-09 JP JP5502289A patent/JPH02235874A/ja active Pending
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