JPH02236299A - 無機薄膜の製造方法 - Google Patents

無機薄膜の製造方法

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JPH02236299A
JPH02236299A JP28990889A JP28990889A JPH02236299A JP H02236299 A JPH02236299 A JP H02236299A JP 28990889 A JP28990889 A JP 28990889A JP 28990889 A JP28990889 A JP 28990889A JP H02236299 A JPH02236299 A JP H02236299A
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thin film
group
inorganic
ferrocene
ray diffraction
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Seiichiro Yokoyama
横山 清一郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は無機薄膜の製造方法に関し、詳し《は特定のミ
セル化剤を用いると共に電気化学的手法を講じることに
より、電子材料,コーティング材料等に利用しうる無機
薄膜を効率よく製造する方法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕従来か
ら、各種の無機薄膜を製造する方法として、真空蒸着法
2熱CVD法,プラズマCVD法超高真空(イオンビー
ム,分子線エビタキシー)法,LB膜法.キャスト法な
どが知られている。
しかしながら、これらの方法、特に真空蒸着法やCVD
法では、大がかりな装置を必要とするとともに、真空系
にしなければならないなどの問題がある。またキャスト
法は、溶媒の選定が困難であり、薄膜化できる無機材料
が限られているという問題がある。
本発明者は上記従来技術の欠点を解消し、而単な装置で
、様々な無機物質を容易に薄膜化しうる方法を開発すべ
く鋭意研究を重ねた。
〔課題を解決するための手段〕
その結果、フェロセン誘導体をミセル化剤として用いる
と、水中で各種の無機物質をミセル中に取り込むことが
でき、これを電解処理することにより、所望の無機薄膜
を電極上に形成できることを見出した。本発明はかかる
知見に基いて完成したものである。
すなわち本発明は、無機物質を、水性媒体中でフェ口セ
ン誘導体よりなるミセル化剤にて可溶化あるいは分散し
、得られるミセル溶液あるいは分散液を電解して電極上
に前記無機物質の薄膜を形成することを特徴とする無機
薄膜の製造方法を提供するものである。
本発明の方法は、次の如き原理にしたがって進行し、電
極(陽極)上に無機薄膜が形成される。
一般に、酸化チタンをはじめとする無機物質は、表面に
水酸基が存在している。そのため表面は強い親水性を示
す。このような無機物質の粒子を、水に必要に応じて支
持電解質等を加えて電気伝導度を調節した水性媒体に、
フェロセン誘導体よりなるミセル化剤(界面活性剤)と
ともに加えると、まずミセル化剤の親水基が、無機物質
粒子に吸着される。その結果、ミセル化剤の疎水基(前
記ミセル化剤の親水基と反対の位置にある)が無機物質
粒子の表面を覆い、その表面を疎水化する(一層吸着)
。次に、その疎水化された表面にさらにミセル化剤の疎
水基が吸着し、表面を親水化して分散する(二層吸着)
。したがって、添加するミセル化剤の量は、無機物質の
表面に吸着する量の1.5倍以上とすることが好ましい
。
このようにして、無機物質粒子を分散した後に、電解(
通電)すると、ミセルが陽極に引き寄せられて、陽極上
でミセル中のフエロセン誘導体が電子e一を失い(フェ
ロセン中のFe2+がFe”に酸化される)、それとと
もにミセルが崩壊して内部の無機物質が陽極上に析出し
て薄膜を形成する。一方、酸化されたフェロセン誘導体
は陰極に引き寄せられて電子e一を受け取り、再びミセ
ルを形成する。
このようなミセルの形成と崩壊が繰返される過程で、無
機物質の粒子が陽極上に析出して薄膜状のものとなり、
目的とする無機薄膜が形成されるのである。
本発明の方法で用いるミセル化剤は、フェロセン誘導体
よりなるものである。ここでフェロセン誘導体としては
各種のものがあるが、大きく分けて下記の(1)〜(6
)の六種をあげることができる。
まず(1)炭素数4〜16(好ましくは8〜14)の主
鎖を有するアンモニウム型(好ましくは第四級アンモニ
ウム型)のカチオン性界面活性剤にフェロセン化合物(
フエロセンあるいはフエロセンに適当な置換基(アルキ
ル基,アセチル基など)が結合したもの)が結合したも
のがあげられる。ここで主鎖の炭素数が少ないものでは
、ミセルを形成せずまた多すぎるものでは、水に溶解し
なくなるという不都合がある。
この界面活性剤にフェロセン化合物が結合する態様は様
々であり、大別して界面活性剤の主鎖の末端に結合した
もの、主鎖の途中に直接あるいはアルキル基を介して結
合したもの、主鎖中に組み込まれたものなどの態様があ
げられる。
このようなアンモニウム型のフェロセン誘導体としては
、一般式 (式中、R’,R”はそれぞれ水素または炭素数1〜4
(但し、後述の整数mを超えない)のアルキル基を示し
、z,  z’はそれぞれ水素または置換基(メチル基
.エチル基,メトキシ基あるいはカルボメトキシ基など
)を示し、Xはハロゲンを示す。また、m,nはm≧O
,n≧0でありがつ4≦m十n≦16を満たす整数を示
す.), 一般式 Fe (式中、R’,RZ,X,Z,Z’は前記と同じ(但し
、RI.Rzの炭素数は後述の整数hを超えない。)で
ある。また、h,j,kはh≧0,j≧0,k≧1であ
りかつ3≦h+j+−k≦15を満たす整数を示し、p
は0≦p≦k−1を満たす整数を示す.), 一般式 で表わされるものがあげられる。
次に、(2)他のタイプのフェロセン誘導体としては、
一般式 (式中、R’,R”,X,Y,Z,Z”は前記と同じ(
但し、R l , R 2の炭素数は後述の整数rを超
えない。)である。また、r, s, tはr≧Q,s
≧0,t≧1でありかつ4≦r十s+t≦16を満たす
整数を示す.) あるいは 一般式 (式中、R’,R!,X,Y,Z,Z’,r,s,tは
前記と同じである.) で表わされるエーテル型のフェロセン誘導体があげられ
る。ここで、aは2〜18の整数を示し、またbは2.
0〜1 0 0.0の実数である。aは上述の如く2〜
l8の整数であるから、環員炭素原子とYとの間にエチ
レン基,ブロビレン基等の炭素数2〜1日のアルキレン
基が介在したものとなる。また、bは2.0〜1 0 
0.0の間の整数のみならず、これらを含む実数を意味
するが、これはフェロセンgR体を構成するオキシエチ
レン基(−CH2CI420−)の繰返し数の平均値を
示すものである。さらに、上記一般式中のYは、酸素(
−0−)あるいはオキシカルボニル基(−0−C−)を
示し、z,z’ はそれぞれ前述の如く水素あるいは置
換基を示す。
これらのエーテル型のフエロセン誘導体は、国際公開W
O89/01939号明細書に記載された方法等によっ
て製造することができる。
さらに、(3)他のタイプのフエロセン誘導体としては
、一般式 で表わされるピリジニウム型フエロセン誘導体をあげる
ことができる。この式中、z,z’,xは前記と同じで
あり、R3は炭素数1〜4のアルキル基.炭素数1〜4
のアルコキシ基,炭素数1〜5のカルボアルコキシ基.
水酸基,カルポキシル基,スルホン酸基などを示し、ま
たC。Hoeは炭素数1〜16の直鎖または分岐鎖アル
キレン基を示す。このC.H2.は具体的には、テトラ
メチレン基,ペンタメチレン基.オクタメチレン基,ウ
ンデカメチレン基,ドデカメチレン基,ヘキサデ力メチ
レン基等のポリメチレン基(cr−rz).をはじめと
する直鎖アルキレン基、あるいは2−メチルウンデカメ
チレン基,4−エチルウンデカメチレン基などの分岐鎖
アルキレン基をあげることができる。
これらのビリジニウム型フェロセン誘導体は、特開平1
−226894号公報に記載された方法等によって製造
することができる。
また、(4)別のタイプのフェロセン誘導体としては、
一般式 〔式中、R4及びR5はそれぞれ炭素@1〜14の直鎖
或いは分岐アルキレン基を示し、X1及びX2はそれぞ
れー〇一又は一〇一〇−を示す。またA1及びA2はそ
れぞれ+CH2CHO}−qH  (R’はR′ 水素又はメチル基であり、qは2〜70の実数である。
)を示し、Zl及びZ2はそれぞれ水素.メチル基,メ
トキシ基,アミノ基,ジメチルアミノ基,水酸基,アセ
チルアミノ基.カルボキシル基7メトキシカルボニル基
,アセトキシ基,アルデヒド基或いはハロゲンを示す。
c,dはそれぞれ1〜4の整数を示す。] で表わされるフェロセン誘導体があげられる。これらの
フェロセン誘導体は、特願昭63−233798号明細
書に記載された方法等によって製造することができる。
また、(5)別のタイプのフェロセン誘導体としては、
一般式 (上記式中、Xは一G H z 0C一 メチル基あるいはエチル基を示す。R′及びR2はそれ
ぞれH , N H z ,  N ( C H x 
) z ,C H s ,  C H y OOHある
いはハロゲンを示し、R3は水素またはメチル基を示す
。nはO〜10整数であり、rは2〜70の実数である
。また、a及びbはそれぞれ1〜4の整数である。] で表わされるフェロセン誘導体があげられる。これらの
フェロセン誘導体は、特開平1−45370号公報に記
載された方法等によって製造することができる。
また、(6)別のタイプのフェロセン誘導体としては、
一般式 〔式中、Z1及びZ2はそれぞれH.C}{3,CH.
0,NHCOCH..N(CH,)t.COCH3,C
OOCH.示し、Rは水素あるいはメチル基を示す.k
は2〜70の実数を示し、hは2〜18の整数を示し、
mはθ〜4の整数を示し、nは1あるいは2を示し、a
及びbはそれぞれ1〜4の整数を示す.〕で表わされる
フェロセン誘導体があげられる.これらのフエロセン誘
導体は、特願昭63一248601号明細書に記載され
た方法等によって製造することができる。
本発明の方法では、まず水性媒体中に上記のフェロセン
誘導体よりなるミセル化剤,支持塩ならびに無機物質、
好ましくは平均粒径が10μm以下の無機物質を入れて
、超音波.ホモジナイザーあるいは撹拌機等により充分
に分散させてミセルを形成せしめ、その後必要に応じて
過剰の該無機物質を除去し、得られたミセル溶液を静置
したままあるいは若干の撹拌を加えながら上述の電極を
用いて電解処理する。また、電解処理中に無機物質をミ
セル溶液に補充添加してもよく、あるいは陽極近傍のミ
セル溶液を系外へ抜き出し、抜き出したミセル溶液に無
機物質を加えて充分に混合撹拌し、しかる後にこの液を
陰極近傍へ戻す循環回路を併設してもよい。この際のミ
セル化剤の濃度は、限界ミセル濃度以上、具体的には約
1μM以上であればよい。また電解条件は、各種状況に
応じて適宜選定すればよいが、通常は液温0〜70゜C
、好ましくは20〜30゜C、電圧0.03〜1.5■
、好ましくは0.1〜0,7Vとし、電流密度lOts
 A / ci以下、好ましくは50〜300μA/c
rAとする。
この電解処理を行うと、前述した原理で反応が進行する
。これをフェロセン誘導体中のFeイオンの挙動に着目
すると、陽極ではフエロセンのFe”がFe3+となっ
て、ミセルが崩壊し、無機物質の粒子(300〜700
人程度)が陽極上に析出する。
一方、陰極では陽極で酸化されたFe”がFe”に還元
されてもとのミセルに戻るので、繰返し同じ溶液で製膜
操作を行うことができる。
このような電解処理により、陽極上には所望する無機物
質の粒子、特に粒径300〜700人程度の粒子による
薄膜が形成される。
上記本発明の方法で用いる支持塩(支持電解質)は、水
性媒体の電気伝導度を調節するために必要に応じて加え
るものである。この支持塩の添加量は、可溶化あるいは
分散している無機物質の析出を妨げない範囲であればよ
く、通常は上記ミセル化剤の0〜300倍程度の濃度、
好ましくはlO〜200倍程度の濃度を目安とする。こ
の支持塩を加えずに電解を行うこともできるが、この場
合支持塩を含まない純度の高い薄膜が得られる。また、
支持塩を用いる場合、その支持塩の種類は、ミセルの形
成や電極への前記無機物質の析出を妨げることな《、水
性媒体の電気伝導度を調節しうるちのであれば特に制限
はない。
具体的には、一般広く支持塩として用いられている硫酸
塩(リチウム.カリウム1 ナトリウムルビジウム.ア
ルミニウムなどの塩),酢酸塩(リチウム,カリウム,
ナトリウム,ルビジウム,ベリリウム.マグネシウム,
カルシウム,ストロンチウム,バリウム,アルミニウム
などの塩),ハロゲン化物塩(リチウム,カリウム,ナ
トリウム,ルビジウム,カルシウム.マグネシウム,ア
ルミニウムなどの塩),水溶性酸化物塩(リチウム,カ
リウム,ナトリウム,ルビジウム,カルシウム,マグネ
シウム,アルミニウムなどの塩)が好適である。
また、本発明の方法で用いる電極は、フエロセンの酸化
還元電位(+0. 1 5 V対飽和甘コウ電極)より
責な金属もしくは導電体であればよい。具体的にはI 
To(酸化インジウムと酸化スズとの混合酸化物),白
金.金.銀,グラシーカーボン,導電性金属酸化物2有
機ボリマー導電体などがあげられる。
本発明の方法において、無機薄膜の製造原料である無機
物質は、その粒径は特に制服はないが、好ましくは平均
粒径が10μm以下、最も好ましくは1μm以下の微粒
子が用いられる。ここで、平均粒径が10μmを超える
ものでは、得られる無機薄膜が平滑かつ均一なものとな
らない場合があり、またミセル化剤で可溶化するのに時
間がかかると同時に、条件によっては可溶化しない無機
物質が多量に残存するなど様々な問題が生ずることがあ
る。
本発明の方法において使用可能な上記無機物質としては
、無機酸化物.無機硫化物など各種のものがあるが、例
えばTiOz,C,CdS,FeO:+,YzO*−Z
rOz,Zl”Oz.AlzOz,CuS,ZnS,T
eOz.L iNbox.  S i3Nn,SrCe
Oz.WO3PLZTさらには各種の超電導酸化物など
をあげることができる。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。
実施例1 100ccの水に を0. 1 9 8 g (WO:lの表面に吸着され
る量の2.0倍に相当)加え、これに平均粒径0.8μ
mのW03を0.232g加えて、超音波で10分間攪
拌した後、得られたミセル溶液を2000rpmで10
分間遠心分離を行った。この上澄液を20cc採取し、
これに0.208gの臭化リチウムを加えて電解液とし
た。
陽極にITO,陰極に白金.参照電極として飽和甘コウ
電極を用いて、25゜Cで印加電圧0.5V.電流密度
15μA / crAの定電位電解を30分行った。こ
のときの通電量は0.027クーロンであった。
その結果、W03の薄膜を得た。原料のW03のX線回
折ピーク(第1図)と得られた薄膜のX線回折ピーク(
第2図)とが一致することにより、ITO上の薄膜はW
03であることが判明した。
実施例2 100ccの水にミセル化剤として 式 ?取し、これに0.208gの臭化リチウムを加えて電
解液とした。
陽極にGC,陰極に白金,参照電極として飽和甘コウ電
極を用いて、25゜Cで印加電圧0.5V,電流密度2
7μA / ciの定電位電解を30分行った。このと
きの通電量は0.041クーロンであった。
その結果、T i O zの薄膜を得た。原料のTiO
■のX線回折ピーク(第3図)と得られた薄膜のX線回
折ピーク(第4図)とが一敗することにより、GC上の
薄膜はT i O Zであることが判明した。
実施例3 100ccの水にミセル化剤として ?表わされるフェロセン誘導体(FTMA)を0. 1
 0 9 g (TiO■の表面に吸着される量の3.
0倍に相当)加え、これに平均粒径1.2μmのTiO
zを0.20g加えて、超音波で10分間撹拌した後、
得られたミセル溶液を200Orpmで10分間遠心分
離を行った。この上澄液を20ccF.e で表わされるフェロセン誘導体(F P Y A)を0
.1 3 0 g(Y203  ZrOzの表面に吸着
される量の2.0倍に相当)加え、これに平均粒径1.
8?mの8モル%のY203−ZrOzを0. 2 0
 g加えて、超音波で10分間攪拌した後、得られたミ
セル溶液を2000rpmで10分間遠心分離を行った
。この上澄液を20cc採取し、これに0.208gの
臭化リチウムを加えて電解液とした。
陽極及び陰極に白金,参照電極として飽和甘コウ電極を
用いて、25゜Cで印加電圧0.5V.電流密度12μ
A / ciの定電位電解を30分行った。
このときの通電量は0.03クーロンであった。
その結果、Y203  ZrO■の薄膜を得た。原料の
Y20:l  ZrOzのX線回折ピーク(第5図)と
得られた薄膜のX線回折ピーク(第6図)とが一致する
ことにより、白金上の薄膜はYZO3  ZrO■であ
ることが判明した。
実施例4 100ccの水に、ミセル化剤としてFPEGを0. 
1 9 8 g(CdSの表面に吸着される量の1.8
倍に相当)加え、これに平均粒径0.09μmのCdS
を0.2g加えて、超音波で10分間攪拌した後、得ら
れたミセル溶液を2000rpmで10分間遠心分離を
行った。この上澄液を20cc採取し、これに0.20
8gの臭化リチウムを加えて電解液とした。
陽極にITO,陰極に白金,参照電極として飽和甘コウ
電極を用いて、25゜Cで印加電圧0.5■.電流密度
19μA / c++lの定電位電解を30分行った。
このときの通電量は0.03クーロンであった。
その結果、CdSの薄膜を得た。原料のCdSOX線回
折ピーク(第7図)と得られた薄膜のX線回折ピーク(
第8図)とが一致することにより、ITO上の薄膜はC
dSであることが判明した。
実施例5 100dの水にミセル化剤として 式 で表わされるフェロセン誘導体(FTMA)を0.13
0g(α一A 1 z O 3の表面に吸着される量の
4.0倍に相当)加え、これに平均粒径0.2μmのa
  Altosを0.2g加えて、超音波で10分間攪
拌した後、得られたミセル溶液を2000rpmで10
分間遠心分離を行った。この上澄液を20cc採取し、
これに0.208gの臭化リチウムを加えて電解液とし
た。
陽極にITO,陰極に白金.参照電極として飽和甘コウ
電極を用いて、25”Cで印加電圧0.5■,電流密度
21μA / ciの定電位電解を30分行った。この
ときの通電量は0.031クーロンであった。
その結果、α−Aha3の薄膜を得た。原料のα−A1
gOffのX線回折ピーク(第9図)と得られた薄膜の
X線回折ピーク(第10図)とが一致することにより、
ITO上の薄膜はα−Al20:lであることが判明し
た。
実施例6 100ccの水に、ミセル化剤としてFPEGを0.2
 g(SrCeO3の表面に吸着される量の2.4倍に
相当)加え、これに平均粒径0.31μmのSrCeO
3を0.3g加えて、超音波で10分間攪拌した後、得
られたミセル溶液を200Orpmで10分間遠心分離
を行った。この上澄液を20cc採取し、これに0.2
08gの臭化リチウムを加えて電解液とした。
陽極にITO,陰極に白金,参照電極として飽和甘コウ
電極を用いて、25゜Cで印加電圧0、5■,電流密度
26μA / aflの定電位電解を30分行った。こ
のときの通電量は0.04クーロンであった。
その結果、S r C e O :lの薄膜を得た。原
料のS r C e O xのX線回折ビークく第11
図)と得られた薄膜のX線回折ピーク(第12図)とが
一致することにより、ITO上の薄膜はSrCeO=で
あることが判明した。
〔発明の効果] 本発明の方法によれば、簡単な装置ならびに操作によっ
て、様々な無機物質からなる膜厚の極めて薄い無機薄膜
を効率よく製造することができる。
このように、本発明の方法によって得られる無機薄膜は
、電子材料,表示材料,蛍光表示材料.液晶カラーフィ
ルター,カラーフィルター.プラズマディスプレイ,コ
ーティング材料,エレクトロクロミック材料.エレクト
ロルミネッセンス材料,光メモリー材料,光ディスク材
料,惑光材料,太陽電池等として幅広《かつ有効に利用
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で用いたWO3のX線回折パターン,
第2図は実施例1で得られた薄膜のX線回折パターン.
第3図は実施例2で用いたT i O 2のX線回折パ
ターン.第4図は実施例2で得られた薄膜のX線回折パ
ターン,第5図は実施例3で用いたYz03 ZrOz
のX線回折パターン.第6図は実施例3で得られた薄膜
のX線回折パターン、第7図は実施例4で用いたCdS
のX線回折パターン,第8図は実施例4で得られた薄膜
のX線回折パターン,第9図は実施例5で用いたαAh
a3のX線回折パターン.第10図は実施例5で得られ
た薄膜のX線回折パターン,第11図は実施例6で用い
たSrCeOzのX線回折パターン,第12図は実施例
6で得られた薄膜のX線回折パターンである。 なお図中、θはプラッグ角である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無機物質を、水性媒体中でフェロセン誘導体より
    なるミセル化剤にて可溶化あるいは分散し、得られるミ
    セル溶液あるいは分散液を電解して電極上に前記無機物
    質の薄膜を形成することを特徴とする無機薄膜の製造方
    法。
  2. (2)無機物質が、平均粒径10μm以下のものである
    請求項1記載の製造方法。
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