JPH0224759B2 - - Google Patents

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JPH0224759B2
JPH0224759B2 JP25030685A JP25030685A JPH0224759B2 JP H0224759 B2 JPH0224759 B2 JP H0224759B2 JP 25030685 A JP25030685 A JP 25030685A JP 25030685 A JP25030685 A JP 25030685A JP H0224759 B2 JPH0224759 B2 JP H0224759B2
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boom
vehicle body
angle
length
vehicle
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JP25030685A
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JPS62111899A (ja
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Mitsuhiro Kishi
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Hikoma Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Hikoma Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高所作業車の転倒防止機構に関し、特
にブームの転倒危険角度を少なくし、バランス修
正を自動的に行うようにした高所作業車の転倒防
止機構に関する。
〔従来の技術〕
この種の高所作業車には、車体上に左右方向に
旋回可能に設けられた旋回台上にブームを上下方
向に起伏自在に枢支し、このこのブームの先端に
バケツトを枢着しておき、このバケツトに作業者
を乗せたまま電柱や壁面に向けて旋回、起伏ある
いは伸縮させて足場のない高所での作業ができる
ようにしたものがある(いわゆるブーム式リフ
ト)。
ところで、このような高所作業車は、ブーム全
体の伸縮長さが例えば8〜15メートルもある。こ
のため、ブームを長く伸ばすとその重心が移動し
て転倒することがあり、従来においては転倒事故
を防止するため機械的な手段によりブームの長さ
とその角度を検出し、危険範囲に達するとそれ以
上ブームを伸ばせないようにしたり、ブームを下
方に傾けられないように制御していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような従来の高所作業によれば安全な作業
範囲が狭いことから、作業範囲が限定されてしま
うという問題点があつた。
本発明は上述した問題点を解消するためになさ
れたもので、バランス修正動作を行わせることに
よりブームの転倒危険角度を小さくして作業範囲
を大きくとると共に、ブーム先端を上記バランス
修正動作にかかわらず常に同一位置に維持できる
ようにした高所作業車の転倒防止機構を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決する手段〕
上記問題点を解決した本発明は、車体上に旋回
可能に設けられた旋回台と、この旋回台に枢支さ
れて俯角シリンダーと伸縮用シリンダーで伸縮起
伏自在に動作されるブームと、前記ブームの先端
に枢着されたバケツトとから成る高所作業車にお
いて、車体の左右両側に水平方向に伸縮できる張
出し体を設け、これらの張出し体の先端には車体
を持ち上げるアウトリガーを設け、張出し体には
持ち上げた状態の車体をその側方に水平方向へ移
動させることができる油圧作動機構を設け、ブー
ムにはその伸縮長を測定できる測長センサーを設
け、ブームの水平からの角度を検出できる角度セ
ンサーを設けると共に、張出し体にはアウトリガ
ーから車体までに距離を検出する位置センサーを
設け、前記測長センサーと角度センサーからの検
出信号を取り込み、これを予め設定しておいた転
倒危険範囲データーとつき合わせ、転倒危険範囲
にあると判定されたときには、位置センサーによ
る車体の位置を判別して上記油圧作動機構を駆動
制御し、車体を張出し体の長さ方向に従つて転倒
危険方向とは反対方向に移動制御できると共に、
車体の移動に対応して俯角シリンダーと伸縮用シ
リンダーを駆動してブームの角度及び長さを補正
することにより、車体が移動してもブームの先端
を同一の位置にあるように制御する油圧制御装置
を設けてなるものである。
〔作用〕
まず、持ち上げ機構を所定の位置に設定して車
体を固定する。次いで、ブームを伸ばすなどの動
作をさせ、このときに測長センサー及び角度セン
サーからの検出信号を油圧制御装置に取り込む。
油圧制御装置は、その検出信号を危険範囲のデー
ターに付き合わせて、その範囲になつたら張出し
体を制御して車体を危険方向とは反対方向に車体
を水平移動させる。また、制御装置は車体の移動
に応じてブーム角度及び長さを駆動制御する。こ
れにより、重心をブームの反対側に移動させバラ
ンスを取ることで、転倒を防止することができる
と共に、ブーム先端は、車体が移動しているにも
かかわらず、同一線上に留まることができる。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。
第1図は本発明に係る転倒防止機構を備えた高
所作業車を示す斜視図、第2図は第1図における
高所作業車の側面図である。
これらの図において、高所作業車1の車体2の
上に旋回台3を旋回可能に設け、旋回台3の上端
にブーム4を起伏自在に枢着し、このブーム4の
先端にバケツト5を枢着し、ブーム4を多段伸縮
式に構成してこれを図示しない伸縮用シリンダー
によつて長さを可変となし、かつバケツト5を常
に水平状態になるように図示しない平衡シリンダ
ーによつて制御させている。ブーム4と旋回台3
との間には俯仰角度を制御する俯角シリンダー6
を配設してある。車体2には、その前後の左右両
側に、上下方向に向けて配設した張出し体7と、
これらに設けたアウトリガー8とからなる持ち上
げ機構9を配設してある。
また、ブーム4には、伸縮長さを測定し電気信
号として出力する測長センサー10を取り付けて
ある。測長センサー10は巻尺式のもので、その
本体11をブーム4の基部に設け、その本体11
に出入する測長用帯体12の一端をブーム4の先
端固定点13に固定してなるもので、測長用帯体
12が本体11より引き出された長さを電気的信
号に変換して出力するように構成したものであ
る。旋回台3には、ブーム4の角度を測定し電気
的信号として出力する角度センサー14を設けて
ある。
なお、前又は後の張出し体7R,7Lには、こ
れらの伸縮長を測定できる測長センサー17R,
17Lを設けてある。この測長センサー17R,
17Lは測長センサー10と同じ構造のものでよ
く、本体は車体2の張出し体7R,7Lの基部に
取付け、帯体の先端をアウトリガー8に固定して
ある。
第3図は転倒防止機構を含む油圧制御系統を示
すものである。油圧制御装置15は操作盤16か
らの操作指令用の信号を取り込むと共に、測長セ
ンサー10、角度センサー14、張出し体7R,
7L用測長センサー17R,17Lからの信号を
取り込み、操作盤16からの指令か又はこれら指
令信号等に基づいて、駆動装置18をもつて駆動
される油圧ポンプ19から吐出される圧力油を制
御して各シリンダー6,20,21,22R,2
2L,23R,23L,24及び旋回台3を駆動
させる油圧モータ25をそれぞれ駆動制御できる
ように構成してある。油圧制御装置15では、第
4図に示すような安全領域(斜線を付した領域
X,X,Z)を記憶しているROM26が内蔵さ
れており、前記センサー10,14,17R,1
7Lからの信号を基にして演算結果をROM26
で参照し、上記安全領域X,X,Zを超えると判
断したときには、張出し体7R,7Lのための張
出し体用シリンダー22,23を駆動制御して重
心が移動した方向とは反対方向に車体2を移動さ
せるようにしてある。これにより、第4図の安全
領域X,X,Zは、破線で示す領域x,y,zの
ように拡大され、その領域は広げられる。
第5図は上記油圧制御系統のうちの転倒防止機
構の機器構成を示すものである。
油圧制御装置15は、油圧回路29と、これを
制御する制御装置30とから構成されている。
制御装置30は、各種の演算や処理を実行する
処理装置(CPU)31と、該CPU31に所定の
手段で処理等を実行させるプログラムを記憶して
いる読出専用メモリ(ROM)32と、各種デー
ター等を記憶しておくメモリ(RAM)33と、
操作盤16からの各種指令を取り込むと共に必要
な表示信号を操作盤16に与えるデジタル入出力
回路(DIO)34と、各種センサー10,14,
17R,17Lからの検出信号を取り込む入力回
路(I)35と、上記油圧回路29を制御する信
号を出力するデジタル出力回路(DO)36と、
これらを接続するバス37とから構成されてい
る。尚、ROM26はバス37に接続しある。
油圧回路29は、油圧ポンプ19により加圧さ
れた圧力油を電磁切換弁41,42,43及び4
4に供給できるように配管40が接続してあり、
電磁切換弁41,42,43及び44からの油を
油タンク45に導くように配管46が設けてあ
り、電磁切換弁41の出力側と伸縮用シリンダー
20とを配管47,48で連結し、電磁切換弁4
2の出力側と俯角シリンダー6とを配管49,5
0で連結し、電磁切換弁43の出力側を右側張出
し体用シリンダー22R,23Rの直列接続した
ものに配管51,52を介して連結し、電磁切換
弁44の出力側を左側張出し体用シリンダー22
L,23Lの直列接続したものに配管53,54
を介して連結して構成したものである。上記各電
磁切換弁41〜44は、制御装置30のDO36
を介して出力されるCPU31からの切換指令に
よりそれぞれ切り換えられるようになつており、
その指令に応じた作動油を各電磁切換弁41〜4
4の出力側に出力できるようになつている。
第6図は、第5図の転倒防止機構を示すブロツ
ク図である。
この図においても前述の構成要素と同一のもの
には同一の符号を付して説明を省略する。
第6図において、55は手動駆動制御部、56
は主計算処理部、57は照合・制御部、58はF
レジスタ、59はGレジスタ、60は張出し体駆
動制御部、61は修正駆動制御部、62は警報
部、63は補助計算部である。
手動駆動制御部55は、信号65が“1”のと
きに操作盤16からの操作指令に基づいて電磁切
換弁41,42を切り換え制御し、信号65が
“0”のときには操作盤16からの操作指令に基
づく信号を電磁切換弁41,42に出さないよう
にしてある。
主計算処理部56は、センサー10,14、補
助計算部63、及びその他必要な信号を取り込ん
で後述する第(1)式〜第(4)式の演算処理をして、そ
の演算結果を照合・制御部57に供給するように
してある。
照合・制御部57は、前記演算結果を基に、
ROM26に記憶させてある第1の安全領域
(X,Y,Z)、又は第2の安全領域(x,y,
z)を照合すると共に、制御の順序に応じてFレ
ジスタ58、Gレジスタ59を照合し、第1の安
全領域にあると判断したときはS信号65を
“1”とし、第2の安全領域にあると判断したと
きS信号65を一時“0”とすると共に移動制御
信号66を張出し体駆動制御部60に修正制御信
号67を修正駆動制御部61に出力し、張出し体
駆動制御部60により張出し体7R,7Lの移動
が完了したと補助計算部63からの信号により確
認すると信号65を“1”とし、信号66,67
の出力を停止し、第2の安全領域を超えると判断
されたときはS信号65を“0”とすると共にA
信号70を操作盤16の警報部62に出力する。
第2の安全領域にあつたものが第1の安全領域に
なつたと判断されたときは戻制御信号68を張出
し体駆動制御部60、修正戻制御信号69を修正
駆動制御部61に出力するようにしてある。
Fレジスタ58は照合・制御部57によりセツ
ト・リセツトされるようにしてある。Gレジスタ
59は手動駆動制御部55により、旋回台3の向
きがセツトされるようにしてある。
電磁切換弁41,42は、手動駆動制御部55
または修正駆動制御部61により切換制御される
ようにしてある。
電磁切換弁43,44は自動制御されている間
は張出し体駆動制御部60により切換制御される
ようにしてある。
尚、手動駆動制御部55、主計算処理部56、
照合・制御部57、修正駆動制御部61、張出し
体駆動制御部60、補助計算部63は、CPU3
1により構成されており、Fレジスタ58、Gレ
ジスタ59はRAM33内に設けられている。
次に、上記実施例の作用を説明する。
第7図は本実施例の作用を証明するために示す
フローチヤート、第8図は修正制御及び修正戻制
御動作を説明するために示すフローチヤート、第
9図〜第11図は本実施例の作用を説明するため
に示す説明図である。
まず、張出し体7を所定の長さまで伸ばす。こ
の動作は操作盤16を操作して操作指令を発し
(ステツプS100)、この指令を取り込んだ油圧
制御装置15により張出し体用シリンダー22
R,22L,23R,23Lに作動油を供給して
各張出し体7を伸ばし(ステツプS101)、所
定の長さに各張出し体7が伸びたことを各測長セ
ンサー17R,17Lからの検出信号により油圧
制御装置15が検出すると(ステツプS102)、
その作動油の供給を停止する(ステツプS10
3)ことにより実現される。
次に、アウトリガー8を伸ばして車体2を地上
より浮かせておく。これは、操作盤16を操作し
て操作指令を発し(ステツプS104)、この指
令を取り込んだ油圧制御装置15によりアウトリ
ガーシリンダー24に作動油を所定量供給する
(ステツプS105)ことにより実現される。
このように張出し体7を所定長さ伸ばし、かつ
アウトリガー8を伸ばして車体2を浮かせた状態
が第7図に示されている。
これにより旋回台3の回転、ブーム4の伸縮、
ブーム4の俯角の各制御が可能となる。
ステツプS107はブーム4の伸縮指令、ステ
ツプS108はブーム4の俯角制御指令、ステツ
プS109は旋回台3の回転制御指令がそれぞれ
個別に発生できる。これら信号は、手動駆動制御
部55に入力される。
ステツプS107でブーム4の伸縮指令が操作
盤16を介して発せられると、手動駆動制御部5
5は電磁切換弁41を駆動制御し(これはDIO3
4を介して得られる指令をCPU31に取り込み、
その指令を判定してDO36を介して電磁切換弁
41を駆動制御することによつて)、伸縮用シリ
ンダー20に作動油を供給してブーム4を伸張さ
せるか縮退させるかの動作をさせる(ステツプS
110)。次いで、測長センサー10からの検出
信号(l)と、角度センサー14からの検出信号
(θ)とを入力回路35を介して読み込みRAM
33に一時記憶させる(ステツプS111)。次
に、RAM33に記憶したデーターlとθとを用
いて主計算処理部56で下記(1)式と(2)式の計算を
する(ステツプS112)。
H=lsinθ …(1) V=lcosθ …(2) ただし、H;ブーム4の水平方向の長さ、 V;ブーム4の垂直方向の長さ、 l;ブーム4の長さ、 θ;ブーム4と水平面の角度、 さらに、ステツプS113では、主計算処理部
56からの演算結果を照合・制御部57に取り込
み、その照合・制御部57はROM26に記憶さ
せてある第4図に示す第1の安全領域(X,Y,
Z)に、上記計算結果をつき合わせ、安全領域か
否かを照合・制御部57で判定させる(ステツプ
S114)。ステツプS114で、照合・制御部
57で安全領域(YES)であると判定されると、
ステツプS115に移つて、ここでFレジスタ5
8をチエツクし前回異常処理ループであつたかを
判定し、異常が無ければS信号65を“1”とし
てステツプS116に移る。
ステツプS116では、現在の制御がブーム4
の長さ制御である場合はステツプS117に移
り、所望の長さになつたと判定したときは、ステ
ツプS117で操作盤16を操作して手動駆動制
御部55にブーム長さ制御の停止指令を与える。
すると、これをDIO34を介して得たCPU31
が電磁切換弁41をDO36を介して停止位置に
にして停止させる(ステツプS118)。尚、ス
テツプS116で所望の長さでないときはステツ
プS107に戻る。
ステツプS108で、操作盤16が操作されて
ブーム4の角度制御指令が発せられると、手動駆
動制御装置55により電磁切換弁42が制御され
(これをDIO34を介してCPU31に取り込まれ
た指令をCPU31で判定してDO36を介して電
磁切換弁42を駆動制御することによつて)、俯
角シリンダー6に作動油を供給してブーム4を持
ち上げる(ステツプS120)。
次いで、主計算処理部56は各センサー10,
14からの信号を取り込み(ステツプS111)、
これを基に主計算処理部56で演算し(ステツプ
S112)、照合・制御部57にその結果を与え
る。照合・制御部57は、ROM26に記憶させ
た第4図に示す第1の安全領域(X,Y,Z)を
照合し、危険領域でないときにステツプS115
でFレジスタ58をチエツクし異常処理ループを
通つてないことを条件にステツプS116に移
る。このステツプS116では角度制御と判定さ
れるので、ステツプS121で所望の角度になつ
たと判定したときは、ステツプS122で操作盤
16を操作してブーム4の角度制御を停止指令に
する。すると、手動駆動制御部55により電磁切
換弁42が停止位置にし(これは、DIO34を介
して指令を得たCPU31が電磁切換弁42をDO
36を介して停止位置にして)ブーム4の角度制
御を停止させる(ステツプS123)。尚、ステ
ツプS121で所望の角度でないときは、ステツ
プS108に戻る。
一方、主計算処理部56からの演算結果を照
合・制御部57がROM26を照合し(ステツプ
S111〜ステツプS114)、第2の安全領域
を超えたと判定されると、照合・制御部57はF
レジスタ58を照合し(ステツププS124)、
このFレジスタ58に何もセツトされていないと
きにステツプS125に移り、ブーム4の移動を
停止すべく照合・制御部57は信号65を“0”
として手動駆動制御部55を動作停止とする(こ
れは、CPU31がDO36を介して電磁切換弁4
1,42を停止位置に制御することによつて得ら
れる)。
次いで、照合・制御部57はGレジスタを照合
してブーム4の向きに関するデーターを判定し
(ステツプS126)、“右”の場合はステツプS
127に、“左”の場合はステツプS128に移
る。ステツプS127の制御は、照合・制御部5
7が張出し体制御部60に移動制御信号66を出
し、電磁切換弁43,44を駆動する(これは、
CPU31が張出し体シリンダー22L,23L
を縮退させ、かつ張出し体シリンダー22R,2
3Rを伸張させるように電磁切換弁43,44を
駆動制御することによつて得られる)。
同時に、照合・制御部57からは修正制御信号
が修正駆動制御部61に供給され、修正制御用の
信号が電磁切換弁41,42に与えられる(これ
は、CPU31によりDO36を介して行われる
(ステツプS129))。尚、修正制御動作は後述
するが、これによりパケツト5は車体2の移動に
関わらず、一定位置に留まることになる。
ステツプS128での制御は、照合・制御部5
7が張出し体駆動制御部60に移動制御信号66
を出し、電磁切換弁43,44を駆動する(これ
は、CPU31が張出し体シリンダー22L,2
3Lを伸張させ、かつ張出し体シリンダー22
R,23Rを縮退させるように電磁切換弁41,
42を駆動制御することによつて得られる)。同
時に、照合・制御部57からは修正制御用の信号
が電磁切換弁41,42に与えられる(これは、
CPU31によりDO36を介して行われる(ステ
ツプS130)。この修正動作も後述する。ステ
ツプS129,130を終了すると、ステツプS
131へ移り、ここで張出し体7が所定の長さに
移動したか判定し移動しないときはステツプS1
26に戻り、移動したときはステツプS132に
移る。例えばステツプS126→128→130
→131の各ステツプを終了すると、車体2と張
出し体7の関係だけに注目すれば、第9図又は第
10図の状態から第11図の状態に移動すること
になる。
ステツプS132では、照合・制御部57はS
信号65を“1”としてステツプS125で停止
していたブーム4の移動を許可し、かつ、照合・
制御部57はステツプS133でFレジスタ58
に車体2を“右”、“左”のいずれに移動させたか
セツトする。センサー10,14からの検出信号
(l,θ)を入力回路35を介してRAM33に
記憶する(ステツプS134)。次いで主計算処
理部56が第(1)式、第(2)式を計算をする。つま
り、RAM33からのデーター(l,θ)を基に
CPU31では上記(1)式、(2)式の計算をする(ス
テツプS135)。
照合・制御部57は、第2の安全領域(x,
y,z)に前記主計算処理部56からの演算結果
を突き合わせ(ステツプS136)、安全と判断
するとステツプS166の処理に移し、危険と判
断するとステツプS138の処理に移す。照合・
制御部57は、ステツプS138の処理として警
報部62にA信号70を与えることにより警報を
発し、次いでS信号65を“0”として停止制御
する(これは、CPU31によりDO36を介して
電磁切換弁41,42を停止位置にすることによ
つて得られる(ステツプS139))。
ところで、一度第1の安全領域から外れると、
必ずステツプS124に移るが、2回目以降フロ
ーの場合はステツプS124でステツプS134
にジヤンプすることになるので、第1及び第2の
安全領域内にあるか否かの判定だけになる。
ここで再びステツプS114で第1の安全領域
に入ると、ステツプS115に移り、Fレジスタ
58のチエツクが照合・制御部57によりなされ
る。ここでは、一度以上危険範囲となつたことで
ステツプS124〜ステツプS137の処理がな
されていることから、Fレジスタ58に“右”、
“左”の設定がされているので、ステツプS14
0に移ることになる。
先ず、照合・制御部57は信号65を“0”と
してブームの動きを時停止させる(ステツプS1
40)。次いで、照合・制御部57は、Gレジス
タ59を照合してブーム4の向きを判断する(ス
テツプS141)。ブーム4が右に向いていると
きは、ステツプS142に移り、照合・制御部5
7から張出し体駆動制御部60に信号を与え、車
体2を右に移動させて元の位置になるように制御
する。次いで、照合・制御部57は、修正駆動制
御部61に修正戻制御信号を与えて、張出し体シ
リンダー22R,22L,23R,23Lの戻り
があつてもブーム4の先端が同一位置にあるよう
に制御する(ステツプS143)。ついで、補助
計算部63からの信号により車体2が元の位置に
戻つたか否かを照合・制御部57が判断し、元に
戻つていないときは、ステツプS141に移り、
元に戻つたときはステツプS148に移る。ステ
ツプS148では照合・制御部57はS信号65
を“1”にして一時停止を解除し、ステツプS1
49で照合・制御部57はFレジスタ58をリセ
ツトしてからステツプS116に移る。尚、ステ
ツプS146,S147は、ステツプS142,
S143と同じ制御で方向が異なるだけである。
第8図は修正制御及び修正戻制御を示すフロー
チヤートであり、これに基づいてその動作を説明
するが、その前にこのフローチヤートで採用する
原理を説明する。
第12図は修正制御及び修正戻制御の原理を説
明するために示す説明図である。
第12図において、Pはブーム4の先端、Oは
ブーム4の枢支点、Vは先端Pまでの高さ、Hは
枢支点Oと先端Pまでの水平距離である。危険範
囲と判定された時点において、高さをV(a)、水平
距離H(a)、ブーム4の長さl(a)、角度をθ(a)とす
る。
ここで、車体2が矢符M方向にΔθだけ移動し
た際に先端Pをそのままの位置にするためには θ(b)=tan-1{V(a)/(H(a)+ΔH)}、 l(b)=V(a)/sinθ(b) とすればよい。さらに、ΔH移動したとすると、
先端Pをそのままの位置とするためには、 θ(c)=tan-1{V(a)/H(a)+2ΔH)}、 l(c)=V(a)/sinθ(c) とすればよい。したがつて、その車体の移動に応
じて、 θ(b)=tan-1{V(a)/(H(a)+ΔH)}、 θ(c)=tan-1{V(a)/(H(a)+2ΔH)}、 …… θ(x)=tan-1{V(a)/(H0+xΔH)} =tan-1{V(a)/H(a)+H(x))}、 …… θ(n)=tan-1{V(a)/H(a)+nΔH)}、 =tan-1{V(a)/H(a)+H(n))} l(b)=V(a)/sinθ(b) l(c)=V(a)/sinθ(c) …… l(x)=V(a)/sinθ(x) …… l(n)=V(a)/sinθ(n) となる。したがつて、このように車体2が移動す
る毎に、その水平移動距離H(x)を基に角度θ
(x)及びブーム長さl(x)を求め、この角度θ
(x)及び長さl(x)に実際の長さを一致させる
ように制御すれば、先端Pはその位置に留まるこ
とになる。
逆に、枢支点がOnにあるときに車体2が矢符
N方向に移動する場合は、次のようにすればよ
い。
θ(n)=tan-1{V(a)/(H(a)+H(n))}、 θ(n−1) =tan-1{V(a)/(H(a)+H(n)−ΔH)} …… θ(x)=tan-1{V(a)/(H(a)+H(n)−H
(x))}、 …… θ(b)= tan-1{V(a)/(H(a)+H(n)−H(n−1))
}、 θ(a)=tan-1(V(a)/H(a)) l(n)=V(a)/sinθ(n) l(n−1)=V(a)/sinθ(n−1) …… l(x)=V(a)/sinθ(x) …… l(b)=V(a)/sinθ(b) l(a)=V(a)/sinθ(a) このようにして求めたθ(x),l(x)に実際
の角度とブーム長さを一致させれば、車体2のN
方向への移動にかかわらず、先端Pは同じ位置に
留まつていることになる。
それでは、上記原理に基づいて動作する修正制
御及び修正戻制御について第8図のフローチヤー
トを参照しながら説明する。この第8図のフロー
チヤートは、第7図に示すフローチヤートのステ
ツプS120及びS130、又はステツプS14
3及びS147を詳細に説明したものである。
ステツプS200では、照合・制御部57によ
り修正制御か、修正戻制御かの判定がされる。
ここで、修正制御と判定されたときの動作を説
明する。修正制御と判定されたときは、ステツプ
S201に移つて、このステツプS201でブー
ム4の向きが“右”か“左”かに応じてステツプ
S202か、S203に移ることになる。これ
は、入力されてくる角度センサー14からのデー
ターを用いやすいようにするためのものである。
次いで、ステツプS204では、ブーム4を伸ば
し制御と指定すると共に、角度を下降制御と指定
し、かつ使用する式を第(3―1)式を用いる指
定をする。
次いで、主計算処理部56は、補助計算部63
からのデーターを基にステツプS204で指定さ
れた第(3―1)式を用いてブーム角度θ(x)
を計算してその結果を照合・制御部57に与え
る。
θ(x)=tan-1{V(a)/(H(a)+H(x))}
…(3―1) ただし、H(a)は第1の安全領域から初めて危険
領域に移つた際のバケツトと(ブーム4)下端枢
支部との水平距離。
V(a)は、第1の安全領域から初めて危険領域に
移つた際のブーム4の先端とブーム4の下端枢支
点との垂直距離。
H(x)は車体2の水平移動距離。
ステツプS206では、、主計算処理部56が、
上記ステツプS205で求めたθ(x)を基に第
(4)式を用いてブーム長さl(x)を計算してその
結果を照合・制御部57に与える。
l(x)=V(a)/sinθ(x) …(4) ステツプS207では、先ず照合・制御部57
から修正制御信号67が修正駆動制御部61に与
えられるから、該修正駆動制御部61は電磁切換
弁41を駆動制御して伸縮用シリンダー20を伸
ばすようにする。次に、照合・制御部57は、ス
テツプS205で求めたθ(x)と角度センサー
14からの実測定値と照合し、一致していなけれ
ば、照合・制御部57は修正制御信号67を修正
駆動制御部61に与えて俯角シリンダー6を下降
させる制御をする(ステツプS209)。次いで、
ステツプS210では、前のステツプで求めたθ
(x)と角度センサー14からの実測定値、及び
前のステツプで求めたl(x)と測長センサー1
0からの実測定値の両方が一致しているか否かを
判定し、両方が一致していなければステツプS2
11に移つて、l(x)が実測値と一致している
かを判定する。ステツプS211で不一致のとき
はステツプS207に移り、ステツプS211で
一致しているときはステツプS213に移り、こ
こで伸縮用シリンダー20の移動を停止するよう
に修正駆動制御部61を制御して、しかる後にス
テツプS209に移る。
ステツプS208で、θ(x)と実測定値が一
致すると、ステツプS212に移り、俯角シリン
ダー6の駆動を停止する。
ステツプS210で、両方とも一致がとられた
ときには、ステツプS214に移り、このステツ
プで伸縮用シリンダー20、俯角シリンダー6の
停止制御をするように照合・制御部57により修
正駆動制御部61が制御される。以上の制御フロ
ーにより、車体2の移動にかかわらずバケツト5
の位置及び高さは車体2が移動を始める直前の位
置に留まつたままとなる。
一方、ステツプS200で修正戻制御と判定さ
れたときの動作を説明する。
ステツプS215ではブーム4の向きを判定す
る。この判定方法は前述と同じである。また、ス
テツプS216及びS217はステツプS202
及びS203同じである。次いで、ステツプS2
18では、伸縮用シリンダー20を縮める制御と
指定し、俯角シリンダー6を上昇させる制御と指
定し、かつ使用する式を第(3―2)式を用いる
指定をする。このステツプS218を通つた後は
ステツプS205に移り、以後の動作は前述と同
じフローを通り、前述の動きとは逆になる。すな
わち、バケツト5は、車体2が元の位置に戻る動
きがあつても、修正戻制御が開始される直前の位
置と高さに留まることになる。
ここに、第(3―2)式を示す。
θ(x)=tan-1 {V(a)/(H(a)+H(n)−H(x))
…(3―2) 尚、ステツプS109で操作盤16を操作して
旋回台3の回転指令を与えると、これが油圧制御
装置15に取り込まれ、直ちに油圧モータ25を
旋回駆動する(ステツプS150)。ステツプS
151で所望の回転角になつたかを操作者が判定
し、所望となつていなければステツプS109に
戻り、所望となつていたときはステツプS152
に移り、操作盤16を停止制御する。これによ
り、油圧制御装置15は旋回台3用の油圧モータ
25を停止し(ステツプS153)、その回転角
方向を所定のGレジスタ(RAM33内に設けて
ある)59に記憶させておく(ステツプS15
4)。この回転方向は移動させる毎に更新できる
ようにしてあり、基本位置にブーム4が戻つたと
きにはGレジスタ59はリセツトされるようにし
てある。
それでは、上記フローチヤートを使つて動作の
一例を説明する。
ステツプS107,S108で同時にブーム4
の伸びと俯角が制御されたとすると、ステツプS
110,S120→S110〜S117,S12
1と処理されて、第9図の状態からブーム4が伸
びて第1図及び第2図の状態になる。そして、所
望の状態にブーム4がなつたときに、それぞれス
テツプS117〜S119,S121〜S123
に移り停止する。
次いで、ステツプS109に移してステツプS
140〜S141の処理をし、旋回台3を回転さ
せる。所望の回転位置に旋回台3がきたときにス
テツプS152〜S154の処理をすると、第1
0図の如くになる。
このときステツプS114で危険と判定される
と、以後ステツプS124以降の処理がなされる
(ステツプS124〜137)。これにより、第1
1図に示すように、車体2が転倒方向とは反対方
向に移動し安全となる。このとき、第8図の処理
がなされて、バケツト5は一定の位置に保たれて
いる。第11図に示すように、車体2は破線の状
態から実線の状態に移るが、バケツト5は元の位
置に留まることができるものである。また、危険
角度から離れると、ステツプS114で必ずステ
ツプS115に移るので、張出し体7は元の位置
(第10図)に設定されることになる。このとき
も、第8図の処理がなされ、第11図に示すよう
に車体2が実線から破線に移つても、バケツト5
はもとの位置に留まることができる。
このように本実施例は動作するので、第1の危
険領域(第4図の斜線X,Y,Zの領域外)にな
ると自動的に車体2を転倒方向とは反対側に移動
させると共にバケツト5を元の位置に留めておく
ことができ、重心バランスがとられると共にバケ
ツト5の移動がないので転倒を防止できると共に
バケツト移動による危険がなくなる。危険範囲を
離れると車体2は再び元の位置(第10図)に復
帰できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、上述のようになつているので
ブームの転倒危険範囲を著しく小さくして作業範
囲を拡大できると共に、ブーム先端の移動がない
ので安全であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例を示す斜視図、第
2図は同実施例を示す側面図、第3図は油圧制御
系統を示す系統図、第4図は安全領域を示す説明
図、第5図は同実施例の転倒防止機構を示す系統
図、第6図は転倒防止機構を示すブロツク図、第
7図は同実施例の作用を説明するために示すフロ
ーチヤート、第8図は修正制御及び修正戻制御を
示すフローチヤート、第9図〜第11図は同実施
例を説明するための説明図、第12図は修正制御
及び修正戻制御の原理を説明するために示す説明
図である。 2…車体、3…旋回台、4…ブーム、7…張出
し体、9…持ち上げ機構、10…測長センサー、
14…角度センサー、15…油圧制御装置、26
…ROM、29…油圧回路、30…制御装置、5
5…手動駆動制御部、56…主計算処理部、57
…照合・制御部、58…Fレジスタ、59…Gレ
ジスタ、60…張出し体駆動制御部、61…修正
駆動制御部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車体上に旋回可能に設けられた旋回台と、こ
    の旋回台に枢支されて俯角シリンダーと伸縮用シ
    リンダーで伸縮起伏自在に動作されるブームと、
    前記ブームの先端に枢着されたバケツトとから成
    る高所作業車において、 車体の左右両側に水平方向に伸縮できる張出し
    体を設け、これらの張出し体の先端には車体を持
    ち上げるアウトリガーを設け、張出し体には持ち
    上げた状態の車体をその側方に水平方向へ移動さ
    せることができる油圧作動機構を設け、ブームに
    はその伸縮長を測定できる測長センサーを設け、
    ブームの水平からの角度を検出できる角度センサ
    ーを設けると共に、張出し体にはアウトリガーか
    ら車体までに距離を検出する位置センサーを設
    け、前記測長センサーと角度センサーからの検出
    信号を取り込み、これを予め設定しておいた転倒
    危険範囲データーとつき合わせ、転倒危険範囲に
    あると判定されたときには、位置センサーによる
    車体の位置を判別して上記油圧作動機構を駆動制
    御し、車体を張出し体の長さ方向に従つて転倒危
    険方向とは反対方向に移動制御できると共に、車
    体の移動に対応して俯角シリンダーと伸縮用シリ
    ンダーを駆動してブームの角度及び長さを補正す
    ることにより、車体が移動してもブームの先端を
    同一の位置にあるように制御する油圧制御装置を
    設けたことを特徴とする高所作業車の転倒防止機
    構。
JP25030685A 1985-11-08 1985-11-08 高所作業車の転倒防止機構 Granted JPS62111899A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25030685A JPS62111899A (ja) 1985-11-08 1985-11-08 高所作業車の転倒防止機構

Applications Claiming Priority (1)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62111899A JPS62111899A (ja) 1987-05-22
JPH0224759B2 true JPH0224759B2 (ja) 1990-05-30

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ID=17205941

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JP25030685A Granted JPS62111899A (ja) 1985-11-08 1985-11-08 高所作業車の転倒防止機構

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JPS62111899A (ja) 1987-05-22

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