JPH022500B2 - - Google Patents

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JPH022500B2
JPH022500B2 JP13691681A JP13691681A JPH022500B2 JP H022500 B2 JPH022500 B2 JP H022500B2 JP 13691681 A JP13691681 A JP 13691681A JP 13691681 A JP13691681 A JP 13691681A JP H022500 B2 JPH022500 B2 JP H022500B2
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JP
Japan
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cylinder
mass
crankshaft
balancer
couple
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JP13691681A
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JPS5839855A (ja
Inventor
Tsunehiko Suzuki
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5839855A publication Critical patent/JPS5839855A/ja
Publication of JPH022500B2 publication Critical patent/JPH022500B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/22Compensation of inertia forces
    • F16F15/26Compensation of inertia forces of crankshaft systems using solid masses, other than the ordinary pistons, moving with the system, i.e. masses connected through a kinematic mechanism or gear system
    • F16F15/264Rotating balancer shafts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18Multi-cylinder engines
    • F02B2075/1804Number of cylinders
    • F02B2075/1812Number of cylinders three
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B67/00Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、自動車用3気筒エンジンにおいて、
クランク軸自体にカウンタウエイトを設け、更に
クランク軸に対し同じ速度で逆方向に回転するバ
ランサ軸を設けて、各気筒の往復及び回転質量に
よる1次の慣性力とX軸回りの1次の慣性偶力を
釣合わせ、加えてクランク軸の長手方向の1次の
慣性偶力をも釣合わせたバランサ装置に関するも
のである。
【従来の技術】
各気筒においては往復質量と回転質量による慣
性力があり、回転質量による慣性力はクランク腕
と反対側にカウンタウエイトを設けることにより
全部釣合わせることができ、往復質量による慣性
力は回転質量による場合と同じ位置でハーフバラ
ンスさせ、残りの部分をクランク軸と同じ速度で
逆方向に回転するバランサ軸で釣合わせることが
できる。ところで3気筒エンジンの場合は上述の
ようにして各気筒毎の慣性力は釣合い、同時にX
軸回りの慣性偶力も釣合つていても、長手方向の
慣性偶力が生じ、この慣性偶力を釣合い除去する
ため、従来例えば特開昭55−6035号公報の如くク
ランク軸のカウンタウエイトを特定の分離構造に
したもの、または特公昭54−2333号公報の如くク
ランク軸系の慣性偶力とは大きさが同じて逆方向
の慣性偶力をバランサ軸に発生させて相殺するも
のがある。
【発明が解決しようとする課題】
以上は3気筒エンジンで一般に言わせている慣
性力及び慣性偶力の釣合に関するものである。即
ち3気筒の如き奇数気筒のエンジンでは、中間の
第2気筒を中心にしてその左右両側に第1及び第
3気筒の慣性力が点対称的に作用しているので、
これによるクランク軸長手方向の慣性偶力を考慮
しなければならず、これがエンジンの振動に与え
る影響も大きい。一方、この慣性力による振れ回
りの長手偶力はバランサ軸のバランサで釣合わせ
ることもできるが、この場合に偶力が一定でもバ
ランサ相互の距離に応じてその質量を変えること
ができるので、バランサの取付位置を特定するこ
とにより、バランサ軸自体の構造、設計自由度、
クランク軸に対する配置関係等において非常に有
利になる。 本発明はこのような事情に鑑み、クランク軸の
カウンタウエイトとバランサ軸のバランサにより
慣性力及び慣性偶力に対する釣合いを達成し、且
つバランサ軸をクランク軸側に近付けると共にそ
の軽量小型化を図り、更にはバランサ軸の軸支及
びそれがオイル中につかる際のバランサによる不
具合にも対処し得るようにした3気筒エンジンの
バランサ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、クランク
腕が順次120゜の等間隔に配設されるクランク軸
の、第1ないし第3気筒にエンジンの往復及び回
転質量に対するカウンタウエイトを均等に設け、
上記クランク軸に対し同じ速度で反対方向に回転
する1本のバランサ軸を設け、該バランサ軸の第
1気筒側2個の軸受相当部と、第3気筒側2個の
軸受相当部とにバランサを2個ずつ2相設けるよ
うに構成されている。
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の一実施例を具体
的に説明する。まず第1図において1気筒当りの
バランス系について説明すると、図において符号
1はクランク軸、2は順次120゜の等間隔に配置さ
れるクランク腕、3はクランクピン、4はコンロ
ツド、5はピストンであり、クランク腕2のクラ
ンクピン3と反対側延長線上に回転質量による慣
性力の全部と、往復質量による慣性力をハーフバ
ランスさせるカウンタウエイト6を設ける。ま
た、クランク軸1に対し同じ速度で逆方向に回転
するバランサ軸7を1本設け、往復質量による慣
性力の残りも全部ハーフバランスさせるバランサ
8を設ける。そして図のようにクランク腕2がZ
軸上部からθ右回り位置した場合に、バランサ軸
7のバランサ8はZ軸下部から同じθだけ左回り
に位置するように設ける。ここで、往復部分の慣
性質量をmp、説明を判り易くするため回転部分
のクランクピン3における等価の慣性質量をmc
とすると、クランク軸側のカウンタウエイト6の
質量は往復質量mpに対してはハーフバランスさ
せれば良いのでmp/2、回転質量mcに対しては
クランク軸1と同方向に回転するのでその全部を
バランスさせることができてmcになり、合計す
ると(mp/2)+mcとなる。また、バランンサ
軸側のバランサ8の質量は上記往復質量の残りに
なつてmp/2となる。 こうすることで、往復部分及び回転部分のZ,
Y方向の慣性力はいずれも釣合うことになる。従
つて3気筒エンジンにおいては各気筒相当位置に
それぞれ上記各質量のカウンタウエイト6、バラ
ンサ8を付けるとすると、この場合にクランク軸
側のカウンタウエイト合計質量は3{(mp/2)+
mc}に、バランサ軸側のバランサ合計質量は
(3/2)mpとなる。 次いで3気筒エンジンにおいて往復部分の質量
による釣合いについて第2図により説明すると、
図において第1ないし第3気筒をサフイクスaな
いしcで示してあり、また第2気筒が上死点にあ
つて、第1気筒はそれから240゜回転位置し、第3
気筒は120゜回転位置した状態になつている。そこ
でこの状態からθだけ動いた場合の、第1気筒の
起振力Fp1、第2気筒の起振力Fp2、第3気筒の
起振力Fp3は次のようになる。 Fp1=mprω2cos(θ+240゜) Fp2=mprω2cosθ Fp3=mprω2cos(θ+120゜) そこで全体の慣性力は、 Fp1+Fp2+Fp3=0 で釣合つている。 またクランク軸長手方向の慣性偶力は、一般性
を持たせるため第1気筒から或る距離Sだけ離れ
た点Pからみることにし、各気筒のピツチをLと
すると、 Fp1.S+Fp2(S+L)+Fp3(S+2L) で示される。 即ち、 Fp1・S+Fp2(S+L)+Fp3(S+2L) =−√3mprω2Lsinθ ………(1) となつて、Z方向荷重である往復質量によりY軸
周りの長手偶力が生じる。 第3図において各気筒毎にハーフバランスさせ
るカウンタウエイト6a,6b,6cの質量によ
る釣合いについて説明すると、第2図同様に第2
気筒が上死点の場合が示してあり、このとき各気
筒のカウンタウエイト6a,6b,6cはクラン
ク腕2a,2b,2cに対し180゜位相が進んだ位
置にある。そこで、この状態からθだけ動いた場
合のZ方向では、各カウンタウエイト質量による
力Frec1、Frec2、Frec3が次のようになる。 Frec1=(mp/2)rω2cos(θ+240゜ +180゜) Frec2=(mp/2)rω2cos(θ+180゜) Frec3=(mp/2)rω2cos(θ +120°+180゜) 従つて、Z方向の慣性力は、 Frec1+Frec2+Frec3=0 となつて釣合う。 一方、このようなZ方向の力による長手方向の
慣性偶力は上述と同様に求めると、 Frec1・S+Frec2(S+L) +Frec3(S+2L)=(√3/2)mprω2 Lsinθ ……(2a) となつて、同様にY軸周りの長手偶力を生じる。 また、カウンタウエイト6a,6b,6cはZ
方向のみならずY方向の成分も有し、このY方向
については慣性力は釣合い、Y方向の力による長
手方向の慣性偶力は次のようになる。 −(√3/2)mprω2Lcosθ ……(2b) 即ち、Y方向の力によるZ軸周りの長手偶力を生
じることになる。 以上、クランク軸側のカウンタウエイト6aな
いし6cにより生じる長手方向の慣性偶力は、Z
方向によるY軸周りと、Y方向によるZ軸周りに
生じ、両者を合成したものは次のようになる。 (√3/2)mprω2Lsinθ−(√3/2)mpr ×ω2Lcosθ=(√3/2)mprω2 L(sinθ-cosθ) ……(3) 以上、クランク軸における往復質量及びカウン
タウエイトによる慣性力の釣合い、長手方向慣性
偶力、即ち振れ回りについて説明したが、ここで
(1)式及び(3)式の長手偶力が残ることになり、これ
を合成すると、 −√3mprω2Lsinθ+(√3/2)mprω2 ×L(sinθ-cosθ)=−(√3/2)mprω2 L(sinθ+cosθ) ……(4) となる。そこで、このような長手偶力をバランサ
軸側で釣合わせることについて第4図により説明
する。まず、バランサ軸7においても各気筒に対
応したバランサ8a,8b,8cでハーフバラン
スさせるとすると、各バランサ8aないし8cの
質量はクランク軸側往復質量に対してmp/2で
ある。また、図のように第2気筒が上死点の場合
にその第2気筒相当のバランサ8bは反対の下死
点側の位置にあり、第1気筒相当のバランサ8a
は、左回り240゜位相が進んだ位置から更に180゜ず
れた位置に、第3気筒相当のバランサ8cは左回
り120゜の位置から更に180゜位相が進んだ位置にあ
る。 そこでこの状態からθだけ動いた場合のZ方向
の力Frec1、Frec2、Frec3は、 Frec1=(mp/2)rω2cos(θ+240゜+180゜) Frec2=(mp/2)rω2cos(θ+180゜) Frec3=(mp/2)rω2cos(θ+120゜+180゜) となつて、Z方向慣性力は釣合い、このZ方向の
力によるY軸周りの長手偶力は、 (√3/2)mprω2Lsinθ ……(2a′) また、Y方向ではクランク軸と逆方向に回るた
め極性が負になるが、同様にして慣性力は釣合
い、このY方向の力によるZ軸周りの長手偶力
は、 (√3/2)mprω2Lcosθ ……(2b′) 従つてバランサ軸側のバランサ8aないし8c
により生じる長手方向の慣性偶力も、Z方向によ
るY軸周りと、Y方向によるZ軸周りとに生じ、
その合成したものは上記2a′式と2b′式により次
のようになる。 (√3/2)mprω2L(Sinθ+cosθ) ……(4′) ところで、このバランサ軸側のバランサは各気
筒相当部毎に設ける外に、中央の第2気筒を除き
その両側の第1及び第3気筒相当部に分離集合し
て設けることも可能であり、この場合について第
5図により説明する。途中の経過は省略して結果
と述べると、第1及び第3気筒相当部のバランサ
8a′,8c′の質量は(mp/2)に(√3/2)
を乗じたものであり、第1気筒相当部のバランサ
8a′は上述のハーフバランスしたものより更に
30゜位相を進めて位置し、第3気筒相当部のバラ
ンサ8c′は逆に30゜位相が遅れて位置する。即ち、
両バランサ8a′,8c′は中央の第2気筒のクラン
ク腕2bに対し直角となる位置に設けられる。 この場合についても図の状態からθだけ動いた
ときのZ方向の力Frec1′,Frec3′は、 Frec1′=(√3/2)(mp/2)rω2 ×cos(θ+240゜+180゜+30゜) Frec3′=(√3/2)(mp/2)rω2 ×cos(θ+120゜+180゜-30゜) となつて、このZ方向慣性力は、 Frec1′+Frec3′=0 で釣合う。 次いで、このZ方向の力によるY軸周りの長手
偶力は、 Frec1′・S+Frec3′(S+2L) =(√3/2)mprω2Lsinθ となつて、(2a′)式と一致する。 一方、Y方向では極性が負になりcosがsinにな
るだけであつて、慣性力は釣合い、Y方向の力に
よるZ軸周りの長手方向慣性偶力は(2b′)式と
一致する。このことから、第1及び第3気筒相当
部に設けた2個のバランサ8a′,8c′によつても
慣性力は釣合い、長手方向の慣性偶力は(4′)式
と一致してハーフバランスの場合と同じ結果にな
つて、それに置き変えることができるのである。 以上、バランサ軸側のバランサによる慣性力の
釣合い、及び長手方向の慣性偶力についての説明
であり、この結果が式(4′)である。そこで、こ
の式(4′)を先の式(4)と合成すると零になり、こ
のことからクランク軸側に生じた往復質量及びそ
れをハーフバランスさせるカウンタウエイトの質
量による長手方向の慣性偶力がバランサ軸側のバ
ランサで釣合うことになる。 続いて3気筒エンジンの回転部分の質量による
釣合いについて説明すると、その構成は第2図と
同じであり、θだけ動いた位置での第1ないし第
3気筒に働く力、Fc1、Fc2、Fc3は次のように
なる。 Fc1=mcrω2cos(θ+240゜) Fc2=mcrω2cosθ Fc3=mcrω2cos(θ+120゜) これにより回転質量によるY軸周りの長手偶力
が、 −√3mcrω2Lsinθ ……(5a) Z軸周りの長手偶力が、 √3mcrω2Lcosθ ……(5b) になつて、同様にZ方向によるY軸周りと、Y方
向によるZ軸周りに生じることになり、合成する
と次のようになる。 −√3mcrω2L(sinθ-cosθ) ……(6) 次いで、この回転質量を各気筒毎に1:1でバ
ランスさせるカウンタウエイト6aないし6cの
質量による釣合いについて説明すると、第3図の
構成と同じであり、各カウンタウエイト質量によ
る力、Frot1、Frot2、Frot3は次のようになる。 Frot1=mcrω2cos(θ+240゜+180゜) Frot2=mcrω2cos(θ+180゜) Frot3=mcrω2cos(θ+120゜+180゜) これにより、Z方向によるY軸周りの長手偶力
が、 √3mcrω2Lsinθ ……(7a) Y方向によるZ軸周りの長手偶力が、 −√3mcrω2Lcosθ ……(7b) になり、両者を合成した振れ回りが次のようにな
る。 √3mcrω2L(sinθ-cosθ) ……(8) かくして回転質量に関しては(6)式のY軸及びZ
軸回りの合成振れ回り長手偶力が、カウンタウエ
イトによる(8)式の同様の長手偶力と合成すること
により零になつて、2者が釣合うことになる。 本発明はこのような技術思想に立脚するもの
で、第6図によりその具体的な実施例について説
明すると、上述の説明から明らかなようにエンジ
ンについては各気筒毎に往復部分と回転部分の質
量による慣性力及び偶力が生じるものであるか
ら、クランク軸1では各気筒毎に往復及び回転部
分の質量を一緒にまとめたものに対するカウンタ
ウエイト6a−1と6a−2,6b−1と6b−
2,6c−1と6c−2がそれぞれのクランク腕
のクランクピンと反対側に第3図の如く設けられ
る。またバランサ軸7では往復部分の質量に対す
るものとして、第5図の如く中央の第2気筒相当
部分を除く第1及び第3気筒相当部側で、特にそ
れぞれ2個のクランク軸軸受9aと9b,9cと
9dに相当する個所に2組のバランサ8a′−1と
8a′−2,8c′−1と8c′−2が設けてある。 かかる構成において、まずクランク軸側の釣合
いを考えるに、各気筒毎に往復及び回転部分の質
量を一緒にしたものに対するカウンタウエイトを
有するものであるから、第1気筒のカウンタウエ
イト6a−1と6a−2、第2気筒のカウンタウ
エイト6b−1と6b−2、及び第3気筒のカウ
ンタウエイト6c−1と6c−2のそれぞれの合
成質量Mca、Mcb、Mccは、クランク軸上の慣
性力の釣合いを考慮して、Mca=Mcb=Mccを
保持し、mc+(1/2)mpであれば良い。ところ
で、各気筒でのカウンタウエイトの合成重心位置
は各気筒の中心に一致させる必要はなく、改気筒
のピツチをL、第2気筒のカウンタウエイト6b
−1と6b−2の合成重心位置に対する第1気筒
のカウンタウエイト6a−1と6a−2の合成重
心位置をL×x、第3気筒のカウンタウエイト6
c−1と6c−2の合成重心位置をL+yとする
と、 Mca(L+x)=Mcc(L+y) から、x=yを保持する。 そして、長手偶力に対しては、Y方向成分を取
出して、 {Mca(L+x)+Mcc(L+y)}cos30゜ ={mc+(1/2)mp}√3L を満たせば良く、次の一般式となる。 Mca=Mcb=Mcc={mc+(1/2)mp] L/(L+x) ……(9) これにより、各気筒でのカウンタウエイト合成
重心位置をその中心に一致させて、x=y=0と
すると、上述のように各カウンタウエイト合成質
量がmc+(1/2)mpになるが、その合成重心位置
との関係で任意に定めることができる。即ち、
x、yの値を大きくして合成重心位置を相互に遠
ざける程質量は上述の値より小さくて済む。 次いで、バランサ軸7では、上述の説明から明
らかなように、エンジンの往復部分の質量に関す
るものだけであり、第1及び第3気筒側に分離集
中する場合は、改気筒相当部の質量を(mp/2)
に(√3/2)を乗じ、且つ30゜位相調整すれば
良く、 (mp/2)(√3/2)2L=(√3/2)mpL の長手偶力を生じさせれば良いことになる。 そこで、バランサ8a′−1と8a′−2の合成質
量をMba′、バランサ8c′−1と8c′−2の合成質
量をMbc′とすると、バランサ軸上の慣性力の釣
合いを考慮してMba′=Mbc′を保持し、且つバラ
ンサ8a′−1と8a′−2の合成重心位置をL+
x′、バランサ8c′−1と8c′−2の合成重心位置
をL+y′とすると、 Mba′(L+x′+L+y′)=(√3/2)mpL の関係を満たせば良く、次の一般式になる。 Mba′=Mbc′=(√3/2)mpL /(2L+x′+y′) ……(10) 従つて、かかるバランサ軸7でも2個ずつ2組
設けたバランサの合成重心位置との関係でその質
量を任意に定めることができ、更にその合成重心
位置を互に遠ざけることでバランサ質量は小さく
て済む。 このことから、クランク軸1では第1ないし第
3気筒に(9)式の合成質量のカウンタウエイト6a
−1と6a−2,6b−1と6b−2,6c−1
と6c−2を各クランク腕のクランクピンと反対
側の位置に設ける。また、バランサ軸7では第1
及び第3気筒側の2個の軸受9aと9b,9cと
9dの各相当部に(10)式の合成質量のバランサ8
a′−1と8a′−2,8c′−1と8c′−2を、第2
気筒のクランク腕と直角となるような位置にして
設けるのであり、これにより3気筒エンジンにお
ける往復部分と回転部分の質量による慣性力と不
釣合いな偶力が釣合う。 そして、2個ずつ2組に分散して設けてある合
計4個のバランサ8a′−1と8a′−2,8c′−1
と8c′−2がいずれもクランク軸1の各気筒にお
けるカウンタウエイト位置からずれた軸受9aな
いし9dの相当部に配置されてそのカウンタウエ
イトとは干渉しない構成になつているので、バラ
ンサ軸7をカウンタウエイトと干渉しない範囲で
クランク軸1側に近付けた配置が可能となる。
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明による
と、3気筒エンジンにおいて、1次の慣性力及び
慣性偶力の釣合いがなされることで振動等が非常
に少なくなる。クランク軸1において各気筒毎に
均等にカウンタウエイト6a−1と6a−2,6
b−1と6b−2,6c−1と6c−2が設けて
あるので、クランク軸1自体に曲げモーメントが
生じにくく、強度上及び弾性振動に対して有利で
ある。カウンタウエイト及びバランサの取付けに
関して一般性が加味されているので、設計の自由
度が増す。バランサ軸7ではバランサ8a′−1と
8a′−2,8c′−1と8c′−2がいずれもクラン
ク軸軸受相当部に配置されているから、その軸受
部のスペースの有効利用によりバランサ軸7をク
ランク軸1に近付けることが可能になつて小型化
に寄与する。更にバランサ質量が2個ずつ2組に
分散されることで、バランサの取付けが不足なく
行われる。 なお、第7図と第8図によりバランサ軸取付け
の具体例について説明する。第7図のものはR−
R方式でエンジンが荷台の下に組込まれる場合で
あり、エンジン本体10が略水平に倒して搭載さ
れ、且つこのエンジン本体10の途中のすぐ上に
エアクリーナ11、気化器12及び吸入管13が
水平に連結して設置され、クーラコンプレツサ1
4、オルタネータ(ACG)15等も取付けられる。
従つて、バランサ軸7を油中に没しないように上
方に設けると、気化器12、オルタネータ
(ACG)15等と干渉するようになり、クランク
軸1側に近付け得ることはこのような干渉を回避
することができて有利になる。 第8図のものはF−F方式であり、エンジン本
体10が略垂直に搭載されてエアクリーナ11、
気化器12及び吸入管13が車室側に設けられ、
排気管16がフロントパネル側に設けられてお
り、バランサ軸7をエンジン本体10の前方に配
置すると排気管16の触媒コンバータ17と干渉
することになる。従つて、この場合もバランサ軸
7をクランク軸1に近付け得るならば、接触コン
バータ17等との干渉が回避され、エンジン本体
10をその分フロントパネル側に寄せて車室を広
くすることができる等、種々の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の原理を説明する
説明図、第6図は本発明による3気筒エンジンの
バランサ装置の一実施例を示す模式図、第7図及
び第8図は本発明を自動車用エンジンに適用した
場合の具体例を示す側面図である。 1……クランク軸、2a,2b,2c……クラ
ンク腕、6a−1,6a−2,6b−2,6c−
1,6c−2……カウンタウエイト、7……バラ
ンサ軸、8a′−1,8a′−2,8c′−1,8c′−
2……バランサ、9a,9b,9c,9d……ク
ランク軸軸受。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 クランク腕が順次120゜の等間隔に配設される
    クランク軸の、第1ないし第3気筒にエンジンの
    往復及び回転質量に対するカウンタウエイトを均
    等に設け、上記クランク軸に対し同じ速度で反対
    方向に回転する1本のバランサ軸を設け、該バラ
    ンサ軸の第1気筒側2個の軸受相当部と、第3気
    筒側2個の軸受相当部とにバランサを2個ずつ2
    組設けたことを特徴とする3気筒エンジンのバラ
    ンサ装置。
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