JPH0225012Y2 - - Google Patents

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JPH0225012Y2
JPH0225012Y2 JP1983042976U JP4297683U JPH0225012Y2 JP H0225012 Y2 JPH0225012 Y2 JP H0225012Y2 JP 1983042976 U JP1983042976 U JP 1983042976U JP 4297683 U JP4297683 U JP 4297683U JP H0225012 Y2 JPH0225012 Y2 JP H0225012Y2
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core material
layer
alloy
aluminum plating
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エンジン、ライナー等のシール部、
パイプの継手部等に使用されるシールパツキンの
改良に関する。
〔従来の技術〕
シールパツキンとして、従来よりアスベストか
らなる成形品、または多数枚の金属薄板、例えば
ステンレス鋼薄板と真ちゆう薄板とを交互に重ね
合わせたもの等が広く使用されている。
〔考案が解決しようとする課題〕 アスベストは繊維質であるため確実な気密性を
得難く、また耐熱性に乏しいので高温用途(例え
ば400℃以上)には適さない。金属薄板からなる
シールパツキンは、自動車エンジンのガスケツト
等の用途に必要な耐熱性を有しているが、金属板
の重ね合わせの便宜上、カール加工等の成形加工
を必要とし、またシール部への装着作業にも煩わ
しい手間がかかる。しかも、多数枚の金属薄板の
重ね合わせ面を確実に密着させるには、強力な締
付けトレクを加えねばならず、また十分な締付け
トルクを加えておいても、使用過程での振動や昇
降温の繰返しに等に因る締付けトルクのゆるみ
と、それに伴う重ね合わせ面間の気密性の低下を
生じ易い。
本考案は従来のシールパツキンにおける上記欠
点を解決するためになされたものである。
〔課題を解決するための手段〕 本考案はのシールパツキンは、炭素鋼板を芯材
とし、その両面がSi1〜15重量%を含むAl−Si溶
融アルミニウムめつき層で被覆され、芯材とめつ
き層との界面にFe−Al合金の連続もしくは断続
層を有することを特徴としている。
第1図は本考案のシールパツキンの例を示して
いる。このものは、例えば自動車エンジン用ガス
ケツトとして使用されるパツキンである。第2図
は、そのA−A断面であり、1は芯材である炭素
鋼板、2,2は芯材の両面を被覆するAl−Si溶
融アルミニウムめつき層(以下、「アルミめつき
層」)、3,3は芯材である炭素鋼板1とアルミめ
つき層2,2の界面に生成したFe−Al合金層で
ある。アルミめつき層2,2の層厚は、パツキン
の用途・使用条件等にもよるが、通常約0.005〜
0.1mm程度であればよい。
溶融めつきされたままのアルミめつき鋼板にお
ける芯材鋼板1とアルミめつき層2,2の界面の
Fe−Al合金層3,3は連続層として存在するが、
図は、後記のように冷間圧延をうけて分断された
断続層として存在する状態を示している。
本考案のシールパツキンは、炭素鋼板をめつき
原板とし、Si1〜15重量%を含有する溶融アルミ
浴を用いてゼンジマー方式等により溶融めつきし
た鋼板を所要形状に打抜加工することにより製造
される。アルミめつきを、Si1〜15重量%のAl−
Si合金としたのは、芯材1とアルミめつき層2,
2との層間に、パツキンのシール性向上に寄与す
る過不足のない量のFe−Al合金3,3を生成さ
せるためである。
Fe−Al合金層3,3はめつき工程における芯
材1とアルミめつき層2,2との界面での拡散反
応により生成し、その合金層の生成により芯材1
とめつき層2,2の密着力が強化される。またそ
の合金層3,3は、硬度Hvが約800と、アルミめ
つき層3,3の硬度(Hv約40〜50)に比し極め
て硬質である。
Fe−Al合金層3,3が極めて硬質の層である
こと、およびその合金層の生成により芯材1とめ
つき層2,2の密着性が強められることは、パツ
キンのシール性の向上に効果的に寄与する。しか
し、極めて硬く脆い層であるがために、過剰に生
成すると、めつき鋼板の加工性が著しく損なわ
れ、打抜加工等の成形加工時にめつき層2,2の
亀裂・剥離を生じる原因となる。このため、本考
案はアルミめつき層2,2を、Si含有量1〜15重
量%のAl−Si合金とし、これによつて芯材1と
めつき層2,2の界面の拡散反応の過剰進行を防
止し、結果としてシール性の向上に奏効する過不
足のないFe−Al合金層3,3を生成させている。
そのFe−Al合金3,3の層厚はおよそ2〜7μm
である。
上記溶融アルミめつき鋼板は、所要形状のパツ
キンへの打抜加工に先立つて、必要に応じ形状矯
正等を目的として圧下率約0.5〜3%のスキンパ
スが加えられる。このスキンパスにより、形状矯
正と共に、芯材1とアルミめつき層2,2の密着
性が向上し、またアルミめつき層2,2中のピン
ホール・微小不めつき部分の圧着消滅により、め
つき層の均質性が高められる。
また、目的とするパツキンよりも板厚の厚い溶
融アルミめつき鋼板を使用し、これに圧下率約20
〜60%の冷間圧延加工を施して所定のパツキン板
厚に減厚することにより、芯材1とアルミめつき
層2,2の界面のFe−Al合金層3,3が分断さ
れ、もとの連続層から第2図に示したように断続
層となる。このFe−Al合金層3,3の分断化に
より、該層が硬脆であることによる加工性への影
響(めつき層の亀裂・剥離)が大きく緩和され、
強加工にも十分に耐える耐亀裂性や耐剥離性が与
えられる。この冷間圧延加工を行つた場合、所望
により、その加工硬化を解消するための再結晶焼
鈍処理が施される。その焼鈍処理による芯材1と
アルミめつき層2,2の結晶粒の粗大化・軟質化
に伴い、パツキン装着時の締め付けが一層容易に
なる。芯材1自体の加工性をそれ程必要としない
場合は、低温度域(約250〜500℃)での焼鈍処理
を行つてアルミめつき層2,2のみを再結晶させ
るだけでもよい。なお、冷間圧延後の再結晶焼鈍
処理を比較的高い温度で行う場合、その処理過程
で芯材1とアルミめつき層2,2との界面の拡散
反応による、Fe−Al合金層3,3の生成をみる
ので、その生成を抑制することを望む場合は、芯
材1である炭素鋼板として窒素Nを0.005〜0.04
重量%含有するものを使用するとよい。
〔作用〕
本考案のシールパツキンは、炭素鋼板からなる
芯材(その硬度はHv約110程度である)が軟質の
Al−Siアルミめつき層(Hv約40〜50)で被覆さ
れ、かつその界面に極めて硬質のFe−Al合金層
(Hv約800)が連続または分断状態で介在してい
るという、硬度(変形抵抗)の著しく異なる3層
の積層構造を有しているので、締付け圧力による
バネ効果が高く、使用途中でのゆるみを生じにく
い。また、シール部への装着時に必要な締付けト
ルクも比較的小さくてよい。しかも、その3層構
造は一体的結合関係を有しているので、複数枚の
板材の単純な重ね合わせ構造と異なつて、重ね合
わせ面がなく、層間のすきまによるシール機能の
低下の問題もない。
〔考案の効果〕
本考案のシールパツキンは、気密性、耐熱性に
すぐれており、金属薄板を多数枚積層したものに
くらべて、製作や装着に煩わしい手間を必要とせ
ず、また低い締付けトルクで確実なシーリングが
可能である。しかも、本考案のシールパツキン
は、安価な炭素鋼を原板とする溶融アルミめつき
鋼板を素材として製造されるので、アルミニウム
板や銅板などの軟質金属板をパツキン材とする場
合に比し、安価なこと、熱膨張率が小さいので温
度変化に伴うシール性低下を生じないこと、およ
び熱伝導度が低く、隣接する部材への熱影響を抑
制できる等の利点を有する。
従つて本考案のパツキンは、自動車エンジン、
パイプ継手、ライナー等の各種シール部のパツキ
ンとして有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の平面図、第2図はA−
A断面図である。 1…芯材、2…アルミめつき層、3…Fe−Al
合金層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 炭素鋼板を芯材とし、その両面がSi1〜15重量
    %を含むAl−Si溶融アルミニウムめつき層で被
    覆され、芯材とめつき層との界面にFe−Al合金
    の連続もしくは断続層を有することを特徴とする
    シールパツキン。
JP4297683U 1983-03-25 1983-03-25 シ−ルパツキン Granted JPS59147956U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4297683U JPS59147956U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 シ−ルパツキン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4297683U JPS59147956U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 シ−ルパツキン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59147956U JPS59147956U (ja) 1984-10-03
JPH0225012Y2 true JPH0225012Y2 (ja) 1990-07-10

Family

ID=30173507

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4297683U Granted JPS59147956U (ja) 1983-03-25 1983-03-25 シ−ルパツキン

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JP (1) JPS59147956U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51139859U (ja) * 1975-05-06 1976-11-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59147956U (ja) 1984-10-03

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