JPH022510B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH022510B2 JPH022510B2 JP58238738A JP23873883A JPH022510B2 JP H022510 B2 JPH022510 B2 JP H022510B2 JP 58238738 A JP58238738 A JP 58238738A JP 23873883 A JP23873883 A JP 23873883A JP H022510 B2 JPH022510 B2 JP H022510B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- piston
- valve
- circuit
- hydraulic pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/20—Preventing gear creeping ; Transmission control during standstill, e.g. hill hold control
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/02—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used
- F16H61/0262—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being hydraulic
- F16H61/0265—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being hydraulic for gearshift control, e.g. control functions for performing shifting or generation of shift signals
- F16H61/0267—Layout of hydraulic control circuits, e.g. arrangement of valves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(1) 技術分野
本発明は自動変速機のクリープ防止装置に関す
るものである。
るものである。
(2) 従来技術
自動変速機は一般に、トルクコンバータと、遊
星歯車変速機構との組合せにより概略を構成さ
れ、セレクトレバーを発進レンジ、つまりD(前
進自動変速走行レンジ)又はR(後進レンジ)に
すると、対応する摩擦要素(Dレンジではリヤク
ラツチ、Rレンジではフロントクラツチ)が油圧
作動されて遊星歯車変速機構を前進第1速又は後
退選択状態となり、この状態でエンジンの回転を
上げるとこの回転がトルクコンバータ、摩擦要素
及び遊星歯車変速機構を経て出力され、車両を発
進させることができる。
星歯車変速機構との組合せにより概略を構成さ
れ、セレクトレバーを発進レンジ、つまりD(前
進自動変速走行レンジ)又はR(後進レンジ)に
すると、対応する摩擦要素(Dレンジではリヤク
ラツチ、Rレンジではフロントクラツチ)が油圧
作動されて遊星歯車変速機構を前進第1速又は後
退選択状態となり、この状態でエンジンの回転を
上げるとこの回転がトルクコンバータ、摩擦要素
及び遊星歯車変速機構を経て出力され、車両を発
進させることができる。
これがため、自動変速機はエンジンのアイドリ
ング状態においてもD又はRレンジで動力伝達可
能な状態になつているため、車両を微速前進又は
微速後退させる所謂クリープ現象を避けられな
い。そこで停車中はセレクトレバーをN(ニユー
トラル)レンジにして上記摩擦要素を非作動に
し、動力伝達を完全に断つておくが、操作が面倒
である。又、NレンジからD又はRレンジにした
都度、上記摩擦要素の作動によるセレクトシヨツ
クを生じて、度重なるシヨツクにより不快感を感
じてしまう。
ング状態においてもD又はRレンジで動力伝達可
能な状態になつているため、車両を微速前進又は
微速後退させる所謂クリープ現象を避けられな
い。そこで停車中はセレクトレバーをN(ニユー
トラル)レンジにして上記摩擦要素を非作動に
し、動力伝達を完全に断つておくが、操作が面倒
である。又、NレンジからD又はRレンジにした
都度、上記摩擦要素の作動によるセレクトシヨツ
クを生じて、度重なるシヨツクにより不快感を感
じてしまう。
一方、上記の微速前進又は微速後退を防止する
ため、車両を制動しておくのでは、トルクコンバ
ータが出力要素(通常タービンランナ)を固定さ
れ、入力要素(通常ポンプインペラ)をエンジン
により同速度で回転される所謂ストール状態とな
り、停車中もエンジンに負荷をかけていることに
なる。この場合もエンジンはエンスト防止のため
所定のアイドル回転を保つ必要があり、その分エ
ンジンに余分な燃料を供給しなければならないこ
とから、自動変速機搭載車は手動変速機搭載車に
較べ燃費が悪くなるのを避けられない。
ため、車両を制動しておくのでは、トルクコンバ
ータが出力要素(通常タービンランナ)を固定さ
れ、入力要素(通常ポンプインペラ)をエンジン
により同速度で回転される所謂ストール状態とな
り、停車中もエンジンに負荷をかけていることに
なる。この場合もエンジンはエンスト防止のため
所定のアイドル回転を保つ必要があり、その分エ
ンジンに余分な燃料を供給しなければならないこ
とから、自動変速機搭載車は手動変速機搭載車に
較べ燃費が悪くなるのを避けられない。
これらの問題解決のために、本願出願人は先に
特開昭58−128552号公報により、発進レンジで作
動される摩擦要素を締結直前の状態に保つてクリ
ープを防止し、発進時は該摩擦要素を遅待なく締
結させて速やか且つ滑らかな発進を可能にするク
リープ防止装置を自動変速機の変速制御油圧回路
に付加することを提案した。
特開昭58−128552号公報により、発進レンジで作
動される摩擦要素を締結直前の状態に保つてクリ
ープを防止し、発進時は該摩擦要素を遅待なく締
結させて速やか且つ滑らかな発進を可能にするク
リープ防止装置を自動変速機の変速制御油圧回路
に付加することを提案した。
しかし、この対策では変速制御油圧回路の変更
を必要とする。ところで変速制御油圧回路の変更
は、この回路がもともとぎりぎりのスペースに工
夫に工夫を重ねて配置してある関係上、頗る困難
であり、実現が難しい。加えて、変速制御油圧回
路は上記摩擦要素から離れた箇所に位置し、変速
制御油圧回路にクリープ防止装置を付加するので
は、このクリープ防止装置とその制御対象たる摩
擦要素との間隔が大きくなつて制御の応答遅れを
生ずる。
を必要とする。ところで変速制御油圧回路の変更
は、この回路がもともとぎりぎりのスペースに工
夫に工夫を重ねて配置してある関係上、頗る困難
であり、実現が難しい。加えて、変速制御油圧回
路は上記摩擦要素から離れた箇所に位置し、変速
制御油圧回路にクリープ防止装置を付加するので
は、このクリープ防止装置とその制御対象たる摩
擦要素との間隔が大きくなつて制御の応答遅れを
生ずる。
(3) 発明の目的
本発明は摩擦要素にクリープ防止装置を内蔵さ
せて上述の問題を解消しようとするものである。
せて上述の問題を解消しようとするものである。
(4) 発明の構成
この目的のため本発明クリープ防止装置は、
トルクコンバータと、該トルクコンバータの出
力回転を入力されているピストンが発進レンジで
作動油圧を受けてクラツチ板を押圧することによ
り締結状態となつてトルクコンバータの出力回転
を伝達可能な摩擦要素とを具える自動変速機にお
いて、 前記作動油圧を導かれ、この導かれた油圧を前
記ピストン及びクラツチ板間の隙間より一部逃が
すことでこの隙間に応じた制御圧を作り出す連通
路を前記ピストンに形成し、 この制御圧に応動して前記作動油圧を、前記隙
間が摩擦要素の締結直前状態に対応した大きさに
保たれるよう一部ドレンする発進圧制御弁を、遠
心力による影響を受けないよう前記ピストンに軸
線方向へ配置して内蔵させ、 該ピストンの回転にともなう遠心力に応動して
発進希望を示す設定回転以上で前記発進圧制御弁
による作動油圧の一部ドレンを中止させる発進検
知弁を前記ピストンに内蔵させたものである。
力回転を入力されているピストンが発進レンジで
作動油圧を受けてクラツチ板を押圧することによ
り締結状態となつてトルクコンバータの出力回転
を伝達可能な摩擦要素とを具える自動変速機にお
いて、 前記作動油圧を導かれ、この導かれた油圧を前
記ピストン及びクラツチ板間の隙間より一部逃が
すことでこの隙間に応じた制御圧を作り出す連通
路を前記ピストンに形成し、 この制御圧に応動して前記作動油圧を、前記隙
間が摩擦要素の締結直前状態に対応した大きさに
保たれるよう一部ドレンする発進圧制御弁を、遠
心力による影響を受けないよう前記ピストンに軸
線方向へ配置して内蔵させ、 該ピストンの回転にともなう遠心力に応動して
発進希望を示す設定回転以上で前記発進圧制御弁
による作動油圧の一部ドレンを中止させる発進検
知弁を前記ピストンに内蔵させたものである。
又本発明クリープ防止装置は、エンジン負荷が
小さな緩発進所望時ゆつくり発進でき、エンジン
負荷が大きな急発進所望時迅速に発進できるよ
う、前記型式の自動変速機において、 ピストンに内蔵させた発進検知弁を、該ピスト
ンの回転にともなう遠心力だけでなく、この遠心
力と共働する方向へ作用するエンジン負荷信号圧
にも応動させ、エンジン負荷毎に異なる発進希望
を示す設定回転以上で発進圧制御弁による作動油
圧の一部ドレンを中止させるよう構成する。
小さな緩発進所望時ゆつくり発進でき、エンジン
負荷が大きな急発進所望時迅速に発進できるよ
う、前記型式の自動変速機において、 ピストンに内蔵させた発進検知弁を、該ピスト
ンの回転にともなう遠心力だけでなく、この遠心
力と共働する方向へ作用するエンジン負荷信号圧
にも応動させ、エンジン負荷毎に異なる発進希望
を示す設定回転以上で発進圧制御弁による作動油
圧の一部ドレンを中止させるよう構成する。
(5) 実施例
以下、図示の実施例により本発明を詳細に説明
する。
する。
第1図は前進3速後退1速の自動変速機内にお
ける通常の動力伝達系を示し、この動力伝達系は
概ねエンジンのクランクシヤフト4より動力を入
力されるトルクコンバータ1、インプツトシヤフ
ト7、フロント・クラツチ104、リア・クラツ
チ105、セカンド・ブレーキ106、ロー・リ
バース・ブレーキ107、一方向ブレーキ10
8、中間シヤフト109、第1遊星歯車群11
0、第2遊星歯車群111、アウトプツトシヤフ
ト112、第1ガバナー弁113、第2ガバナー
弁114、オイル・ポンプ13より構成される。
トルク・コンバーター1はポンプ翼車P、タービ
ン翼車T、ステータ翼車Sより成り、ポンプ翼車
Pはクランクシヤフト4により駆動され、中に入
つているトルク・コンバータ作動油を回しインプ
ツトシヤフト7に固定されたタービン翼車Tにト
ルクを与える。トルクは更にインプツトシヤフト
7によつて変速歯車列に伝えられる。ステータ翼
車Sはワンウエイクラツチ10を介して固定スリ
ーブ12上に置かれる。ワンウエイクラツチ10
はステータ翼車Sにクランクシヤフト4と同方向
の回転すなわち矢印方向の回転(以下正転と略称
する)は許すが反対方向の回転(以下逆転と略称
する)は許さない構造になつている。第1遊星歯
車群110は中間シヤフト109に固定される内
歯歯車117、中空伝導シヤフト118に固定さ
れる太陽歯車119、内歯歯車117および太陽
歯車119のそれぞれに噛み合いながら自転と同
時に公転し得る2個以上の小歯車から成る遊星歯
車120、アウトプツトシヤフト112に固定さ
れ遊星歯車120を支持する遊星歯車支持体12
1から構成され、第2遊星歯車群111はアウト
プツトシヤフト112に固定される内歯歯車12
2、中空伝導シヤフト118に固定される太陽歯
車123、内歯歯車122および太陽歯車123
のそれぞれに噛み合いながら自転と同時に公転し
得る2個以上の小歯車から成る遊星歯車124、
遊星歯車124を支持する遊星歯車支持体125
より構成される。フロント・クラツチ104はタ
ービン翼車Tにより駆動されるインプツトシヤフ
ト7と両太陽歯車119,123と一体になつて
回転する中空伝導シヤフト118とをドラム12
6を介して結合し、リア・クラツチ105は中間
シヤフト109を介してインプツトシヤフト7と
第1遊星歯車群110の内歯歯車117とを結合
する働きをする。セカンド・ブレーキ106は中
空伝導シヤフト118に固定されたドラム126
を巻いて締付けることにより、両太陽歯車11
9,123を固定し、ロー・リバース・ブレーキ
107は第2遊星歯車群111の遊星歯車支持体
125を固定する働きをする。一方向ブレーキ1
08は遊星歯車支持体125に正転は許すが、逆
転は許さない構造になつている。第1ガバナー弁
113および第2ガバナー弁114はアウトプツ
トシヤフト112に固定され車速に応じたガバナ
ー圧を発生する。次に選速桿をD(前進自動変速)
位置に設定した場合における動力伝達列を説明す
る。
ける通常の動力伝達系を示し、この動力伝達系は
概ねエンジンのクランクシヤフト4より動力を入
力されるトルクコンバータ1、インプツトシヤフ
ト7、フロント・クラツチ104、リア・クラツ
チ105、セカンド・ブレーキ106、ロー・リ
バース・ブレーキ107、一方向ブレーキ10
8、中間シヤフト109、第1遊星歯車群11
0、第2遊星歯車群111、アウトプツトシヤフ
ト112、第1ガバナー弁113、第2ガバナー
弁114、オイル・ポンプ13より構成される。
トルク・コンバーター1はポンプ翼車P、タービ
ン翼車T、ステータ翼車Sより成り、ポンプ翼車
Pはクランクシヤフト4により駆動され、中に入
つているトルク・コンバータ作動油を回しインプ
ツトシヤフト7に固定されたタービン翼車Tにト
ルクを与える。トルクは更にインプツトシヤフト
7によつて変速歯車列に伝えられる。ステータ翼
車Sはワンウエイクラツチ10を介して固定スリ
ーブ12上に置かれる。ワンウエイクラツチ10
はステータ翼車Sにクランクシヤフト4と同方向
の回転すなわち矢印方向の回転(以下正転と略称
する)は許すが反対方向の回転(以下逆転と略称
する)は許さない構造になつている。第1遊星歯
車群110は中間シヤフト109に固定される内
歯歯車117、中空伝導シヤフト118に固定さ
れる太陽歯車119、内歯歯車117および太陽
歯車119のそれぞれに噛み合いながら自転と同
時に公転し得る2個以上の小歯車から成る遊星歯
車120、アウトプツトシヤフト112に固定さ
れ遊星歯車120を支持する遊星歯車支持体12
1から構成され、第2遊星歯車群111はアウト
プツトシヤフト112に固定される内歯歯車12
2、中空伝導シヤフト118に固定される太陽歯
車123、内歯歯車122および太陽歯車123
のそれぞれに噛み合いながら自転と同時に公転し
得る2個以上の小歯車から成る遊星歯車124、
遊星歯車124を支持する遊星歯車支持体125
より構成される。フロント・クラツチ104はタ
ービン翼車Tにより駆動されるインプツトシヤフ
ト7と両太陽歯車119,123と一体になつて
回転する中空伝導シヤフト118とをドラム12
6を介して結合し、リア・クラツチ105は中間
シヤフト109を介してインプツトシヤフト7と
第1遊星歯車群110の内歯歯車117とを結合
する働きをする。セカンド・ブレーキ106は中
空伝導シヤフト118に固定されたドラム126
を巻いて締付けることにより、両太陽歯車11
9,123を固定し、ロー・リバース・ブレーキ
107は第2遊星歯車群111の遊星歯車支持体
125を固定する働きをする。一方向ブレーキ1
08は遊星歯車支持体125に正転は許すが、逆
転は許さない構造になつている。第1ガバナー弁
113および第2ガバナー弁114はアウトプツ
トシヤフト112に固定され車速に応じたガバナ
ー圧を発生する。次に選速桿をD(前進自動変速)
位置に設定した場合における動力伝達列を説明す
る。
この場合は始めに前進入力クラツチであるリ
ア・クラツチ105のみが締結されている。エン
ジンからトルク・コンバータ1を経た動力は、イ
ンプツトシヤフト7からリア・クラツチ105を
通つて第1遊星歯車群110の内歯歯車117に
伝達される。内歯歯車117は遊星歯車120を
正転させる。従つて太陽歯車119は逆転し、太
陽歯車119と一体になつて回転する第2遊星歯
車群111の太陽歯車123を逆転させるため第
2遊星歯車群111の遊星歯車124は正転す
る。一方向ブレーキ108は太陽歯車123が遊
星歯車支持体125を逆転させるのを阻止し、前
進反力ブレーキとして働く。このため第2遊星歯
車群111の内歯歯車122は正転する。従つて
内歯歯車122と一体回転するアウトプツトシヤ
フト112も正転し、前進第1速の減速比が得ら
れる。この状態において車速が上がりセカンド・
ブレーキ106が締結されると第1速の場合と同
様にインプツトシヤフト7からリア・クラツチ1
05を通つた動力は内歯歯車117に伝達され
る。セカンド・ブレーキ106はドラム126を
固定し、太陽歯車119の回転を阻止し前進反力
ブレーキとして働く。このため静止した太陽歯車
119のまわりを遊星歯車120が自転しながら
公転し、従つて遊星歯車支持体121およびこれ
と一体になつているアウトプツトシヤフト112
は減速されてはいるが、第1速の場合よりは早い
速度で正転し、前進第2速の減速比が得られる。
更に車速が上がりセカンド・ブレーキ106が解
放されフロント・クラツチ104が締結される
と、インプツトシヤフト7に伝達された動力は、
一方でリア・クラツチ105を経て内歯歯車11
7に伝達され、他方でフロントクラツチ104を
経て太陽歯車119に伝達される。従つて内歯歯
車117、太陽歯車119はインターロツクさ
れ、遊星歯車支持体121およびアウトプツトシ
ヤフト112と共にすべて同一回転速度で正転し
前進第3速が得られる。この場合、入力クラツチ
に該当するものはフロントクラツチ104および
リアクラツチ105であり、遊星歯車によるトル
ク増大は行われないため反力ブレーキはない。
ア・クラツチ105のみが締結されている。エン
ジンからトルク・コンバータ1を経た動力は、イ
ンプツトシヤフト7からリア・クラツチ105を
通つて第1遊星歯車群110の内歯歯車117に
伝達される。内歯歯車117は遊星歯車120を
正転させる。従つて太陽歯車119は逆転し、太
陽歯車119と一体になつて回転する第2遊星歯
車群111の太陽歯車123を逆転させるため第
2遊星歯車群111の遊星歯車124は正転す
る。一方向ブレーキ108は太陽歯車123が遊
星歯車支持体125を逆転させるのを阻止し、前
進反力ブレーキとして働く。このため第2遊星歯
車群111の内歯歯車122は正転する。従つて
内歯歯車122と一体回転するアウトプツトシヤ
フト112も正転し、前進第1速の減速比が得ら
れる。この状態において車速が上がりセカンド・
ブレーキ106が締結されると第1速の場合と同
様にインプツトシヤフト7からリア・クラツチ1
05を通つた動力は内歯歯車117に伝達され
る。セカンド・ブレーキ106はドラム126を
固定し、太陽歯車119の回転を阻止し前進反力
ブレーキとして働く。このため静止した太陽歯車
119のまわりを遊星歯車120が自転しながら
公転し、従つて遊星歯車支持体121およびこれ
と一体になつているアウトプツトシヤフト112
は減速されてはいるが、第1速の場合よりは早い
速度で正転し、前進第2速の減速比が得られる。
更に車速が上がりセカンド・ブレーキ106が解
放されフロント・クラツチ104が締結される
と、インプツトシヤフト7に伝達された動力は、
一方でリア・クラツチ105を経て内歯歯車11
7に伝達され、他方でフロントクラツチ104を
経て太陽歯車119に伝達される。従つて内歯歯
車117、太陽歯車119はインターロツクさ
れ、遊星歯車支持体121およびアウトプツトシ
ヤフト112と共にすべて同一回転速度で正転し
前進第3速が得られる。この場合、入力クラツチ
に該当するものはフロントクラツチ104および
リアクラツチ105であり、遊星歯車によるトル
ク増大は行われないため反力ブレーキはない。
次に、セレクトレバーをR(後退走行)位置に
設定した場合の動力伝動列を説明する。
設定した場合の動力伝動列を説明する。
この場合、フロント・クラツチ104とロー・
リバース・ブレーキ107が締結される。エンジ
ンからトルク・コンバータ1を通つた動力は、イ
ンプツト・シヤフト7からフロント・クラツチ1
04、ドラム126を通つてサン・ギヤ119,
123に導びかれる。この時、後方の遊星歯車支
持体125がロー・リバース・ブレーキ107に
より固定されているため、サン・ギヤ119,1
23が正転すると、内歯歯車122が減速されて
逆転し、この内歯歯車122と一体回転するアウ
トプツト・シヤフト112も逆転して、後退の減
速比が得られる。
リバース・ブレーキ107が締結される。エンジ
ンからトルク・コンバータ1を通つた動力は、イ
ンプツト・シヤフト7からフロント・クラツチ1
04、ドラム126を通つてサン・ギヤ119,
123に導びかれる。この時、後方の遊星歯車支
持体125がロー・リバース・ブレーキ107に
より固定されているため、サン・ギヤ119,1
23が正転すると、内歯歯車122が減速されて
逆転し、この内歯歯車122と一体回転するアウ
トプツト・シヤフト112も逆転して、後退の減
速比が得られる。
第2図は上記動力伝達列の切換えを油圧制御に
より行なうようにした通常の油圧制御系統を示し
たもので、オイル・ポンプ13、ライン圧調整弁
128、増圧弁129、トルクコンバータ1、選
速弁130、第1ガバナー弁113、第2ガバナ
ー弁114、1−2シフト弁131、2−3シフ
ト弁132、スロツトル減圧弁133、カツト・
ダウン弁134、セカンド・ロツク弁135、2
−3タイミング弁136、ソレノイド・ダウン・
シフト弁137、スロツトル・バツク・アツプ弁
138、バキユーム・スロツトル弁139、バキ
ユーム・ダイヤフラム140、フロントクラツチ
104、リア・クラツチ105、セカンド・ブレ
ーキ106、サーボ141、ロー・リバース・ブ
レーキ107および油圧回路網よりなる。オイ
ル・ポンプ13はエンジンによりクランクシヤフ
ト4およびトルク・コンバータ1のポンプ翼車P
を介して駆動され、エンジン作動中は常にリザー
バ142からストレーナ143を通して有害なゴ
ミを除去した油を吸いあげライン圧回路へ送出
す。
より行なうようにした通常の油圧制御系統を示し
たもので、オイル・ポンプ13、ライン圧調整弁
128、増圧弁129、トルクコンバータ1、選
速弁130、第1ガバナー弁113、第2ガバナ
ー弁114、1−2シフト弁131、2−3シフ
ト弁132、スロツトル減圧弁133、カツト・
ダウン弁134、セカンド・ロツク弁135、2
−3タイミング弁136、ソレノイド・ダウン・
シフト弁137、スロツトル・バツク・アツプ弁
138、バキユーム・スロツトル弁139、バキ
ユーム・ダイヤフラム140、フロントクラツチ
104、リア・クラツチ105、セカンド・ブレ
ーキ106、サーボ141、ロー・リバース・ブ
レーキ107および油圧回路網よりなる。オイ
ル・ポンプ13はエンジンによりクランクシヤフ
ト4およびトルク・コンバータ1のポンプ翼車P
を介して駆動され、エンジン作動中は常にリザー
バ142からストレーナ143を通して有害なゴ
ミを除去した油を吸いあげライン圧回路へ送出
す。
油はライン圧調整弁128によつて所定の圧力
に調整されて作動油圧としてトルク・コンバータ
1および選速弁130へ送られる。ライン圧調整
弁128はスプール172とバネ173よりな
り、スプール172にはバネ173に加えて増圧
弁129のスプール174を介して回路165の
スロツトル圧と回路156のライン圧が作用し、
スプール172の上方に回路144からオリフイ
ス175を通して作用するライン圧および回路1
76から作用する圧力に対抗している。トルク・
コンバータ1への作動油は回路144からライン
圧調整弁128を経て回路145に向う作動油で
確保され、トルク・コンバータ1を通流後保圧弁
146によつてある圧力以内に保たれている。あ
る圧力以上では保圧弁146は開かれて油はさら
に回路147から動力伝達機構の後部潤滑部に送
られる。この潤滑油圧が高すぎる時はリリーフ弁
148が開いて圧力は下げられる。一方動力伝達
機構の前部潤滑部には回路145から前部潤滑弁
149を開いて潤滑油が供給される。選速弁13
0は図示せざる選速桿(セレクトレバー)の手動
操作により切換わる流体方向切換弁で、選速桿に
連動するスプール150によつて構成され、選速
桿(図示せず)にリンケージを介して結ばれ、各
選速操作によつてスプール150が動いてライン
圧回路144の圧送通路を切換えるものである。
第2図に示されている状態は選速弁130がN
(中立)位置にある場合でライン圧回路144は
ポートdおよびeに開いている。第1ガバナー弁
113および第2ガバナー弁114は前進走行の
時に発生したガバナー弁により1−2シフト弁1
31、および2−3シフト弁132を作動させて
自動変速作用を行い、又ライン圧をも制御するも
ので、選速弁130がD、およびの各位置に
ある時、油圧はライン圧回路144から選速弁1
30のポートcを経て第2ガバナー弁114に達
し、車が走行すれば第2ガバナー弁114によつ
て調圧された車速比例のガバナー圧は回路157
に送り出され、第1ガバナー弁113に導入され
る。ある車速以上になると第1ガバナー弁113
のスプール177が移動して回路157は回路1
58と導通してこの回路158にガバナー圧が出
力され、回路158よりガバナー圧は1−2シフ
ト弁131、2−3シフト弁132およびカツト
ダウン弁134の各端面に作用し、これらの各弁
を図中右方に押しつけているそれぞれのバネと釣
合つている。又、選速弁130のポートcから回
路153、回路161および回路162を経てセ
カンド・ブレーキ106を締めつけるサーボ14
1の締結側油圧室169に達する油圧回路の途中
に1−2シフト弁131とセカンド・ロツク弁1
35を別個に設け、更に選速弁130のポートb
からセカンド・ロツク弁135に達する回路15
2を設ける。
に調整されて作動油圧としてトルク・コンバータ
1および選速弁130へ送られる。ライン圧調整
弁128はスプール172とバネ173よりな
り、スプール172にはバネ173に加えて増圧
弁129のスプール174を介して回路165の
スロツトル圧と回路156のライン圧が作用し、
スプール172の上方に回路144からオリフイ
ス175を通して作用するライン圧および回路1
76から作用する圧力に対抗している。トルク・
コンバータ1への作動油は回路144からライン
圧調整弁128を経て回路145に向う作動油で
確保され、トルク・コンバータ1を通流後保圧弁
146によつてある圧力以内に保たれている。あ
る圧力以上では保圧弁146は開かれて油はさら
に回路147から動力伝達機構の後部潤滑部に送
られる。この潤滑油圧が高すぎる時はリリーフ弁
148が開いて圧力は下げられる。一方動力伝達
機構の前部潤滑部には回路145から前部潤滑弁
149を開いて潤滑油が供給される。選速弁13
0は図示せざる選速桿(セレクトレバー)の手動
操作により切換わる流体方向切換弁で、選速桿に
連動するスプール150によつて構成され、選速
桿(図示せず)にリンケージを介して結ばれ、各
選速操作によつてスプール150が動いてライン
圧回路144の圧送通路を切換えるものである。
第2図に示されている状態は選速弁130がN
(中立)位置にある場合でライン圧回路144は
ポートdおよびeに開いている。第1ガバナー弁
113および第2ガバナー弁114は前進走行の
時に発生したガバナー弁により1−2シフト弁1
31、および2−3シフト弁132を作動させて
自動変速作用を行い、又ライン圧をも制御するも
ので、選速弁130がD、およびの各位置に
ある時、油圧はライン圧回路144から選速弁1
30のポートcを経て第2ガバナー弁114に達
し、車が走行すれば第2ガバナー弁114によつ
て調圧された車速比例のガバナー圧は回路157
に送り出され、第1ガバナー弁113に導入され
る。ある車速以上になると第1ガバナー弁113
のスプール177が移動して回路157は回路1
58と導通してこの回路158にガバナー圧が出
力され、回路158よりガバナー圧は1−2シフ
ト弁131、2−3シフト弁132およびカツト
ダウン弁134の各端面に作用し、これらの各弁
を図中右方に押しつけているそれぞれのバネと釣
合つている。又、選速弁130のポートcから回
路153、回路161および回路162を経てセ
カンド・ブレーキ106を締めつけるサーボ14
1の締結側油圧室169に達する油圧回路の途中
に1−2シフト弁131とセカンド・ロツク弁1
35を別個に設け、更に選速弁130のポートb
からセカンド・ロツク弁135に達する回路15
2を設ける。
従つて、選速桿をD位置に設定すると、選速弁
130のスプール150が動いてライン圧回路1
44はポートa,b、およびcに通じる。油圧は
ポートaからは回路151を通り一部はセカン
ド・ロツク弁135の下部に作用して、バネ17
9により上に押付けられているスプール178
が、ポートbから回路152を経て作用している
油圧によつて下げられることにより導通している
回路161および162間が遮断されないように
し、残部はオリフイス166を経て回路167か
ら2−3シフト弁132に達し、ポートcからは
回路153を通り第2ガバナー弁114、リア・
クラツチ105および1−2シフト弁131に達
して変速機は前進第1速の状態になる。この状態
で車速がある速度になると回路158のガバナー
圧により、バネ159によつて右方に押付けられ
ている1−2シフト弁131のスプール160が
左方に動いて以下の如く前進第1速から第2速へ
の自動変速作用が行われる。即ち、この時回路1
53と回路161が導通し油圧はセカンド・ロツ
ク弁135を経て回路162からサーボ141の
締結側油圧室169に達しセカンド・ブレーキ1
06を締結し、リア・クラツチ105の締結保持
と相俟つて変速機は前述した前進第2速の状態に
なる。この場合、1−2シフト弁131は小型化
しているため、変速点の速度は上昇することなく
所要の速度でスプール160は左方に動き前進第
1速から第2速への自動変速作用が行われる。更
に車速が上がりある速度になると回路158のガ
バナー圧がバネ163に打勝つて2−3シフト弁
132のスプール164を左方へ押つけて回路1
67と回路168が導通し、油圧は回路168か
ら一部はサーボ141の解放側油圧室170に達
してセカンド・ブレーキ106を解放し、残部は
フロント・クラツチ104に達してこれを締結
し、変速機はリア・クラツチ105の締結保持と
相俟つて前述した前進第3速の状態になる。選速
桿を(前進第2速固定)位置に設定すると、選
速弁130のスプール150は動いてライン圧回
路144はポートb,cおよびdに通じる。油圧
はポートbおよびcからは前記D位置の場合と同
じ場所に達し、リア・クラツチ105を締結し、
一方セカンド・ロツク弁135の下部にはこの
の場合は油圧が来ていないためと、スプール17
8が回路152を開いて油圧が作用する部分の上
下のランドの面積は下の方が大きいため、セカン
ド・ロツク弁135のスプール178はバネ17
9の力に抗して下に押し下げられて回路152と
回路162が導通し、油圧はサーボ141の締結
側油圧室169に達しセカンド・ブレーキ106
を締結し変速機は前進第2速の状態になる。ポー
トdからは油圧は回路154を通りソレノイド・
ダウン・シフト弁137およびスロツトル・バツ
ク・アツプ弁138に達する。選速弁130のポ
ートaとライン圧回路144との間は断絶してい
て、回路151から2−3シフト弁132には油
圧が達していないためセカンド・ブレーキ106
の解放とフロント・クラツチ104の締結は行わ
れず変速機は前進第3速の状態になることはな
く、セカンド・ロツク弁135は選速弁130と
相俟つて変速機を前進第2速の状態に固定してお
く働きをする。選速桿を(前進第1速固定)位
置に設定するとライン圧回路144はポートc,
dおよびeに通じる。油圧はポートcおよびdか
らはの場合と同じ場所に達し、リア・クラツチ
105を締結し、ポートeからは回路155より
1−2シフト弁131を経て、回路171から一
部はロー・リバース・ブレーキ107に達して、
前進反力ブレーキとして働くロー・リバース・ブ
レーキ107を締結し、変速機を前進第1速の状
態にし、一部は1−2シフト弁131の左側に達
してバネ159と共にスプール160を右方に押
しつけておくように作用し、前進第1速は固定さ
れる。
130のスプール150が動いてライン圧回路1
44はポートa,b、およびcに通じる。油圧は
ポートaからは回路151を通り一部はセカン
ド・ロツク弁135の下部に作用して、バネ17
9により上に押付けられているスプール178
が、ポートbから回路152を経て作用している
油圧によつて下げられることにより導通している
回路161および162間が遮断されないように
し、残部はオリフイス166を経て回路167か
ら2−3シフト弁132に達し、ポートcからは
回路153を通り第2ガバナー弁114、リア・
クラツチ105および1−2シフト弁131に達
して変速機は前進第1速の状態になる。この状態
で車速がある速度になると回路158のガバナー
圧により、バネ159によつて右方に押付けられ
ている1−2シフト弁131のスプール160が
左方に動いて以下の如く前進第1速から第2速へ
の自動変速作用が行われる。即ち、この時回路1
53と回路161が導通し油圧はセカンド・ロツ
ク弁135を経て回路162からサーボ141の
締結側油圧室169に達しセカンド・ブレーキ1
06を締結し、リア・クラツチ105の締結保持
と相俟つて変速機は前述した前進第2速の状態に
なる。この場合、1−2シフト弁131は小型化
しているため、変速点の速度は上昇することなく
所要の速度でスプール160は左方に動き前進第
1速から第2速への自動変速作用が行われる。更
に車速が上がりある速度になると回路158のガ
バナー圧がバネ163に打勝つて2−3シフト弁
132のスプール164を左方へ押つけて回路1
67と回路168が導通し、油圧は回路168か
ら一部はサーボ141の解放側油圧室170に達
してセカンド・ブレーキ106を解放し、残部は
フロント・クラツチ104に達してこれを締結
し、変速機はリア・クラツチ105の締結保持と
相俟つて前述した前進第3速の状態になる。選速
桿を(前進第2速固定)位置に設定すると、選
速弁130のスプール150は動いてライン圧回
路144はポートb,cおよびdに通じる。油圧
はポートbおよびcからは前記D位置の場合と同
じ場所に達し、リア・クラツチ105を締結し、
一方セカンド・ロツク弁135の下部にはこの
の場合は油圧が来ていないためと、スプール17
8が回路152を開いて油圧が作用する部分の上
下のランドの面積は下の方が大きいため、セカン
ド・ロツク弁135のスプール178はバネ17
9の力に抗して下に押し下げられて回路152と
回路162が導通し、油圧はサーボ141の締結
側油圧室169に達しセカンド・ブレーキ106
を締結し変速機は前進第2速の状態になる。ポー
トdからは油圧は回路154を通りソレノイド・
ダウン・シフト弁137およびスロツトル・バツ
ク・アツプ弁138に達する。選速弁130のポ
ートaとライン圧回路144との間は断絶してい
て、回路151から2−3シフト弁132には油
圧が達していないためセカンド・ブレーキ106
の解放とフロント・クラツチ104の締結は行わ
れず変速機は前進第3速の状態になることはな
く、セカンド・ロツク弁135は選速弁130と
相俟つて変速機を前進第2速の状態に固定してお
く働きをする。選速桿を(前進第1速固定)位
置に設定するとライン圧回路144はポートc,
dおよびeに通じる。油圧はポートcおよびdか
らはの場合と同じ場所に達し、リア・クラツチ
105を締結し、ポートeからは回路155より
1−2シフト弁131を経て、回路171から一
部はロー・リバース・ブレーキ107に達して、
前進反力ブレーキとして働くロー・リバース・ブ
レーキ107を締結し、変速機を前進第1速の状
態にし、一部は1−2シフト弁131の左側に達
してバネ159と共にスプール160を右方に押
しつけておくように作用し、前進第1速は固定さ
れる。
なお、運転者がD位置での走行中大きな加速力
を所望してアクセルペダルをストツパーに当接す
るまで踏込むと、アクセルリンクの途中に設けら
れたキツクダウンスイツチ(図示せず)がこれを
検出してONになり、ソレノイド・ダウン・シフ
ト弁137に対設したダウン・シフト・ソレノイ
ド25が通電により附勢される。これにより、ソ
レノイド・ダウン・シフト弁137のスプール1
90はばね191により第2図中上方にロツクさ
れた位置から下方に押される。この時、回路15
4に通じていたキツクダウン回路180がライン
圧回路144に通じ、ライン圧が回路144,1
80を経て1−2シフト弁131及び2−3シフ
ト弁132にガバナ圧と対向するよう供給され
る。この時第3速での走行中であれば、先ず2−
3シフト弁132のスプール164が上記ライン
圧により左行位置からガバナ圧に抗して右行位置
へ強制的に押動され、ある車速限度内で第3速か
ら第2速への強制的なダウンシフトが行なわれ、
十分な加速力が得られる。ところで、第2速での
走行中に上記キツクダウンが行なわれると、この
時は負荷が大きく低速のため、ガバナ圧も低いこ
とから、回路180に導びかれたライン圧は1−
2シフト弁131のスプール131も左行位置か
らガバナ圧に抗して右動させる。従つて、この場
合は第2速から第1速への強制的なダウンシフト
が行なわれて、大負荷に対応した更に強力な加速
力を得ることができる。
を所望してアクセルペダルをストツパーに当接す
るまで踏込むと、アクセルリンクの途中に設けら
れたキツクダウンスイツチ(図示せず)がこれを
検出してONになり、ソレノイド・ダウン・シフ
ト弁137に対設したダウン・シフト・ソレノイ
ド25が通電により附勢される。これにより、ソ
レノイド・ダウン・シフト弁137のスプール1
90はばね191により第2図中上方にロツクさ
れた位置から下方に押される。この時、回路15
4に通じていたキツクダウン回路180がライン
圧回路144に通じ、ライン圧が回路144,1
80を経て1−2シフト弁131及び2−3シフ
ト弁132にガバナ圧と対向するよう供給され
る。この時第3速での走行中であれば、先ず2−
3シフト弁132のスプール164が上記ライン
圧により左行位置からガバナ圧に抗して右行位置
へ強制的に押動され、ある車速限度内で第3速か
ら第2速への強制的なダウンシフトが行なわれ、
十分な加速力が得られる。ところで、第2速での
走行中に上記キツクダウンが行なわれると、この
時は負荷が大きく低速のため、ガバナ圧も低いこ
とから、回路180に導びかれたライン圧は1−
2シフト弁131のスプール131も左行位置か
らガバナ圧に抗して右動させる。従つて、この場
合は第2速から第1速への強制的なダウンシフト
が行なわれて、大負荷に対応した更に強力な加速
力を得ることができる。
第3図は、Dレンジでのクリープを防止するた
め、前進第1速選択用摩擦要素であるリヤクラツ
チ105内に内蔵させた本発明装置100を示
す。リヤクラツチ105は前述したように選速弁
130を発進に際しDレンジにした時回路153
よりライン圧PLを供給され、このライン圧が室
105a内にリヤクラツチ圧(発進圧)PRを生
ぜしめることで、以下の如くに作動される。即
ち、リヤクラツチ圧力PRはクラツチピストン1
05bを図中右行させ、クラツチ板105c(多
板クラツチのため複数個あるが図面ではクラツチ
ピストン105bに最も近い1枚のみを示す)を
相互に摩擦係合させる。これによりリヤクラツチ
105はインプツトシヤフト7及び中間シヤフト
109(いずれも第1図参照)間を結合し、前述
したように前進第1速選択状態を得ることができ
る。
め、前進第1速選択用摩擦要素であるリヤクラツ
チ105内に内蔵させた本発明装置100を示
す。リヤクラツチ105は前述したように選速弁
130を発進に際しDレンジにした時回路153
よりライン圧PLを供給され、このライン圧が室
105a内にリヤクラツチ圧(発進圧)PRを生
ぜしめることで、以下の如くに作動される。即
ち、リヤクラツチ圧力PRはクラツチピストン1
05bを図中右行させ、クラツチ板105c(多
板クラツチのため複数個あるが図面ではクラツチ
ピストン105bに最も近い1枚のみを示す)を
相互に摩擦係合させる。これによりリヤクラツチ
105はインプツトシヤフト7及び中間シヤフト
109(いずれも第1図参照)間を結合し、前述
したように前進第1速選択状態を得ることができ
る。
本発明においては、トルクコンバータ1により
インプツトシヤフト7を介して常時駆動されてい
るリヤクラツチ105の駆動部材、つまりクラツ
チピストン105bに発進圧制御弁70及び発進
検知弁71を内蔵させてクリープ防止装置を構成
する。
インプツトシヤフト7を介して常時駆動されてい
るリヤクラツチ105の駆動部材、つまりクラツ
チピストン105bに発進圧制御弁70及び発進
検知弁71を内蔵させてクリープ防止装置を構成
する。
発進圧制御弁70はクラツチピストン105b
の回転(回転軸線は第3図中下方の左右方向に延
在する)による遠心力の影響を受けないようその
回転軸線方向に配置し、スプール70a及びこれ
を図中下半部位置に付勢するばね70bで構成す
る。スプール70aは室70c内の制御圧PSよる
図中右向きの力とばね70bによる図中左向きの
力とがバランスする位置に変位し、図中上半部位
置でポート70d,70e間を連通、図中下半部
位置でこの連通を断つものとする。制御圧Psを室
70cに導びくため、回路72をクラツチピスト
ン105bに形成し、この回路を同じくクラツチ
ピストン105bに設けた連通孔73に接続す
る。連通孔73は一端をオリフイス174を経て
室105aに開口させると共に、他端をクラツチ
板105cと摺接するクラツチピストン105b
の摩擦面に開口させ、クラツチピストン105b
及びクラツチ板105c間の隙間gに応じた制御
圧PSを連通孔73内、従つて室70c内に生じさ
せる。クラツチピストン105bには更に、ポー
ト70dを室105aに通じさせる回路75を設
け、回路153には室105aの入口部に配して
オリフイス76を設ける。なお、オリフイス76
は、リヤクラツチ圧PRが後述するようにドレン
されても、ライン圧PLまでドレンされることの
ないような大きさとし、又オリフイス74は、隙
間gが大きく制御圧Psが零になる時も、リヤクラ
ツチ圧PRまでドレンすることのないような大き
さとする。なお、90は室70fに洩れた油をポ
ート71eにドレンしてスプール70aの動きを
妨げないための油路である。
の回転(回転軸線は第3図中下方の左右方向に延
在する)による遠心力の影響を受けないようその
回転軸線方向に配置し、スプール70a及びこれ
を図中下半部位置に付勢するばね70bで構成す
る。スプール70aは室70c内の制御圧PSよる
図中右向きの力とばね70bによる図中左向きの
力とがバランスする位置に変位し、図中上半部位
置でポート70d,70e間を連通、図中下半部
位置でこの連通を断つものとする。制御圧Psを室
70cに導びくため、回路72をクラツチピスト
ン105bに形成し、この回路を同じくクラツチ
ピストン105bに設けた連通孔73に接続す
る。連通孔73は一端をオリフイス174を経て
室105aに開口させると共に、他端をクラツチ
板105cと摺接するクラツチピストン105b
の摩擦面に開口させ、クラツチピストン105b
及びクラツチ板105c間の隙間gに応じた制御
圧PSを連通孔73内、従つて室70c内に生じさ
せる。クラツチピストン105bには更に、ポー
ト70dを室105aに通じさせる回路75を設
け、回路153には室105aの入口部に配して
オリフイス76を設ける。なお、オリフイス76
は、リヤクラツチ圧PRが後述するようにドレン
されても、ライン圧PLまでドレンされることの
ないような大きさとし、又オリフイス74は、隙
間gが大きく制御圧Psが零になる時も、リヤクラ
ツチ圧PRまでドレンすることのないような大き
さとする。なお、90は室70fに洩れた油をポ
ート71eにドレンしてスプール70aの動きを
妨げないための油路である。
発進検知弁71は、スプール71aがクラツチ
ピストン105bの回転による遠心力、つまりク
ラツチピストン105bの回転数(トルクコンバ
ータ1の出力回転数)に応動するよう、クラツチ
ピストン105bの回転軸線に対し直角方向に配
置し、スプール71aをばね71bにより図中右
半部位置に付勢して構成する。スプール71aは
上記遠心力による図中上向きの力とばね71bに
よる図中下向きの力とがバランスする位置に変位
し、図中右半部位置でポート71cをスプール7
1a自身の透孔71dを経てドレンポート71e
に通じさせ、図中左半部位置でこの連通を断つも
のとする。そして、ポート71cは回路77によ
りポート70eに接続し、ドレンポート71eは
クラツチ板105cに近いクラツチピストン10
5bの端面に開口させるも、クラツチ板105c
と摺接するクラツチピストン105bの摩擦面よ
り回転軸線よりに配置し、これによりドレンポー
ト71eからのドレン油が遠心力でクラツチ板1
05cに持ち来たされこれらクラツチ板間及び上
記摩擦面の潤滑を良好に行ない得るようにする。
なお、91は、室71fの油をポート71hを経
てドレンレ・スプール71aの動きを妨げないよ
うにする油路である。
ピストン105bの回転による遠心力、つまりク
ラツチピストン105bの回転数(トルクコンバ
ータ1の出力回転数)に応動するよう、クラツチ
ピストン105bの回転軸線に対し直角方向に配
置し、スプール71aをばね71bにより図中右
半部位置に付勢して構成する。スプール71aは
上記遠心力による図中上向きの力とばね71bに
よる図中下向きの力とがバランスする位置に変位
し、図中右半部位置でポート71cをスプール7
1a自身の透孔71dを経てドレンポート71e
に通じさせ、図中左半部位置でこの連通を断つも
のとする。そして、ポート71cは回路77によ
りポート70eに接続し、ドレンポート71eは
クラツチ板105cに近いクラツチピストン10
5bの端面に開口させるも、クラツチ板105c
と摺接するクラツチピストン105bの摩擦面よ
り回転軸線よりに配置し、これによりドレンポー
ト71eからのドレン油が遠心力でクラツチ板1
05cに持ち来たされこれらクラツチ板間及び上
記摩擦面の潤滑を良好に行ない得るようにする。
なお、91は、室71fの油をポート71hを経
てドレンレ・スプール71aの動きを妨げないよ
うにする油路である。
上記実施例の作用を次に説明する。停車状態で
選速弁130をDレンジにすると、前述したよう
に回路153にライン圧PLが出力され、このラ
イン圧はリヤクラツチ105の室105a内にリ
ヤクラツチ圧(作動油圧)PRを生ぜしめる。と
ころで、発進を所望せずエンジンをアイドリング
運転(例えば750rpmで)させていると、トルク
コンバータ1の出力回転と同速度(トルクコンバ
ータ1のスリツプによりアイドリング回転より若
干低い例えば700rpm)でクラツチピストン10
5bが回転しても、これによる遠心力ではスプー
ル71aがばね71bに抗して変位し得ないた
め、図中右半部位置を保ち発進検知弁71はポー
ト71cをドレンポート71eに通じさせて回路
77をドレン回路となしている。
選速弁130をDレンジにすると、前述したよう
に回路153にライン圧PLが出力され、このラ
イン圧はリヤクラツチ105の室105a内にリ
ヤクラツチ圧(作動油圧)PRを生ぜしめる。と
ころで、発進を所望せずエンジンをアイドリング
運転(例えば750rpmで)させていると、トルク
コンバータ1の出力回転と同速度(トルクコンバ
ータ1のスリツプによりアイドリング回転より若
干低い例えば700rpm)でクラツチピストン10
5bが回転しても、これによる遠心力ではスプー
ル71aがばね71bに抗して変位し得ないた
め、図中右半部位置を保ち発進検知弁71はポー
ト71cをドレンポート71eに通じさせて回路
77をドレン回路となしている。
この状態では、当初第4図Aの如く隙間gが十
分大きく連通孔73内の油圧が全て隙間gよりド
レンされるため制御圧Psは零である。これがため
スプール70aはばね70bに抗して変位し得ず
発進圧制御弁70は回路75を回路77から遮断
している。従つて、室105a内のリヤクラツチ
圧PRはライン圧PLの供給を受けて上昇し、クラ
ツチピストン105bを隙間gが減少するよう変
位させる。
分大きく連通孔73内の油圧が全て隙間gよりド
レンされるため制御圧Psは零である。これがため
スプール70aはばね70bに抗して変位し得ず
発進圧制御弁70は回路75を回路77から遮断
している。従つて、室105a内のリヤクラツチ
圧PRはライン圧PLの供給を受けて上昇し、クラ
ツチピストン105bを隙間gが減少するよう変
位させる。
隙間gの減少につれ、制御圧Psが上昇してスプ
ール70aをばね70bに抗し第4図Bの如く変
位させ、隙間gが零になる第4図Cのスプール位
置で発進圧制御弁70は遂に回路75,77間を
連通開始する。これにより室105a内のリヤク
ラツチ圧PRは一部回路77よりドレンされ、こ
の時の値以上には上昇し得ず、クラツチピストン
105bも隙間gを零にした以後クラツチ板10
5cを押圧しない。
ール70aをばね70bに抗し第4図Bの如く変
位させ、隙間gが零になる第4図Cのスプール位
置で発進圧制御弁70は遂に回路75,77間を
連通開始する。これにより室105a内のリヤク
ラツチ圧PRは一部回路77よりドレンされ、こ
の時の値以上には上昇し得ず、クラツチピストン
105bも隙間gを零にした以後クラツチ板10
5cを押圧しない。
以上の作用により、Dレンジでのエンジンアイ
ドリング運転中、リヤクラツチ105は隙間gが
零だが締結されない締結直前の状態に保たれ、こ
こでの動力伝達が行なわれないため自動変速機の
クリープ現象を防止することができる。これがた
め本発明装置を具えた自動変速機を搭載する車両
はDレンジでの停車中微速前進することがなく、
選速弁130を停車の都度Nレンジにする必要が
なく、操作性が向上するし、エンジンのアイドリ
ング回転数をクリープ分の負荷を見込んで高く設
定する必要がなく、燃費の向上を図れる。
ドリング運転中、リヤクラツチ105は隙間gが
零だが締結されない締結直前の状態に保たれ、こ
こでの動力伝達が行なわれないため自動変速機の
クリープ現象を防止することができる。これがた
め本発明装置を具えた自動変速機を搭載する車両
はDレンジでの停車中微速前進することがなく、
選速弁130を停車の都度Nレンジにする必要が
なく、操作性が向上するし、エンジンのアイドリ
ング回転数をクリープ分の負荷を見込んで高く設
定する必要がなく、燃費の向上を図れる。
その後、発進を所望してアクセルペダルの踏込
みによりエンジン回転数を上昇させると、エンジ
ンによりトルクコンバータ1を介して回転されて
いるクラツチピストン105bの回転も上昇し、
スプール71aの軸線方向に作用する遠心力が大
きくなる。トルクコンバータの出力回数がアイド
リング運転時の700rpmより若干高い設定値、例
えば900rpmに達すると、上記遠心力はスプール
71aをばね71bに抗して第3図中右半部位置
からこの図中上方に変位させ、回路77をドレン
ポート71eから遮断する。この時、発進圧制御
弁70の状態に関係なく、これによつて前述の如
くに行なわれていた室105aからのリヤクラツ
チ圧PRのドレンは中止され、リヤクラツチ圧PR
はライン圧PLと同じ値に上昇される。このよう
にして高くなつたリヤクラツチ圧PRはクラツチ
ピストン105bを第4図Cの状態から更に右行
してクラツチ板105cを強力に押圧し、リヤク
ラツチ105を前記締結直前の状態から締結状態
となし、この締結により自動変速機は第1速選択
状態となり、エンジン回転の上昇と相俟つて車両
を発進させることができる。
みによりエンジン回転数を上昇させると、エンジ
ンによりトルクコンバータ1を介して回転されて
いるクラツチピストン105bの回転も上昇し、
スプール71aの軸線方向に作用する遠心力が大
きくなる。トルクコンバータの出力回数がアイド
リング運転時の700rpmより若干高い設定値、例
えば900rpmに達すると、上記遠心力はスプール
71aをばね71bに抗して第3図中右半部位置
からこの図中上方に変位させ、回路77をドレン
ポート71eから遮断する。この時、発進圧制御
弁70の状態に関係なく、これによつて前述の如
くに行なわれていた室105aからのリヤクラツ
チ圧PRのドレンは中止され、リヤクラツチ圧PR
はライン圧PLと同じ値に上昇される。このよう
にして高くなつたリヤクラツチ圧PRはクラツチ
ピストン105bを第4図Cの状態から更に右行
してクラツチ板105cを強力に押圧し、リヤク
ラツチ105を前記締結直前の状態から締結状態
となし、この締結により自動変速機は第1速選択
状態となり、エンジン回転の上昇と相俟つて車両
を発進させることができる。
ところで、リヤクラツチ105の締結は、第4
図Cにつき前述したようにそれまでリヤクラツチ
105が隙間gを零にされた締結直前の状態であ
つたため、遅待なく速やかに行なわれ、上記の発
進を応答良く行なうことができる。なお、その後
隙間gが当然零に保たれるため、制御圧Psもライ
ン圧PL相当値となり、発進圧制御弁70は第4D
に示すようにスプール70aをばね70bに抗し
完全変位された状態に保たれるが、発進検知弁7
1が前述したように機能して室105b内のリヤ
クラツチ圧PRのドレンを完全に阻止するため、
リヤクラツチ圧PRはライン圧PLに保たれ、上記
発進及びその後の走行中リヤクラツチ105が滑
る問題を生ずることはない。
図Cにつき前述したようにそれまでリヤクラツチ
105が隙間gを零にされた締結直前の状態であ
つたため、遅待なく速やかに行なわれ、上記の発
進を応答良く行なうことができる。なお、その後
隙間gが当然零に保たれるため、制御圧Psもライ
ン圧PL相当値となり、発進圧制御弁70は第4D
に示すようにスプール70aをばね70bに抗し
完全変位された状態に保たれるが、発進検知弁7
1が前述したように機能して室105b内のリヤ
クラツチ圧PRのドレンを完全に阻止するため、
リヤクラツチ圧PRはライン圧PLに保たれ、上記
発進及びその後の走行中リヤクラツチ105が滑
る問題を生ずることはない。
以上の動作中におけるエンジン回転数NE、ト
ルクコンバータ出力回転数NT及びリヤクラツチ
出力回転数NOの変化具合は第5図に示す如くで
ある。アクセルペダル踏込瞬時t1以前のアイドリ
ング運転中はDレンジであつてもリヤクラツチ1
05が締結直前の状態にとどまつているため、ト
ルクコンバータ出力回転数NTはエンジンアイド
リング回転数NE(750rpm)よりトルクコンバー
タのスリツプ分だけ低い700rpmに保たれる。瞬
時t1以後エンジン回転数NEを図示の如く上昇さ
せて発進させようとする時、トルクコンバータ出
力回転数NTも上昇し、これが設定値900rpmに達
する瞬間t2にリヤクラツチ105は締結する。こ
の締結でトルクコンバータ出力回転数NTは発進
負荷により一瞬低下されて設定値900rpm以下と
なり、これにより発進検知弁71は再びリヤクラ
ツチ圧PRを一部ドレンし、これによりリヤクラ
ツチ105が滑ることでトルクコンバータ出力回
転数が上昇することにより発進検知弁71は再度
リヤクラツチ圧のドレンを中止する。この作用の
繰返しによりリヤクラツチ出力回転数NOは瞬時
t2より立上がり、その後徐々に上昇する結果車両
の発進が可能であり、この間トルクコンバータ出
力回転数NTは設定値900rpm近くに保たれる。そ
して、リヤクラツチ出力回転数NOがトルクコン
バータ出力回転数NTと同じ値になる瞬時t3以後、
発進負荷が小さくなりトルクコンバータ出力回転
数NTが最早設定値900rpmにならないことから、
発進検知弁71は回路77をドレンボート71e
から遮断し続け、リヤクラツチ圧PRはライン圧
PL相当値に保たれ、リヤクラツチを締結状態に
保持する結果、NTとNOは同じ値を持つて上昇す
る。
ルクコンバータ出力回転数NT及びリヤクラツチ
出力回転数NOの変化具合は第5図に示す如くで
ある。アクセルペダル踏込瞬時t1以前のアイドリ
ング運転中はDレンジであつてもリヤクラツチ1
05が締結直前の状態にとどまつているため、ト
ルクコンバータ出力回転数NTはエンジンアイド
リング回転数NE(750rpm)よりトルクコンバー
タのスリツプ分だけ低い700rpmに保たれる。瞬
時t1以後エンジン回転数NEを図示の如く上昇さ
せて発進させようとする時、トルクコンバータ出
力回転数NTも上昇し、これが設定値900rpmに達
する瞬間t2にリヤクラツチ105は締結する。こ
の締結でトルクコンバータ出力回転数NTは発進
負荷により一瞬低下されて設定値900rpm以下と
なり、これにより発進検知弁71は再びリヤクラ
ツチ圧PRを一部ドレンし、これによりリヤクラ
ツチ105が滑ることでトルクコンバータ出力回
転数が上昇することにより発進検知弁71は再度
リヤクラツチ圧のドレンを中止する。この作用の
繰返しによりリヤクラツチ出力回転数NOは瞬時
t2より立上がり、その後徐々に上昇する結果車両
の発進が可能であり、この間トルクコンバータ出
力回転数NTは設定値900rpm近くに保たれる。そ
して、リヤクラツチ出力回転数NOがトルクコン
バータ出力回転数NTと同じ値になる瞬時t3以後、
発進負荷が小さくなりトルクコンバータ出力回転
数NTが最早設定値900rpmにならないことから、
発進検知弁71は回路77をドレンボート71e
から遮断し続け、リヤクラツチ圧PRはライン圧
PL相当値に保たれ、リヤクラツチを締結状態に
保持する結果、NTとNOは同じ値を持つて上昇す
る。
なお、上述した例ではDレンジ(前発進レン
ジ)でのクリープを防止するためリヤクラツチ1
05に関連し本発明装置100を設けたが、本発
明装置はRレンジ(後発進レンジ)でのクリープ
を防止するにも用いることができ、この場合同様
な発進圧制御弁70及び発進検知弁71を、Rレ
ンジで作動されるフロントクラツチ104に内蔵
させることで実現可能である。
ジ)でのクリープを防止するためリヤクラツチ1
05に関連し本発明装置100を設けたが、本発
明装置はRレンジ(後発進レンジ)でのクリープ
を防止するにも用いることができ、この場合同様
な発進圧制御弁70及び発進検知弁71を、Rレ
ンジで作動されるフロントクラツチ104に内蔵
させることで実現可能である。
第6図は本発明の他の例を示し、本例では発進
検知弁71にばね71bを収納した密閉室71f
を設定し、この室を回路78及び79により室1
05aに通じさせ、回路79にオリフイス80,
81を設ける。オリフイス80,81間において
回路79にオリフイス82付の分岐路83を接続
し、分岐剤83にドレン回路84を接続すると共
に、これら分岐剤及びドレン回路の接続ボートに
電磁弁85を対設する。電磁弁85は、プランジ
ヤ85aがソレノイド85bの付勢で図中右半部
位置にされる時、分岐路83をドレン回路84か
ら遮断し、ソレノイド85bの滅勢で分岐路83
からドレン回路84に向うオイルの動圧によりプ
ランジヤ85aが図中左半部位置にされる時、分
岐路83からドレン回路84を経て圧力を逃がす
ものとする。なお、電磁弁85は、ソレノイド8
5bに通電する都合上、静止した部材上に設ける
ことが好ましいが、これは油路83を、油路15
3等と同様に自動変速機の摩擦要素への油圧の給
排路として周知の構造とすれば良いので図示およ
び説明は省略する。ソレノイド85bはエンジン
冷却水温センサ86からの信号に応じオン、オフ
制御され、この目的のためのセンサ86を比較器
87の一方の入力端子に接続すると共に、比較器
87の他方の入力端子に基準電圧源88を接続し
比較器87の出力端子を増幅器89を介してソレ
ノイド85bに接続する。なお、センサ86はエ
ンジン冷却水温の上昇に比例して高くなる電圧を
出力するものとし、基準電圧源88はエンジンの
暖機運転完了の目安となる冷却水温に対応した電
圧を出力し続けるものとする。
検知弁71にばね71bを収納した密閉室71f
を設定し、この室を回路78及び79により室1
05aに通じさせ、回路79にオリフイス80,
81を設ける。オリフイス80,81間において
回路79にオリフイス82付の分岐路83を接続
し、分岐剤83にドレン回路84を接続すると共
に、これら分岐剤及びドレン回路の接続ボートに
電磁弁85を対設する。電磁弁85は、プランジ
ヤ85aがソレノイド85bの付勢で図中右半部
位置にされる時、分岐路83をドレン回路84か
ら遮断し、ソレノイド85bの滅勢で分岐路83
からドレン回路84に向うオイルの動圧によりプ
ランジヤ85aが図中左半部位置にされる時、分
岐路83からドレン回路84を経て圧力を逃がす
ものとする。なお、電磁弁85は、ソレノイド8
5bに通電する都合上、静止した部材上に設ける
ことが好ましいが、これは油路83を、油路15
3等と同様に自動変速機の摩擦要素への油圧の給
排路として周知の構造とすれば良いので図示およ
び説明は省略する。ソレノイド85bはエンジン
冷却水温センサ86からの信号に応じオン、オフ
制御され、この目的のためのセンサ86を比較器
87の一方の入力端子に接続すると共に、比較器
87の他方の入力端子に基準電圧源88を接続し
比較器87の出力端子を増幅器89を介してソレ
ノイド85bに接続する。なお、センサ86はエ
ンジン冷却水温の上昇に比例して高くなる電圧を
出力するものとし、基準電圧源88はエンジンの
暖機運転完了の目安となる冷却水温に対応した電
圧を出力し続けるものとする。
かかる本例の構成において、エンジンが暖機運
転中であれば、比較器87は高(H)レベル信号を増
幅器89により増幅して出力し、ソレノイド85
bを付勢する。この時電磁弁85が分岐路83を
ドレン回路84から遮断するため、室71fが室
105a内と同圧にされ、スプール71aにばね
71bと共働して図中下向きの力を及ぼす。従つ
て発進検知弁71はトルクコンバータ出力回転数
が前記設定値900rpmより高い設定値になる迄回
路77をドレンポート71eに連通させ続ける。
これがため、トルクコンバータ出力回転数が相当
高くならないと発進しないことになり、エンジン
が回転不安定な暖機運転中でも安定した発進を可
能ならしめる。他方、暖機運転完了後は比較器8
7が出力信号レベルをLレベルに転じて、ソレノ
イド85bを滅勢するため、回路79内の圧力を
全てドレン回路84よりドレンし、室71fを無
圧状態に保つ。従つて、発進検知弁71は第3図
におけると全く同様に機能し、トルクコンバータ
出力回転数が規定の設定値900rpmになる時発進
を開始する。よつてエンジンの回転が安定した暖
機完了後、無駄に発進を遅らせる不都合を防止す
ることができる。
転中であれば、比較器87は高(H)レベル信号を増
幅器89により増幅して出力し、ソレノイド85
bを付勢する。この時電磁弁85が分岐路83を
ドレン回路84から遮断するため、室71fが室
105a内と同圧にされ、スプール71aにばね
71bと共働して図中下向きの力を及ぼす。従つ
て発進検知弁71はトルクコンバータ出力回転数
が前記設定値900rpmより高い設定値になる迄回
路77をドレンポート71eに連通させ続ける。
これがため、トルクコンバータ出力回転数が相当
高くならないと発進しないことになり、エンジン
が回転不安定な暖機運転中でも安定した発進を可
能ならしめる。他方、暖機運転完了後は比較器8
7が出力信号レベルをLレベルに転じて、ソレノ
イド85bを滅勢するため、回路79内の圧力を
全てドレン回路84よりドレンし、室71fを無
圧状態に保つ。従つて、発進検知弁71は第3図
におけると全く同様に機能し、トルクコンバータ
出力回転数が規定の設定値900rpmになる時発進
を開始する。よつてエンジンの回転が安定した暖
機完了後、無駄に発進を遅らせる不都合を防止す
ることができる。
なお、第3図及び第6図の例では発進と判断す
るトルクコンバータ出力回転数の設定値を第5図
に示すように一定(900rpm)としたが、この場
合速度比が大きくなつて第7図に示す特性を持つ
トルクコンバータのトルク比が小さく、従つてト
ルクコンバータによるトルク増大機能を十分に生
かせず、急発進を所望してエンジンスロツトル開
度(エンジン負荷)を大きくした発進時、所望す
る急発進を得難い。
るトルクコンバータ出力回転数の設定値を第5図
に示すように一定(900rpm)としたが、この場
合速度比が大きくなつて第7図に示す特性を持つ
トルクコンバータのトルク比が小さく、従つてト
ルクコンバータによるトルク増大機能を十分に生
かせず、急発進を所望してエンジンスロツトル開
度(エンジン負荷)を大きくした発進時、所望す
る急発進を得難い。
第8図はこの観点から、発進検知弁71が回路
77をドレンポート71eから遮断するトルクコ
ンバータ出力回転数設定値を、小スロツトル開度
で高く大スロツトル開度で低くなるよう変化させ
る構成にした例を示す。本例ではこの目的のた
め、スプール71aに段差部71g(受圧面積S1)
を設定し、これに回路91を介し室105a内の
リヤクラツチ圧PRを作用させて、スプール71
aにS1×PRなる図中上向きの力FPを及ぼすよう
にする。
77をドレンポート71eから遮断するトルクコ
ンバータ出力回転数設定値を、小スロツトル開度
で高く大スロツトル開度で低くなるよう変化させ
る構成にした例を示す。本例ではこの目的のた
め、スプール71aに段差部71g(受圧面積S1)
を設定し、これに回路91を介し室105a内の
リヤクラツチ圧PRを作用させて、スプール71
aにS1×PRなる図中上向きの力FPを及ぼすよう
にする。
この場合、クラツチピストン105bの回転に
よりスプール71aに生ずる遠心力をFc、ばね7
1bのばね力をFkとすると、スプール71aに
かかる力の釣合式は Fc+Fp=Fk で表わされる。更に、遠心力Fcとトルクコンバー
タ出力回転数NTとの間にFc∝NT 2なる関係があ
り、よつて上式よりNT∝√c=√k−(R・1)
の関係が成立し、発進時第5図を参照しつつ前述
したようにして一定に保たれるトルクコンバータ
出力回転数NT(第5図では設定値900rpm)はリ
ヤクラツチ圧PRによつて決まる。ところでリヤ
クラツチ圧PRはライン圧PLによつて得られるも
のであり、このライン圧がスロツトル開度の増大
につれて高くなることから、リヤクラツチ圧PR
もスロツトル開度の増大につれて高くなる。従つ
て上式より、発進時一定に保たれるトルクコンバ
ータ出力回転数はスロツトル開度が大きくなるに
つれ第9図にNT′、NT″、NTの如く低下し、速
度比の減少(トルク比の増大)によつて大きな発
進トルクを得ることができる。
よりスプール71aに生ずる遠心力をFc、ばね7
1bのばね力をFkとすると、スプール71aに
かかる力の釣合式は Fc+Fp=Fk で表わされる。更に、遠心力Fcとトルクコンバー
タ出力回転数NTとの間にFc∝NT 2なる関係があ
り、よつて上式よりNT∝√c=√k−(R・1)
の関係が成立し、発進時第5図を参照しつつ前述
したようにして一定に保たれるトルクコンバータ
出力回転数NT(第5図では設定値900rpm)はリ
ヤクラツチ圧PRによつて決まる。ところでリヤ
クラツチ圧PRはライン圧PLによつて得られるも
のであり、このライン圧がスロツトル開度の増大
につれて高くなることから、リヤクラツチ圧PR
もスロツトル開度の増大につれて高くなる。従つ
て上式より、発進時一定に保たれるトルクコンバ
ータ出力回転数はスロツトル開度が大きくなるに
つれ第9図にNT′、NT″、NTの如く低下し、速
度比の減少(トルク比の増大)によつて大きな発
進トルクを得ることができる。
かくて本例では、スロツトル開度にマツチした
発進トルクを常時得ることができ、比較的緩やか
な発進を所望する低スロツトル開度のもとでは発
進シヨツクを生ずることなくゆつくりと発進で
き、比較的急な発進を所望する大スロツトル開度
のもとでは大トルクによる急発進を意のままに得
ることができる。
発進トルクを常時得ることができ、比較的緩やか
な発進を所望する低スロツトル開度のもとでは発
進シヨツクを生ずることなくゆつくりと発進で
き、比較的急な発進を所望する大スロツトル開度
のもとでは大トルクによる急発進を意のままに得
ることができる。
なお、本例に第6図の着想を適用し、発進時一
定に保たれるトルクコンバータ出力回転数NT′、
NT″、NTをスロツト開度のみならず、エンジ
ンの暖機前後でも異ならせるようにすることは容
易に実施施可能である。
定に保たれるトルクコンバータ出力回転数NT′、
NT″、NTをスロツト開度のみならず、エンジ
ンの暖機前後でも異ならせるようにすることは容
易に実施施可能である。
(6) 発明の効果
かくして本発明装置は上述の如く、発進時油圧
作動される摩擦要素(リヤクラツチ105、フロ
ントクラツチ104)の作動油圧PRを発進レン
ジでのアイドリング運転中、摩擦要素が締結直前
の状態に保たれるようドレンする発進圧制御弁7
0と、リヤクラツチ出力回転数NTが設定値以上
となる発進時上記のドレンを中止する発進検知弁
71との組合せになるから、発進前は自動変速機
の動力伝達を上記摩擦要素の非締結によつて断
ち、クリープを完全に防止できると共に、発進時
は締結直前の上記摩擦要素を締結することから速
やか且つ滑らかな発進を可能にすることができ、
しかもかかるクリープ防止装置を摩擦要素に内蔵
させることから、変速制御油圧回路の変更が不要
で実現容易であると共に、クリープ防止制御の応
答性を向上させることができる。
作動される摩擦要素(リヤクラツチ105、フロ
ントクラツチ104)の作動油圧PRを発進レン
ジでのアイドリング運転中、摩擦要素が締結直前
の状態に保たれるようドレンする発進圧制御弁7
0と、リヤクラツチ出力回転数NTが設定値以上
となる発進時上記のドレンを中止する発進検知弁
71との組合せになるから、発進前は自動変速機
の動力伝達を上記摩擦要素の非締結によつて断
ち、クリープを完全に防止できると共に、発進時
は締結直前の上記摩擦要素を締結することから速
やか且つ滑らかな発進を可能にすることができ、
しかもかかるクリープ防止装置を摩擦要素に内蔵
させることから、変速制御油圧回路の変更が不要
で実現容易であると共に、クリープ防止制御の応
答性を向上させることができる。
又本発明においては、発進検知の目安とするト
ルクコンバータ出力回転数の設定値NT′、NT″、
NTをエンジン負荷(スロツトル開度)毎に異
ならせるから、運転者が希望する通りの(スロツ
トル開度に応じた)緩発進、急発進を常時確実に
得ることができる。
ルクコンバータ出力回転数の設定値NT′、NT″、
NTをエンジン負荷(スロツトル開度)毎に異
ならせるから、運転者が希望する通りの(スロツ
トル開度に応じた)緩発進、急発進を常時確実に
得ることができる。
第1図は本発明装置によりクリープを防止すべ
き自動変速機を例示する動力伝達列のスケルトン
図、第2図は同じくその変速制御油圧回路図、第
3図は本発明クリープ防止装置の一例を示す回路
図、第4図A〜Dは夫々同じくその作用説明図、
第5図は同装置による動作タイムチヤート、第6
図は本発明の他の例を示す第3図と同様の回路
図、第7図はトルクコンバータの作用特性図、第
8図は本発明の更に別の例を示す第3図と同様の
回路図、第9図は同例装置による動作タイムチヤ
ートである。 1……トルクコンバータ、70……発進圧制御
弁、71……発進検知弁、72……制御圧回路、
73……連通孔、74,76……オリフイス、7
5……リヤクラツチ圧導入回路、77……連絡回
路、78,79……暖機検出回路、80〜82…
…オリフイス、83……分岐器、84……ドレン
回路、85……電磁弁、86……エンジン冷却水
温センサ、87……比較器、88……基準電圧
源、89……増幅器、91……スロツトル開度対
応圧導入回路、100……本発明クリープ防止装
置、104,105……発進用摩擦要素(104
……フロントクラツチ、105……リヤクラツ
チ)、153……発進圧回路。
き自動変速機を例示する動力伝達列のスケルトン
図、第2図は同じくその変速制御油圧回路図、第
3図は本発明クリープ防止装置の一例を示す回路
図、第4図A〜Dは夫々同じくその作用説明図、
第5図は同装置による動作タイムチヤート、第6
図は本発明の他の例を示す第3図と同様の回路
図、第7図はトルクコンバータの作用特性図、第
8図は本発明の更に別の例を示す第3図と同様の
回路図、第9図は同例装置による動作タイムチヤ
ートである。 1……トルクコンバータ、70……発進圧制御
弁、71……発進検知弁、72……制御圧回路、
73……連通孔、74,76……オリフイス、7
5……リヤクラツチ圧導入回路、77……連絡回
路、78,79……暖機検出回路、80〜82…
…オリフイス、83……分岐器、84……ドレン
回路、85……電磁弁、86……エンジン冷却水
温センサ、87……比較器、88……基準電圧
源、89……増幅器、91……スロツトル開度対
応圧導入回路、100……本発明クリープ防止装
置、104,105……発進用摩擦要素(104
……フロントクラツチ、105……リヤクラツ
チ)、153……発進圧回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 トルクコンバータと、該トルクコンバータの
出力回転を入力されているピストンが発進レンジ
で作動油圧を受けてクラツチ板を押圧することに
より締結状態となつてトルクコンバータの出力回
転を伝達可能な摩擦要素とを具える自動変速機に
おいて、 前記作動油圧を導かれ、この導かれた油圧を前
記ピストン及びクラツチ板間の隙間より一部逃が
すことでこの隙間に応じた制御圧を作り出す連通
路を前記ピストンに形成し、 この制御圧に応動して前記作動油圧を、前記隙
間が摩擦要素の締結直前状態に対応した大きさに
保たれるよう一部ドレンする発進圧制御弁を、遠
心力による影響を受けないよう前記ピストンに軸
線方向へ配置して内蔵させ、 該ピストンの回転にともなう遠心力に応動して
発進希望を示す設定回転以上で前記発進圧制御弁
による作動油圧の一部ドレンを中止させる発進検
知弁を前記ピストンに内蔵させてなることを特徴
とする自動変速機のクリープ防止装置。 2 前記発進圧制御弁による作動油圧の一部ドレ
ンを前記ピストンの比較的回転軸線に近い箇所に
おいて行わせ、ドレン油を遠心力によりピストン
及びクラツチ板間の摩擦面に持ち来たして潤滑す
る特許請求の範囲第1項記載の自動変速機のクリ
ープ防止装置。 3 前記発進検知弁は、エンジンの暖機運転中と
暖機運転後で前記設定回転を異ならせるものであ
る特許請求の範囲第1項又は第2項のいずれかに
記載の自動変速機のクリープ防止装置。 4 トルクコンバータと、該トルクコンバータの
出力回転を入力されているピストンが発進レンジ
で作動油圧を受けてクラツチ板を押圧することに
より締結状態となつてトルクコンバータの出力回
転を伝達可能な摩擦要素とを具える自動変速機に
おいて、 前記作動油圧を導かれ、この導かれた油圧を前
記ピストン及びクラツチ板間の隙間より一部逃が
すことでこの隙間に応じた制御圧を作り出す連通
路を前記ピストンに形成し、 この制御圧に応動して前記作動油圧を、前記隙
間が摩擦要素の締結直前状態に対応した大きさに
保たれるよう一部ドレンする発進圧制御弁を、遠
心力による影響を受けないよう前記ピストンに軸
線方向へ配置して内蔵させ、 該ピストンの回転にともなう遠心力及びこの遠
心力と共働する方向へ作用するエンジン負荷信号
圧に応動してエンジン負荷毎に異なる発進希望を
示す設定回転以上で前記発進圧制御弁による作動
油圧の一部ドレンを中止させる発進検知弁を前記
ピストンに内蔵させてなることを特徴とする自動
変速機のクリープ防止装置。 5 前記発進圧制御弁による作動油圧の一部ドレ
ンを前記ピストンの比較的回転軸線に近い箇所に
おいて行わせ、ドレン油を遠心力によりピストン
及びクラツチ板間の摩擦面に持ち来して潤滑する
特許請求の範囲第4項記載の自動変速機のクリー
プ防止装置。 6 前記発進検知弁は、エンジンの暖機運転中か
暖機運転後かでも前記設定回転を異ならせるもの
である特許請求の範囲第4項または第5項のいず
れかに記載の自動変速機のクリープ防止装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23873883A JPS60132158A (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 自動変速機のクリ−プ防止装置 |
| US06/683,453 US4719821A (en) | 1983-12-20 | 1984-12-19 | Creep preventive arrangement in automatic transmission |
| DE19843446373 DE3446373A1 (de) | 1983-12-20 | 1984-12-19 | Anordnung in automatischen getrieben zum verhindern des kriechens |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23873883A JPS60132158A (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 自動変速機のクリ−プ防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60132158A JPS60132158A (ja) | 1985-07-15 |
| JPH022510B2 true JPH022510B2 (ja) | 1990-01-18 |
Family
ID=17034518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23873883A Granted JPS60132158A (ja) | 1983-12-20 | 1983-12-20 | 自動変速機のクリ−プ防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60132158A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58128552A (ja) * | 1982-01-26 | 1983-08-01 | Nissan Motor Co Ltd | 自動変速機のクリ−プ防止装置 |
-
1983
- 1983-12-20 JP JP23873883A patent/JPS60132158A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60132158A (ja) | 1985-07-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4441385A (en) | Transmission control system with positive lockup clutch disengaging system | |
| JPS602549B2 (ja) | ロツクアツプ式自動変速機 | |
| JPH0142849B2 (ja) | ||
| JPS6240574B2 (ja) | ||
| JPS5948897B2 (ja) | 自動変速機の変速シヨツク軽減装置 | |
| JPS6260579B2 (ja) | ||
| JPS6363786B2 (ja) | ||
| GB2028937A (en) | Shock Control Arrangement in Hydraulic Control System of Automatic Power Transmission | |
| JPH0474575B2 (ja) | ||
| CA1144449A (en) | Throttle failsafe valve for an automatic power transmission | |
| JPH10131984A (ja) | 自動変速機の締結装置 | |
| JPS6333024B2 (ja) | ||
| JPS627421B2 (ja) | ||
| JPS5948899B2 (ja) | 自動変速機のシフトバルブ | |
| JPH022510B2 (ja) | ||
| US4719821A (en) | Creep preventive arrangement in automatic transmission | |
| JPH08312741A (ja) | 無段自動変速機の制御装置 | |
| JPS5844905B2 (ja) | ロツクアツプ式自動変速機 | |
| JPS6011265B2 (ja) | 自動変速機 | |
| JPS5949451B2 (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
| JPH0469304B2 (ja) | ||
| JP2874011B2 (ja) | 車両用自動変速機の油圧制御装置 | |
| JPH01145467A (ja) | ロックアップクラッチの制御装置 | |
| JPS6038583B2 (ja) | 自動変速機の油圧制御装置 | |
| JPS6188054A (ja) | 自動変速機のクリ−プ防止装置 |