JPH022537B2 - - Google Patents
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- JPH022537B2 JPH022537B2 JP56053688A JP5368881A JPH022537B2 JP H022537 B2 JPH022537 B2 JP H022537B2 JP 56053688 A JP56053688 A JP 56053688A JP 5368881 A JP5368881 A JP 5368881A JP H022537 B2 JPH022537 B2 JP H022537B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- track
- pressure vessel
- circumferential
- reactor pressure
- vertical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C17/00—Monitoring; Testing ; Maintaining
- G21C17/003—Remote inspection of vessels, e.g. pressure vessels
- G21C17/007—Inspection of the outer surfaces of vessels
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、原子炉圧力容器表面走行用軌道、特
に、原子炉圧力容器の表面に沿つて検査装置等を
上下方向及び周方向に走行させるための原子炉圧
力容器表面走行用軌道に関するものである。
に、原子炉圧力容器の表面に沿つて検査装置等を
上下方向及び周方向に走行させるための原子炉圧
力容器表面走行用軌道に関するものである。
原子炉圧力容器の表面を、例えば、超音波探傷
装置を用いて検査するには、原子炉圧力容器表面
附近に超音波探傷装置の走行用軌道を設置し、こ
の走行用軌道上を移動する超音波探傷装置によつ
て胴体表面の探傷が行なわれる。
装置を用いて検査するには、原子炉圧力容器表面
附近に超音波探傷装置の走行用軌道を設置し、こ
の走行用軌道上を移動する超音波探傷装置によつ
て胴体表面の探傷が行なわれる。
第1図は、原子炉圧力容器の胴体表面の探傷等
を実施するために用いられている従来の軌道の位
置を示すもので、1は原子炉圧力容器、2はガン
マーシールド壁、3は一端がガンマーシールド壁
2に固定された保温サポート用ブラケツト4の他
端に保温材用サポート5によつて支持されている
保温材壁で、軌道6(ここでは上下方向軌道(縦
方向軌道)のみが示してある)は、原子炉圧力容
器1と保温材壁3との間に設置されている。第2
図は軌道の詳細を示すもので、61は上下方向軌
道で、超音波探傷装置に設けられているピニオン
に係合するラツクの設けられている中央ガイド6
1aと、両側のガイド61bとから構成され、保
温材壁3に設けられた保温材貫通孔31より突出
する軌道支持ブラケツト71に熱膨張逃し部(図
示せず)を介して支持してある。62は周方向軌
道で、上下方向軌道61と同じく、中央ガイド6
2aと両側のガイド62bとからなり、保温材壁
13に設けられた保温材貫通孔32から突出する
軌道支持ブラケツト72に上端が支持され下端が
垂直方向熱膨張逃し部73を介して支持されてい
る軌道支持サポート74に周方向熱膨張逃し部7
5を介して支持されている。
を実施するために用いられている従来の軌道の位
置を示すもので、1は原子炉圧力容器、2はガン
マーシールド壁、3は一端がガンマーシールド壁
2に固定された保温サポート用ブラケツト4の他
端に保温材用サポート5によつて支持されている
保温材壁で、軌道6(ここでは上下方向軌道(縦
方向軌道)のみが示してある)は、原子炉圧力容
器1と保温材壁3との間に設置されている。第2
図は軌道の詳細を示すもので、61は上下方向軌
道で、超音波探傷装置に設けられているピニオン
に係合するラツクの設けられている中央ガイド6
1aと、両側のガイド61bとから構成され、保
温材壁3に設けられた保温材貫通孔31より突出
する軌道支持ブラケツト71に熱膨張逃し部(図
示せず)を介して支持してある。62は周方向軌
道で、上下方向軌道61と同じく、中央ガイド6
2aと両側のガイド62bとからなり、保温材壁
13に設けられた保温材貫通孔32から突出する
軌道支持ブラケツト72に上端が支持され下端が
垂直方向熱膨張逃し部73を介して支持されてい
る軌道支持サポート74に周方向熱膨張逃し部7
5を介して支持されている。
すなわち、これらの軌道部分は、プラント運転
時には、約300℃になつているが、超音波探傷等
の検査を実施するプラント休止時には、常温近く
になり、また、検査は放射線環境下において実施
されるため、上下方向軌道、周方向軌道のそれぞ
れに個別の専用サポートを設けて保持するような
構造になつている。
時には、約300℃になつているが、超音波探傷等
の検査を実施するプラント休止時には、常温近く
になり、また、検査は放射線環境下において実施
されるため、上下方向軌道、周方向軌道のそれぞ
れに個別の専用サポートを設けて保持するような
構造になつている。
しかし、上述の従来の軌道は、上下方向軌道、
周方向軌道がそれぞれ別個の専用サポートを有
し、かつ、熱膨張を吸収するために、例えば、一
端が固定されている場合には他端を自由にする等
の対策が施こされていた。このため軌道相互間の
精度の維持や、周方向軌道の曲率を一定に保つた
めに、複雑でかつ多数の支持部分が必要となる。
周方向軌道がそれぞれ別個の専用サポートを有
し、かつ、熱膨張を吸収するために、例えば、一
端が固定されている場合には他端を自由にする等
の対策が施こされていた。このため軌道相互間の
精度の維持や、周方向軌道の曲率を一定に保つた
めに、複雑でかつ多数の支持部分が必要となる。
また、原子炉圧力容器が重要機器であるため、
原子炉圧力容器に対する軌道支持は行なわず、保
温材壁の外側にあるガンマーシールド壁から支持
しているため、支持ブラケツトの数が多くなり、
その結果、支持ブラケツトの保温材貫通孔の数が
多くなり、これらの保温材貫通孔からの熱漏洩が
多くなる等の問題があつた。
原子炉圧力容器に対する軌道支持は行なわず、保
温材壁の外側にあるガンマーシールド壁から支持
しているため、支持ブラケツトの数が多くなり、
その結果、支持ブラケツトの保温材貫通孔の数が
多くなり、これらの保温材貫通孔からの熱漏洩が
多くなる等の問題があつた。
本発明は、これらの問題点を除去し、簡単な構
造で熱膨張の影響を除去でき、かつ、軌道の支持
点を少なくして、保温材貫通孔を少なくし、熱漏
洩を減少させることのできる軌道を提供すること
を目的とし原子炉圧力容器の表面に沿つて検査装
置等を上下方向及び周方向に走行させるための軌
道において、複数の上下方向軌道と、少なくとも
1つのリング状の周方向軌道とを一体化した軌道
と、前記周方向軌道に前記上下方向軌道と平行に
設けられている補強部材とよりなるかご型構造体
よりなり、該かご型構造体が前記原子炉圧力容器
の外周に配設されているガンマーシールド部材に
対して一端が固定された支持部材に径方向熱膨張
が吸収されるよう支持され、前記上下方向軌道又
は前記補強部材の一端には前記ガンマーシールド
部材に一端が固定されている振れ止めが設けてあ
ることを特徴とするものである。
造で熱膨張の影響を除去でき、かつ、軌道の支持
点を少なくして、保温材貫通孔を少なくし、熱漏
洩を減少させることのできる軌道を提供すること
を目的とし原子炉圧力容器の表面に沿つて検査装
置等を上下方向及び周方向に走行させるための軌
道において、複数の上下方向軌道と、少なくとも
1つのリング状の周方向軌道とを一体化した軌道
と、前記周方向軌道に前記上下方向軌道と平行に
設けられている補強部材とよりなるかご型構造体
よりなり、該かご型構造体が前記原子炉圧力容器
の外周に配設されているガンマーシールド部材に
対して一端が固定された支持部材に径方向熱膨張
が吸収されるよう支持され、前記上下方向軌道又
は前記補強部材の一端には前記ガンマーシールド
部材に一端が固定されている振れ止めが設けてあ
ることを特徴とするものである。
本発明の軌道は、周方向軌道をリング状に一体
化し、熱膨張の伸びが従来の軌道の場合において
は周方向の伸びであつたのを径方向の伸びとして
取り扱えるようにし、さらに周方向軌道と上下方
向軌道とを一体化した軌道と、補強部材とによつ
て吊下げ可能なかご型構造体を構成し、このかご
型構造体を吊下げて支持するようにしたため、支
持を簡単な構造とし、その数を少なくすることが
可能となつた。また、支持個所が少なくなつたこ
とから、保温材貫通孔も減少し、熱漏洩の低減が
可能となつた。
化し、熱膨張の伸びが従来の軌道の場合において
は周方向の伸びであつたのを径方向の伸びとして
取り扱えるようにし、さらに周方向軌道と上下方
向軌道とを一体化した軌道と、補強部材とによつ
て吊下げ可能なかご型構造体を構成し、このかご
型構造体を吊下げて支持するようにしたため、支
持を簡単な構造とし、その数を少なくすることが
可能となつた。また、支持個所が少なくなつたこ
とから、保温材貫通孔も減少し、熱漏洩の低減が
可能となつた。
以下、実施例について説明する。
第3図は、一実施例の斜視図、第4図は第3図
の要部の軌道の斜視図、第7図は軌道とターンテ
ーブルとの関係を示す説明図で、aは断面図、b
及びcはそれぞれaにおいてX,Y方向からみた
平面図であり、第8図は走行台車の説明図で、
a,b,cはそれぞれ異なる方向からみた説明図
である。これらの図の同一部分には同一符号が付
してある。この実施例は、原子炉圧力容器溶接線
超音波探傷装置用軌道に適用した例で、この場合
には各溶接線毎に軌道を設置する必要があるた
め、数本の上下方向軌道および周方向軌道から構
成されている。これらの図で、81は上下方向軌
道、82は周方向軌道で、これらの軌道81,8
2には、第4図、第7図及び第8図に示すよう
に、超音波探傷装置を搭載する走行台車90のピ
ニオン92aに係合するラツク81aまたはチエ
ーンおよびローラガイド用の溝81bが設けられ
ている。83は、超音波探傷装置を、上下方向軌
道81および周方向軌道82上の何れの場所にも
移動させることができるように上下方向軌道81
と周方向軌道82との交点に設けられているター
ンテーブルである。そして、この上下方向軌道8
1は円周を4等分する位置に設けられ、その上端
部は、ガンマーシールド壁2に一端が固定されて
いる支持体41に一端が固定され、保温材壁3に
設けられている貫通孔33を介して、保温材壁3
の内側に突出させた支持部84によつて支持され
ている。85は二つの周方向軌道82,82の間
を上下方向に結ぶ補強サポート、86は上下方向
軌道に設けられ、ガンマーシールド壁2に固定さ
れた支持体42に係止されている地震対策用のふ
れ止めである。
の要部の軌道の斜視図、第7図は軌道とターンテ
ーブルとの関係を示す説明図で、aは断面図、b
及びcはそれぞれaにおいてX,Y方向からみた
平面図であり、第8図は走行台車の説明図で、
a,b,cはそれぞれ異なる方向からみた説明図
である。これらの図の同一部分には同一符号が付
してある。この実施例は、原子炉圧力容器溶接線
超音波探傷装置用軌道に適用した例で、この場合
には各溶接線毎に軌道を設置する必要があるた
め、数本の上下方向軌道および周方向軌道から構
成されている。これらの図で、81は上下方向軌
道、82は周方向軌道で、これらの軌道81,8
2には、第4図、第7図及び第8図に示すよう
に、超音波探傷装置を搭載する走行台車90のピ
ニオン92aに係合するラツク81aまたはチエ
ーンおよびローラガイド用の溝81bが設けられ
ている。83は、超音波探傷装置を、上下方向軌
道81および周方向軌道82上の何れの場所にも
移動させることができるように上下方向軌道81
と周方向軌道82との交点に設けられているター
ンテーブルである。そして、この上下方向軌道8
1は円周を4等分する位置に設けられ、その上端
部は、ガンマーシールド壁2に一端が固定されて
いる支持体41に一端が固定され、保温材壁3に
設けられている貫通孔33を介して、保温材壁3
の内側に突出させた支持部84によつて支持され
ている。85は二つの周方向軌道82,82の間
を上下方向に結ぶ補強サポート、86は上下方向
軌道に設けられ、ガンマーシールド壁2に固定さ
れた支持体42に係止されている地震対策用のふ
れ止めである。
この実施例の軌道は、ターンテーブル83と組
合わせることによつて、リング状の一体軌道とな
つた周方向軌道82を上下方向軌道81および補
助サポート85によつて連結し、鳥かご状に構成
されており、支持部84およびふれ止め86によ
つて支持されている。
合わせることによつて、リング状の一体軌道とな
つた周方向軌道82を上下方向軌道81および補
助サポート85によつて連結し、鳥かご状に構成
されており、支持部84およびふれ止め86によ
つて支持されている。
上下方向軌道81と周方向軌道82とターンテ
ーブル83とは一体となつており、ターンテーブ
ル83には回転部83aがあり、回転部軌道83
bを搭載しており、回転軸83cにより回転可能
となつている。
ーブル83とは一体となつており、ターンテーブ
ル83には回転部83aがあり、回転部軌道83
bを搭載しており、回転軸83cにより回転可能
となつている。
走行台車90は原子炉圧力容器1と上下方向軌
道81及び周方向軌道82との間を走行する。例
えば、上下方向軌道81に沿つて走行する走行台
車90はターンテーブル83に達すると、ターン
テーブル83上の回転部軌道83bに乗り移る。
ここで回転軸83cを90度回転させると、回転部
軌道83bと周方向軌道82とが接続し、走行台
車90は周方向軌道82に沿つて走行できる。こ
のようにして、走行台車90は上下方向軌道81
と周方向軌道82上を走行することができる。
道81及び周方向軌道82との間を走行する。例
えば、上下方向軌道81に沿つて走行する走行台
車90はターンテーブル83に達すると、ターン
テーブル83上の回転部軌道83bに乗り移る。
ここで回転軸83cを90度回転させると、回転部
軌道83bと周方向軌道82とが接続し、走行台
車90は周方向軌道82に沿つて走行できる。こ
のようにして、走行台車90は上下方向軌道81
と周方向軌道82上を走行することができる。
第8図には走行台車90の一例を示してあり、
91は走行台車本体で、駆動用モータ、位置検出
用エンコーダ(何れも図示せず)等を内臓してい
る。92aピニオンで、例えば、第4図、第7図
に示す上下方向軌道81のラツク81aと噛み合
うようになつている。92bは軌道抱込ローラ
で、第4図、第7図に示すローラガイド用の溝8
1bを走行するようになつている。93はケーブ
ルコネクタ、94はケーブル、95はアーム、9
6は検査用の超音波探触子である。
91は走行台車本体で、駆動用モータ、位置検出
用エンコーダ(何れも図示せず)等を内臓してい
る。92aピニオンで、例えば、第4図、第7図
に示す上下方向軌道81のラツク81aと噛み合
うようになつている。92bは軌道抱込ローラ
で、第4図、第7図に示すローラガイド用の溝8
1bを走行するようになつている。93はケーブ
ルコネクタ、94はケーブル、95はアーム、9
6は検査用の超音波探触子である。
超音波探触子96はアーム95に沿つて移動可
能で、第7図に示すように原子炉圧力容器1に接
するように設定される。第7図aは走行台車90
がターンテーブル83上にある状態が示されてい
る。
能で、第7図に示すように原子炉圧力容器1に接
するように設定される。第7図aは走行台車90
がターンテーブル83上にある状態が示されてい
る。
ここで、本発明の一体型軌道が高温時に熱膨張
する場合を従来の周方向軌道の場合と比較する。
する場合を従来の周方向軌道の場合と比較する。
第9図は本発明の場合で、第10図は従来の場
合を示しており、実線で常温時、点線で高温時の
周方向軌道の状態が示してある。従来の周方向軌
道においては、周方向に膨張するようになつてい
るので、常温時の長さをLとすれば(半円で比較
する)高温時はL+ΔLとなり周方向にΔLだけ伸
びる。これに対して、本発明の周方向軌道は一体
型構造であるため半径方向の伸びとなる。常温時
の周方向軌道の半径をR、半径方向の伸びをΔR
とすると、 L=πR L+ΔL=π(R+ΔR) 故に、ΔR=L/π+ΔL/π−R=ΔL/π すなわち、本発明の一体型軌道においては、高
温時において熱膨張を生じた場合、周方向軌道の
熱膨張は、リング状に一体化されているため、従
来の軌道では周方向へ伸びていたのに対して、半
径方向への伸びとして取り扱うことができ、膨張
量が周方向の伸びの1/π(半周分の伸びに対す
る半径方向の伸びの割合)となり少なくなる。こ
のため、支持部84と周方向軌道82との距離を
ある程度以上の長さ確保しておけば、支持部84
を固定しても、上下方向軌道81および補強サポ
ート85の弾性によつて、周方向軌道82の熱膨
張を吸収することができる。また、ふれ止め86
も二つの周方向軌道の間の適当な位置に設置すれ
ば、上下方向軌道等全体の垂直方向の伸びを従来
と同様な方法により逃がすことができるため支持
部と同様の効果が得られる。
合を示しており、実線で常温時、点線で高温時の
周方向軌道の状態が示してある。従来の周方向軌
道においては、周方向に膨張するようになつてい
るので、常温時の長さをLとすれば(半円で比較
する)高温時はL+ΔLとなり周方向にΔLだけ伸
びる。これに対して、本発明の周方向軌道は一体
型構造であるため半径方向の伸びとなる。常温時
の周方向軌道の半径をR、半径方向の伸びをΔR
とすると、 L=πR L+ΔL=π(R+ΔR) 故に、ΔR=L/π+ΔL/π−R=ΔL/π すなわち、本発明の一体型軌道においては、高
温時において熱膨張を生じた場合、周方向軌道の
熱膨張は、リング状に一体化されているため、従
来の軌道では周方向へ伸びていたのに対して、半
径方向への伸びとして取り扱うことができ、膨張
量が周方向の伸びの1/π(半周分の伸びに対す
る半径方向の伸びの割合)となり少なくなる。こ
のため、支持部84と周方向軌道82との距離を
ある程度以上の長さ確保しておけば、支持部84
を固定しても、上下方向軌道81および補強サポ
ート85の弾性によつて、周方向軌道82の熱膨
張を吸収することができる。また、ふれ止め86
も二つの周方向軌道の間の適当な位置に設置すれ
ば、上下方向軌道等全体の垂直方向の伸びを従来
と同様な方法により逃がすことができるため支持
部と同様の効果が得られる。
従つて、従来、各軌道毎に設けていた支持部の
数の減少、構造の簡略化が可能となり、その結
果、保温材壁を貫通する部分を少なくすることが
できるため、熱の漏洩を少なくすることができ
る。さらに、一体型であるため、支持部、ふれ止
めの位置が比較的自由に選択でき、保温材サポー
ト等との共用が可能となるため、その分の漏洩の
減少も期待できる。
数の減少、構造の簡略化が可能となり、その結
果、保温材壁を貫通する部分を少なくすることが
できるため、熱の漏洩を少なくすることができ
る。さらに、一体型であるため、支持部、ふれ止
めの位置が比較的自由に選択でき、保温材サポー
ト等との共用が可能となるため、その分の漏洩の
減少も期待できる。
また、全体を支持する部分は、完全固定方式で
あるため、温度変化の繰り返しにおいても所定の
精度を保ちやすく、据え付けも容易になる。
あるため、温度変化の繰り返しにおいても所定の
精度を保ちやすく、据え付けも容易になる。
第5図aおよびbは、他の実施例の要部を示す
もので、それぞれ、平面図および側面図で、この
実施例では、上下方向軌道81をピン87を用い
てガンマーシールド壁2に一端が固定され保温材
壁3の貫通孔を介して内側に突出する支持部88
に支持されるようにしたもので、自由度を持たせ
応力を低減することができる。これによつて、支
持部、ふれ止めが固定型の第3図の実施例の場合
には、熱膨張する周方向軌道とそれらの距離を十
分確保しないと応力が許容値を超える場合があつ
たのに対して、このような問題を除くことができ
る。なお、この方法で問題となる安定性、精度等
も、距離を短くすれば低下を防ぐことができるの
で、距離を十分に確保できない場合に用いると効
果的である。
もので、それぞれ、平面図および側面図で、この
実施例では、上下方向軌道81をピン87を用い
てガンマーシールド壁2に一端が固定され保温材
壁3の貫通孔を介して内側に突出する支持部88
に支持されるようにしたもので、自由度を持たせ
応力を低減することができる。これによつて、支
持部、ふれ止めが固定型の第3図の実施例の場合
には、熱膨張する周方向軌道とそれらの距離を十
分確保しないと応力が許容値を超える場合があつ
たのに対して、このような問題を除くことができ
る。なお、この方法で問題となる安定性、精度等
も、距離を短くすれば低下を防ぐことができるの
で、距離を十分に確保できない場合に用いると効
果的である。
なお、ふれ止めを、地震のような動的荷重に対
しては剛となり、熱膨張のように静的に伸びるも
のを吸収するバネ等を利用した熱膨張吸収構造と
すれば、周方向軌道を何段か組合せて使用する場
合等、設置箇所等の設計が容易となる。
しては剛となり、熱膨張のように静的に伸びるも
のを吸収するバネ等を利用した熱膨張吸収構造と
すれば、周方向軌道を何段か組合せて使用する場
合等、設置箇所等の設計が容易となる。
第6図は、他の実施例の斜視図で、第3図と同
一部分には同一符号が付してある。この図で、8
9は周方向軌道82より下方に垂設された補強サ
ポートで、補強サポート89の下端にはそれぞれ
ふれ止め86が設けられている。そして、このよ
うに補強サポートを利用することによつて、周方
向軌道が1本だけの場合にも実施が可能となる。
一部分には同一符号が付してある。この図で、8
9は周方向軌道82より下方に垂設された補強サ
ポートで、補強サポート89の下端にはそれぞれ
ふれ止め86が設けられている。そして、このよ
うに補強サポートを利用することによつて、周方
向軌道が1本だけの場合にも実施が可能となる。
なお、何れの実施例においても、上下方向軌道
が、ガンマーシールド壁に一端が固定された支持
部材と一体となつている例を示したが、ガンマー
シールド壁に一端が固定された支持部材を軌道支
持サポートとして、この軌道支持サポートに上下
方向軌道と周方向軌道を支持させるようにしても
よい。
が、ガンマーシールド壁に一端が固定された支持
部材と一体となつている例を示したが、ガンマー
シールド壁に一端が固定された支持部材を軌道支
持サポートとして、この軌道支持サポートに上下
方向軌道と周方向軌道を支持させるようにしても
よい。
これらの実施例では、軌道全体を一括保持する
ことにより、熱膨張対策を容易にし、さらに支持
部を減らすことにより、熱漏洩を減少させること
が可能になつた。また、設計、据え付け作業が容
易になり、精度の向上が得られる。
ことにより、熱膨張対策を容易にし、さらに支持
部を減らすことにより、熱漏洩を減少させること
が可能になつた。また、設計、据え付け作業が容
易になり、精度の向上が得られる。
以上の如く、本発明の原子炉圧力容器表面走行
軌道は、簡単な構造で、熱膨張の影響を除去で
き、かつ、軌道の支持点を少なくして、保温材貫
通孔を少なくし、熱漏洩を減少させることのでき
る軌道の提供を可能とするもので、産業上の効果
の大なるものである。
軌道は、簡単な構造で、熱膨張の影響を除去で
き、かつ、軌道の支持点を少なくして、保温材貫
通孔を少なくし、熱漏洩を減少させることのでき
る軌道の提供を可能とするもので、産業上の効果
の大なるものである。
第1図は、従来の原子炉圧力容器表面走行用軌
道の位置を示す断面図、第2図は同じく要部の斜
視図、第3図は本発明の原子炉圧力容器表面走行
用軌道の一実施例の斜視図、第4図は第3図の要
部の斜視図、第5図aおよびbはそれぞれ同じく
他の実施例の要部の平面図および側面図、第6図
は同じく他の実施例の斜視図、第7図a,b及び
cは同じく軌道とターンテーブルとの関係を示す
説明図、第8図a,b及びcは同じく走行台車の
説明図、第9図は同じく高温時における周方向軌
道の熱膨張の状況の説明図、第10図は従来の周
方向軌道の熱膨張の状況の説明図である。 1……原子炉圧力容器、2……ガンマーシール
ド壁、3……保温材壁、81……上下方向軌道、
82……周方向軌道、83……ターンテーブル、
83a……回転部、83b……回転部軌道、83
c……回転軸、84……支持部、85……補強サ
ポート、86……ふれ止め、87……ピン、88
……支持部、89……補強サポート、90……走
行台車、91……走行台車本体、92a……ピニ
オン、92b……軌道抱込ローラ、95……アー
ム、96……超音波探触子。
道の位置を示す断面図、第2図は同じく要部の斜
視図、第3図は本発明の原子炉圧力容器表面走行
用軌道の一実施例の斜視図、第4図は第3図の要
部の斜視図、第5図aおよびbはそれぞれ同じく
他の実施例の要部の平面図および側面図、第6図
は同じく他の実施例の斜視図、第7図a,b及び
cは同じく軌道とターンテーブルとの関係を示す
説明図、第8図a,b及びcは同じく走行台車の
説明図、第9図は同じく高温時における周方向軌
道の熱膨張の状況の説明図、第10図は従来の周
方向軌道の熱膨張の状況の説明図である。 1……原子炉圧力容器、2……ガンマーシール
ド壁、3……保温材壁、81……上下方向軌道、
82……周方向軌道、83……ターンテーブル、
83a……回転部、83b……回転部軌道、83
c……回転軸、84……支持部、85……補強サ
ポート、86……ふれ止め、87……ピン、88
……支持部、89……補強サポート、90……走
行台車、91……走行台車本体、92a……ピニ
オン、92b……軌道抱込ローラ、95……アー
ム、96……超音波探触子。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 原子炉圧力容器の表面に沿つて検査装置等を
上下方向及び周方向に走行させるための軌道にお
いて、複数の上下方向軌道と、少なくとも1つの
リング状の周方向軌道とを一体化した軌道と、前
記周方向軌道に前記上下方向軌道と平行に設けら
れている補強部材とよりなるかご型構造体よりな
り、該かご型構造体が前記原子炉圧力容器の外周
に配設されているガンマーシールド部材に対して
一端が固定された支持部材に径方向熱膨張が吸収
されるよう支持され、前記上下方向軌道又は前記
補強部材の一端には前記ガンマーシールド部材に
一端が固定されている振れ止めが設けてあること
を特徴とする原子炉圧力容器表面走行用軌道。 2 前記かご型構造体が前記上下方向軌道の一端
によつて前記支持部材に径方向熱膨張が吸収され
るよう支持されている特許請求の範囲第1項記載
の原子炉圧力容器表面走行用軌道。 3 前記上下方向軌道部材が、前記ガンマーシー
ルド部材に対して固定された支持部材にピンを介
して支持されている特許請求の範囲第1項又は第
2項記載の原子炉圧力容器表面走行用軌道。 4 前記ふれ止めが、前記周方向軌道部材より下
方に垂設された補助支持体の下端部に設けられて
いる特許請求の範囲第1項又は第2項又は第3項
記載の原子炉圧力容器表面走行用軌道。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56053688A JPS57166558A (en) | 1981-04-08 | 1981-04-08 | Track for run on surface of nuclear reactor pressure container |
| US06/366,213 US4507260A (en) | 1981-04-08 | 1982-04-07 | Rail apparatus around reactor pressure vessel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56053688A JPS57166558A (en) | 1981-04-08 | 1981-04-08 | Track for run on surface of nuclear reactor pressure container |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57166558A JPS57166558A (en) | 1982-10-14 |
| JPH022537B2 true JPH022537B2 (ja) | 1990-01-18 |
Family
ID=12949748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56053688A Granted JPS57166558A (en) | 1981-04-08 | 1981-04-08 | Track for run on surface of nuclear reactor pressure container |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4507260A (ja) |
| JP (1) | JPS57166558A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58105058A (ja) * | 1981-12-18 | 1983-06-22 | Hitachi Ltd | 原子炉設備 |
| JPS6063440A (ja) * | 1983-09-16 | 1985-04-11 | Mitsubishi Electric Corp | 移動式点検監視装置 |
| DE4014161A1 (de) * | 1990-05-03 | 1991-11-07 | Man Energie Gmbh | Pruefgeraete-manipulator fuer druckbehaelter von kernreaktoren |
| JP3014766B2 (ja) * | 1994-11-30 | 2000-02-28 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 炉心容器の外壁をそれを包囲する熱遮蔽体の範囲で点検するための装置および方法 |
| DE29703255U1 (de) * | 1997-02-24 | 1998-07-02 | Siemens AG, 80333 München | Einrichtung zum Prüfen einer Schweißnaht am Außenmantel eines Reaktordruckbehälters |
| US6182932B1 (en) * | 1999-04-07 | 2001-02-06 | Ce Nuclear Power Llc | Flexi-rail assembly |
| JP4663551B2 (ja) * | 2006-02-28 | 2011-04-06 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 検査装置搬入台車 |
| CN105810259B (zh) * | 2014-12-30 | 2017-12-22 | 中核武汉核电运行技术股份有限公司 | 一种高温气冷堆反应堆压力容器检查装置 |
| CN120314336B (zh) * | 2025-06-11 | 2025-08-19 | 中国能源建设集团天津电力建设有限公司 | 一种带有自锁功能的自动控制型伽马探伤机 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2506415C3 (de) * | 1975-02-15 | 1982-12-09 | M.A.N. Maschinenfabrik Augsburg-Nürnberg AG, 8500 Nürnberg | Einrichtung für die Außenprüfung von Druckbehältern, insbesondere Kernreaktordruckbehältern |
| DE2609541C3 (de) * | 1976-03-08 | 1979-02-01 | Kraftwerk Union Ag, 4330 Muelheim | Einrichtung zur Ultraschallprüfung von Rohrleitungen, insbesondere der Hauptkühlmittelleitung von Kernreaktoranlagen |
| DE2620715C3 (de) * | 1976-05-11 | 1981-08-20 | M.A.N. Maschinenfabrik Augsburg-Nürnberg AG, 8500 Nürnberg | Prüfeinrichtung zur Wiederholungsprüfung von Kernreaktordruckbehältern |
| DE2709023A1 (de) * | 1977-03-02 | 1978-09-07 | Interatom | Pruefeinrichtung fuer grossbehaelter |
| DE2833763C2 (de) * | 1978-08-01 | 1982-12-16 | Kraftwerk Union AG, 4330 Mülheim | Inspektions- und Prüfeinrichtung |
| DE2833716B1 (de) * | 1978-08-01 | 1980-01-24 | Kraftwerk Union Ag | Inspektions- und Pruefeinrichtung |
-
1981
- 1981-04-08 JP JP56053688A patent/JPS57166558A/ja active Granted
-
1982
- 1982-04-07 US US06/366,213 patent/US4507260A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57166558A (en) | 1982-10-14 |
| US4507260A (en) | 1985-03-26 |
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