JPH02255508A - 有機金属化学気相成長法による超電導薄膜の作製方法 - Google Patents
有機金属化学気相成長法による超電導薄膜の作製方法Info
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- JPH02255508A JPH02255508A JP1078974A JP7897489A JPH02255508A JP H02255508 A JPH02255508 A JP H02255508A JP 1078974 A JP1078974 A JP 1078974A JP 7897489 A JP7897489 A JP 7897489A JP H02255508 A JPH02255508 A JP H02255508A
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Classifications
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
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- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
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- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、超電導薄膜の作製方法に関する。より詳細に
は、本発明は、複合酸化物系超電導材料の薄膜を有機金
属化学気相成長法(以下、MOCVD法と記載する)に
より作製する方法の改良に関する。
は、本発明は、複合酸化物系超電導材料の薄膜を有機金
属化学気相成長法(以下、MOCVD法と記載する)に
より作製する方法の改良に関する。
従来の技術
1986年にベドノルツおよびミュラー等による論文が
発表されて以来、酸化物系超電導材料の開発が極めて急
速に進められてきた。この開発過程において登場した一
連の複合酸化物系超電導材料は、当初焼結体として作製
されていたが、用途およびその用途に相応しい臨界電流
密度等の緒特性を考慮するともはや焼結体では十分な特
性が得られ難いので、薄膜として作製した超電導体が最
も実用化に近いと見られている。
発表されて以来、酸化物系超電導材料の開発が極めて急
速に進められてきた。この開発過程において登場した一
連の複合酸化物系超電導材料は、当初焼結体として作製
されていたが、用途およびその用途に相応しい臨界電流
密度等の緒特性を考慮するともはや焼結体では十分な特
性が得られ難いので、薄膜として作製した超電導体が最
も実用化に近いと見られている。
複合酸化物系超電導材料薄膜の作製は、まずスパッタリ
ング法によって大きな成果が達成された。
ング法によって大きな成果が達成された。
即ち、焼結体またはその粉末をターゲットとして複合酸
化物系超電導体を薄膜化することによって、精密な組成
制御、緻密な構造、結晶の配向性等の実現が可能となり
、高い臨界電流密度等が達成された。しかしながら、開
発が進んで、更に精密な組成制御が要求されるようにな
るにつれて、スパッタリング法における原料毎のスパッ
タリング効率の差や元素毎の成膜効率の差が問題とされ
るようになってきた。このような経過を経て、現在量も
注目されている方法のひとつにMOCVD法が挙げられ
る。
化物系超電導体を薄膜化することによって、精密な組成
制御、緻密な構造、結晶の配向性等の実現が可能となり
、高い臨界電流密度等が達成された。しかしながら、開
発が進んで、更に精密な組成制御が要求されるようにな
るにつれて、スパッタリング法における原料毎のスパッ
タリング効率の差や元素毎の成膜効率の差が問題とされ
るようになってきた。このような経過を経て、現在量も
注目されている方法のひとつにMOCVD法が挙げられ
る。
第2図は、MOCVD法による複合酸化物系超電導薄膜
の作製を実施するために、既に使用されている装置の構
成を模式的に示す図である。
の作製を実施するために、既に使用されている装置の構
成を模式的に示す図である。
第2図に示すように、この装置は、以下に述べる反応系
1と原料供給系2.3.4.5とから主に構成されてい
る。
1と原料供給系2.3.4.5とから主に構成されてい
る。
反応系1は、反応室11と、反応室11内に配置された
カーボンサセプタ12と、反応室11の外側で、カーボ
ンサセプタ12上に載置された基板13を包囲する高周
波コイル14と、排気手段15とを備えている。
カーボンサセプタ12と、反応室11の外側で、カーボ
ンサセプタ12上に載置された基板13を包囲する高周
波コイル14と、排気手段15とを備えている。
原料供給系2.3.4.5は、各々原料ガスを反応室1
1に供給する手段である。図示した装置の場合は、原料
供給系2は、酸素のように気体の原料を供給するための
設備で、可変バルブ20を介して反応室11に接続され
ている。また、原料供給系3.4.5は、有機金属錯体
として提供される原料を蒸発させてガス化するバブラ3
1.41.51を備えている。各バブラ31.41.5
1は、内部に有機金属錯体を収容すると共に、可変バル
ブ30.40.50を介してキャリアガスの供給を受け
、原料をバブリングすることによって得られた有機金属
錯体の蒸気を反応室11に供給するように構成されてい
る。
1に供給する手段である。図示した装置の場合は、原料
供給系2は、酸素のように気体の原料を供給するための
設備で、可変バルブ20を介して反応室11に接続され
ている。また、原料供給系3.4.5は、有機金属錯体
として提供される原料を蒸発させてガス化するバブラ3
1.41.51を備えている。各バブラ31.41.5
1は、内部に有機金属錯体を収容すると共に、可変バル
ブ30.40.50を介してキャリアガスの供給を受け
、原料をバブリングすることによって得られた有機金属
錯体の蒸気を反応室11に供給するように構成されてい
る。
尚、原料ガスの好ましい蒸気圧を得るために、図中で点
線で囲って示している範囲Aは成膜時には加熱される。
線で囲って示している範囲Aは成膜時には加熱される。
また、反応室11に供給する原料のバランスを調整する
ために、可変バルブ20.30.40.50は、各々独
立して制御できるように構成されている。
ために、可変バルブ20.30.40.50は、各々独
立して制御できるように構成されている。
以上のように構成されたMOCVD装置は、以下のよう
に操作される。まず、出発原料として有機金属錯体化さ
れた原料がバブラ31.41.51に充填され、通常1
00℃以上に熱せられた後、Ar等のキャリアガスによ
りバブリングされて原料ガスとなる。この原料ガスは、
キャリアガスと共に反応室11へ原料ガス蒸気が送りこ
まれる。このとき同時に、原料供給系2から酸素も反応
室11に供給され、反応室11内で、高周波コイル14
を利用した高周波誘導法により加熱された基板13上で
反応して薄膜を形成する。
に操作される。まず、出発原料として有機金属錯体化さ
れた原料がバブラ31.41.51に充填され、通常1
00℃以上に熱せられた後、Ar等のキャリアガスによ
りバブリングされて原料ガスとなる。この原料ガスは、
キャリアガスと共に反応室11へ原料ガス蒸気が送りこ
まれる。このとき同時に、原料供給系2から酸素も反応
室11に供給され、反応室11内で、高周波コイル14
を利用した高周波誘導法により加熱された基板13上で
反応して薄膜を形成する。
発明が解決しようとする問題点
上述のようなMOCVD法は、一般に、■単分子層程度
の膜厚制御が可能、 ■多元素系薄膜の組成制御が可能、 ■多層へテロエピタキシャル層の形成が可能、■ヘテロ
エピタキシャル層特性が均質になる、■多数の基板への
同時成膜が可能 等の種々の特徴を備えており、典型的な多元素系化合物
である複合酸化物系超電導材料の成膜には最も相応しい
方法のひとつであると見られている。
の膜厚制御が可能、 ■多元素系薄膜の組成制御が可能、 ■多層へテロエピタキシャル層の形成が可能、■ヘテロ
エピタキシャル層特性が均質になる、■多数の基板への
同時成膜が可能 等の種々の特徴を備えており、典型的な多元素系化合物
である複合酸化物系超電導材料の成膜には最も相応しい
方法のひとつであると見られている。
ところが、前述のような操作によって実際に作製した複
合酸化物系超電導薄膜の超電導特性は、面相反応法によ
って作製した焼結体試料、あるいは、スパッタリング法
によって作製した試料に比べて超電導臨界温度が低く、
膜組成及び膜厚の再現性にも乏しい。そこで、本発明の
目的は、上記従来技術の問題点を解決し、複合酸化物系
超電導材料の優れた超電導特性と、MOCVD法の利点
とを同時に活かした超電導薄膜の新規な作製方法を提供
することにある。
合酸化物系超電導薄膜の超電導特性は、面相反応法によ
って作製した焼結体試料、あるいは、スパッタリング法
によって作製した試料に比べて超電導臨界温度が低く、
膜組成及び膜厚の再現性にも乏しい。そこで、本発明の
目的は、上記従来技術の問題点を解決し、複合酸化物系
超電導材料の優れた超電導特性と、MOCVD法の利点
とを同時に活かした超電導薄膜の新規な作製方法を提供
することにある。
問題点を解決するための手段
即ち、本発明に従うと、有機金属化学気相成長法により
複合酸化物系超電導薄膜を作製する方法であって、原料
として使用する有機金属錯体を構成する配位子の蒸気と
キャリアガスとの混合ガスを使用して原料をバブリング
する工程を含み、該工程により生成された原料ガスによ
り成膜を実施することを特徴とする有機金属化学気相成
長法による超電導薄膜の作製方法が提供される。
複合酸化物系超電導薄膜を作製する方法であって、原料
として使用する有機金属錯体を構成する配位子の蒸気と
キャリアガスとの混合ガスを使用して原料をバブリング
する工程を含み、該工程により生成された原料ガスによ
り成膜を実施することを特徴とする有機金属化学気相成
長法による超電導薄膜の作製方法が提供される。
尚、本発明の薄膜作製方法は、所謂複合酸化物系超電導
材料による薄膜形成に広く適用できるが、特に好ましい
ものとして、Y3a2CuiO7−Xおよびこの複合酸
化物のBaを、HOSEr等のランタノイド元素で置換
した組成を有する複合酸化物、更に、TIJa2Ca2
CU30 to−yまたはB125r2Ca2Cu30
+o−yおよびこれらの複合酸化物にpbを添加したも
の等を例示することができる。
材料による薄膜形成に広く適用できるが、特に好ましい
ものとして、Y3a2CuiO7−Xおよびこの複合酸
化物のBaを、HOSEr等のランタノイド元素で置換
した組成を有する複合酸化物、更に、TIJa2Ca2
CU30 to−yまたはB125r2Ca2Cu30
+o−yおよびこれらの複合酸化物にpbを添加したも
の等を例示することができる。
また、本発明の方法において使用できる配位子としては
、MOCVD法で一般に使用されているものが原料に応
じて適宜選択されるが、代表的なものとして、アセチル
アセトン(acac) 、ジピバロイルメタン(dpm
) 、ヘプタフルオロブタノイルピバロイルメタン(f
od) 、ヘキサフルオロアセチルアセトン(hfa)
等を例示することができる。
、MOCVD法で一般に使用されているものが原料に応
じて適宜選択されるが、代表的なものとして、アセチル
アセトン(acac) 、ジピバロイルメタン(dpm
) 、ヘプタフルオロブタノイルピバロイルメタン(f
od) 、ヘキサフルオロアセチルアセトン(hfa)
等を例示することができる。
作用
MOCVD法によって薄膜作製を行う場合、反応室内で
原料ガスが適切な蒸気圧を有していることは重要な制御
因子である。ところが、複合酸化物超電導薄膜の形成に
用いられる原料は、一般に室温では非常に蒸気圧が低く
、MOCVD法を実施する際は原料温度を100℃以上
に加熱して蒸気圧を上昇させて使う必要がある。
原料ガスが適切な蒸気圧を有していることは重要な制御
因子である。ところが、複合酸化物超電導薄膜の形成に
用いられる原料は、一般に室温では非常に蒸気圧が低く
、MOCVD法を実施する際は原料温度を100℃以上
に加熱して蒸気圧を上昇させて使う必要がある。
しかしながら、一方で、有機金属錯体は高温になると配
位子が遊離しやすくなる。本発明者等は、このような原
料ガスの熱分解が、MOCVD法によって作製した薄膜
の品質の安定性の低下、膜厚、組成等のバラツキおよび
超電導臨界温度の低下等に影響を与えていることを見出
し、これに対する有効な対策を検討した結果本発明を完
成したものである。
位子が遊離しやすくなる。本発明者等は、このような原
料ガスの熱分解が、MOCVD法によって作製した薄膜
の品質の安定性の低下、膜厚、組成等のバラツキおよび
超電導臨界温度の低下等に影響を与えていることを見出
し、これに対する有効な対策を検討した結果本発明を完
成したものである。
例えば、元素Mに対して配位子Rを使用して、MR,な
る有機金属錯体を使用したとすると、温度の上昇と共に
、この原料はバブラ内で、MR8→ M+xR・・・(
1) の反応が進み、反応室に供給される原料ガスに含まれる
有機金属錯体は減少してしまう。
る有機金属錯体を使用したとすると、温度の上昇と共に
、この原料はバブラ内で、MR8→ M+xR・・・(
1) の反応が進み、反応室に供給される原料ガスに含まれる
有機金属錯体は減少してしまう。
そこで、本発明に係る複合酸化物系超電導薄膜の作製方
法においては、キャリアガスと配位子蒸気との混合ガス
で原料をバブリングして原料ガスを生成することにより
、原料ガス中の有機金属錯体の分解を抑制し、組成制御
の安定化を実現したことをその主要な特徴としている。
法においては、キャリアガスと配位子蒸気との混合ガス
で原料をバブリングして原料ガスを生成することにより
、原料ガス中の有機金属錯体の分解を抑制し、組成制御
の安定化を実現したことをその主要な特徴としている。
即ち、原料のバブリングを、配位子蒸気を含む混合ガス
で行うことにより、キャリアガス中の配位子蒸気圧を高
め、前記式(1)による反応と、下記の式(2); %式%(2) による反応との適切な平衡状態を生ぜしめ、原料ガスの
品質の安定化を実現している。
で行うことにより、キャリアガス中の配位子蒸気圧を高
め、前記式(1)による反応と、下記の式(2); %式%(2) による反応との適切な平衡状態を生ぜしめ、原料ガスの
品質の安定化を実現している。
尚、配位子蒸気とキャリアガスとの混合ガスを生成する
には、キャリアガスによって配位子をバブリングする方
法が簡単である。また、配位子のみをバブリングする際
に、配位子用のバブラの温度を適切に制御することによ
って、配位子蒸気圧を独立して制御することも可能であ
る。
には、キャリアガスによって配位子をバブリングする方
法が簡単である。また、配位子のみをバブリングする際
に、配位子用のバブラの温度を適切に制御することによ
って、配位子蒸気圧を独立して制御することも可能であ
る。
以下に図面を参照して本発明をより具体的に説明するが
、以下の開示は本発明の一実施例に過ぎず、本発明の技
術的範囲を何ら限定するものではない。
、以下の開示は本発明の一実施例に過ぎず、本発明の技
術的範囲を何ら限定するものではない。
実施例
第1図は、本発明に係る複合酸化物系超電導薄膜の作製
方法を実施するために使用できる装置の構成例を模式的
に示す図である。尚、第1図に示した装置は、後述する
ように、第2図に示した従来の方法を実施する装置とは
主に原料供給系の構成が異なっている。そこで、第2図
に示した装置と共通の構成要素には、同じ参照番号を付
している。
方法を実施するために使用できる装置の構成例を模式的
に示す図である。尚、第1図に示した装置は、後述する
ように、第2図に示した従来の方法を実施する装置とは
主に原料供給系の構成が異なっている。そこで、第2図
に示した装置と共通の構成要素には、同じ参照番号を付
している。
第1図に示す装置において、反応系1は、第2図に示し
た装置と同様に、反応室11と、反応室11内に配置さ
れたカーボンサセプタ12と、反応室11の外側で、カ
ーボンサセプタ12上に載置された基板13を包囲する
高周波コイル14と、排気手段15とを備えている。
た装置と同様に、反応室11と、反応室11内に配置さ
れたカーボンサセプタ12と、反応室11の外側で、カ
ーボンサセプタ12上に載置された基板13を包囲する
高周波コイル14と、排気手段15とを備えている。
一方、原料供給系2.3.4.5は、各々原料ガスを反
応室11に供給する手段であり、原料供給系2は気体の
原料を供給するための設備で、可変バルブ20を介して
反応室11に接続されている。
応室11に供給する手段であり、原料供給系2は気体の
原料を供給するための設備で、可変バルブ20を介して
反応室11に接続されている。
原料供給系3.4.5は、原料となる有機金属錯体を構
成する配位子の溶液が充填されたバブラ32.42.5
2と、有機金属錯体として提供される原料充填したバブ
ラ31.4L51を備えている。即ち、この装置では、
可変バルブ30.40.50を開放することによって、
まず、キャリアガスがバブラ32.42.52に供給さ
れ、キャリアガスによる配位子溶液のバブリングが行わ
れる。続いて、このバブリングにより生成された配位子
蒸気とキャリアガスとの混合ガスが、バブラ31.41
51に供給され、混合ガスによるバブリングによって原
料ガスが生成される。以上のようにして得られた原料ガ
スが、原料供給系2から供給される気体原料と共に、反
応室11において反応して薄膜を形成する。尚、原料供
給系2.3.4.5が、それぞれ独立した可変バルブ2
0.30.40.50を備えているのは、反応室11に
供給する原料のバランスを調整するためである。
成する配位子の溶液が充填されたバブラ32.42.5
2と、有機金属錯体として提供される原料充填したバブ
ラ31.4L51を備えている。即ち、この装置では、
可変バルブ30.40.50を開放することによって、
まず、キャリアガスがバブラ32.42.52に供給さ
れ、キャリアガスによる配位子溶液のバブリングが行わ
れる。続いて、このバブリングにより生成された配位子
蒸気とキャリアガスとの混合ガスが、バブラ31.41
51に供給され、混合ガスによるバブリングによって原
料ガスが生成される。以上のようにして得られた原料ガ
スが、原料供給系2から供給される気体原料と共に、反
応室11において反応して薄膜を形成する。尚、原料供
給系2.3.4.5が、それぞれ独立した可変バルブ2
0.30.40.50を備えているのは、反応室11に
供給する原料のバランスを調整するためである。
作製例1
原料としてY (dpm) 3、Ba (dpm) 、
、Cu (dpm) 、を用い、配位子としてdpmを
用いて、第1図に示した装置によってY+Ba、Cu3
0.−、超電導薄膜を作製した。
、Cu (dpm) 、を用い、配位子としてdpmを
用いて、第1図に示した装置によってY+Ba、Cu3
0.−、超電導薄膜を作製した。
原料としては、Y (dpm) 3、Da (dpm)
2、C’u (dpm) 。
2、C’u (dpm) 。
をそれぞれ作製して、第1図に示した装置のバブラ31
.41.51にそれぞれ充填した。また、バブラ32.
42.52にはdpmを充填した。
.41.51にそれぞれ充填した。また、バブラ32.
42.52にはdpmを充填した。
まず、原料を充填したバブラ31.41.51を、それ
ぞれが100〜150℃、230〜280℃、120〜
170℃の温度範囲を保つように加熱した。尚、dpm
を充填したバブラ32.42.52は室温のままとした
。 −方、反応室11内では、サセプタ12上に(10
0)面を成膜面としたMgO単結晶基板を固定し、R,
P。
ぞれが100〜150℃、230〜280℃、120〜
170℃の温度範囲を保つように加熱した。尚、dpm
を充填したバブラ32.42.52は室温のままとした
。 −方、反応室11内では、サセプタ12上に(10
0)面を成膜面としたMgO単結晶基板を固定し、R,
P。
15によって反応室11内を一旦100Torrまで減
圧した後、高周波コイルによって基板13を600℃ま
で加熱した。
圧した後、高周波コイルによって基板13を600℃ま
で加熱した。
この状態で、キャリアガスとしてArを、まず、バブラ
32.42.52に供給し、dpmをバブリングするこ
とによってArとdpmとの混合ガスを生成し、続いて
この混合ガスにより原料である各有機金属錯体をバブリ
ングして原料ガスを生成した。この原料ガスと共に、0
□ガスを200CG/分の流量で反応室11へ供給して
、30分間の成膜を行った。
32.42.52に供給し、dpmをバブリングするこ
とによってArとdpmとの混合ガスを生成し、続いて
この混合ガスにより原料である各有機金属錯体をバブリ
ングして原料ガスを生成した。この原料ガスと共に、0
□ガスを200CG/分の流量で反応室11へ供給して
、30分間の成膜を行った。
以上のようにして得られた膜厚8500人の薄膜は、表
面が平滑で、組成はストイキオ、メトリであった。
面が平滑で、組成はストイキオ、メトリであった。
また、臨界温度Tc(R=O)は90Kを越えていた。
更に、同様の条件で同じ操作を繰り返して5つの試料を
作製したが、得られた膜は8400〜8600 Aの膜
厚であり、いずれもTc(R”0)=89〜91にとい
う優れた特性を安定して示した。また組成もY :Ba
:Cu= 1 :1.9 :2.り〜1 :2.1
:3.1の範囲に納まった。
作製したが、得られた膜は8400〜8600 Aの膜
厚であり、いずれもTc(R”0)=89〜91にとい
う優れた特性を安定して示した。また組成もY :Ba
:Cu= 1 :1.9 :2.り〜1 :2.1
:3.1の範囲に納まった。
一方、本発明の方法と比較するために、バブラ32.4
2.52の配位子溶液を取り出し、キャリアガスArの
みで原料をバブリングして薄膜試料を作製したところ膜
厚は8400〜8600人のバラツキ、各試料の特性は
、臨界温度T。(R=0)が75〜85にと低下すると
共に、バラツキも大きくなった。又、組成もY :Ba
:Cu= 1 : 1.5 :2.4〜1 : 2.
5 :3.8まで大きくバラライだ。
2.52の配位子溶液を取り出し、キャリアガスArの
みで原料をバブリングして薄膜試料を作製したところ膜
厚は8400〜8600人のバラツキ、各試料の特性は
、臨界温度T。(R=0)が75〜85にと低下すると
共に、バラツキも大きくなった。又、組成もY :Ba
:Cu= 1 : 1.5 :2.4〜1 : 2.
5 :3.8まで大きくバラライだ。
作製例2
原料としてBl(CeHs)3、Sr (dpm) 2
、Ca (dpm) 2、Cu (dpm) 、を用い
、B125r2Ca2CuiO+o−*超電導薄膜を作
製した。尚、使用する原料が増えたので、装置にはもう
1基の原料供給系を付加した。
、Ca (dpm) 2、Cu (dpm) 、を用い
、B125r2Ca2CuiO+o−*超電導薄膜を作
製した。尚、使用する原料が増えたので、装置にはもう
1基の原料供給系を付加した。
第1図に示した装置のバブラ31.41.51および図
示していない第4の供給系のバブラに、それぞれSr
(dpm) 2、Ca (dpm) 2、Cu (dp
m)、、Bi(CsHs)3を充填した。また、バブラ
32.42.52にはdpmを充填した。
示していない第4の供給系のバブラに、それぞれSr
(dpm) 2、Ca (dpm) 2、Cu (dp
m)、、Bi(CsHs)3を充填した。また、バブラ
32.42.52にはdpmを充填した。
まず、原料を充填したバブラを、それぞれが200〜2
50℃、180〜230℃、100〜150℃、100
〜150℃の温度範囲を保つように加熱した。
50℃、180〜230℃、100〜150℃、100
〜150℃の温度範囲を保つように加熱した。
一方、反応室11内では、サセプタ12上に(100)
面を成膜面としたMgO単結晶基板を固定し、RlP、
15によって反応室11内を一旦100Torrまで減
圧した後、高周波コイルによって基板13を650℃ま
で加熱した。
面を成膜面としたMgO単結晶基板を固定し、RlP、
15によって反応室11内を一旦100Torrまで減
圧した後、高周波コイルによって基板13を650℃ま
で加熱した。
この状態で、キャリアガスとしてArを、まず、バブラ
32.42.52に供給し、dpmをバブリングするこ
とによってArとdpmとの混合ガスを生成し、続いて
この混合ガスにより原料である各有機金属錯体をバブリ
ングして原料ガスを生成した。但し、Bi(CsHs)
aについては、Arのみでバブリングを行った。この原
料ガスと共に、0□ガスを反応室11へ供給して、30
分間の成膜を行った。
32.42.52に供給し、dpmをバブリングするこ
とによってArとdpmとの混合ガスを生成し、続いて
この混合ガスにより原料である各有機金属錯体をバブリ
ングして原料ガスを生成した。但し、Bi(CsHs)
aについては、Arのみでバブリングを行った。この原
料ガスと共に、0□ガスを反応室11へ供給して、30
分間の成膜を行った。
以上のような操作で試料を5個作製したが、各試料は、
いずれも4000 Aの膜厚を有し、表面が平滑で、組
成はストイキオメトリであった。また、臨界温度TC(
R= O) 〜102〜105 Kであった。
いずれも4000 Aの膜厚を有し、表面が平滑で、組
成はストイキオメトリであった。また、臨界温度TC(
R= O) 〜102〜105 Kであった。
また、各試料の組成比は、いずれもBi :Sr :C
a :Cu= 2 : 1.9 :1.9 :2.9〜
2 :2.1 :2.1 :3.1の範囲内にあり、組
成的にもバラツキが少ないことが確δ忍された。
a :Cu= 2 : 1.9 :1.9 :2.9〜
2 :2.1 :2.1 :3.1の範囲内にあり、組
成的にもバラツキが少ないことが確δ忍された。
これらの実施例と比較するために、配位子による原料の
バブリングを全く行わずにArのみで原料をバブリング
して得た原料ガスにより、同様の条件で成膜操作を行っ
た比較試料を作製した。この方法で得られた比較試料に
ついて同様の方法で評価したところ、比較試料の超電導
臨界温度は、Tc(R=0)=80〜90にと低下し、
膜厚も3000〜4000人と安定しなかった。また、
薄膜の組成比も、Bi:Sr :Ca :Cu= 1
:1.5 :1.6 :2.4〜1 :2.5 :2.
4:3.6と広い範囲で変化した。
バブリングを全く行わずにArのみで原料をバブリング
して得た原料ガスにより、同様の条件で成膜操作を行っ
た比較試料を作製した。この方法で得られた比較試料に
ついて同様の方法で評価したところ、比較試料の超電導
臨界温度は、Tc(R=0)=80〜90にと低下し、
膜厚も3000〜4000人と安定しなかった。また、
薄膜の組成比も、Bi:Sr :Ca :Cu= 1
:1.5 :1.6 :2.4〜1 :2.5 :2.
4:3.6と広い範囲で変化した。
これらの作製例からも判るように、本発明に係る超電導
薄膜の作製方法によれば、薄膜の精密な組成制御並びに
品質制御が可能となる。
薄膜の作製方法によれば、薄膜の精密な組成制御並びに
品質制御が可能となる。
発明の詳細
な説明したように、本発明に係る複合酸化物系超電導薄
膜の作製方法においては、配位子蒸気とキャリアガスと
を含む混合ガスでバブリングすることによって原料ガス
を生成しているので、原料の加熱により原料ガスに含ま
れる有機金属錯体が分解することがなく、MOCVD法
本来の精密な組成制御が実現される。その結果、本発明
の方法によって作製された複合酸化物系超電導薄膜では
、この材料が本来有する高い超電導特性を安定的に得ら
れると共に、膜厚等の再現性もよい。薄膜としての他の
特性も、スパッタリング法等によるものに比較すると向
上している。
膜の作製方法においては、配位子蒸気とキャリアガスと
を含む混合ガスでバブリングすることによって原料ガス
を生成しているので、原料の加熱により原料ガスに含ま
れる有機金属錯体が分解することがなく、MOCVD法
本来の精密な組成制御が実現される。その結果、本発明
の方法によって作製された複合酸化物系超電導薄膜では
、この材料が本来有する高い超電導特性を安定的に得ら
れると共に、膜厚等の再現性もよい。薄膜としての他の
特性も、スパッタリング法等によるものに比較すると向
上している。
第1図は、本発明に係る複合酸化物系超電導薄膜の作製
方法を実施するための装置の構成例を模式的に示す図で
あり、 第2図は、従来のMOCVD法による複合酸化物系超電
導薄膜の作製方法を実施するための装置の構成を模式的
に示す図である。 〔主な参照番号〕
方法を実施するための装置の構成例を模式的に示す図で
あり、 第2図は、従来のMOCVD法による複合酸化物系超電
導薄膜の作製方法を実施するための装置の構成を模式的
に示す図である。 〔主な参照番号〕
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 有機金属化学気相成長法により複合酸化物系超電導薄膜
を作製する方法であって、 原料として使用する有機金属錯体を構成する配位子の蒸
気とキャリアガスとの混合ガスを使用して原料をバブリ
ングする工程を含み、該工程により生成された原料ガス
により成膜を実施することを特徴とする有機金属化学気
相成長法による超電導薄膜の作製方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1078974A JPH02255508A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 有機金属化学気相成長法による超電導薄膜の作製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1078974A JPH02255508A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 有機金属化学気相成長法による超電導薄膜の作製方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02255508A true JPH02255508A (ja) | 1990-10-16 |
Family
ID=13676875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1078974A Pending JPH02255508A (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 有機金属化学気相成長法による超電導薄膜の作製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02255508A (ja) |
-
1989
- 1989-03-30 JP JP1078974A patent/JPH02255508A/ja active Pending
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