JPH02267257A - ゴム補強用スチールワイヤーの多元合金メッキの拡散方法 - Google Patents
ゴム補強用スチールワイヤーの多元合金メッキの拡散方法Info
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- JPH02267257A JPH02267257A JP8579689A JP8579689A JPH02267257A JP H02267257 A JPH02267257 A JP H02267257A JP 8579689 A JP8579689 A JP 8579689A JP 8579689 A JP8579689 A JP 8579689A JP H02267257 A JPH02267257 A JP H02267257A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
への多元合金めっき拡散方法に関するものであるゆ 〔従来の技術とその技術的課題〕 自動車タイヤなどのゴム製品補強用スチールコードは径
の小さい複数のワイヤー(素線)を撚り合わせて構成さ
れ、耐食性、ゴムとの接着性をよくするため、通常、ワ
イヤーの段階で複数層のめっきを施し、次いで熱拡散に
より合金化する方法が採られる。この方法として従来一
般に、ライン上に数個の通電ロールを配し、それら通電
ロールを介してめっきワイヤーに電流を流す通電加熱方
式が採用されていた。
接触が不安定なことや、空気の流れ、気温などの外部環
境の影響をうけやすいことにより拡散温度が不安定とな
り、ワイヤー温度を正確に一定温度に維持しがたく、ま
た、拡散進行中にめっき表面と給電部ロールが接触する
ため、めっき表面がダメージを受け、傷が生じやすい問
題があった。このため、ワイヤーを撚合したコードの品
質特性ことに伸線性、ゴム接着性、引張り強さ、切断強
度などの重要な特性をバランスよく安定して得ることが
困離であった。伸線性とは多元めっき後のワイヤーの表
面を活性化するためダイスにより冷間線引きする場合の
パラメータであり、ダイス穴寸法変化度合いにより表さ
れる。
うような高電圧を印加するため、感電の危険が付きまと
い、作業の安全性の面でも問題がある上、ライン速度を
60m/分以上の高速にするとワイヤーの振動が大とな
り、通電ロールとワイヤーとの接触部で接触不良が生じ
、スパークが発生する。このため前段のめつき工程まで
を高速化できるにもかかわらずこのめっき拡散工程で速
度アップが制限されるため、ライン全体を高速化し得ず
、めっきワイヤーの生産性向上が阻害されるという問題
があった。
たもので、その目的とするところは、伸線性にすぐれ、
またゴム接着性、切断強度などの品質特性の安定性にす
ぐれた多元合金めっき鋼線を高速で簡易に得ることがで
きる方法を提供することにある。
に代わる種々の方法を模索し、試みに固体粒子を加熱し
流動状にした中に多層めっきしたスチールワイヤーを通
してみた。この方法は、加熱温度が安定しているものの
、常識的にはめつき層が固体粒子で擦過されるため、め
っき層が除去されたり、表面キズが多発したりすると考
えられた。ところが実際には、温度条件と浸漬時間とを
適正な範囲内に設定すると、上記問題をうまく回避しな
がら所期の目的を達成できることがわかった。
徴とするところは、鋼線に多層めっきを施し、次いでこ
の鋼線を連続的に加熱してめっき金属を拡散し合金化す
る方法において、合金と反応性がなく表面浸透を起さな
い砂を収容し、これを高温に保持した流動床中に多層め
っき鋼線を通過させることにある。
線径が0.7amφ〜2.0++aφの場合、流動床の
保持温度は470〜550℃、浸漬時間は3秒以上でか
つ線径の増加に応じて長くすることが好適である。
ューブから噴出させて砂の流動と加熱を行う方式、又は
整流板を用いこれの上に砂を配し、上方からバーナで加
熱する一方、流動用エアを整流板の下方から送り込む方
式のいずれでもよい。
用いられる。いずれの場合も、浸漬時間は線径d(mφ
)に対し、3.44 d 〜4.41 dの関係とする
ことが好適である。
き水槽中を通過することにより冷却と表面洗浄が行われ
る。この処理は好ましくは超音波を利用して行われる。
の合金化に好適であるほか、Cu−Zn−Ni、Cu−
Zn−Go等のCuベースの多元合金めっき鋼線の熱拡
散処理にも適用し得ることは言うまでもない。
すもので、1はサプライ部、2は加熱・焼入部、3は水
冷部、5は前処理部、6は第1めっき部、7は水洗部、
8は第2めっき部、9は水洗部、10は湯洗部である。
に線引きされたワイヤーはサプライ部1から加熱部2を
通ることで加熱、焼入れされ、次いで冷却された後、H
cl+NaOH等により化成処理され、第1めっき部6
でたとえばCuめっきされ、第2めっき部8でたとえば
Znめっきされることで母地表面に連続的に多層めっき
が施される。
び第1a図のように、流動床拡散炉11を設け、これに
続き、後処理手段としてたとえば超音波発振機構120
を備えた水洗部12.湯洗部15、乾燥部16を設け、
これらに連続的に多層めっきワイヤーWを通過させ、最
終的に巻取り部17で巻取するものである。
することで加熱され、めっき層は熱拡散により合金化さ
れ、水洗部12を通過することで冷却と表面洗浄が行わ
れ、その後湯洗部15、乾燥部16を通過し、洗浄、乾
燥される。
の一例を示しており、粒度の細かい砂114を充填した
トンネル状の炉体110に、所定の間隔で多数のラジア
ントチューブ111を配置し、各ラジアントチューブ1
11またはそれらを集合させたヘッダ一部に炭化水素系
ガスたとえばブタンの燃焼バーナ112と流動用エア供
給部113とを設けたものであり、高温燃焼ガスと流動
用エアはラジアントチューブ111から砂層に噴出し、
これにより砂層は高温に保持されつつエアレーションに
より流動する。
り、この場合には、炉体110は整流板116により内
部が上室117aと下室117bに区画されている。そ
して、上室117aには砂114が収容されると共に、
天井部ないし側壁部に設けた加熱バーナ118により加
熱されるようになっており、下室117bには流動用エ
アの導入配管119が配置され、流動用エアは整流板1
16にに存在する無数のメツシュを通って砂層に噴出さ
れる。
すリカバリー装置121が設けられている。
生じない材質のものが用いられ、その代表的なものとし
てはZrO2、A I O3が挙げられる。
ーWは、炉体110の出口側と入口側に配したガイド1
24,125を介して高温に保持されている砂層中を通
過される。この場合、前工程でのめっきは、めっき組成
(Cu%)62〜67%、めっき量3〜6 g/kgの
条件となるように作業し、 β ような拡散条件とすべきである。
きワイヤー径が常用範囲すなわち0.7mmφ以上にお
いて、流動床は470〜550℃の範囲とし、かつ保持
時間(浸漬時間)は少なくとも3秒を越え、上限はワイ
ヤ径(d)の太さの増加に応じて好ましくは3.44〜
4.41 dに設定すべきである。たとえば、多層めっ
きワイヤーが0.93nm+φの場合には、ラジアント
チューブ方式では保持時間3〜4.5秒、同じ< 1.
35mn+φの場合には4〜6秒、同じ< 1.65■
φの場合には5.5〜7.5秒が最適条件である。これ
よりも高温かつ長時間保持の条件では表面の脱亜鉛が著
しく、ゴムとの接着性が劣化する。一方、低温かつ短時
間側ではβ相が多くなり、伸線性等の機械的特性に問題
が生ずる。また、高温かつ短時間保持あるいは低温かつ
長時間保持の条件では、めっき及び熱処理条件が適正範
囲から外れ、インラインでの拡散処理が困難となる。
ワイヤー径1 、35mn+φを例にとって拡散条件と
多元合金めっきワイヤー特性との関係を示すと下記第1
表のごとくである。
あることがわかる。
は、流動床がラジアントチューブ方式の場合、たとえば
流動用条件として240〜76ONrn’/h、圧力1
000〜1500mmH2O、燃焼用ガス(ブタンの場
合)条件として、流量190〜650 N m / h
、圧力20〜1301mm!(20、燃焼ガス/(流動
用エア+燃焼ガス)20〜70%の範囲から適宜設定す
ればよい、また、整流板方式の場合には、流動用エア条
件として、1200〜180ON m’ / h、圧力
3000〜3500mmH,0、燃焼用ガス(ブタンの
場合)条件として、流量700〜1100 N rrl
’ / )i、圧力650〜750mmH2O、混合比
(ガス:エア)1:(12〜15)の範囲から適宜設定
すればよい。
キワイヤー(線径0.93,1,35,1.65m+n
φ)を第2図と第3図のラジアントチューブ方式の流動
床を用いて熱拡散処理した。
2表に示す。また、得られた多元めっきワイヤー冷間引
き抜きしたワイヤー用いて作ったスチールコードの特性
を通電加熱方式による場合と比較して第3表に示す。第
3表中、 0.175は0.93111mφを伸線した
ものであり、同様に、0.28は1.35mmφ、0.
38は1 、65mmφの多元合金めっきワイヤーを伸
線したものである。
した場合、β相のバラツキが少なく、ゴムとの反応性が
安定し、よい接着特性を有すること、また、伸線性が良
好であることがわかる。したがってまた、めっきワイヤ
ーを撚合して得られたスチールコードも、バランスのと
れたバラツキの少ない良好な特性が得られていることが
わかる。
度60m/min以上の領域でも本発明では、安定生産
をすることができる。
を施し1次いでこの鋼線を連続的に加熱してめっき金属
を拡散し合金化する方法において、合金と反応性がなく
表面浸透を起さない砂を高温に保持した流動床中に多層
めっき鋼線を通過させることで合金化するため、拡散温
度を安定かつ一定に保持することができ、しかも、熱伝
達係数が約1000 kcal/℃・m・hrと高く熱
効率がよいため、めっきのβ相の値が安定し、表面傷も
少なく、伸線性、ゴム接着性、切断荷重などの品質特性
の安定性に優れた鋼線とコードを得ることができる。
も小さな拡散スペースで足り、通電加熱式のようなスパ
ークの問題も皆無のため、高速化に対応することができ
、感電等の問題もないため、安全性も良好となるなどの
すぐれた効果が得られ4゜
ラインを例示するフロシート、第1a図は拡散処理工程
の概略側面図、第2図は本発明の実施に使用する流動床
の一例を示す平面図、第3図はその縦断面図、第4図は
流動床の他の例を示す縦断側面図、第5図は同じくその
縦断正面図である。 6・・第1めっき部、8・・・第2めっき部、11・流
動床拡散炉、12・水洗部
Claims (7)
- (1)鋼線に多層めっきを施し、次いでこの鋼線を連続
的に加熱してめっき金属を拡散し合金化する方法におい
て、合金と反応性がなく表面浸透を起さない砂を高温に
保持した流動床中に多層めっき鋼線を通過させることで
合金化することを特徴とする鋼線類の多元合金メッキの
拡散方法。 - (2)多層めっき層がCu−Zn2層めっきでかつ鋼線
径0.7mmφ以上において、流動床の保持温度を47
0〜550℃、浸漬時間を3秒以上でかつ線径の増加に
応じて長くして行う特許請求の範囲第1項記載の鋼線類
の多元合金メッキの拡散方法。 - (3)線径dmmφにおいて、浸漬時間を3.44d〜
4.41d秒とする特許請求の範囲第2項記載の鋼線類
の多元合金メッキの拡散方法。 - (4)線径範囲は0.7〜2.0mmφである特許請求
の範囲第2項又は第3項記載の鋼線類の多元合金メッキ
の拡散方法。 - (5)流動床として、流動用エアと燃焼ガスとを共に砂
層に噴出させる形式のものを用いる特許請求の範囲第1
項ないし第4項いずれかに記載の鋼線類の多元合金メッ
キの拡散方法。 - (6)流動床として、流動用エアを下方から砂層に噴出
させ、砂の加熱を砂層外から行う形式のものを用いる特
許請求の範囲第1項ないし第4項いずれかに記載の鋼線
類の多元合金メッキの拡散方法。 - (7)流動床通過後、超音波を重畳して冷却と表面洗浄
を行う特許請求の範囲第1項ないし第6項いずれかに記
載の鋼線類の多元合金メッキの拡散方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1085796A JP2623004B2 (ja) | 1989-04-06 | 1989-04-06 | ゴム補強用スチールワイヤーの多元合金メッキの拡散方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1085796A JP2623004B2 (ja) | 1989-04-06 | 1989-04-06 | ゴム補強用スチールワイヤーの多元合金メッキの拡散方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02267257A true JPH02267257A (ja) | 1990-11-01 |
| JP2623004B2 JP2623004B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=13868847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1085796A Expired - Lifetime JP2623004B2 (ja) | 1989-04-06 | 1989-04-06 | ゴム補強用スチールワイヤーの多元合金メッキの拡散方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2623004B2 (ja) |
Cited By (2)
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1989
- 1989-04-06 JP JP1085796A patent/JP2623004B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2623004B2 (ja) | 1997-06-25 |
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