JPH0227128B2 - - Google Patents
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- JPH0227128B2 JPH0227128B2 JP55039277A JP3927780A JPH0227128B2 JP H0227128 B2 JPH0227128 B2 JP H0227128B2 JP 55039277 A JP55039277 A JP 55039277A JP 3927780 A JP3927780 A JP 3927780A JP H0227128 B2 JPH0227128 B2 JP H0227128B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- core
- polyurethane
- instrument panel
- raw material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Laminated Bodies (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はインストルメントパネルの製造方法に
関し、更に詳述すれば基材、パツド材等を二層も
しくはそれ以上の多層構造に一体成形してなるイ
ンストルメントパネルの製造方法に関する。
関し、更に詳述すれば基材、パツド材等を二層も
しくはそれ以上の多層構造に一体成形してなるイ
ンストルメントパネルの製造方法に関する。
従来、インストルメントパネルは、まずインス
トルメントパネルの基材を金属フレームまたは各
種プラスチツクをプレス成形、射出成形等で製造
し、これとは別に塩化ビニル樹脂やABS樹脂の
真空成形された表皮に半硬質ポリウレタンフオー
ム原液を注入、発泡させてパツド材をつくり、最
後に基材とパツド材とを組合せ、一体化させると
いう工程で製造されていた。
トルメントパネルの基材を金属フレームまたは各
種プラスチツクをプレス成形、射出成形等で製造
し、これとは別に塩化ビニル樹脂やABS樹脂の
真空成形された表皮に半硬質ポリウレタンフオー
ム原液を注入、発泡させてパツド材をつくり、最
後に基材とパツド材とを組合せ、一体化させると
いう工程で製造されていた。
しかし、この方法では基材とパツド材とを各々
別の製造設備、労力、場所で、或いは別々の工場
で製造する必要があり、更にこれら中間製品をそ
れぞれストツクし、最終製品化する場所に搬送
し、これらを組合せ、一体化して最終製品にする
等、その製造に多くの生産工程及び時間を要し、
経済的なロスが大きい欠点があつた。
別の製造設備、労力、場所で、或いは別々の工場
で製造する必要があり、更にこれら中間製品をそ
れぞれストツクし、最終製品化する場所に搬送
し、これらを組合せ、一体化して最終製品にする
等、その製造に多くの生産工程及び時間を要し、
経済的なロスが大きい欠点があつた。
このため、簡単な工程で基材とパツド材とを一
体化したインストルメントパネルを製造する方法
が望まれ、工程簡略化のための種々の提案もなさ
れているが、満足し得るものは少ない。
体化したインストルメントパネルを製造する方法
が望まれ、工程簡略化のための種々の提案もなさ
れているが、満足し得るものは少ない。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、基材
とパツド材等とを同一モールド内で短時間に一挙
に一体成形し得、工程簡略化を達成し得て、設備
費用、労力、場所等を大巾に節約することがで
き、コストメリツトの大きいインストルメントパ
ネルの製造方法を提供することを目的とする。
とパツド材等とを同一モールド内で短時間に一挙
に一体成形し得、工程簡略化を達成し得て、設備
費用、労力、場所等を大巾に節約することがで
き、コストメリツトの大きいインストルメントパ
ネルの製造方法を提供することを目的とする。
即ち、本発明は上記目的を達成するため、互に
性状の異なるポリウレタン成形体よりなる多層構
造のインストルメントパネルをモールドを用いて
製造するに当り、前記モールドのキヤビテイ内所
定箇所にポリウレタンに対し離型性を有する中子
を配置し、このキヤビテイ内に所定のポリウレタ
ン成形原料を注入し、硬化させてポリウレタン成
形体を得た後、前記中子を取り除き、次いで前記
ポリウレタン成形原料と異なるポリウレタン成形
原料を前記中子配置箇所に相当する空間に注入
し、硬化させて、前記ポリウレタン成形体にこれ
と異なる性状のポリウレタン成形体を一体化させ
るようにしたものである。
性状の異なるポリウレタン成形体よりなる多層構
造のインストルメントパネルをモールドを用いて
製造するに当り、前記モールドのキヤビテイ内所
定箇所にポリウレタンに対し離型性を有する中子
を配置し、このキヤビテイ内に所定のポリウレタ
ン成形原料を注入し、硬化させてポリウレタン成
形体を得た後、前記中子を取り除き、次いで前記
ポリウレタン成形原料と異なるポリウレタン成形
原料を前記中子配置箇所に相当する空間に注入
し、硬化させて、前記ポリウレタン成形体にこれ
と異なる性状のポリウレタン成形体を一体化させ
るようにしたものである。
以下、RIM(リアクシヨンインジエクシヨンモ
ールデイング)プロセスによりポリウレタンの基
材及びパツド材からなる二層構造のインストルメ
ントパネルを製造する一実施例につき図面を参照
して説明する。
ールデイング)プロセスによりポリウレタンの基
材及びパツド材からなる二層構造のインストルメ
ントパネルを製造する一実施例につき図面を参照
して説明する。
なお、RIMプロセスは、互に反応する比較的
低粘度の2種以上の化学的高活性液成分を高圧発
泡機により密閉型中に混合射出して急速な化学反
応を起させ、高分子成形品をつくるプロセスであ
り、液成分としては基本的には通常のポリウレタ
ンに用いるものと同じであるが、高活性化された
ものを用いるものである。
低粘度の2種以上の化学的高活性液成分を高圧発
泡機により密閉型中に混合射出して急速な化学反
応を起させ、高分子成形品をつくるプロセスであ
り、液成分としては基本的には通常のポリウレタ
ンに用いるものと同じであるが、高活性化された
ものを用いるものである。
図面は本発明の一実施方法の各段階を順を追つ
て説明するもので、第1図中1は雌型(下型)2
と雄型(上型)3とからなるインストルメントパ
ネル成形用モールドである。前記雌型2は、基台
4上に固定された固定雌型2aと、この固定雌型
2aに係合し得、かつ油圧シリンダ等により固定
雌型2aに対し進退可能に前記基台4上を移動し
得るよう配設された可動雌型2bとからなる二つ
の割型により構成されている。そして、これら固
定雌型2a及び可動雌型2bにはそれぞれ所定形
状の凹部5a及び凹凸部5bが形成されている。
また、前記雄型3は、第2,4図に示したように
固定雌型2aと可動雌型2bとが係合、連結して
いる状態において、前記凹部5a及び凹凸部5b
によつて形成される雌型2の凹部5に対応する凸
部6を有し、雌型2に着脱可能に取り付けられ
る。そして、雌型2に雄型3が取り付けられた状
態において、凹部5と凸部6との間にキヤビテイ
7が形成され、前記固定雌型2aにそれぞれ形成
された原料注入口8a,8bより各流路9a,9
bを通つて前記キヤビテイ7内に所定の成形原料
が注入されるようになつている。なお、前記注入
口8a,8bには、図示していないがそれぞれ
RIM用注入機が接続されている。これらRIM用
注入機にはインストルメントパネル基材を構成す
るに必要な原料システムが収容され、また他方の
注入機にはインストルメントパネルパツド材を構
成するに必要な物性を満足する原料システムが収
容されている。
て説明するもので、第1図中1は雌型(下型)2
と雄型(上型)3とからなるインストルメントパ
ネル成形用モールドである。前記雌型2は、基台
4上に固定された固定雌型2aと、この固定雌型
2aに係合し得、かつ油圧シリンダ等により固定
雌型2aに対し進退可能に前記基台4上を移動し
得るよう配設された可動雌型2bとからなる二つ
の割型により構成されている。そして、これら固
定雌型2a及び可動雌型2bにはそれぞれ所定形
状の凹部5a及び凹凸部5bが形成されている。
また、前記雄型3は、第2,4図に示したように
固定雌型2aと可動雌型2bとが係合、連結して
いる状態において、前記凹部5a及び凹凸部5b
によつて形成される雌型2の凹部5に対応する凸
部6を有し、雌型2に着脱可能に取り付けられ
る。そして、雌型2に雄型3が取り付けられた状
態において、凹部5と凸部6との間にキヤビテイ
7が形成され、前記固定雌型2aにそれぞれ形成
された原料注入口8a,8bより各流路9a,9
bを通つて前記キヤビテイ7内に所定の成形原料
が注入されるようになつている。なお、前記注入
口8a,8bには、図示していないがそれぞれ
RIM用注入機が接続されている。これらRIM用
注入機にはインストルメントパネル基材を構成す
るに必要な原料システムが収容され、また他方の
注入機にはインストルメントパネルパツド材を構
成するに必要な物性を満足する原料システムが収
容されている。
次に、上記モールド1を用いてインストルメン
トパネルを成形する方法につき説明すると、まず
第1段階として第1図に示すように雄型3を雌型
2から引上げ、かつ可動雌型2bを固定雌型2a
から後退させて引抜いた状態において、可動雌型
2bの凹凸部5b表面に所定形状の中子10を載
置し、次いで第2段階として第2図に示すように
可動雌型2bを固定雌型2aに前進させ、これと
係合、連結すると共に、雄型3を雌型2に取り付
け、蓋をする。これにより、雄型3の凸部6と固
定雌型2aの凹部5a、可動雌型2bの凹凸部5
bとの間にキヤビテイ7が形成されるが、可動雌
型2bの凹凸部5bには中子10が載置されてい
るため、この第2図の状態においてはキヤビテイ
7に中子10が突出した状態にある。そして、こ
の状態において、一方のRIM用注入機を作動さ
せて所定のポリウレタン成形原料(例えば基材成
形用原料)を一方の注入口8aから流路9aを通
してキヤビテイ7に注入し、硬化させる。これに
よつて中子10配置部分を除いてキヤビテイ7に
相応した形状の成形体11aが得られる。
トパネルを成形する方法につき説明すると、まず
第1段階として第1図に示すように雄型3を雌型
2から引上げ、かつ可動雌型2bを固定雌型2a
から後退させて引抜いた状態において、可動雌型
2bの凹凸部5b表面に所定形状の中子10を載
置し、次いで第2段階として第2図に示すように
可動雌型2bを固定雌型2aに前進させ、これと
係合、連結すると共に、雄型3を雌型2に取り付
け、蓋をする。これにより、雄型3の凸部6と固
定雌型2aの凹部5a、可動雌型2bの凹凸部5
bとの間にキヤビテイ7が形成されるが、可動雌
型2bの凹凸部5bには中子10が載置されてい
るため、この第2図の状態においてはキヤビテイ
7に中子10が突出した状態にある。そして、こ
の状態において、一方のRIM用注入機を作動さ
せて所定のポリウレタン成形原料(例えば基材成
形用原料)を一方の注入口8aから流路9aを通
してキヤビテイ7に注入し、硬化させる。これに
よつて中子10配置部分を除いてキヤビテイ7に
相応した形状の成形体11aが得られる。
硬化後、第3図に示したように可動雌型2bを
固定雌型2aから引き離し、中子10を取り除く
(第3段階)。次いで、第4段階として第4図に示
したように再度可動雌型2bを固定雌型2aに係
合する。この状態においては、キヤビテイ7の前
記中子10配置箇所に相当する部分には空間が形
成されており、キヤビテイ7の他の部分には前記
成形体11aが存した状態にある。そして、この
状態において、他方のRIM用注入機を作動させ、
他方の注入口8bから流路9bを通してキヤビテ
イ7の前記中子10配置箇所相当空間に前記原料
と異なるポリウレタン成形原料(例えばパツド成
形用原料)を注入し、硬化させる。これにより、
前記中子10に相応した形状の成形体11bが前
記成形体11aと一体化された状態で成形され、
全体としてキヤビテイ7に相応した形状を有し、
互に異なる性状の成形体11a,11b(基材と
パツド材)が二層構造に一体成形されたインスト
ルメントパネル成形品11が得られる。この成形
品11は、第5図に示すように雄型3を雌型2か
ら引上げた後モールド1から脱型される(第5段
階)。
固定雌型2aから引き離し、中子10を取り除く
(第3段階)。次いで、第4段階として第4図に示
したように再度可動雌型2bを固定雌型2aに係
合する。この状態においては、キヤビテイ7の前
記中子10配置箇所に相当する部分には空間が形
成されており、キヤビテイ7の他の部分には前記
成形体11aが存した状態にある。そして、この
状態において、他方のRIM用注入機を作動させ、
他方の注入口8bから流路9bを通してキヤビテ
イ7の前記中子10配置箇所相当空間に前記原料
と異なるポリウレタン成形原料(例えばパツド成
形用原料)を注入し、硬化させる。これにより、
前記中子10に相応した形状の成形体11bが前
記成形体11aと一体化された状態で成形され、
全体としてキヤビテイ7に相応した形状を有し、
互に異なる性状の成形体11a,11b(基材と
パツド材)が二層構造に一体成形されたインスト
ルメントパネル成形品11が得られる。この成形
品11は、第5図に示すように雄型3を雌型2か
ら引上げた後モールド1から脱型される(第5段
階)。
成形品11の脱型後は第1図に示す第1段階状
態に戻り、以下同様に成形が繰返され、連続的に
インストルメントパネルが製造される。
態に戻り、以下同様に成形が繰返され、連続的に
インストルメントパネルが製造される。
この場合、前記中子10は第2段階で得られる
ポリウレタン成形体11aに対し離型性を有する
ものを材料として使用することが必要で、離型性
を有しないものでは前記成形体11aと中子10
とがこの成形体11aの自己接着により接着して
しまう不都合が生じる。また、中子10の材料自
体を離型性を有する材料でつくるのではなく、中
子10に離型剤を塗布する方法では、この離型剤
が前記第2段階で得られる成形体11aに付着
し、このため他方の成形体11bの成形時にこの
他方の成形体11bと一方の成形体11aとの一
体化が妨げられるので好ましくない。なお、離型
性のあるものとしては例えばシリコーン樹脂等が
挙げられ、また中子10の基体としてはそれ自体
第2段階で得られる成形体11aに接着する材料
を使用すると共に、この基体の表面を離型性のあ
るポリエチレン等のフイルムで被覆又は積層して
成形体11aに対し離型性を与えた構成のものを
使用することができる。
ポリウレタン成形体11aに対し離型性を有する
ものを材料として使用することが必要で、離型性
を有しないものでは前記成形体11aと中子10
とがこの成形体11aの自己接着により接着して
しまう不都合が生じる。また、中子10の材料自
体を離型性を有する材料でつくるのではなく、中
子10に離型剤を塗布する方法では、この離型剤
が前記第2段階で得られる成形体11aに付着
し、このため他方の成形体11bの成形時にこの
他方の成形体11bと一方の成形体11aとの一
体化が妨げられるので好ましくない。なお、離型
性のあるものとしては例えばシリコーン樹脂等が
挙げられ、また中子10の基体としてはそれ自体
第2段階で得られる成形体11aに接着する材料
を使用すると共に、この基体の表面を離型性のあ
るポリエチレン等のフイルムで被覆又は積層して
成形体11aに対し離型性を与えた構成のものを
使用することができる。
また、成形に用いる原料、即ち基材、パツド材
を構成する原料としては、RIMプロセスに適合
し、しかも基材、パツド材を構成するに必要な物
性を満足する原料システムが用いられる。この場
合、基材成形用原料としては基材を構成するに必
要な物性を満足する原料システムであればいかな
るものをも用いることができるが、通常は成形品
にした際の密度が約0.9〜1.2g/cm3のいわゆる高
密度マイクロセルラーエラストマーを与えるポリ
オール成分系とイソシアネート成分系の2成分系
からなるものが使用され、或いはガラス繊維等の
補強材を混入させたシステム(いわゆるRRIM
〈Reinforced Reaction Injection Moulding〉)
が好適に用いられる。また、パツド材成形原料と
してはパツド材を構成するに必要な物性を満足す
る原料システムであればいかなるものも用いるこ
とができるが、通常は成形品にした際の密度が約
0.2〜0.7g/cm3のいわゆる低密度マイクロセルラ
ーエラストマーを与えるポリオール成分系とイソ
シアネート成分系の2成分からなる原料システム
が用いられる。
を構成する原料としては、RIMプロセスに適合
し、しかも基材、パツド材を構成するに必要な物
性を満足する原料システムが用いられる。この場
合、基材成形用原料としては基材を構成するに必
要な物性を満足する原料システムであればいかな
るものをも用いることができるが、通常は成形品
にした際の密度が約0.9〜1.2g/cm3のいわゆる高
密度マイクロセルラーエラストマーを与えるポリ
オール成分系とイソシアネート成分系の2成分系
からなるものが使用され、或いはガラス繊維等の
補強材を混入させたシステム(いわゆるRRIM
〈Reinforced Reaction Injection Moulding〉)
が好適に用いられる。また、パツド材成形原料と
してはパツド材を構成するに必要な物性を満足す
る原料システムであればいかなるものも用いるこ
とができるが、通常は成形品にした際の密度が約
0.2〜0.7g/cm3のいわゆる低密度マイクロセルラ
ーエラストマーを与えるポリオール成分系とイソ
シアネート成分系の2成分からなる原料システム
が用いられる。
而して、上述した如きプロセスによれば、基材
とパツド材とを一個の製造設備で簡単かつ能率的
に一体成形でき、また連続的に成形を行なうこと
ができると共に、RIMプロセスを採用したこと
と合せ、一回のサイクルも迅速であり、コストメ
リツトが非常に大きいものがある。しかもこの場
合、雌型2を固定雌型2aと可動雌型2bとによ
つて構成し、可動雌型2bに中子10を載置して
出入するようにしたので、中子10の配置及び除
去が簡単にまた迅速に行なわれると共に、第3段
階において中子を取り出す際、必要最小限に開口
するだけでよく、雄型3を雌型2から引き上げる
如き操作を必要とせず、蓋を全面的に開く必要が
ないので、第2段階で得られた成形体11aが冷
却しすぎて収縮するような不都合が生じ難く、従
つて良品を確実に得ることができると共に、作業
性も良好なものである。かつまた、中子10はポ
リウレタンに対し離型性の良い材料で形成されて
いるので、容易に第2段階で得られた成形体11
aから引き剥すことができると共に、離型材を用
いる場合と異なり両成形体11a,11bの一体
化が妨げられず、接着性が良好で、優れた品質の
基材とパツド材二層構造のインストルメントパネ
ル成形品11が得られる。
とパツド材とを一個の製造設備で簡単かつ能率的
に一体成形でき、また連続的に成形を行なうこと
ができると共に、RIMプロセスを採用したこと
と合せ、一回のサイクルも迅速であり、コストメ
リツトが非常に大きいものがある。しかもこの場
合、雌型2を固定雌型2aと可動雌型2bとによ
つて構成し、可動雌型2bに中子10を載置して
出入するようにしたので、中子10の配置及び除
去が簡単にまた迅速に行なわれると共に、第3段
階において中子を取り出す際、必要最小限に開口
するだけでよく、雄型3を雌型2から引き上げる
如き操作を必要とせず、蓋を全面的に開く必要が
ないので、第2段階で得られた成形体11aが冷
却しすぎて収縮するような不都合が生じ難く、従
つて良品を確実に得ることができると共に、作業
性も良好なものである。かつまた、中子10はポ
リウレタンに対し離型性の良い材料で形成されて
いるので、容易に第2段階で得られた成形体11
aから引き剥すことができると共に、離型材を用
いる場合と異なり両成形体11a,11bの一体
化が妨げられず、接着性が良好で、優れた品質の
基材とパツド材二層構造のインストルメントパネ
ル成形品11が得られる。
なお、上記プロセスにおいて、第2段階で成形
した成形体11aの第4段階で成形することにな
る成形体11bと接する面を、予め、型により粗
化しておくこともでき、これにより両成形体11
a,11bの接着力を強化することができる。ま
た、これら両成形体11a,11bの接着面を互
に噛み合う凹凸等の形状に形成することができ
る。このような粗化、凹凸等の形状の形成は中子
10を粗化し、或いは凹凸等の形状に形成してお
くことによつて簡単に形成できる。又は、第3段
階で中子10を除去する際に成形体11aを粗化
したり、凹凸等を形成するようにしてもよい。更
には、この第3段階において成形体11aに接着
剤を塗布しておくことにより、両成形体11a,
11bを接着剤を介して強固に接着することもで
きる。
した成形体11aの第4段階で成形することにな
る成形体11bと接する面を、予め、型により粗
化しておくこともでき、これにより両成形体11
a,11bの接着力を強化することができる。ま
た、これら両成形体11a,11bの接着面を互
に噛み合う凹凸等の形状に形成することができ
る。このような粗化、凹凸等の形状の形成は中子
10を粗化し、或いは凹凸等の形状に形成してお
くことによつて簡単に形成できる。又は、第3段
階で中子10を除去する際に成形体11aを粗化
したり、凹凸等を形成するようにしてもよい。更
には、この第3段階において成形体11aに接着
剤を塗布しておくことにより、両成形体11a,
11bを接着剤を介して強固に接着することもで
きる。
なおまた、インストルメントパネルの表面を化
粧するため、雌型2の凹部5及び/又は雄型3の
凸部6にシボ模様を形成し、パネルのパツド材及
び/又は基材の表面に模様を形成することもで
き、更に表面をインテグラルスキン状として強度
と美感をもたせることもできる。
粧するため、雌型2の凹部5及び/又は雄型3の
凸部6にシボ模様を形成し、パネルのパツド材及
び/又は基材の表面に模様を形成することもで
き、更に表面をインテグラルスキン状として強度
と美感をもたせることもできる。
なお更に、本発明においては中子の形状、キヤ
ビテイの形状等に応じ、基材を成形した後パツド
材を成形してもよく、逆にパツド材を成形した
後、基材を成形してもよい。また上記プロセスは
中子10を用いることにより基材とパツド材から
なる二層構造のインストルメントパネルを製造す
る方法につき説明したが、中子を用いる同様のプ
ロセスにより三層もしくはそれ以上の多層構造に
成形するようにしてもよい。
ビテイの形状等に応じ、基材を成形した後パツド
材を成形してもよく、逆にパツド材を成形した
後、基材を成形してもよい。また上記プロセスは
中子10を用いることにより基材とパツド材から
なる二層構造のインストルメントパネルを製造す
る方法につき説明したが、中子を用いる同様のプ
ロセスにより三層もしくはそれ以上の多層構造に
成形するようにしてもよい。
次に実施例を示し、本発明を更に具体的に説明
する。
する。
実施例
上述した図面に示すようなインストルメントパ
ネル成形用モールドを用意し、これを約50〜60℃
に加温し、固定雌型2aの凹部5a、可動雌型2
bの凹凸部5b及び雄型3の凸部6にそれぞれ離
型剤を塗布した。第1図に示したように可動雌型
2bを固定雌型2aから引き出し、その凹凸部5
bにシリコーンゴムからなる中子10を載置した
後、可動雌型2bを固定雌型2aと係合、連結
し、雄型3を雌型2に型締めした。次いで、一方
のRIM用注入機から基材を構成する原料システ
ム(商品名「RIM−140」〈三井日曹ウレタン(株)
製〉)を一方の注入口8aより一方の流路9aを
通してキヤビテイ7内に所定量注入し、硬化させ
た(約60秒で硬化)。
ネル成形用モールドを用意し、これを約50〜60℃
に加温し、固定雌型2aの凹部5a、可動雌型2
bの凹凸部5b及び雄型3の凸部6にそれぞれ離
型剤を塗布した。第1図に示したように可動雌型
2bを固定雌型2aから引き出し、その凹凸部5
bにシリコーンゴムからなる中子10を載置した
後、可動雌型2bを固定雌型2aと係合、連結
し、雄型3を雌型2に型締めした。次いで、一方
のRIM用注入機から基材を構成する原料システ
ム(商品名「RIM−140」〈三井日曹ウレタン(株)
製〉)を一方の注入口8aより一方の流路9aを
通してキヤビテイ7内に所定量注入し、硬化させ
た(約60秒で硬化)。
基材11aが硬化した後、可動雌型2bを引抜
き、中子10を取り外した。次いで、可動雌型2
bを再度固定雌型2aにセツトし、他方のRIM
用注入機からパツド材を構成する原料システム
(商品名「Bayflex20/30」〈住友バイエルウレタ
ン(株)製〉)の所定量を他方の注入口8bより他方
の流路9bを通して前記中子10が占めていた空
間に注入し、硬化させた(約120秒で硬化)。
き、中子10を取り外した。次いで、可動雌型2
bを再度固定雌型2aにセツトし、他方のRIM
用注入機からパツド材を構成する原料システム
(商品名「Bayflex20/30」〈住友バイエルウレタ
ン(株)製〉)の所定量を他方の注入口8bより他方
の流路9bを通して前記中子10が占めていた空
間に注入し、硬化させた(約120秒で硬化)。
硬化後、可動雌型2bを引抜き、また雄型3を
取りはずし、パツド材11bと基材11aとが一
体化されたインストルメントパネル11を取り出
した。
取りはずし、パツド材11bと基材11aとが一
体化されたインストルメントパネル11を取り出
した。
以下、上記サイクルを繰り返し、連続的にイン
ストルメントパネルを製造した。
ストルメントパネルを製造した。
本実施例で得られたインストルメントパネル
は、基材部分の密度が約1.06g/cm3、パツド材部
分の密度が約0.30g/cm3のものであり、基材とパ
ツド材とが強固に接着されていた。
は、基材部分の密度が約1.06g/cm3、パツド材部
分の密度が約0.30g/cm3のものであり、基材とパ
ツド材とが強固に接着されていた。
以上説明したように、本発明によれば基材とパ
ツド材等、互に性状の異なるポリウレタン成形体
よりなる多層構造のインストルメントパネルが同
一モールド設備で短時間にしかも低コストで製造
できることになり、その工業上の利用性は著しく
高いものである。なお、本発明方法はインストル
メントパネルのほか、硬さ等の物性が異なる二層
以上からなる一体成形品の製造にも応用できるも
のである。
ツド材等、互に性状の異なるポリウレタン成形体
よりなる多層構造のインストルメントパネルが同
一モールド設備で短時間にしかも低コストで製造
できることになり、その工業上の利用性は著しく
高いものである。なお、本発明方法はインストル
メントパネルのほか、硬さ等の物性が異なる二層
以上からなる一体成形品の製造にも応用できるも
のである。
第1図乃至第5図は本発明の一実施方法の工程
を順を追つて説明するもので、この方法に使用す
る装置の一部を断面とした側面図である。 1…モールド、2…雌型、2a…固定雌型、2
b…可動雌型、3…雄型、7…キヤビテイ、8
a,8b…原料注入口、9a,9b…流路、10
…中子、11…インストルメントパネル成形品、
11a,11b…互に性状の異なるポリウレタン
成形体。
を順を追つて説明するもので、この方法に使用す
る装置の一部を断面とした側面図である。 1…モールド、2…雌型、2a…固定雌型、2
b…可動雌型、3…雄型、7…キヤビテイ、8
a,8b…原料注入口、9a,9b…流路、10
…中子、11…インストルメントパネル成形品、
11a,11b…互に性状の異なるポリウレタン
成形体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 互に性状の異なるポリウレタン成形体よりな
る多層構造のインストルメントパネルをモールド
を用いて製造する方法において、前記モールドの
キヤビテイ内所定箇所にポリウレタンに対し離型
性を有する中子を配置し、このキヤビテイ内に所
定のポリウレタン成形原料を注入し、硬化させて
ポリウレタン成形体を得た後、前記中子を取り除
き、次いで前記ポリウレタン成形原料と異なるポ
リウレタン成形原料を前記中子配置箇所に相当す
る空間に注入し、硬化させて、前記ポリウレタン
成形体にこれと異なる性状のポリウレタン成形体
を一体化させることを特徴とするインストルメン
トパネルの製造方法。 2 モールドを所定数の割型に形成し、その少な
くとも一つの割型を他の割型に対し進退可能な可
動型となし、この可動型に中子を載置して他の割
型と連結することによりキヤビテイ内に前記中子
を配置させると共に、この可動型を他の割型から
引抜くことにより、この可動型に載置された中子
を取り除くようにした特許請求の範囲第1項記載
のインストルメントパネルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3927780A JPS56136339A (en) | 1980-03-27 | 1980-03-27 | Production of instrument panel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3927780A JPS56136339A (en) | 1980-03-27 | 1980-03-27 | Production of instrument panel |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56136339A JPS56136339A (en) | 1981-10-24 |
| JPH0227128B2 true JPH0227128B2 (ja) | 1990-06-14 |
Family
ID=12548667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3927780A Granted JPS56136339A (en) | 1980-03-27 | 1980-03-27 | Production of instrument panel |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56136339A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4749707B2 (ja) * | 2004-12-17 | 2011-08-17 | Towa株式会社 | 樹脂成形型及び樹脂成形方法 |
-
1980
- 1980-03-27 JP JP3927780A patent/JPS56136339A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56136339A (en) | 1981-10-24 |
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