JPH022745B2 - - Google Patents
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- JPH022745B2 JPH022745B2 JP55157103A JP15710380A JPH022745B2 JP H022745 B2 JPH022745 B2 JP H022745B2 JP 55157103 A JP55157103 A JP 55157103A JP 15710380 A JP15710380 A JP 15710380A JP H022745 B2 JPH022745 B2 JP H022745B2
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- Japan
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- brake
- pressure
- conduit
- master cylinder
- way valve
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動車用油圧ブレーキ装置であつ
て、補充タンクおよび油逃し孔を有する油圧式マ
スターシリンダと、マスターシリンダからの油圧
を受けるホイールシリンダと、アンチロツク装置
とを備え、マスターシリンダとホイールシリンダ
との間において、マスターシリンダ内の一次カツ
プが油逃し孔を塞ぐピストン行程時にアンチロツ
ク装置の系内固有の絞り作用を受けないブレーキ
液量の送出を可能にし、かつアンチロツク作用に
伴うブレーキ液の戻し時に相応のブレーキ液量の
一時的蓄積を可能にする機構が設けられている形
式のものに関する。
て、補充タンクおよび油逃し孔を有する油圧式マ
スターシリンダと、マスターシリンダからの油圧
を受けるホイールシリンダと、アンチロツク装置
とを備え、マスターシリンダとホイールシリンダ
との間において、マスターシリンダ内の一次カツ
プが油逃し孔を塞ぐピストン行程時にアンチロツ
ク装置の系内固有の絞り作用を受けないブレーキ
液量の送出を可能にし、かつアンチロツク作用に
伴うブレーキ液の戻し時に相応のブレーキ液量の
一時的蓄積を可能にする機構が設けられている形
式のものに関する。
油逃し孔制御式の油圧ブレーキ装置において
は、ブレーキ装置の利きが急激な場合、即ちブレ
ーキ液供用量が小さい場合、制動に伴つてマスタ
ーシリンダのカツプ背部が油逃し孔を通過する前
に系内圧力が上昇してしまうという問題が生ず
る。
は、ブレーキ装置の利きが急激な場合、即ちブレ
ーキ液供用量が小さい場合、制動に伴つてマスタ
ーシリンダのカツプ背部が油逃し孔を通過する前
に系内圧力が上昇してしまうという問題が生ず
る。
アンチロツク装置を備えたブレーキ装置におい
てはこの問題が二様の形で助長されることにな
る。即ち、一面においてはアンチロツク装置の装
置固有の絞り作用によつて、運転者が迅速に制動
操作を行なうのに伴つてマスターシリンダのピス
トン行程がわずかでも大きな圧力が生ぜしめられ
ることになり、他面においてはマスターシリンダ
のピストンが摩擦値低下と共に生ずるアンチロツ
ク作用時に原位置へ向かつて押し戻され、この場
合マスターシリンダの一次カツプが高い系内圧力
に伴つて油逃し孔出口のエツジまで動くことにな
る。従つて、アンチロツク装置とマスターシリン
ダとの衝撃圧の緩衝が小さい場合一次カツプの損
傷を生ずることになる。
てはこの問題が二様の形で助長されることにな
る。即ち、一面においてはアンチロツク装置の装
置固有の絞り作用によつて、運転者が迅速に制動
操作を行なうのに伴つてマスターシリンダのピス
トン行程がわずかでも大きな圧力が生ぜしめられ
ることになり、他面においてはマスターシリンダ
のピストンが摩擦値低下と共に生ずるアンチロツ
ク作用時に原位置へ向かつて押し戻され、この場
合マスターシリンダの一次カツプが高い系内圧力
に伴つて油逃し孔出口のエツジまで動くことにな
る。従つて、アンチロツク装置とマスターシリン
ダとの衝撃圧の緩衝が小さい場合一次カツプの損
傷を生ずることになる。
本発明によるブレーキ装置はこのような公知例
に対して、装置固有の絞り作用を回避することに
よつて、アンチロツク装置の使用に基くマスター
シリンダの一次カツプの損傷が避けられるという
利点を有する。加えて、制動に供用された作動油
量がアンチロツク作用時に完全にはマスターシリ
ンダへ戻されずに、戻しポンプの範囲内に貯えら
れる。
に対して、装置固有の絞り作用を回避することに
よつて、アンチロツク装置の使用に基くマスター
シリンダの一次カツプの損傷が避けられるという
利点を有する。加えて、制動に供用された作動油
量がアンチロツク作用時に完全にはマスターシリ
ンダへ戻されずに、戻しポンプの範囲内に貯えら
れる。
次に図面に示した実施例について本発明を説明
する: 第1図に本発明のアンチロツク装置を有する自
動車用油圧ブレーキ装置の回路図を示し、その変
化形を第2図、第3図、第4図に示している。
する: 第1図に本発明のアンチロツク装置を有する自
動車用油圧ブレーキ装置の回路図を示し、その変
化形を第2図、第3図、第4図に示している。
第1図において、油圧ブレーキ装置は2回路式
タンデム型マスターシリンダ1を有しており、こ
のマスターシリンダ1は1つの共通のケーシング
内にまとめられた2つの補充タンク2,3を有し
ている。補充タンク2,3は各1つの補充孔4,
5および各1つの油逃し孔6,7を介してマスタ
ーシリンダ1内の一次室および二次室に通じてい
る。マスターシリンダ1からブレーキ回路,
がそれぞれホイールシリンダ8,9並びにホイー
ルシリンダ10,11に接続されている。各ブレ
ーキ回路,内にはそれぞれアンチロツク装置
12,13が配置されていて、このアンチロツク
装置12,13内でブレーキ回路,は個個の
ホイールシリンダ8,9,10,11へのブレー
キ装置14,15,16,17に分岐している。
アンチロツク装置12,13はさらに各2つのア
キユムレータ18,19,20,21、各2つの
磁石弁22,23,24,25、各1つの吸込弁
26,27、各1つの吐出弁28,29、各1つ
の戻しポンプ30,31を有しており、戻しポン
プ30,31は1つの電気モータMによつて共通
に駆動される。
タンデム型マスターシリンダ1を有しており、こ
のマスターシリンダ1は1つの共通のケーシング
内にまとめられた2つの補充タンク2,3を有し
ている。補充タンク2,3は各1つの補充孔4,
5および各1つの油逃し孔6,7を介してマスタ
ーシリンダ1内の一次室および二次室に通じてい
る。マスターシリンダ1からブレーキ回路,
がそれぞれホイールシリンダ8,9並びにホイー
ルシリンダ10,11に接続されている。各ブレ
ーキ回路,内にはそれぞれアンチロツク装置
12,13が配置されていて、このアンチロツク
装置12,13内でブレーキ回路,は個個の
ホイールシリンダ8,9,10,11へのブレー
キ装置14,15,16,17に分岐している。
アンチロツク装置12,13はさらに各2つのア
キユムレータ18,19,20,21、各2つの
磁石弁22,23,24,25、各1つの吸込弁
26,27、各1つの吐出弁28,29、各1つ
の戻しポンプ30,31を有しており、戻しポン
プ30,31は1つの電気モータMによつて共通
に駆動される。
各ブレーキ導管14,15,16,17内に
は、例えばブレーキ導管14における絞り個所3
4のように各1つの絞り個所が設けられている。
ブレーキ導管14はバイパス導管36および圧力
作動式の三方弁35によるバイパス路を有してい
る。
は、例えばブレーキ導管14における絞り個所3
4のように各1つの絞り個所が設けられている。
ブレーキ導管14はバイパス導管36および圧力
作動式の三方弁35によるバイパス路を有してい
る。
圧力によつて切り替わる三方弁35は1つの作
業室を有しており、この作業室へは戻しポンプ3
0,31によつて戻されるブレーキ液が弁35を
切替え操作するために導入される。この場合のブ
レーキ液の量はマスターシリンダ1内で一次カツ
プによつて原位置と油逃し孔との間で押しのけら
れたブレーキ液量に相当するように設定されてい
る。この三方弁35は、いわゆるパニツクブレー
キ時にブレーキ導管14の絞り個所34による抵
抗のないブレーキ液送出をバイパス導管36によ
つて可能にすると共に、アンチロツク作用時、ひ
いては戻しポンプ作用時に、戻されるブレーキ液
の大きな圧力を直接マスターシリンダ1へ及ぼさ
ないで三方弁35の作業室内で吸収するのに役立
てられる。
業室を有しており、この作業室へは戻しポンプ3
0,31によつて戻されるブレーキ液が弁35を
切替え操作するために導入される。この場合のブ
レーキ液の量はマスターシリンダ1内で一次カツ
プによつて原位置と油逃し孔との間で押しのけら
れたブレーキ液量に相当するように設定されてい
る。この三方弁35は、いわゆるパニツクブレー
キ時にブレーキ導管14の絞り個所34による抵
抗のないブレーキ液送出をバイパス導管36によ
つて可能にすると共に、アンチロツク作用時、ひ
いては戻しポンプ作用時に、戻されるブレーキ液
の大きな圧力を直接マスターシリンダ1へ及ぼさ
ないで三方弁35の作業室内で吸収するのに役立
てられる。
三方弁35は図示の休止位置並びに中間位置で
はバイパス導管36(絞り個所34に対するバイ
パス路)によつて絞りを受けない圧力上昇を生ず
る。ホイールシリンダ8からの最初の圧力減少お
よびポンプ30による相応の戻しの後にバイパス
導管36は圧力作動式の弁35によつて閉ざされ
る(第3位置)。圧力作動式の弁35内には1つ
のダンパ型逆止め弁37が配置されており、この
ダンパ型逆止め弁37は第1位置(休止位置)に
おいて弁35内のスプール38によつて開放され
ていて、圧力および液量の平衡を生ずる。圧力作
用によつて生ぜしめられる第2および第3の位置
においてスプール38はダンパ型逆止め弁37を
閉ざす。スプール38によつて限定される1つの
作業室はポンプ30によつて戻される作動油、そ
れもマスターシリンダの一次カツプの容積に相当
する量の作動油を受け入れる。
はバイパス導管36(絞り個所34に対するバイ
パス路)によつて絞りを受けない圧力上昇を生ず
る。ホイールシリンダ8からの最初の圧力減少お
よびポンプ30による相応の戻しの後にバイパス
導管36は圧力作動式の弁35によつて閉ざされ
る(第3位置)。圧力作動式の弁35内には1つ
のダンパ型逆止め弁37が配置されており、この
ダンパ型逆止め弁37は第1位置(休止位置)に
おいて弁35内のスプール38によつて開放され
ていて、圧力および液量の平衡を生ずる。圧力作
用によつて生ぜしめられる第2および第3の位置
においてスプール38はダンパ型逆止め弁37を
閉ざす。スプール38によつて限定される1つの
作業室はポンプ30によつて戻される作動油、そ
れもマスターシリンダの一次カツプの容積に相当
する量の作動油を受け入れる。
ダンパ型逆止め弁37も衝撃圧を吸収し、これ
によつてマスターシリンダ内のカツプのシールリ
ツプ、すなわち原位置と油逃し孔の開口縁との間
の範囲に位置することのあるシールリツプは油逃
し孔の開口縁を通過する際ブレーキ液の戻りによ
る大きな圧力によつて損傷を受けることはない。
によつてマスターシリンダ内のカツプのシールリ
ツプ、すなわち原位置と油逃し孔の開口縁との間
の範囲に位置することのあるシールリツプは油逃
し孔の開口縁を通過する際ブレーキ液の戻りによ
る大きな圧力によつて損傷を受けることはない。
第1図において、ブレーキ回路に属するバイ
パス導管36が図で見て内側の磁石弁22へ接続
されているのに対して、ブレーキ回路に属する
バイパス導管36は図で見て外側の磁石弁24へ
接続されているが、図で見て対称形の接続形式に
することもできる。
パス導管36が図で見て内側の磁石弁22へ接続
されているのに対して、ブレーキ回路に属する
バイパス導管36は図で見て外側の磁石弁24へ
接続されているが、図で見て対称形の接続形式に
することもできる。
第2図の実施例の場合第1図の三方弁35の代
りに、ダンパ型逆止め弁のない二方弁40が1つ
使われている。ダンパ型逆止め弁41は独立して
配置されている。二方弁40はアキユムレータ2
0から導管50を介して供給される圧力によつて
作動する。
りに、ダンパ型逆止め弁のない二方弁40が1つ
使われている。ダンパ型逆止め弁41は独立して
配置されている。二方弁40はアキユムレータ2
0から導管50を介して供給される圧力によつて
作動する。
第3図の実施例によれば2つの二方弁が使わ
れ、一方の二方弁42は第2図の例同様に構成さ
れ、かつ作動する。他方の二方弁43はダンパ型
逆止め弁44を内蔵しており、戻しポンプからの
戻り導管内に位置し、ブレーキ導管33からの分
岐導管48を介してマスターシリンダ圧力によつ
て切り替わる。
れ、一方の二方弁42は第2図の例同様に構成さ
れ、かつ作動する。他方の二方弁43はダンパ型
逆止め弁44を内蔵しており、戻しポンプからの
戻り導管内に位置し、ブレーキ導管33からの分
岐導管48を介してマスターシリンダ圧力によつ
て切り替わる。
第4図は、2つの同様の二方弁45,46およ
び1つの独立したダンパ型逆止め弁47を使用し
た例を示している。二方弁45はリザーバ圧力に
よつて作動し、二方弁46はマスターシリンダ圧
力によつて作動する。
び1つの独立したダンパ型逆止め弁47を使用し
た例を示している。二方弁45はリザーバ圧力に
よつて作動し、二方弁46はマスターシリンダ圧
力によつて作動する。
作用形式は次の通りである。
平常のブレーキ操作の場合ブレーキ液はペダル
操作されたマスターシリンダ1からアンチロツク
装置12,13の開放された磁石弁22,23,
24,25を通つてホイールシリンダ8,9,1
0,11へ送られる。ペダルをゆるめれば、ブレ
ーキ液は再びマスターシリンダ側へ戻る。この過
程でマスターシリンダ1内の両方の一次カツプの
肩部が油逃し孔6,7を通過するが、カツプ損傷
することはない。というのは、ブレーキ系内に発
生した圧力はマスターシリンダ内のピストン行程
の臨界範囲においても高くはないからである。
操作されたマスターシリンダ1からアンチロツク
装置12,13の開放された磁石弁22,23,
24,25を通つてホイールシリンダ8,9,1
0,11へ送られる。ペダルをゆるめれば、ブレ
ーキ液は再びマスターシリンダ側へ戻る。この過
程でマスターシリンダ1内の両方の一次カツプの
肩部が油逃し孔6,7を通過するが、カツプ損傷
することはない。というのは、ブレーキ系内に発
生した圧力はマスターシリンダ内のピストン行程
の臨界範囲においても高くはないからである。
ところで、いわゆるパニツクブレーキ操作の際
運転者はブレーキペダルを急速に、しかも最大踏
み力で操作する。この場合は特にアンチロツク機
能に基く絞り作用によつて角速に高い圧力が派生
し、この圧力はマスターシリンダ内で一次カツプ
が油逃し孔6,7、特にブレーキ回路の、要す
るにブレーキペダルとは反対側に位置する油逃し
孔7を通過する際に既にカツプ肩部が損傷する程
の高圧となる。
運転者はブレーキペダルを急速に、しかも最大踏
み力で操作する。この場合は特にアンチロツク機
能に基く絞り作用によつて角速に高い圧力が派生
し、この圧力はマスターシリンダ内で一次カツプ
が油逃し孔6,7、特にブレーキ回路の、要す
るにブレーキペダルとは反対側に位置する油逃し
孔7を通過する際に既にカツプ肩部が損傷する程
の高圧となる。
本発明によればこのようなパニツクブレーキ操
作の場合圧力作動式の弁35,40,42,45
が依然としてその原位置にあり、絞り個所34に
よつて妨げを受けない自由なバイパス導管36が
開かれている。これによつて、アンチロツク装置
の固有の絞り作用を回避して相応の量のブレーキ
液が直接ホイールシリンダ8,9,10,11へ
送られ、この場合カツポ行程の臨界範囲において
も系内に過大な圧力上昇が生ずることはない。
作の場合圧力作動式の弁35,40,42,45
が依然としてその原位置にあり、絞り個所34に
よつて妨げを受けない自由なバイパス導管36が
開かれている。これによつて、アンチロツク装置
の固有の絞り作用を回避して相応の量のブレーキ
液が直接ホイールシリンダ8,9,10,11へ
送られ、この場合カツポ行程の臨界範囲において
も系内に過大な圧力上昇が生ずることはない。
このような制動過程の場合又は別の制動の場合
車輪のロツクが生ずると、アンチロツク装置1
2,13が働き、ブレーキ液はホイールシリンダ
8,9,10,11から取り出されて戻しポンプ
30,31によつてマスターシリンダ1へ戻され
る。この場合公知の例によればマスターシリンダ
1の一次カツプの肩部が再び油逃し孔6,7の範
囲へ動き、しかもこの動きが高い導管圧力の際に
生ずるのでカツプが損傷を受けることになる。
車輪のロツクが生ずると、アンチロツク装置1
2,13が働き、ブレーキ液はホイールシリンダ
8,9,10,11から取り出されて戻しポンプ
30,31によつてマスターシリンダ1へ戻され
る。この場合公知の例によればマスターシリンダ
1の一次カツプの肩部が再び油逃し孔6,7の範
囲へ動き、しかもこの動きが高い導管圧力の際に
生ずるのでカツプが損傷を受けることになる。
本発明によればこのような不都合が次のように
して避けられる。即ち、戻しポンプ30,31は
ブレーキ液を直接マスターシリンダ1へ戻さず
に、先ず圧力作動式の弁35,40,42,4
5,46へ導入する。作業室へのブレーキ液の導
入に伴い、弁がばねの力に抗して切り替わつてバ
イパス導管36はしや断され、これによつて戻し
ポンプ30,31の吐出側には、ダンパ型逆止め
弁37,41,44,47によつてマスターシリ
ンダ1からしや断されて、ブレーキ液蓄積がなさ
れる。このブレーキ液蓄積量は、カツプ肩部を油
逃し孔6,7の範囲外へ動かすのに必要なピスト
ン行程に相応した量である。圧力作動式の弁3
5,40,42,45,46からマスターシリン
ダ1のブレーキ液の放出はマスターシリンダ1内
に圧力がなくなつてはじめてなされる。
して避けられる。即ち、戻しポンプ30,31は
ブレーキ液を直接マスターシリンダ1へ戻さず
に、先ず圧力作動式の弁35,40,42,4
5,46へ導入する。作業室へのブレーキ液の導
入に伴い、弁がばねの力に抗して切り替わつてバ
イパス導管36はしや断され、これによつて戻し
ポンプ30,31の吐出側には、ダンパ型逆止め
弁37,41,44,47によつてマスターシリ
ンダ1からしや断されて、ブレーキ液蓄積がなさ
れる。このブレーキ液蓄積量は、カツプ肩部を油
逃し孔6,7の範囲外へ動かすのに必要なピスト
ン行程に相応した量である。圧力作動式の弁3
5,40,42,45,46からマスターシリン
ダ1のブレーキ液の放出はマスターシリンダ1内
に圧力がなくなつてはじめてなされる。
なお、図面では一方のブレーキ回路において
バイパス導管36がブレーキ導管14(もしくは
33)の絞り個所34の下流側に通じているのに
対して、他方のブレーキ回路におけるバイパス
導管36はブレーキ導管¥4ではなくてブレーキ
導管16の絞り個所の下流側へ通じている。しか
し、このことは別に何ら問題はなく、絞り作用の
点で両方のブレーキ回路,にとつて全く同様
である。
バイパス導管36がブレーキ導管14(もしくは
33)の絞り個所34の下流側に通じているのに
対して、他方のブレーキ回路におけるバイパス
導管36はブレーキ導管¥4ではなくてブレーキ
導管16の絞り個所の下流側へ通じている。しか
し、このことは別に何ら問題はなく、絞り作用の
点で両方のブレーキ回路,にとつて全く同様
である。
第1図は本発明の油圧ブレーキ装置の回路図、
第2図は第1図の変化形を示す回路図、第3図は
別の変化形を示す回路図、第4図はさらに別の変
化形を示す回路図である。 1……マスターシリンダ、2,3……補充タン
ク、4,5……補充孔、6,7……油逃し孔、
8,9,10,11……ホイールシリンダ、1
2,13……アンチロツク装置、14,15,1
6,17……ブレーキ導管、18,19,20,
21……アキユムレータ、22,23,24,2
5……磁石弁、26,27……吸込弁、28,2
9……吐出弁、30,31……戻しポンプ、36
……バイパス導管、37,44,47……ダンパ
型逆止め弁、35,40,42,43,45,4
6……圧力作動式の弁。
第2図は第1図の変化形を示す回路図、第3図は
別の変化形を示す回路図、第4図はさらに別の変
化形を示す回路図である。 1……マスターシリンダ、2,3……補充タン
ク、4,5……補充孔、6,7……油逃し孔、
8,9,10,11……ホイールシリンダ、1
2,13……アンチロツク装置、14,15,1
6,17……ブレーキ導管、18,19,20,
21……アキユムレータ、22,23,24,2
5……磁石弁、26,27……吸込弁、28,2
9……吐出弁、30,31……戻しポンプ、36
……バイパス導管、37,44,47……ダンパ
型逆止め弁、35,40,42,43,45,4
6……圧力作動式の弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 自動車用油圧ブレーキ装置であつて、補充タ
ンクおよび油逃し孔を有する油圧式マスターシリ
ンダと、マスターシリンダからの油圧を受けるホ
イールシリンダと、アンチロツク装置とを備え、
マスターシリンダとホイールシリンダとの間にお
いて、マスターシリンダ内の一次カツプが油逃し
孔を塞ぐピストン行程時にアンチロツク装置の系
内固有の絞り作用を受けないブレーキ液量の送出
を生ぜしめ、かつアンチロツク作用に伴なうブレ
ーキ液の戻し時に相応のブレーキ液量の一時的蓄
積を生ぜしめる機構が設けられている形式のもの
において、ブレーキ液の圧力によつて切替えられ
る少なくとも1つの圧力作動式の弁35;40,
42,43;45,46が設けられていて、この
弁の作業室がブレーキ液量の一時的蓄積のための
受容部をなしており、この弁は、マスターシリン
ダ1からホイールシリンダ8,9,10,11へ
延びていて絞り個所を有している各ブレーキ導管
の内の1つのブレーキ導管に並列に設けられた1
つのバイパス導管36を経由したブレーキ液量の
送出およびこのバイパス導管36のしや断を生ず
るように構成されていることを特徴とする、自動
車用油圧ブレーキ装置。 2 圧力作動式の弁が1つの三方弁35であり、
この三方弁35は第1の位置としてのブレーキ解
除位置および第2の位置としてのブレーキ作動位
置においてバイパス導管36を開放状態に保ち、
第3の位置としてのブレーキ液戻し位置において
このバイパス導管36をしや断する特許請求の範
囲第1項記載の自動車用油圧ブレーキ装置。 3 三方弁35は第3の位置並びに第2の位置に
おいて、1つのダンパ型逆止め弁37によつて制
御されるブレーキ液の戻りを受け入れ可能である
特許請求の範囲第2項記載の自動車用油圧ブレー
キ装置。 4 圧力作動式の弁がバイパス導管36内に配置
されてアキユムレータ20内の圧力によつて切替
え可能の1つの二方弁40並びに戻し導管内に配
置された1つの独立したダンパ型逆止め弁41か
ら成つている特許請求の範囲第1項記載の自動車
用油圧ブレーキ装置。 5 圧力作動式の弁は2つの二方弁42,43か
ら成つており、一方の二方弁はバイパス導管36
内に配置されていてアキユムレータ20内の圧力
によつて切替え可能であり、他方の二方弁は1つ
の戻し導管内に配置されていてマスターシリンダ
圧力によつてブレーキ導管からの1つの分岐導管
48を介して切替え可能である特許請求の範囲第
1項記載の自動車用油圧ブレーキ装置。 6 戻し導管内に配置されている二方弁はその一
方の位置に1つの自由な流過口を有し、他方の位
置にはダンパ型逆止め弁44によつて監視される
1つの流過口を有している特許請求の範囲第5項
記載の自動車用油圧ブレーキ装置。 7 圧力作動式の弁は2つの二方弁45,46か
ら成つており、一方の、バイパス導管36内に配
置されている二方弁45はアキユムレータ20内
の圧力によつて切替え可能であり、他方の二方弁
46は1つの並列導管49内に配置されており、
戻し導管内に逃がし方向で開く1つのダンパ型逆
止め弁47が配置されている特許請求の範囲第1
項記載の自動車用油圧ブレーキ装置。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19792945444 DE2945444A1 (de) | 1978-11-25 | 1979-11-10 | Hydraulische kraftfahrzeug-bremseinrichtung |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5682650A JPS5682650A (en) | 1981-07-06 |
| JPH022745B2 true JPH022745B2 (ja) | 1990-01-19 |
Family
ID=6085650
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15710380A Granted JPS5682650A (en) | 1979-11-10 | 1980-11-10 | Oil pressure brake gear for automobile |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5682650A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH032446Y2 (ja) * | 1984-11-26 | 1991-01-23 | ||
| US5374113A (en) * | 1992-05-29 | 1994-12-20 | Unisia Jecs Corporation | Anti-skid brake control system |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2212711A1 (de) * | 1972-03-16 | 1973-09-27 | Bosch Gmbh Robert | Blockierschutz-einrichtung |
-
1980
- 1980-11-10 JP JP15710380A patent/JPS5682650A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5682650A (en) | 1981-07-06 |
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