JPH02277584A - 写真処理廃液の凝固処理方法 - Google Patents

写真処理廃液の凝固処理方法

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JPH02277584A
JPH02277584A JP9643689A JP9643689A JPH02277584A JP H02277584 A JPH02277584 A JP H02277584A JP 9643689 A JP9643689 A JP 9643689A JP 9643689 A JP9643689 A JP 9643689A JP H02277584 A JPH02277584 A JP H02277584A
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JP
Japan
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waste liquid
acid
photographic processing
processing waste
high molecular
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JP9643689A
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Inventor
Haruhiko Iwano
岩野 治彦
Masaharu Yamada
正治 山田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真感光材料の処理によって生じる廃液の処
理方法、特に写真処理廃液を非流動性にしく凝固し)、
廃液の取扱を容易にする方法に関する。
〔従来の技術〕
写真処理廃水の処理方法は、多種多様であり、廃水の内
容に応じて適切な方法が採られている。
それらには、微生物処理、酸化処理(オゾンなど)、電
解酸化処理、燃焼、などの無害化処理、種々の吸着剤に
よる有害成分の吸着除去や膜技術を応用した有害成分の
濃縮分離あるいは蒸発濃縮など、最終処理を容易にする
予備処理、特殊なケースとしては特別な安全上の配慮の
もとに埋め立てや海洋投棄などが現実に行われ、あるい
は知られている。
いずれの方法をとるにしても、写真処理廃水が発生する
場所とそれを最終的に無害な状態へ処理する場所とは異
っているのが普通である。したがって、廃水は発生場所
から処理サイトへ安全かつ経済的に輸送されなければな
らない。
都市下水や大規模な工場廃水の場合は、下水管のような
専用配管で安価な単価で輸送を行うことができるが、小
規模な廃水発生サイトでは、処理サイトへの輸送の方法
は適切なものがない。通常は、廃水を適当な容器たとえ
ば蓋つきのボトルやドラムに入れて輸送される。しかし
、容器類に亀裂など僅かな破損が生じても廃液が外部へ
流出する事故となる。容器類を丈夫な構造にすることも
、価格や重量などの制約がある。廃液収納用の容器類は
、安価な汎用容器であることが合理的である。
したがって、汎用容器を用いて、しかも安全に廃液発生
サイトから処理サイトへ廃液を輸送する手段が望まれて
いる。
この手段を必要とする廃液発生場所の典型例は小規模現
像所である。いわゆるミニラボ、ワンアワーラボ、クイ
ックフォトスタジオなどと呼ばれる店舗内の小型現像設
備やコインスタンドなどは、1日に数リットルとか十数
リットル多くても100リツトル程度の小量の現像廃液
しか生じないのが普通であり、自家処理をするには、余
りに小量であり、処理サイトへ輸送する必要が生じる。
−層極端な例は、オフィスの一隅などで簡単なプリント
設備で写真コピーを作製する場合で、廃液の排出量は、
−層少く、取扱者は、薬液の取扱いに一層馴染まない。
〔発明が解決しようとする課題] 本発明の基本的な技術である増粘技術に関しては、古く
より数多くの方法が知られている。
その典型例は、現像処理液に水溶性高分子物質を添加し
て粘度を高くして、感光材料面へ塗布するいわゆる塗り
付は処理法であり、イーストマンコダック社のビスコマ
ート処理、パイマート処理が古典的かつ良く知られた方
法である。インスタント写真にも、水溶性高分子物質が
増粘のために、通用されている。
そのための増粘用ポリマーは、カルボキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシルメチルセルロース、などのセルロー
ス誘導体、アスパラギン酸塩、ポリアクリル酸やその誘
導体などが知られている。
(S、L、Hersh  and  F、Sm1th。
Pho  む og 、  Su 、  Engine
ering2 4B (1961)、高木、テレビジョ
ン学会誌 −λ1 2 (1967)、高木、他、NH
K技術研究 上7 187 (1965) G、E、CCumm1n、J、RlTurnerand
  R,J、Wi 1son、JSMPTE1立 87
5 (1961)など)。
また、産業廃液を凝固あるいは増粘するために、ポリア
クリルアミド、ポリビニルアルコール、尿素ホルマリン
樹脂、アスファルトピッチ、エポキシ型樹脂、ポリブタ
ジェンなどの有機ポリマー類を用いることも公知であり
、たとえば、Chem−Technics  Inc、
が、Conference  on  Applied
Research  &  Practiceon  
Municipal   andIndustrial
  Waste (1979)で詳細にレビューしてい
る。
また、特開昭61−231548号公報には、吸水性高
分子物質を用いて写真廃液を吸収することにより、高分
子物質を膨潤させて、凝固つまり非流動性にすることが
開示されている。また、特開昭63−29168Q号、
同63−291679号各公報には無機性の固化剤が開
示されている。
しかし、それらの多くは、廃液の非流動化には混和操作
にかくはん等の特別な手間をかける必要のあることが判
っている。店舗内で、店員によって現像作業が行われる
場合には、これは大きな負担となる。
また、写真廃液は、一般には、イオン強度が高いため、
吸水膨潤、あるいは溶解しうる高分子化合物は限られて
おり、特開昭61−231548号公報に列記された水
溶性高分子化合物は、水洗廃水やそれに類する廃水には
適用できても、現像、漂白、定着液などの高イオン強度
液に適用できるものは限られる。
本発明の目的は、比較的発生量の少ない写真処理廃液を
その発生サイトから処理サイトへ安全でかつ手間をかけ
ずに輸送する手段を開発することである。
その手段として、廃液を凝固させ、流動性をなくすこと
によって輸送中に容器の取り扱いに格別の注意を沸う必
要をなくし、一般廃棄物差に扱うことができるようにす
る簡便な方法を確立することである。
さらに、具体的には、従来から知られた固化・凝固方法
の欠点を解決して、凝固剤を加えるだけで攪拌、振とう
などの格別の手を加えなくても、自然に凝固が起るよう
な方法を確立することである。
この方法により、小規模の現像作業場で、現像オペレー
ターが廃液の廃棄時にコンテナに凝固剤を投入するだけ
で何ら付加的作業を加えなくても、廃液が容易に凝固し
て通常廃棄物差の取り扱い輸送が安全に行えるようにす
ることを意図している。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的は以下にのべる本発明によって達成される。
すなわち、本発明は写真感光材料を処理することによっ
て生じた写真処理廃液を親水性高分子化合物によって凝
固させる写真処理廃液の処理方法において、上記親水性
高分子化合物が、重量平均分子量(以下分子量と称する
)が 106以上の親水性高分子物質よりなり湿潤剤に
よって予め湿潤処理されていることを特徴とする写真処
理廃液の処理方法である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明は、廃液の輸送過程の安全を確保するために、廃
液を増粘により、非流動化させて、輸送中にたとえ容器
が破損しても内容物が流失・汚染することがないように
するという思想のものである。
すでに述べたように写真処理液を増粘、非流動化する方
法は、古くから知られているが、いずれも、増粘のため
に、(1)pHを調節する、(2)強力な撹拌を行って
混和させる、(3)希釈などにより塩濃度を下げる必要
があるなどの難点があり、発明目的に適合しなかった。
とくに常温で凝固させるためには、高分子量の化合物を
添加するのがよいが、高分子量になるほど強力な攪拌が
必要になり、本発明者は増粘過程と廃液の性質に鋭意検
討と考察を加えた。
結果、凝固あるいは増粘効果の大きい高重合度の親水性
高分子物質を予め湿潤剤で湿潤処理して用いると、格別
の攪拌を行なわなくても、廃液特にイオン強度の大きい
(例えば1以上)廃液、例えば有機化合物、Ag、Fe
等の金属の化合物を含有する廃液が効果的に全体に亙っ
て凝固することを見い出して本発明に至った。
即ち、発明の目的に適った容易な凝固が得られ、強力に
撹拌する必要なく添加された増粘剤が自然に水和膨潤し
、流動性を失わせる性質は、上記した如き湿潤剤で湿潤
した高重合度の高分子化合物を用いることによって達せ
られる。
本発明の高重合度の親水性高分子物質は、イオン強度が
1.0を超える写真廃液にも溶解し、廃液の流動性を失
わせる化合物である。分子量が大きいほど非流動化に必
要な量が少くて済む。廃液の1/20量(重量比)で5
分間の浸漬撹拌で非流動化させるためには、その分子量
は10’以上であることが必要である。写真廃液のpH
は発色現像液系のものはpH3〜13、漂白液系及び/
または定着液系のものはpH3〜9、無水洗代替安定液
系のものはpH2〜10であり、それぞれのpHの変動
に吸液性の変動が小さいものが親水性高分子化合物とし
て好ましい。
本発明に適用できる親水性高重合度の高分子物質には次
のものがある。(いずれも分子量は106以上、好まし
くは107程度) 1、(メタ)アクリル系ポリマー ポリアクリル酸、そのナトリウム塩 ポリアクリルアミド、 ポリメタクリル酸 そのナトリウム塩 ポリメタクリルアミド 2、ビニル系ポリマー ポリビニルアルコール ポリビニルピロリドン ポリ酢酸ビニル(部分ケン化体) ビニルアルコール・アクリル酸共重合体3、セルロース
誘導体 カルボキシメチルセルロース カルボキメチル・ ヒドロキシプロピルセルロース メトキシセルロース メトキシブチルセルロース ヒドロキシスチルセルロース ヒドロキシプロピルセルロース 4.多糖類 グアーガム、ローカストビーンガム、クインスシードガ
ム、タラガム等。
カラギーナン、アルギン酸、ファーセラン、寒天等。
アラビノガラクタンガム、アラビアガム、トラガカント
ガム、カラヤガム等。
果実多tJM類として、ペクチン等。
澱粉、コンニャク、トロロアオイ等。
そのほか、ザンサンガム、ザンフロー、ガードラン、サ
クシノグルカン、シゾフィラン、プルラン、ゼラチン、
カゼイン、アルブミン、シェラツク等。
澱粉誘導体、グアーガム、ローカストビーンガムの誘導
体。
アルギン酸誘導体として、アルギン酸アンモニウム、ア
ルギン酸プロピレングリコールエステル等。
5、グラフト化でんぷん でんぷん−アクリル酸グラフト重合体 6、ポリカチオン又は、ポリアニオン化合物(いわゆる
吸水性樹脂と呼ばれている化合物)好ましいポリカチオ
ン又はポリアニオン化合物は下記(1)又は(II)で
示される構造式をもった繰り返し単位を有する重合体、
更に好ましくは(1)及び/又は(II)を10〜70
重景%有し、他のエチレン系不飽和重置体と共重合して
なる重合体。
(n) 上式において、Rは水素原子、メチル基又はハロゲン原
子であり、Zはオキシ基又はイミノ基であり、nは0又
は1であり、R1は、1〜6個の炭素原子を有するアル
キレン基(置換アルキレン基も含む)、5又は6個の炭
素原子を有するシクロアルキレン基又はアリーレン基、
アリーレンアルキレン基もしくはアリーレンビスアルキ
レン基であり、ここで、前記アルキレン部分は1〜6個
の炭素原子を有しかつ前記アリーレン部分(置換されて
いてもよい)は6〜10個の炭素原子を有し、そして例
えば−NHCR’、 −OH,−CAM、又はC−0−
M”、 (式中のR5は1〜4個の炭素原子を有するア
ルキル基である)のような親水性極性基で置換されたア
リーレンを含み、Rz、R’a及びR4は各々水素原子
もしくは1〜6個の炭素原子を有するアルキル基であり
、又はNと一緒になって、任意に硫黄又は酸素原子を含
有することもできる複素環基を形成し、M゛は水素原子
、可溶性カチオン又は6個以下の炭素原子をもったアル
キル基を有する第4アンモニウムカチオンを包含するア
ンモニウム基であり、そして、XOは、酸アニオンであ
る。
R上のハロゲン置換基は臭素又は塩素であることができ
、R1の1〜6個の炭素原子を有するアルキレン基はヒ
ドロキシル基で置換されていてもよく、R1のアリーレ
ンアルキレン基はフェニレンメチレン基、フェニレンエ
チレン基、フェニレンプロピレン基及びフェニレンブチ
レン’2M ヲ包含し、そしてR1のアリーレンビスア
ルキレン基はフェニレンジメチレン基を包含する。
Mの可溶性カチオンにはナトリウム及びカリウムがある
。
R2,R3及びR4、そしてこれらが結合したN原子か
ら形成される複素環基にはピリジニウム、イミダゾリウ
ム、オキサシリウム、チアゾリウム及びモルホリウムが
ある。
XQの酸アニオンには塩化物、臭化物、酢酸塩、P−)
ルエンスルホン酸塩、メタンスルホン酸塩、エタンスル
ホン酸塩、メチル硫酸塩、エチル硫酸塩及び過塩素酸塩
がある。
上記の高重合度の親水性高分子重合体の中では1.3,
5.及び6のグループが好ましく、特に1,6のグルー
プが好ましい。
また、本発明では、必要により、上記の高重合度の親水
性高分子重合体とともに低重合度の親水性高分子重合体
を用いてもよい。
低重合度の親水性高分子重合体としては、アクリル酸及
び/またはその塩、メタクリル酸及び/またはその塩お
よびアクリルアミドを単独重合あるいはこれらを共重合
して得られる重量平均分子量20万以下の重合体、好ま
しくは5000以上20万以下、特に好ましくは1万以
上10万以下の重合体が用いられる。またこれら低重合
度の親水性高分子重合体の2種以上を混合して用いるこ
とも好ましい。アクリル酸塩及びメタクリル酸塩の対カ
チオンとしては、ナトリウムイオン、カリウムイオン、
アンモニウムイオン、リチウムイオンなどがあげられる
が、これらのうちで特にナトリウムイオン、アンモニウ
ムイオンが好ましい。
本発明で上記高分子化合物を湿潤処理するのに用いる湿
潤剤としては次のものが用いられる。
低級の1価アルコール: メタノール、エタノール、プロパツー ル 低級の多価アルコール: アルキレングリコール(アルキレン02〜C6)、ジア
ルキレングリコール (アルキレンC2〜cb )、トリアルキレングリコー
ル(アルキレン02〜C6ポリエチレングリコールn=
8〜100好ましくは8〜50) 低級ケトン: RR’ Co (R,R’  : Cl−Cx )アセ
トン 低級カルボン酸: 酢酸、ブリピオン酸、それらの塩、ク エン酸、蓚酸、蟻酸、ゲルタール酸、 コハク酸、マレイン酸、リンゴ酸、フ マール酸 アニオン界面活性剤ニ ドデシルベンゼンスルホン酸(アルキ ルベンゼンスルホン酸、アルキルナフ タレンスルホン酸)等のナトリウム塩 アルキル硫酸 湿潤剤の添加量としては、前記親水性高分子化合物の1
〜100重量%、好ましくは1−10重量%である。
湿潤処理方法としては、上記親水性高分子化合物を予め
処理廃液用溶液に加えておく場合には同溶液中で高分子
化合物を湿潤剤又は湿潤剤の水又はメタノール基の溶液
とともに混合して湿潤させてもよく、又高分子化合物を
処理廃液を貯えた容器に加える場合には、別な容器中で
、両者を混合して湿潤処理してもよい。
本発明では親水性高分子化合物の使用添加量は広い範囲
に亙る。
それは、目標とする増粘度、廃液の性質(pHやイオン
強度、組成)によって異るが、−i的には廃液12当り
1gから200gの範囲、好ましくは5gから100g
さらに好ましくは10g−50gの範囲で用いられる。
添加方法も任意であり、廃液容器中へ予め高分子物質の
混合物を入れておき廃液をその中へ注加して行っても、
逆に集められた廃液の中に加えてもよい。また、高分子
化合物と廃液とがともに少量ずつ容器中へ注加されてい
く方法でもよい。
発明の方法は、現像機から排出され集められた廃液に対
して適用することもできるし、また、現像液からの排出
過程で適用することもできる。また、現像機内に組成ま
た廃液容器に対して適用することもできる。その端的な
例としては、処理剤・廃液兼用ボトル(処理剤が処理タ
ンクへ供給されると共に、生じた空間部にはオーバーフ
ロー廃液が貯留されていくタイプ)の廃液貯留部へ適用
することもできる。
黒白、カラーを問わす銀塩感光材料の現像処理廃液に一
般に適用できる。
非流動化した廃液は、輸送途中容器破損の心配なく、安
全に処理場などの目的地へ輸送できる。
その間、容器の取り扱いにも格別の配慮を佛う必要もな
く一般廃棄物に対すると同様の扱い方でよい。廃液容器
も耐衝撃性が特別に、強い必要はなく一般の輸送用容器
でよい。
以下に写真処理廃液について説明する。
写真処理廃液は写真処理液成分を主成分としている。ま
た写真処理廃液には、そのほか写真処理過程で生成した
現像主薬の酸化体、硫酸塩、/Sライドなどの反応生成
物や、感光材料から溶は出した微量のゼラチン、界面活
性剤などの成分が含まれている。
写真処理液はカラー処理、黒白処理液、製版作業に伴う
減力液、現像処理タンク洗浄液などがあり、また写真処
理液は現像液、定着液、漂白液、画像安定化液などから
成る。
多くのカラーペーパー用現像液はカラー現像主薬、亜硫
酸塩、ヒドロキシルアミン塩、炭酸塩、硬水軟化剤など
と共にアルキレングリコール類やヘンシルアルコール類
を含んでいる。一方力ラーネガ用現像液、カラーポジ用
現像液、一部のカラーペーパー用現像液は、これらのア
ルコール類を含んでいない。本発明方法は、これらアル
コール類を含まないか、あるいは含んでいても1重量%
以下の廃液に対して高い電流効率の維持又は低いCOD
レベルまでの酸化能を発揮するので、従来方法に比較し
て一段と有利である。
カラー現像液は、通常、芳香族第一級アミンカラー現像
主薬を含有する。それは主にp−フェニレンジアミン誘
導体であり、代表例はN、N−ジエチル−p−フェニレ
ンジアミン、2−アミノ5−ジエチルアミノトルエン、
2−メチル−4(N−エチル−N−(β−ヒドロキシエ
チル)アミノコアニリン、N−エチル−N−(β−メタ
ンスルホンアミドエチル)−3−メチル−4−アミノア
ニリンである。
また、これらのp−フェニレンジアミン誘導体は硫酸塩
、塩酸塩、亜硫酸塩、P−トルエンスルホン酸塩などの
塩である。該芳香族−級アミン現像主薬の含有量は現像
溶液11当り約0.5g〜約10gの範囲である。
カラー現像液中には、保恒剤として種々のヒドロキシル
アミン類を含んでいる。ヒドロキシルアミン類は置換又
は無置換のいずれも用いられ、置換体の場合はヒドロキ
シルアミン類の窒素原子が低級アルキル基によって置換
されているもの、とくに2個のアルキル基(例えば炭素
数1〜3)によって置換されたヒドロキシルアミン類で
ある。
ヒドロキシルアミンの含有量はカラー現像液12当り0
〜5gである。
また黒白現像液中には、1−フェニル−3−ピラゾリド
ン、1−フェニル−4−ヒドロキシメチル−4−メチル
−3−ピラゾリドン、N−メチルp−アミノフェノール
及びその硫酸塩、ヒドロキノン及びそのスルホン酸塩な
どが含まれている。
カラー及び黒白現像液には保恒剤として、亜硫酸ナトリ
ウム、亜硫酸カリウム、重亜硫酸ナトリウム、重亜硫酸
カリウム、メタ亜硫酸ナトリウム、メタ亜硫酸カリウム
等の亜硫酸塩や、カルボニル亜硫酸付加物を含有するの
が普通で、これらの含有量はOg〜5g/2である。
その他保恒剤として、カラー及び黒白現像液にはN、N
−ジアルキル置換ヒドロキシルアミンとトリエタノール
アミンなどのアルカノールアミンの組合せも用いられる
。
カラー及び黒白現像液は一1pH9〜12である。
上記pHを保持するためには、各種緩衝剤が用いられる
。
緩衝剤としては、炭酸塩、リン酸塩、ホウ酸塩、四ホウ
酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩、グリシン塩、N、N−ジ
メチルグリシン塩、ロイシン塩、ノルロイシン塩、グア
ニン塩、3,4−ジヒドロキシフェニルアラニン塩、ア
ラニン塩、アミノ酪酸塩、2−アミノ−2−メチル−1
,3−プロパンジオール塩、バリン塩、プロリン塩、ト
リスヒドロジアミノメタン塩、リジン塩などを用いるこ
とができる。特に炭酸塩、リン酸塩、四ホウ酸塩、ヒド
ロキシ安息香酸塩は、溶解性やpH9,0以上の高pH
eJt域での緩衝能に優れ、現像液に添加しても写真性
能面への悪影響(カブリなど)がなく、安価であるとい
った利点を有し、これらの緩衝剤が多く用いられる。
該緩衝剤の現像液への添加量は通常0.1モル/l〜1
モル/2である。
その他、現像液中にはカルシウムやマグネシウムの沈澱
防止剤として、あるいは現像液の安定性向上のために添
加される、各種牛レート剤が含まれる。
その代表例はニトリロ三酢酸、ジエチレントリアミン五
酢酸、ニトリロ−N、N、N−トリメチレンホスホン酸
、エチレンジアミン−N、N、N’。
N″−テトラメチレンホスホン酸、1,3−ジアミノ−
2−プロパツール四酢酸、トランスシクロヘキサンジア
ミン四酢酸、1.3−ジアミノプロパン四酢酸、2−ホ
スホノブタン−1,2,4−トリカルボン酸、1−ヒド
ロキシエチリデン−1゜1−ジホスホン酸などである。
これらのキレート剤は必要に応じて2種以上併用される
こともある。
現像液は、各種の現像促進剤を含有する。現像促進剤と
しては、チオエーテル系化合物、p−フェニレンジアミ
ン系化合物、4級アンモニウム塩類、p−アミノフェノ
ール類、アミン系化合物、ポリアルキレンオキサイド、
1−フェニル−3ピラゾリドン類、ヒドラジン類、メソ
イオン型化合物、千オン型化合物、イミダゾール類等で
ある。
また、現像液中には、カブリ防止の目的で、臭素イオン
を含有することが多いが、塩化銀を主体とする感光材料
に対しては臭素イオンを含まない現像液を用いることも
ある。
その他、無機カブリ防止剤としてNa Cl3やKC/
2などの塩素イオンを与える化合物を含有していてもよ
い。また必要に応じて各種有機カブリ防止剤を含有して
いてもよい。有機カブリ防止剤としては、例えば、アデ
ニン類、ペンズイミダヅール類、ベンズトリアゾール類
及びテトラゾール類を含有していてもよい。
これらのカブリ防止剤の含有量は現像液11当り0.0
10g〜2gである。
これらのカブリ防止剤は処理中に感光材料中から溶出し
、現像液中に蓄積するものも含まれる。
また、必要に応じて、アルキルホスホン酸、アリールホ
スホン酸、脂肪族カルボン酸、芳香族カルボン酸等の各
種界面活性剤を含有していてもよい。
写真処理において、現像の後に通常漂白処理され、漂白
処理は定着処理と同時に一浴漂白定着(ブリックス)で
行なわれることもある。このような処理廃液にも本発明
方法を適用できる。こ白液には、酸化剤として鉄(I[
[)又はCo (III)のEDTA、ジエチレントリ
アミン五酢酸、ニトリロトリ酢酸、1.3−ジアミノ−
プロパン四酢酸塩、ホスホノカルボン酸塩そのほか過硫
酸塩、キノン類などが含まれている。そのほか、臭化ア
ルカリ、臭化アンモニウムなどの再ハロゲン化剤、硫酸
塩類、炭酸塩類、硝酸塩類を適宜含有する場合もある。
定着液や漂白定着液には千オ硫酸塩(ナトリウム塩、ア
ンモニウム塩)、酢酸塩、ホウ酸塩、アンモニウム又は
カリ明ばん亜硫酸塩などを含有していてもよい。
本発明方法は、その性質上いわゆるミニラボと呼ばれる
小規模の現像所、オフィスドキュメンテーションの場で
のマイクロフィルムの処理、印刷、製版所、カラーコピ
アなどのような小規模の写真処理場において実施するの
に適している。
すなわち本発明方法は次のような廃液に適用できる。
i)印刷製版工場:黒白・カラー現像液、定着液、漂白
液、水洗水(又はリンス液)、エツチング液、減力液、
有機溶剤類、タンククリーニング液など種々の排出液。
これらを−括処理できる。
ii)カラー現像所:黒白・カラー現像液、定着液、漂
白液、漂白定着液、画像安定浴、水洗水(又はリンス液
)、その他の処理浴の排出液とりわけ、いわゆるミニラ
ボとかサテライトラボといわれる小規模ラボには好適で
ある。
好ましい実施態様は■上記の各浴からの排出液を集めて
処理し、水洗水はそのまま流す。■向流多段の節水型水
洗や安定化浴に水洗を兼ねさせる方式をとっている場合
は各排出液を全部混合して処理できる。
iii )事務所、店頭:マイクル1200 (商品名
、富士写真フィルム社製)のようなマイクロフィルム用
プリンタープロセンサーやリーダープリンターを使用し
てドキュメンテーションを行っている事務所、製図等か
ら図面コピーをプリンタプロセッサーで行っている設計
事務所、カラーコピーを作成したり、即席プリントの店
頭写真撮影を行っている店頭のプロセッサー等々からの
排出液。
〔実施例〕
本発明の実施例を以下に示す。なお、この実施例に用い
た写真処理廃液を次のようにして得た。
市販のカラーペーパー(フジカラーペーパー、スーパー
HGタイプ、富士写真フィルム社製)にカラーネ ガか
らプリント焼き付けを行ってフジミー’yポ 23Sの
ペーパープロセッサー(富士写真フィルム■製)で処理
を行った。処理工程、時間は第1表の通りである。
第1表 リンス浴はリンス3からリンス1への3段向流水洗とし
た。
カラー現像工程及び漂白定着工程で使用した処理液の詳
細は次の通りである。
(カラー現像液) タンク液  補充液 ジエチレン5酢酸     3.0 g    3.0
 gベンジルアルコール   15.7 g    1
5.7 gジエチレングリコール  11.15 g 
  11.15 gテトラアザインデン 蛍光増白剤(スチレン系) 亜硫酸ナトリウム 臭化カリウム 炭酸水素カリウム 炭酸カリウム 硫酸ヒドロキシルアミン 水を加えて PH(25°C) 濃亘定1直 EDTA −Fe−Na EDTA2Na 亜硫酸ナトリウム 亜硫酸水素ナトリウム 炭酸ナトリウム(1水塩) 0.04 g 1.0g 1.7g 0.6g 0.7g 31.7  g 3.0g 1、OOOmf 10.25 タンク液 36.6 3.4 12.0 2.0 0.04g 0.55g 1.7g 0.6g 0.7g 31.7  g 3.0g 1、OOOmj2 ±0.10 補充液 15.0 g 1.4g 10.0g 水を加えて      1.OOOmj2  1.00
0ajl!PH(25℃)          6.7
5  ±0.20(リンス液) タンク液  補充液 アンモニア水(28%)   1.8  /d  1.
8  d水を加えて       1.Of  1.O
fKOI(で     p H7,07,0カラー現像
液、漂白定着液及びリンス液の各補充量は印画紙1rr
f当り各々160d、60rIdl、200I!11で
あった。
このプロセッサーからの廃液をそれぞれ102サイズの
プラスチック容器に貯留し、これを次の実施例で廃液と
して用いた。
実施例1 アルキルベンゼンスルホン酸(カリウム塩)を用いて分
子量107の高重合度のポリアクリルアミドを次の如く
混合して湿潤処理し、写真処理廃液用容器に入れた。
A       Log        O812g 
       3g この容器に前記写真処理廃液100mfを静かに注ぎ2
4時間放置後、BはAに対し300%、以上の吸液膨潤
を達成した。
実施例2 ジエチレングリコールを用いて分子1107の高度重合
ポリアクリルアミドを次の如く吸液に先立ち湿潤処理を
行い、前記容器に入れた。
A       10g        OB    
   Log        2ccC10g    
    4cc この容器に前記写真処理廃液100ralを静かに注ぎ
24時間放置後、BはAに対し200%、CはAに対し
300%の吸液膨潤を達成した。
実施例3 エチレングリコールを用い次に示すような混合割合で実
施例2と同様な操作を行ったところ、同様な結果を得た
。
ポリアクリ   エチレングリコー ルアミド    ル A       10g        O810g 
       2cc C10g        4cc 実施例4 実施例1において分子110’のポリアクリルアミドの
代わりに分子量10’のポリアクリル酸を用いて実施例
1と同様に廃液を処理して同様な結果を得た。
実施例5 実施例2においてジエチレングリコールの代りにメタノ
ール1.5CC及び3CCをそれぞれ用いて実施例2と
同様に廃液の処理を行ったところ、メタノールを用いな
かった場合と比較してそれぞれ200%及び300%の
吸液膨潤を達成した。
〔発明の効果〕
上記したように、本発明により湿潤剤で予め湿潤処理さ
れた高分子量の親水性、高分子化合物を用いることによ
り、特に攪拌等の操作を必要とすることなく、写真処理
廃液を凝固させることができる。また、本発明の方法に
よって、イオン強度が高<を機化合物などを含有する写
真処理廃液でも容易に凝固させることができ、かつ悪臭
を放つことがない。
手続補正書 特許庁長官 殿    頚″′朗“8 1、 事件の表示 平成1年特許願第96436号 2、 発明の名称 写真処理廃液の凝固処理方法 3、 補正をする者 事件との関係: 特許出願人 名 称: (520)富士写真フィルム株式会社4、代
理人 住所:〒100 東京都千代田区霞がlll3丁目8番1号虎の門三井ピ
ル14階 5、補正指令の日付= (自発) 6、 補正により増加する諧求項の数二 O7、補正の
対gA=  明細書の「発明の詳細な説明」の欄8、 
補正の内容: 明細書の「発明の詳細な説明」の欄を次
の通りに補正する。
(1)  明細書節3頁12行目の「十数リットル」を
「十数リットル、」と補正する。
(2)  同書筒9頁19行目の「変動に」の後に「伴
う」を挿入する。
同店箱12頁8行目の「不飽和単置体」を「不飽和単I
n体」と補正する。
(4)  開用第14頁13行目の「ピリジニウム」を
「ピリジニウム」と補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)写真感光材料を処理することによって生じた写真
    処理廃液を親水性高分子化合物によって凝固させる写真
    処理廃液の処理方法において、上記親水性高分子化合物
    が、重量平均分子量が10^6以上の親水性高分子化合
    物からなり、湿潤剤によって予め湿潤処理されているこ
    とを特徴とする写真処理廃液の凝固処理方法。
JP9643689A 1989-04-18 1989-04-18 写真処理廃液の凝固処理方法 Pending JPH02277584A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5470431A (en) * 1990-08-20 1995-11-28 Showa Aluminum Corp. Stack type evaporator
US5514248A (en) * 1990-08-20 1996-05-07 Showa Aluminum Corporation Stack type evaporator
US5800673A (en) * 1989-08-30 1998-09-01 Showa Aluminum Corporation Stack type evaporator

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