JPH0228050B2 - Kanetsukinoondohyojisochi - Google Patents
KanetsukinoondohyojisochiInfo
- Publication number
- JPH0228050B2 JPH0228050B2 JP11215083A JP11215083A JPH0228050B2 JP H0228050 B2 JPH0228050 B2 JP H0228050B2 JP 11215083 A JP11215083 A JP 11215083A JP 11215083 A JP11215083 A JP 11215083A JP H0228050 B2 JPH0228050 B2 JP H0228050B2
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- temperature
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- cooking
- level
- heating chamber
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/64—Heating using microwaves
- H05B6/66—Circuits
- H05B6/68—Circuits for monitoring or control
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は加熱器に係わるもので、デイジタル的
温度表示機能を有する温度表示装置に関するもの
である。 従来例の構成とその問題点 半導体技術の進歩につれ、今日電子レンジや電
子レンジとオーブンとの複合商品であるいわゆる
オーブンレンジ等の家電製品の制御にもマイクロ
コンピユーターやセンサーが導入されるなど民生
機器の変革にも目ざましいものがある。またマイ
クロコンピユーターや各種センサーによつて、従
来考えられもしなかつた自動調理制御や複合調理
が可能となつたのである。しかしながら、この様
に多くの調理機能を有している事は、残念ながら
使用者にとつては操作の複数さを招く事になり、
主として家庭の主婦らによつて取扱われる機器で
ある事を考えると、その操作性の向上、使い勝手
の良さの追求は大きな課題であつた。従来使い勝
手の改善を目指した機器は種々提案されており、
たとえば、調理メニユーの種類、加熱様式の種
類、調理時間および加熱設定温度、加熱温度等
を、多色の発光体で構成した蛍光表示管を用いて
表示する事により、その操作性の向上をはかろう
とするもの等がある。これら一連の複雑な表示制
御は、マイクロコンピユータを用いる事により、
簡単な回路構成で実現できるのである。 第1図は、かかる多色蛍光表示装置を有した加
熱器の一例としてのオーブンレンジの本体斜視図
である。本体1の前面には開閉自在に軸支された
扉体2と、調理メニユーの選択入力を制御系に行
なうメニユーキイー3や、加熱温度の設定を行な
う温度調節キイー4や、調理時間の設定を行なう
タイマーボリユウム5や、多色蛍光表示管などで
構成される表示部6等を配した操作パネル7とが
設けられている。8は加熱調理の開始を指令する
スタートスイツチである。第2図に、第1図に示
した操作パネル7を拡大して示す。第2図に於
て、表示部6の表示片6a〜6hは、加熱様式な
らびに調理様式を表示するものである。また、調
理時間および調理番号等の数字は“日”の字形を
した表示片群6iで表示される。一方、加熱設定
温度ならびに、加熱室温度の表示を行なう表示片
群6jは、100℃から250℃まで16ヶの表示片で構
成されている。 では、本発明の対象となる「オーブン予熱」調
理時の一連の動作および表示形態について、その
従来例を詳説する。「オーブン予熱」調理は、あ
る所望の設定温度にまで加熱室内温度を加熱させ
る調理であり、パン、クツキーおよびケーキ等の
オーブン調理に先立つて加熱室内温度をそのオー
ブン調理に最適な温度にするためのものである。
従つて、加熱室内へは被加熱物は入れずに空つぽ
の状態で、加熱設定温度のみを温度調節キイー4
a,4bを用いて行なつた後、調理を開始するの
である。すなわち、「オーブン予熱」調理のメニ
ユーキイー3eを入力した後、温度を下げる場合
はダウンキイー4aを入力すると10度ずつ、一方
設定温度を上げたい場合はアツプキイー4bを入
力する事により10度ずつ上方へ修正設定できるの
である。この時、表示部6の状態としては、「オ
ーブン」加熱である事を示す表示片6eと、「予
熱」と言う調理様式である事を示す表示片6gと
が点灯し、温度調節キイー4a,4bを用いて設
定した予熱設定温度は表示片群6jで示されてい
る。この表示片群6jは、16個の表示片で構成さ
れ、各々が100度から250度の10度刻みの温度値に
対応しており、今、250度に設定入力されている
とすれば第2図に示す如く、100度に対応する表
示片から250度に対応する表示片まで16ヶの表示
片が全て点灯する事になり、もし200度の設定を
行なつたとすれば、250度に対応する右端の表示
片から、右端から5番目の210度に対応する表示
片までの5ヶの表示片のみが消灯され、残り210
度に対応する表示片から100度に対応する表示片
までの11ヶの表示片が点灯されることになる。一
方、熱室内の温度が100度(摂氏)以上であれば、
10度刻みで、上記設定温度の表示片群6jのうち
の対応する温度値の表示片を点滅動作させる事に
より表示される。この時の点滅動作の周期は1秒
(700ミリ秒点灯、300ミリ秒消灯)である。第3
図に設定温度200度で「オーブン予熱」調理を実
行した場合の表示部6の表示状態を示す。スター
トキイー8により加熱開始が指令されると第3図
Aで示す様に「オーブン」加熱を示す表示片6e
は、調理が実行中である事を示すべく点滅動作
(周期1秒)を開始する。そして前述の如くその
時の加熱室内温度が対応する温度表示片の点滅動
作にて表示される。この後、加熱調理が進行し、
加熱室内温度が上昇するにつれて、加熱室内温度
の点滅表示片も右方向へ移動して行く。そして、
ついには、第3図Bに示す様に設定温度である
200度に達するのである。この後、扉体2を開け
られるまで設定温度である200度で保温動作を継
続して行なう。ところで、使用者にとつて、いつ
の時点で「オーブン予熱」調理が完了している、
と判断するのであるかと言うと、当然ながら加熱
室内温度を示している点滅温度表示片が所望の設
定温度になつた時を予熱動作の完了点とすれば良
いのであるが、従来例の様に、温度表示を離散的
な値で行なつているものにあつては、後で述べる
様な理由から実際の温度と表示温度との関係にズ
レの生じる場合が存在するため、使用者にとつて
は、加熱室内温度の点滅表示片が設定温度値にあ
るからと言つて、予熱調理が完了しているとは限
らないのである。つまり第3図Bを例に説明すれ
ば、加熱室内温度の点滅表示は図の如く200度で
あるにもかかわらず実際の温度は200度になつて
いないと言う場合があるのである。では、ここで
どうして実際の温度と表示温度との関係にズレが
生じるのかについて述べる。まず第4図は制御部
としてA/D変換機能付のマイクロコンピユータ
ーを用いた制御回路の要部の従来例を示す回路図
である。各種調理メニユーキイーは、キイーマト
リツクス10内に配置されており、マイコン9か
らのスキヤン信号S4,S3,S2,S1,S0により、各
キイー入力はマイコンの入力ポートI3,I2,I1,
I0へ入力される。一方、この同じスキヤン信号を
用いて蛍光表示管6のグリツド部のストローブを
行なつている。表示管のアノードセグメントの駆
動用端子がD0〜D7までのポートである。また、
加熱室内の温度はサーミスタ11により電圧信号
としてマイコン9のA/D変換端子A/D0へ取
り込まれ、マイコン9内部で8ビツトのデイジタ
ル値に変換された後、マイコン9のROMに記憶
された変換テーブルにより、制御温度と表示温度
とに換算されるのである。そして、この制御温度
と予熱設定温度とをマイコン9内部で比較処理
し、加熱室内温度が設定温度と等しくなるまで、
ヒーター17に電源を導通させておくのである。
ヒーター17は第4図の場合、リレー1,14が
ON、リレー2,15がONそしてリレー3,1
6がOFFの状態で導通状態となり、ヒーター1
7への電源供給を停止する場合にはリレー2,1
5をOFF(ノーマル状態)にすれば良い。これら
リレーの駆動はリレードライバ19を介して行な
われる。12は温度センサー、13はタイマーボ
リユウムであり、18は高周波電力の発振器であ
るマグネトロンであり、ヒーター17負荷を用い
るか、高周波電力発振器18負荷を用いるかの選
択はリレー3,16の切換えで行なつている。さ
て、マイコン9のROMに記憶されたサーミスタ
レベル対温度の変換テーブルを表1に示す。表1
に示したレベル値はマイコン9の内部でA/D0
ポートのアナログ信号電圧を7ビツト(フルスケ
ール0〜127レベル)のデイジタル値に変換した
ものを10進表示したものである。この表の意味を
今すこし説明すると、リレーの制御レベルとは、
そのレベル値で表1中の左覧の温度を制御すると
言う事であり、現在温度表示のレベルとは、その
レベル値巾内で、左覧の温度表示を行なうと言う
ものである。この表から判る様に、リレーの制御
レベルと現在温度表示の開始レベルとの間には2
レベルのズレがある。即ち言い換えれば加熱室内
温度が実際に100℃なら100℃にまだなつていない
のに、現在温度表示が100℃の表示を行なうこと
になつている(他の温度値でも同様に、温度表示
が先に行なわれる)。この事は、一見不合理なこ
との様に思われるが次の様な理由から非常に意味
のある事なのである。第5図に、予熱設定温度を
200℃とした場合の「オーブン予熱」調理時の加
熱室内温度の時間変化を示す。 まずヒーター加熱が進行し、サーミスタ11の
制御温度レベルが200℃に相当する75レベル(表
1参照)に到達した時P1に於て、予熱設定温度
と比較した結果、同一温度であるためマイコン9
はヒーター17への通電を停止すべくリレー2,
15をOFFする信号を出力する。P1点に於て、
ヒーター17への通電は停止するが、加熱室内の
熱容量の為、加熱室内温度は最大ΔT1度行き過ぎ
た後(P2点)、下降を始める。そして、温度が
200℃を割つた時(P3点)に、マイコン9は設定
温度より加熱室内温度が下がつたとして、ヒータ
ー17への通電を再開すべく、リレー2,15を
ONさせる信号を出力する。ところが、今後も加
熱室内の熱容量の為、下降傾向の温度変化は直ち
には止まらずΔT2度だけ行き過ぎた後(P4点)
上昇を始める。この様に、予熱調理に於ては、設
定温度で保温動作を行なつた場合、その設定温度
から+ΔT1度−ΔT2度の温度バラツキを有してい
る。この行き過ぎ量は、加熱室の構造、サーミス
タの取付位置等によつて微妙に違つて来るが、3
℃程度あるものが多い。また、オーバーシユート
よりアンダシユートの方が大きい。この様な温度
変化をする予熱調理で、いま仮りに、リレーの制
御レベルと、現在温度の表示レベルとを同一値で
行なつたとすると、第5図に於てP3点からP5点
までの間10℃だけ下の温度、すなわち190℃の温
度表示を行なう事になり、温度表示がその設定温
度レベルを境に、上がつたり下がつたりと言う動
作を繰り返すことになる。これは、使用者から見
れば非常にまぎらわしい温度表示となり、不安感
を抱かせる。そこで、現在温度表示のレベルをリ
レーの制御レベルより、少なくともΔT2度に相当
するレベルだけ下方向へずらして設定しているの
である。この様に、現在温度表示レベルと、その
リレー制御レベルより下へずらす事で、温度表示
が前述の様に2つの温度値の間を行つたり来たり
すると言う不都合をなくしているのである。とこ
ろが、第6図に示す様に、加熱室温度が200℃に
到達する以前の点P6から温度表示値は先行して
200℃を表示する事になり、予熱調理の場合、加
熱室内温度がその設定温度にまだ達していないに
もかかわらず温度表示がその設定温度を示す為、
使用者に一見、調理が完了したかの様な誤まつた
情報を提供する事になり、一定温度値での保温動
作時の温度表示を見易くしようとした事が、かえ
つて使用者に混乱を与えてしまう。と言う残念な
結果になつているのである。 発明の目的 本発明は、かかる背景に鑑み、オーブン予熱調
理時に於けるデイジタル的温度表示を、使い勝手
が良く、且つ、使用者に確実な調理情報を該温度
表示により案内報知できる構成とする事を目的と
するものである。 発明の構成 上記、目的を達成するため、本願の温度表示装
置は、加熱室の温度検知を行なう温度検知手段
と、この温度検知手段からの信号をデイジタル値
に変換するA/D変換器と、このA/D変換値対
表示温度の対応関係を記憶した記憶部と、この記
憶部からの内容に基づいて後記温度表示手段に表
示信号を送出する表示処理部と、加熱室温度をデ
イジタル的に表示を行う温度表示手段とを備え、
前記温度表示手段は加熱室の温度がTo〜To+1(To
は離散的な値であり、To<To+1;n=0、1、
2、3……)の範囲にあるとき温度Toを表示す
るものである。 実施例の説明 以下、本発明の一実施例について図面をもとに
説明する。尚、制御回路の構成については、従来
例の第4図に示したものと同様である。
温度表示機能を有する温度表示装置に関するもの
である。 従来例の構成とその問題点 半導体技術の進歩につれ、今日電子レンジや電
子レンジとオーブンとの複合商品であるいわゆる
オーブンレンジ等の家電製品の制御にもマイクロ
コンピユーターやセンサーが導入されるなど民生
機器の変革にも目ざましいものがある。またマイ
クロコンピユーターや各種センサーによつて、従
来考えられもしなかつた自動調理制御や複合調理
が可能となつたのである。しかしながら、この様
に多くの調理機能を有している事は、残念ながら
使用者にとつては操作の複数さを招く事になり、
主として家庭の主婦らによつて取扱われる機器で
ある事を考えると、その操作性の向上、使い勝手
の良さの追求は大きな課題であつた。従来使い勝
手の改善を目指した機器は種々提案されており、
たとえば、調理メニユーの種類、加熱様式の種
類、調理時間および加熱設定温度、加熱温度等
を、多色の発光体で構成した蛍光表示管を用いて
表示する事により、その操作性の向上をはかろう
とするもの等がある。これら一連の複雑な表示制
御は、マイクロコンピユータを用いる事により、
簡単な回路構成で実現できるのである。 第1図は、かかる多色蛍光表示装置を有した加
熱器の一例としてのオーブンレンジの本体斜視図
である。本体1の前面には開閉自在に軸支された
扉体2と、調理メニユーの選択入力を制御系に行
なうメニユーキイー3や、加熱温度の設定を行な
う温度調節キイー4や、調理時間の設定を行なう
タイマーボリユウム5や、多色蛍光表示管などで
構成される表示部6等を配した操作パネル7とが
設けられている。8は加熱調理の開始を指令する
スタートスイツチである。第2図に、第1図に示
した操作パネル7を拡大して示す。第2図に於
て、表示部6の表示片6a〜6hは、加熱様式な
らびに調理様式を表示するものである。また、調
理時間および調理番号等の数字は“日”の字形を
した表示片群6iで表示される。一方、加熱設定
温度ならびに、加熱室温度の表示を行なう表示片
群6jは、100℃から250℃まで16ヶの表示片で構
成されている。 では、本発明の対象となる「オーブン予熱」調
理時の一連の動作および表示形態について、その
従来例を詳説する。「オーブン予熱」調理は、あ
る所望の設定温度にまで加熱室内温度を加熱させ
る調理であり、パン、クツキーおよびケーキ等の
オーブン調理に先立つて加熱室内温度をそのオー
ブン調理に最適な温度にするためのものである。
従つて、加熱室内へは被加熱物は入れずに空つぽ
の状態で、加熱設定温度のみを温度調節キイー4
a,4bを用いて行なつた後、調理を開始するの
である。すなわち、「オーブン予熱」調理のメニ
ユーキイー3eを入力した後、温度を下げる場合
はダウンキイー4aを入力すると10度ずつ、一方
設定温度を上げたい場合はアツプキイー4bを入
力する事により10度ずつ上方へ修正設定できるの
である。この時、表示部6の状態としては、「オ
ーブン」加熱である事を示す表示片6eと、「予
熱」と言う調理様式である事を示す表示片6gと
が点灯し、温度調節キイー4a,4bを用いて設
定した予熱設定温度は表示片群6jで示されてい
る。この表示片群6jは、16個の表示片で構成さ
れ、各々が100度から250度の10度刻みの温度値に
対応しており、今、250度に設定入力されている
とすれば第2図に示す如く、100度に対応する表
示片から250度に対応する表示片まで16ヶの表示
片が全て点灯する事になり、もし200度の設定を
行なつたとすれば、250度に対応する右端の表示
片から、右端から5番目の210度に対応する表示
片までの5ヶの表示片のみが消灯され、残り210
度に対応する表示片から100度に対応する表示片
までの11ヶの表示片が点灯されることになる。一
方、熱室内の温度が100度(摂氏)以上であれば、
10度刻みで、上記設定温度の表示片群6jのうち
の対応する温度値の表示片を点滅動作させる事に
より表示される。この時の点滅動作の周期は1秒
(700ミリ秒点灯、300ミリ秒消灯)である。第3
図に設定温度200度で「オーブン予熱」調理を実
行した場合の表示部6の表示状態を示す。スター
トキイー8により加熱開始が指令されると第3図
Aで示す様に「オーブン」加熱を示す表示片6e
は、調理が実行中である事を示すべく点滅動作
(周期1秒)を開始する。そして前述の如くその
時の加熱室内温度が対応する温度表示片の点滅動
作にて表示される。この後、加熱調理が進行し、
加熱室内温度が上昇するにつれて、加熱室内温度
の点滅表示片も右方向へ移動して行く。そして、
ついには、第3図Bに示す様に設定温度である
200度に達するのである。この後、扉体2を開け
られるまで設定温度である200度で保温動作を継
続して行なう。ところで、使用者にとつて、いつ
の時点で「オーブン予熱」調理が完了している、
と判断するのであるかと言うと、当然ながら加熱
室内温度を示している点滅温度表示片が所望の設
定温度になつた時を予熱動作の完了点とすれば良
いのであるが、従来例の様に、温度表示を離散的
な値で行なつているものにあつては、後で述べる
様な理由から実際の温度と表示温度との関係にズ
レの生じる場合が存在するため、使用者にとつて
は、加熱室内温度の点滅表示片が設定温度値にあ
るからと言つて、予熱調理が完了しているとは限
らないのである。つまり第3図Bを例に説明すれ
ば、加熱室内温度の点滅表示は図の如く200度で
あるにもかかわらず実際の温度は200度になつて
いないと言う場合があるのである。では、ここで
どうして実際の温度と表示温度との関係にズレが
生じるのかについて述べる。まず第4図は制御部
としてA/D変換機能付のマイクロコンピユータ
ーを用いた制御回路の要部の従来例を示す回路図
である。各種調理メニユーキイーは、キイーマト
リツクス10内に配置されており、マイコン9か
らのスキヤン信号S4,S3,S2,S1,S0により、各
キイー入力はマイコンの入力ポートI3,I2,I1,
I0へ入力される。一方、この同じスキヤン信号を
用いて蛍光表示管6のグリツド部のストローブを
行なつている。表示管のアノードセグメントの駆
動用端子がD0〜D7までのポートである。また、
加熱室内の温度はサーミスタ11により電圧信号
としてマイコン9のA/D変換端子A/D0へ取
り込まれ、マイコン9内部で8ビツトのデイジタ
ル値に変換された後、マイコン9のROMに記憶
された変換テーブルにより、制御温度と表示温度
とに換算されるのである。そして、この制御温度
と予熱設定温度とをマイコン9内部で比較処理
し、加熱室内温度が設定温度と等しくなるまで、
ヒーター17に電源を導通させておくのである。
ヒーター17は第4図の場合、リレー1,14が
ON、リレー2,15がONそしてリレー3,1
6がOFFの状態で導通状態となり、ヒーター1
7への電源供給を停止する場合にはリレー2,1
5をOFF(ノーマル状態)にすれば良い。これら
リレーの駆動はリレードライバ19を介して行な
われる。12は温度センサー、13はタイマーボ
リユウムであり、18は高周波電力の発振器であ
るマグネトロンであり、ヒーター17負荷を用い
るか、高周波電力発振器18負荷を用いるかの選
択はリレー3,16の切換えで行なつている。さ
て、マイコン9のROMに記憶されたサーミスタ
レベル対温度の変換テーブルを表1に示す。表1
に示したレベル値はマイコン9の内部でA/D0
ポートのアナログ信号電圧を7ビツト(フルスケ
ール0〜127レベル)のデイジタル値に変換した
ものを10進表示したものである。この表の意味を
今すこし説明すると、リレーの制御レベルとは、
そのレベル値で表1中の左覧の温度を制御すると
言う事であり、現在温度表示のレベルとは、その
レベル値巾内で、左覧の温度表示を行なうと言う
ものである。この表から判る様に、リレーの制御
レベルと現在温度表示の開始レベルとの間には2
レベルのズレがある。即ち言い換えれば加熱室内
温度が実際に100℃なら100℃にまだなつていない
のに、現在温度表示が100℃の表示を行なうこと
になつている(他の温度値でも同様に、温度表示
が先に行なわれる)。この事は、一見不合理なこ
との様に思われるが次の様な理由から非常に意味
のある事なのである。第5図に、予熱設定温度を
200℃とした場合の「オーブン予熱」調理時の加
熱室内温度の時間変化を示す。 まずヒーター加熱が進行し、サーミスタ11の
制御温度レベルが200℃に相当する75レベル(表
1参照)に到達した時P1に於て、予熱設定温度
と比較した結果、同一温度であるためマイコン9
はヒーター17への通電を停止すべくリレー2,
15をOFFする信号を出力する。P1点に於て、
ヒーター17への通電は停止するが、加熱室内の
熱容量の為、加熱室内温度は最大ΔT1度行き過ぎ
た後(P2点)、下降を始める。そして、温度が
200℃を割つた時(P3点)に、マイコン9は設定
温度より加熱室内温度が下がつたとして、ヒータ
ー17への通電を再開すべく、リレー2,15を
ONさせる信号を出力する。ところが、今後も加
熱室内の熱容量の為、下降傾向の温度変化は直ち
には止まらずΔT2度だけ行き過ぎた後(P4点)
上昇を始める。この様に、予熱調理に於ては、設
定温度で保温動作を行なつた場合、その設定温度
から+ΔT1度−ΔT2度の温度バラツキを有してい
る。この行き過ぎ量は、加熱室の構造、サーミス
タの取付位置等によつて微妙に違つて来るが、3
℃程度あるものが多い。また、オーバーシユート
よりアンダシユートの方が大きい。この様な温度
変化をする予熱調理で、いま仮りに、リレーの制
御レベルと、現在温度の表示レベルとを同一値で
行なつたとすると、第5図に於てP3点からP5点
までの間10℃だけ下の温度、すなわち190℃の温
度表示を行なう事になり、温度表示がその設定温
度レベルを境に、上がつたり下がつたりと言う動
作を繰り返すことになる。これは、使用者から見
れば非常にまぎらわしい温度表示となり、不安感
を抱かせる。そこで、現在温度表示のレベルをリ
レーの制御レベルより、少なくともΔT2度に相当
するレベルだけ下方向へずらして設定しているの
である。この様に、現在温度表示レベルと、その
リレー制御レベルより下へずらす事で、温度表示
が前述の様に2つの温度値の間を行つたり来たり
すると言う不都合をなくしているのである。とこ
ろが、第6図に示す様に、加熱室温度が200℃に
到達する以前の点P6から温度表示値は先行して
200℃を表示する事になり、予熱調理の場合、加
熱室内温度がその設定温度にまだ達していないに
もかかわらず温度表示がその設定温度を示す為、
使用者に一見、調理が完了したかの様な誤まつた
情報を提供する事になり、一定温度値での保温動
作時の温度表示を見易くしようとした事が、かえ
つて使用者に混乱を与えてしまう。と言う残念な
結果になつているのである。 発明の目的 本発明は、かかる背景に鑑み、オーブン予熱調
理時に於けるデイジタル的温度表示を、使い勝手
が良く、且つ、使用者に確実な調理情報を該温度
表示により案内報知できる構成とする事を目的と
するものである。 発明の構成 上記、目的を達成するため、本願の温度表示装
置は、加熱室の温度検知を行なう温度検知手段
と、この温度検知手段からの信号をデイジタル値
に変換するA/D変換器と、このA/D変換値対
表示温度の対応関係を記憶した記憶部と、この記
憶部からの内容に基づいて後記温度表示手段に表
示信号を送出する表示処理部と、加熱室温度をデ
イジタル的に表示を行う温度表示手段とを備え、
前記温度表示手段は加熱室の温度がTo〜To+1(To
は離散的な値であり、To<To+1;n=0、1、
2、3……)の範囲にあるとき温度Toを表示す
るものである。 実施例の説明 以下、本発明の一実施例について図面をもとに
説明する。尚、制御回路の構成については、従来
例の第4図に示したものと同様である。
【表】
【表】
表2に、サーミスタレベル対温度の変換テーブ
ルを示すが、その現在温度の表示値への変換にあ
たつては、庫内(加熱室)温度が予熱設定温度に
達する以前に用いる変換テーブル(ROMテーブ
ル#1)と、予熱設定温度に到達後の変換にあた
つて用いる変換テーブル(ROMテーブル#2)
とが設けられている。そして、設定温度に達する
まではその表示温度はリレーの制御温度と同一レ
ベルで切換つて行き、設定温度に到達後は、制御
のレベルより2レベルだけ下方へ表示温度の切換
え点を設定している。では、第7図に表2に示し
た変換テーブルを用いて制御したオーブン予熱時
の加熱室温度および表示温度の動きを示す(予熱
設定温度を200℃に設定した場合を例に示す)。調
理開始時のサーミスタのA/D変換レベルが55レ
ベル(制御温度160℃相当)で、その時の表示温
度は表2の変換ROMテーブル#1から160℃と
なつている。この後、加熱が進行するとともに、
上記サーミスタのA/D変換レベルは上昇して行
く。この時、表示温度は60レベル、65レベルおよ
び70レベルになつた所で、それぞれ170℃、180℃
および190℃と移り換つて行く。そして、このレ
ベルが74レベルから75レベルになつたとき、予熱
設定温度に到達したため、ヒーターへの給電が停
止される。そして、この時を境にして、表示温度
の変換は、表2の変換ROMテーブル#2を用い
て行なうことになるため、200℃の表示が行なわ
れる該レベル域は73レベルから77レベルと下方へ
ずれる。その結果、200℃の一定温度の保温動作
に於ては、190℃の表示値が表示されることが防
げるのである。では、この時の表示群6jの動き
を第8図に示す。第8図A、第8図Bおよび第8
図Cは、予熱設定温度(200℃)に到達するまで
の動きであり、設定温度に達した後の表示が第8
図Dである。 これから判る様に、予熱設定温度値に相当する
温度表示片が点滅動作を行なつた時が、実際に加
熱室温度が設定温度に到達した時であるため、予
熱調理の完了、未完了が、該温度表示群の表示を
見るだけで識別できるのである。 第9図に、温度表示および制御に関するマイコ
ン9内部の処理手順の一例を示す。また、第10
図マイコン9内部のROMに記憶設定された、サ
ーミスタのA/D変換レベル対温度の換算ROM
テーブルの一例を示す。アドレスX“800”から
X“80F”までには、リレー制御の変換テーブル
#0を、アドレスX“810”からX“81F”まで
には、予熱設定温度に到達するまでの表示温度の
変換テーブル#1を、アドレスX“820”からX
“82F”までには、予熱設定温度に到達する後の
表示温度の変換テーブル#2を配置している。 発明の効果 以上の様に本発明によれば、温度表示手段によ
る温度表示の値より加熱室内の実際の温度が低い
ということがないので、予熱が完了しているか否
かが的確に把握できる。
ルを示すが、その現在温度の表示値への変換にあ
たつては、庫内(加熱室)温度が予熱設定温度に
達する以前に用いる変換テーブル(ROMテーブ
ル#1)と、予熱設定温度に到達後の変換にあた
つて用いる変換テーブル(ROMテーブル#2)
とが設けられている。そして、設定温度に達する
まではその表示温度はリレーの制御温度と同一レ
ベルで切換つて行き、設定温度に到達後は、制御
のレベルより2レベルだけ下方へ表示温度の切換
え点を設定している。では、第7図に表2に示し
た変換テーブルを用いて制御したオーブン予熱時
の加熱室温度および表示温度の動きを示す(予熱
設定温度を200℃に設定した場合を例に示す)。調
理開始時のサーミスタのA/D変換レベルが55レ
ベル(制御温度160℃相当)で、その時の表示温
度は表2の変換ROMテーブル#1から160℃と
なつている。この後、加熱が進行するとともに、
上記サーミスタのA/D変換レベルは上昇して行
く。この時、表示温度は60レベル、65レベルおよ
び70レベルになつた所で、それぞれ170℃、180℃
および190℃と移り換つて行く。そして、このレ
ベルが74レベルから75レベルになつたとき、予熱
設定温度に到達したため、ヒーターへの給電が停
止される。そして、この時を境にして、表示温度
の変換は、表2の変換ROMテーブル#2を用い
て行なうことになるため、200℃の表示が行なわ
れる該レベル域は73レベルから77レベルと下方へ
ずれる。その結果、200℃の一定温度の保温動作
に於ては、190℃の表示値が表示されることが防
げるのである。では、この時の表示群6jの動き
を第8図に示す。第8図A、第8図Bおよび第8
図Cは、予熱設定温度(200℃)に到達するまで
の動きであり、設定温度に達した後の表示が第8
図Dである。 これから判る様に、予熱設定温度値に相当する
温度表示片が点滅動作を行なつた時が、実際に加
熱室温度が設定温度に到達した時であるため、予
熱調理の完了、未完了が、該温度表示群の表示を
見るだけで識別できるのである。 第9図に、温度表示および制御に関するマイコ
ン9内部の処理手順の一例を示す。また、第10
図マイコン9内部のROMに記憶設定された、サ
ーミスタのA/D変換レベル対温度の換算ROM
テーブルの一例を示す。アドレスX“800”から
X“80F”までには、リレー制御の変換テーブル
#0を、アドレスX“810”からX“81F”まで
には、予熱設定温度に到達するまでの表示温度の
変換テーブル#1を、アドレスX“820”からX
“82F”までには、予熱設定温度に到達する後の
表示温度の変換テーブル#2を配置している。 発明の効果 以上の様に本発明によれば、温度表示手段によ
る温度表示の値より加熱室内の実際の温度が低い
ということがないので、予熱が完了しているか否
かが的確に把握できる。
第1図は加熱器の本体斜視図、第2図は同加熱
器の操作パネル部の拡大図、第3図A,Bは予熱
調理時の表示動作の従来例を示す図、第4図は加
熱器の制御回路の要部説明図、第5図および第6
図は予熱調理に於ける加熱室温度の時間変化およ
び表示の従来例を示す図、第7図は本発明の温度
表示装置の構成によつてなる温度表示の遷移説明
図、第8図A,B,C,Dは第7図に於ける表示
部の動きを示す図、第9図は本発明に係るプログ
ラム例を示したフローチヤート、第10図は本発
明に係る記憶部の変換テーブルを示す図である。 3e……オーブン予熱入力キイー、4……予熱
温度の設定キイー、6……表示部、6j……温度
表示部、9……A/D付マイコン(制御部、記憶
部)、11……サーミスタ(検知手段)、17……
電気ヒーター(加熱手段)。
器の操作パネル部の拡大図、第3図A,Bは予熱
調理時の表示動作の従来例を示す図、第4図は加
熱器の制御回路の要部説明図、第5図および第6
図は予熱調理に於ける加熱室温度の時間変化およ
び表示の従来例を示す図、第7図は本発明の温度
表示装置の構成によつてなる温度表示の遷移説明
図、第8図A,B,C,Dは第7図に於ける表示
部の動きを示す図、第9図は本発明に係るプログ
ラム例を示したフローチヤート、第10図は本発
明に係る記憶部の変換テーブルを示す図である。 3e……オーブン予熱入力キイー、4……予熱
温度の設定キイー、6……表示部、6j……温度
表示部、9……A/D付マイコン(制御部、記憶
部)、11……サーミスタ(検知手段)、17……
電気ヒーター(加熱手段)。
Claims (1)
- 1 加熱室の温度検知を行う温度検知手段と、こ
の温度検知手段からの信号をデイジタル値に変換
するA/D変換器と、このA/D変換値対表示温
度の対応関係を記憶した記憶部と、この記憶部か
らの内容に基づいて後記温度表示手段に表示信号
を送出する表示処理部と、加熱室温度をデイジタ
ル的に表示を行う温度表示手段とを備え、前記温
度表示手段は加熱室の温度がTo〜To+1(Toは離散
的な値であり、To<To+1;n=0、1、2、3
……)の範囲にあるとき温度Toを表示すること
を特徴とする加熱器の温度表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11215083A JPH0228050B2 (ja) | 1983-06-21 | 1983-06-21 | Kanetsukinoondohyojisochi |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11215083A JPH0228050B2 (ja) | 1983-06-21 | 1983-06-21 | Kanetsukinoondohyojisochi |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS604736A JPS604736A (ja) | 1985-01-11 |
| JPH0228050B2 true JPH0228050B2 (ja) | 1990-06-21 |
Family
ID=14579482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11215083A Expired - Lifetime JPH0228050B2 (ja) | 1983-06-21 | 1983-06-21 | Kanetsukinoondohyojisochi |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0228050B2 (ja) |
-
1983
- 1983-06-21 JP JP11215083A patent/JPH0228050B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS604736A (ja) | 1985-01-11 |
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