JPH0229480A - 塗装鋼板用塗料組成物 - Google Patents

塗装鋼板用塗料組成物

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JPH0229480A
JPH0229480A JP17875888A JP17875888A JPH0229480A JP H0229480 A JPH0229480 A JP H0229480A JP 17875888 A JP17875888 A JP 17875888A JP 17875888 A JP17875888 A JP 17875888A JP H0229480 A JPH0229480 A JP H0229480A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、通常PCM(プレコートメタル)と称される
塗装鋼板を製造するための塗料組成物に関するものであ
る。
従来の技術 塗装鋼板(P CM)は、産業用、民生用に広く使用さ
れている。
PCM用の塗料は、プレス加工性、硬度、耐湿性、耐溶
剤性などの特性を備えていることが要求される。
従来、PCM用の塗料としてはアルキド樹脂、アクリル
樹脂あるいはポリエステル樹脂が使用されている。ポリ
エステル樹脂を使用した文献としては、特開昭54−1
6537号公報、特開昭54−16538号公報、特公
昭62−5487号公報(特開昭56−167767号
公報)などがある。
特に、特公昭62−5467号公報(特開昭56−16
7767号公報)には、芳香族ジカルボン酸を主成分と
するジカルボン酸を酸成分とし、ビスフェノールAのア
ルキレンオキサイド付加物をグリコール成分の一部とし
て用いたポリエステル樹脂をPCM用塗料として用いる
ことが示されている。この文献には、芳香族ジカルボン
酸以外の酸成分としてダイマー酸を用いることができる
こと(ただし実施例はあげられていない)、またスルホ
ン酸塩基含有芳香族ジカルボン酸を少量用いることがで
きることが記載されている。
本出願人の出願にかかる特開昭57−133166号公
報には、テレフタル酸またはそのエステルを主成分とす
る酸成分と、ネオペンチルグリコールおよびポリテトラ
メチレングリコールを必須成分とするグリコール成分と
からなる高分子量ポリエステルを解重合して得られたポ
リエステルにメラミン化合物を配合した塗料用樹脂組成
物が示されているが、ダイマー酸の導入、スルホン酸金
属塩基を含有するジカルボン酸(またはそのエステル)
またはグリコールの導入については、いずれも開示がな
い。
同じく本出願人の出願にかかる特開昭58−21096
0号公報には、テレフタル酸(またはそのエステル)お
よびイソフタル酸(またはそのエステル)を主成分とす
る酸成分と、ネオペンチルグリコールを必須成分とする
グリコール成分と、スルホン酸のアルカリ金属塩基およ
び/またはカルボン酸のアルカリ金属塩基を有する多官
能性化合物とを構成成分とする線状ポリエステルにメラ
ミン化合物を配合した顔料分散性にすぐれたポリエステ
ル樹脂組成物が示されているが、ダイマー酸の導入につ
いては開示がなく、このポリエステルを解重合すること
についても開示がない。
なお、特開昭57−25323号公報には、ジカルボン
酸成分としてテレフタル酸、5−金属イソフタル酸およ
びダイマー酸を用いたポリエステルが示されているが、
この文献は繊維、フィルム、その他の成形品として用い
るポリエステルの染色性を改良することを目的としてお
り、本発明とは目的、用途が異なる。
特開昭58−63718号公報には、テレフタル酸(ま
たはそのエステル)、ダイマー酸、ポリ(テトラメチレ
ンオキシド)グリコール、14−ブタンジオールおよび
スルホン酸塩基含有イソフタル酸エステルからなるコポ
リエステルが示されているが、このコポリエステルは高
溶融強度弾性を有し、かつ吹込み成形品を製造すること
を目的としており、やはり本発明とは目的、用途が異な
る。
発明が解決しようとする課題 PCM用の塗料として使われているアルキド樹脂は、本
来可撓性の乏しい樹脂であるので、他の要求特性は満足
していても、重要な特性の1つであるプレス加工時の曲
げ加工性の点で改良の余地がある。
この点1、ポリエステル樹脂を用いたPCM用塗料は、
アルキド樹脂の欠点である可撓性の乏しさが改良されて
いるので興味がある。特に、PCM用の塗料として近年
使用されつつある高分子量の飽和ポリエステル樹脂は、
優れた加工性を有し、硬度等地の物性も比較的にバラン
スがとれているものの、顔料分散性が必ずしも良好では
ない上、厚膜塗工が容易ではないという問題もある。
本出願人の出願にかかる特開昭57−133166号公
報や特開昭58−210980号公報に記載の樹脂組成
物も、PCM用塗料としてはなおそれぞれ一長一短があ
り、必ずしも市場の要求を満たすものではなかった。
本発明は、このような状況に鑑み、PCM用塗料として
の特性をさらに改善したポリエステル系の塗料、すなわ
ち、顔料分散性および塗膜物性にすぐれかつハイソリッ
ド化が可能なPCM用塗料を提供することを目的になさ
れたものである。
課題を解決するための手段 本発明の塗装鋼板用塗料組成物は、 芳香族ジカルボン酸(またはそのエステル)を必須成分
とする酸成分とグリコール成分とからなり、芳香族ジカ
ルボン酸(またはそのエステル)以外の酸成分の少なく
とも一部がダイマー酸であり、かつ芳香族ジカルボン酸
(またはそのエステル)以外の酸成分の一部またはグリ
コール成分の少なくとも一部がスルホン酸金属塩基を含
有するジカルボン酸(またはそのエステル)またはスル
ホン酸金属塩基を含有するグリコールである高分子量飽
和ポリエステルのポリオールによる解重合物である数平
均分子量6000〜12000の解重合飽和ポリエステ
ル(X)と、 アルキルエーテル化ホルムアルデヒド樹脂(Y)、特に
メラミン系樹脂 とからなるものである。
以下本発明の詳細な説明する。
〈解重合飽和ポリエステル(X)〉 解重合飽和ポリエステル樹脂(X)は、芳香族ジカルボ
ン酸(またはそのエステル)を必須成分とする酸成分と
グリコール成分とから構成される。
芳香族ジカルボン酸としては、テレフタル酸。
イソフタル酸、無水フタル酸、フタル酸、1、4−ナフ
タール酸、1.5−ナフタール酸、シフエニン酸、4,
4°−オキシ安息香酸、ジグリコール酸、4.4°−ス
ルホニルジ安息香酸、2,5−ナフタレンジカルボン酸
などが用いられ、塗膜物性の点からは、特にテレフタル
酸およびイソフタル酸の使用が好ましい。芳香族ジカル
ボン酸のエステルとしては、炭素数が1〜4程度のアル
キルエステル、通常はメチルエステルが用いられる。酸
成分に占める芳香族ジカルボン酸(またはそのエステル
)の割合は、30モル%以上、特に40モル%以上とす
ることが望ましい。
芳香族ジカルボン酸(またはそのエステル)以外の酸成
分としては、テトラヒドロ無水フタル酸、2,5−フル
ボルナンジカルボン酸、ヘット酸、シュウ酸1、マロン
酸、ジメチルマロン酸、コハク酸、ゲルタール酸、2.
2−ジメチルゲルタール酸、アジピン酸、ドデカンジカ
ルボン酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セ
バシン酸、1.3−シクロヘキサンジカルボン酸などが
あげられる(エステルとしては炭素数1〜4程度のアル
キルエステル)が用いられ、その酸成分に占める割合は
70モル%以下、特に60モル%以下とすることが望ま
しい。なお、3官能以上のカルボン酸、たとえば、トリ
メリット酸、ピロメリット酸、ブタンテトラカルボン酸
などを併用することもできる。
また少量であれば、無水マレイン酸、マレイン酸、無水
イタコン酸、イタコン酸、フマール酸などの不飽和ジカ
ルボン酸を併用しても特に支障とはならない。
グリコール成分としては、エチレングリコール、ジエチ
レングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、1.2−または1.3−プロピレングリ
コール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、1.3−11.4−
または2゜3−ブチレングリコール、1,5−ベンタン
ジオール、1.6−ヘキサンジオール、2−エチル−1
,3−ヘキサンジオール、2,2.4−)ウメチル−1
,3−ベンタンジオール、1.4−シクロヘキサンジメ
タツール、ポリテトラメチレングリコール、ビスフェノ
ールA、水添ビスフェノールAなどがあげられ、トリメ
チロールエタン、トリメチロールプロパン、グリセリン
、1,3.6−ヘキサンジオール、ペンタエリスリトー
ル、ビスフェノールジオキシプロビルエーテルなど3官
能以上のアルコールを併用することもできる。
そして本発明においては、芳香族ジカルボン酸(または
そのエステル)以外の酸成分の少なくとも一部としてダ
イマー酸を用いる。
ダイマー酸は、オレイン酸、リルイン酸などの不飽和脂
肪酸を三量化したものであって、主成分は不飽和ジカル
ボン酸であり、他に少量の一量体、三量体を含む混合物
である。ダイマー酸の水素添加物も、本発明に汀うダイ
マー酸い含まれるものとする。
酸成分に占めるダイマー酸の割合は0.1〜70モル%
、特に0.1〜60モル%であることが望ましい。ダイ
マー酸の割合が少なすぎても多すぎても、PCM用塗料
としての物性バランスが損なわれる上、顔料分散性の点
でもその性質が低下する。
また本発明においては、芳香族ジカルボン酸(またはそ
のエステル)以外の酸成分またはグリコール成分の少な
くとも一部として、スルホン酸金属塩基を含有するジカ
ルボン酸(またはそのエステル)またはスルホン酸金属
塩基を含有するグリコールを用いる。
スルホン酸金属塩基含有ジカルボン酸(またはそのエス
テル)またはスルホン酸金属塩基を含有するグリコール
とは、分子内に1個以−ヒのスルホン酸金属塩基と、少
なくとも2個のC0OR基(RはHまたはアルキル基)
またはOH基を有するものを言う。
該化合物としては、スルホナトリウムフタル酸、スルホ
カリウムフタル酸、スルホナトリウムテレフタル酸、ス
ルホカリウムテレフタル酸、スルホナトリウムイソフタ
ル酸、スルホカリウムインフタル酸等のスルホン酸金属
塩基含有ジカルボン酸(またはそのエステル)、3−ブ
テン−1゜2−ジオール、2−ブテン−1,4−ジオー
ル、2.5−ジメチル−3−ヘキセン−2,5−ジオー
ル、15−へキサジエン−3,4−ジオール、2.6−
オクタジエン−4,5−ジオール等の不飽和結合を有す
るグリコールに酸性亜硫酸塩を反応させて得られるスル
ホン酸金属塩基含有グリコールなどあげられる。
酸成分またはグリコール成分に占めるスルホン酸金属塩
基含有ジカルボン酸(またはそのエステル)またはスル
ホン酸金属塩基含有グリコールの割合は、 0.1〜5
モル%、特に0.3〜21yモル%であることが望まし
く、その過少は顔料分散性の不足を招き、その過多は顔
料分散性、耐水性の低下を招く。
上記の各成分を常法に従って不活性ガス雰囲気下に温度
150〜250℃程度で縮合させ、さらに減圧下に22
0〜280℃程度で重縮合させることにより、高分子量
飽和ポリエステルが製造される。縮合反応触媒としては
ジブチルスズオキサイド、酢酸亜鉛などが用いられ、重
縮合反応触媒としては三醜化アンチモン、酸化ゲルマニ
ウム、テトラブチルチタネート、ジブチルスズオキサイ
ドなどが用いられる0重縮合反応触媒は、縮合反応時に
縮合反応触媒と共に添加しておくこともできる。
上記の方法によって得られた飽和ポリエステルは、数平
均分子量が約7000〜約50000の高分子量飽和ポ
リエステルである。
本発明においては、この高分子量飽和ポリエステルを解
重合したものを用いる。解重合は、この高分子量飽和ポ
リエステルに、該ポリエステル中の酸成分に対し0.0
05〜5モル%のポリオールを添加し、温度210〜2
80℃で加熱、混合することにより達成できる。
そしてこの解重合反応により、数平均分子量が6000
〜12000の解重合飽和ポリエステル(X)を得るよ
うにする。数平均分子量が6000未満では、塗膜の柔
軟性が損われて高度の折り曲げ加工や深絞りに充分には
耐えられず、数平均分子量が12000を越えるときは
、ハイソリッド化などの点で所期の目的を充分には達成
できない。
L記の解重合の際に用いるポリオールとしては、エチレ
ンクリコール、ジエチレングリコール、トリエチレング
リコール、1.2−または1.3−プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、ネオペンチルグリコール
、1,3−14−または2,3−ブチレングリコール、
1.5−ベンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール
、2−エチル−1,3−ヘキサンジオールなどのグリコ
ール、グリセリン、トリメチロールプロパン、トリメチ
ロールエタン、ペンタエリスリトール、1,3.6−ヘ
キサンジオールなどの3価以りの多価アルコールが用い
られる。これらは単独でまたは2種以−ヒを併用するこ
とができる。しかしながら、解重合の効率を考慮して、
通常は3価以りの多価アルコールを用いるか、これに少
量のグリコールを併用することが多い。
くアルキルエーテル化ホルムアルデヒド樹脂(Y)) アルキルエーテル化ホルムアルデヒド樹脂(Y)として
は、メラミン系化合物が有用である。
メラミン系化合物としては、メラミンおよびその誘導体
、たとえばヘキサメチロールメラミンのような遊離アミ
ン基の大部分の水素をメチロール基で置換したもの、お
よび炭素数が1〜6のアルコキシメチルメラミン、すな
わち−ヒ記へキサメチロールメラミンの大部分のメチロ
ール基をアルコキシ化したもの、たとえばヘキサメトキ
シメチルメラミン、ヘキサエトキシメチルメラミン、ヘ
キサプロポキシメチルメラミン、ヘキサブトキシメチル
メラミン、ヘキサペンチルオキシメチルメラミン、ヘキ
サヘキシルオキシメチルメラミンあるいはこれらを2種
を組み1合わせた混合エーテル化メラミンがあげられる
アルコキシメチルメラミンは、たとえばヘキサメトキシ
メチルメラミンの場合、メラミンとホルムアルデヒドを
反応させて得られるヘキサメチロールメラミンをメタノ
ールでエーテル化し、さらにその大部分がメトキシメチ
ル基になったものである。
なお以上のほかに、メチロール化ベンゾグアナミンのメ
チルエーテル化物やブチルエーテル化物なども同様に使
用することができる。
アルキルエーテル化ホルムアルデヒド樹脂(Y)は、そ
れぞれ単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いて
もよい。
(配合割合〉 解重合飽和ポリエステル(X)ioo重量部に対するア
ルキルエーテル化ホルムアルデヒド樹脂(Y)の配合割
合は、5〜45重量%、特に10〜35重量%とするこ
とが望ましい。アルキルエーテル化ホルムアルデヒド樹
脂(Y)の配合割合が余りに少ないと、塗膜の耐溶剤性
や耐汚染性が低下し、一方その配合割合が余りに多いと
、塗膜が硬くなりすぎて、ブレス加T詩の高度の折り曲
げや深絞りに耐えられなくなる。
〈塗装方法) 本発明の塗料組成物は、上述の解重合飽和ポリエステル
(X)とアルキルエーテル化ホルムアルデヒド樹脂(Y
)との配合物からなるが、鋼板への塗装に際しては、溶
媒としてトルエン、キシレン、メチルエチルケトン、メ
チルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、イソホロン
、メチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、セロソルブア
セテート、ブチルセロソルブアセテート、カルピトール
、エチルカルピトールアセテ−1・、ブチルカルピトー
ルアセテート、メタノール、インプロパツール、ブタノ
ール、オクタツール、ジアセトンアルコール、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、石油エーテル、石油ナフサなどの溶剤
に適当濃度に溶解して用いる。
またこの際には、体質顔料または着色顔料、すなわち、
炭酸カルシウム、カオリン、クレー、アルミナ、シリカ
、酸化チタン、タルク、硫酸バリウム、リトポン、マイ
カ、石膏、パーライト、ドロマイト等の充填剤、ベンガ
ラ、マンガンブルーーボンブラック、鉄黒、ウルトラマ
リンブルー、クロームイエロー、クロームグリーン、ア
ニリンブラック、シアニンブルー、フタロシアニンブル
ー、キナクリドンレッド等の着色剤を配合するのが通常
である。
そのほか、塗料に一般的に用いられる添加剤、たとえば
、レベリング剤(シリコーン、セルロースアセテートブ
チレート等)、硬化触媒(p −1ルエンスルホン酸お
よびその塩、リン酸モノアルキルエステル、メラミン樹
脂用硬化触媒等)などを必要に応じて配合する。
塗装方法としては、スプレーコート法、ロールコート法
、フローコート法、静電塗装法、電着塗装法、浸漬塗装
法など種々の方法が採用される。
作用および発明の効果 本発明のPCM用塗料組成物は、従来のそれに比し、P
CM用塗料としての要求特性(プレス加工時の曲げ加工
性、鋼板との密着性、耐湿性、耐溶剤性)をバランス良
く備えている。
また、構成成分としてダイマー酸と、スルホン酸金属塩
基含有ジカルボン酸(またはそのエステル)またはスル
ホン酸金属塩基含有グリコールとを導入したため、顔料
分散性がすぐれているという効果も奏する。さらに、−
上記成分の反応により得られた高分子量飽和ポリエステ
ル樹脂を数平均分子量が6000〜12000になるま
で解重合しているため、上記諸特性を損なうことなくハ
イソリッド化が可能となり、厚膜塗工が容易になるとい
う効果も奏する。
このように本発明の塗料は、PCM用塗料として要求さ
れる特質を兼ね備えている。
実  施  例 次に実施例をあげて本発明をさらに説°明する。
以下「部」、「%」とあるのは1反射光沢(%)および
光沢保持率(%)を除き、重量基準で表わしたものであ
る。
〈解重合飽和ポリエステル(X)の製造〉製造例1 攪拌機1.精留塔、窒素導入管、真空装置および温度計
を備えた反応容器に、テレフタル酸199.4部、イソ
フタル酸99.7部、セバシン酸182.0部、エチレ
ングリコール242.1部、ネオペンチルグリコール6
2.5部、ダイマー酸(播磨化成工業株式会社製、ハリ
ダイマー# 300) 43.8部、スルホイソフタル
酸ジメチルエステルNa塩6,7部、および反応触媒と
してのモロ−ブチルスズオキサ410.2部と三酸化ア
ンチモン0.3部とを仕込み、150℃から220℃ま
で5時間かけてエステル化反応を行った。次に30分か
けて1 nusHgまで減圧し、さらにQ、l 〜Q、
8mmHHの減圧下230〜250℃で2時間重縮合反
応を行った。
その後、反応系を窒素ガスで常圧に戻し、トリメチロー
ルプロパン8.4部を仕込んで、230〜240℃で2
時間、解重合反応を行った。
これにより、淡黄色透明の解重合飽和ポリエステル樹脂
が得られた。
この解重合飽和ポリエステル樹脂の組成をNMR1原子
吸光、ガスクロマトグラフィーなどにより解析した。ま
たGPC(ゲルパーミェーションクロマトグラフィー)
により分子量を測定した。
結果を第1表に示す。
製造例2〜7 製造例1に準じて、第1表に示した組成および分子量を
有する解重合飽和ポリエステルを製造した。
比較製造例1〜3 製造例1に準じて、第1表に示した組成および分子量を
有する解重合飽和ポリエステルを製造した。また解重合
を行わない高分子量飽和ポリエステルも製造した。結果
を第1表に併せて示す。
比較製造例1はダイマー酸およびスルホイソフタル酸ジ
メチルエステルNa塩の双方を欠く場合、比較製造例2
はダイマー酸を欠く場合、比較製造例3は解重合を行わ
ない場合である。
第1表の略号の意味は次の通りであり、表中の組成の単
位は「モル」である。
酸成分 子PAは、テレフタル酸 IPAは、イソフタル酸 SbAは、セバシン酸 DA  は、ダイマー酸 H−DAは、水添ダイマー酸 SIPMJi、スルホイソフタル酸ジメチルエステルの
Na塩 グリコール成分 ECは、エチレングリコール NPCは、ネオペンチルグリコール S−1,48Gは、スルホ−1,4−ブタンジオールの
Na塩 解重合 TPMは、トリメチロールプロパンで解重合PE  は
、ペンタエリスリトールで解重合分子量 Mn  は、数平均分子量 i は、重量平均分子量 Mw/Mnは、両者の比 (塗料の調製〉 実施例1〜7、比較例1〜3 上記で搏た飽和ポリエステルをシクロヘキサノン/イソ
ホロン/ツルペッツ#150(エッソスタンダードオイ
ル社製の芳香族系溶剤)の重量比で50/20/30の
混合溶媒に溶解して樹脂分40%の溶液とし、この溶液
を用いて下記の処方で各成分を混合し、デイスパー中で
1時間分散混練して、PCM用塗料組成物(白エナメル
塗料および黒エナメル塗料)を調製した。
上記白エナメル塗料処方において、二酸化チタン50部
に代えてカーボンブラック(三菱化成株式会社製のMA
loo)4部を用いたもの。
〈塗工試験) r  ゛ ノ) 上記の白エナメル塗料100部と黒エナメル塗料)24
部をデイスパーで1分間混合して灰色塗料を作成した。
この灰色塗料をその作成直後にバーコーターを用いて厚
さ0.3mmのブリキ板上に乾燥膜厚が17〜20 g
mとなるように塗工し、すぐにラビングテストを行った
後、180℃で焼付けて塗板1とした。
また、゛この灰色塗料を50℃で5日間貯蔵した後、上
記と同様にして塗工を行い、塗板2とした。
塗Jし物1」L1月 上記の白°エナメル塗料を厚さ0.3■のリン酸亜鉛処
理軟鋼板(日本テストパネル会社製のボンデ#144処
理板)上に乾燥膜厚が17〜21JLmとなるようにリ
バースコーターを用いて塗工し、軟鋼板の最終到達温度
が220℃になるように90秒間熱風乾燥機で焼付けを
行った。
〈評価〉 上記の塗料組成物および得られた塗装鋼板(PCM)に
つき、下記に述べる方法により顔料分散性の評価、不揮
発分の測定および塗膜物性の測定を行った。結果を後の
第2表に示す。
綴丘圀上上 ■ 塗板1および塗板2のラビングテスト部分の色分れ
の程度を目視判定した。
■ 塗板1および塗板2の色差計による色差(Lab値
より次式で与えられる色差ΔE)を測定し、色差ΔEの
小なるものを顔料分散性良好と判定した。
ΔE = (L+ −LZ)” ” (a+ −aZ)
” ” (b+ −b2)2フオードカツプ#4で測定
した粘度(20℃)が60秒となるときの塗料の不揮発
分を求めた。
なお稀釈はイソホロンで行った。
ルE 60°−60°反射光沢を測定した。
糺1蔑渡 塗装鋼板の塗面を、JIS  S−6006に規定され
た高級鉛筆を用いてJIS  K−5400に帛じて測
定した。
加圧  T 番 げ 工 ) 2φマンドレル程度に折り曲げた折り曲げ部に、試験片
と同じ厚さの軟鋼板をはさみ、万力を使って最終はさみ
曲げを行い、折り曲げ部にクラックの入らないまでには
さんだ板の枚数で加工性を評価した。n枚の場合をnT
と表わした。
虻先之三二基上 塗面を20℃でキジロールをしみこませたガーゼで10
0回ラッピングし、塗面状態を観察した。
耐」シ(牲 沸騰水に2時間浸漬した後、60°−60°反射光沢を
測定し、沸騰水浸漬前に対する光沢保持率(%)で表わ
した。
特許出願人 日本合成化学工業株式会社−手続者tj 
TF書 (自発) 1、事件の表示 昭和63年特許fi1i第178758号住所大阪市北
区野崎町9番6号 名 称 (410) B本合成化学T業株式会社代表者
 大 橋 雅 4、代理人  〒533 住 所 大阪市東淀用区東中島1丁目19番11号大城
ビル      (電話06−323−0038番)氏
名 (8788)弁理士大石征部 5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、芳香族ジカルボン酸(またはそのエステル)を必須
    成分とする酸成分とグリコール成分とからなり、芳香族
    ジカルボン酸(またはそのエステル)以外の酸成分の少
    なくとも一部がダイマー酸であり、かつ芳香族ジカルボ
    ン酸(またはそのエステル)以外の酸成分の一部または
    グリコール成分の少なくとも一部がスルホン酸金属塩基
    を含有するジカルボン酸(またはそのエステル)または
    スルホン酸金属塩基を含有するグリコールである高分子
    量飽和ポリエステルのポリオールによる解重合物である
    数平均分子量6000〜12000の解重合飽和ポリエ
    ステル(X)と、アルキルエーテル化ホルムアルデヒド
    樹脂(Y)とからなる塗装鋼板用塗料組成物。 2、解重合飽和ポリエステル(X)中の酸成分に占める
    ダイマー酸の割合が0.1〜50モル%である請求項1
    記載の組成物。 3、解重合飽和ポリエステル(X)中の酸成分またはグ
    リコール成分に占めるスルホン酸金属塩基を含有するジ
    カルボン酸(またはそのエステル)またはスルホン酸金
    属塩基を含有するグリコールの割合が0.1〜5モル%
    である請求項1記載の組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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