JPH0236223B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0236223B2
JPH0236223B2 JP57149917A JP14991782A JPH0236223B2 JP H0236223 B2 JPH0236223 B2 JP H0236223B2 JP 57149917 A JP57149917 A JP 57149917A JP 14991782 A JP14991782 A JP 14991782A JP H0236223 B2 JPH0236223 B2 JP H0236223B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antioxidant
sage
oil
rosemary
proline
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57149917A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5939279A (ja
Inventor
Kazuo Kaneko
Satoru Shiraishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T Hasegawa Co Ltd
Original Assignee
T Hasegawa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by T Hasegawa Co Ltd filed Critical T Hasegawa Co Ltd
Priority to JP57149917A priority Critical patent/JPS5939279A/ja
Publication of JPS5939279A publication Critical patent/JPS5939279A/ja
Publication of JPH0236223B2 publication Critical patent/JPH0236223B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Edible Oils And Fats (AREA)
  • Noodles (AREA)
  • Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は油脂性食品の酸化による不都合な変質
変化を効果的に防止できる油脂性食品の酸化防止
方法に関し、とくに、油脂性食品に、プロリンも
しくはプロリンのアルコール溶液及びローズマリ
ー及び/又はセージの天然源抗酸化成分の両者を
添加することにより、改善された且つ相剰的効果
を発揮できる油脂性食品の酸化防止方法に関す
る。 従来油脂或いは油脂含有飲食品の酸化防止方法
としては、ブチルヒドロキシ・アニソール
(BHA)、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、
ノルジヒドログアヤレチツク酸(NDGA)、没食
子酸エステルの如き合成の抗酸化剤が使用されて
きたが、近年その安全性に凝問がもたれるように
なり、これに代るより安全性の高い天然の抗酸化
剤が種々検討されている。かかる天然の抗酸化剤
の利用としては、例えば天然ビタミンE、γ―オ
リザノール、ケルセチン、セザモール、セザモリ
ン、没食子酸、ルチン、及びハーブ系香辛料抽出
物の利用など多数の提案がなされ、これらのうち
幾つかのものは、既に実用に供されている。 しかし乍ら上記の如き天然の抗酸化剤は、経済
性、供給安定性及び抗酸化効果のどどの面からみ
ても必ずしも満足できるものではなかつた。更に
上記例示した如き合成及び天然の抗酸化剤は全て
脂溶性であるから、予め油脂に溶解しなければ、
酸化防止効果を充分に発揮させることができな
い。従つて水を媒体とする食品中に存在する油脂
の酸化を防止することは困難であつた。かかる欠
点を改善する方法として例えば、前記の如き天然
の抗酸化性物質に食品用乳化剤を添加して、分散
性を改善する幾つかの提案がなされている(特公
昭56−16196、特開昭55−89383、特開昭56−
32982)。しかしながら、上記例示の如き提案によ
つても抗酸化剤は分散されるにとどまり、その抗
酸化性改善効果には限度がある不利益があつた。
更に、アミノ酸類を酸化防止剤のシネルギストと
して利用する提案が知られている。例えばフラボ
ノイド類のシネルギストとしてメチオニン、トリ
プトフアン及びヒスチジンの如きアミノ酸を利用
する提案(特開昭55−54883)、或いは、ビタミン
Eと乳化剤の混合系に、更にシネルギストとして
アラニン、グリシン、ロイシン、セリン、バリ
ン、スレオニン及びイソロイシンの如きアミノ酸
を配合する提案(特開昭55−19048)が知られて
いる。 本発明者等は、前述の如き合成もしくは天然の
従来抗酸化剤の欠点乃至不利益を克服でき、食品
に完全に溶解し、油脂に対しても相溶性のある抗
酸化性物質を種々検索した結果、プロリンとロー
ズマリー及び/又はセージの天然源抗酸化成分の
両者を、油脂性食品に添加することによつて前記
の如き欠点乃至不利益を完全に解決して、特異的
に油脂性食品に対して優れた抗酸化効果を賦与で
き且つ従来提案されている天然抗酸化剤に比較
し、著しく酸化防止効果の大きいことを発見し
た。 従つて、本発明の目的は改善された油脂性食品
の酸化防止方法を提案するにある。 本発明の上記目的及び更に多くの他の目的及び
利点は以下の説明から一層明らかとなるであろ
う。 本発明で用いるプロリンとしては、例えば、ゼ
ラチン、カゼイン、グリアジン及びツエインの如
き蛋白質の加水分解物をイオン交換樹脂で処理
し、中性アミノ酸区分をピクリン酸またはライネ
ツケ塩で処理して得られるL―プロリン、或いは
醗酵法などによつて得られる天然のL―プロリン
を例示することができる。更には、L―オルニチ
ン又はL―グルタミン酸を原料とする合成法等に
よつて得られるL―プロリンのほか、DL―プロ
リン、D―プロリン等を例示することがきるが、
殊に天然物由来のL―プロリンを好ましく例示す
ることができる。 本発明方法の実施に際しては、油脂性食品もし
くはその製造工程の任意の段階に於て、プロリン
もしくはプロリンのアルコール溶液及びローズマ
リー及び/又はセージの天然源抗酸化剤を添加す
ることにより、油脂性食品の酸化を防止すること
ができる。 上記プロリンのアルコール溶液におけるアルコ
ールの例としては、エタノール、プロピレングリ
コール、グリセリン、D―ソルビツト、これらの
任意の混合物、これらの含水物、これらの少なく
とも一種と中鎖脂肪酸のトリグリセリドの如きト
リグリグリセリド類との混合物及び該トリグリセ
リド類単独など広義の体内摂取可能なアルコール
類を例示することができる。溶解性及び取扱いの
点からエタノールとくに含水エタノールの利用が
好ましい。 本発明方法に於ては、プロリンとローズマリー
及び/又はセージの天然源抗酸化を併用すること
により、優れた相剰的抗酸化効果を達成すること
ができる。このようなローズマリー及び/又はセ
ージの天然源抗酸化成分は、種々の該抗酸化成分
含有材料から、溶媒抽出処理、吸着剤処理、蒸留
処理その他の分離単位手段を利用して採取するこ
とができる。 利用するローズマリー及び/又はセージの抗酸
化成分含有材料としては、例えば、ローズマリー
及び/又はセージの乾燥物、微粉砕物;それらに
水蒸気蒸留その他の処理を施して精油を採取した
残りの精油採取残渣;これら材料を、たとえば、
n―ペンタン、イソペンタン、石油エーテル、リ
グロイン、n―ヘキサン、メチレンクロライド、
エチレンジクロライド、エチルエーテル、アセト
ン、酢酸メチル、酢酸エチル、メタノール、エタ
ノール、n―プロパノール、イソプロパノール、
n―ブタノール、これらの複数種の混合物などの
有機溶媒で抽出し、抽出液から溶媒を除去して、
たとえば大気圧乃至減圧条件下に留去して得られ
るオレオレジンやその抽出残渣;などを挙げるこ
とができる。 ローズマリー及び/又はセージの天然源抗酸化
成分は、例えば、上記例示の如き該抗酸化成分含
有材料を有機溶媒で抽出処理した抽出物として得
ることができ、更に脱色処理、脱臭処理などを施
すことができる。 上記抽出処理に用いる有機溶媒の例としては、
例えば、メタノール、エタノール、n―プロピル
アルコール、イソプロピルアルコール、アセト
ン、プロピレングリコール、グリセリン、酢酸エ
チル等の極性溶剤、あるいは例えば、n―ペンタ
ン、n―ヘキサン、シクロヘキサン、石油エーテ
ル、リグロイン、四塩化炭素、メチレンクロライ
ド、エチレンジクロライド、ベンゼン、トルエン
等の非極性溶剤あるいはこれらの複数種の混合物
を例示することができるが、エタノールで抽出す
ることが特に好ましい。 更に上述の極性溶剤は含水系、例えば水分含有
率約10〜約50%の含水溶剤の形で用いることもで
きる。 抽出操作及び抽出条件は種々選択できるが、例
えばローズマリー及び/又はセージの抗酸化成分
含有材料に約0.2〜約50倍重量の極性溶剤あるい
は非極性溶剤を添加し、室温乃至使用溶剤の沸点
温度で、たとえば約5分〜約24時間、静置もしく
は撹拌して行うことができる。抽出処理はバツチ
方式でも連続方式でも実施でき、たとえば、ロー
ズマリー及び又はセージの粉砕物、もしくはその
精油採取残渣の粉砕物乃至細断物の如き抗酸化成
分含有材料を、抽出カラムに詰めて、該カラムの
上部もしくは下部より有機溶媒たとえばアルコー
ル類を連続的に送入してカラム抽出するカラム抽
出方式を例示することができる。 このようにして抽出操作を行つたのち、例えば
遠心分離、過、圧搾その他の固液分離手段を利
用して不溶性固形物残渣を除去することにより、
ローズマリー及び/又はセージの天然源抗酸化成
分を含有した抽出液を得ることができる。必要な
らば、不溶性固形分抽出残渣に更に極性溶剤ある
いは非極性溶剤を添加して同様の操作をくり返
し、抽出することもできる。 本発明においては、ローズマリー及び/又はセ
ージから上記例示の如き方法で得られた抽出液を
濃縮して、溶媒を除去することにより得られるロ
ーズマリー及び/又はセージの天然源抗酸化成分
含有濃縮物を利用することができる。更には、上
記方法によつて得られた抽出液は、活性炭、活性
アルミナ、シリカゲル、ベントナイト、酸性白
土、あるいはケイソウ土の如き吸着剤を用いて脱
色処理後、濃縮することが望ましい。また更に
は、上記の如き方法によつて得られた濃縮物を水
蒸気蒸留その他の手段で脱臭処理して用いてもよ
い。 本発明で用いるローズマリー及び/又はセージ
の天然源抗酸化成分は、前述のようにして、該抗
酸化成分含有材料から抽出採取することがきる
が、同一出願人の出願に係わる優れた無色、無臭
のローズマリー及び/又はセージの抗酸化成分の
製法を利用して得られる抗酸化成分の利用が好ま
しい。 例えば、同一出願人の出願に係わる発明の名称
“天然源抗酸化成分の製法”に詳しく開示された
製法で得られる抗酸化成分を挙げることができる
出願:昭和57年5月8日(特願昭57−075988号)
(特開昭58−194973号)。 この提案の製法によれば、例えば、ローズマリ
ー及び/又はセージ、その精油採取残渣、そのオ
レオレジンからえらばれたローズマリー及び/又
はセージの抗酸化成分含有材料をアルコール類で
抽出して得られた抽出液;又は該材料をアルコー
ル類以外の有機溶媒で抽出して得られた抽出液か
ら有機溶媒を除去し、これをアルコール類に溶解
した溶液;などの前記例示の如きローズマリー及
び/又はセージの抗酸化成分含有アルコール溶液
を、固体吸着剤処理及び陽イオン交換樹脂処理す
ることによつて、優れた品質のローズマリー及
び/又はセージの天然源抗酸化成分を得ることが
できる。 他の製法による天然源抗酸化成分として、同一
出願人の出願に係わる発明の名称“天然源抗酸化
成分の製造方法”に詳しく開示された製法で得ら
れる抗酸化成分を挙げることができる出願:昭和
57年5月8日(特願昭57−075989号)(特開昭58
−194974号)。 この提案の製法によれば、前提案について例示
したと同様なローズマリー及び/又はセージの抗
酸化成分含有アルコール溶液を、アルコール濃度
約80重量%以下のアルカリ性含水アルコール溶液
となし、該溶液を多孔性樹脂吸着剤で処理し、得
られた処理液を酸性にして形成される固形分を採
取することによつて、優れた品質のローズマリー
及び/又はセージの天然源抗酸化成分を得ること
ができる。この製法に於ては、上記アルカリ性含
水アルコール溶液となす前に、該抗酸化成分含有
アルコール溶液を、固体吸着剤処理及び/又は陽
イオン交換樹脂処理することができる。 更に他の製法による抗酸化成分として、同一出
願人の出願に係わる発明の名称“天然源抗酸化成
分を製造する方法”に詳しく開示された製法で得
られる抗酸化成分を挙げることができる出願:昭
和57年5月8日(特願昭57−075990号)(特開昭
58−194975号)。 この提案の製造によれば、例えばローズマリー
及び/又はセージ、その精油採取残渣、そのオレ
オレジンからえらばれたローズマリー及び/又は
セージの抗酸化成分含有材料の如きローズマリー
及び/又はセージの抗酸化成分含有材料を、固体
吸着剤の存在下に、既に例示したような有機溶媒
で抽出処理することによつて、優れた品質の天然
源抗酸化成分を得ることができる。この態様に於
ては、有機溶媒としてアルコール類を用い、該ア
ルコール類で抽出処理して得られた処理液を陽イ
オン交換樹脂処理することがきる。 又更に、同一出願人の出願に係わる発明の名称
“天然源抗酸化成分の抽出法”に詳しく開示され
た製法で得られるローズマリー及び/又はセージ
の天然源抗酸化成分も利用できる出願:昭和57年
5月8日(特願昭57−075991号)(特開昭58−
194976号)。 この提案の製法によれば、ローズマリー及び/
又はセージの抗酸化成分含有材料を、加圧条件下
に約90℃〜約180℃で既に例示したような有機溶
媒抽出処理し、処理液を採取することによつて、
優れた品質の天然源抗酸化成分を得ることができ
る。該有機溶媒はすでに例示したような極性有機
溶媒もしくはその含水物であることができ、又、
該抽出処理を不活性ガス雰囲気下で行うことがで
きる。 又更に、同一出願人の出願に係わる発明の名称
“抗酸化液剤”(特願昭57−91281号、昭和57年5
月31日出願)(特開昭58−208383号)に詳しく開
示された製法で得られるローズマリー及び/又は
セージの天然源抗酸化成分を、C6〜C12の飽和の
脂肪酸グリセリドの少なくとも一種に溶解するこ
とによつて得られた抗酸化液剤も利用できる。こ
の提案によれば、前記の如き同一出願人に係る発
明(特願昭57−075988号、同57−075989号、同57
−075990号、同57−075991号)によつて得られた
ローズマリー及び/又はセージ天然源抗酸化成分
をC6〜C12飽和脂肪酸トリグリセリド或いは該ト
リグリセリドとアルコール類の混合物に溶解する
ことにより該天然源抗酸化成分を高濃度に溶解せ
しめた液剤として得ることができる。 本発明方法によれば、以上に述べたような、プ
ロリンもしくはプロリンのアルコール溶液とロー
ズマリー及び/又はセージの天然源抗酸化成分の
両者を、油脂性食品に添加することによつて、優
れた酸化防止効果を達成することができる。これ
らの添加の時期は適宜に選択でき、油脂性食品原
料、油脂性食品製造工程及び油脂性食品製造後の
任意の時期に添加することができる。 本発明に於て油脂性食品は、最も広義に、油脂
類(精油類を包含する)及びそれらを含有する体
内摂取可能な食品類(嗜好品、調味料類、保健・
滋養強壮剤類を包含する)と定義される。このよ
うな油脂類及び食品類を包含する油脂性食品の例
としては、例えば、以下の如き油脂性食品を例示
することができる。例えば、ラード、ヘツド、チ
キンオイル、タロー、乳脂、魚油、肝油、などの
動物性油脂、サフラワー油、大豆油、コーン油、
菜種油、ごま油、やし油、綿実油、ひまわり油、
落花生油、パーム油、パーム核油、コーヒー油、
米油、などの植物性油脂;バター、チーズ、マー
ガリン、シヨートニング、マヨネーズ、ドレツシ
ング、などの油脂性食品;ハム、ソーセージ、ベ
ーコン、コンビーフ、畜肉缶詰などの畜肉加工食
品;かまぼこ、魚肉ソーセージ、干魚、などの水
産加工食品;その他揚麺類、揚菓子類、焼肉た
れ、乳飲料、清涼飲料などの如き飲食品類、更に
は錠剤、液状経口薬、粉末状経口薬などの如き油
脂含有保健医薬品;レモン油、ライム油、グレー
プフルーツ油なの天然精油を例示することができ
る。 本発明方法の実施に際して、プロリンもしくは
プロリンのアルコール溶液及びローズマリー及
び/又はセージの天然源抗酸化成分の両者を添加
するほかに、所望により、他の添加剤を添加併用
することができる。このような添加剤としては、
天然抗酸化剤、例えばビタミンE、オリザノー
ル、フイチン酸、、レシチン及びルチン、ケルセ
チン、ナリンゲニン、ゴシペチンなどのフラボノ
イド類、これらの混合物など;シネルギスト、例
えばクエン酸、L―アスコルビン酸、及びグリシ
ン、アラニン、セリン、バリン、ロイシン、スレ
オニン、イソロイシン、メチオニン、トリプトフ
アン、ヒスチジン、リジン、アルギニン、グルタ
ミン酸、アスパラギン酸の如きアミノ酸類及びこ
れらの混合物などを例示することができる。 本発明方法の実施に際して、プロリンもしくは
プロリンのアルコール溶液(プロリンとして)及
びローズマリー及び/又はセージの天然源抗酸化
成分、の添加量は比較的少量で充分であり、適宜
に選択することができる。例えば、油脂性食品に
対して約0.0001〜約5重量%程度の添加量を例示
でき、より好ましくは約0.001〜約2重量%の添
加量を例示することができる。又、ローズマリー
及び/又はセージの天然源抗酸化成分とプロリン
の併用割合は任意に選択することができるが、例
えば、約1:100〜約100:1を例示することがで
き、更に好ましくは約1:10〜約10:1を例示す
ることができる。 以下実施例により本発明方法実施の数態様につ
いて更に詳しく例示する。 比較例 1 L―プロリン10gを95%エタノール30gに加
え、30℃に加温溶解し、L―プロリンの25%エタ
ノール溶液を調製した。次いで、このアルコール
溶液をラードに0.08%(L―プロリンとして0.02
%)添加し試験用試料を調製した(比較品No.1)。 実施例 1 セージ粉末100gに95%エタノール500gを加え
て、約75℃で2時間攪拌した。次いで遠心分離に
よつて不溶性固形物を分離、除去して抗酸化成分
含有アルコール溶液を得た。次いでこの溶液に活
性炭5gを添加した室温にて約30分間攪拌後濾紙
濾過し、次いで得られた活性炭処理液を予めエタ
ノールに浸漬した強酸性陽イオン交換樹脂(商品
名ダウエツクス50W)200mlを充填したガラスカ
ラム(直径4cm、高さ20cm)上部から滴下してイ
オン交換樹脂処理液490gを得た。 次いで上記処理液を常圧下約80℃で約50gに濃
縮し、これに約85゜−90℃の熱水300gを加えて10
分間混合攪拌した後濾紙濾過して水不溶性固形物
を採取し、50〜60℃/0.4〜0.02mmHgにて真空乾
燥して無色、無味、無臭の抗酸化性成分濃縮物
7.8gを得た。次いで該濃縮物1gを95%エタノ
ール100gに溶解し、セージ抗酸化成分の1%エ
タノール溶液を調製した。ラードに対し、該アル
コール溶液を1%(セージの抗酸化成分として
0.01%)と比較例1で用いたプロリンの25%エタ
ノール溶液を0.04%(プロリンとして0.01%)と
を添加した試料を調製した(本発明品No.1) 比較例 2及び3 同様に、比較のために前記セージ抗酸化成分の
1%エタノール溶液をラードに2%(抗酸化成分
として0.02%)添加品(比較品No.2)及び、トコ
フエロールミツクス(エーザイ(株)天然ビタミン
E)の50%エタノール溶液0.04%(トコフエロー
ルミツクスとして0.02%)添加品(比較品No.3)
を調製し、これらの試料を抗酸化剤無添加のラー
ドをコントロールとして、AOM法による抗酸化
力の比較を行つた。即ち、上記試料20mlを試験管
に入れ、97.8℃にて毎分2.33mlの空気を吹き込
み、POV(過酸化物価)が30meq/Kgに達するま
での時間を測定した。 結果を第1表に示す。
【表】 比較例 4 L―プロリン1gを95%エタノール49gに溶解
し、プロリンの2%エタノール溶液を調製し、次
いでこの溶液を、パーム油に1重量%(L―プロ
リンとして0.02%)添加し、試験用試料を調製し
た(比較品No.4)。 実施例 2 同様にパーム油に対し、上記プロリンの2%エ
タノール溶液を0.5重量%(プロリンとして0.01
%)と、実施例1で用いたセージ抗酸化成分の1
%エタノール溶液を1重量%(セージ抗酸化成分
として、0.01%)とを添加した試料を調製した
(本発明品No.2)。 比較例 5及び6 更に比較のため、上記セージ抗酸化成分1%エ
タノール溶液を単独でパーム油に2重量%(セー
ジ抗酸化成分として0.02%)添加試料(比較品No.
5)及びトコフエロールミツクスの2%エタノー
ル溶液をパーム油に1重量%(トコフエロールと
して0.02%)添加試料(比較品No.6)を調製し、
これらの試料を抗酸化剤無添加のパーム油をコン
トロールとして、実施例1と同様にAOM法によ
る試験を実施した。結果を第2表に示した。
【表】
【表】 第1表及び第2表に示した如く、本発明品はラ
ード及びパーム油に対する酸化防止効果が顕著で
あり、トコフエロールに比較しても著しく優れて
いた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 油脂性食品に、プロリンもしくはプロリンの
    アルコール溶液及びローズマリー及び/又はセー
    ジの天然源抗酸化成分の両者を添加することを特
    徴とする油脂性食品の酸化防止方法。
JP57149917A 1982-08-31 1982-08-31 油脂性食品の酸化防止方法 Granted JPS5939279A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57149917A JPS5939279A (ja) 1982-08-31 1982-08-31 油脂性食品の酸化防止方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57149917A JPS5939279A (ja) 1982-08-31 1982-08-31 油脂性食品の酸化防止方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5939279A JPS5939279A (ja) 1984-03-03
JPH0236223B2 true JPH0236223B2 (ja) 1990-08-16

Family

ID=15485407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57149917A Granted JPS5939279A (ja) 1982-08-31 1982-08-31 油脂性食品の酸化防止方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5939279A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0490611A (ja) * 1990-08-03 1992-03-24 Murata Mfg Co Ltd 電子部品

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105595298A (zh) * 2010-10-25 2016-05-25 Mc食品科技株式会社 风味改良剂
CN104363772B (zh) * 2012-05-01 2019-02-12 Mc食品科技株式会社 风味改良剂
CN112998133B (zh) * 2021-02-24 2022-08-23 中国科学院上海药物研究所 一种植物精油氨基酸组合物及其制备方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58183796A (ja) * 1982-04-21 1983-10-27 協和醗酵工業株式会社 油脂の酸化防止剤及び酸化防止法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0490611A (ja) * 1990-08-03 1992-03-24 Murata Mfg Co Ltd 電子部品

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5939279A (ja) 1984-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7166311B2 (en) Process for producing fat composition containing hydrophobic components of glycyrrhiza
CA1320948C (en) Separation of sterols from lipids
JP7129723B2 (ja) 高度不飽和脂肪酸のトリグリセリドを含む組成物
US10844317B2 (en) Lipid composition and method for producing same
EP3290499B1 (en) Method for manufacturing long chain polyunsaturated fatty acid-containing fat
AU9178191A (en) Composition of natural antioxidants for the stabilization of polyunsaturated oils
WO2010010364A2 (en) Process for the purification of oils
Oterhals et al. Impact of extraction, refining and concentration stages on the stability of fish oil
US5468511A (en) Method for removal of cholesterol and fat from liquid egg yolk with recovery of free cholesterol as a by-product
RU2197109C1 (ru) Пищевой структурообразователь
JPH0236223B2 (ja)
JPH0488963A (ja) 機能性健康食品及び飼料
RU2420213C1 (ru) Комплексная переработка печени рыб семейства тресковых
JP3222314B2 (ja) 高度不飽和脂肪酸含有油脂粉末の製造方法
JPH0144233B2 (ja)
JPH0144231B2 (ja)
EP2018812A1 (en) Fish meal with inhibited oxidation and process for producing the same
JPH03293001A (ja) 天然源抗酸化成分の脱臭方法
JPH0453895A (ja) 天然抗酸化剤の製造法
JPH0256392B2 (ja)
JPH0144230B2 (ja)
JPH0216794B2 (ja)
JPS6170958A (ja) Epa強化食品
JPS58194976A (ja) 天然源抗酸化成分の抽出法
JP2017176123A (ja) 生鮮魚肉加工食品用の魚由来成分含有植物油脂、油脂組成物、生鮮魚肉加工食品および酢飯食品