JPH023788B2 - - Google Patents

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JPH023788B2
JPH023788B2 JP6593080A JP6593080A JPH023788B2 JP H023788 B2 JPH023788 B2 JP H023788B2 JP 6593080 A JP6593080 A JP 6593080A JP 6593080 A JP6593080 A JP 6593080A JP H023788 B2 JPH023788 B2 JP H023788B2
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JP
Japan
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acid
mmol
general formula
amino acids
yield
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Expired
Application number
JP6593080A
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English (en)
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JPS56164173A (en
Inventor
Iwao Oshima
Takamasa Fuchigami
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Sagami Chemical Research Institute
Original Assignee
Sagami Chemical Research Institute
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Publication date
Application filed by Sagami Chemical Research Institute filed Critical Sagami Chemical Research Institute
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式 (式中、Rfはペルフルオロアルキル基であり、
Rは置換又は無置換のアルキル基又は芳香族基で
ある。)で表わされるアズラクトン誘導体に関す
る。
本発明の前記一般式()で表わされるアズラ
クトン誘導体は新規化合物であるが、このものは
還元加水分解を行うことにより、4−ペルフルオ
ロアルキルノルバリンに導くことができる(下記
参考例参照)。4−ペルフルオロアルキルノルバ
リンのうち、4−トリフルオロメチルノルバリン
は抗菌剤として有用であることが知られている。
現在、4−トリフルオロメチルノルバリンを筆頭
に含フツ素アミノ酸には特異な生物活性を示すも
のがいくつも見出されており、それに伴つて含フ
ツ素アミノ酸の合成法の開発が行われている。中
でも、ペルフルオロアルキル基を有するα−アミ
ノ酸の合成研究は盛んである。本来生体はアミノ
酸の活性化段階とtRNAへのアミノアシル基の転
移の両段階で、正しいアミノ酸を識別する機構を
持つにもかかわらず、〃mimic効果〃のために正
常なアミノ酸とペルフルオロアルキル基を持つア
ミノ酸とを区別できず、酸素タンパクの構成アミ
ノ酸として誤まつてペルフルオロアルキル基を持
つアミノ酸を取り込み、〃False酸素〃を生成し
てしまう。その結果、生命の維持が困難になつて
死ぬということになる。即ち、ペルフルオロアル
キル基を持つアミノ酸は新しい型の抗菌剤として
用いることが出来る訳である。そのような意味で
多くの研究開発がなされて来ているが、それらの
中で、例えば4−トリフルオロメチルノルバリン
は、細菌への取り込みが非常に優れており、薬理
学、医学、生物学の分野で抗菌剤としての作用が
確立された化合物のひとつである。従来、4−ト
リフルオロノルバリンは)トリフルオロアセト
ンとマロン酸とをビリジン中ピペリジンの存在下
反応させて3−ヒドロキシ−3−トリフルオロメ
チル酩酸とし、)この3−ヒドロキシ酸をリン
酸の存在下で脱水して3−トリフルオロメチルク
ロトン酸とし、)この不飽和酸をAdams触媒
の存在下で水素化して3−トリフルオロメチル酪
酸としたのち、エタノールと硫酸の存在下で縮合
させて、3−トリフルオロメチル酪酸エチルと
し、()このエステルをエーテル中シユウ酸ジ
エチル及び水素化ナトリウムと反応させ、生成物
を更に蟻酸−塩酸と反応させて4−トリフルオロ
メチル−2−ケト吉草酸とし、)このα−ケト
酸とヒドロキシルアミンとを反応させて、2−オ
キシイミノ−4−トリフルオロメチル吉草酸と
し、)このオキシムをAdams触媒の存在下加
水素化分解することにより、合成されていた〔参
考文献:O.M.Rennert and H.S.Anker,
Biochemistry,,471(1963):H.M.
Walborsky,M.Baum and D.F.Loncrini,J.
Am.Chem.Soc.,77,3637(1955)〕。しかしなが
ら、この合成法は反応経路が非常に長く、また各
段階の収率も余り良くないため全収率は17%程度
でしかなかつた。
本発明者等は、従来法のそのような欠点を克服
するため鋭意検討を重ねた結果、容易に入手可能
な原料から繁雑な工程を経ることなく、4−位に
ペルフルオロアルキル基を有するノルバリン類へ
容易に転化可能な本発明の化合物を見出し、完成
するに至つた。
本発明の前記一般式()で表わされるアズラ
クトン誘導体は塩基及び無水酢酸の存在下、一般
(式中、Rfはペルフルオロアルキル基であ
る。)で表わされる2−ペルフルオロアルキルブ
ロパナールと一般式 RCONHCH2COOH−() (式中、Rは置換又は無置換のアルキル基又は
芳香族基である。)で表わされるN−アシルグリ
シンとを反応させ、製造するものである。
前記一般式()で表わされる2−ペルフルオ
ロアルキルプロパナールは、1−ペルフルオロア
ルキルエチレンをオキゾ反応に附することにより
高収率で得られる化合物である(下記参考例参
照)。この2−ペルフルオロアルキルプロパナー
ルとしては2−トリフルオロメチルプロパナール
をはじめ、あらゆるペルフルオロアルキルをもつ
プロパナールを使用することが出来る。
前記一般式()で表わされるN−アシルグリ
シンは工業原料として容易に入手可能な化合物で
ある。N−アシルグリシンとしては、N−ベンゾ
イルグリシン、N−4−クロロベンゾイルグリシ
ン、N−3,4−ジメトキシベンゾイルグリシ
ン、N−テノイルグリシン等のN−芳香族アシル
グリシン、N−アセチルグリシン、N−プロピオ
ニルグリシン、N−チエニルアセチルグリシン、
t−トリフルオロアセチルグリシン、N−モノブ
ロモアセチルグリシン、N−ジクロロアセチルグ
リシン等のN−アセチル又は置換アセチルグリシ
ンを例示することが出来る。
本方法は塩基及び無水酢酸の存在下に行うこと
を必須の要件とする。塩基としては酢酸ナトリウ
ム、酢酸カリウム、ブチルリチウム、酢酸バリウ
ム、酢酸マグネシウム、酢酸鉛等を例示できる。
これらのうち、酢酸を使用することが好ましく、
更に取扱いの容易さ及び収率の点で酢酸鉛がより
好ましい。
塩基の使用量はその塩基の反応性に関係する
が、原料に対して0.5〜1.5当量である。又、無水
酢酸の使用量は原料に対して当量及至過剰量であ
る。
本方法を行うに当つては溶媒の使用が好まし
く、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジグライ
ム等のエーテル系溶媒を好適に用いることができ
る。
反応温度は溶媒中50〜150℃で円滑に進行する。
以下、参考例及び実施例により更に本発明を詳
細に説明する。
参考例 1 クロロトリス(トリフェニルホスフイン)ロジ
ウム92.5mg(0.10ミリモル)、3,3,3−トリフ
ルオロ−1−プロペン1.12(ガス容積50ミリモ
ル)及び溶媒のトルエン10mlを200mlのオートク
レープに入れ、50気圧の一酸化炭素圧及び50気圧
の水素圧下、100℃で44時間攬拌したところ反応
は完結した。反応混合物を蒸留することにより2
−トリフルオロメチルプロパナール5.67g(収率90
%)を得た。
実施例 1 酢酸鉛・三水和物2.19g(5.77ミリモル)、馬尿
酸2.06g(11.5ミリモル)、無水酢酸3.52g(34.5ミリ
モル)及び2−トリフルオロメチルプロパナール
1.74g(13.8ミリモル)を26mlのテトラヒドロフラ
ン中で4時間加熱還流した。冷却後、減圧で溶媒
を留去し残留物を水100mlに注ぎ込み一晩放置し
た。析出した固体を濾別して、α−ベンゾイルア
ミノ−β−(1−トリフルオロメチル)エチルア
クリル酸のアズラクトン3.10g(収率100%)(E/
Z=13/87)を得た。このものは次の工程を引き
続き実施するのにはこのまま使用して良い。
更にこのアズラクトンをエーテルに溶解し、水
で数回洗滌後、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ
た。溶媒留去の後、少量のn−ヘキサンから再結
晶させることにより純粋な(Z)−アズラクトン
2.06g(収率67%)を得た。
融点:74〜75℃ 1H NMR(CDC13:TMS):δα 1.18(二重線、
J=9.0Hz,3H),3.90(多重線、1H),6.46
(二重線、J=10Hz,1H),7.3〜8.2(多重線、
5H). 19F FMR(CDC13:CFC13):δ−72.20(二重
線、J=8.5Hz). IR(KBr):1815cm-1.(γC=O).1685cm-1.(γC
=N). 質量スペクトル:m/e(相当強度)M+269
(15),105(100),77(43),51(14). 元素分析: 実測値(%) 計算値(%) C 57.83 58.00 H 3.77 3.74 N 5.16 5.20 参考例 2 実施例1で得られたアズラクトン536mg(2.00
ミリモル)、赤リン400mg(12.8ミリグラム原子)
及び無水酢酸2.5mlに50%のヨウ化水素酸2.5mlを
滴下した。混合物を4時間加熱還流し、冷却後濾
過した、酢酸で固体を洗滌後、濾液及び洗液を減
圧下加熱濃縮した。これに水を加えエーテルで数
回洗滌後、水層にNoriteを加え加熱撹拌後濾過
した。濾液を2mlまで濃縮しコンゴーレツドを指
示薬として用いてアンモニア水で中和した。冷却
後析出した固体を濾別し冷水で洗滌することによ
り4−トリフルオロメチルノルバリン282mg(収
率76%)を得た。
1H NMR(D2O:TSP):δ1.22(二重線、J=
6.8Hz,3H),1.6〜2.9(多重線、3H),3.84
(幅広三重線、J=7Hz,2H).19F NMR
(D2O:CF3COOH):δ5.53(二重線、J=9
Hz),5.65(二重線、J=9Hz). IR(KBr):1600cm-1,1420cm-1(γCOO-).質
量スペクトル:m/e(相対強度)M+185(0),
140(100),120(16),100(25),74(26),43
(23).

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 で表わされるアズラクトン誘導体(式中、Rfは
    ペルフルオロアルキル基であり、Rは置換又は無
    置換のアルキル基又は芳香族基である。)
JP6593080A 1980-05-20 1980-05-20 Preparation of azlactone derivative Granted JPS56164173A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6593080A JPS56164173A (en) 1980-05-20 1980-05-20 Preparation of azlactone derivative

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6593080A JPS56164173A (en) 1980-05-20 1980-05-20 Preparation of azlactone derivative

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Publication Number Publication Date
JPS56164173A JPS56164173A (en) 1981-12-17
JPH023788B2 true JPH023788B2 (ja) 1990-01-24

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