JPH0240880Y2 - - Google Patents

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JPH0240880Y2
JPH0240880Y2 JP13611785U JP13611785U JPH0240880Y2 JP H0240880 Y2 JPH0240880 Y2 JP H0240880Y2 JP 13611785 U JP13611785 U JP 13611785U JP 13611785 U JP13611785 U JP 13611785U JP H0240880 Y2 JPH0240880 Y2 JP H0240880Y2
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toilet seat
electronic components
waterproof
water
seat box
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、暖房便座の改良に関するものであ
り、ヒータ基板、温度制御装置等の電子部品が水
と直接接触するのを防止すると共に、該電子部品
に付着する結露水を水蒸気状態で容易に除去する
ことができ、電子部品の周辺を低湿度状態に維持
して結露を抑止することのできる防水暖房便座に
関する。
「従来の技術」 従来より用いられている暖房便座Aは、第3図
に示したように、便蓋10、便座11及び便座ボ
ツクス1からなり、該便座ボツクス1内部にヒー
タ基板、温度制御装置等の電子部品が収納された
ものである。前記便座ボツクス1には、電子部品
の保守、点検を行うため、保守、点検用の開口部
が開閉可能に設けられているか、或いは、便座ボ
ツクス1の底面が取り外し可能になされているの
が普通である。
ところで、暖房便座Aは、便器へ供給される洗
浄水や手洗水等の飛沫を浴びることがあり、ま
た、使用者によつては便座11を水洗いすること
もある。そのため、前記の保守、点検用の開口
部、或いは取り外し可能になされた底面の隙間か
ら毛管現象によつて便座ボツクス1内部に水が浸
入する。こうして便座ボツクス1に浸入した水分
は、内部に収納されている電子部品の機能に悪影
響を及ぼして重大な事故の誘因となつたり、製品
寿命を縮める原因となつていた。そこで、便座ボ
ツクス1の前記の開口部、または底面の隙間に防
水シールやパツキン等を施したり、電源コード1
2やリード線13を便座ボツクス1内に引き込む
部分にはブツシングを装着する等の浸水を防止す
る工夫がなされてきた。
「考案が解決しようとする問題点」 ところで、便器が浴槽と共に一室内に設置され
ている場合のように、暖房便座Aが湿気の多い環
境に置かれることがある。このような場合には、
防水シールやパツキン等により内部への浸水を防
止することができたとしても、水蒸気が便座ボツ
クス3内部に流入するのを阻止することは困難で
あつた。この水蒸気は凝縮して結露水を生成し、
電子部品に悪影響を与える原因となる。上記結露
水は、暖房便座Aの使用に伴い便座ボツクス3内
部が昇温することによつて気化されるが、便座ボ
ツクス3内は前述したように防水的に密閉されて
いるため、気化した水蒸気が外部へ放散されにく
い。そのため、水蒸気は内部に留まつて湿度の高
い状態となるので、暖房便座Aの使用終了後、便
座ボツクス3内部が降温するのに従つて凝縮し再
び結露水を生じさせる。
要するに、従来の暖房便座Aにおいては、ひと
たび便座ボツクス3内部に浸入した水蒸気を除去
することは困難であり、従つて、結露水が電子部
品と接触するのを阻止したり、接触機会を減少さ
せたりすることができなかつた。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、便座内部に水が浸入するのを防止す
ると共に、便座内部に収納された電子部品に付着
する結露水を水蒸気状態で容易に除去することが
でき、電子部品の周辺を低湿度状態に維持して結
露を抑止することのできる防水暖房便座を提供せ
んとするものである。そして、その特徴は、ヒー
タ基板、温度制御装置等の電子部品を収納する便
座ボツクスを備えた防水暖房便座であつて、前記
電子部品は前記便座ボツクスの内面上部に設置さ
れると共に水密収納壁により防水密閉的に収納さ
れ、前記水密収納壁には前記電子部品の近傍に通
気性を有する防水素材により閉塞された放湿窓部
が設けられていることである。
「作用」 上記手段を採用したことにより、便座ボツクス
に収納された電子部品は、水密収納壁により防水
密閉的に収納されるので、水との直接的接触から
免れる。たとえ浸水が生じるようなことがあつた
としても、電子部品は便座ボツクスの内面上部に
設置されているため水に触れることはない。前記
水密収納壁には前記電子部品の近傍に通気性を有
する防水素材により閉塞した放湿窓部を設けたの
で、電子部品の周辺部に存在する結露水を水蒸気
の状態において水密収納壁の外部へ容易に放散
し、内部に留まらせることがない。即ち、暖房便
座を使用すると内部温度が上昇するため電子部品
周辺部に存在している結露水は気化して水蒸気と
なる。すると、水密収納壁内の水蒸気分圧が上昇
するので、この分圧差により水蒸気は前記通気性
を有する防水素材を透過して外部へ放散され、そ
の結果、便座ボツクス内は低湿度状態となる。従
つて、暖房便座の使用終了後、便座ボツクス内部
が降温したときにも再び結露水を生成させること
がない。
「実施例」 第1図は本案防水暖房便座の一実施例を示した
ものであり、同図aは、便座ボツクス1の背面断
面図、同図bは、便座ボツクス1の底板2を取り
外した状態を示す底面図である。便座ボツクス1
の内面上部にはヒータ基板、温度制御装置等の電
子部品3が設置されると共に、該電子部品3は水
密収納壁4により防水密閉的に収納された二重構
造となつている。該水密収納壁4の下面部は、電
子部品3の保守、点検を行うために、着脱可能な
蓋部5とされている。そして、該蓋部5には放湿
窓部6が設けられ、該放湿窓部6は通気性を有す
る防水素材7によつて閉塞されている。
従来例と同じく、防水暖房便座に電力を供給す
る電源コード12やリード線13を便座ボツクス
1の内部へ引き込む箇所にはブツシング14を装
着し、取り外し可能になされた底板2の取着部に
は防水シール等を施して、水が便座ボツクス1の
内部に浸入するのを防止した。しかし、水蒸気は
便座ボツクス1の僅かな隙間から容易に浸透し、
内部で凝縮して結露水を生成する。ところが本実
施例によれば、暖房便座の使用によつて結露水を
気化して水蒸気状態とし、該水蒸気を前記放湿窓
部6に備えられた通気性を有する防水素材7を透
過させて容易に排出することができ、水密収納壁
4内を低湿度状態に維持することができる。
ところで、上記防水素材7とは、水蒸気(直径
0.2〜0.4μm)等は透過可能であるが、水滴(直
径10〜3000μ)等は通過させない孔径の放湿孔を
無数に有し、且つ吸水率が極めて低い多孔性樹脂
等を主材質とするものである。その一例として、
「ミクロテツクス」(商標名:日東電気工業株式会
社製)を挙げる。これは、フツ素樹脂製の多孔性
フイルムを綿布やナイロン布等の基布と貼り合わ
せて多層構造としたものであり、放湿孔の孔径は
約0.6μである。
防水素材7は、適宜の接着剤により貼着されて
前記放湿窓部6を閉塞するものであるが、第2図
に示した如く、蓋部5を放湿窓部6を含む部分5
0と窓枠部51との嵌合構造とし、その両者の嵌
め合い部へ防水素材7の周縁部7aを挟みこませ
ることにより放湿窓部6を閉塞する構造とするこ
とも可能である。また、第3図に示した如く、押
さえ板52により防水素材7を蓋部5へ固定して
放湿窓部6を閉塞する構造とすることもできる。
その他、「ゴアテツクス」(商標名)等も防水素
材7として使用可能である。
第2図は、本考案の別態様の実施例を示したも
のである。同図aは、便座ボツクス1の背面図、
同図bは、便座ボツクス1のA−A線断面図であ
る。本実施例に示したように、便座ボツクス1の
外郭を水密収納壁4により防水密閉的に構成し
て、内部への浸水が皆無となるようにすることが
可能であるならば、電子部品3を二重構造的に収
納することは必ずしも必要ではない。但し、水蒸
気の浸入と凝縮による結露水の生成を完全に阻止
することは困難であるので、暖房便座の使用時に
気化する結露水を排出するための放湿窓部を設け
ることが必要である。そこで、前記水密収納壁4
のうち、電子部品3の設置された箇所の近傍に放
湿窓部6を設け、該放湿窓部6を前述の防水素材
7により閉塞した。このような構成とすることに
よつて、電子部品3に付着した結露水を、暖房便
座の使用に伴う昇温により気化させて水蒸気と
し、該水蒸気を便座ボツクス1内外の水蒸気分圧
差によつて放湿窓部6から放散させる。
「考案の効果」 以上述べた如く、本考案によれば、便座ボツク
ス内部に生成した結露水を速やかに除去排出する
ことができる。また、通気性を有する防水素材に
より閉塞された放湿窓部が設けられているので、
水蒸気を篭らせることなく、便座ボツクス内を低
湿度状態に維持することができる。従つて、電子
部品等に結露による悪影響を及ぼすことがなくな
るため、事故の発生を抑止することができる。さ
らに、便座ボツクス内部、とりわけ電子部品の周
辺部が低湿度状態に維持されるので、製品寿命が
延長される。
【図面の簡単な説明】
第1図a及びbは、本案防水暖房便座の一実施
例を示したものであり、同図aは便座ボツクスの
背面断面図、同図bは便座ボツクスの底板を取り
外した状態の底面図である。第2図及び第3図
は、防水素材による放湿窓部の閉塞構造の別態様
を示す要部拡大断面図である。第4図a及びb
は、本考案の別態様の実施例を示したものであ
り、同図aは便座ボツクスの背面図、同図bは便
座ボツクスのA−A線断面図である。第5図は、
従来の暖房便座を示す斜視図である。 1……便座ボツクス、2……底板、3……電子
部品、4……水密収納壁、5……蓋部、6……放
湿窓部、7……防水素材、10……便蓋、11…
…便座、12……電源コード、13……リード
線、14……ブツシング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒータ基板、温度制御装置等の電子部品を収納
    する便座ボツクスを備えた防水暖房便座であつ
    て、前記電子部品は前記便座ボツクスの内面上部
    に設置されると共に水密収納壁により防水密閉的
    に収納され、前記水密収納壁には前記電子部品の
    近傍に通気性を有する防水素材により閉塞された
    放湿窓部が設けられていることを特徴とする防水
    暖房便座。
JP13611785U 1985-09-05 1985-09-05 Expired JPH0240880Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13611785U JPH0240880Y2 (ja) 1985-09-05 1985-09-05

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JP13611785U JPH0240880Y2 (ja) 1985-09-05 1985-09-05

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Publication Number Publication Date
JPS6259497U JPS6259497U (ja) 1987-04-13
JPH0240880Y2 true JPH0240880Y2 (ja) 1990-10-31

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