JPH0241145Y2 - - Google Patents
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- JPH0241145Y2 JPH0241145Y2 JP1984171466U JP17146684U JPH0241145Y2 JP H0241145 Y2 JPH0241145 Y2 JP H0241145Y2 JP 1984171466 U JP1984171466 U JP 1984171466U JP 17146684 U JP17146684 U JP 17146684U JP H0241145 Y2 JPH0241145 Y2 JP H0241145Y2
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Description
(産業上の利用分野)
この考案は、表面の層のみが手で容易に破壊さ
れる帯状の易破壊性接着テープに関し、特に、た
とえば値札や容器の開口部に貼着する封かん片等
に用いるに好適な易破壊性接着テープに関する。 (従来技術) 従来、この種の帯状の封かん片としては、たと
えば貼着紙が剥離シートに仮着されたものがあつ
た。この貼着紙は、たとえば紙やフイルムの裏面
に感圧性接着剤層が形成されたものである。 このような封かん片は、たとえばお菓子のパツ
ケージの開口部分を封かんする際、剥離シートか
ら剥がされた貼着紙が、その裏面の感圧性接着剤
層で開口部分に貼着される。そして、貼着された
貼着紙は、パツケージの開口部分を開封する際、
切られたり引き裂かれたりする。したがつて、パ
ツケージに貼着された貼着紙の切られた状態を見
れば、一目瞭然にしてパツケージの開封状態がわ
かる。 ところが、このような貼着紙は、パツケージの
開口部分の材料およびその表面処理方法などによ
つては、たとえば店頭の陳列棚にならべられた商
品を手に取り、その場で容易に剥がすことがで
き、異物等をパツケージの中に混入させた後剥が
したことがわからないように再び貼着することが
できるので、外からその貼着紙を見ただけではパ
ツケージがすでに開封されたかどうかわからな
い。そのために、そのパツケージの内容物に、手
を加えられたりしてしまうおそれがある。たとえ
ば、パツケージ内のお菓子に毒物が混在されたり
するがごとくである。 このように、貼着紙が剥離シートに仮着されて
なる封かん片は、それを使用した場合、パツケー
ジの内容物の品質を保証することができないとい
う弊害を有する。 そこで、最近では、貼着後剥離したことがわか
る貼着フイルムが、市場に出回るようになつた。 第13図は、そのような貼着フイルムを示す断
面図である。 この貼着フイルム10は、フイルム12を含
み、このフイルム12の裏面の一部には、シリコ
ン層14が形成される。そして、その面に金属が
蒸着された蒸着層16として形成される。したが
つて、この蒸着層16の一部は、シリコン層14
が介在されることによつて、フイルム12に直接
蒸着されていない。さらに、蒸着層16と剥離シ
ート17とが感圧性接着剤層18で仮着される。 この貼着フイルム10は、剥離シート17を剥
がし、露出した接着剤層18の面をパツケージの
開口部分(図示せず)に押し当てて貼着される。
そして、開口部分に貼着された貼着フイルム10
が剥がされれば、シリコン層14によつてフイル
ム12に直接蒸着されなかつた蒸着層16′の部
分のみが、接着剤層18で開口部分に接着された
まま残り、残つた所と剥がれた所により所定の文
字「開封済」等が現れることになる。さらに、開
口部分を開封すれば、そこに貼着され残つている
蒸着層16′が切られまたは引き裂かれ、これに
よつて開封状態がわかるのである。 (考案が解決しようとする問題点) ところが、このような貼着フイルム10は、そ
の金属がフイルム12およびシリコン層14に蒸
着されるので、被蒸着剤としてのフイルムは、ポ
リエステル等に限定される上にその他諸々の条件
を満たすことも必要で、コスト高になるという弊
害を有していた。また、フイルム12を剥がした
時に、フイルム12とともに引き剥がされた部分
において、被貼着材の貼着部分に残存し露出した
接着剤層18の表面がベトつき、埃がつく等の欠
点を有し、衛生上も問題点を有していた。しか
も、露呈した接着剤層18の粘着力によつて、再
びフイルム12を貼着することも可能であり、所
期の目的を達成できないものであつた。 それゆえに、この考案の主たる目的は、貼着後
剥離されたことがわかり、しかも蒸着工程を必要
としない接着テープを提供することである。 (問題点を解決するための手段) この考案は、易破壊性第1の層と、前記第1の
層上に積層された第2の層と、前記第2の層上に
積層された接着剤層と、前記第1の層と第2の層
の間に、第1の層と第2の層とが接着するように
一部を欠除して、積層された剥離層を含む、帯状
の接着テープであつて、剥離層部位にて第1の層
を第2の層から剥離せしめるのに要する力をaと
し、剥離層が欠除した部位にて第1の層を第2の
層から剥離せしめるのに要する力をbとし、接着
剤層の被貼着材との接着力をcとしたとき、下記
式 a<b<c を満足する、易破壊性接着テープである。 (作用) 接着剤層は、接着テープに、被貼着材の表面や
封かん部分に接着する接着力を与えている。 第2の層は、第1の層が剥がされた場合、その
初期の状態を保持する。 剥離層は、第2の層と第1の層とが剥離する部
分と容易に剥離しない部分とに区分している。 第1の層は、第2の層が切れたり引き裂かれた
りするのを防ぐ上に、手で容易に破壊される。 (考案の効果) この考案によれば、第2の層が第1の層にコー
テイング等により積層されているので、従来のよ
うに蒸着を行なうことなく作ることができる。し
かも、剥離層を介して、再貼着不可能な状態に第
2の層と第1の層とが仮着された部分と、剥離層
が存在せず、第1の層と第2の層とが接合されて
いる部分とに区分されているために、所定形状に
成形した接着テープ片をパツケージ等の開口部分
から手で剥がそうとすれば、剥離層が存在する部
位では第1の層が第2の層から剥がれ、一方剥離
層が存在しない部位では第2の層より剥がれず、
第1の層が破れたり裂けたりして、再び貼着でき
ないので、被貼着材に貼着された接着テープ片が
剥離されたことがわかる。さらに、第2の層が切
られたり引き裂かれたりすると、再びもとの状態
にもどらないので、第2の層が分離されたことが
わかる。したがつて、被貼着材に貼着された接着
テープ片が剥離されたことが一目でわかり、しか
も従来必要だつた蒸着工程を必要としない接着テ
ープが得られる。 この考案の上述の目的、その他の目的、特徴お
よび利点は、図面を参照して行なう以下の実施例
の詳細な説明から一層明らかとなろう。 (実施例) 第1図はこの考案の一実施例を示す断面図であ
る。この実施例の接着テープ10は、シール等と
して用いられるもので、第10図に示す如く、テ
ープ材10Aの上にテープ材10Bが巻き重ねら
れるといつたように、ロール状に巻かれている。
そして、第1の層としての表面層12の表面に、
剥離層14が積層され、該剥離層14の表面に、
第2の層としての樹脂層16が積層され、該樹脂
層16の表面にさらに、接着剤層18が積層され
てなる。そして、表面層12の主面には印刷層2
4が形成され、さらに、巻き重ねられるテープ材
10Bの接着剤層18に接合するテープ材10A
の表面層12の表面には、第2の剥離層26が形
成され、以下、順次同様に形成されている。ま
た、表面層12の剥離層14側主面には、銀刷等
のベタ印刷層23が形成され、樹脂層16の接着
剤層18側表面にも印刷層22が形成されてい
る。従つて、印刷層23によつて、隠ぺい力が増
して表面層12側より印刷層22が透視すること
ができなくなり、しかも表面層12を目止めして
剥離層14の塗膜安定を図ることができる。もつ
とも、印刷層22,23,24は形成しなくても
よい。 なお、この明細書においては、それぞれの場合
に応じて最適なものを挙示して、シート、フイル
ムおよびその均等物を総称し、「シート」または
「フイルム」と表現している。また、「シート」と
いつても枚葉型のもののみを指称するのではな
く、巻取型(ウエブ)のものも含まれることは、
勿論である。 そして、長尺帯状の接着テープ10は、所定間
隔をおいてミシン目等の切目28が穿設され、所
定の細片に切断し得るように構成されている。 表面層12は、樹脂層16が切れたり引き裂か
れたりするのを防止するために形成されたもので
あり、且つ、この接着テープ10を引き剥がそう
とすればまず表面層12が引き剥がれるように形
成されたものである。そして、表面層12は、剥
離層14を介して樹脂層16に仮着されている
が、表面層12を引き剥がしたときに、剥離層1
4が形成されておらず、直接樹脂層16に積層さ
れた部分を樹脂層16側に残して破れるようなも
のを用いる。たとえば、紙、塩化ビニルとアクリ
ルの共重合樹脂に体質顔料(たとえば、チタンホ
ワイト、炭酸カルシウム)を混合しフイルム化し
た脆性フイルムに代表される合成樹脂フイルムま
たはアルミホイル等のような、手で容易に破つた
りすることができる易破壊性を有するシートがあ
げられる。また、その中でもこの接着テープ10
を切り離してなるテープ片10aを折り曲げて封
かん部分に貼着したときには、樹脂層18の接着
力に抗して、表面層12が元の状態に復元しよう
として剥離しないような比較的柔軟なものがよ
い。 剥離層14は、樹脂層16と表面層12とを再
貼着不可能な状態に剥離することが容易になるよ
うに形成されたものであり、たとえばUVシリコ
ン等のシリコン樹脂、フツ素樹脂、ワツクスなど
の剥離剤を塗布してなり、樹脂層16と表面層1
2との間に形成される。 この実施例においては、剥離層14が表面層1
2の一方主面の全面にわたつて形成されているの
ではなく、第2図に示すように、所定間隔を置
いて剥離剤が塗布されない部分が形成されてお
り、その剥離層14が形成されない部分において
は、樹脂層16が表面層12に接着している。 剥離剤が塗布されていない剥離層14の欠除部
分の形状は、前記例のほか、例えば、第2図に示
すような次のような形状でもよい。 第2図は、剥離層14を欠除した点状部位
が、縦溝の線上に所定間隔を置いて規則正しく形
成されたものである。 第2図は、剥離層14を欠除した部位がハニ
カム状線状の各交点に形成されるものである。 樹脂層16は、たとえばパツケージの開口部分
を封かんするためのものであり、また、その封か
ん部分が開封された際、切れたり引き裂かれたり
して開封状態となすためのものである。この樹脂
層16は、ウレタン樹脂やEVA樹脂、その他
PVA、塩酢ビ、アクリル、塩化ビニル、ナイロ
ン等の樹脂を剥離層14の表面にコーテイングし
て形成される。なお、樹脂層16の他の例として
は、比較的弱い力を加えることによつて切つたり
引き裂いたりできるように形成された、金属粉末
が合成樹脂に混融されてなる合成樹脂をコーテイ
ングした樹脂層などがあげられる。 接着剤層18は、接着テープ10にて所定形状
に成形されてなるテープ片10aに接着力を与え
るためのものであり、たとえば感圧型接着剤など
の接着剤からなり、樹脂層16の表面に形成され
る。 なお、この接着テープ10は、剥離層14部位
にて表面層12を樹脂層16から剥離せしめるの
に要する力をaとし、剥離層が欠除した部位にて
第1の層を第2の層から剥離せしめるのに要する
力をbとし、接着剤層18がパツケージ等の被貼
着材に接着されたときの被貼着材との接着力をc
とし、巻き重ねられた接着テープ10において、
隣接するテープ材10Aと10Bのうち、テープ
材10Bの接着剤層18をそれと接合したテープ
材10Aの第2の剥離層26より剥離せしめるの
に要する力をdとすると、各々の部分の剥離に要
する力が、式d<a<b<cを満たすように構成
する。 使用するには、まず、ロール状の接着テープ1
0を引き出し、隣接するテープ材10Aより剥が
しつつ所定長さを引き出した後、ミシン目等の切
目28において所定のテープ10aに切り離し、
接着剤層18によつて、たとえば、第11図aに
示す如く、お菓子のパツケージの開口部分に貼着
したり、値札として貼着する。また、第11図b
およびcに示す如く、カンやビンの蓋の開口部分
を完全にシールする場合には、ミシン目等の切目
28が不要で、接着テープを一連のものとして使
用するとよい。 このように表面層12および樹脂層16などか
らなるテープ片10aが貼着されたパツケージの
開口部分を開けるためには、貼着されたテープ片
10aを剥がし、その封かん部分を開けなければ
ならない。この場合、表面層12が樹脂層16に
剥離層14を介して弱く仮着された部分12c
と、剥離層14が形成されていないために前者の
部分(剥離層14部位)と比較して強く接着され
た部分12bとに分けられ、一方、樹脂層16が
パツケージの開口部分に接着剤層18で強く接着
されているので、テープ片10aを剥がそうとす
れば、第12図に示す如く、表面層の内、剥離層
14が存在する部分の表面層12cにおいてのみ
剥がすことができ、その他の表面層12bは、樹
脂層16とともに接着剤層18によつて封かん部
分に貼着されたまま残る。したがつて、一度表面
層12を剥離したならば、表面層12cが引きち
ぎられてしまい、樹脂層16を通して印刷層22
の画線「開封済」等の文字を透視でき、再び表面
層12cを樹脂層16の表面に再貼着することが
できず、もとの状態にはもどらないので、開封状
態であることが一目瞭然にしてわかるのである。 そして、完全にパツケージの開口部分を開ける
ためには、引き剥がされずに残存している樹脂層
16を切つたり引き裂いたり、あるいは、開口部
分から剥離しなければならない。 なお、封かん部分を開けるために、表面層12
を剥がすと同時に樹脂層16を切つたり引き裂い
たりした場合も、上記同様に樹脂層16の状態を
見れば、その開封状態がわかるのである。 なお、この例では、テープ片10aが、お菓子
のパツケージに使用されたが、このほかに薬のパ
ツケージ、封筒、袋などの封かんすべき部分、そ
して、価格を表示した値札として使用され得るこ
とは当然である。 以下、この考案にかかる実施例を、より一層明
らかにするために、この考案にかかるテープ材の
製法の一例に従つて、さらに詳しく説明する。 第3図および第4図は、この考案の実施例に用
いる積層体を製造するための装置の一例を示す図
解図である。 この積層体30は、表面層12の上に、剥離層
14および樹脂層16を、その順序で積層したも
のである。 装置100は、帯状の表面層12を形成する表
面材12aをロール状に保持するための保持ロー
ラ102を含む。保持ローラ102に保持された
表面材12aは、その一端がときほどかれて、剥
離剤塗布装置104に導かれる。 剥離剤塗布装置104は、表面材12aの一方
の表面に、たとえば、シリコン樹脂、フツ素樹脂
などの剥離剤14aを印刷塗布するためのもので
あり、2つのローラ104aおよび104bを含
む。ローラ104aは、その下部がパン104c
に溜めた剥離剤14aに浸漬されている。したが
つて、ローラ104aおよび104bを回転させ
ることによつて、それらの間に導かれた表面材2
0aの表面に剥離剤14aが、印刷塗布される。
なお、剥離剤塗布装置104としては、グラビア
ロールコーター、リバースロールコーター、エア
ーナイフコーター等の塗布装置を用いてもよく、
又、オフセツト印刷機、スクリーン印刷機などの
公知の印刷機を用いてもよい。 なお、この剥離剤14aの塗布は、例えば、第
2図に示すように、帯状に間隔を隔ててなされ、
剥離剤14aが塗布された部分と塗布されていな
い部分が交互に形成されている。 そして、剥離剤14aが印刷塗布された表面材
12aは、たとえばヒータを含むドライヤー10
6に導かれる。ドライヤー106では、表面材1
2aに印刷塗布された剥離剤14aが乾燥されて
剥離層14として形成される。このように剥離層
14が形成された表面材12aは、巻き取り装置
108に導かれる。 次に、再び、巻き取り装置108に巻き重ねら
れたロール状の表面材12aを、剥離剤塗布装置
104の保持ローラ102に装填する。そして、
前記したと同様に、表面層12の剥離層14面と
は反対側の主面に、前記剥離層14の剥離力と比
較して軽い剥離力の剥離剤を塗布して、第2の剥
離層26を形成する。 このように、この実施例では、剥離力を表面材
12aの両主面において、異ならしめている。す
なわち、剥離層14の方が、第2の剥離層26よ
り重い剥離力としているが、これは、例えば剥離
剤の成分を異ならせて剥離力に差異をつけたり、
あるいは、剥離剤の塗布量を変えて差異をつけ
る。 そして、更に第2の剥離層26が形成され、ロ
ール状に巻き重ねられた表面材12aは、第4図
に示された別の樹脂16aの積層装置110に装
填される。 積層装置110は、2つのローラ112および
114を含む。ローラ112は、その下部がパン
116に溜めたウレタン樹脂またはEVA樹脂等
の樹脂16aに浸漬されている。したがつてロー
ラ112および114を回転させることによつ
て、それらの間に導かれた表面材12aの剥離層
14の表面に、樹脂16aが印刷塗布される。そ
して、樹脂16aがコーテイングされた表面材1
2aは、さらにドライヤー120に導かれ、乾燥
固化される。これによつて、表面層12の表面の
剥離層14の表面上に、樹脂16aがコーテイン
グされて、樹脂層16が形成された積層体30が
形成される。そして、この積層体30は、つぎの
印刷装置130に送られる。印刷装置130は、
たとえばオフセツト印刷機などの公知の印刷機か
らなり、積層体30の移送経路に設けられる。そ
して、この印刷装置130によつて樹脂層16の
表面に、たとえば「開封済」の文字などを印刷し
た印刷層22が形成される。また、例えばパツケ
ージ等の被貼着材の表面にあらかじめ「開封済」
等の所定の画線を印刷しておき、表面層12を剥
がしたとき、樹脂層16を通して、被貼着材に形
成された画線を透視し得るようにすれば、印刷層
22を形成しなくてもよい。 次に、積層体30を切取り用ミシン目等の切目
28を形成する切目形成装置136に導く。切目
28は、多数の同一の配列を分割するようにして
形成され接着テープ10を1枚づつに分割するこ
とを容易にするためのものである。この切目形成
装置136は、このような切目28の形状に対応
する形状の切り刃を有する。そして、この切目形
成装置136としては、切り刃ローラを含む装置
等を用いてもよい。もつとも、切目28を形成し
ないテープ材の場合には、切目形成装置136で
切目28を形成しなくてもよいことは当然であ
る。 このようにして印刷層22が形成された積層体
30は、巻き取りローラ140によつてロール状
に巻き取られ保持される。 第5図は第4図に示した積層体30を用いて、
さらに接着剤層18を積層するための装置の一例
を示す図解図である。 装置150は、塗布装置152を含む。 塗布装置152は、積層体30の樹脂層16の
表面に接着剤18aを塗布するためのものであ
り、メインローラ154と該メインローラ154
に対向して設けられたローラ156を含む。そし
て、メインローラ154はその下部がパン158
に溜められた接着剤18aに浸漬されており、メ
インローラ154とローラ156とに挟まれてい
る積層体30の樹脂層16の表面に、メインロー
ラ154で接着剤18aが塗布される。 そして、接着剤18aが印刷塗布された積層体
30は、たとえばヒータを含む乾燥機122に導
かれる。乾燥機122では、積層体30に印刷塗
布された接着剤18aが乾燥されて接着剤層18
として形成される。そして、接着剤層18と積層
体30が積層されてなる接着テープ10は、巻き
取りローラ160に導かれる。 前記実施例においては、第2の剥離層26を形
成する前に、「商品名」等の適宜な画線を表面層
12の表面に印刷してなる印刷層24が形成され
ている。もつとも、これらの印刷層22,23,
24は、単独もしくは2層以上の組み合わせとし
て形成してもよく、また全く形成しなくてもよ
い。 なお、ベタ印刷機23を表面層12の剥離層1
4側主面に形成する場合には、剥離層14を形成
する前に、印刷しておく必要があることは勿論で
ある。 ここで、更に具体例を挙げて述べると、つぎの
如くである。 (1) 第1の層として厚さ5〜100μ程度の塩化ビ
ニルとアクリルの共重合樹脂を主成分とする日
本カーバイド工業株式会社製脆性フイルムを用
い、剥離層14を形成する剥離剤として東レ株
式会社製シリコン樹脂を用い、硬化剤ととも
に上質紙の表面に水玉模様状にコーテイングし
ない部分を残して全面にコーテイングした後、
ドライヤーにて焼付して剥離層を形成する。そ
して、再び、第2の剥離層26を形成する剥離
剤として剥離力が前記シリコン樹脂より軽い
東レ株式会社製シリコン樹脂(塗布量:固形分
0.3〜2g/m2)を用い、硬化剤とともにコー
テイングした後、ドライヤーにて焼付して第2
の剥離層26を形成する。つぎに、この剥離層
14の上に第2の層を形成する下記の表−1の
EVA樹脂を主成分とするホツトメルトを、厚
さ約5〜50μとなるようにコーテイングする。
このときEVA樹脂層を剥離層より剥がすのに
要した力(a)は100gであり、剥離層14が形成
されていない部位においてEVA樹脂を脆性フ
イルムより剥がすのに要する力(b)は、500gで
あつた。このようにして作成された第1の層と
第2の層の積層体に、東洋インク製アクリル粘
着剤(BPS−5127)を乾燥被膜厚5〜50μとな
るようにコーテイングした。しかる後、積層体
をロール状に巻き重ねた。このとき粘着剤層に
て接着テープ10を、巻き重ねられた内側の接
着テープ10から剥がすのに要する力(d)は10g
であつた。かくして構成された接着テープを細
片化して被貼着材(紙函、プラスチツク、ガラ
スビン等)に貼り付けた。このときの被貼着材
への接着力(b)は1000gであつた。貼り付けられ
たテープ片を無理に被貼着材より剥がそうとし
たところ、第1の層の脆性フイルムの方が剥離
層14部位で剥がされてしまい、剥離層14が
形成されていない部位にEVA樹脂層表面に残
して破れてしまつた。
れる帯状の易破壊性接着テープに関し、特に、た
とえば値札や容器の開口部に貼着する封かん片等
に用いるに好適な易破壊性接着テープに関する。 (従来技術) 従来、この種の帯状の封かん片としては、たと
えば貼着紙が剥離シートに仮着されたものがあつ
た。この貼着紙は、たとえば紙やフイルムの裏面
に感圧性接着剤層が形成されたものである。 このような封かん片は、たとえばお菓子のパツ
ケージの開口部分を封かんする際、剥離シートか
ら剥がされた貼着紙が、その裏面の感圧性接着剤
層で開口部分に貼着される。そして、貼着された
貼着紙は、パツケージの開口部分を開封する際、
切られたり引き裂かれたりする。したがつて、パ
ツケージに貼着された貼着紙の切られた状態を見
れば、一目瞭然にしてパツケージの開封状態がわ
かる。 ところが、このような貼着紙は、パツケージの
開口部分の材料およびその表面処理方法などによ
つては、たとえば店頭の陳列棚にならべられた商
品を手に取り、その場で容易に剥がすことがで
き、異物等をパツケージの中に混入させた後剥が
したことがわからないように再び貼着することが
できるので、外からその貼着紙を見ただけではパ
ツケージがすでに開封されたかどうかわからな
い。そのために、そのパツケージの内容物に、手
を加えられたりしてしまうおそれがある。たとえ
ば、パツケージ内のお菓子に毒物が混在されたり
するがごとくである。 このように、貼着紙が剥離シートに仮着されて
なる封かん片は、それを使用した場合、パツケー
ジの内容物の品質を保証することができないとい
う弊害を有する。 そこで、最近では、貼着後剥離したことがわか
る貼着フイルムが、市場に出回るようになつた。 第13図は、そのような貼着フイルムを示す断
面図である。 この貼着フイルム10は、フイルム12を含
み、このフイルム12の裏面の一部には、シリコ
ン層14が形成される。そして、その面に金属が
蒸着された蒸着層16として形成される。したが
つて、この蒸着層16の一部は、シリコン層14
が介在されることによつて、フイルム12に直接
蒸着されていない。さらに、蒸着層16と剥離シ
ート17とが感圧性接着剤層18で仮着される。 この貼着フイルム10は、剥離シート17を剥
がし、露出した接着剤層18の面をパツケージの
開口部分(図示せず)に押し当てて貼着される。
そして、開口部分に貼着された貼着フイルム10
が剥がされれば、シリコン層14によつてフイル
ム12に直接蒸着されなかつた蒸着層16′の部
分のみが、接着剤層18で開口部分に接着された
まま残り、残つた所と剥がれた所により所定の文
字「開封済」等が現れることになる。さらに、開
口部分を開封すれば、そこに貼着され残つている
蒸着層16′が切られまたは引き裂かれ、これに
よつて開封状態がわかるのである。 (考案が解決しようとする問題点) ところが、このような貼着フイルム10は、そ
の金属がフイルム12およびシリコン層14に蒸
着されるので、被蒸着剤としてのフイルムは、ポ
リエステル等に限定される上にその他諸々の条件
を満たすことも必要で、コスト高になるという弊
害を有していた。また、フイルム12を剥がした
時に、フイルム12とともに引き剥がされた部分
において、被貼着材の貼着部分に残存し露出した
接着剤層18の表面がベトつき、埃がつく等の欠
点を有し、衛生上も問題点を有していた。しか
も、露呈した接着剤層18の粘着力によつて、再
びフイルム12を貼着することも可能であり、所
期の目的を達成できないものであつた。 それゆえに、この考案の主たる目的は、貼着後
剥離されたことがわかり、しかも蒸着工程を必要
としない接着テープを提供することである。 (問題点を解決するための手段) この考案は、易破壊性第1の層と、前記第1の
層上に積層された第2の層と、前記第2の層上に
積層された接着剤層と、前記第1の層と第2の層
の間に、第1の層と第2の層とが接着するように
一部を欠除して、積層された剥離層を含む、帯状
の接着テープであつて、剥離層部位にて第1の層
を第2の層から剥離せしめるのに要する力をaと
し、剥離層が欠除した部位にて第1の層を第2の
層から剥離せしめるのに要する力をbとし、接着
剤層の被貼着材との接着力をcとしたとき、下記
式 a<b<c を満足する、易破壊性接着テープである。 (作用) 接着剤層は、接着テープに、被貼着材の表面や
封かん部分に接着する接着力を与えている。 第2の層は、第1の層が剥がされた場合、その
初期の状態を保持する。 剥離層は、第2の層と第1の層とが剥離する部
分と容易に剥離しない部分とに区分している。 第1の層は、第2の層が切れたり引き裂かれた
りするのを防ぐ上に、手で容易に破壊される。 (考案の効果) この考案によれば、第2の層が第1の層にコー
テイング等により積層されているので、従来のよ
うに蒸着を行なうことなく作ることができる。し
かも、剥離層を介して、再貼着不可能な状態に第
2の層と第1の層とが仮着された部分と、剥離層
が存在せず、第1の層と第2の層とが接合されて
いる部分とに区分されているために、所定形状に
成形した接着テープ片をパツケージ等の開口部分
から手で剥がそうとすれば、剥離層が存在する部
位では第1の層が第2の層から剥がれ、一方剥離
層が存在しない部位では第2の層より剥がれず、
第1の層が破れたり裂けたりして、再び貼着でき
ないので、被貼着材に貼着された接着テープ片が
剥離されたことがわかる。さらに、第2の層が切
られたり引き裂かれたりすると、再びもとの状態
にもどらないので、第2の層が分離されたことが
わかる。したがつて、被貼着材に貼着された接着
テープ片が剥離されたことが一目でわかり、しか
も従来必要だつた蒸着工程を必要としない接着テ
ープが得られる。 この考案の上述の目的、その他の目的、特徴お
よび利点は、図面を参照して行なう以下の実施例
の詳細な説明から一層明らかとなろう。 (実施例) 第1図はこの考案の一実施例を示す断面図であ
る。この実施例の接着テープ10は、シール等と
して用いられるもので、第10図に示す如く、テ
ープ材10Aの上にテープ材10Bが巻き重ねら
れるといつたように、ロール状に巻かれている。
そして、第1の層としての表面層12の表面に、
剥離層14が積層され、該剥離層14の表面に、
第2の層としての樹脂層16が積層され、該樹脂
層16の表面にさらに、接着剤層18が積層され
てなる。そして、表面層12の主面には印刷層2
4が形成され、さらに、巻き重ねられるテープ材
10Bの接着剤層18に接合するテープ材10A
の表面層12の表面には、第2の剥離層26が形
成され、以下、順次同様に形成されている。ま
た、表面層12の剥離層14側主面には、銀刷等
のベタ印刷層23が形成され、樹脂層16の接着
剤層18側表面にも印刷層22が形成されてい
る。従つて、印刷層23によつて、隠ぺい力が増
して表面層12側より印刷層22が透視すること
ができなくなり、しかも表面層12を目止めして
剥離層14の塗膜安定を図ることができる。もつ
とも、印刷層22,23,24は形成しなくても
よい。 なお、この明細書においては、それぞれの場合
に応じて最適なものを挙示して、シート、フイル
ムおよびその均等物を総称し、「シート」または
「フイルム」と表現している。また、「シート」と
いつても枚葉型のもののみを指称するのではな
く、巻取型(ウエブ)のものも含まれることは、
勿論である。 そして、長尺帯状の接着テープ10は、所定間
隔をおいてミシン目等の切目28が穿設され、所
定の細片に切断し得るように構成されている。 表面層12は、樹脂層16が切れたり引き裂か
れたりするのを防止するために形成されたもので
あり、且つ、この接着テープ10を引き剥がそう
とすればまず表面層12が引き剥がれるように形
成されたものである。そして、表面層12は、剥
離層14を介して樹脂層16に仮着されている
が、表面層12を引き剥がしたときに、剥離層1
4が形成されておらず、直接樹脂層16に積層さ
れた部分を樹脂層16側に残して破れるようなも
のを用いる。たとえば、紙、塩化ビニルとアクリ
ルの共重合樹脂に体質顔料(たとえば、チタンホ
ワイト、炭酸カルシウム)を混合しフイルム化し
た脆性フイルムに代表される合成樹脂フイルムま
たはアルミホイル等のような、手で容易に破つた
りすることができる易破壊性を有するシートがあ
げられる。また、その中でもこの接着テープ10
を切り離してなるテープ片10aを折り曲げて封
かん部分に貼着したときには、樹脂層18の接着
力に抗して、表面層12が元の状態に復元しよう
として剥離しないような比較的柔軟なものがよ
い。 剥離層14は、樹脂層16と表面層12とを再
貼着不可能な状態に剥離することが容易になるよ
うに形成されたものであり、たとえばUVシリコ
ン等のシリコン樹脂、フツ素樹脂、ワツクスなど
の剥離剤を塗布してなり、樹脂層16と表面層1
2との間に形成される。 この実施例においては、剥離層14が表面層1
2の一方主面の全面にわたつて形成されているの
ではなく、第2図に示すように、所定間隔を置
いて剥離剤が塗布されない部分が形成されてお
り、その剥離層14が形成されない部分において
は、樹脂層16が表面層12に接着している。 剥離剤が塗布されていない剥離層14の欠除部
分の形状は、前記例のほか、例えば、第2図に示
すような次のような形状でもよい。 第2図は、剥離層14を欠除した点状部位
が、縦溝の線上に所定間隔を置いて規則正しく形
成されたものである。 第2図は、剥離層14を欠除した部位がハニ
カム状線状の各交点に形成されるものである。 樹脂層16は、たとえばパツケージの開口部分
を封かんするためのものであり、また、その封か
ん部分が開封された際、切れたり引き裂かれたり
して開封状態となすためのものである。この樹脂
層16は、ウレタン樹脂やEVA樹脂、その他
PVA、塩酢ビ、アクリル、塩化ビニル、ナイロ
ン等の樹脂を剥離層14の表面にコーテイングし
て形成される。なお、樹脂層16の他の例として
は、比較的弱い力を加えることによつて切つたり
引き裂いたりできるように形成された、金属粉末
が合成樹脂に混融されてなる合成樹脂をコーテイ
ングした樹脂層などがあげられる。 接着剤層18は、接着テープ10にて所定形状
に成形されてなるテープ片10aに接着力を与え
るためのものであり、たとえば感圧型接着剤など
の接着剤からなり、樹脂層16の表面に形成され
る。 なお、この接着テープ10は、剥離層14部位
にて表面層12を樹脂層16から剥離せしめるの
に要する力をaとし、剥離層が欠除した部位にて
第1の層を第2の層から剥離せしめるのに要する
力をbとし、接着剤層18がパツケージ等の被貼
着材に接着されたときの被貼着材との接着力をc
とし、巻き重ねられた接着テープ10において、
隣接するテープ材10Aと10Bのうち、テープ
材10Bの接着剤層18をそれと接合したテープ
材10Aの第2の剥離層26より剥離せしめるの
に要する力をdとすると、各々の部分の剥離に要
する力が、式d<a<b<cを満たすように構成
する。 使用するには、まず、ロール状の接着テープ1
0を引き出し、隣接するテープ材10Aより剥が
しつつ所定長さを引き出した後、ミシン目等の切
目28において所定のテープ10aに切り離し、
接着剤層18によつて、たとえば、第11図aに
示す如く、お菓子のパツケージの開口部分に貼着
したり、値札として貼着する。また、第11図b
およびcに示す如く、カンやビンの蓋の開口部分
を完全にシールする場合には、ミシン目等の切目
28が不要で、接着テープを一連のものとして使
用するとよい。 このように表面層12および樹脂層16などか
らなるテープ片10aが貼着されたパツケージの
開口部分を開けるためには、貼着されたテープ片
10aを剥がし、その封かん部分を開けなければ
ならない。この場合、表面層12が樹脂層16に
剥離層14を介して弱く仮着された部分12c
と、剥離層14が形成されていないために前者の
部分(剥離層14部位)と比較して強く接着され
た部分12bとに分けられ、一方、樹脂層16が
パツケージの開口部分に接着剤層18で強く接着
されているので、テープ片10aを剥がそうとす
れば、第12図に示す如く、表面層の内、剥離層
14が存在する部分の表面層12cにおいてのみ
剥がすことができ、その他の表面層12bは、樹
脂層16とともに接着剤層18によつて封かん部
分に貼着されたまま残る。したがつて、一度表面
層12を剥離したならば、表面層12cが引きち
ぎられてしまい、樹脂層16を通して印刷層22
の画線「開封済」等の文字を透視でき、再び表面
層12cを樹脂層16の表面に再貼着することが
できず、もとの状態にはもどらないので、開封状
態であることが一目瞭然にしてわかるのである。 そして、完全にパツケージの開口部分を開ける
ためには、引き剥がされずに残存している樹脂層
16を切つたり引き裂いたり、あるいは、開口部
分から剥離しなければならない。 なお、封かん部分を開けるために、表面層12
を剥がすと同時に樹脂層16を切つたり引き裂い
たりした場合も、上記同様に樹脂層16の状態を
見れば、その開封状態がわかるのである。 なお、この例では、テープ片10aが、お菓子
のパツケージに使用されたが、このほかに薬のパ
ツケージ、封筒、袋などの封かんすべき部分、そ
して、価格を表示した値札として使用され得るこ
とは当然である。 以下、この考案にかかる実施例を、より一層明
らかにするために、この考案にかかるテープ材の
製法の一例に従つて、さらに詳しく説明する。 第3図および第4図は、この考案の実施例に用
いる積層体を製造するための装置の一例を示す図
解図である。 この積層体30は、表面層12の上に、剥離層
14および樹脂層16を、その順序で積層したも
のである。 装置100は、帯状の表面層12を形成する表
面材12aをロール状に保持するための保持ロー
ラ102を含む。保持ローラ102に保持された
表面材12aは、その一端がときほどかれて、剥
離剤塗布装置104に導かれる。 剥離剤塗布装置104は、表面材12aの一方
の表面に、たとえば、シリコン樹脂、フツ素樹脂
などの剥離剤14aを印刷塗布するためのもので
あり、2つのローラ104aおよび104bを含
む。ローラ104aは、その下部がパン104c
に溜めた剥離剤14aに浸漬されている。したが
つて、ローラ104aおよび104bを回転させ
ることによつて、それらの間に導かれた表面材2
0aの表面に剥離剤14aが、印刷塗布される。
なお、剥離剤塗布装置104としては、グラビア
ロールコーター、リバースロールコーター、エア
ーナイフコーター等の塗布装置を用いてもよく、
又、オフセツト印刷機、スクリーン印刷機などの
公知の印刷機を用いてもよい。 なお、この剥離剤14aの塗布は、例えば、第
2図に示すように、帯状に間隔を隔ててなされ、
剥離剤14aが塗布された部分と塗布されていな
い部分が交互に形成されている。 そして、剥離剤14aが印刷塗布された表面材
12aは、たとえばヒータを含むドライヤー10
6に導かれる。ドライヤー106では、表面材1
2aに印刷塗布された剥離剤14aが乾燥されて
剥離層14として形成される。このように剥離層
14が形成された表面材12aは、巻き取り装置
108に導かれる。 次に、再び、巻き取り装置108に巻き重ねら
れたロール状の表面材12aを、剥離剤塗布装置
104の保持ローラ102に装填する。そして、
前記したと同様に、表面層12の剥離層14面と
は反対側の主面に、前記剥離層14の剥離力と比
較して軽い剥離力の剥離剤を塗布して、第2の剥
離層26を形成する。 このように、この実施例では、剥離力を表面材
12aの両主面において、異ならしめている。す
なわち、剥離層14の方が、第2の剥離層26よ
り重い剥離力としているが、これは、例えば剥離
剤の成分を異ならせて剥離力に差異をつけたり、
あるいは、剥離剤の塗布量を変えて差異をつけ
る。 そして、更に第2の剥離層26が形成され、ロ
ール状に巻き重ねられた表面材12aは、第4図
に示された別の樹脂16aの積層装置110に装
填される。 積層装置110は、2つのローラ112および
114を含む。ローラ112は、その下部がパン
116に溜めたウレタン樹脂またはEVA樹脂等
の樹脂16aに浸漬されている。したがつてロー
ラ112および114を回転させることによつ
て、それらの間に導かれた表面材12aの剥離層
14の表面に、樹脂16aが印刷塗布される。そ
して、樹脂16aがコーテイングされた表面材1
2aは、さらにドライヤー120に導かれ、乾燥
固化される。これによつて、表面層12の表面の
剥離層14の表面上に、樹脂16aがコーテイン
グされて、樹脂層16が形成された積層体30が
形成される。そして、この積層体30は、つぎの
印刷装置130に送られる。印刷装置130は、
たとえばオフセツト印刷機などの公知の印刷機か
らなり、積層体30の移送経路に設けられる。そ
して、この印刷装置130によつて樹脂層16の
表面に、たとえば「開封済」の文字などを印刷し
た印刷層22が形成される。また、例えばパツケ
ージ等の被貼着材の表面にあらかじめ「開封済」
等の所定の画線を印刷しておき、表面層12を剥
がしたとき、樹脂層16を通して、被貼着材に形
成された画線を透視し得るようにすれば、印刷層
22を形成しなくてもよい。 次に、積層体30を切取り用ミシン目等の切目
28を形成する切目形成装置136に導く。切目
28は、多数の同一の配列を分割するようにして
形成され接着テープ10を1枚づつに分割するこ
とを容易にするためのものである。この切目形成
装置136は、このような切目28の形状に対応
する形状の切り刃を有する。そして、この切目形
成装置136としては、切り刃ローラを含む装置
等を用いてもよい。もつとも、切目28を形成し
ないテープ材の場合には、切目形成装置136で
切目28を形成しなくてもよいことは当然であ
る。 このようにして印刷層22が形成された積層体
30は、巻き取りローラ140によつてロール状
に巻き取られ保持される。 第5図は第4図に示した積層体30を用いて、
さらに接着剤層18を積層するための装置の一例
を示す図解図である。 装置150は、塗布装置152を含む。 塗布装置152は、積層体30の樹脂層16の
表面に接着剤18aを塗布するためのものであ
り、メインローラ154と該メインローラ154
に対向して設けられたローラ156を含む。そし
て、メインローラ154はその下部がパン158
に溜められた接着剤18aに浸漬されており、メ
インローラ154とローラ156とに挟まれてい
る積層体30の樹脂層16の表面に、メインロー
ラ154で接着剤18aが塗布される。 そして、接着剤18aが印刷塗布された積層体
30は、たとえばヒータを含む乾燥機122に導
かれる。乾燥機122では、積層体30に印刷塗
布された接着剤18aが乾燥されて接着剤層18
として形成される。そして、接着剤層18と積層
体30が積層されてなる接着テープ10は、巻き
取りローラ160に導かれる。 前記実施例においては、第2の剥離層26を形
成する前に、「商品名」等の適宜な画線を表面層
12の表面に印刷してなる印刷層24が形成され
ている。もつとも、これらの印刷層22,23,
24は、単独もしくは2層以上の組み合わせとし
て形成してもよく、また全く形成しなくてもよ
い。 なお、ベタ印刷機23を表面層12の剥離層1
4側主面に形成する場合には、剥離層14を形成
する前に、印刷しておく必要があることは勿論で
ある。 ここで、更に具体例を挙げて述べると、つぎの
如くである。 (1) 第1の層として厚さ5〜100μ程度の塩化ビ
ニルとアクリルの共重合樹脂を主成分とする日
本カーバイド工業株式会社製脆性フイルムを用
い、剥離層14を形成する剥離剤として東レ株
式会社製シリコン樹脂を用い、硬化剤ととも
に上質紙の表面に水玉模様状にコーテイングし
ない部分を残して全面にコーテイングした後、
ドライヤーにて焼付して剥離層を形成する。そ
して、再び、第2の剥離層26を形成する剥離
剤として剥離力が前記シリコン樹脂より軽い
東レ株式会社製シリコン樹脂(塗布量:固形分
0.3〜2g/m2)を用い、硬化剤とともにコー
テイングした後、ドライヤーにて焼付して第2
の剥離層26を形成する。つぎに、この剥離層
14の上に第2の層を形成する下記の表−1の
EVA樹脂を主成分とするホツトメルトを、厚
さ約5〜50μとなるようにコーテイングする。
このときEVA樹脂層を剥離層より剥がすのに
要した力(a)は100gであり、剥離層14が形成
されていない部位においてEVA樹脂を脆性フ
イルムより剥がすのに要する力(b)は、500gで
あつた。このようにして作成された第1の層と
第2の層の積層体に、東洋インク製アクリル粘
着剤(BPS−5127)を乾燥被膜厚5〜50μとな
るようにコーテイングした。しかる後、積層体
をロール状に巻き重ねた。このとき粘着剤層に
て接着テープ10を、巻き重ねられた内側の接
着テープ10から剥がすのに要する力(d)は10g
であつた。かくして構成された接着テープを細
片化して被貼着材(紙函、プラスチツク、ガラ
スビン等)に貼り付けた。このときの被貼着材
への接着力(b)は1000gであつた。貼り付けられ
たテープ片を無理に被貼着材より剥がそうとし
たところ、第1の層の脆性フイルムの方が剥離
層14部位で剥がされてしまい、剥離層14が
形成されていない部位にEVA樹脂層表面に残
して破れてしまつた。
【表】
【表】
また、武田薬品株式会社製ウレタン樹脂を第
2の層としてコーテイングし、その他は前記例
と同様にしたときも同じような結果が得られ
た。 (2) 第1の層として厚さ70μ程度のコート紙を用
い、ストライプ状に剥離層が欠除した部位を残
して、剥離層を形成する剥離剤としてワツクス
を塗布乾燥させた。つぎにこのワツクスの上に
第2の層を形成するウレタン樹脂またはEVA
樹脂等を厚さ約5〜50μとなるようにコーテイ
ングする。このときウレタン樹脂またはEVA
樹脂をワツクス面より剥がすのに要した力(a)は
100gであり、剥離剤層が形成されていない部
位においてコート紙を樹脂層より剥がすのに要
する力(b)は、500gであつた。このようにして
作成されたコート紙と第2の層との積層体に東
洋インク株式会社製粘着剤を乾燥被膜厚5〜
50μとなるようにコーテイングした。しかる
後、積層体をロール状に巻き重ねたところ、こ
のとき第2の剥離層から粘着剤部分を剥がすの
に要する力(d)は20gであつた。かくして構成さ
れた接着テープを細片化して被貼着材(紙函、
プラスチツク、ガラスビン等)に貼り付けた。
このときの被貼着材への接着力(c)は1000gであ
つた。貼り付けられたテープ片を無理に被貼着
材より剥がそうとしたところ、第1の層のコー
ト紙の方が剥離層14部位においては、剥がさ
れてしまい、剥離層14が形成されていない部
位においては、コート紙を樹脂層表面に残して
破れてしまつた。 第7図はこの考案の他の実施例を示す断面図で
ある。この実施例の接着テープ10は、特に、第
2の層を形成する樹脂層16が、前記第1図の実
施例と異なつて剥離層14にコーテイングされて
形成されたのではなく、樹脂層16の主面に形成
された接着層16bの接着力をもつて、剥離層1
4に重ね合わせ接着されている。 樹脂層16は、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ウレタン等の樹脂からなるフ
イルムをもつて形成され、接着層16bは、接着
剤層18より接着力の弱い、接着剤16b′をもつ
て形成されたものである。 第6図は、第3図および第4図で示した表面層
12と剥離層14および第2の剥離層26との積
層材32を用いて、第7図に示した表面層12、
剥離層14および樹脂層16からなる積層体30
を製造するための装置の一例を示す図解図であ
る。 この装置においては、第4図に示した装置とは
異なり、樹脂16aをコーテイングする積層装置
110に代えて、フイルム16′を表面層12の
表面の剥離層14表面上に、重ね合わせ積層する
積層装置110′が設けられている。 積層装置110′は、接着剤16b′を積層体3
0の剥離層14の表面に塗布する装置117と、
フイルム16′を巻き重ねた巻き重ね体を装填す
る装置118を含む。接着剤塗布装置117は、
ローラ112′と接着剤16b′を貯めるパン11
6′を含み、供給装置より引き出され導かれた積
層材32の剥離層14の表面に、接着剤16b′を
ローラ112′の回転に伴い塗布した後、巻き重
ね体を装填する装置118より別途導かれたフイ
ルム16′が、前記接着剤16b′の表面に重ね合
わせ接着する。 このように積層材32の剥離層14の表面に接
着層16bを介してフイルム16′が積層された
積層体30は、接着装置119に導かれる。接着
装置としては、接着剤16b′として、PVA系、
酢ビ系、アクリル系等の水溶性樹脂を含む接着剤
あるいは塩酢ビ、ウレタン、アクリル等からなる
溶剤型接着剤を用いる場合は、「乾燥器」を用い、
ゴム系、EVA系のホツトメルト型接着剤を用い
る場合は、「冷却器」を用いる。 このようにフイルム16′が重ね合わされ第2
の層たる樹脂層16が形成されてなる積層体30
は、つぎに切取り用ミシン目等を形成する切目形
成装置136に導く。切目28は、多数の同一の
配列を分割するようにして形成され、接着テープ
10を1枚づつ分割することを容易にする。 このように切目28が形成された積層体30
は、印刷装置130に導かれ、樹脂層16の表面
に適宜「開封済」等の適宜な画線を印刷装置13
0にて印刷し巻き取りローラ140に巻き取る。 そしてつぎに、このように巻き取りローラ14
0に巻き重ねられた積層体30は、前記実施例と
同様に、例えば、第5図に示す接着剤18aの塗
布装置158に装填し、前記実施例と同様に接着
剤18aを塗布して、接着剤層18を形成する。 なお、このときの接着剤層18を形成する接着
剤18aは、前記実施例と同様な感圧型接着剤を
用いてもよいが、第8図に示すような枚葉型(シ
ート状)の接着テープ10を形成するときには、
感圧型接着剤では、不用意に接着するので、水で
漏らすと直ちに溶解して強い接着力を示すような
再湿型接着剤を塗布すればよい。 この再湿型接着剤としては、たとえば水溶性ポ
リエチレンやポバール(PVA)や澱粉糊等の澱
粉系の接着剤を用いる。なおこのような、枚葉型
(シート状)の接着テープ10の場合には、第7
図に示すような、接着テープ10とは異なつて、
第2の剥離層26を表面層12の表面に形成する
ことなく、表面層12の表面上に、第8図に示す
ように「商品名」、「価格」等の画線を適宜印刷し
て印刷層24aを形成してもよい。 また、切目も、第8図に示すように、ミシン目
からなる幅方向の切目28aと長さ方向の切目2
8bとにより幅広のシート状接着テープ10を所
定の大きさに区画し、切目28aおよび28bに
て切り離すことにより、適宜な大きさのテープ片
10aを形成するようにしてもよい。 また、接着剤層18を形成する接着剤18aと
しては、常温では表面に粘着性がないが、加熱す
ると活性化し粘着力を生じる感熱タイプの接着剤
を用いてもよい。感熱タイプの接着剤としては、
加熱により接着剤が活性化する。例えば、ポリエ
チレンのような熱溶融性樹脂を主体とした粘着性
を有し冷却されることで接着される接着剤を用い
てもよい。かかる接着剤を積層体30の第2の層
である樹脂層16の表面に塗布する場合には、た
とえば、第9図に示すような、適宜な温度に加熱
しながら接着剤を塗布する塗布装置158を用い
て塗布すればよく、接着剤18aが印刷塗布され
た積層体30は、冷風を吹き出す装置を含む乾燥
器124に導き、接着剤18aを乾燥して接着剤
層18を形成する。
2の層としてコーテイングし、その他は前記例
と同様にしたときも同じような結果が得られ
た。 (2) 第1の層として厚さ70μ程度のコート紙を用
い、ストライプ状に剥離層が欠除した部位を残
して、剥離層を形成する剥離剤としてワツクス
を塗布乾燥させた。つぎにこのワツクスの上に
第2の層を形成するウレタン樹脂またはEVA
樹脂等を厚さ約5〜50μとなるようにコーテイ
ングする。このときウレタン樹脂またはEVA
樹脂をワツクス面より剥がすのに要した力(a)は
100gであり、剥離剤層が形成されていない部
位においてコート紙を樹脂層より剥がすのに要
する力(b)は、500gであつた。このようにして
作成されたコート紙と第2の層との積層体に東
洋インク株式会社製粘着剤を乾燥被膜厚5〜
50μとなるようにコーテイングした。しかる
後、積層体をロール状に巻き重ねたところ、こ
のとき第2の剥離層から粘着剤部分を剥がすの
に要する力(d)は20gであつた。かくして構成さ
れた接着テープを細片化して被貼着材(紙函、
プラスチツク、ガラスビン等)に貼り付けた。
このときの被貼着材への接着力(c)は1000gであ
つた。貼り付けられたテープ片を無理に被貼着
材より剥がそうとしたところ、第1の層のコー
ト紙の方が剥離層14部位においては、剥がさ
れてしまい、剥離層14が形成されていない部
位においては、コート紙を樹脂層表面に残して
破れてしまつた。 第7図はこの考案の他の実施例を示す断面図で
ある。この実施例の接着テープ10は、特に、第
2の層を形成する樹脂層16が、前記第1図の実
施例と異なつて剥離層14にコーテイングされて
形成されたのではなく、樹脂層16の主面に形成
された接着層16bの接着力をもつて、剥離層1
4に重ね合わせ接着されている。 樹脂層16は、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ウレタン等の樹脂からなるフ
イルムをもつて形成され、接着層16bは、接着
剤層18より接着力の弱い、接着剤16b′をもつ
て形成されたものである。 第6図は、第3図および第4図で示した表面層
12と剥離層14および第2の剥離層26との積
層材32を用いて、第7図に示した表面層12、
剥離層14および樹脂層16からなる積層体30
を製造するための装置の一例を示す図解図であ
る。 この装置においては、第4図に示した装置とは
異なり、樹脂16aをコーテイングする積層装置
110に代えて、フイルム16′を表面層12の
表面の剥離層14表面上に、重ね合わせ積層する
積層装置110′が設けられている。 積層装置110′は、接着剤16b′を積層体3
0の剥離層14の表面に塗布する装置117と、
フイルム16′を巻き重ねた巻き重ね体を装填す
る装置118を含む。接着剤塗布装置117は、
ローラ112′と接着剤16b′を貯めるパン11
6′を含み、供給装置より引き出され導かれた積
層材32の剥離層14の表面に、接着剤16b′を
ローラ112′の回転に伴い塗布した後、巻き重
ね体を装填する装置118より別途導かれたフイ
ルム16′が、前記接着剤16b′の表面に重ね合
わせ接着する。 このように積層材32の剥離層14の表面に接
着層16bを介してフイルム16′が積層された
積層体30は、接着装置119に導かれる。接着
装置としては、接着剤16b′として、PVA系、
酢ビ系、アクリル系等の水溶性樹脂を含む接着剤
あるいは塩酢ビ、ウレタン、アクリル等からなる
溶剤型接着剤を用いる場合は、「乾燥器」を用い、
ゴム系、EVA系のホツトメルト型接着剤を用い
る場合は、「冷却器」を用いる。 このようにフイルム16′が重ね合わされ第2
の層たる樹脂層16が形成されてなる積層体30
は、つぎに切取り用ミシン目等を形成する切目形
成装置136に導く。切目28は、多数の同一の
配列を分割するようにして形成され、接着テープ
10を1枚づつ分割することを容易にする。 このように切目28が形成された積層体30
は、印刷装置130に導かれ、樹脂層16の表面
に適宜「開封済」等の適宜な画線を印刷装置13
0にて印刷し巻き取りローラ140に巻き取る。 そしてつぎに、このように巻き取りローラ14
0に巻き重ねられた積層体30は、前記実施例と
同様に、例えば、第5図に示す接着剤18aの塗
布装置158に装填し、前記実施例と同様に接着
剤18aを塗布して、接着剤層18を形成する。 なお、このときの接着剤層18を形成する接着
剤18aは、前記実施例と同様な感圧型接着剤を
用いてもよいが、第8図に示すような枚葉型(シ
ート状)の接着テープ10を形成するときには、
感圧型接着剤では、不用意に接着するので、水で
漏らすと直ちに溶解して強い接着力を示すような
再湿型接着剤を塗布すればよい。 この再湿型接着剤としては、たとえば水溶性ポ
リエチレンやポバール(PVA)や澱粉糊等の澱
粉系の接着剤を用いる。なおこのような、枚葉型
(シート状)の接着テープ10の場合には、第7
図に示すような、接着テープ10とは異なつて、
第2の剥離層26を表面層12の表面に形成する
ことなく、表面層12の表面上に、第8図に示す
ように「商品名」、「価格」等の画線を適宜印刷し
て印刷層24aを形成してもよい。 また、切目も、第8図に示すように、ミシン目
からなる幅方向の切目28aと長さ方向の切目2
8bとにより幅広のシート状接着テープ10を所
定の大きさに区画し、切目28aおよび28bに
て切り離すことにより、適宜な大きさのテープ片
10aを形成するようにしてもよい。 また、接着剤層18を形成する接着剤18aと
しては、常温では表面に粘着性がないが、加熱す
ると活性化し粘着力を生じる感熱タイプの接着剤
を用いてもよい。感熱タイプの接着剤としては、
加熱により接着剤が活性化する。例えば、ポリエ
チレンのような熱溶融性樹脂を主体とした粘着性
を有し冷却されることで接着される接着剤を用い
てもよい。かかる接着剤を積層体30の第2の層
である樹脂層16の表面に塗布する場合には、た
とえば、第9図に示すような、適宜な温度に加熱
しながら接着剤を塗布する塗布装置158を用い
て塗布すればよく、接着剤18aが印刷塗布され
た積層体30は、冷風を吹き出す装置を含む乾燥
器124に導き、接着剤18aを乾燥して接着剤
層18を形成する。
第1図は、この考案の一実施例を示す断面図で
ある。第2図,,は、剥離層の形成状態を
示す平面図である。第3図および第4図は、この
考案の実施例に用いる積層体を製造するための装
置の一例を示す図解図である。第5図は、第4図
に示した積層体30を用いて、さらに接着剤層1
8を積層するための装置の一例を示す図解図であ
る。第6図は、第4図に示した積層材32を用い
て、第7図に示した接着テープ10を製造するた
めの装置の一例を示す図解図である。第7図は、
この考案の他の実施例を示す断面図である。第8
図は、この考案の他の実施例を示す斜視図であ
る。第9図は、接着剤層18を積層するための他
の装置を示す図解図である。第10図は、この考
案の一実施例を示す斜視図である。第11図a,
b,cは、この考案にかかる接着テープの使用方
法を示す斜視図である。第12図は、第1図実施
例の第1の層が破壊した状態を示す断面図であ
る。第13図は従来例を示す断面図である。 図において、10は接着テープ、10Aはテー
プ材、10Bはテープ材、10aはテープ片、1
2は表面層、14は剥離層、14aは剥離剤、1
6は樹脂層、16′はフイルム、18は接着剤層、
18aは接着剤、22は印刷層、23は印刷層、
24は印刷層、26は第2の剥離層、30は積層
体、102は保持ローラ、104は剥離剤塗布装
置、104a,104bはローラ、104cはパ
ン、106はドライヤー、108は巻き取り装
置、110,110′は積層装置、120はドラ
イヤー、122は乾燥装置、130,132は印
刷装置、136は切目形成装置、140は巻き取
りローラ、150は装置、152は塗布装置、1
54はメインローラ、156はローラ、158は
パン、160は巻き取りローラ、162は保持ロ
ーラ、164,166はローラ、168は巻き取
りローラを示す。
ある。第2図,,は、剥離層の形成状態を
示す平面図である。第3図および第4図は、この
考案の実施例に用いる積層体を製造するための装
置の一例を示す図解図である。第5図は、第4図
に示した積層体30を用いて、さらに接着剤層1
8を積層するための装置の一例を示す図解図であ
る。第6図は、第4図に示した積層材32を用い
て、第7図に示した接着テープ10を製造するた
めの装置の一例を示す図解図である。第7図は、
この考案の他の実施例を示す断面図である。第8
図は、この考案の他の実施例を示す斜視図であ
る。第9図は、接着剤層18を積層するための他
の装置を示す図解図である。第10図は、この考
案の一実施例を示す斜視図である。第11図a,
b,cは、この考案にかかる接着テープの使用方
法を示す斜視図である。第12図は、第1図実施
例の第1の層が破壊した状態を示す断面図であ
る。第13図は従来例を示す断面図である。 図において、10は接着テープ、10Aはテー
プ材、10Bはテープ材、10aはテープ片、1
2は表面層、14は剥離層、14aは剥離剤、1
6は樹脂層、16′はフイルム、18は接着剤層、
18aは接着剤、22は印刷層、23は印刷層、
24は印刷層、26は第2の剥離層、30は積層
体、102は保持ローラ、104は剥離剤塗布装
置、104a,104bはローラ、104cはパ
ン、106はドライヤー、108は巻き取り装
置、110,110′は積層装置、120はドラ
イヤー、122は乾燥装置、130,132は印
刷装置、136は切目形成装置、140は巻き取
りローラ、150は装置、152は塗布装置、1
54はメインローラ、156はローラ、158は
パン、160は巻き取りローラ、162は保持ロ
ーラ、164,166はローラ、168は巻き取
りローラを示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 易破壊性第1の層と、 前記第1の層上に積層された第2の層と、 前記第2の層上に積層された接着剤層と、 前記第1の層と第2の層の間に、第1の層と
第2の層とが接着するように一部を欠除して、
積層された剥離層を含む、帯状の接着テープで
あつて、 剥離層部位にて第1の層を第2の層から剥離
せしめるのに要する力をaとし、剥離層が欠除
した部位にて第1の層を第2の層から剥離せし
めるのに要する力をbとし、接着剤層の被貼着
材との接着力をcとしたとき、下記式 a<b<c を満足する、易破壊性接着テープ。 2 接着テープは、ロール状に巻き重ねられたも
のを含む、実用新案登録請求の範囲第1項記載
の易破壊性接着テープ。 3 前記第1の層は、剥離層が形成された面とは
反対側の面に形成された第2の剥離層を含み、 第1の層を剥離層にて第2の層から剥離せし
めるのに要する力をaとし、剥離層が欠除した
部位にて第1の層を第2の層から剥離せしめる
のに要する力をbとし、接着剤層の被貼着材と
の接着力をcとし、ロール状に巻き重ねられた
とき接合された第1の層の第2の剥離層と接着
剤層とを剥離せしめるのに要する力をdとした
とき、下記式 d<a<b<c を満足する、実用新案登録請求の範囲第2項記
載の易破壊性接着テープ。 4 前記接着テープはシート状のものを含む、実
用新案登録請求の範囲第1項記載の易破壊性接
着テープ。 5 前記第1の層は、紙を含む、実用新案登録請
求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載
の易破壊性接着テープ。 6 前記第1の層は、易破壊性合成樹脂フイルム
を含む、実用新案登録請求の範囲第1項ないし
第4項のいずれかに記載の易破壊性接着テー
プ。 7 前記第1の層は、塩化ビニルとアクリルの共
重合樹脂を主成分とするフイルムを含む、実用
新案登録請求の範囲第6項記載の易破壊性接着
テープ。 8 前記第2の層は、合成樹脂をコーデイングし
た樹脂層を含む、実用新案登録請求の範囲第1
項ないし第7項のいずれかに記載の易破壊性接
着テープ。 9 前記第2の層はウレタン樹脂をコーデイング
した樹脂層を含む、実用新案登録請求の範囲第
8項記載の易破壊性接着テープ。 10 前記第2の層は、EVA樹脂をコーデイング
した樹脂層を含む、実用新案登録請求の範囲第
8項記載の易破壊性接着テープ。 11 前記第2の層は、合成樹脂フイルムを重ね合
わせてなる合成樹脂層を含む、実用新案登録請
求の範囲第1項ないし第7項のいずれかに記載
の易破壊性接着テープ。 12 前記剥離層は、シリコン樹脂をコーテイング
した層を含む、実用新案登録請求の範囲第1項
ないし第11項のいずれかに記載の易破壊性接着
テープ。 13 前記剥離層は、フツソ樹脂をコーテイングし
た層を含む、実用新案登録請求の範囲第1項な
いし第11項のいずれかに記載の易破壊性接着テ
ープ。 14 前記剥離層はワツクスをコーテイングした層
を含む、実用新案登録請求の範囲第1項ないし
第11項のいずれかに記載の易破壊性接着テー
プ。 15 前記剥離層を欠除した部位は、線状に形成さ
れる、実用新案登録請求の範囲第1項ないし第
14項のいずれかに記載の易破壊性接着テープ。 16 前記剥離層を欠除した部位は、点状に形成さ
れる、実用新案登録請求の範囲第1項ないし第
14項のいずれかに記載の易破壊性接着テープ。 17 前記剥離層を欠除した部位は、幾何学模様状
に形成される、実用新案登録請求の範囲第1項
ないし第14項のいずれかに記載の易破壊性接着
テープ。 18 前記接着剤層は、感圧型接着剤を塗布してな
る接着剤層を含む、実用新案登録請求の範囲第
1項ないし第17項のいずれかに記載の易破壊性
接着テープ。 19 前記接着剤層は再湿型接着剤を塗布してなる
接着剤層を含む、実用新案登録請求の範囲第1
項ないし第17項のいずれかに記載の易破壊性接
着テープ。 20 前記接着剤層は感熱型接着剤を塗布してなる
接着剤層を含む、実用新案登録請求の範囲第1
項ないし第17項のいずれかに記載の易破壊性接
着テープ。 21 前記感熱型接着剤層は、熱溶融性樹脂を主体
とした接着剤層を含む、実用新案登録請求の範
囲第20項記載の易破壊性接着テープ。 22 前記第1の層は、その主面に形成された印刷
層を含む、実用新案登録請求の範囲第1項ない
し第21項のいずれかに記載の易破壊性接着テー
プ。 23 前記第1の層は、第2の層側主面に形成され
たベタ印刷層を含む、実用新案登録請求の範囲
第22項記載の易破壊性接着テープ。 24 前記第2の層は、その主面に形成された印刷
層を含む、実用新案登録請求の範囲第1項ない
し第23項のいずれかに記載の易破壊性接着テー
プ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984171466U JPH0241145Y2 (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984171466U JPH0241145Y2 (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6186444U JPS6186444U (ja) | 1986-06-06 |
| JPH0241145Y2 true JPH0241145Y2 (ja) | 1990-11-01 |
Family
ID=30729153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984171466U Expired JPH0241145Y2 (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0241145Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6735646B2 (ja) * | 2016-09-28 | 2020-08-05 | 株式会社共和 | 粘着テープロール |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59171465A (ja) * | 1983-03-18 | 1984-09-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 有機電解質電池用正極活物質の製造法 |
-
1984
- 1984-11-12 JP JP1984171466U patent/JPH0241145Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6186444U (ja) | 1986-06-06 |
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