JPH0242323B2 - - Google Patents
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- JPH0242323B2 JPH0242323B2 JP61021630A JP2163086A JPH0242323B2 JP H0242323 B2 JPH0242323 B2 JP H0242323B2 JP 61021630 A JP61021630 A JP 61021630A JP 2163086 A JP2163086 A JP 2163086A JP H0242323 B2 JPH0242323 B2 JP H0242323B2
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- Japan
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- decorative
- clay
- mold
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Description
【発明の詳細な説明】
「発明の目的」
(産業上の利用分野)
本発明は、装飾面が象嵌状に表現された、例え
ばタイル等の窯業品を製造する方法に関する。
ばタイル等の窯業品を製造する方法に関する。
(従来の技術)
第3図は、象嵌状装飾面を備えたタイル(以
下、装飾タイルという)を概略して示す側断面図
である。この装飾タイルは、タイル本体1の上面
が装飾面1aとなつており、該装飾面1aの一部
に装飾チツプ2が埋め高まれて成るものである。
該装飾チツプ2は、前記タイル本体1の形成材料
とは異種の材料を用いて形成されており、該タイ
ル本体1の装飾面1a全体に対して装飾チツプ2
の輪郭が明瞭に判別できるようにして審美性を醸
し出している。なお、上記装飾タイルの下面に設
けられた凹凸は、裏足である。また、このような
装飾タイルの中には、装飾チツプ2が、タイル本
体1の装飾面1aに複数個配置されたものもあ
る。
下、装飾タイルという)を概略して示す側断面図
である。この装飾タイルは、タイル本体1の上面
が装飾面1aとなつており、該装飾面1aの一部
に装飾チツプ2が埋め高まれて成るものである。
該装飾チツプ2は、前記タイル本体1の形成材料
とは異種の材料を用いて形成されており、該タイ
ル本体1の装飾面1a全体に対して装飾チツプ2
の輪郭が明瞭に判別できるようにして審美性を醸
し出している。なお、上記装飾タイルの下面に設
けられた凹凸は、裏足である。また、このような
装飾タイルの中には、装飾チツプ2が、タイル本
体1の装飾面1aに複数個配置されたものもあ
る。
ところで、従来、この装飾タイルは乾式法によ
り製造するのが一般的とされており、その製造方
法には大略して次の2通りがあつた。
り製造するのが一般的とされており、その製造方
法には大略して次の2通りがあつた。
まず、一つの方法(以下、第1製造方法とい
う)は、タイル本体1と装飾チツプ2とを各別に
成形、焼成し、これら両者を後工程において接着
剤で接着するというものである。
う)は、タイル本体1と装飾チツプ2とを各別に
成形、焼成し、これら両者を後工程において接着
剤で接着するというものである。
また、他方の方法(以下、第2製造方法とい
う)は、第4図イ乃至ハに示す如き特殊な乾式加
圧機(以下、特殊プレス機という)を使用するも
のであつた。つまり、この特殊プレス機は、下型
3が複数に分割(図面では二分割のものを示す)
されており、各分割型3a,3bが独自に昇降動
作できるようになつている。この第2製造方法
を、その進捗過程に沿つて分説すると、まず、同
図イに示す如く、特殊プレス機の下型3における
一部の分割型3aを下降させて、他の分割型3b
と枠型5との間に凹部4を形成させる。そして、
該凹部4内に装飾チツプ2(第3図参照)用の乾
式坏土を装填し、該乾式坏土の装填上面を上型
(図示省略)で軽く押さえながら下型3の前記分
割型3aを所定高さに上昇させ、同図ロに示す如
く装飾チツプ2の生素地体2を得る。しかる後、
同図ハに示す如く、下型3における全分割型3
a,3bを同一レベルに合わせ、下型3と枠型5
とによつて形成される凹部6(前記装飾チツプ2
の生素地体2分を除く)内に、タイル本体1(第
3図参照)用の乾式坏土を装填し、全体的にプレ
スして装飾タイルの生素地体を得、これを後工程
で焼成するというものである。
う)は、第4図イ乃至ハに示す如き特殊な乾式加
圧機(以下、特殊プレス機という)を使用するも
のであつた。つまり、この特殊プレス機は、下型
3が複数に分割(図面では二分割のものを示す)
されており、各分割型3a,3bが独自に昇降動
作できるようになつている。この第2製造方法
を、その進捗過程に沿つて分説すると、まず、同
図イに示す如く、特殊プレス機の下型3における
一部の分割型3aを下降させて、他の分割型3b
と枠型5との間に凹部4を形成させる。そして、
該凹部4内に装飾チツプ2(第3図参照)用の乾
式坏土を装填し、該乾式坏土の装填上面を上型
(図示省略)で軽く押さえながら下型3の前記分
割型3aを所定高さに上昇させ、同図ロに示す如
く装飾チツプ2の生素地体2を得る。しかる後、
同図ハに示す如く、下型3における全分割型3
a,3bを同一レベルに合わせ、下型3と枠型5
とによつて形成される凹部6(前記装飾チツプ2
の生素地体2分を除く)内に、タイル本体1(第
3図参照)用の乾式坏土を装填し、全体的にプレ
スして装飾タイルの生素地体を得、これを後工程
で焼成するというものである。
(発明が解決しようとする問題点)
第1製造方法は、タイル本体1と装飾チツプ2
との双方に、各別な焼成歪(収縮や反り等)が発
生しているものであり、両者の整合性に多くの問
題点があつた。また、タイル本体1と装飾チツプ
2との接着工程が面倒であると共に、接着剤が両
者の隙間からはみ出すこともあつた。更に、タイ
ル本体1と装飾チツプ2との接着力には保証がな
く、装飾タイルを長年使用することにより、装飾
チツプ2が外れてしまうこともあつた。
との双方に、各別な焼成歪(収縮や反り等)が発
生しているものであり、両者の整合性に多くの問
題点があつた。また、タイル本体1と装飾チツプ
2との接着工程が面倒であると共に、接着剤が両
者の隙間からはみ出すこともあつた。更に、タイ
ル本体1と装飾チツプ2との接着力には保証がな
く、装飾タイルを長年使用することにより、装飾
チツプ2が外れてしまうこともあつた。
また、第2製造方法では、装飾タイルにおい
て、その大きさの異なるものや装飾チツプ2の形
状が異なるものを種々製造しようとするときは、
その種類の数だけ特殊プレス機の下型(分割型相
互の組合せ形状が異なる種々の下型)が必要とな
り、下型の製造コストが厖大なものとなつてい
た。従つて実質的には、装飾タイルにおいて、そ
の大きさや装飾チツプ2の形状は少種類に制限さ
れざるを得ない傾向になつていた。しかも、特殊
プレス機の運転態様は複雑であり、その生産性が
劣悪であるという問題点もあつた。
て、その大きさの異なるものや装飾チツプ2の形
状が異なるものを種々製造しようとするときは、
その種類の数だけ特殊プレス機の下型(分割型相
互の組合せ形状が異なる種々の下型)が必要とな
り、下型の製造コストが厖大なものとなつてい
た。従つて実質的には、装飾タイルにおいて、そ
の大きさや装飾チツプ2の形状は少種類に制限さ
れざるを得ない傾向になつていた。しかも、特殊
プレス機の運転態様は複雑であり、その生産性が
劣悪であるという問題点もあつた。
本発明は、上記の如き事情に鑑みてなされたも
のであつて、従来の第1製造方法や第2製造方法
等にみられる全ての問題点を解決した、象嵌状装
飾面を備えた窯業品の新規な製造方法(以下、本
発明方法という)を提供することを目的とする。
のであつて、従来の第1製造方法や第2製造方法
等にみられる全ての問題点を解決した、象嵌状装
飾面を備えた窯業品の新規な製造方法(以下、本
発明方法という)を提供することを目的とする。
「発明の構成」
(問題点を解決するための手段)
本発明方法の要旨とするところは、乾式法によ
り低圧力でプレス成形した生素地の象嵌用装飾チ
ツプ材を準備し、乾式加圧機の成形型における窯
業品の装飾面を成形する側の面へ前記装飾チツプ
材を所望の図柄が形成される如く配置すると共に
前記成形型内へ窯業品の本体用坏土を装填し、前
記配置された装飾チツプ材と装填された本体用坏
土とを所定の高圧力になるまで同時にプレスする
ことにより装飾チツプと、本体生素地との複合生
素地を成形し、該複合正素地を焼成することであ
る。
り低圧力でプレス成形した生素地の象嵌用装飾チ
ツプ材を準備し、乾式加圧機の成形型における窯
業品の装飾面を成形する側の面へ前記装飾チツプ
材を所望の図柄が形成される如く配置すると共に
前記成形型内へ窯業品の本体用坏土を装填し、前
記配置された装飾チツプ材と装填された本体用坏
土とを所定の高圧力になるまで同時にプレスする
ことにより装飾チツプと、本体生素地との複合生
素地を成形し、該複合正素地を焼成することであ
る。
(作用)
窯業品本体(前記従来例ではタイル本体1とし
て説明)の本体生素地を、乾式加圧機(以下、単
にプレス機という)によつて成形するに際して、
予め乾式法により低圧力でプレス成形された装飾
チツプ材(従来の第2製造方法で説明した装飾チ
ツプ2の生素地体2に相当する)と前記本体生素
地を形成する坏土(本体用坏土)との両者を、前
記プレス機の上型加圧面と下型加圧面との間に形
成される空間(成形型内)へ装填し、この両者を
同時に所定の高圧力になるまでプレスしている。
そして、前記装飾チツプ材は、装填された本体用
坏土の上面とプレス機の上型加圧面との間の面又
は装填坏土の下面とプレス機の下型加圧面との間
の面に介在するように規定している。つまり、装
填される本体用坏土に対する装飾チツプ材の位置
関係は、プレス機における上型と下型との組合せ
態様により、大凡二つに分けられるものである。
その一は、窯業品の装飾面を成形する側の面が下
型に形成されるときであり、そのときは、該下型
の加圧面上に装飾チツプ材を裏向きに配置し、そ
の後に本体用坏土を装填するようにする。その二
は、その一とは反対に、窯業品の装飾面を成形す
る側の面が上型に形成されるときであり、そのと
きは、プレス機の成形型内に本体用坏土を装填し
た後、該装填された本体用坏用の上面に装飾チツ
プ材を表向きに配置するようにする。
て説明)の本体生素地を、乾式加圧機(以下、単
にプレス機という)によつて成形するに際して、
予め乾式法により低圧力でプレス成形された装飾
チツプ材(従来の第2製造方法で説明した装飾チ
ツプ2の生素地体2に相当する)と前記本体生素
地を形成する坏土(本体用坏土)との両者を、前
記プレス機の上型加圧面と下型加圧面との間に形
成される空間(成形型内)へ装填し、この両者を
同時に所定の高圧力になるまでプレスしている。
そして、前記装飾チツプ材は、装填された本体用
坏土の上面とプレス機の上型加圧面との間の面又
は装填坏土の下面とプレス機の下型加圧面との間
の面に介在するように規定している。つまり、装
填される本体用坏土に対する装飾チツプ材の位置
関係は、プレス機における上型と下型との組合せ
態様により、大凡二つに分けられるものである。
その一は、窯業品の装飾面を成形する側の面が下
型に形成されるときであり、そのときは、該下型
の加圧面上に装飾チツプ材を裏向きに配置し、そ
の後に本体用坏土を装填するようにする。その二
は、その一とは反対に、窯業品の装飾面を成形す
る側の面が上型に形成されるときであり、そのと
きは、プレス機の成形型内に本体用坏土を装填し
た後、該装填された本体用坏用の上面に装飾チツ
プ材を表向きに配置するようにする。
このような状況のもとにプレスして得られた複
合生素地は、その装飾素面において、装飾チツプ
材と本体生素地との接合界面が隙間なく充填され
たものとなる。この点について詳しく説明する
と、装飾チツプ材は、乾式法により成形した生素
地をそのまま使用している。換言すると、装飾チ
ツプ材は未だ焼成されていない状態にあり、その
輪郭が鮮明に認められるもの(稜線部分が鋭角な
もの)である。従つて、この装飾チツプ材を、窯
業品の本体用坏土と同時にプレスすれば、その圧
縮力により該本体用坏土が装飾チツプ材の周囲の
形状に応じて少しの隙間もなく詰め込まれるよう
になる。このため、前記複合生素地を焼成して
も、前記装飾チツプ材と本体生素地との接合界面
部分が丸みを帯びるようなことはなく、窯業品の
外観として最も重要な装飾面の図柄が害されるこ
とはない。また、本発明方法では、従来の第2製
造方法で用いていたような特殊プレス機と異な
り、上型及び/又は下型が全体として昇降動作す
る、ごく一般的なプレス機を用いることができる
ので、設備を改造する必要もなく生産性は格段と
向上する。しかも、前記プレス機の下型加圧又面
又は装填された本体用坏土の上面に対して、装飾
チツプ材の配置位置を適宜変更させたり、該装飾
チツプ材の形状を適宜変更させたりすることも自
在であるから、窯業品における装飾面に形成され
る図柄の種類を無限に増すことができる。
合生素地は、その装飾素面において、装飾チツプ
材と本体生素地との接合界面が隙間なく充填され
たものとなる。この点について詳しく説明する
と、装飾チツプ材は、乾式法により成形した生素
地をそのまま使用している。換言すると、装飾チ
ツプ材は未だ焼成されていない状態にあり、その
輪郭が鮮明に認められるもの(稜線部分が鋭角な
もの)である。従つて、この装飾チツプ材を、窯
業品の本体用坏土と同時にプレスすれば、その圧
縮力により該本体用坏土が装飾チツプ材の周囲の
形状に応じて少しの隙間もなく詰め込まれるよう
になる。このため、前記複合生素地を焼成して
も、前記装飾チツプ材と本体生素地との接合界面
部分が丸みを帯びるようなことはなく、窯業品の
外観として最も重要な装飾面の図柄が害されるこ
とはない。また、本発明方法では、従来の第2製
造方法で用いていたような特殊プレス機と異な
り、上型及び/又は下型が全体として昇降動作す
る、ごく一般的なプレス機を用いることができる
ので、設備を改造する必要もなく生産性は格段と
向上する。しかも、前記プレス機の下型加圧又面
又は装填された本体用坏土の上面に対して、装飾
チツプ材の配置位置を適宜変更させたり、該装飾
チツプ材の形状を適宜変更させたりすることも自
在であるから、窯業品における装飾面に形成され
る図柄の種類を無限に増すことができる。
(実施例)
以下本発明を、その実施例を示す図面に基づい
て説明すると次のとおりである。なお、本実施例
においても、装飾タイルを製造する場合を例に挙
げて説明することとする。
て説明すると次のとおりである。なお、本実施例
においても、装飾タイルを製造する場合を例に挙
げて説明することとする。
本発明方法の最も特徴とするところは、窯業品
本体(以下、タイル本体1〔第3図参照〕とい
う)の本体生素地を成形するにあたつて、該本体
生素地を形成する本体用坏土と乾式法で低圧成形
された生素地(未焼成の素地)の装飾チツプ材と
を、プレス機の成形型内で装填して同時に高圧力
になるまでプレスすることにある。
本体(以下、タイル本体1〔第3図参照〕とい
う)の本体生素地を成形するにあたつて、該本体
生素地を形成する本体用坏土と乾式法で低圧成形
された生素地(未焼成の素地)の装飾チツプ材と
を、プレス機の成形型内で装填して同時に高圧力
になるまでプレスすることにある。
まず、装飾チツプ材について説明する。該装飾
チツプ材は、坏土を乾式法により成形してなる生
素地であつて、その外形状は任意である。但し、
厚さ寸法は、成形し終つたときの本体生素地の厚
さとの関係で差異はあるが、一般的には5mm以下
としておくことが好ましい。この理由は、もし、
装飾チツプ材を5mmよりも分厚くすると、その後
のプレス工程で形成する本体生素地は、各加圧点
における装飾チツプ材の存否により坏土充填密度
に差が生じ、焼成時に亀裂や割れ又は反りを招く
おそれがあるからである。一方、装飾チツプ材
は、薄すぎる場合も作業の困難性を招くものとな
る。本発明者の実験によれば、装飾チツプ材の厚
さは2〜3mmが最適であつた。尚、前記装飾チツ
プ材を乾式法により成形する場合は、100〜150
Kg/cm2程度の低圧力でプレスしておくものとす
る。なぜならば、該装飾チツプ材は、後工程にお
いて本体用坏土と同時に再びプレスされるが、該
プレス後における装飾チツプ材の坏土充填密度が
本体生素地の坏土充填密度よりも高くなるような
ことがあつてはならないからである。
チツプ材は、坏土を乾式法により成形してなる生
素地であつて、その外形状は任意である。但し、
厚さ寸法は、成形し終つたときの本体生素地の厚
さとの関係で差異はあるが、一般的には5mm以下
としておくことが好ましい。この理由は、もし、
装飾チツプ材を5mmよりも分厚くすると、その後
のプレス工程で形成する本体生素地は、各加圧点
における装飾チツプ材の存否により坏土充填密度
に差が生じ、焼成時に亀裂や割れ又は反りを招く
おそれがあるからである。一方、装飾チツプ材
は、薄すぎる場合も作業の困難性を招くものとな
る。本発明者の実験によれば、装飾チツプ材の厚
さは2〜3mmが最適であつた。尚、前記装飾チツ
プ材を乾式法により成形する場合は、100〜150
Kg/cm2程度の低圧力でプレスしておくものとす
る。なぜならば、該装飾チツプ材は、後工程にお
いて本体用坏土と同時に再びプレスされるが、該
プレス後における装飾チツプ材の坏土充填密度が
本体生素地の坏土充填密度よりも高くなるような
ことがあつてはならないからである。
次に、前記のようにして成形した装飾チツプ材
と本体用坏土とを同時にプレスして行う複合生素
地の成形について説明する。第1図に示すよう
に、複数の前記装飾チツプ材10,10,…を裏
向きにして、プレス機における下型7の加圧面
(窯業品の装飾面を成形する側の面)7a上に並
べる。当然の如く、装飾チツプ材10の配置パタ
ーンは、所望の装飾図柄に応じて任意である。そ
して前記下型7と枠型8との間に形成される空間
(成形型内)11へ、タイル本体1(第3図参照)
用の坏土12を装填する。該本体用坏土12は、
色相、明度、彩度、光沢等の関係では、前記装飾
チツプ材10とは異種の材料とする。しかし、線
膨脹率(焼成による収縮量)は、前記装飾チツプ
材10と同じか近似なものから選出するのが好ま
しい。そして、プレス機の上型9を下降させて成
形型内11に配置された装飾チツプ材10と装填
された本体用坏土12とを200〜500Kg/cm2の高圧
力になるまでプレスし、装飾チツプ材と本体生素
地とが結合して一体化した複合生素地を得る。得
られた複合生素地にあつては、装飾チツプ材10
の成形圧力に優る高圧力でプレスされているか
ら、装飾チツプ材と本体生素地との相互間におい
て、坏土充填密度の差はない。なお、図中におい
て上型9の加圧面(窯業品の非装飾背面を形成す
る側の面)9aに形成された凹凸は、タイル本体
1(第3図参照)の裏足を形成させるためのもの
である。しかる後、前記複合生素地を焼成し、装
飾タイルを得る。
と本体用坏土とを同時にプレスして行う複合生素
地の成形について説明する。第1図に示すよう
に、複数の前記装飾チツプ材10,10,…を裏
向きにして、プレス機における下型7の加圧面
(窯業品の装飾面を成形する側の面)7a上に並
べる。当然の如く、装飾チツプ材10の配置パタ
ーンは、所望の装飾図柄に応じて任意である。そ
して前記下型7と枠型8との間に形成される空間
(成形型内)11へ、タイル本体1(第3図参照)
用の坏土12を装填する。該本体用坏土12は、
色相、明度、彩度、光沢等の関係では、前記装飾
チツプ材10とは異種の材料とする。しかし、線
膨脹率(焼成による収縮量)は、前記装飾チツプ
材10と同じか近似なものから選出するのが好ま
しい。そして、プレス機の上型9を下降させて成
形型内11に配置された装飾チツプ材10と装填
された本体用坏土12とを200〜500Kg/cm2の高圧
力になるまでプレスし、装飾チツプ材と本体生素
地とが結合して一体化した複合生素地を得る。得
られた複合生素地にあつては、装飾チツプ材10
の成形圧力に優る高圧力でプレスされているか
ら、装飾チツプ材と本体生素地との相互間におい
て、坏土充填密度の差はない。なお、図中におい
て上型9の加圧面(窯業品の非装飾背面を形成す
る側の面)9aに形成された凹凸は、タイル本体
1(第3図参照)の裏足を形成させるためのもの
である。しかる後、前記複合生素地を焼成し、装
飾タイルを得る。
(別態様の検討)
第2図は、別態様の本発明方法を示す側断面図
である。本実施例で用いるプレス機は、その上型
13に、タイル本体1の装飾面1aを成形する加
圧面(窯業品の装飾面を成形する側の面)13a
が形成されている。従つて、前記実施例と異な
り、まず、下型7と枠型8との間に形成される空
間(成形型内)11へ本体用坏土12を充填した
後に、該装填された本体用坏土12上に装飾チツ
プ材15,15,…を上向きにして配置するよう
にする。また、該装飾チツプ材15は、その断面
形状が台形となるように成形されたものを準備し
た。このため、プレス後の複合生素地を焼成して
得た装飾タイルは、装飾チツプがタイル本体に対
して蟻足状に埋め込まれたものとなり、該装飾チ
ツプが外れ落ちることは決してない。また、同図
に示す本発明方法では、下型7の加圧面(窯業品
の非装飾背面を成形する側の面)7a上に軟質ゴ
ムからなるマツト14を敷設した、該マツト14
は、これがない場合、装飾チツプ材15の存否に
より加圧力の部分的偏差が生じようとする傾向が
あるので、これらの圧力偏差を吸収して本体生素
地の各加圧的相互間における坏土充填密度を均等
に均らすためのものである。このように、本発明
方法の細部にわたる構成等は、実施の態様に応じ
て適宜変更可能なものである。
である。本実施例で用いるプレス機は、その上型
13に、タイル本体1の装飾面1aを成形する加
圧面(窯業品の装飾面を成形する側の面)13a
が形成されている。従つて、前記実施例と異な
り、まず、下型7と枠型8との間に形成される空
間(成形型内)11へ本体用坏土12を充填した
後に、該装填された本体用坏土12上に装飾チツ
プ材15,15,…を上向きにして配置するよう
にする。また、該装飾チツプ材15は、その断面
形状が台形となるように成形されたものを準備し
た。このため、プレス後の複合生素地を焼成して
得た装飾タイルは、装飾チツプがタイル本体に対
して蟻足状に埋め込まれたものとなり、該装飾チ
ツプが外れ落ちることは決してない。また、同図
に示す本発明方法では、下型7の加圧面(窯業品
の非装飾背面を成形する側の面)7a上に軟質ゴ
ムからなるマツト14を敷設した、該マツト14
は、これがない場合、装飾チツプ材15の存否に
より加圧力の部分的偏差が生じようとする傾向が
あるので、これらの圧力偏差を吸収して本体生素
地の各加圧的相互間における坏土充填密度を均等
に均らすためのものである。このように、本発明
方法の細部にわたる構成等は、実施の態様に応じ
て適宜変更可能なものである。
「発明の効果」
以上の説明で明らかなように、本発明に係る象
嵌状装飾面を備えた窯業品の製造方法によれば、
従来の前記第1製造方法や第2製造方法等に見ら
れる全ての問題を解決することができた。即ち、
本発明が奏する効果の大要を列挙すると次の如く
である。
嵌状装飾面を備えた窯業品の製造方法によれば、
従来の前記第1製造方法や第2製造方法等に見ら
れる全ての問題を解決することができた。即ち、
本発明が奏する効果の大要を列挙すると次の如く
である。
窯業品の形状や装飾チツプ材の形状、装飾チ
ツプ材の配置等を自由に変更することができ、
しかもそれらの変更は至極簡単である。
ツプ材の配置等を自由に変更することができ、
しかもそれらの変更は至極簡単である。
複合生素地を成形する場合のプレス初期にあ
つては、圧力も低く、成形型内に充填された本
体用坏土が周囲の状況に従つて自由移動可能な
状態にあるから、装飾チツプ材の配置が変動す
るようなことはなく、プレスの圧力増加と共に
安定して装飾チツプ材と本体生素地とが強固に
結合した複合生素地が得られる。
つては、圧力も低く、成形型内に充填された本
体用坏土が周囲の状況に従つて自由移動可能な
状態にあるから、装飾チツプ材の配置が変動す
るようなことはなく、プレスの圧力増加と共に
安定して装飾チツプ材と本体生素地とが強固に
結合した複合生素地が得られる。
本発明の実施に用いるプレス機は、昇降動作
する一般的成形型を備えてさえいればよいか
ら、設備改造も特別な道具も必要ではなく、成
形作業全体が極めて容易である。
する一般的成形型を備えてさえいればよいか
ら、設備改造も特別な道具も必要ではなく、成
形作業全体が極めて容易である。
本体生素地と装飾チツプとを接着する工程
や、長時間にわたる乾燥工程等が必要であるか
ら、この種の窯業品の生産性は格段に向上す
る。
や、長時間にわたる乾燥工程等が必要であるか
ら、この種の窯業品の生産性は格段に向上す
る。
本体生素地と装飾チツプ材とは、共に線膨脹
率が同等近似は坏土を用い、成形時には均一な
坏土充填密度となるので、焼成時に亀裂や割れ
又は反り等が発生するおそれはない。
率が同等近似は坏土を用い、成形時には均一な
坏土充填密度となるので、焼成時に亀裂や割れ
又は反り等が発生するおそれはない。
第1図は本発明方法を示す側断面図、第2図は
別態様の本発明方法を示す側断面図、第3図は象
嵌状装飾面を備えた装飾タイルを概略して示す側
断面図、第4図イ乃至ハは、いずれも従来におけ
る乾式法による第2製造方法を概略して示す側断
面図である。 1……タイル本体、1a……装飾面、2……装
飾チツプ、7……下型、7a……加圧面、8……
枠型、9,13……上型、9a,13a……加圧
面、10,15……装飾チツプ材、11……プレ
ス機の成形型内、12……本体用坏土。
別態様の本発明方法を示す側断面図、第3図は象
嵌状装飾面を備えた装飾タイルを概略して示す側
断面図、第4図イ乃至ハは、いずれも従来におけ
る乾式法による第2製造方法を概略して示す側断
面図である。 1……タイル本体、1a……装飾面、2……装
飾チツプ、7……下型、7a……加圧面、8……
枠型、9,13……上型、9a,13a……加圧
面、10,15……装飾チツプ材、11……プレ
ス機の成形型内、12……本体用坏土。
Claims (1)
- 1 乾式法により低圧力でプレス成形した生素地
の象嵌用装飾チツプ材を準備し、乾式加圧機の成
形型における窯業品の装飾面を成形する側の面へ
前記装飾チツプ材を所望の図柄が形成される如く
配置すると共に前記成形型内へ窯業品の本体用坏
土を装填し、前記配置された装飾チツプ材と装填
された本体用坏土とを所定の高圧力になるまで同
時にプレスすることにより装飾チツプ材と本体生
素地との複合生素地を成形し、該複合生素地を焼
成することを特徴とする象嵌状装飾面を備えた窯
業品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2163086A JPS62178305A (ja) | 1986-02-03 | 1986-02-03 | 象嵌状装飾面を備えた窯業品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2163086A JPS62178305A (ja) | 1986-02-03 | 1986-02-03 | 象嵌状装飾面を備えた窯業品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62178305A JPS62178305A (ja) | 1987-08-05 |
| JPH0242323B2 true JPH0242323B2 (ja) | 1990-09-21 |
Family
ID=12060383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2163086A Granted JPS62178305A (ja) | 1986-02-03 | 1986-02-03 | 象嵌状装飾面を備えた窯業品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62178305A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0487978B1 (en) * | 1990-11-30 | 1994-08-10 | Inax Corporation | Manufacturing method for pottery provided with flowing patterns or spreading patterns |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56107A (en) * | 1979-06-16 | 1981-01-06 | Kojima Press Kogyo Kk | Production of ceramics giving pictorial pattern on surface |
-
1986
- 1986-02-03 JP JP2163086A patent/JPS62178305A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62178305A (ja) | 1987-08-05 |
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