JPH0242926Y2 - - Google Patents

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JPH0242926Y2
JPH0242926Y2 JP13048386U JP13048386U JPH0242926Y2 JP H0242926 Y2 JPH0242926 Y2 JP H0242926Y2 JP 13048386 U JP13048386 U JP 13048386U JP 13048386 U JP13048386 U JP 13048386U JP H0242926 Y2 JPH0242926 Y2 JP H0242926Y2
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land portion
pressure
aperture
piston
downstream
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JP13048386U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、流体の接するランド部分と、その
ランド部分と協働して絞り開度を定める部材とを
有する液圧制御装置の粘性流体絞り機構に関す
る。
〔従来の技術〕
従来この種の粘性流体絞り機構を用いたものと
しては、例えば実公昭55−39444号公報に記載さ
れているように、第5図に示すような圧力補償型
流量調整弁のコンペンセータ絞り機構がある。
これを簡単に説明すると、シリンダ1の内壁面
及びピストン2の外壁面には、ランド部分1aと
ピストン2との隙間によつて形成される絞り開口
aのすぐ下流に流体が流路中心部の流れから積極
的に剥離した部分を形成するための傾斜面1b及
び凹面2aが設けられると共に、その両者によつ
て形成される流路に続いてピストン2の中心軸線
に略平行した比較的長く細い直線的流路3が形成
されている。
それによつて、シリンダ1とピストン2との絞
り開口aを通過した流体は急激な拡散がなく、そ
の流動有効面積が極めて滑らかに変化して騒音や
振動の発生が防止されるようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の粘性流体絞り
機構は、圧力補償型流量調整弁の制御圧力を変え
た場合に、騒音値が第6図に示すように流量が多
い場合には線aで示すカーブを描くが、流量が少
ない場合には線bで示すように、低圧域の特定範
囲において凸状に騒音レベルの高い部分が生じ
て、低圧域で機械装置自体の運転音が低い時に
は、それが一層耳ざわりに聞えるという問題点が
あつた。
そこで、低圧域では流体が絞り開口を通過した
後の流れの状態が不適当と考えて、ピストンの稜
線2b(第5図参照)に丸みをもたせることによ
り改善することも試みられたが、低圧域で騒音レ
ベルが高くなる部分の発生位置(圧力)が移動す
るだけで消えるわけではなく、問題点を本質的に
解決するまでには至らなかつた。
この考案はこのような問題点を解決し得る粘性
流体絞り機構を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、この考案による粘性流体絞り機構
は、流体の接するランド部分と、そのランド部分
と協働して絞り開度を定める部材とを有する液圧
制御装置の絞り機構において、絞り開口のすぐ下
流における上記ランド部分の内壁面を中心軸線を
含む断面の形状が略直線状で流路を拡大する方向
に傾斜した傾斜面とし、その傾斜面と対向する上
記絞り開度を定める部材側の壁面を中心軸線を含
む断面の形状が絞り開口を定める上流側にテーパ
面を有しその下流側に角部を有する凹面とし、上
記ランド部分の傾斜面と絞り開度を定める部材の
凹面の角部とによつて第2の絞りを形成して背圧
をもたせ、その部材のテーパ面の稜線近傍から下
流部分にかけて軸心方向に向かう切欠部を周方向
に間隔を置いて複数箇所設けたものである。
〔作用〕
このように構成した粘性流体絞り機構によれ
ば、弁を通過する流れは稜線部分からの流れと複
数の切欠部からの流れの和であり、前記騒音レベ
ルを発生する流れ状態が解消される。
なお、絞り開度を定める部材の稜線近傍から下
流部分にかけて設けた複数箇所の切欠部から下流
側へ流出する流体は、ランド部分の傾斜面と絞り
開度を定める部材の凹面の角部とによつて形成さ
れる第2の絞りにより背圧をもたせた凹部に流出
するので、その圧力降下も少ないことからキヤビ
テーシヨンの発生を防ぐことができるため騒音を
防止することができる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図はこの考案を適用した圧力補償型流量調
整弁の圧力コンペンセータ部のみを示す拡大断面
図、第2図は同じくその圧力補償型流量調整弁の
全体を示す断面図、第3図は同じくそのピストン
のみを示す斜視図であり、第5図に対応する部分
には同一の符号を付してある。
まず、その構成を説明すると、第2図に示すよ
うにシリンダを兼ねた弁本体1の内部に流体と接
するランド部分1aを設け、そのランド部分1a
と協働して絞り開度を定める部材であるピストン
12を矢示A方向に摺動自在に設けて、第1図に
明示するようにランド部分1aとピストン12に
よつて絞り開口aを調整する第1の絞り10を形
成する。
絞り開口aのすぐ下流(第1図で左方)には、
ランド部分1aの内壁面を中心線を含む断面の形
状が略直線状で流路を拡大する方向に傾斜した傾
斜面1bとし、その傾斜面1bと対向するピスト
ン12側の壁面を中心軸線を含む断面の形状が絞
り開口aを定める上流側(図で右方)にテーパ面
12bを有し、その下流側に角部12cを有する
凹面12aとして凹部16を形成し、ランド部分
1aの傾斜面1bとピストン12の角部12cと
によつて第2の絞り14を形成して、凹部16に
背圧をもたせるようになつている。
さらに、ピストン12のテーパ面12bの稜線
lの近傍から下流部分にかけて、第3図に最もよ
く示すように軸心方向に向う切欠部15を、その
周方向に間隔を置いて複数箇所設けている(図示
の例では4個)。
ピストン12には、第2図に示すように、その
長手方向の略中央に径方向に貫通させた貫通孔1
2dと、その貫通孔12dとピストン12の一端
側に設けた室Bとを連通する中心孔12eを形成
している。
そして、このピストン12は、弁本体1に形成
されたスプリング室C内に設けたスプリング17
によつて、常に第2図で左方へ付勢されている。
また、弁本体1には第2の絞り14の下流側に
広がる流路13と、その流路13とタンク18と
を連通する流出路19と、油圧ポンプ20に連通
する流入路21と、流入路21と例えばアクチユ
エータ等の外部負荷に接続される出力流路22
と、その途中に設けた流量調整絞り弁23及び出
力流路22とスプリング室Cとを連通する細い径
のパイロツト流路24とが設けられている。
なお、油圧ポンプ20と流入路21の間にパイ
ロツト式リリーフ弁25を設けて流入圧力が設定
値以上に上昇しないようにしている。
次に、上記のように構成したこの実施例の作用
を説明する。
この圧力補償型流量調整弁では、油圧ポンプ2
0から流入路21に加わる一次側の圧力P1がピ
ストン12の貫通孔12d及び中心孔12eを通
して室Bに加わり、ピストン12を第2図で右方
へ押すように作用している。
一方、流入路21に加わる圧力P1は、流量調
整絞り弁23によつて絞り抵抗を加えられ、二次
側の圧力P2となつてアクチユエータ等(図示せ
ず)を作動させると共に、パイロツト流路24を
通してスプリング室Cに加わり、スプリング17
と共にピストン12を図で左方へ押すように作用
し、これらのピストン両端に加わる力がつり合う
位置にピストン12を平衡させて、第1の絞り1
0に所要の絞り開口a(第1図参照)を形成させ
ている。
すなわち、一次側の圧力P1と二次側の圧力P2
の差はアクチユエータ等の負荷圧力に無関係にほ
ぼ一定である。
そこで、いま仮りに圧力P2低くなつたとする
と、パイロツト流路24を通してスプリング室C
へ加わる圧力が下がるため、ピストン12は図で
右方へ移動して絞り開口aを広げながらその両端
に加わる力が平衡する位置まで移動して停止し、
一次側圧力P1も低下する。
この時、絞り開口aを通つて下流側に広がる流
路13に流出する流体は、ピストン12に設けた
複数箇所の切欠部15からも流出するため第6図
に示す騒音レベルの高い圧力・流量の組み合わせ
状態でも騒音が発生する流れ状況がなくなる。
また、絞り開口aを通過した流体は、第1図に
明示するランド部分1aの傾斜面1bとピストン
12の角部12cとによつて形成される第2の絞
り14により背圧をもたせた凹部16に流れ、そ
の背圧の影響によりキヤビテーシヨンが発生しな
いため、第7図に示すように制御圧力に対する騒
音レベル特性は略直線的になり、低圧域の特定の
範囲で騒音レベルが急に高くなるようなことはな
くなる。
なお、第1図及び第2図に示すこの実施例によ
る流路13は、第5図に示した従来例の直線的流
路3に比べ、ピストンの中心軸線に略平行する流
路の部分がないため騒音レベルはやや高めになる
が、流路の長さが短縮できるので、流量調整弁全
体を小形化することができる。
また、流路の形状を従来例の直線的流路3と同
様にすれば、従来例の効果も合わせて得られるこ
とは言うまでもない。
第4図はこの考案をリリーフ弁に適用した他の
実施例を示し、弁本体30に固設したシート31
に傾斜面31bを有するランド部分31aが設け
られている。ピストン32には前述の実施例と同
様な凹面32a、テーパ面32b、角部32c及
び切欠部35が形成されており、第2の絞り34
によつて凹部36に背圧をもたせるようになつて
いる。
この実施例においても、絞り開口aを通過した
流体は、切欠部35を通つて背圧をもたせた凹部
36に流れるため、キヤビテーシヨンが発生しな
いので、前述の実施例と同様な効果を得ることが
できる。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、この考案による粘性
流体絞り機構は、流体を絞り開度を定める部材の
稜線近傍から下流部分にかけて設けた複数箇所の
切欠部からも下流側へ流出させ、その流体をラン
ド部分の傾斜面と絞り開度を定める部材の凹部の
角部とによつて形成される第2の絞りによる背圧
をもたせた凹部に流出させることにより、キヤビ
テーシヨンを発生させないようにしたので、制御
圧力の低圧域における特定範囲で騒音レベルが急
に高くなるようなことがなくなり、低圧、高圧の
全域において耳ざわりな騒音の発生を確実に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を適用した圧力補償型流量調
整弁の圧力コンペンセータ部のみを示す拡大断面
図、第2図は同じくその圧力補償型流量調整弁の
全体を示す断面図、第3図は同じくそのピストン
のみを示す斜視図、第4図はこの考案をリリーフ
弁に適用した場合の他の実施例を示す要部断面
図、第5図は従来の圧力補償型流量調整弁の例を
示す断面図、第6図及び第7図は従来例及びこの
考案を適用した圧力コンペンセータの制御圧力に
対する騒音レベル特性をそれぞれ示す線図であ
る。 1a,31a……ランド部分、1b,31b…
…傾斜面、12,32……ピストン(絞り開度を
定める部材)、12a,32a……凹面、12b,
32b……テーパ面、12c,32c……角部、
14,34……第2の絞り、15,35……切欠
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流体の接するランド部分と、該ランド部分と協
    働して絞り開度を定める部材とを有する液圧制御
    装置の絞り機構において、絞り開口のすぐ下流に
    おける前記ランド部分の内壁面を中心軸線を含む
    断面の形状が略直線状で流路を拡大する方向に傾
    斜した傾斜面とし、該傾斜面と対向する前記絞り
    開度を定める部材側の壁面を中心軸線を含む断面
    の形状が絞り開口を定める上流側にテーパ面を有
    しその下流側に角部を有する凹面とし、前記ラン
    ド部分の傾斜面と該絞り開度を定める部材の凹面
    の角部とによつて第2の絞りを形成して背圧をも
    たせ、該部材のテーパ面の稜線近傍から下流部分
    にかけて軸心方向に向かう切欠部を周方向に間隔
    を置いて複数箇所設けたことを特徴とする粘性流
    体絞り機構。
JP13048386U 1986-08-27 1986-08-27 Expired JPH0242926Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13048386U JPH0242926Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13048386U JPH0242926Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6336769U JPS6336769U (ja) 1988-03-09
JPH0242926Y2 true JPH0242926Y2 (ja) 1990-11-15

Family

ID=31028025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13048386U Expired JPH0242926Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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JP (1) JPH0242926Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07151244A (ja) * 1993-09-15 1995-06-13 Wabco Vermoegensverwaltung Gmbh

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07151244A (ja) * 1993-09-15 1995-06-13 Wabco Vermoegensverwaltung Gmbh

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6336769U (ja) 1988-03-09

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