JPH0243287B2 - - Google Patents

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JPH0243287B2
JPH0243287B2 JP57189291A JP18929182A JPH0243287B2 JP H0243287 B2 JPH0243287 B2 JP H0243287B2 JP 57189291 A JP57189291 A JP 57189291A JP 18929182 A JP18929182 A JP 18929182A JP H0243287 B2 JPH0243287 B2 JP H0243287B2
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polymer
less
film
hours
sodium chloride
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JP57189291A
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JPS5979903A (ja
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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はポリ−p−フエニレンスルフイド2軸
延伸フイルムからなる電気絶縁材料に関する。 近年電子機器の小型化、信頼性の向上にともな
い、それらに使用される電気絶縁用フイルム素材
に対してより高度の耐熱性機械特性および電気絶
縁性が要求されるようになつてきた。またそれら
の機器の汎用化にともない低価格で経済性のすぐ
れた素材がもとめられている。 このような要望に対して、ポリ−p−フエニレ
ンスルフイド(以下PPSと略す。)結晶性で高融
点であり、且つ加工コストの低い押出溶融成形が
可能で本質的に耐熱性と経済性をあわせもつ素材
であり、特に2軸延伸処理によりそれらの長所の
上に機械的強度にもすぐれたフイルムが得られる
ことから有用な素材として知られている。 しかし、2軸延伸PPSフイルムは、他種のほと
んどの高分子フイルムと同じく初期においてかな
り高い絶縁耐力を示すにもかかわらず、長期の耐
絶縁性に乏しく、耐コロナ性に問題のあることが
本発明者らの研究により明らかとなつた。また厚
さが16μm以下の薄いフイルムの場合絶縁欠陥数
が大きいという欠点を有していることも同時に明
らかになつた。 本発明者らは鋭意検討の結果塩化ナトリウム含
有量が0.5重量%以下であるPPS2軸延伸フイルム
が耐コロナ性にすぐれ、絶縁欠陥数が少ない高度
の電気絶縁性を有していることを見出し本発明に
到達した。 すなわち、本発明は塩化ナトリウム含有量が
0.5重量%以下で、かつ耐コロナ性が印加電圧
4kVにおいて100時間以上もしくは厚さ16μm以下
のフイルムにおいて絶縁欠陥数が5以下のPPS2
軸延伸フイルムよりなる電気絶縁材料を提供す
る。 本発明に用いるPPSは、通常p−結合のフエニ
レンスルフイド単位が90モル%以上のポリマー中
に存在するものが適する。かかる単位が10モル%
未満であれば、例えばメタ結合
【式】)、エーテル結合 (
【式】)、ビフエニル結 合(
【式】)、ナフタレン結 合(
【式】)、スルホン結合 (
【式】)、置換フエニ ルスルフイド結合(
【式】、ここで Rはアルキル、ニトロ、フエニル、アルコキシ、
ハロゲンなどである。)などを共重合成分として
用いてもよい。また1モル%以内であれば3官能
フエニルスルフイド結合(
〔実施例1および2、比較例1および2〕
N−メチルピロリドン中でp−ジクロルベンゼ
ンと硫化ソーダとの反応によりPPSを得た。具体
的にはN−メチルピロリドン26.76Kg、硫化ナト
リウム2.76水塩5.27Kg、水酸化ナトリウム0.351
Kg、安息香酸ナトリウム5.76Kgを50オートクレ
ーブに入れ、200℃まで徐々に昇温して水とN−
メチルピロリドンの一部を留去した。次にp−ジ
クロルベンゼン5.88Kgを系に仕込み系内を窒素で
4気圧に加圧し220℃にて2時間維持したのち、
250℃にて4時間撹拌下に重合を行なつた。内容
物を脱イオン水、アセトンおよび熱脱イオン水に
て洗浄を繰返して粒径0.5〜5mmの粒状ポリマー
を得た。このポリマーの塩化ナトリウム含有量は
2.1重量%で、そのメルトインデツクスは51であ
つた。これをポリマー1Aとする。 このポリマー200gを250℃でN−メチルピロリ
ドン2Kg中、安息香酸200gの存在下4気圧で2
時間撹拌処理したのち内容物を熱脱イオン水およ
びアセトンで7回洗浄し乾燥して粒状ポリマーを
得た。このポリマーの塩化ナトリウム含有量は
0.70重量%で、メルトインデツクスは50であつ
た。これをポリマー1Bとする。更に撹拌処理時
間がそれぞれ6時間あるいは12時間である以外は
本処理と同様の条件にてポリマー1Cおよび1Dを
得た。ポリマー1Cおよび1Dの塩化ナトリウム含
有量は0.19重量%および0.05重量%、メルトイン
デツクスは49および48であつた。 ポリマー1Bを295℃にてプレス成形し25℃の水
中へ急冷し密度1.319の実質的に非晶の500μm厚
の非晶質原反を得た。この原反を95℃にて4.0×
4.0倍の同時2軸延伸したのち、290℃で15秒間定
長下に熱固定を行ない2軸延伸結晶フイルムを得
た。 同様にしてポリマー1A,1C,1Dについてもフ
イルム成形を行なつた。 これらのフイルムの電気絶縁性を測定した結果
を表−1に示す。
〔実施例3および4、比較例3〜5〕
N−メチルピロリドン26.76Kg、硫化ナトリウ
ム1.2水塩9.84Kg、水酸化ナトリウム0.351Kg、酢
酸リチウム1.978Kgを50オートクレーブに入れ
200℃まで徐々に昇温し、水とN−メチルピロリ
ドンの一部を留去した。次にp−ジクロルベンゼ
ン5.88Kgおよび1,2,4−トリクロルベンゼン
0.018Kgを系に仕込み、系内を窒素で4気圧に加
圧し225℃にて2時間保つたのち、250℃にて4時
間撹拌下に重合を行なつた。内容物を脱イオン
水、アセトンおよび熱脱イオン水で洗浄を繰返し
乾燥して粒径0.3〜4mmの粒状ポリマーを得た。
このポリマーの塩化ナトリウム含有量は1.4重量
%、メルトインデツクスは15であつた。このポリ
マーをポリマー2Aとする。 ポリマー2A200g、花王アトラス社製乳化剤エ
マルゲン920(ポリオキシエチレンアルキルアリル
エーテル)50gおよび脱イオン水700gをオート
クレーブに仕込み窒素パージののちに70Kg/cm2
284℃で0.5時間撹拌した。オートクレーブを冷却
したのち、内容物を熱脱イオン水およびアセトン
で洗浄し微粉末状ポリマーを得た。これをポリマ
ー2Bとする。 処理時間を6,12あるいは24時間と変える他は
これと全く同様の方法にてポリマー2C,2Dおよ
び2Eを得た。ポリマー2B,2C,2D,2Eの塩化
ナトリウム含有量はそれぞれ0.60重量%、0.10重
量%、0.010重量%、0.003重量%であつた。ま
た、メルトインデツクスは全て16であつた。 ポリマー2Bを298℃にてプレス成形し、25℃の
水中へ急冷し密度1.318の実質的に非晶の200μm
厚の非晶原反を得た。このフイルムを97℃で5.0
×5.0倍同時2軸延伸した後、270℃30秒間定長下
に熱固定を行ない2軸延伸結晶フイルムを得た。 ポリマー2A,2B,2C,2D,2Eについても同
様にしてフイルム成形を行なつた。 これらのフイルムの電気絶縁性を測定した結果
を表−2に示す。
【表】 〔応用例〕 実施例3で得たフイルム(ポリマーC)を2枚
重ねてアルミ箔と共に巻き込み鉱物油を含浸して
コンデンサーとした。その特性は容量2.0μF、コ
ロナ開始電圧6.0kV、交流V−tの裾は約7kVで
あつた。 比較のための比較例4で得たフイルム(ポリマ
ー2B)を用いて同様にコンデンサーとし、その
特性を測定したところ、容量2.0μF、コロナ開始
電圧4.0kV、交流V−tの裾は約4kVであつた。 本発明により得られたフイルムは絶縁性にすぐ
れ、コンデンサーとしてすぐれた特性を有してい
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 塩化ナトリウム含有量が0.5重量%以下で、
    かつ、耐コロナ性が印加電圧4kVにおいて100時
    間以上もしくは厚さ16μm以下のフイルムにおい
    て絶縁欠陥数が5以下のポリ−p−フエニレンス
    ルフイド2軸延伸フイルムよりなる電気絶縁材
    料。
JP57189291A 1982-10-29 1982-10-29 電気絶縁材料 Granted JPS5979903A (ja)

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JPS5979903A JPS5979903A (ja) 1984-05-09
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