JPH0245144A - 積層体及びその製造方法 - Google Patents

積層体及びその製造方法

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JPH0245144A
JPH0245144A JP19559188A JP19559188A JPH0245144A JP H0245144 A JPH0245144 A JP H0245144A JP 19559188 A JP19559188 A JP 19559188A JP 19559188 A JP19559188 A JP 19559188A JP H0245144 A JPH0245144 A JP H0245144A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、積層体に関するものである。さらに詳しくは
、ポリ−p−フェニレンスルフィドを主成分とする未延
伸シートと2軸配向ポリ−p−フェニレンスルフィドフ
ィルムとの積層体及び該積層体の製造方法に関するもの
である。
[従来の技術] 従来のフィルムとしては、(1)2軸配向ポリ−p−フ
ェニレンスルフィドフィルム(以下2軸配向PPSフイ
ルムと略称することがある。)を、電気絶縁材料として
用いることが、特開昭55−35459号公報等で知ら
れている。また、(2)未延伸ポリ−p−フェニレンス
ルフィドのシートも特開昭56−34426、同57−
121052号公報等で知られている。
一方、(3)2軸配向PPSフィルム同士を接着剤を介
して積層することも特開昭61−241142号公報等
で知られている。また、(4)2軸配向PPSフイルム
と2軸延伸ポリエステルフイルムとの積層フィルム(特
開昭62−292431号公報等)、(5)2軸配向P
PSフイルムと芳香族系重合体の81i維シートとの積
層体(特開昭60−63158号公報)、(6)2軸配
向PPSフイルムと4弗化エチレン・6弗化プロピレン
共重合体フィルムとの積層フィルム(特開昭62−29
2432号公報)なども公知である。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記のフィルムやシート、積層フィルム及び積
層体は、下記の問題点を有している。
(1)項のフィルムは、耐衝撃性や引裂き強さが乏しく
、例えばモータのスロットライナーやウェッジとして用
いる場合、フィルムが裂けてしまったり、フィルムがデ
ラミネーションしてしまったりする問題があった。
(2)項の未延伸シートは、引裂き強さに富むが、引張
り伸度が低く、また融点付近の温度にざらされると急激
に強度が低下し、形態保持性が著しく悪化してしまう。
(3)項の積層フィルムは、(1)項のフィルムに比べ
て耐衝撃性や引裂き強度が向上するが、不充分であり、
また接着剤が介在するため、2軸配向PPSフイルムの
耐熱性や耐薬品性などの優れた特性を低下させる危険性
がある。
(4)項の積層フィルムは、積層されている2軸延伸ポ
リエステルフイルムの耐熱性、耐薬品性、耐湿熱性が乏
しいため2軸配向PPSフイルムの優れた特性を生かし
きれない。
(5)項の積層体は、耐熱性及び耐衝撃性に優れるが、
接着剤を介在せしめて積層されているため、接着剤の耐
熱性や耐薬品性が乏しく、該積層体の特性を低下させる
。また、該積層体の繊維シートの吸湿性が非常に大きい
ため該積層体の湿熱下の寸法変化が大きくなる。また、
スリット加工などで該積層体の繊維シートのほぐれ、切
り屑が発生し、精度が要求されるモーターなど(例えば
冷凍機用のハーメデックモーター)の絶縁材としての適
用には制限があった。
ざらに(6)項の積層フィルムは、耐熱性、耐薬品性に
優れており、また接着剤を介在させずに積層しているた
め、接着剤が積層フィルムに悪影響を与える心配もない
。また該積層フィルムの弓裂き強さも大きい。しかし、
該積層フィルムを製造するために、各々のフィルムに特
殊な表面処理が必要であるのに加え、該積層フィルムの
積層界面の接着力が乏しいため、一部に急激な衝撃力が
加わると剥離し、2軸配向PPSフイルムが裂けるとい
う問題点がある。
本発明は係る問題点を解消し、接着剤を介在させずに耐
熱性、耐薬品性、難燃性、耐衝撃性、耐湿熱性及び加工
性などの各特性をバランスよく賄ね備えたPPS単独の
積層体を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、未延伸ポリフェニレンスルフィド層(A)の
少なくとも片側に2軸配向ポリフェニレンスルフィド層
(B)が接着剤を介することなく積層されている積層体
及びその製造方法に関するものでおる。
本発明において、ポリ−p−フェニレンスルフィド(以
下PPSと略称することがある)とは、繰り返し単位の
70モル%以上(好ましくは85モル%以上)が構造式
−+@=S)で示される構成単位からなる重合体をいう
。係る成分が70モル%未満ではポリマの結晶性、熱転
移温度等が低くなりPPSを主成分とする樹脂組成物か
らなるフィルムの特徴である耐熱性、寸法安定性、機械
的特性等を損なう。
繰り返し単位の30モル%未満、好ましくは15モル%
未満であれば共重合可能なスルフィド結合が含有する単
位が含まれていても差し支えない。
また該重合体の共重合のしかたは、ランダム、ブロック
型を問わない。
本発明において、ポリ−p−フェニレンスルフィドを主
成分とする樹脂組成物(以下PPS系組成物と略称する
ことがある。)とは、ポリ−p−フェニレンスルフィド
を60重都合以上含む組成物を言う。
PPSの含有Mが60重量%未満では、該組成物からな
る未延伸シートの引き裂き強ざなどの機械特性や耐熱性
等を損なう。
該組成物中の残りの40重量%未満はPPS以外のポリ
マ、無機または有機のフィラー、滑剤、着色剤などの添
加物を含むことができる。
該樹脂組成物の溶融粘度は、温度300℃、剪断速度2
001/sec  のもとで、700〜20000ボイ
ズの範囲がシートの成形性の点で好ましい。
本発明にいう未延伸シート(以下PP5−N。
と略称することがめる。)とは、上記のPPS系組成物
を、溶融成形してなる厚さ1mm以下のフィルム、シー
ト、板の総称で、実質的に無配向のものをいう。
本発明における2軸配向ポリ−p−フェニレンスルフィ
ドフィルム(以下PP5−BOと略称することがある。
)は、ポリ−p−フェニレンスルフィドを90重量%以
上含む樹脂組成物を、溶融成形してシート状とし、2軸
延伸、熱処理してなるフィルムである。PPSの含有量
が90重量%未満では、組成物としての結晶性、熱転移
度等が低くなり、該組成物からなるフィルムの特長であ
る耐熱性、寸法安定性、機械的特性等を損なう。
該組成物中の残りの10重量%未満はPPS以外のポリ
マ、無機または有機のフィラー、滑剤、着色剤、紫外線
吸収剤などの添加物を含むことができる。
該樹脂組成物の溶融粘度は、温度300℃、剪断速度2
0Q 1/sec  のもとで、500〜12000ポ
イズ(より好ましくは700〜10000ポイズ)の範
囲がフィルムの成形性の点で好ましい。
該樹脂組成物の溶融粘度は、最終的に1qられる2軸配
向PP、Sフィルムの溶融粘度に等しい。
該フィルムの厚さは、3〜300μmの範囲が好ましい
。
本発明は、PP、5−NoとPP5−BOを、接着剤を
介さずに積層したものでおる。積層に先が【プて、PP
5−Noに熱処理や酸化架橋が行なわれてもよい。また
、PP5−No及びPP5−BOの表面にコロナ放電処
理やプラズマ処理を施すことも本発明に含まれる。
本発明の積層体の考えられる積層構成の第1の態様は、
PP5−No (A>とPP5−BO(B)とを積層し
た2層構造を右したものであり、AとBの厚み比A/B
が0.1〜10の範囲が熱が加わったときの耐熱性、形
態保持性と耐衝撃性のバランスの点で好ましい。また積
層体全体の厚さは20〜700μmの範囲が好ましい。
本発明の積層体の考えられる積層構成の第2の態様は、
PP5−BO(A)、PP5−No (B)、PP5−
BO(A”)をこの順に積層したものであり、A、A=
、Bの厚さが式 %式% を満たすことが、熱が加わったときの耐熱性、形態保持
性と耐衝撃性のバランスの点で好ましい。
またAとA′の厚み比A/△−が0.5〜2.0の範囲
が加工時の作業性の点で好ましい。さらに積層体全体の
厚さは30〜1000μmの範囲が好ましい。
また、本発明の積層体は、接着剤層を設けることなく、
融着によってPP5−NoとPP5−BOが接合されて
いるものである。
次に本発明の積層体の!I!造方決方法いて述べる。
本発明に用いるPPSは、硫化アルカリとバラジハロベ
ンゼンとを極性溶媒中で高温高圧下に反応させて得られ
る。特に、硫化ナトリウムとバラジクロルベンゼンをN
−メチルピロリドン等のアミド高沸点極性溶媒中で反応
させるのが好ましい。
この場合、重合度を調整するために、力性アルカリ、カ
ルボン酸アルカリ金属塩等のいわゆる重合助剤を添加し
て、230〜280’Cで反応させるのが最も好ましい
。重合系内の圧力および重合時間は使用する助剤の種類
や量おにび所望する重合度等によって適宜決定する。得
られた粉状または粒状のポリマを、水または/および溶
媒で洗浄して、副製塩、重合助剤、未反応上ツマー等を
分離する。
このポリマを未延伸シートに成形するには、エクストル
ーダに代表される溶融押出機に供給され、該ポリマの融
点以上の温度に加熱され溶融されスリット状のダイから
連続的に押し出され、該フィルムのガラス転移点以下の
温度まで急速冷却することにより、無配向のシートが1
qられる。
また2軸配向PPSフイルムは、上記のシートを周知の
方法で2軸延伸、熱処理する。
延伸は長手方向、幅方向とも90〜110℃で3.0〜
4.5倍の範囲で行なう。熱処理は、180℃〜融点の
範囲で、定長または15%以下の制限収縮下に1〜60
秒間行なう。さらに、該フィルムの熱寸法安定性を向上
させるために、一方向もしくは二方向にリラックスして
もよい。
次にPP5−NOとPP5−BOを積層する方法は、高
温高圧下で両者を熱圧着するか、2軸配向フイルムの上
に直接PPSを溶融押し出しして、積層する方法を用い
ることができる。
前者の方法においては、温度180〜270’C。
圧力1〜20kg/Cmの条件でロールプレス、熱板プ
レスなどによって行なう。
3層に積層する場合は、上記の条件でまず2層体を作成
し、該2層体の未延伸シート側に更に2軸配向PPSフ
イルムを積層するか、同時に3層を積層することができ
る。
一方、2軸配向PPSフイルムに直接PPSを溶融押し
出しして積層する場合は、PPSをエクストルーダに供
給し、融点以上の温度に加熱して、スリット状のダイか
ら連続的に押し出し、下方に設けたプレスロール上の2
軸配向PPSフイルム上にプレスしながら積層して行く
。
また、3層に積層する場合は、上記の条件で2層の2軸
配向PPSフイルムの間にPPSを押し出して積層する
ことができる。更にもう一つの方法は、上記の方法で1
qだ2層積層体の未延伸のPPS側にもう一層の2軸配
向PPSフイルムを熱圧着して積層することができる。
[発明の効果] 本発明の積層体は、以上のような構成としたため、特に
電気絶縁材料として重要な特性である耐熱性(長期耐熱
、高温短期耐熱)、耐湿熱性、耐衝撃性、難燃性などの
諸特性が高次元でバランスした素材となった。
また、本発明の積層体は接着剤を介在させていないため
、接着剤の劣化が積層体の特性を低下させることもない
。
[用途] 本発明の積層体は、耐熱性、耐湿熱性などを要求される
モーターやトランスなどの絶縁材に最適でおる。例えば
冷凍機油に漬った状態で用いられるハーメチックモータ
ー、サーボモーター、車輌用モーターなどの各種モータ
ー、ガストランス、オイルトランス、モールドトランス
などの各種変圧器、発電機、などの絶縁材として用いう
る。
また、耐放射線性、低温特性に優れるため、原子力発電
所など耐放射線性を必要とする装置の電気絶縁材や超電
導材の被覆材としても最適である。
また、電線の被覆材、プリント基板、ベルトや内装材、
ダイアフラム、音響振動板などにも適している。
また、本発明の積層体に別のフィルムや耐熱性を有する
繊維シート、金属と貼り合わぜたり、別の樹脂をコーテ
ィングしたりしてもよい。
次に、本発明の記述に用いた、特性の測定方法および評
価の基準を述べる。
(1)耐熱性 試料フィルムの初期及び熱風オーブン中で180℃で2
000時間エージング後の引張り強度をASTM−D−
638−72法に従って測定し、エージング後の強度が
初期値の70%以上あるものを耐熱性Q、同10〜70
%未満を△、同10%未満をXとした。
(2)引裂き強さ J l5−P8116−1960に準じて測定し、(j
/mmで表わした。
(3)耐衝撃性 試料を幅20mm、長さ100mmに切り出し、長さ方
向にループ状にし、端部を固定して試料の幅方向の先端
より20cmの高さから、重さ1kqの分銅を落下させ
て下記によりランク付けした。
○:試料が全く損傷を受けない。
△:先端部が一部裂けている。
×:先端部が大きくデラミネーションしているか、大き
く裂けている。
(4)高温時の耐熱性 幅’10mm、長さ50mmの試料を260℃±2°C
のハンダに10秒秒間へた後、該ハンダ内で試料の両端
をピンセットで挟んで手で引張り、次の基準で耐熱性を
判断した。
○:引張っても伸びない。
△:引張ると少し伸びる。
×:引張ると伸びが大きく、また破断する。
(5)耐湿熱性 200CCのオートクレーブに試IIを投入し、少量の
水を入れて密閉し、120℃で100時間エージング後
の引張り伸度をASTM−D−638−72法に従って
測定し、エージング後の伸度が初期値の70%以上ある
ものを耐湿熱性01同10〜70%未満を△、同10%
未満をXとした。
(6>ti燃性 試料を20mm幅に切り出し、先端を炎にあて、該試料
を炎から遠ざけたときの試料の燃焼状態を次の基準で評
価した。
○:すぐ火が消える。
△:しばらく燃焼してから消える。
X:火が消えない。
(7)接着力 ショツパーを用いて、90度剥離した。試料の幅は10
mmとし、引き剥し速度は200mm/分とした。
(8)破断伸度 ASTM−D−638−72法に従って測定した。
[実施例] 次に本発明を実施例を挙げて詳細に説明する。
実施例 1 (1)本発明に用いるPPS未延伸シートの調整オート
クレーブに、硫化ナトリウム32.6kq(250モル
、結晶水40wt%を含む)、水酸化ナトリウム100
q、安息@酸ナトリウム36.1kg(250モル)、
及びN−メチル−2ピロリドン(以下NMPと略称する
ことがある)79.2kClを仕込み205℃で脱水し
たのち、1・4ジクロルベンゼン37.5kg (25
5モル)、及びNMP20.0kgを加え、265℃で
4時間反応させた。反応生成物を水洗、乾燥して、p−
フェニレンスルフィドユニット100モル%からなり、
溶融粘度3100ポイズのポリ−p−フェニレンスルフ
ィド21.1kl収率78%)を得た。
この組成物に、平均粒径0.7μmのシリカ微粒粉末0
.1wt%、ステアリン酸カルシウム0゜05W↑%を
添加し、4層mm径のエクストルーダによって310℃
で溶融し、金属繊維を用いた95%カット孔径10/、
(mのフィルタでろ過したのち長さ400mm、間隔Q
、5mmの直線状のリップを有するTダイから押し出し
、表面を25°Cに保った金属ドラム上にキャストし、
厚さ100μmの未延伸シートを得た。(PPS−NO
−1とする。) (2)PPS−BOの調整 東し■製“トレリナ″タイプ3000の50μm厚みの
PP5−BOを用いた。(PPS−BO−1とする。) (3)積層体の作成 PP5−No−1とPP5−BO−1を温度230℃、
圧力1Qkg/cmのプレスロールでPP5−80/P
P5−NO/PP5−BOの構成になるよう3層を重ね
合わせてラミネートした。
(積層体−1とする。) 実施例 2 (1)積層体の作成 実施例1で用いたPP5−No−1と東し■製“トレリ
ナ″タイプ3000の厚さ100μmのPP5−80 
(PPS−BO−2とする。)を実施例1の条件でラミ
ネートし、PP5−No/PP5−BOの2層体を作成
した。(積層体−2とする。) ル校桝にA 実施例1の条件で150μmの厚さの未延伸シートを作
成した。更に該シートを230℃の温度で5秒間ロール
熱処理した。(PPS−NO−2、比較例1〉 実施例1の方法で直線状リップの間隔を1.5mmにし
、同条件で厚さ2.5mmの未延伸シートを作成し、更
にこのシートをロール群から成る縦延伸装置によって、
温度98°C1延伸速度30000%/分で3.9倍縦
延伸し、続いてテンタを用いて、温度100℃、延伸速
度1000%/分で3.5倍横延伸し、更に同一テンタ
内の後続する熱処理室で270℃で10秒間熱処理して
、厚さ150μmのPPS−808得た。(PPS−B
O−3とする。比較例2) 実施例2で用いたPPS−80−2の片面にコロナ放電
処理を施し、下記の接着剤を介してPP5−BOの2層
体を作成した。(積層フィルム−1、比較例3) 接着剤:ウレタン系接着剤、“アトコード′6P1 上記の接着剤の主剤と硬化剤の混合比を主剤/硬化剤=
100/8とし酢酸エチルで固形分濃度が32wt%に
なるよう調整し、グラビアロール法でPP5−BO−3
のコロナ放電処理面に塗布した。乾燥条件は80℃で3
分間であり、塗イ「厚みは乾燥後で8μmになるよう調
整した。続いてもう一方のPP5−BO−2をロールラ
ミネーターで貼り合わせた。貼り合わせ条件は80℃の
温度で、圧力3kq/cmとした。更に該積層フィルム
を60’Cの温度で50時間硬化させた。
東し■製“トレリナ″タイプ3000の25μm (P
PS−BO−4とする。)と東し■製“ルミラー”81
0の100μm (PET−80−1とする。〉を準備
し、PP5−BO−4は片面に、PET−BO−1は両
面に6000J/尻の条件でコロナ処理して下記の接着
剤を介してPP5−BO−4/PET−B’O−1/P
PS−80−4の順に積層した。(積層フィルム−2と
する。比較例4) 接着剤二“ケミットエボキシ”TE5920(東しU製
)固形分濃度3Qwt% 接着剤の配合:A剤/B剤−15/100上記の接着剤
をグラビアロール法で塗布し、乾燥の条件は100℃で
3分間であり、接着剤の塗布厚みは乾燥後で8μmにな
るよう調整した。また積層の条件は、温度120℃、圧
力3kQ/Cゴであった。また該積層フィルムの接着剤
の硬化条件は150℃で1時間とした。
評価 実施例1.2及び比較例1〜4で得られたサンプルの評
価結果を第1表に示す。
本発明の積層体は、PP5−BOの耐熱性、耐湿熱性、
難燃性を低下させることなく、従来の問題点でめった耐
衝撃性、引裂き強さが格段に改良されているのがわかる
。また、PP5−Noの問題点でめった高温時の耐熱性
、破断伸度も改良されている。
また、PP5−BO同士の積層フィルムは接着剤のクツ
ション作用でPP5−BO単体に比べて引裂き強さが向
上するものの、実用レベルには達せず急激な衝撃力に対
する耐性に乏しかった。また該積層体は、接着剤を介在
させているため接着剤の熱劣化がPP5−BOの耐熱性
や難燃性などの特性に悪影響を与えている。
またPP5−BOとPET−BOの積層フィルムは、耐
衝撃性、引裂き強さに富むが、中心層のPETフィルム
が耐熱性、耐湿熱性、難燃性に乏しいため該積層フィル
ムの特性、特に耐湿熱性、難燃性に問題がある。
実施例 3 実施例1と同様にして、第2表に示すような各層の厚み
構成を有する3層体の積層体を作成した。
また、PP5−BOは全て東し■製の“トレリナ″を用
いた。これらの積層体の評価結果を第2表に示す。
厚み構成比(A+A−)/Bが小ざくなると破断伸度や
高温時の耐熱性が低下する傾向にあり、逆に該構成比が
大きくなると引裂き強さが低くなり、耐衝撃性が低下す
る傾向にある。
宋鹿叢−ユ 実施例1のPP5−No−1及びPP5−BO−1を用
い、実施例1の条件で積層温度及び圧力を変更して、積
層状態を観察した。その結果を第3表に示す。積層温度
は、180’C未満では接着ぜず、270℃を越えると
積層体の平面性が急に悪化し、積層体の厚み及び厚みむ
らのコントロールがしにくくなる。
一方、圧力は、1.0kg/Cm未満では積層温度を高
くしても接着せず、20kg/c尻を越えると急激に平
面性が悪化したり、中心層のPP5−Noが破断じたり
して、積層体の厚み及び厚みむらのコントロールがしに
くくなる。
実施例 5 実施例1のPP5−No−1及びPP5−BO−1を重
ね合せて、実施例1の条件で積層した。
更に該2層体のPP5−No−1側にPP5−BO−1
を温度250℃、圧力10kg/CTdの条f4で積層
しく積層体−3)、実施例1の積層体−1と製造方法の
違いを比較した。
積層体−3の評価結果を第4表に示す。第1表の積層体
−1及び2の物性と同じであることがわかる。すなわち
、PP5−BO/PP5−No/PP5−80の3層積
層体の′I!A造は、上記の3層を重ね合せて同時に積
層することもできるし、また、あらかじめPP5−No
/PP5−BOの2層体を作成し、引き続いて該積層体
のPP5−No側にPP5−BOを積層することもでき
る。
実施例 6 実施例1で用いたPPSポリマーを30mm径のエクス
トルーダによって310℃で溶融し、長さ200mm、
間隔Q、5mmの直線状のリップを有するTダイかう押
し出した。
一方、Tダイの直下に表面温度を25℃に保った金属製
のプレスロールを設け、実施例2で用いたPP5−BO
−2を2m/分の速度でプレスしながら走行させ上記の
ポリマーを積層厚みが100μmになるよう連続的に積
層した。TダイとPPS−80−2との距離はIQmm
とし、プレス圧力は2kg/cmとした。得られた積層
体を積層体−4とする。
実施例 7 実施例6と同様にして、PPS−80−1の2層の間に
PPSポリマーを押し出し、PP5−BO/PP5−N
o/PP5−BOの3層積層体を作成した。積層条件は
、実施例5の条件でおる。
得られた積層体を積層体−5とする。
実施例 8 実施例6の条件でPP5−BO−1にPPSポリマーを
押し出しながら積層し、2層体を作成した。更に該積層
体のPP5−No側に、温度230℃、圧力10kch
/cmの条件でもう一層のPP5−BO−1を熱圧着に
よって積層した。1qられた3層積層体を積層体−6と
する。
評価 実施例6〜8で作成した積層体4〜6の評価を行なった
結果、第1表に示した積層体1及び2と同様の物性値を
示し、全て本発明の目的を達成していた。
比較例 5 実施例1で用いたPP5−BO−’l及びPP5No−
1を比較例3で用いた接着剤を介して、PP5−BO/
PP5−No/PP5−BOの順に3層積層体を作成し
た。積層の条件は比較例3と同条件である。(積層体−
7) 積層体−7の評価結果を第5表に示す。
接着剤の熱劣化が積層体の耐熱性に影響を与える。18
0℃、2000時間のエージング後の強度の保持率を比
較例3の積層フィルム−1と比較すると、積層フィルム
−1が60%に対し、積層体−7は40%と低かった。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)未延伸ポリフェニレンスルフィド層(A)の少な
    くとも片側に2軸配向ポリフェニレンスルフィド層(B
    )が接着剤を介することなく積層されている積層体。
  2. (2)未延伸のポリフェニレンスルフィドシートと2軸
    配向ポリフェニレンスルフィドフィルムを重ね合わせて
    、温度180℃〜270℃、圧力1〜20kg/cm^
    2の条件下に熱圧着することを特徴とする2層積層体の
    製造方法。
  3. (3)ポリフェニレンスルフィドを溶融し、スリット状
    のダイから2軸配向ポリフェニレンスルフィドフィルム
    上に押し出し、一体化することを特徴とする2層積層体
    の製造方法。
  4. (4)ポリフェニレンスルフィドを溶融し、スリット状
    のダイから2枚の2軸配向ポリフェニレンスルフィドフ
    ィルムの間に押し出し、一体化することを特徴とする3
    層積層体の製造方法。
  5. (5)特許請求の範囲第2項もしくは第3項記載の方法
    に引き続き、2層積層体のA層側に、2軸配向ポリフェ
    ニレンスルフィドフィルムを重ね合わせて、180℃〜
    270℃、圧力1〜20kg/cm^2の条件下に熱圧
    着することを特徴とする3層積層体の製造方法。
  6. (6)2軸配向ポリフェニレンスルフィドフィルム、未
    延伸ポリフェニレンスルフィドシートおよび2軸配向ポ
    リフェニレンスルフィドフィルムをこの順に重ね合わせ
    て、温度180℃〜270℃、圧力1〜20kg/cm
    ^2の条件下に熱圧着することを特徴とする3層積層体
    の製造方法。
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