JPH0243760B2 - - Google Patents
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- JPH0243760B2 JPH0243760B2 JP56022279A JP2227981A JPH0243760B2 JP H0243760 B2 JPH0243760 B2 JP H0243760B2 JP 56022279 A JP56022279 A JP 56022279A JP 2227981 A JP2227981 A JP 2227981A JP H0243760 B2 JPH0243760 B2 JP H0243760B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anticancer substance
- producing
- anticancer
- veillonella
- absorption
- Prior art date
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- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Description
本発明は新規な制癌性物質、更に詳細にはベイ
ロネーラ属に属する菌を培養し、この培養液から
得られる制癌性物質TV−130に関する。更にま
た、本発明はこの制癌性物質TV−130を製造す
る方法並びにこれを含有する制癌剤に関する。 近年、各種の癌患者の治療法において、宿主の
免疫機能を亢進させ、免疫機能の助けを借りなが
ら制癌効果を発現させる治療法が盛んとなつて来
た。かかる療法に使用される薬剤としては、各種
細菌の菌体、菌体培養物から得られる成分、ある
いは担子菌の子実体又はその培養菌体から得られ
る多糖体が知られている。しかし嫌気性菌を培養
し、その培養液から優れた制癌作用を有する成分
の研究は少なく、特にベイロネーラ属に属する菌
を培養し、その培養液から得られる成分並びにそ
の制癌作用については未だ知られていない。 本発明者はヒト口腔内より分離したベイロネー
ラ属に属する菌を培養し、その培養液から菌体を
除去した上清液について、その薬理作用を調べて
いたところ、この上清液から採取される特定の成
分が強い制癌作用を有すること、しかもこれは、
コロニー形成抑制法においては癌細胞の集落形成
阻止作用は極めて小さく、殺細胞による制癌作用
ではなく、宿主介在性あるいは宿主の免疫力を亢
進させ、免疫の助けを借りながら間接的に制癌作
用を発現させる作用を有するものであること、更
にこの成分は毒性が極めて弱いこと、またこの成
分の培養液を処理しても得られることを見出し、
本発明を完成した。 本発明で利用される菌としては、ベイロネーラ
属に属するTV−130生産菌であればよく、好適
なものとしては、ベイロネーラ・アルカレツセン
ス、ベイロネーラ・パルブラが挙げられる。具体
的には、例えばベイロネーラ・アルカレツセンス
TF−V、ベイロネーラ・パルブラTF−V−1お
よび微生物学の一般常識としてそれらの性質を有
する菌株、すなわち自然変異株あるいは人工的に
改良された菌株等が利用される。 次にベイロネーラ・アルカレツセンスTF−V
及びベイロネーラ・パルブラTF−V−1の菌学
的性状を記載すれば以下のとおりである。 Γ ベイロネーラ・アルカレツセンスTF−Vの
菌学的性質 (1) 形態 細胞の形:球状(第1図) 細胞の多形性の有無:なし 運動性の有無:なし 胞子の有無:なし グラム染色:グラム陰性 (2) 培地における生育状態 TF−a寒天平板 外形:円形及び非溶血性 構造:露滴状 表面:平滑 色 :乳白色 TF−a液体培地 発育の程度:普通 濁り:綿繊維状 ガス:なし (3) 生理学的性質 硫化水素の生成:− 硝酸塩の還元:− プロピオン酸の生成:+ インドールの生成:+ ウレアーゼ:− カタラーゼ:+ 乳汁:凝固しない 酸素に対する態度:嫌気性 リパーゼ:− レシチナーゼ:− 生育の範囲:至適PH7付近(中性)、至適温
度35〜40℃ 糖からのガスの生成 L−アラビノース(−)、D−キシロース
(−)、D.グルコース(−)、D−マンノース
(−)、D−フラクトース(−)、D−ガラクトー
ス(−)、麦芽糖(−)、シヨ糖(−)、トレハロ
ース(−)、ソルビツト(−)、マンニトール
(−)、イノシツト(−)、グリセリン(−)、デン
プン(−)、サリシン(−)、ゼラチン(−)、エ
スクリン(−)、セルビオース(−)、ラフイノー
ス(−)、ラムノース(−) Γ ベイロネーラ・パルブラTF−V−1の菌学
的性質 (1) 形態 細胞の形:球状(第2図) 細胞の多形性の有無:なし 運動性の有無:なし 胞子の有無:なし グラム染色:グラム陰性 (2) 培地における生育状態 TF−a寒天平板 外形:円形及び非溶血性 構造:露滴状 表面:平滑 色 :乳白色 TF−a液体培地 発育の程度:普通 濁り:綿繊維状 ガス:なし (3) 生理学的性質 硫化水素の生成:− 硝酸塩の還元:− プロピオンの生成:+ インドールの生成:+ ウレアーゼ:− カタラーゼ:− 乳汁:凝固しない 酸素に対する態度:嫌気性 リパーゼ:− レシチナーゼ:− 生育の範囲:至適PH7付近(中性)、至適温
度35〜40℃ 糖からのガスの生成 L−アラビノース(−)、D−キシロース
(−)、D−グルコース(−)、D−マンノース
(−)、D−フラクトース(−)、D−ガラクトー
ス(−)、麦芽糖(−)、シヨ糖(−)、トレハロ
ース(−)、ソルビツト(−)、マンニトール
(−)、イノシツト(−)、グリセリン(−)、デン
プン(−)、サリシン(−)、ゼラチン(−)、エ
スクリン(−)、セルビオース(−)、ラフイノー
ス(−)、ラムノース(−) 以上の諸性状をバージーズ・マニユアル・オ
ブ・デイタミネイテイブ・バクテリオロジー第8
版に照して検討すると、これらの菌株はベイロネ
ーラ・アルカレツセンス(Veillonella
alcalescens)及びベイロネーラ・パルブラ
(Veillonella parvula)に酷似するので、それぞ
れ、これに属する菌であると同定し、これらの菌
株をベイロネーラ・アルカレツセンス
(Veillonella alcalescens TF−V)及びベイロ
ネーラ・パルブラTF−1−V(Veillonella
parvula TF−V−1)と命名して、工業技術院
微生物工業技術研究所にそれぞれ受託番号微工研
菌寄第5876号(FERM−PNo.5876)及び第5877
号(FERM−PNo.5877)として寄託した。 本発明の制癌性物質TV−130は、例えば次の
ようにして製造される。 (a) 培養 ベイロネーラ・アルカレツセンス及びベイロネ
ーラ・パルブラの培養は通常の嫌気性菌の培養法
によつて行われる。すなわち、各種ペプトン、牛
の脳、心臓抽出物等の窒素源;グルコース、ラク
トース等の炭素源;イースト・エクストラクト等
のビタミン源;L−シスチン、亜硫酸ソーダ、チ
オグリコレート・ナトリウム等の還元剤;塩化ナ
トリウム等の無機塩を含む培地を水酸化ナトリウ
ムでPH7付近、特に好ましくはPH7に調整したも
のを用いて、嫌気的条件下、好ましくは35〜40℃
で1〜7日間、静置あるいは撹拌培養を行う。特
に次の成分を含む培地(以下TF培地と称する)
を使用するのが好ましい。 しかし窒素源として牛の脳、心臓抽出物のブレ
イン・ハート・インヒユージヨンは必ずしも必要
でなく、牛の心臓抽出物であるハート・インヒユ
ージヨン、牛肉エキス、魚肉エキス、トウモロコ
シより抽出されたコーンステイプリカ等を代用し
てもよく、また、各種ペプトンにおいてプロテオ
ース・ペプトン、フアイトン・ペプトンは必ずし
も必要ではなく、またトリプトケース・ペプトン
をポリペプトンで代用することもできる。なお、
寒天を使用しないときは撹拌培養を行うのが好ま
しい。
ロネーラ属に属する菌を培養し、この培養液から
得られる制癌性物質TV−130に関する。更にま
た、本発明はこの制癌性物質TV−130を製造す
る方法並びにこれを含有する制癌剤に関する。 近年、各種の癌患者の治療法において、宿主の
免疫機能を亢進させ、免疫機能の助けを借りなが
ら制癌効果を発現させる治療法が盛んとなつて来
た。かかる療法に使用される薬剤としては、各種
細菌の菌体、菌体培養物から得られる成分、ある
いは担子菌の子実体又はその培養菌体から得られ
る多糖体が知られている。しかし嫌気性菌を培養
し、その培養液から優れた制癌作用を有する成分
の研究は少なく、特にベイロネーラ属に属する菌
を培養し、その培養液から得られる成分並びにそ
の制癌作用については未だ知られていない。 本発明者はヒト口腔内より分離したベイロネー
ラ属に属する菌を培養し、その培養液から菌体を
除去した上清液について、その薬理作用を調べて
いたところ、この上清液から採取される特定の成
分が強い制癌作用を有すること、しかもこれは、
コロニー形成抑制法においては癌細胞の集落形成
阻止作用は極めて小さく、殺細胞による制癌作用
ではなく、宿主介在性あるいは宿主の免疫力を亢
進させ、免疫の助けを借りながら間接的に制癌作
用を発現させる作用を有するものであること、更
にこの成分は毒性が極めて弱いこと、またこの成
分の培養液を処理しても得られることを見出し、
本発明を完成した。 本発明で利用される菌としては、ベイロネーラ
属に属するTV−130生産菌であればよく、好適
なものとしては、ベイロネーラ・アルカレツセン
ス、ベイロネーラ・パルブラが挙げられる。具体
的には、例えばベイロネーラ・アルカレツセンス
TF−V、ベイロネーラ・パルブラTF−V−1お
よび微生物学の一般常識としてそれらの性質を有
する菌株、すなわち自然変異株あるいは人工的に
改良された菌株等が利用される。 次にベイロネーラ・アルカレツセンスTF−V
及びベイロネーラ・パルブラTF−V−1の菌学
的性状を記載すれば以下のとおりである。 Γ ベイロネーラ・アルカレツセンスTF−Vの
菌学的性質 (1) 形態 細胞の形:球状(第1図) 細胞の多形性の有無:なし 運動性の有無:なし 胞子の有無:なし グラム染色:グラム陰性 (2) 培地における生育状態 TF−a寒天平板 外形:円形及び非溶血性 構造:露滴状 表面:平滑 色 :乳白色 TF−a液体培地 発育の程度:普通 濁り:綿繊維状 ガス:なし (3) 生理学的性質 硫化水素の生成:− 硝酸塩の還元:− プロピオン酸の生成:+ インドールの生成:+ ウレアーゼ:− カタラーゼ:+ 乳汁:凝固しない 酸素に対する態度:嫌気性 リパーゼ:− レシチナーゼ:− 生育の範囲:至適PH7付近(中性)、至適温
度35〜40℃ 糖からのガスの生成 L−アラビノース(−)、D−キシロース
(−)、D.グルコース(−)、D−マンノース
(−)、D−フラクトース(−)、D−ガラクトー
ス(−)、麦芽糖(−)、シヨ糖(−)、トレハロ
ース(−)、ソルビツト(−)、マンニトール
(−)、イノシツト(−)、グリセリン(−)、デン
プン(−)、サリシン(−)、ゼラチン(−)、エ
スクリン(−)、セルビオース(−)、ラフイノー
ス(−)、ラムノース(−) Γ ベイロネーラ・パルブラTF−V−1の菌学
的性質 (1) 形態 細胞の形:球状(第2図) 細胞の多形性の有無:なし 運動性の有無:なし 胞子の有無:なし グラム染色:グラム陰性 (2) 培地における生育状態 TF−a寒天平板 外形:円形及び非溶血性 構造:露滴状 表面:平滑 色 :乳白色 TF−a液体培地 発育の程度:普通 濁り:綿繊維状 ガス:なし (3) 生理学的性質 硫化水素の生成:− 硝酸塩の還元:− プロピオンの生成:+ インドールの生成:+ ウレアーゼ:− カタラーゼ:− 乳汁:凝固しない 酸素に対する態度:嫌気性 リパーゼ:− レシチナーゼ:− 生育の範囲:至適PH7付近(中性)、至適温
度35〜40℃ 糖からのガスの生成 L−アラビノース(−)、D−キシロース
(−)、D−グルコース(−)、D−マンノース
(−)、D−フラクトース(−)、D−ガラクトー
ス(−)、麦芽糖(−)、シヨ糖(−)、トレハロ
ース(−)、ソルビツト(−)、マンニトール
(−)、イノシツト(−)、グリセリン(−)、デン
プン(−)、サリシン(−)、ゼラチン(−)、エ
スクリン(−)、セルビオース(−)、ラフイノー
ス(−)、ラムノース(−) 以上の諸性状をバージーズ・マニユアル・オ
ブ・デイタミネイテイブ・バクテリオロジー第8
版に照して検討すると、これらの菌株はベイロネ
ーラ・アルカレツセンス(Veillonella
alcalescens)及びベイロネーラ・パルブラ
(Veillonella parvula)に酷似するので、それぞ
れ、これに属する菌であると同定し、これらの菌
株をベイロネーラ・アルカレツセンス
(Veillonella alcalescens TF−V)及びベイロ
ネーラ・パルブラTF−1−V(Veillonella
parvula TF−V−1)と命名して、工業技術院
微生物工業技術研究所にそれぞれ受託番号微工研
菌寄第5876号(FERM−PNo.5876)及び第5877
号(FERM−PNo.5877)として寄託した。 本発明の制癌性物質TV−130は、例えば次の
ようにして製造される。 (a) 培養 ベイロネーラ・アルカレツセンス及びベイロネ
ーラ・パルブラの培養は通常の嫌気性菌の培養法
によつて行われる。すなわち、各種ペプトン、牛
の脳、心臓抽出物等の窒素源;グルコース、ラク
トース等の炭素源;イースト・エクストラクト等
のビタミン源;L−シスチン、亜硫酸ソーダ、チ
オグリコレート・ナトリウム等の還元剤;塩化ナ
トリウム等の無機塩を含む培地を水酸化ナトリウ
ムでPH7付近、特に好ましくはPH7に調整したも
のを用いて、嫌気的条件下、好ましくは35〜40℃
で1〜7日間、静置あるいは撹拌培養を行う。特
に次の成分を含む培地(以下TF培地と称する)
を使用するのが好ましい。 しかし窒素源として牛の脳、心臓抽出物のブレ
イン・ハート・インヒユージヨンは必ずしも必要
でなく、牛の心臓抽出物であるハート・インヒユ
ージヨン、牛肉エキス、魚肉エキス、トウモロコ
シより抽出されたコーンステイプリカ等を代用し
てもよく、また、各種ペプトンにおいてプロテオ
ース・ペプトン、フアイトン・ペプトンは必ずし
も必要ではなく、またトリプトケース・ペプトン
をポリペプトンで代用することもできる。なお、
寒天を使用しないときは撹拌培養を行うのが好ま
しい。
【表】
(b) 培養液から上清液の採取(菌体の除去)
上で得た培養液から菌体を除去して上清液を得
る。菌体の除去は常法、例えば遠心分離、ハイフ
ロースーパーゲル等の過助剤を用いる過法を
採用できるが、特に遠心分離法は操作、菌の除去
度合、上清液の収量の点で好ましい。 このようにして得た培養液及び上清液からTV
−130を採取する方法を図式化して示せば次のと
おりである。
る。菌体の除去は常法、例えば遠心分離、ハイフ
ロースーパーゲル等の過助剤を用いる過法を
採用できるが、特に遠心分離法は操作、菌の除去
度合、上清液の収量の点で好ましい。 このようにして得た培養液及び上清液からTV
−130を採取する方法を図式化して示せば次のと
おりである。
【表】
【表】
乾 燥
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ベイロネーラ属に属する制癌性物質TV−
130生産菌を培養し、その培養液から得られる次
の性状を有する制癌性物質TV−130。 (イ) 白灰色〜淡褐色の粉末。 (ロ) マウスのエールリツヒ腹水型癌の増殖を阻止
し、免疫賦活作用を有する。 (ハ) 水に溶解し、メタノール、エタノール、アセ
トン、ベンゼン、クロロホルム、酢酸エチル、
ジエチルエーテルに不溶。 (ニ) 明確な融点を示さず、約110℃より分解を始
め、200℃以上で著しく分解する。 (ホ) KBr錠剤法による赤外線吸収スペクトルは、
3500〜3150、2970〜2870、1690〜1620、1560〜
1520、1490〜1320、1280〜1200、1120〜1000お
よび980〜970cm-1の近傍に吸収帯を有する。 (ヘ) PH7の水溶液の紫外線吸収スペクトルは、吸
収末端に強い吸収があり、また247〜270nmの
近傍に吸収を示す。 (ト) モーリツシユ反応、フエノール硫酸反応、ア
ンスロン硫酸反応、インドール塩酸反応、ロウ
リー・フオリン反応は陽性。 (チ) 元素分析値 C:31%〜42%、H:3%〜7%、N:2%
〜12% 2 ベイロネーラ属に属する制癌性物質TV−
130生産菌を培養して得た培養液又は上清液に親
水性有機溶媒を加えて生ずる沈澱物を採取し、こ
れに水を加えて水不溶物を除去し、次いでこれを
透析又は限外濾過し、更にこれをイオン交換体処
理して得られたものである特許請求の範囲第1項
記載の制癌性物質TV−130。 3 ベイロネーラ属に属する制癌性物質TV−
130生産菌がベイロネーラ・アルカレツセンスで
ある特許請求の範囲第1項又は第2項記載の制癌
性物質TV−130。 4 ベイロネーラ属に属する制癌性物質TV−
130生産菌がベイロネーラ・パルブラである特許
請求の範囲第1項又は第2項記載の制癌性物質
TV−130。 5 ベイロネーラ属に属する制癌性物質TV−
130生産菌を培養して得た培養液又は上清液に親
水性有機溶媒を加えて生ずる沈澱物を採取し、こ
れに水を加えて水不溶物を除去し、次いでこれを
透析又は限外濾過し、更にこれをイオン交換体で
処理することを特徴とする次の性状、 (イ) 白灰色〜淡褐色の粉末。 (ロ) マウスのエールリツヒ腹水型癌の増殖を阻止
し、免疫賦活作用を有する。 (ハ) 水に溶解し、メタノール、エタノール、アセ
トン、ベンゼン、クロロホルム、酢酸エチル、
ジエチルエーテルに不溶。 (ニ) 明確な融点を示さず、約110℃より分解を始
め、200℃以上で著しく分解する。 (ホ) KBr錠剤法による赤外線吸収スペクトルは、
3500〜3150、2970〜2870、1690〜1620、1560〜
1520、1490〜1320、1280〜1200、1120〜1000お
よび980〜970cm-1の近傍に吸収帯を有する。 (ヘ) PH7の水溶液の紫外線吸収スペクトルは、吸
収末端に強い吸収があり、また247〜270nmの
近傍に吸収を示す。 (ト) モーリツシユ反応、フエノール硫酸反応、ア
ンスロン硫酸反応、インドール塩酸反応、ロウ
リー・フオリン反応は陽性。 (チ) 元素分析値 C:31%〜42%、H:3%〜7%、N:2%
〜12% を有する制癌性物質TV−130の製造法。 6 親水性有機溶媒がアルコールである特許請求
の範囲第5項記載の制癌性物質TV−130の製造
法。 7 親水性有機溶媒をその濃度が30〜80%(容量
比)になるように培養液又は上清液に加えること
を特徴とする特許請求の範囲第5項又は第6項記
載の制癌性物質TV−130の製造法。 8 イオン交換体処理において食塩含有リン酸緩
衝液で溶出することを特徴とする特許請求の範囲
第5〜7項いずれかの項記載の制癌性物質TV−
130の製造法。 9 イオン交換体処理において0.1モル濃度の食
塩含有リン酸緩衝液で平衡化したイオン交換体で
処理し、非吸着画分採取することを特徴とする特
許請求の範囲第5〜7項いずれかの項記載の制癌
性物質TV−130の製造法。 10 イオン交換体処理において、0.1モル濃度
食塩含有リン酸緩衝液で溶出せず、0.3モル濃度
食塩含有リン酸緩衝液で溶出する画分を採取する
ことを特徴とする特許請求の範囲第5〜8項いず
れかの項記載の制癌性物質TV−130の製造法。 11 イオン交換体処理において、0.3モル濃度
食塩含有リン酸緩衝液で溶出せず、0.4モル濃度
食塩含有リン酸緩衝液で溶出する画分を採取する
ことを特徴とする特許請求の範囲第5〜8項いず
れかの項記載の制癌性物質TV−130製造法。 12 イオン交換体処理において、0.4モル濃度
食塩含有リン酸緩衝液で溶出せず、0.6モル濃度
食塩含有リン酸緩衝液で溶出する画分を採取する
ことを特徴とする特許請求の範囲第5〜8項いず
れかの項記載の制癌性物質TV−130の製造法。 13 ベイロネーラ属に属する制癌性物質TV−
130生産菌がベイロネーラ・アルカレツセンスで
ある特許請求の範囲第9項、第10項又は第12
項記載の制癌性物質TV−130の製造法。 14 ベイロネーラ属に属する制癌性物質TV−
130生産菌がベイロネーラ・パルブラである特許
請求の範囲第11項記載の制癌性物質TV−130
の製造法。 15 ベイロネーラ属に属する制癌性物質TV−
130生産菌を培養し、この培養液から得られる次
の性状を有する制癌性物質TV−130を含有する
ことを特徴とする制癌剤。 (イ) 白灰色〜淡褐色の粉末。 (ロ) マウスのエールリツヒ腹水型癌の増殖を阻止
し、免疫賦活作用を有する。 (ハ) 水に溶解し、メタノール、エタノール、アセ
トン、ベンゼン、クロロホルム、酢酸エチル、
ジエチルエーテルに不溶。 (ニ) 明確な融点を示さず、約110℃より分解を始
め、200℃以上で著しく分解する。 (ホ) KBr錠剤法による赤外線吸収スペクトルは、
3500〜3150、2970〜2870、1690〜1620、1560〜
1520、1490〜1320、1280〜1200、1120〜1000お
よび980〜970cm-1の近傍に吸収帯を有する。 (ヘ) PH7の水溶液の紫外線吸収スペクトルは、吸
収末端に強い吸収があり、また247〜270nmの
近傍に吸収を示す。 (ト) モーリツシユ反応、フエノール硫酸反応、ア
ンスロン硫酸反応、インドール塩酸反応、ロウ
リー・フオリン反応は陽性。 (チ) 元素分析値 C:31%〜42%、H:3%〜7%、N:2%
〜12%
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56022279A JPS57139091A (en) | 1981-02-19 | 1981-02-19 | Carcinostatic substance tv-130, its preparation and carcinostatic agent containing the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56022279A JPS57139091A (en) | 1981-02-19 | 1981-02-19 | Carcinostatic substance tv-130, its preparation and carcinostatic agent containing the same |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57139091A JPS57139091A (en) | 1982-08-27 |
| JPH0243760B2 true JPH0243760B2 (ja) | 1990-10-01 |
Family
ID=12078315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56022279A Granted JPS57139091A (en) | 1981-02-19 | 1981-02-19 | Carcinostatic substance tv-130, its preparation and carcinostatic agent containing the same |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57139091A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5622278A (en) * | 1979-07-27 | 1981-03-02 | Fujitsu Ltd | Decoder selection system |
-
1981
- 1981-02-19 JP JP56022279A patent/JPS57139091A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57139091A (en) | 1982-08-27 |
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