JPH0243855Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0243855Y2 JPH0243855Y2 JP1985112126U JP11212685U JPH0243855Y2 JP H0243855 Y2 JPH0243855 Y2 JP H0243855Y2 JP 1985112126 U JP1985112126 U JP 1985112126U JP 11212685 U JP11212685 U JP 11212685U JP H0243855 Y2 JPH0243855 Y2 JP H0243855Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- airtight
- base material
- sealing
- adhesive layer
- sealing base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、放電管やその他の気密容器の形成に
用いる気密封着材に係り、特に気密容器の組立作
業を容易なものとするとともに、気密封着性が良
好な気密封着材に関する。
用いる気密封着材に係り、特に気密容器の組立作
業を容易なものとするとともに、気密封着性が良
好な気密封着材に関する。
[従来の技術]
従来、其の種の気密封着材としては、加熱溶融
性を有する低融点ガラス粉末等にバインダーを添
加して、シート状やテープ状に加工したり、ある
いは所定形状に成形したものが知られている。そ
して、気密容器の組み立てに際しては、上記気密
封着材を気密容器の封着すべき構成部材間に配
し、更にこれを加熱溶融させて上記部材相互の封
着を行つている。
性を有する低融点ガラス粉末等にバインダーを添
加して、シート状やテープ状に加工したり、ある
いは所定形状に成形したものが知られている。そ
して、気密容器の組み立てに際しては、上記気密
封着材を気密容器の封着すべき構成部材間に配
し、更にこれを加熱溶融させて上記部材相互の封
着を行つている。
[考案が解決しようとする問題点]
ところが、上記した従来の気密封着材を用いて
気密容器を組み立てる場合にあつては、気密封着
材が気密容器構成部材間に単に配されているだけ
であるので、封着が完了しないうちに振動等の外
力が作用すると、各部材間あるいは部材と気密封
着材との間に位置ずれが生じることとなる。
気密容器を組み立てる場合にあつては、気密封着
材が気密容器構成部材間に単に配されているだけ
であるので、封着が完了しないうちに振動等の外
力が作用すると、各部材間あるいは部材と気密封
着材との間に位置ずれが生じることとなる。
これを防止するためには、治具あるいは接着剤
を用いて各部材及び気密封着材を仮固定した状態
で封着する方法が考えられるが、治具を用いる方
法にあつては、治具に対して各部材を着脱する作
業が頻繁な上に治具を作成するための設備費を要
し、一方接着剤を用いる方法にあつては、接着剤
を塗布する作業が煩雑であり、且つ接着剤の種類
によつては封着時において完全に蒸発せずに残渣
が生じ、この残渣がリークを招来して気密容器の
気密性を低下させる原因となるものであつた。
を用いて各部材及び気密封着材を仮固定した状態
で封着する方法が考えられるが、治具を用いる方
法にあつては、治具に対して各部材を着脱する作
業が頻繁な上に治具を作成するための設備費を要
し、一方接着剤を用いる方法にあつては、接着剤
を塗布する作業が煩雑であり、且つ接着剤の種類
によつては封着時において完全に蒸発せずに残渣
が生じ、この残渣がリークを招来して気密容器の
気密性を低下させる原因となるものであつた。
本考案は、上述の点に鑑み案出されたもので、
特別な治具を用いることや残渣が生じる虞のある
接着剤を塗布することなしに気密容器の構成部材
との仮固定が可能で、気密容器を安価にかつ容易
に組み立てることができ、しかも形成された気密
容器の気密性を良好なものと成し得る気密封着材
の実現を目的とする。
特別な治具を用いることや残渣が生じる虞のある
接着剤を塗布することなしに気密容器の構成部材
との仮固定が可能で、気密容器を安価にかつ容易
に組み立てることができ、しかも形成された気密
容器の気密性を良好なものと成し得る気密封着材
の実現を目的とする。
[問題を解決するための手段]
上述の目的を達成するため本考案は、加熱溶融
性を有する封着基材の少なくとも片面に、上記封
着基材の溶融温度以下の温度で分解・蒸発して残
渣が生ずることのない粘着剤層を形成したことを
特徴とする気密封着材とするものである。
性を有する封着基材の少なくとも片面に、上記封
着基材の溶融温度以下の温度で分解・蒸発して残
渣が生ずることのない粘着剤層を形成したことを
特徴とする気密封着材とするものである。
[作 用]
上述の如き構成とすることにより、気密封着材
が粘着材によつて気密容器の構成部材に仮固定さ
れるので、気密容器構成部材間あるいは部材と気
密封着材との間に位置ずれが生じない。また、上
記接着材は、封着基材を溶融させるための加熱に
よつて分解・蒸発して残渣が生ずることがないの
で気密容器の気密性が極めて良好なものとなる。
が粘着材によつて気密容器の構成部材に仮固定さ
れるので、気密容器構成部材間あるいは部材と気
密封着材との間に位置ずれが生じない。また、上
記接着材は、封着基材を溶融させるための加熱に
よつて分解・蒸発して残渣が生ずることがないの
で気密容器の気密性が極めて良好なものとなる。
[実施例]
以下、図面に基づいて本考案の一実施例を説明
する。
する。
第1図は本考案の一実施例に係る気密封着材の
断面図であり、図に於いて気密封着材1は、低融
点ガラス粉末にバインダーを添加してシート状や
テープ状の封着基材2を形成し、更にこの封着基
材2の片面に粘着剤層3を形成したものである。
尚4は、粘着剤層3に貼り合わせた剥離紙であ
る。
断面図であり、図に於いて気密封着材1は、低融
点ガラス粉末にバインダーを添加してシート状や
テープ状の封着基材2を形成し、更にこの封着基
材2の片面に粘着剤層3を形成したものである。
尚4は、粘着剤層3に貼り合わせた剥離紙であ
る。
上記粘着剤層3は、封着基材2の溶融温度以下
の温度で分解して蒸発するものであればよく、上
記封着基材2の溶融温度に応じて種々の材料を使
用することができる。本実施例の場合は、封着基
材2が溶融温度350〜400℃程度の低融点ガラスを
主成分としているので、粘着剤層3としては、こ
れ以下の分解蒸蒸発温度を有するポリメタクリル
酸アルキル等を主成分とするものが好適であり、
特にポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸
エチル、ポリメタクリル酸ブチル等のアルキル鎖
長12以下のポリメタクリル酸アルキルを選定した
場合には、300℃程度の分解・蒸発温度を有する
粘着剤層3が得られる。
の温度で分解して蒸発するものであればよく、上
記封着基材2の溶融温度に応じて種々の材料を使
用することができる。本実施例の場合は、封着基
材2が溶融温度350〜400℃程度の低融点ガラスを
主成分としているので、粘着剤層3としては、こ
れ以下の分解蒸蒸発温度を有するポリメタクリル
酸アルキル等を主成分とするものが好適であり、
特にポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸
エチル、ポリメタクリル酸ブチル等のアルキル鎖
長12以下のポリメタクリル酸アルキルを選定した
場合には、300℃程度の分解・蒸発温度を有する
粘着剤層3が得られる。
また、上記封着基材2に添加するバインダーと
しては、該基材2の溶融温度以下の温度で分解・
蒸発するものであればよい。特に粘着剤層3を構
成する材料と同系列のもの、即ち本実施例の場合
には、ポリメタクリル酸アルキルの中から選定す
れば、封着基材2と粘着剤層3とのなじみが良好
となるとともに、封着基材2及び粘着剤層3から
それぞれ発生する分解ガスの反応によつて生成物
が生じる虞れがない。従つて、この封着基材2
を、容器内に不純物が存在した場合に放電特性が
劣化する虞れのある放電管用気密容器に用いると
好適である。
しては、該基材2の溶融温度以下の温度で分解・
蒸発するものであればよい。特に粘着剤層3を構
成する材料と同系列のもの、即ち本実施例の場合
には、ポリメタクリル酸アルキルの中から選定す
れば、封着基材2と粘着剤層3とのなじみが良好
となるとともに、封着基材2及び粘着剤層3から
それぞれ発生する分解ガスの反応によつて生成物
が生じる虞れがない。従つて、この封着基材2
を、容器内に不純物が存在した場合に放電特性が
劣化する虞れのある放電管用気密容器に用いると
好適である。
尚、上述の実施例に於いては、粘着剤層3を封
着基材2の片面にのみ形成した場合を示したが、
用途に応じて第2図に示す如く、両面に粘着剤層
3,3′を形成することも可能であり、この場合
には、粘着剤層3,3′にそれぞれ剥離紙4,
4′を貼り合わせれば、巻回あるいは積層状態で
保存することや打抜き加工等の後加工が容易とな
る。また、気密封着材1の形状もシート状やテー
プ状に限られることなく、上述の打抜き加工や成
形によつて、例えば第3図に示すリング状等、用
途に応じた種々の形状にすることも容易である。
着基材2の片面にのみ形成した場合を示したが、
用途に応じて第2図に示す如く、両面に粘着剤層
3,3′を形成することも可能であり、この場合
には、粘着剤層3,3′にそれぞれ剥離紙4,
4′を貼り合わせれば、巻回あるいは積層状態で
保存することや打抜き加工等の後加工が容易とな
る。また、気密封着材1の形状もシート状やテー
プ状に限られることなく、上述の打抜き加工や成
形によつて、例えば第3図に示すリング状等、用
途に応じた種々の形状にすることも容易である。
[考案の効果]
以上詳述の如く、本考案の気密封着材は、封着
基材に粘着剤層を形成しているので、気密容器の
組み立てに際し、容器構成部材と気密封着材とが
仮固定される。従つて、容器構成部材と気密封着
材とを仮固定するに際して治具を用いる必要がな
くなつて経費を低減することができるとともに、
位置ずれを考慮する必要がなくなつて、その組み
立て作業も極めて容易なものとなる。また、上記
粘着剤層が封着基材の溶融温度以下の分解・蒸発
温度を有し、かつ封着基材を溶融させるための加
熱によつて完全に分解・蒸発して残渣が生ずるこ
とがないため、極めて良好な気密封着性を得るこ
とができる。
基材に粘着剤層を形成しているので、気密容器の
組み立てに際し、容器構成部材と気密封着材とが
仮固定される。従つて、容器構成部材と気密封着
材とを仮固定するに際して治具を用いる必要がな
くなつて経費を低減することができるとともに、
位置ずれを考慮する必要がなくなつて、その組み
立て作業も極めて容易なものとなる。また、上記
粘着剤層が封着基材の溶融温度以下の分解・蒸発
温度を有し、かつ封着基材を溶融させるための加
熱によつて完全に分解・蒸発して残渣が生ずるこ
とがないため、極めて良好な気密封着性を得るこ
とができる。
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は片面に粘着剤層を形成した場合の
断面図、第2図は両面に粘着剤層を形成した場合
の断面図、第3図は形状例を示す斜視図である。 1……気密封着材、2……封着基材、3,3′
……粘着剤層。
ので、第1図は片面に粘着剤層を形成した場合の
断面図、第2図は両面に粘着剤層を形成した場合
の断面図、第3図は形状例を示す斜視図である。 1……気密封着材、2……封着基材、3,3′
……粘着剤層。
Claims (1)
- 加熱溶融性を有する封着基材の少なくとも片面
に、上記封着基材の溶融温度以下の温度で分解・
蒸発して残渣が生ずることのない粘着剤層を形成
したことを特徴とする気密封着材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985112126U JPH0243855Y2 (ja) | 1985-07-22 | 1985-07-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985112126U JPH0243855Y2 (ja) | 1985-07-22 | 1985-07-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6221042U JPS6221042U (ja) | 1987-02-07 |
| JPH0243855Y2 true JPH0243855Y2 (ja) | 1990-11-21 |
Family
ID=30992701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985112126U Expired JPH0243855Y2 (ja) | 1985-07-22 | 1985-07-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0243855Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56107456A (en) * | 1980-01-30 | 1981-08-26 | Teraoka Seisakusho:Kk | Reinforcement method of cathode-ray tube using adhesive tape |
| JPS6036441Y2 (ja) * | 1980-07-03 | 1985-10-29 | 三喜工業株式会社 | 石綿体 |
-
1985
- 1985-07-22 JP JP1985112126U patent/JPH0243855Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6221042U (ja) | 1987-02-07 |
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