JPH0243879Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0243879Y2 JPH0243879Y2 JP6387186U JP6387186U JPH0243879Y2 JP H0243879 Y2 JPH0243879 Y2 JP H0243879Y2 JP 6387186 U JP6387186 U JP 6387186U JP 6387186 U JP6387186 U JP 6387186U JP H0243879 Y2 JPH0243879 Y2 JP H0243879Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slit hole
- slit
- protrusion
- hollow fibers
- spinning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012510 hollow fiber Substances 0.000 claims description 30
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 12
- 238000002074 melt spinning Methods 0.000 description 8
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 8
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 1
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、中空度30%以上の高中空度で、かつ
均一な肉厚の真円性の優れた中空糸を溶融紡糸す
ることのできる中空糸用紡糸口金に関するもので
ある。
均一な肉厚の真円性の優れた中空糸を溶融紡糸す
ることのできる中空糸用紡糸口金に関するもので
ある。
(従来の技術)
従来、中空糸の溶融紡糸には、第3図a,bの
ような少なとも1個所を不連続にした円弧状スリ
ツト孔を有する中空糸用紡糸口金が一般に使用さ
れている。しかし、このようなスリツト孔から紡
出して得られる中空糸は、中空度を大きくしよう
とすると、第4図a,bに示すように、接合部に
窪みができたり、真円性の乏しいものとなつたり
する。
ような少なとも1個所を不連続にした円弧状スリ
ツト孔を有する中空糸用紡糸口金が一般に使用さ
れている。しかし、このようなスリツト孔から紡
出して得られる中空糸は、中空度を大きくしよう
とすると、第4図a,bに示すように、接合部に
窪みができたり、真円性の乏しいものとなつたり
する。
この欠点を改良するものとして、例えば、特開
昭58−169507号公報には、第5図a,bのように
スリツト孔端部を大きくしたものが提案されてい
る。しかし、このようなスリツト孔では、溶融紡
出されたポリマーの流動挙動として、外側へ開く
応力と重心方向へ集まる応力とが働くため、互い
に対向するスリツト孔端部で紡糸時に十分に接合
しなかつたり、真円性の劣つたものとなつたりす
るという問題があつた。
昭58−169507号公報には、第5図a,bのように
スリツト孔端部を大きくしたものが提案されてい
る。しかし、このようなスリツト孔では、溶融紡
出されたポリマーの流動挙動として、外側へ開く
応力と重心方向へ集まる応力とが働くため、互い
に対向するスリツト孔端部で紡糸時に十分に接合
しなかつたり、真円性の劣つたものとなつたりす
るという問題があつた。
また、特開昭49−41625号公報には、第6図a,
bのように、スリツト孔端部にスリツト孔内縁部
に連続してつながつたた突部を設けたものが提案
されている。このスリツト孔によれば、中空度が
25%程度までの比較的中空度の小さい中空糸を得
る場合には、前述の欠点がほぼ解消されが、中空
度が30%以上のような中空度の大きい中空糸を得
ようとすると、突部の面積が大きいときには第7
図のように中空部が異形となり、突部の面積が小
さいときには紡糸時に十分に接合しなかつたり、
真円性の劣つたものとなつたりするという問題が
残されていた。
bのように、スリツト孔端部にスリツト孔内縁部
に連続してつながつたた突部を設けたものが提案
されている。このスリツト孔によれば、中空度が
25%程度までの比較的中空度の小さい中空糸を得
る場合には、前述の欠点がほぼ解消されが、中空
度が30%以上のような中空度の大きい中空糸を得
ようとすると、突部の面積が大きいときには第7
図のように中空部が異形となり、突部の面積が小
さいときには紡糸時に十分に接合しなかつたり、
真円性の劣つたものとなつたりするという問題が
残されていた。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案は、中空度30%以上の高中空度で、かつ
均一な肉厚の真円性の優れた中空糸を溶融紡糸す
ることのできる中空糸用紡糸口金を提供しようと
するものである。
均一な肉厚の真円性の優れた中空糸を溶融紡糸す
ることのできる中空糸用紡糸口金を提供しようと
するものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案の要旨は、少なくとも1個所を不連続に
した円弧状スリツト孔を有する中空糸用紡糸口金
において、スリツト孔端部に近接するスリツト孔
内縁部のスリツト孔端部より離れた位置に半円状
の突部を設けたことを特徴とする中空糸用紡糸口
金にある。
した円弧状スリツト孔を有する中空糸用紡糸口金
において、スリツト孔端部に近接するスリツト孔
内縁部のスリツト孔端部より離れた位置に半円状
の突部を設けたことを特徴とする中空糸用紡糸口
金にある。
本考案の中空糸用紡糸口金のスリツト孔の具体
例を第1図a,bに示す。スリツト孔1の端部に
近接するスリツト孔内縁部、すなわち円弧状スリ
ツト孔におけるスリツト孔端部より離れた位置に
半円状の突部2が設けられている。
例を第1図a,bに示す。スリツト孔1の端部に
近接するスリツト孔内縁部、すなわち円弧状スリ
ツト孔におけるスリツト孔端部より離れた位置に
半円状の突部2が設けられている。
なお、突部の位置は、突部の端がスリツト孔の
幅の半分ないしスリツト孔の幅と同程度の距離だ
けスリツト孔端部から離れるようにするのが適当
である。
幅の半分ないしスリツト孔の幅と同程度の距離だ
けスリツト孔端部から離れるようにするのが適当
である。
第2図は、第1図のスリツト孔から溶融紡出し
て得られる中空糸の横断面図であり、中空度が大
きく、均一な肉厚で、真円性の優れたものであ
る。
て得られる中空糸の横断面図であり、中空度が大
きく、均一な肉厚で、真円性の優れたものであ
る。
第1図のようなスリツト孔より紡出すると、突
部の吐出線速度が遅いため、ポリマーの外側に開
く応力が緩和され、スリツト孔の円弧状を維持し
た状態でバラス効果による接合が口金面直下で行
われるのである。この接合により形成された中空
糸は、紡糸ドラフトにより細化していくが、その
過程において突部から吐出された過量のポリマー
は、最初に主として接合部へ移動して接合部を補
充する。その後、冷却固化が完了するまでに中空
糸は、重心方向へ丸くなろうとする応力により突
部から接合部へ補充される量以上のポリマーが吐
出されたとしても、中空糸の内周のポリマーは外
周のポリマーよりも冷却固化するまでの時間が長
く、かつ突部がポリマー端部より離れた位置にあ
るため、ポリマーの移動時間が長くなり、全体に
均一な肉厚の中空糸を形成するのである。
部の吐出線速度が遅いため、ポリマーの外側に開
く応力が緩和され、スリツト孔の円弧状を維持し
た状態でバラス効果による接合が口金面直下で行
われるのである。この接合により形成された中空
糸は、紡糸ドラフトにより細化していくが、その
過程において突部から吐出された過量のポリマー
は、最初に主として接合部へ移動して接合部を補
充する。その後、冷却固化が完了するまでに中空
糸は、重心方向へ丸くなろうとする応力により突
部から接合部へ補充される量以上のポリマーが吐
出されたとしても、中空糸の内周のポリマーは外
周のポリマーよりも冷却固化するまでの時間が長
く、かつ突部がポリマー端部より離れた位置にあ
るため、ポリマーの移動時間が長くなり、全体に
均一な肉厚の中空糸を形成するのである。
突部の形状は、必ずしも半円状でなくても、ス
リツト孔内縁部に向かつて漸次広がる形状であれ
ば同様な効果を奏するが、口金の製作上、半円状
が好ましいのである。突部が、3角形、台形等の
角部を有する形状となつている場合は、真円性の
優れた中空糸を得る紡糸条件が制約され、好まし
くない。
リツト孔内縁部に向かつて漸次広がる形状であれ
ば同様な効果を奏するが、口金の製作上、半円状
が好ましいのである。突部が、3角形、台形等の
角部を有する形状となつている場合は、真円性の
優れた中空糸を得る紡糸条件が制約され、好まし
くない。
また、突部を構成する仮想円の重心点がスリツ
ト孔内縁の延長線上よりスリツト孔の円弧の中心
側に存在するものでは、吐出ポリマーが突部の重
心に集まるため、接合部へのポリマーの移動が行
われなくなり、さらには、スリツト孔端部の吐出
ポリマーを逆に引き寄せる結果となり、十分な接
合が達成されない。したがつて、突部の重心点が
スリツト孔内縁の延長線上もしくは外側にあるも
のが望ましく、スリツト孔の加工精度、口金のコ
ストの面からも有利である。
ト孔内縁の延長線上よりスリツト孔の円弧の中心
側に存在するものでは、吐出ポリマーが突部の重
心に集まるため、接合部へのポリマーの移動が行
われなくなり、さらには、スリツト孔端部の吐出
ポリマーを逆に引き寄せる結果となり、十分な接
合が達成されない。したがつて、突部の重心点が
スリツト孔内縁の延長線上もしくは外側にあるも
のが望ましく、スリツト孔の加工精度、口金のコ
ストの面からも有利である。
中空糸の中空度は、溶融紡糸の条件により左右
され、標準的な溶融紡糸条件で中空度60%程度の
中空糸が得られるようにスリツト孔の寸法等を設
計しておけば、ポリマーの溶融粘度や紡出糸の冷
却条件を調節することにより、中空度30〜80%の
範囲の均一で、真円性に優れた中空糸を紡糸する
ことが可能である。
され、標準的な溶融紡糸条件で中空度60%程度の
中空糸が得られるようにスリツト孔の寸法等を設
計しておけば、ポリマーの溶融粘度や紡出糸の冷
却条件を調節することにより、中空度30〜80%の
範囲の均一で、真円性に優れた中空糸を紡糸する
ことが可能である。
(考案の効果)
本考案の中空糸用紡糸口金によれば、高中空度
で、かつ均一な肉厚の真円性の優れた中空糸を溶
融紡糸することができる。
で、かつ均一な肉厚の真円性の優れた中空糸を溶
融紡糸することができる。
また、紡糸するポリマーの溶融粘度や紡糸条件
を調節することにより、中空度を調節するとがで
き、標準的なスリツト孔を有する紡糸口金を準備
しておけば、種々の中空度の中空糸の紡糸に対応
するとができる。
を調節することにより、中空度を調節するとがで
き、標準的なスリツト孔を有する紡糸口金を準備
しておけば、種々の中空度の中空糸の紡糸に対応
するとができる。
第1図a,bは本考案の紡糸口金におけるスリ
ツト孔の具体例を示す図、第2図は第1図のスリ
ツト孔から溶融紡出して得られる中空糸の横断面
図、第3図a,b、第5図a,b及び第6図a,
bは従来のスリツト孔の例を示す図、第4図a,
bは第3図のスリツト孔から溶融紡出して得られ
る中空糸の横断面の例、第7図は第6図bのスリ
ツト孔から溶融紡出して得られる中空糸の横断面
の例を示す図である。 1……スリツト孔、2……突部。
ツト孔の具体例を示す図、第2図は第1図のスリ
ツト孔から溶融紡出して得られる中空糸の横断面
図、第3図a,b、第5図a,b及び第6図a,
bは従来のスリツト孔の例を示す図、第4図a,
bは第3図のスリツト孔から溶融紡出して得られ
る中空糸の横断面の例、第7図は第6図bのスリ
ツト孔から溶融紡出して得られる中空糸の横断面
の例を示す図である。 1……スリツト孔、2……突部。
Claims (1)
- 少なくとも1個所を不連続にした円弧状スリツ
ト孔を有する中空糸用紡糸口金において、スリツ
ト孔端部に近接するスリツト孔内縁部のスリツト
孔端部より離れた位置に半円状の突部を設けたこ
とを特徴とする中空糸用紡糸口金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6387186U JPH0243879Y2 (ja) | 1986-04-26 | 1986-04-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6387186U JPH0243879Y2 (ja) | 1986-04-26 | 1986-04-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62175078U JPS62175078U (ja) | 1987-11-06 |
| JPH0243879Y2 true JPH0243879Y2 (ja) | 1990-11-21 |
Family
ID=30899502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6387186U Expired JPH0243879Y2 (ja) | 1986-04-26 | 1986-04-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0243879Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010028164A (ko) * | 1999-09-18 | 2001-04-06 | 조민호 | 고중공율의 중공사 방사구금 |
-
1986
- 1986-04-26 JP JP6387186U patent/JPH0243879Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62175078U (ja) | 1987-11-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS63184501A (ja) | 東輪軸受/同期回転継手ユニット | |
| JPS5830527A (ja) | ころがり軸受 | |
| JPS58129518A (ja) | 制御レバ | |
| US3704903A (en) | Socket mounting structure of ball-and-socket joint used for coupling link members for driving a windshield wiper for vehicles | |
| EP0362648A3 (de) | Verfahren zum Herstellen von Formteilen | |
| US4978242A (en) | Brush tip of liquid applicator and method for producing the same | |
| US4170102A (en) | Open end spinning rotor with special boss | |
| US4162047A (en) | Hub for use in a tape casette | |
| EP0601803A2 (en) | Nozzle tip for spinning glass fiber having deformed cross-section, glass fiber having deformed cross-section, and method of manufacturing same | |
| JPH03126268U (ja) | ||
| US5595090A (en) | Planet gear type torque transmission device | |
| SU631566A1 (ru) | Фильера дл формовани профилированного химического волокна | |
| JPH06297505A (ja) | 合成樹脂製パイプの端末フランジ部の一体結合構造 | |
| JPH0514166U (ja) | 中空糸用紡糸口金 | |
| JPH066460U (ja) | 中空糸用紡糸口金 | |
| JP3203605B2 (ja) | 巻取ビーム用フランジの製造方法 | |
| JPH022900Y2 (ja) | ||
| JPS6017688B2 (ja) | 合成樹脂軸の成形装置 | |
| JPS6246642B2 (ja) | ||
| JP3730704B2 (ja) | 合成樹脂製プーリ | |
| JPS5812848Y2 (ja) | 紡糸口金パツク | |
| JPS61108707A (ja) | 偏心中空繊維の溶融紡糸方法 | |
| JPS62175078U (ja) | ||
| JPH042470Y2 (ja) | ||
| JPS6330406B2 (ja) |