JPH0514166U - 中空糸用紡糸口金 - Google Patents
中空糸用紡糸口金Info
- Publication number
- JPH0514166U JPH0514166U JP6730691U JP6730691U JPH0514166U JP H0514166 U JPH0514166 U JP H0514166U JP 6730691 U JP6730691 U JP 6730691U JP 6730691 U JP6730691 U JP 6730691U JP H0514166 U JPH0514166 U JP H0514166U
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- Japan
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- slit
- hole
- spinning
- spinneret
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- Pending
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 中空率が30%以上の高中空率度で、かつ均
一な肉厚の真円性の優れた中空糸を溶融紡糸することの
できる中空糸用紡糸口金を提供する。 【構成】 4個所以上を不連続にした円弧状スリツト孔
2の面積占有率が20〜40%、スリツト端部の内縁部
に設けた突起部3のスリツト面積に対する占有率が0.
5〜3.0%、スリツト孔2のピツチ円直径が1.0m
m以上である紡糸孔1。
一な肉厚の真円性の優れた中空糸を溶融紡糸することの
できる中空糸用紡糸口金を提供する。 【構成】 4個所以上を不連続にした円弧状スリツト孔
2の面積占有率が20〜40%、スリツト端部の内縁部
に設けた突起部3のスリツト面積に対する占有率が0.
5〜3.0%、スリツト孔2のピツチ円直径が1.0m
m以上である紡糸孔1。
Description
【0001】
本考案は中空糸用紡糸口金、殊に中空率が30%以上の高中空率度で、かつ均 一な肉厚の真円性の優れた中空糸を溶融紡糸することのできる、中空糸用紡糸口 金に関するものであり、軽量かつ保温性の高い素材が提供可能である。
【0002】
従来、中空糸の溶融紡糸には図3(a),(b)に示されるような少くとも1 個所を不連続とした円弧状スリツト孔1を有する中空糸用紡糸口金が一般に使用 されている。しかし、このようなスリツト孔1から紡出されて得られる中空糸は 、中空率を大きくしようとすると、図4(a),(b),(c)に示すように接 合部に窪みが生じたり、真円性に乏しいものや、あるいは接合不良なものとなつ たりする。
【0003】 この欠点を改良するものとして、例えば特開昭58−169507号公報には 図5(a),(b)のようにスリツト孔1の端部2を大きくしたものが提案され ている。しかし、このようなスリツト孔1では溶融紡糸されたポリマ−の流動挙 動として、外側に開く応力と重心方向ヘ集まる応力が働くため互いに対向するス リツト孔端部2で紡糸時に十分接合しなかつたり、真円性に劣ったものとなつた りするという問題があつた。
【0004】 また、特開昭58−169507号公報には図6(a),(b)の如く、スリ ツト孔1の円縁部に連続して繋がった突起部3を設けたものが提案されている。 このスリツト孔1によれば中空度が20%程度の比較的中空度の小さいものまで は、前述の欠点がほぼ解消されるが、中空率が30%を越えるような大きな中空 糸を得ようとする場合には、突起部3の面積(占有率)が大きいと図7のように 中空糸を形成する糸の断面形状が角型となつたり、中空形状もいびつなものとな つたりする。
【0005】 この欠点を改良するものとして特公平2−43879号公報には、図8(a) ,(b)のようにスリツト孔1の端部に近接したスリツト孔円縁部のスリツト孔 端部より離れた位置に半円状の突起部4を設けたものが提案されている。
【0006】 しかしながら、30%を越える高中空糸を得ようとすると、スリツト数に対応 した変形中空糸が生じ易く、満足する真円中空糸は得難い。
【0007】
本考案はこのような従来技術における欠点を解消し、中空率が30%以上の高 中空率度で、かつ均一な肉厚を有し真円性の優れた中空糸を溶融紡糸することの できる紡糸口金を提供するものである。
【0008】
すなわち、本考案は下記[A],[B],[C]から構成されるスリツト状の 紡糸孔を設けた円形中空糸用紡糸口金である。 [A]少なくとも4個所以上を不連続にした円弧状スリツト孔の面積占有率が2 0〜40% [B]スリツト端部の内縁部に突起部を設け、該突起部のスリツト面積に対する 占有率が0.5〜3.0% [C]スリツトのピツチ円直径が1.0mm以上 中空糸用紡糸口金を用いて溶融紡糸する場合、一般的に溶融温度が低い方がポ リマ−の流動挙動として口金孔より吐出されるベラス効果が大きいことから中空 度は高くなるが、一方スリツト孔の円弧状を維持し難く、得られる糸条の断面形 態は吐出スリツト孔の数に応じて変形する。すなわち、2スリツト孔では楕円状 、3スリツト孔では三角状、4スリツト孔では四角状になり易く、あるいはスリ ツト部の接合がうまくいかず中空割れを生じる。
【0009】 そこで、中空割れを抑制する手段としてスリツト内縁端部に突起部が設けられ る。この突起部は溶融紡糸されたポリマ−の線速度が遅いことからポリマ−の外 側に開く応力が緩和し、スリツト孔の円弧状を維持する効果が発揮され中空割れ は抑制できるものの、均一な肉厚を阻害することが生じ易い。
【0010】 高中空率糸を、曳糸を安定にかつ高品位なものを得るためには、バランスのと れたある一定の条件下に設計された紡糸口金があつて初めて得られるのである。
【0011】
以下、本考案を図面に基いて説明する。図1(a)及び(b)はそれぞれ本考 案の実施例を示す紡糸口金の紡糸孔平面図と他の実施例を示す紡糸口金の紡糸孔 平面図であり、図2は図1の口金で溶融紡糸して得られた中空糸の横断面図であ る。
【0012】 図において、11は紡糸口金の紡糸孔であり、該紡糸孔11は8個又は6個の 円弧状のスリツト孔12を有している。各スリツト孔12の端部内縁には中心部 方向に突出する突起部13が設けられている。このスリツト孔12の個数はより 真円状糸条を得るためには少なくとも4個以上、できればこれよりさらに多数の 個数を設けた方が望ましいが、口金の工作性を考慮して6〜8スリツトとするの が好ましい。
【0013】 スリツト孔12は円弧状に配するが、スリツト孔12のピツチ円直径(P.C .D)は少なくとも1mm以上、好ましくは1.2〜1.5とするのがよく、これ が小さすぎると高中空糸は望めないし、大きすぎるとフアインデニ−ルが得難い 。
【0014】 又、スリツト孔12の全面積比率もしくは占有率(スリツト孔12の全面積/ スリツト孔12の外径を結ぶ外接円の面積)は20〜40%が限度であり、占有 率が小さくなるにつれてスリツト巾を細くする必要が生じ、紡糸吐出圧力の増大 などのトラブルが発生するし、一方、大きすぎると高中空率は得難い。
【0015】 スリツト内端部の突起部13の形状は半円型、三角型、台型いずれの型状でも よいが、最も重要なことは突起部13のスリツト全面積に占める全面積占有率が 3%を越えないことである。この突起部13が3%より大きいと中空割れ抑制効 果は著しいが、中空円部の糸形状が突起部の過剰ポリマ−によつて膨らみ、均一 な肉厚とならないばかりか真円性を損なう。一方、小さすぎるのも良くなく、0 .5%より小さくなると中空割れの危険性が増して好ましくない。このような点 から上記占有率は0.5〜3.0%にすることが必要であり、特に好ましくは1 〜2%にするのが良い。
【0016】 円弧状に配したスリツト間隔は狭いに越したことはないが、口金強度を考慮し て、0.1〜0.2mmとするのが好ましい。
【0017】 中空糸の中空度と断面形状は溶融紡糸の条件によつても左右されるが、標準的 な溶融紡糸条件で中空率50%程度の中空糸が得られるように前述に規定した範 囲内でスリツト孔のピツチ円直径、スリツト孔面積占有率、突起部占有率、スリ ツト間隔等を設計しておけば、ポリマ−溶融粘度や紡糸時の冷却条件を調節する ことによつて中空率30〜60%の範囲で均一でかつ真円性に優れた中空糸を紡 糸することが容易にできる。
【0018】
以上に説明の如く、本考案によれば高中空度でかつ均一な肉厚を有する真円性 の優れた中空糸を安定して得ることができる。また、紡糸するポリマ−の溶融粘 度や紡糸条件を調節することによつて中空度を調節することができると共に糸切 れすることなく安定した曳糸が可能であり、標準的なスリツト孔を有する紡糸口 金で種々の中空度の中空糸の紡糸に対応することができるという顕著な効果を奏 する。
【図1】(a) 本考案の実施例を示す平面図である。 (b) 他の実施例を示す平面図である。
【図2】図1の紡糸孔で得られた中空糸の断面図であ
る。
る。
【図3】(a) 従来の紡糸孔を示す平面図である。 (b) 従来の紡糸孔を示す平面図である。
【図4】(a) 図3の紡糸孔で得られた中空糸の断面
図である。 (b) 図3の紡糸孔で得られた中空糸の断面図であ
る。 (c) 図3の紡糸孔で得られた中空糸の断面図であ
る。
図である。 (b) 図3の紡糸孔で得られた中空糸の断面図であ
る。 (c) 図3の紡糸孔で得られた中空糸の断面図であ
る。
【図5】(a) 従来の紡糸孔を示す平面図である。 (b) 従来の紡糸孔を示す平面図である。
【図6】(a) 従来の紡糸孔を示す平面図である。 (b) 従来の紡糸孔を示す平面図である。
【図7】(a) 図6の紡糸孔で得られた中空糸の断面
図である。 (b) 図6の紡糸孔で得られた中空糸の断面図であ
る。 (c) 図6の紡糸孔で得られた中空糸の断面図であ
る。
図である。 (b) 図6の紡糸孔で得られた中空糸の断面図であ
る。 (c) 図6の紡糸孔で得られた中空糸の断面図であ
る。
【図8】(a) 従来の紡糸孔を示す平面図である。 (b) 従来の紡糸孔を示す平面図である。
11 紡糸孔 12 スリツト孔 13 突起部
Claims (1)
- 【請求項1】 下記[A],[B],[C]から構成さ
れるスリツト状の紡糸孔を設けた円形中空糸用紡糸口
金。[A]少なくとも4個所以上を不連続にした円弧状
スリツト孔の面積占有率が20〜40%[B]スリツト
端部の内縁部に突起部を設け、該突起部のスリツト面積
に対する占有率が0.5〜3.0%[C]スリツトのピ
ツチ円直径が1.0mm以上
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6730691U JPH0514166U (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 中空糸用紡糸口金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6730691U JPH0514166U (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 中空糸用紡糸口金 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0514166U true JPH0514166U (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=13341202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6730691U Pending JPH0514166U (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 中空糸用紡糸口金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0514166U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11152615A (ja) * | 1997-11-17 | 1999-06-08 | Teijin Ltd | 中空糸用紡糸口金 |
| JP2010168681A (ja) * | 2009-01-21 | 2010-08-05 | Teijin Fibers Ltd | 中空糸用紡糸口金 |
| JP2018517859A (ja) * | 2015-05-20 | 2018-07-05 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | Tpu製の非常に細いチューブとその製造方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4941625A (ja) * | 1972-05-24 | 1974-04-19 | ||
| JPH026832A (ja) * | 1988-06-24 | 1990-01-11 | Daikin Ind Ltd | 多孔質ポリテトラフルオロエチレン中空糸及びその製法 |
| JPH03174016A (ja) * | 1989-11-29 | 1991-07-29 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | ポリエステル中空繊維 |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP6730691U patent/JPH0514166U/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4941625A (ja) * | 1972-05-24 | 1974-04-19 | ||
| JPH026832A (ja) * | 1988-06-24 | 1990-01-11 | Daikin Ind Ltd | 多孔質ポリテトラフルオロエチレン中空糸及びその製法 |
| JPH03174016A (ja) * | 1989-11-29 | 1991-07-29 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | ポリエステル中空繊維 |
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| JP2018517859A (ja) * | 2015-05-20 | 2018-07-05 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | Tpu製の非常に細いチューブとその製造方法 |
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