JPH0244602Y2 - - Google Patents

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JPH0244602Y2
JPH0244602Y2 JP6226886U JP6226886U JPH0244602Y2 JP H0244602 Y2 JPH0244602 Y2 JP H0244602Y2 JP 6226886 U JP6226886 U JP 6226886U JP 6226886 U JP6226886 U JP 6226886U JP H0244602 Y2 JPH0244602 Y2 JP H0244602Y2
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  • Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、減速度感知型制動液圧制御装置の改
良に関する。
(従来技術) 従来、車両の積載荷重の変化を制動時の減速度
の変化として感知し、後輪の制動液圧比を制御す
るようにした減速度感知型制動液圧制御装置が
種々提案されている。
例えば、特開昭56−34558号公報(以下、従来
装置1という。)では慣性ボールと勾配で減速度
を感知する装置が提案され、特公昭56−1613号公
報や特公昭56−38424号公報(以下、従来装置2
という。)では、慣性ボールをスプリングで付勢
し、その荷重を連続的に可変として、ボールの移
動開始減速度を制御する装置が提案されている
が、いずれも慣性ボールを用いている点で、路面
からの振動によりボールの挙動が不安定等の問題
があつた。
このため本出願人は、特願昭60−15982号(特
開昭61−175155号公報)において、基本的には、
慣性ボールに代えてスリーブ状の慣性センサを採
用することにより、ボールを用いることに起因す
る種々の問題を一挙に解決することを目的とした
減速度感知型制動液圧制御装置(以下、先願装置
という。)を提案した。
当該先願装置は、第4図に示すように、車両前
後方向のプランジヤ嵌合孔4の前部に第1室7
が、中間部に第2室8が、後部に第3室9がそれ
ぞれ設けられ、マスタシリンダに連通する液圧入
口14から、第2室8に至る第1分岐通路15
と、第3室9に至る第2分岐通路16とが設けら
れ、リヤホイールシリンダに連通する液圧出口1
7から、第1室7に至る第3分岐通路18と、第
3室9に至る第4分岐通路19とが設けられ、上
記プランジヤ嵌合孔4には、プランジヤ11が前
後動自在に嵌合されて、メインスプリング13で
前方に付勢され、該プランジヤ11には、第2室
8内の大径受圧面部11aと第3室9内の小径受
圧面部11bとが形成されるとともに、第1室7
と第2室8を連通する内部通路21と、第1室7
の前壁7aに当接したとき内部通路21を開く弁
24とが設けられ、上記第3室9には、スリーブ
状の慣性センサ26が前後動自在に嵌合されて、
センサスプリング30で後方に付勢され、該慣性
センサ26は、前方に所定量移動したとき、第4
分岐通路19を閉じ、上記プランジヤ11は、後
方に所定量移動したときセンサスプリング30を
圧縮するように構成したものである。
従つて、軽積時の折点付近までは、プランジヤ
11はメインスプリング13により前動されて弁
24がプランジヤ11の内部通路21を開くの
で、マスタシリンダの作動液圧が、液圧入口14
から第1分岐通路15→第2室8→内部通路21
→第1室7→第3分岐通路18→液圧出口17に
至る第1流路と、液圧入口14から第2分岐通路
16→第3室9→第4分岐通路19→液圧出口1
7に至る第2流路とを通つて、リヤホイールシリ
ンダに作用するようになる。
そして、軽積の場合、軽積時の折点付近の液圧
で、センサスプリング30の付勢力以上の減速度
が発生し、慣性センサ26が前方に移動して第4
分岐通路19を閉じるので、第1流路のみとな
り、プランジヤ11は比例減圧弁(PCV)の作
用を行うようになる。
一方、中積、重積の場合、軽積時の折点付近の
液圧では、センサスプリング30の付勢力以上の
減速度が発生しないので、第2流路は開かれたま
まとなるが、軽積時の折点を越えると第2流路は
開かれたままで、プランジヤ11が作動液圧によ
り後動されて、センサスプリング30を圧縮する
とともに、弁24がプランジヤ11の内部通路2
1を閉じるので、第2流路のみとなり、以後、圧
縮されたセンサスプリング30の付勢力以上の減
速度が発生するまで第2流路は開かれたままとな
る。
当該先願装置によれば、慣性センサとして、ス
リーブ状の慣性センサを用いたものであるから、
慣性ボールに起因する問題を一挙に解消すること
ができる他、従来技術1では、ボールセンサの作
動時、盲室に液圧が封入され、その後に比例減圧
弁が作動して折点を生じていたが、先願装置で
は、慣性センサの作動後、直ちに折点が生じるの
で応答性が良好となる。
また、比例減圧弁(PCV)部と慣性センサを
単に並列に連結した従来技術2と比べて、先願装
置では、重積時に折点が飛躍的に上昇し、マスタ
シリンダの作動液圧を効率よくリヤホイールシリ
ンダに伝達できて制動力を増すことができる。
さらに、過積載時またはフロント系の失陥時に
も、必要な減速度が車両に発生するまでは折点を
生じないので、失陥時等に備えた別個の安全装置
を付加する必要もない等の効果を得ることができ
る。
ところで、第4図の装置では、プランジヤ嵌合
孔4の後端側はボデイ1にねじ32で一体結合さ
れたソケツト33に形成されている(先願装置で
はボデイ1と一体の筒部に形成されている。)。
一方、ボデイ1には、具体的に図示しないが、
慣性センサの誤作動防止と空車時の最低折点を確
保するために、別加工を施してピストン等を内蔵
している。
(考案の目的) 本考案は上記先願装置の改善に係るものであつ
て、上記ソケツトを慣性センサの誤作動防止など
のためのピストンとして利用できるようにし、部
品点数の削減等を図ることを目的とするものであ
る。
(考案の構成) このため本考案は、ボデイにプランジヤ嵌合孔
が形成されたソケツトが摺動自在に嵌合されて、
該ソケツトは、メインスプリングで慣性センサと
ともに後方へ付勢されていることを特徴とするも
のである。
(考案の効果) 本考案によれば、プランジヤ嵌合孔が形成され
たソケツトがボデイに嵌合され、メインスプリン
グで慣性センサとともに後方へ付勢するようにし
たものであるから、ソケツトがピストンとして作
用するようになるので、慣性センサの誤作動防止
と空車時の最低折点を確保できるようになる。
また、ソケツトの動きによるオイル脈動効果に
より第3室のエア抜け性も改善されるようにな
る。
さらに、ボデイに別加工を施してピストン等を
設けなくてもよいので、部品点数が減少し、オイ
ルのリーク箇所も減少するうえ、外形がコンパク
トに構成できるようになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面について詳細
に説明する。
第1図に示すように、ボデイ1の後部にカバー
2がシールリング3を介して一体に連結されてい
て、ボデイ1には、車両前後方向のプランジヤ嵌
合孔4が形成されている。
該プランジヤ嵌合孔4の後端側は大径の嵌合孔
5に形成され、該嵌合孔5にシールリング34を
介してボデイ1の後方に突出してカバー2内へ伸
長するソケツト33が摺動自在に嵌合されてい
る。該ソケツト33には、ボデイ1のプランジヤ
嵌合孔4と連続するプランジヤ嵌合孔4′が形成
されている。
上記プランジヤ嵌合孔4の前部には第1室7が
設けられ、中間部にはプランジヤ嵌合孔4に前後
動自在に嵌合された大径プランジヤ11Aのシー
ルリング12,12で区画された第2室8が設け
られ、後部にはカバー2内の空洞部を含む第3室
9が設けられ、第2室8と第3室9との間のソケ
ツト33のプランジヤ嵌合孔4′には、上記シー
ルリング12とシールカツプ25とで区画された
空気室10が設けられている。
上記ボデイ1の上部には、マスタシリンダ(不
図示)に連通する液圧入口14が設けられ、該液
圧入口14から、第2室8に至る第1分岐通路1
5と第3室9に至る第2分岐通路16とが形成さ
れている。
また、ボデイ1の上部には、リヤホイールシリ
ンダ(不図示)に連通する液圧出口17が設けら
れ、該液圧出口17から、第1室7に至る第3分
岐通路18と第3室16に至る第4分岐通路19
とが形成されている。
第4分岐通路19はボデイ1の後面に開口し
て、開口部分にシート20が嵌着されている。
上記大径プランジヤ11Aの後端には、ソケツ
ト33のプランジヤ嵌合孔4′に嵌合する小径プ
ランジヤ11Bの先端がばね受け板35を介して
連結されていて、両プランジヤ11A,11B
は、空気室10に縮装されたメインスプリング1
3で前方に付勢されている。
上記大径プランジヤ11Aには、第2室8内に
大径受圧面部11aが形成され、小径プランジヤ
11Bには第3室9内に小径受圧面部11bが形
成されている。
また、大径プランジヤ11Aには、第1室7と
第2室8とを連通する内部通路21が形成され、
該内部通路21の前部には、スプリング22で前
方へ付勢され、バルブシート23に着座したとき
内部通路21を閉じるポペツトバルブ24が設け
られ、該ポペツトバルブ24は、プランジヤ11
が前動して先端部24aが第1室7の前壁7aに
当接して後退しバルブシート23から離座したと
き内部通路21を開くようになつている。
一方、第3室9には、スリーブ状の慣性センサ
26がボールベアリング31,…,31を介して
ソケツト33に前後動自在に嵌合されている。
該慣性センサ26は、ソケツト33のスプリン
グホルダ28と、慣性センサ26の後端を閉塞す
るスプリングシート29との間に縮装されたセン
サスプリング30により後方に付勢されて、スプ
リングシート29の後端部29aが、第3室9の
後壁9aに当接している。
上記慣性センサ26は、ソケツト33のフラン
ジ部33aに当接して、メインスプリング10に
よりソケツト33とともに後方へ付勢されてい
る。これにより、従来のように、ボデイ1に別加
工を施してピストン等を設けなくてもソケツト3
3が当該ピストンの作用を兼ねるので、慣性セン
サ26の誤動作が防止され、空車時の最低折点が
確保される。また、ソケツト33が摺動すること
によるオイル脈動効果で第3室9のエアー抜け性
も改善される。
該スプリングシート29の後端部29aが第3
室9の後壁9aに当接した状態で、慣性センサ2
6の前端部26bと上記第4分岐通路19のシー
ト20との間に隙間t1が形成されていて、慣性セ
ンサ26が前方に隙間t1分だけ移動したとき、慣
性センサ26で第4分岐通路19を閉じるように
なつている。
上記大径プランジヤ11Aのばね受け板38と
ソケツト33との間に隙間t2が隔てられ、第3室
9のスプリングホルダ28との間に隙間t3を隔て
る肩部11dが設けられ、隙間はt2〉t3に設定さ
れていて、両プランジヤ11A,11Bが後方へ
隙間t3分だけ移動したとき、両プランジヤ11
A,11Bでスプリングホルダ28を介してセン
サスプリング30を圧縮するようになつている。
上記のように構成した制動液圧制御装置の作用
を、第2図のフローチヤート及び第3図の液圧変
化を示すグラフを参照しながら説明する。
作動液圧が0から軽積時の折点Pke付近まで
(第1図の状態)は、両プランジヤ11A,11
Bはメインスプリング13により前動されて、先
端部24aが第1室7の前壁7aに当接してポペ
ツトバルブ24が後退し、バルブシート23から
離座して、大径プランジヤ11Aの内部通路21
が開かれている。
従つて、マスタシリンダの作動液圧が、液圧入
口14から第1分岐通路15→第2室8→内部通
路21→第1室7→第3分岐通路18→液圧出口
17に至る第1流路aと、液圧入口14から第2
分岐通路16→第3室9→第4分岐通路19→液
圧出口17に至る第2流路bとを通つて、リヤホ
イールシリンダに作用するようになる。
このとき、第3室9の作動液圧でソケツト33
が前動されてフランジ部33aがボデイに当て止
められる。
軽積の場合、軽積時の折点Pkeの付近の液圧
で、センサスプリング30の付勢力(G1)以上
の減速度が発生して慣性センサ26が前動する
と、慣性センサ26の前端部26bにより第4分
岐通路19が閉じられるので、第2流路bが閉鎖
し、第1流路aのみとなる。
そして、両プランジヤ11A,11Bは隙間t4
(第1図参照)の範囲で前後動して比例減圧弁
(PCV)の作用を行なうようになる。
中積・重積の場合、軽積時の折点Pke付近の液
圧では、センサスプリング30の付勢力(G1)
以上の減速度が発生しないので、第2流路bは開
かれたままとなるが、軽積時の折点Pkeを越える
と、第2流路bは開かれたままで、大径プランジ
ヤ11Aの大径受圧面部11aに作用する作動流
体により、両プランジヤ11A,11Bがメイン
スプリング13の付勢力に抗して後動されて、セ
ンサスプリング30を圧縮し、同時にポペツトバ
ルブ24が前進し、バルブシート23に着座し
て、大径プランジヤ11Aの内部通路21を閉じ
るようになる。
従つて、マスタシリンダの作動液圧が、第2流
路bを通つて、リヤホイールシリンダに作用する
ようになる。
ついで、中積時の折点Pkgもしくは重積時の折
点Pkf付近の液圧で、圧縮されたセンサスプリン
グ30の付勢力(G2)以上の減速度が発生して、
慣性センサ26が前動すると、慣性センサ26の
前端部26bにより第4分岐通路19が閉じられ
るので、第2流路bも閉鎖する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る減速度感知型制動液圧制
御装置の縦断面図、第2図は作動フローチヤー
ト、第3図は液圧変化を示すグラフ、第4図は先
願装置の縦断面図である。 1……ボデイ、2……カバー、4,4′……プ
ランジヤ嵌合孔、7……第1室、8……第2室、
9……第3室、11……プランジヤ、11a……
大径受圧面部、11b……小径受圧面部、13…
…メインスプリング、14……液圧入口、15…
…第1分岐通路、16……第2分岐通路、17…
…液圧出口、18……第3分岐通路、19……第
4分岐通路、21……内部通路、24……ポペツ
トバルブ、26……慣性センサ、30……センサ
スプリング、33……ソケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボデイに形成された車両前後方向のプランジヤ
    嵌合孔の前部に第1室が、中間部に第2室が、後
    部に第3室がそれぞれ設けられ、マスタシリンダ
    に連通する液圧入口から、第2室に至る第1分岐
    通路と、第3室に至る第2分岐通路とが設けら
    れ、リヤホイールシリンダに連通する液圧出口か
    ら、第1室に至る第3分岐通路と、第3室に至る
    第4分岐通路とが設けられ、上記プランジヤ嵌合
    孔には、プランジヤが前後動自在に嵌合されて、
    メインスプリングで前方に付勢され、該プランジ
    ヤには、第2室内の大径受圧面部と第3室内の小
    径受圧面部とが形成されるとともに、第1室と第
    2室を連通する内部通路と、第1室の前壁に当接
    したとき内部通路を開く弁とが設けられ、上記第
    3室には、スリーブ状の慣性センサが前後動自在
    に嵌合されて、センサスプリングで後方に付勢さ
    れ、該慣性センサは、前方に所定量移動したと
    き、第4分岐通路を閉じ、上記プランジヤは、後
    方に所定量移動したときセンサスプリングを圧縮
    するようになつている減速度感知型制動液圧制御
    装置において、上記ボデイに、プランジヤ嵌合孔
    が形成されたソケツトが摺動自在に嵌合されて
    て、該ソケツトは、上記メインスプリングで上記
    慣性センサとともに後方へ付勢されていることを
    特徴とする減速度感知型制動液圧制御装置。
JP6226886U 1986-04-23 1986-04-23 Expired JPH0244602Y2 (ja)

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JP6226886U JPH0244602Y2 (ja) 1986-04-23 1986-04-23

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JPS62172670U JPS62172670U (ja) 1987-11-02
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