JPH0244989Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0244989Y2 JPH0244989Y2 JP1985139533U JP13953385U JPH0244989Y2 JP H0244989 Y2 JPH0244989 Y2 JP H0244989Y2 JP 1985139533 U JP1985139533 U JP 1985139533U JP 13953385 U JP13953385 U JP 13953385U JP H0244989 Y2 JPH0244989 Y2 JP H0244989Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- cooling roll
- cloth
- die
- extruded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、フイルム成形用冷却ロールに関する
ものである。
ものである。
(ロ) 従来の技術
Tダイを用いたフイルムの成形の際にTダイの
リツプ口から押し出される高温のフイルムを冷
却・固化するために冷却ロールが用いられる。冷
却ロールは例えば鋼性の円筒体により構成され
る。
リツプ口から押し出される高温のフイルムを冷
却・固化するために冷却ロールが用いられる。冷
却ロールは例えば鋼性の円筒体により構成され
る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
しかし、このような従来のフイルム成形用冷却
ロールには、フイルムが第1冷却ロールから第2
冷却ロールに移動するときにフイルムが第1冷却
ロールからはく離しにくく、しわを発生し易いと
いう問題点がある。すなわち、一般にTダイのリ
ツプ口から押し出されるフイルムはその中央部が
薄く、両側部が比較的厚くなつている。これは、
フイルムに引張力が作用したときフイルム側部が
切れ易いため、これを防止するために側部を厚く
してあるからである。このようにフイルムの中央
部と側部とで厚さが異なるため、厚い部分が薄い
部分よりも冷却が遅れてはく離しにくくなり、中
央部と側部とで第1冷却ロールからのはく離点が
異なることとなり、しわが発生し易くなる。この
状態を第5及び6図に示す。Tダイ50から押し
出されたフイルム52が第1冷却ロール54から
第2冷却ロール56に移動する際のフイルム52
の第1冷却ロール54からのはく離点はフイルム
中央部では例えばa点となり、フイルム側部では
b点となる。このため、第6図に示すような凸曲
線状のはく離線が形成される。このため、フイル
ム52の側部にしわが発生し、良好な中央部のし
わの発生していない部分の幅寸法が非常に小さく
なる。本考案はこのような問題点を解決すること
を目的としている。
ロールには、フイルムが第1冷却ロールから第2
冷却ロールに移動するときにフイルムが第1冷却
ロールからはく離しにくく、しわを発生し易いと
いう問題点がある。すなわち、一般にTダイのリ
ツプ口から押し出されるフイルムはその中央部が
薄く、両側部が比較的厚くなつている。これは、
フイルムに引張力が作用したときフイルム側部が
切れ易いため、これを防止するために側部を厚く
してあるからである。このようにフイルムの中央
部と側部とで厚さが異なるため、厚い部分が薄い
部分よりも冷却が遅れてはく離しにくくなり、中
央部と側部とで第1冷却ロールからのはく離点が
異なることとなり、しわが発生し易くなる。この
状態を第5及び6図に示す。Tダイ50から押し
出されたフイルム52が第1冷却ロール54から
第2冷却ロール56に移動する際のフイルム52
の第1冷却ロール54からのはく離点はフイルム
中央部では例えばa点となり、フイルム側部では
b点となる。このため、第6図に示すような凸曲
線状のはく離線が形成される。このため、フイル
ム52の側部にしわが発生し、良好な中央部のし
わの発生していない部分の幅寸法が非常に小さく
なる。本考案はこのような問題点を解決すること
を目的としている。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案は、冷却ロールの両端部外周に布を設け
てフイルムをはく離しやすくすることにより、上
記問題点を解決する。すなわち、本考案によるフ
イルム成形用冷却ロールの両端部外周のフイルム
側部と接触する部分の全周には、織目を有する布
が設けられている。
てフイルムをはく離しやすくすることにより、上
記問題点を解決する。すなわち、本考案によるフ
イルム成形用冷却ロールの両端部外周のフイルム
側部と接触する部分の全周には、織目を有する布
が設けられている。
(ホ) 作用
Tダイのリツプ口から押し出されたフイルムは
冷却ロールによつて冷却・固化された後、下流の
ロールへ移動していくが、その際フイルムの両側
部は、冷却ロール中央部よりもフイルムがはく離
しやすい布の部分と接触する。このため、フイル
ム両側部におけるはく離性が良好となり、フイル
ム側部においてもフイルム中央部と同様の位置で
はく離され、下流のロール側へ移動する。従つ
て、フイルムのはく離線がフイルム幅方向にわた
つてほぼ一様となり、はく離の際にフイルムにし
わを発生することが防止される。
冷却ロールによつて冷却・固化された後、下流の
ロールへ移動していくが、その際フイルムの両側
部は、冷却ロール中央部よりもフイルムがはく離
しやすい布の部分と接触する。このため、フイル
ム両側部におけるはく離性が良好となり、フイル
ム側部においてもフイルム中央部と同様の位置で
はく離され、下流のロール側へ移動する。従つ
て、フイルムのはく離線がフイルム幅方向にわた
つてほぼ一様となり、はく離の際にフイルムにし
わを発生することが防止される。
(ヘ) 実施例
以下、本考案の実施例を添付図面の第1〜4図
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
(第1実施例)
Tダイ10のリツプ口10aから押し出された
フイルム12はまず第1冷却ロール14によつて
冷却され、次いで第2冷却ロール16側へ移動す
るように構成されている。例えば、鋼製の第1冷
却ロール14の両端部には第3図に示すように寸
法lの幅を有する布18が巻き付けてある。織目
を有する布18は例えば接着剤を用いて固着され
る。布18の寸法lは第2図に示すようにフイル
ム12の両側部がそれぞれ寸法dだけ布18の部
分を通過するような寸法としてある。
フイルム12はまず第1冷却ロール14によつて
冷却され、次いで第2冷却ロール16側へ移動す
るように構成されている。例えば、鋼製の第1冷
却ロール14の両端部には第3図に示すように寸
法lの幅を有する布18が巻き付けてある。織目
を有する布18は例えば接着剤を用いて固着され
る。布18の寸法lは第2図に示すようにフイル
ム12の両側部がそれぞれ寸法dだけ布18の部
分を通過するような寸法としてある。
次にこの実施例の作用について説明する。
Tダイ10から押し出されたフイルム12は所
定の張力を受けて第1冷却ロール14及び第2冷
却ロール16を通つて所定の速度で移動してい
く。その際フイルム12の中央部は第1冷却ロー
ル14の本体の金属部分と接触するが、両側部の
寸法dの部分は布18と接触する。布18は織目
があるため、フイルム12と有効に接触する面積
が少なく、フイルムのはく離性が非常によい。こ
のため、フイルム12の中央部と同様にほぼ接線
位置ではく離する。すなわち、第2図に示すよう
に、フイルム12のはく離線が幅方向にわたつて
ほぼ一様になる。このため、フイルム12にしわ
が発生しにくくなる。こうすることによつて、フ
イルム12の両側部のしわ発生部が非常に短くな
り、しわのない有効な中央部の寸法が大きいフイ
ルムの成形が可能となる。また、フイルム12の
はく離性が良好となるため、フイルム送り速度を
上昇させても第1冷却ロール14に巻き込まれる
ことなくフイルム12の成形を行うことができ
る。1例では、成形速度を80%向上することがで
きた。すなわち、厚さ15μmのS−PUCフイルム
の場合に、従来の布なしの冷却ロールでは成形速
度が100m/分を超えるとフイルム切れが発生す
るが、本実施例の布を設けた冷却ロールでは180
m/分まで安定した成形が可能であつた。なお、
第1冷却ロール14の本体の外周面は鏡面仕上げ
として、透明度の良いフイルム12を得ることが
できる。
定の張力を受けて第1冷却ロール14及び第2冷
却ロール16を通つて所定の速度で移動してい
く。その際フイルム12の中央部は第1冷却ロー
ル14の本体の金属部分と接触するが、両側部の
寸法dの部分は布18と接触する。布18は織目
があるため、フイルム12と有効に接触する面積
が少なく、フイルムのはく離性が非常によい。こ
のため、フイルム12の中央部と同様にほぼ接線
位置ではく離する。すなわち、第2図に示すよう
に、フイルム12のはく離線が幅方向にわたつて
ほぼ一様になる。このため、フイルム12にしわ
が発生しにくくなる。こうすることによつて、フ
イルム12の両側部のしわ発生部が非常に短くな
り、しわのない有効な中央部の寸法が大きいフイ
ルムの成形が可能となる。また、フイルム12の
はく離性が良好となるため、フイルム送り速度を
上昇させても第1冷却ロール14に巻き込まれる
ことなくフイルム12の成形を行うことができ
る。1例では、成形速度を80%向上することがで
きた。すなわち、厚さ15μmのS−PUCフイルム
の場合に、従来の布なしの冷却ロールでは成形速
度が100m/分を超えるとフイルム切れが発生す
るが、本実施例の布を設けた冷却ロールでは180
m/分まで安定した成形が可能であつた。なお、
第1冷却ロール14の本体の外周面は鏡面仕上げ
として、透明度の良いフイルム12を得ることが
できる。
(第2実施例)
第4図に本考案の第2実施例を示す。この第1
冷却ロール14′はその両端部に布18′の厚さ分
だけ半径の小さい小径部14a′を形成し、この小
径部14a′に円筒状の布18′をはめ込むように
したものである。この第1冷却ロール14′によ
つても第1実施例と同様の作用を得ることができ
る。
冷却ロール14′はその両端部に布18′の厚さ分
だけ半径の小さい小径部14a′を形成し、この小
径部14a′に円筒状の布18′をはめ込むように
したものである。この第1冷却ロール14′によ
つても第1実施例と同様の作用を得ることができ
る。
(ト) 考案の効果
以上説明してきたように、本考案によると、冷
却ロールの両端部に布を設けてこの部分のフイル
ムのはく離性を中央部よりも良好にしたので、成
形の際のしわの発生を抑制することができる。ま
た、フイルムの成形速度を速くして生産性を上げ
ることができる。
却ロールの両端部に布を設けてこの部分のフイル
ムのはく離性を中央部よりも良好にしたので、成
形の際のしわの発生を抑制することができる。ま
た、フイルムの成形速度を速くして生産性を上げ
ることができる。
第1図は本考案による冷却ロールを用いたフイ
ルム成形装置の側面図、第2図は第1図の平面
図、第3図は冷却ロールの斜視図、第4図は本考
案の第2実施例を示す図、第5図は従来のフイル
ム成形装置の側面図、第6図は第5図の平面図で
ある。 10……Tダイ、12……フイルム、14,1
6……冷却ロール、18……布。
ルム成形装置の側面図、第2図は第1図の平面
図、第3図は冷却ロールの斜視図、第4図は本考
案の第2実施例を示す図、第5図は従来のフイル
ム成形装置の側面図、第6図は第5図の平面図で
ある。 10……Tダイ、12……フイルム、14,1
6……冷却ロール、18……布。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 Tダイから押し出されたフイルムを冷却するフ
イルム成形用冷却ロールにおいて、 金属製の冷却ロールの両端部外周のフイルム側
部と接触する部分の全周に、織目を有する布が設
けられていることを特徴とするフイルム成形用冷
却ロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985139533U JPH0244989Y2 (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985139533U JPH0244989Y2 (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6248521U JPS6248521U (ja) | 1987-03-25 |
| JPH0244989Y2 true JPH0244989Y2 (ja) | 1990-11-29 |
Family
ID=31045528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985139533U Expired JPH0244989Y2 (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0244989Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS544070Y2 (ja) * | 1975-04-30 | 1979-02-23 | ||
| JPS5245122A (en) * | 1975-10-06 | 1977-04-09 | Yanahara Kikou Kk | Underground pipe body installation method |
| JPS5850174B2 (ja) * | 1976-05-26 | 1983-11-09 | 帝人株式会社 | ポリエステルフイルムの製造方法 |
-
1985
- 1985-09-13 JP JP1985139533U patent/JPH0244989Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6248521U (ja) | 1987-03-25 |
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