JPH0246018B2 - - Google Patents
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- JPH0246018B2 JPH0246018B2 JP58146567A JP14656783A JPH0246018B2 JP H0246018 B2 JPH0246018 B2 JP H0246018B2 JP 58146567 A JP58146567 A JP 58146567A JP 14656783 A JP14656783 A JP 14656783A JP H0246018 B2 JPH0246018 B2 JP H0246018B2
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- atom
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Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明はベンズアルデヒド誘導体およびベンズ
アルデヒド等価体ならびにそれらの製造法に関す
る。更に詳しくは、2および3位にニトロ基、塩
素原子、弗素原子を置換基として有するベンズア
ルデヒド誘導体およびベンズアルデヒド等価体な
びにそれらの製造方法に関する。
アルデヒド等価体ならびにそれらの製造法に関す
る。更に詳しくは、2および3位にニトロ基、塩
素原子、弗素原子を置換基として有するベンズア
ルデヒド誘導体およびベンズアルデヒド等価体な
びにそれらの製造方法に関する。
本発明のベンズアルデヒド誘導体もしくはその
等価体は、それ自体医薬、農薬、香料として利用
し得るばかりでなく、医薬、農薬、香料等の重要
中間体としても有用である。すなわち、本発明の
ベンズアルデヒド誘導体は、例えば持続性のある
降圧作用を有する4―フエニル―1,4―ジヒド
ロピリジン―3,5―ジカルボン酸ジエステルの
合成中間体として有用なものである。
等価体は、それ自体医薬、農薬、香料として利用
し得るばかりでなく、医薬、農薬、香料等の重要
中間体としても有用である。すなわち、本発明の
ベンズアルデヒド誘導体は、例えば持続性のある
降圧作用を有する4―フエニル―1,4―ジヒド
ロピリジン―3,5―ジカルボン酸ジエステルの
合成中間体として有用なものである。
〈従来技術〉
ベンズアルデヒド誘導体は、それ自体で医薬、
農薬、香料として重要であるばかりでなく、有機
合成化学上の合成中間体として重要である故、多
くの誘導体が合成され知られている。にもかかわ
らず、芳香環上に2つ以上の置換基を有するベン
ズアルデヒド誘導体の場合、芳香環上のアルデヒ
ド基ならびに他の置換基等の2つ以上の置換基の
相互の位置関係によつて合成上困難が伴うためそ
れらのベンズアルデヒド誘導体が知られていない
ことも稀ではない。
農薬、香料として重要であるばかりでなく、有機
合成化学上の合成中間体として重要である故、多
くの誘導体が合成され知られている。にもかかわ
らず、芳香環上に2つ以上の置換基を有するベン
ズアルデヒド誘導体の場合、芳香環上のアルデヒ
ド基ならびに他の置換基等の2つ以上の置換基の
相互の位置関係によつて合成上困難が伴うためそ
れらのベンズアルデヒド誘導体が知られていない
ことも稀ではない。
即ち、芳香環上に一つの置換基が存在すると
き、この置換基が芳香環の反応性を支配し次いで
導入される置換基の位置を決定することは理論的
に知られている。かかる理由のため、ベンズアル
デヒド誘導体のうち2および3位に、NO2基、
塩素原子又は弗素原子が隣接して存在し、特にそ
のいずれかが、又は両方が弗素原子であるベンズ
アルデヒド誘導体は知られていない。
き、この置換基が芳香環の反応性を支配し次いで
導入される置換基の位置を決定することは理論的
に知られている。かかる理由のため、ベンズアル
デヒド誘導体のうち2および3位に、NO2基、
塩素原子又は弗素原子が隣接して存在し、特にそ
のいずれかが、又は両方が弗素原子であるベンズ
アルデヒド誘導体は知られていない。
〈発明の目的〉
本発明者らは、2位および3位に、ニトロ基、
塩素原子あるいは弗素原子が隣接して存在する、
文献未載の新規なベンズアルデヒド誘導体であつ
て、医薬、農薬、香料等の重要中間体として有用
なベンズアルデヒド誘導体を得ることを目的とし
て鋭意研究した結果、本発明に到達したものであ
る。
塩素原子あるいは弗素原子が隣接して存在する、
文献未載の新規なベンズアルデヒド誘導体であつ
て、医薬、農薬、香料等の重要中間体として有用
なベンズアルデヒド誘導体を得ることを目的とし
て鋭意研究した結果、本発明に到達したものであ
る。
しかして本発明の目的は、2位および3位にニ
トロ基、塩素原子、又は弗素原子を有する新規な
ベンズアルデヒド誘導体若しくはその類似化合物
ならびにそれらの製造法を提供することにある。
トロ基、塩素原子、又は弗素原子を有する新規な
ベンズアルデヒド誘導体若しくはその類似化合物
ならびにそれらの製造法を提供することにある。
更には、本発明の目的は、それ自体、医薬、農
薬、香料、染料等として利用し得るばばかりでな
く、他の医薬品等の重要中間体としても有用なベ
ンズアルデヒド誘導体ならびにその製造法を提供
することにある。
薬、香料、染料等として利用し得るばばかりでな
く、他の医薬品等の重要中間体としても有用なベ
ンズアルデヒド誘導体ならびにその製造法を提供
することにある。
〈発明の構成及び効果〉
本発明で提供される新規なベンズアルデヒド誘
導体は下記式[] [式中、Rは―CHO、―CH(OCR0)2又は―
CH(OR0′)2を表わし、ここでR0,R0′は低級アル
キル基である。Xは塩素原子又は弗素原子を表わ
す。Xが塩素原子のときYは弗素原子を表わす。
Xが弗素原子のときYはニトロ基又は弗素原子を
表わす。] で表わされる。
導体は下記式[] [式中、Rは―CHO、―CH(OCR0)2又は―
CH(OR0′)2を表わし、ここでR0,R0′は低級アル
キル基である。Xは塩素原子又は弗素原子を表わ
す。Xが塩素原子のときYは弗素原子を表わす。
Xが弗素原子のときYはニトロ基又は弗素原子を
表わす。] で表わされる。
該ベンズアルデヒド誘導体は、文献に具体的に
開示されていない新規化合物である。上記式
[]において、Rは―CHO、―CH(OCOR0)2
又は―CH(OR0′)2を表わし、ここでR0,R0′は、
低級アルキル基を表わす。かかる低級アルキル基
は具体的には例えば、メチル基、エチル基、n―
プロピル基等を表わす。
開示されていない新規化合物である。上記式
[]において、Rは―CHO、―CH(OCOR0)2
又は―CH(OR0′)2を表わし、ここでR0,R0′は、
低級アルキル基を表わす。かかる低級アルキル基
は具体的には例えば、メチル基、エチル基、n―
プロピル基等を表わす。
上記式[]において、Xは塩素原子又は弗素
原子を表わす。Xが塩素原子のとき、Yは弗素原
子を表わす。Xが弗素原子のとき、Yはニトロ基
又は弗素原子を表わす。
原子を表わす。Xが塩素原子のとき、Yは弗素原
子を表わす。Xが弗素原子のとき、Yはニトロ基
又は弗素原子を表わす。
本発明のベンズアルデヒド誘導体の具体的化合
物の例を挙げれば次のとおりである。
物の例を挙げれば次のとおりである。
2―クロロ―3―フルオロベンズアルデヒド、
2―フルオロ―3―ニトロベンズアルデヒド、
2,3―ジフルオロベンズアルデヒド、2―クロ
ロ―3―フルオロベンジリデンジアセタート、2
―フルオロ―3―ニトロベンジリデンジアセター
ト、2―フルオロ―3―ニトロベンジリデンジプ
ロピオナート、2―フルオロ―3―ニトロベンジ
リデンジブチラート、2―クロロ―3―フルオロ
ベンズアルデヒドジメチルアセタール、2―フル
オロ―3―ニトロベンズアルデヒドジメチルアセ
タール、2,3―ジフルオロベンズアルデヒドジ
メチルアセタール、2―フルオロ―3―ニトロベ
ンズアルデヒドジエチルアセタール。
2―フルオロ―3―ニトロベンズアルデヒド、
2,3―ジフルオロベンズアルデヒド、2―クロ
ロ―3―フルオロベンジリデンジアセタート、2
―フルオロ―3―ニトロベンジリデンジアセター
ト、2―フルオロ―3―ニトロベンジリデンジプ
ロピオナート、2―フルオロ―3―ニトロベンジ
リデンジブチラート、2―クロロ―3―フルオロ
ベンズアルデヒドジメチルアセタール、2―フル
オロ―3―ニトロベンズアルデヒドジメチルアセ
タール、2,3―ジフルオロベンズアルデヒドジ
メチルアセタール、2―フルオロ―3―ニトロベ
ンズアルデヒドジエチルアセタール。
上述した本発明のベンズアルデヒド誘導体は、
それ自体、医薬品、農薬等として利用し得るばか
りでなく、他の医薬品の重要中間体としても有用
である。すなわち、持続性のある降圧作用を有す
る4―フエニル―1,4―ジヒドロピリジン―
3,5―ジカルボン酸ジエステル誘導体の合成中
間体として、また抗アレルギー作用を有する化合
物の合成中間体として(ドイツ国特許公開公報第
2418498号)、あるいは高血圧症治療作用を有する
ベンジリデンヒドラジン―1,2,4―トリアゾ
ールの中間体として(南アフリカ国特許第
7703470号)も有用なものである。
それ自体、医薬品、農薬等として利用し得るばか
りでなく、他の医薬品の重要中間体としても有用
である。すなわち、持続性のある降圧作用を有す
る4―フエニル―1,4―ジヒドロピリジン―
3,5―ジカルボン酸ジエステル誘導体の合成中
間体として、また抗アレルギー作用を有する化合
物の合成中間体として(ドイツ国特許公開公報第
2418498号)、あるいは高血圧症治療作用を有する
ベンジリデンヒドラジン―1,2,4―トリアゾ
ールの中間体として(南アフリカ国特許第
7703470号)も有用なものである。
本発明の上記式[]で表わされるベンズアル
デヒド誘導体で、Rが―CHOである化合物、す
なわち下記式[―a] [式中、X,Yは上記定義に同じである。]で
表わされるベンズアルデヒド誘導体は下記式
[] [式中、X,Yは上記定義に同じである。]で
表わされるトルエン誘導体を酸化することによつ
て製造される。
デヒド誘導体で、Rが―CHOである化合物、す
なわち下記式[―a] [式中、X,Yは上記定義に同じである。]で
表わされるベンズアルデヒド誘導体は下記式
[] [式中、X,Yは上記定義に同じである。]で
表わされるトルエン誘導体を酸化することによつ
て製造される。
ここで用いられる酸化方法は従来知られている
酸化方法であり、かかる酸化により、上記式[
―a]で表わされるベンズアルデヒド誘導体を製
造することができる。従来知られている酸化方法
とは、アルキルベンゼン誘導体よりベンズアルデ
ヒド誘導体を製造するのに用いることのできる従
来公知の酸化方法である。例えば、酸化剤による
酸化方法あるいは分子状酸素による酸化方法が挙
げられる。酸化剤としては、例えば、二酸化マン
ガン、クロム酸、酸化クロミル、四酢酸鉛、二酸
化鉛、二酸化セレン、酸化銀、硝酸セリウム
()アンモニウム、コバルト()塩等の金属
酸化物類;塩素(Cl2)、臭素(Br2)、沃素(I2)
等のハロゲン分子類;クロラミンT等のN―ハロ
ゲン化スルホンアミド類等が挙げられる。酸素分
子による方法としては、従来公知の金属触媒、例
えば酢酸コバルト()等のコバルト()塩の
存在下で分子状酸素で酸化することができる。
酸化方法であり、かかる酸化により、上記式[
―a]で表わされるベンズアルデヒド誘導体を製
造することができる。従来知られている酸化方法
とは、アルキルベンゼン誘導体よりベンズアルデ
ヒド誘導体を製造するのに用いることのできる従
来公知の酸化方法である。例えば、酸化剤による
酸化方法あるいは分子状酸素による酸化方法が挙
げられる。酸化剤としては、例えば、二酸化マン
ガン、クロム酸、酸化クロミル、四酢酸鉛、二酸
化鉛、二酸化セレン、酸化銀、硝酸セリウム
()アンモニウム、コバルト()塩等の金属
酸化物類;塩素(Cl2)、臭素(Br2)、沃素(I2)
等のハロゲン分子類;クロラミンT等のN―ハロ
ゲン化スルホンアミド類等が挙げられる。酸素分
子による方法としては、従来公知の金属触媒、例
えば酢酸コバルト()等のコバルト()塩の
存在下で分子状酸素で酸化することができる。
これらの酸化方法における反応条件は、それぞ
れの酸化剤により異なるが、本発明によれば、そ
れぞれの酸化剤における従来公知の反応条件の範
囲から選択することができる。
れの酸化剤により異なるが、本発明によれば、そ
れぞれの酸化剤における従来公知の反応条件の範
囲から選択することができる。
上記式[―a]で表わされるベンズアルデヒ
ド誘導体は、下記式[] [式中、X,Yは上記定義に同じであり、R1
は水酸基を表わす。] で表わされるα―置換トルエン誘導体を酸化剤の
存在下で酸化することによつても製造することが
できる。上記式[]で表わされるα―置換トル
エン誘導体において、R1は、水酸基を表わす。
ド誘導体は、下記式[] [式中、X,Yは上記定義に同じであり、R1
は水酸基を表わす。] で表わされるα―置換トルエン誘導体を酸化剤の
存在下で酸化することによつても製造することが
できる。上記式[]で表わされるα―置換トル
エン誘導体において、R1は、水酸基を表わす。
該α―置換トルエン誘導体を従来公知の酸化剤
の存在下で酸化し上記式[―a]で表わされる
ベンズアルデヒド誘導体を製造することができ
る。ここで用いられる従来公知の酸化剤とは、二
酸化マンガン、クロム酸、クロム酸―t―ブチ
ル、四酢酸鉛、四酸化ルテニウム、二酸化セレ
ン、酸化銀()、銀()塩等の金属酸化物;
分子状酸素;ヨードシル化合物;塩素(Cl2)、臭
素(Br2)、沃素(I2)、O―クロラニル等のハロ
ゲン分子又はハロゲン化合物;ペルオキソ硫酸―
銀()塩、四酸化二窒素等の無機酸化物;有機
過酸化物;ジメチルスルホキシド等が用いられ
る。これらの酸化方法における反応条件は、それ
ぞれの酸化剤により異なるが、それぞれの酸化剤
について従来公知の反応条件範囲内で選択するこ
とができる。
の存在下で酸化し上記式[―a]で表わされる
ベンズアルデヒド誘導体を製造することができ
る。ここで用いられる従来公知の酸化剤とは、二
酸化マンガン、クロム酸、クロム酸―t―ブチ
ル、四酢酸鉛、四酸化ルテニウム、二酸化セレ
ン、酸化銀()、銀()塩等の金属酸化物;
分子状酸素;ヨードシル化合物;塩素(Cl2)、臭
素(Br2)、沃素(I2)、O―クロラニル等のハロ
ゲン分子又はハロゲン化合物;ペルオキソ硫酸―
銀()塩、四酸化二窒素等の無機酸化物;有機
過酸化物;ジメチルスルホキシド等が用いられ
る。これらの酸化方法における反応条件は、それ
ぞれの酸化剤により異なるが、それぞれの酸化剤
について従来公知の反応条件範囲内で選択するこ
とができる。
また、上記式[―a]のベンズアルデヒド誘
導体は下記式[] [式中、X,Yは上記定義と同じであり、R3
はハロゲン原子又は低級アシルオキシ基又は低級
アルキルオキシ基を表わす。] で表わされる。α,α―ジ置換トルエン誘導体を
酸又はアルカリの存在下で加水分解することによ
つても製造することができる。
導体は下記式[] [式中、X,Yは上記定義と同じであり、R3
はハロゲン原子又は低級アシルオキシ基又は低級
アルキルオキシ基を表わす。] で表わされる。α,α―ジ置換トルエン誘導体を
酸又はアルカリの存在下で加水分解することによ
つても製造することができる。
上記式[]で表わされるα,α―ジ置換トル
エン誘導体において、R3は、例えば塩素原子、
臭素原子、沃素原子、弗素原子等のハロゲン原
子;例えばアセトキシ基、プロピオニルオキシ基
等の低級アシルオキシ基;例えばメトキシ基、エ
トキシ基、n―プロポキシ基等の低級アルキルオ
キシ基を表わす。
エン誘導体において、R3は、例えば塩素原子、
臭素原子、沃素原子、弗素原子等のハロゲン原
子;例えばアセトキシ基、プロピオニルオキシ基
等の低級アシルオキシ基;例えばメトキシ基、エ
トキシ基、n―プロポキシ基等の低級アルキルオ
キシ基を表わす。
該α,α―ジ置換トルエン誘導体を酸又はアル
カリの存在下で加水分解することにより、上記式
[―a]で表わされるベンズアルデヒド誘導体
を製造することができる。
カリの存在下で加水分解することにより、上記式
[―a]で表わされるベンズアルデヒド誘導体
を製造することができる。
該α,α―ジ置換トルエン誘導体は、重炭酸ソ
ーダ、炭酸ソーダ、炭酸カリ、炭酸カルシウム等
の無機炭酸塩類;蓚酸カリ、ギ酸ソーダ等の有機
脂肪酸のアルカリ塩類;硫酸、塩酸、リン酸等の
無機酸;酢酸、p―トルエンスルホン酸等の有機
脂肪酸類または有機スルホン酸類等の存在下、ア
ルカリ性、又は酸性水溶液、又は水―有機溶媒混
液の中で反応せしめることにより加水分解され
る。かかる可水分解反応における反応条件は、従
来公知の反応条件の範囲から選択することができ
る。
ーダ、炭酸ソーダ、炭酸カリ、炭酸カルシウム等
の無機炭酸塩類;蓚酸カリ、ギ酸ソーダ等の有機
脂肪酸のアルカリ塩類;硫酸、塩酸、リン酸等の
無機酸;酢酸、p―トルエンスルホン酸等の有機
脂肪酸類または有機スルホン酸類等の存在下、ア
ルカリ性、又は酸性水溶液、又は水―有機溶媒混
液の中で反応せしめることにより加水分解され
る。かかる可水分解反応における反応条件は、従
来公知の反応条件の範囲から選択することができ
る。
本発明によれば本発明の上記式[]で表わさ
れるベンズアルデヒド誘導体で、Rが―CH
(OCOR0)2である化合物、すなわち下記式[―
b] [式中、X,Yは上記定義に同じであり、R0
は低級アルキル基を表わす。] で表わされるベンズアルデヒド誘導体(α,α―
ジアシルオキシトルエン誘導体)は下記式[] [式中、X,Yは上記定義に同じである。]で
表わされるトルエン誘導体を一価低級脂肪酸の酸
無水物の存在下で酸化することによつて製造され
る。
れるベンズアルデヒド誘導体で、Rが―CH
(OCOR0)2である化合物、すなわち下記式[―
b] [式中、X,Yは上記定義に同じであり、R0
は低級アルキル基を表わす。] で表わされるベンズアルデヒド誘導体(α,α―
ジアシルオキシトルエン誘導体)は下記式[] [式中、X,Yは上記定義に同じである。]で
表わされるトルエン誘導体を一価低級脂肪酸の酸
無水物の存在下で酸化することによつて製造され
る。
上記式[]のトルエン誘導体を、三酸化クロ
ムを酸化剤として、一価の低級脂肪酸の酸無水
物、例えば無水酢酸、無水プロピオン酸等と、硫
酸の共存下反応せしめることにより上記式[―
b]で表わされるベンズアルデヒド誘導体を製造
することができる。かかる酸化反応の反応条件
は、従来公知の反応条件の範囲より選択すること
ができる。
ムを酸化剤として、一価の低級脂肪酸の酸無水
物、例えば無水酢酸、無水プロピオン酸等と、硫
酸の共存下反応せしめることにより上記式[―
b]で表わされるベンズアルデヒド誘導体を製造
することができる。かかる酸化反応の反応条件
は、従来公知の反応条件の範囲より選択すること
ができる。
本発明の上記式[]で表わされるベンズアル
デヒド誘導体で、Rが―CH(OR0′)2である化合
物、すなわち下記式[―c] [式中、X,Yは上記定義に同じであり、
R0′は低級アルキル基を表わす。] で表わされるベンズアルデヒド誘導体(α,α―
ジジアルキルオキシトルエン誘導体)は下記式
[―b] [式中、X,Y,R0は上記定義と同じであ
る。] で表わされるベンズアルデヒド誘導体(α,α―
ジアシルオキシトルエン誘導体)を低級アルコー
ル[R0′―OH]と反応せしめることによつて製
造される。
デヒド誘導体で、Rが―CH(OR0′)2である化合
物、すなわち下記式[―c] [式中、X,Yは上記定義に同じであり、
R0′は低級アルキル基を表わす。] で表わされるベンズアルデヒド誘導体(α,α―
ジジアルキルオキシトルエン誘導体)は下記式
[―b] [式中、X,Y,R0は上記定義と同じであ
る。] で表わされるベンズアルデヒド誘導体(α,α―
ジアシルオキシトルエン誘導体)を低級アルコー
ル[R0′―OH]と反応せしめることによつて製
造される。
上記式[―b]のα,α―ジアシルオキシト
ルエン誘導体において、R0は前述したように、
例えばメチル基、エチル基、プロピル基等の低級
アルキル基であり、かかるα,α―ジアシルオキ
シトルエン誘導体を、例えばメタノール、エタノ
ール、n―プロパノール等の低級アルキルアルコ
ール類と、塩酸、硫酸等の鉱酸類;又はメタンス
ルホン酸、トルエンスルホン酸等の有機スルホン
酸類との共存下に、反応せしめて、上記式[―
c]で表わされるα,α―ジアルキルオキシトル
エン誘導体を製造することができる。本反応の反
応条件は、従来公知の反応条件の範囲内より選択
することができる。
ルエン誘導体において、R0は前述したように、
例えばメチル基、エチル基、プロピル基等の低級
アルキル基であり、かかるα,α―ジアシルオキ
シトルエン誘導体を、例えばメタノール、エタノ
ール、n―プロパノール等の低級アルキルアルコ
ール類と、塩酸、硫酸等の鉱酸類;又はメタンス
ルホン酸、トルエンスルホン酸等の有機スルホン
酸類との共存下に、反応せしめて、上記式[―
c]で表わされるα,α―ジアルキルオキシトル
エン誘導体を製造することができる。本反応の反
応条件は、従来公知の反応条件の範囲内より選択
することができる。
以上に詳述したように、本発明によれば新規な
ベンズアルデヒド誘導体が提供され、かかるベン
ズアルデヒド誘導体は、例えば医薬品の中間体と
して有用である。
ベンズアルデヒド誘導体が提供され、かかるベン
ズアルデヒド誘導体は、例えば医薬品の中間体と
して有用である。
〈実施例〉
以下、本発明を実施例より更に詳細に説明す
る。
る。
参考例 1
3―アミノ―2―クロロ安息香酸メチルエステ
ルの塩酸塩2.51gを水1.0mlと濃塩酸0.85mlの混液
に加え、撹拌下、0〜5℃に反応温度を保ちつ
つ、NaNO2843mgを少量づつ加えた。添加終了後
30分間同温度で撹拌した後、0℃でHBF4(40%)
2.39gをゆつくり添加した。黄褐色の固体を別
し、少量の冷水、CH3OH,Et2Oで洗浄後高真空
下で乾燥した。
ルの塩酸塩2.51gを水1.0mlと濃塩酸0.85mlの混液
に加え、撹拌下、0〜5℃に反応温度を保ちつ
つ、NaNO2843mgを少量づつ加えた。添加終了後
30分間同温度で撹拌した後、0℃でHBF4(40%)
2.39gをゆつくり添加した。黄褐色の固体を別
し、少量の冷水、CH3OH,Et2Oで洗浄後高真空
下で乾燥した。
得られた固体2.54gを200℃に加熱するとガス
を発生し分解した。反応残物を減圧蒸留(2mmH
g、84〜86℃)すると目的とする2―クロロ―3
―フルオロ安息香酸メチルエステル(1.1g、
51.7%)が得られた。
を発生し分解した。反応残物を減圧蒸留(2mmH
g、84〜86℃)すると目的とする2―クロロ―3
―フルオロ安息香酸メチルエステル(1.1g、
51.7%)が得られた。
物性値は次のとおり。
NMR δppm(CDcl3)
3.98(3H,s),7.2―7.7(3H,m).
IRνcm-1 nax(Neat)
1730,1440,1290,1270
MS(m/e) 190,188(M+),159,157
参考例 2
参考例1で得られた2―クロロ―3―フルオロ
安息香酸メチルエステル1.1gを無水Et2O10mlに
溶解し、この溶液を氷浴で冷却した後、
LiAlH4667mgを少量ずつ添加した。反応混合物を
約1時間加温環流した後、冷却下含水Et2Oを加
えて分解した。塩酸酸性としたのち、Et2O層を
分取し、飽和食塩水で洗浄、芒硝乾燥後Et2Oを
除去した。残留物より、2―クロロ―3―フルオ
ロベンジルアルコール770mg(82%)が得られた。
安息香酸メチルエステル1.1gを無水Et2O10mlに
溶解し、この溶液を氷浴で冷却した後、
LiAlH4667mgを少量ずつ添加した。反応混合物を
約1時間加温環流した後、冷却下含水Et2Oを加
えて分解した。塩酸酸性としたのち、Et2O層を
分取し、飽和食塩水で洗浄、芒硝乾燥後Et2Oを
除去した。残留物より、2―クロロ―3―フルオ
ロベンジルアルコール770mg(82%)が得られた。
物性値は下記のとおり。
NMR δppm(CDcl3)
2.40(1H,brs),4.70(2H,s),7.1―7.3
(3H,m) IR νcm-1 nax(Neat) 3400―3000,1605,1580,1470,1440,1260 MS(m/e) 162,160(M+) 参考例 3 2―クロロ―3―ニトロ安息香酸3.0gに
SOcl210mlを加え30分間加熱環流すると、黄橙色
の透明な溶液を与えた。減圧下に、SOcl2を留去
し、次いでベンゼン5mlを加え、減圧下にベンゼ
ンを留去した。CH3OH5mlを加え、30分間熱環
流した。溶媒を留去し、CH2clを加えNaHCO3水
溶液で洗い、次いで水洗、乾燥すると、2―クロ
ロ―3―ニトロ安息香酸メチルが3.18g(99%)
得られた。
(3H,m) IR νcm-1 nax(Neat) 3400―3000,1605,1580,1470,1440,1260 MS(m/e) 162,160(M+) 参考例 3 2―クロロ―3―ニトロ安息香酸3.0gに
SOcl210mlを加え30分間加熱環流すると、黄橙色
の透明な溶液を与えた。減圧下に、SOcl2を留去
し、次いでベンゼン5mlを加え、減圧下にベンゼ
ンを留去した。CH3OH5mlを加え、30分間熱環
流した。溶媒を留去し、CH2clを加えNaHCO3水
溶液で洗い、次いで水洗、乾燥すると、2―クロ
ロ―3―ニトロ安息香酸メチルが3.18g(99%)
得られた。
次いで、KF1.83Gにジメチルホルムアミド8
ml、ベンゼン10mlを加え、約150℃に加熱してベ
ンゼンおよび系内の水分を除去した。これに、上
記で得られた2―クロロ―3―ニトロ安息香酸メ
チル2.82gを加え、150℃で15時間加熱した。蒸
留によりジメチルホルムアミドを除き、残渣に
CH2cl2を加えて過し、液を水洗後、除媒し
て得られる赤褐色液体をシリカゲルクロマトグラ
フイー(Wakogel,C―200,150g、溶出溶
媒:CH2cl2:C0H6=1:3)で精製することを
目的とする2―フルオロ―3―ニトロ安息香酸メ
チルエステルが淡黄色結晶として810mg(31%)
得られた。
ml、ベンゼン10mlを加え、約150℃に加熱してベ
ンゼンおよび系内の水分を除去した。これに、上
記で得られた2―クロロ―3―ニトロ安息香酸メ
チル2.82gを加え、150℃で15時間加熱した。蒸
留によりジメチルホルムアミドを除き、残渣に
CH2cl2を加えて過し、液を水洗後、除媒し
て得られる赤褐色液体をシリカゲルクロマトグラ
フイー(Wakogel,C―200,150g、溶出溶
媒:CH2cl2:C0H6=1:3)で精製することを
目的とする2―フルオロ―3―ニトロ安息香酸メ
チルエステルが淡黄色結晶として810mg(31%)
得られた。
物性値は下記のとおり。
mp 81℃(Ccl4)
NMR δppm(CDcl3)
4.01(s,3H),7.59―7.32(m,1H),
8.42―8.17(m,2H)
IR νcm-1 nax(KB)
1724,1532,1350,1270,1132
MS(m/e) 199(M+)
得られた2―フルオロ―3―ニトロ安息香酸メ
チルエステルを参考例3と同様に処理して、2―
フルオロ―3―ニトロベンジルアルコールを得
た。
チルエステルを参考例3と同様に処理して、2―
フルオロ―3―ニトロベンジルアルコールを得
た。
参考例 4
2―メチル―6―ニトロアニリン760mgを
CH2cl210mlにとかし、−30℃に冷却したBF3・
Et2O1mlにゆつくり滴下すると橙色の固体が析出
した。この混合物にtBuONO630mgをCH2cl25ml
にとかした溶液を約10分間で滴下し、滴下終了後
15分撹拌した。反応温度を0℃まで上げ20分後、
更に室温にもどした。次いでn―ペンタン40mlを
加えて固体を取し、乾燥した(1.2g)。上で得
られた固体にp―ジクロロベンゼン3mlを加えて
140℃で2時間加熱分解した。反応混合物に
CH2cl2を加え、不溶物を除き、溶媒を留去した。
次いでシリカゲルクロマトグラフイーを行い、n
―ヘキサンとCH2cl2の混液(2:1)で溶出さ
れる画分に目的とする2―フルオロ―3―ニトロ
―トルエンが得られた。
CH2cl210mlにとかし、−30℃に冷却したBF3・
Et2O1mlにゆつくり滴下すると橙色の固体が析出
した。この混合物にtBuONO630mgをCH2cl25ml
にとかした溶液を約10分間で滴下し、滴下終了後
15分撹拌した。反応温度を0℃まで上げ20分後、
更に室温にもどした。次いでn―ペンタン40mlを
加えて固体を取し、乾燥した(1.2g)。上で得
られた固体にp―ジクロロベンゼン3mlを加えて
140℃で2時間加熱分解した。反応混合物に
CH2cl2を加え、不溶物を除き、溶媒を留去した。
次いでシリカゲルクロマトグラフイーを行い、n
―ヘキサンとCH2cl2の混液(2:1)で溶出さ
れる画分に目的とする2―フルオロ―3―ニトロ
―トルエンが得られた。
物性値は下記のとおり。
NMR δppm(CDcl3):
7.91―6.94(m,3H),2.34(d,J=3Hz,
3H), IR νcm-1 nax(neat): 1592,1528,1346,1228,734 MS(m/e):155(M+) 実施例 1 α―置換トルエン誘導体からベンズアルデヒド
誘導体の製造 アルゴンガス気流下でCH2cl25mlに無水ジメチ
ルスルホキシド(DMSO)332μを加え、−50℃
に冷却した。撹拌下に無水トリフルオロ酢酸737
mgを加えた。無色の沈殿物が生成したのち、−50
℃に保ちつつ、参考例2で得られた2―クロロ―
3―フルオロベンジルアルコール376mgのCH2cl2
溶液を撹拌下に添加した。30分間同温度で撹拌し
た後、トリエチルアミン2.36gのCH2cl2溶液をゆ
つくり添加した。冷却浴を除去し、反応液の温度
を室温にもどした後約2時間撹拌した。
3H), IR νcm-1 nax(neat): 1592,1528,1346,1228,734 MS(m/e):155(M+) 実施例 1 α―置換トルエン誘導体からベンズアルデヒド
誘導体の製造 アルゴンガス気流下でCH2cl25mlに無水ジメチ
ルスルホキシド(DMSO)332μを加え、−50℃
に冷却した。撹拌下に無水トリフルオロ酢酸737
mgを加えた。無色の沈殿物が生成したのち、−50
℃に保ちつつ、参考例2で得られた2―クロロ―
3―フルオロベンジルアルコール376mgのCH2cl2
溶液を撹拌下に添加した。30分間同温度で撹拌し
た後、トリエチルアミン2.36gのCH2cl2溶液をゆ
つくり添加した。冷却浴を除去し、反応液の温度
を室温にもどした後約2時間撹拌した。
反応終了後、反応液を水、1N―Hcl、水で洗
浄、芒硝乾燥後、溶媒を除去した。残渣をシリカ
ゲルクロマトグラフイー(WaKogel C―200,
15g、溶出溶媒CH2cl2:n―ヘキサン=1:1)
で精製すると、目的とすると2―クロロ―3―フ
ルオロベンズアルドヒド230mg(62%)が得られ
た。
浄、芒硝乾燥後、溶媒を除去した。残渣をシリカ
ゲルクロマトグラフイー(WaKogel C―200,
15g、溶出溶媒CH2cl2:n―ヘキサン=1:1)
で精製すると、目的とすると2―クロロ―3―フ
ルオロベンズアルドヒド230mg(62%)が得られ
た。
物性値は下記のとおり。
NMR δppm(CDcl3):
7.2―7.8(3H,m),10.5(1H,s)
IR νcm-1 nax(KBr):
1700,1600,1580,1440,1305,1275
MS(m/e):160,158(M+)
実施例 2
α―置換トルエン誘導体からベンズアルデヒド
誘導体の製造 CrO3600mgを無水ピリジン6mlに室温で少量づ
つ添加、黄橙色溶液を調整した後、参考例2で得
られた2―クロロ―3―フルオロベンズアルコー
ル321mgのピリジン溶液を冷却下添加した。冷浴
を除去し、室温で一夜放置した。反応混合物を氷
水にあけた後、CH2cl2を留去し、残渣をシリカ
ゲルクロマトグラフイーで精製すると、実施例1
で得られた同一の2―クロロ―3―フルオロベン
ズアルデヒド206mg(60%)が得られた。
誘導体の製造 CrO3600mgを無水ピリジン6mlに室温で少量づ
つ添加、黄橙色溶液を調整した後、参考例2で得
られた2―クロロ―3―フルオロベンズアルコー
ル321mgのピリジン溶液を冷却下添加した。冷浴
を除去し、室温で一夜放置した。反応混合物を氷
水にあけた後、CH2cl2を留去し、残渣をシリカ
ゲルクロマトグラフイーで精製すると、実施例1
で得られた同一の2―クロロ―3―フルオロベン
ズアルデヒド206mg(60%)が得られた。
実施例 3
1)トルエン誘導体からベンズアルデヒド誘導
体の製造、及び2)α,α―ジ置換トルエン誘
導体からベンズアルデヒド誘導体の製造 参考例4で得られた2―フルオロ―3―ニトロ
トルエン2.74を氷冷した無水酢酸20mlに加え、濃
硫酸4mlを少量ずつ滴下した。温度を10℃以下に
保ちながら、無水酢酸20mlに溶かした三酸化クロ
ム5gを撹拌下約1時間かけて滴下した。滴下終
了後そのまま2時間撹拌し、反応液150mlの氷水
中にあけた。生じた沈殿物を取後水洗、
NaHCO3水溶液洗浄、水洗乾燥した。本固体は
1.8gの2―フルオロ―3―ニトロα,α―ジア
セトキシトルエン[m.p.80〜81℃、IR(KBr):
1766,1536,1370,1352,1240;NMR,δppm
(CDcl3):8.23―7.69(m,2H)),7.90(s,1H)
,
7.46―7.18(m,1H),2.12(s,6H)]であり、
このものにジオキサン10ml、水4ml、濃硫酸0.4
mlを加え、30分間加熱環流した。溶媒を留去し、
CH2cl2で抽出し、水洗、芒硝乾燥後シリカゲル
クロマトグラフイーで精製すると、2―フルオロ
―3―ニトロベンズアルデヒド0.9gが得られた。
体の製造、及び2)α,α―ジ置換トルエン誘
導体からベンズアルデヒド誘導体の製造 参考例4で得られた2―フルオロ―3―ニトロ
トルエン2.74を氷冷した無水酢酸20mlに加え、濃
硫酸4mlを少量ずつ滴下した。温度を10℃以下に
保ちながら、無水酢酸20mlに溶かした三酸化クロ
ム5gを撹拌下約1時間かけて滴下した。滴下終
了後そのまま2時間撹拌し、反応液150mlの氷水
中にあけた。生じた沈殿物を取後水洗、
NaHCO3水溶液洗浄、水洗乾燥した。本固体は
1.8gの2―フルオロ―3―ニトロα,α―ジア
セトキシトルエン[m.p.80〜81℃、IR(KBr):
1766,1536,1370,1352,1240;NMR,δppm
(CDcl3):8.23―7.69(m,2H)),7.90(s,1H)
,
7.46―7.18(m,1H),2.12(s,6H)]であり、
このものにジオキサン10ml、水4ml、濃硫酸0.4
mlを加え、30分間加熱環流した。溶媒を留去し、
CH2cl2で抽出し、水洗、芒硝乾燥後シリカゲル
クロマトグラフイーで精製すると、2―フルオロ
―3―ニトロベンズアルデヒド0.9gが得られた。
このものの物性は下記のとおり。
m.p 46〜47℃
NMR δppm(CDcl3):
7.69―7.34(m,1H),8.56―8.14(m,2H),
10.54(s,1H) IR νcm-1 nax(KBr): 1696,1610,1588,1534,1458,1350,1246 MS(m/e):169(M+) 実施例 4 ベンズアルデヒド誘導体と低級アルコールから
ベンズアルデヒド誘導体の製造 実施例3の第1ステツプで得られた2―フルオ
ロ―3―ニトロ―α,α―ジアセトキシトルエン
300mgに、無水メタノール5mlを加え、これに濃
硫酸1滴を加えて、15分間加熱環流した。エーテ
ル30mlを加えて希釈し、2M NaOH水溶液、次
いで飽和食塩水溶液で洗浄した後乾燥、溶媒留去
すると無色液体が得られた。これをシリカゲルク
ロマトグラフイーで精製して2―フルオロ―3―
ニトロ―α,α―ジメトキシトルエンを合成し
た。
10.54(s,1H) IR νcm-1 nax(KBr): 1696,1610,1588,1534,1458,1350,1246 MS(m/e):169(M+) 実施例 4 ベンズアルデヒド誘導体と低級アルコールから
ベンズアルデヒド誘導体の製造 実施例3の第1ステツプで得られた2―フルオ
ロ―3―ニトロ―α,α―ジアセトキシトルエン
300mgに、無水メタノール5mlを加え、これに濃
硫酸1滴を加えて、15分間加熱環流した。エーテ
ル30mlを加えて希釈し、2M NaOH水溶液、次
いで飽和食塩水溶液で洗浄した後乾燥、溶媒留去
すると無色液体が得られた。これをシリカゲルク
ロマトグラフイーで精製して2―フルオロ―3―
ニトロ―α,α―ジメトキシトルエンを合成し
た。
物性値
NMR δppm(CDcl3):
8.09―7.67(m,2H),7.35―7.09(m,1H),
5.57(s,1H),3.36(s,6H)
IR νcm-1 nax(KBr)
2950,2840,1594,1532,1458,1346,
1106, 1054,738 実施例 5 α,α―ジ置換トルエン誘導体からベンズアル
デヒド誘導体の製造 実施例4で得られた2―フルオロ―3―ニトロ
―α,α―ジメトキシトルエン411mgをアセトン
3mlにとかし、p―トルエンスルホン酸190mgを
加え、室温下一夜放置した。溶媒を留去し、
CH2cl2を加え、重曹、水で順次洗浄し、溶媒を
留去し、残渣をCcl4より再結晶して、2―フルオ
ロ―3―ニトロベンズアルデヒ302mgが得られた。
1106, 1054,738 実施例 5 α,α―ジ置換トルエン誘導体からベンズアル
デヒド誘導体の製造 実施例4で得られた2―フルオロ―3―ニトロ
―α,α―ジメトキシトルエン411mgをアセトン
3mlにとかし、p―トルエンスルホン酸190mgを
加え、室温下一夜放置した。溶媒を留去し、
CH2cl2を加え、重曹、水で順次洗浄し、溶媒を
留去し、残渣をCcl4より再結晶して、2―フルオ
ロ―3―ニトロベンズアルデヒ302mgが得られた。
実施例 6
α―置換トルエン誘導体からベンズアルデヒド
誘導体の製造 アルゴンガス気流下で、無水DMSO158gに
CH2cl21mlを加え、約−70℃に冷却し、無水トリ
フルオロ酢酸320mgを加えた。白色沈殿が析出し
たら、参考例3で得られた2―フルオロ―3―ニ
トロベンジルアルコール[NMR δppm
(CDcl3):7.97―7.64(m,2H),7.32―7.05(m,
1H),4.73(s,2H),3.67(brs,1H);IR νmax
(neat)3350,1590,1526,1348,1232,736]
171mgのCH2cl2溶液2mlをゆつくり添加した。30
分間同温度にて撹拌した後、トリエチルアミン
0.45mgを加えた。冷浴を除去し、室温にもどして
1時間撹拌した。反応混合物を水洗、芒硝乾燥す
ると、実施例5と同一の2―フルオロ―3―ニト
ロベンズアルデヒド168mg(定量的)が得られた。
誘導体の製造 アルゴンガス気流下で、無水DMSO158gに
CH2cl21mlを加え、約−70℃に冷却し、無水トリ
フルオロ酢酸320mgを加えた。白色沈殿が析出し
たら、参考例3で得られた2―フルオロ―3―ニ
トロベンジルアルコール[NMR δppm
(CDcl3):7.97―7.64(m,2H),7.32―7.05(m,
1H),4.73(s,2H),3.67(brs,1H);IR νmax
(neat)3350,1590,1526,1348,1232,736]
171mgのCH2cl2溶液2mlをゆつくり添加した。30
分間同温度にて撹拌した後、トリエチルアミン
0.45mgを加えた。冷浴を除去し、室温にもどして
1時間撹拌した。反応混合物を水洗、芒硝乾燥す
ると、実施例5と同一の2―フルオロ―3―ニト
ロベンズアルデヒド168mg(定量的)が得られた。
実施例 7
トルエン誘導体からベンズアルデヒド誘導体の
製造 参考例4で得られた2―フルオロ―3―ニトロ
トルエン310mg、MnO2221mgに30%硫酸2mlを加
え、撹拌下65℃で30時間加温した。冷却後、固体
を別し、液にCH2cl2を加え、これを重曹水、
水で洗い、乾燥後溶媒を留去し、残渣をシリカゲ
ルクロマトグラフイーに付して精製し、2―フル
オロ―3―ニトロベンズアルデヒド120mgを得た。
製造 参考例4で得られた2―フルオロ―3―ニトロ
トルエン310mg、MnO2221mgに30%硫酸2mlを加
え、撹拌下65℃で30時間加温した。冷却後、固体
を別し、液にCH2cl2を加え、これを重曹水、
水で洗い、乾燥後溶媒を留去し、残渣をシリカゲ
ルクロマトグラフイーに付して精製し、2―フル
オロ―3―ニトロベンズアルデヒド120mgを得た。
参考例 5
実施例3で得られた2―フルオロ―3―ニトロ
ベンズアルデヒド330mgと3―アミノクロトン酸
メチル252mg、アセト酢酸2―(N―ベンジル―
N―メチルアミノ)エチルエステル506mgをイソ
プロパノール2ml中で12時間加熱環流した後、溶
媒を留去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフ
イーに付し循環器疾患治療薬として有用な2,6
―ジメチル―4―(2′―フルオロ―3′―ニトロフ
エニル)―1,4―ジヒドロピリジン―3,5―
ジカルボン酸―3―メチルエステル―5―[2―
(N―ベンジル―N―メチルアミノ)エチル]エ
ステルを得た。
ベンズアルデヒド330mgと3―アミノクロトン酸
メチル252mg、アセト酢酸2―(N―ベンジル―
N―メチルアミノ)エチルエステル506mgをイソ
プロパノール2ml中で12時間加熱環流した後、溶
媒を留去した。残渣をシリカゲルクロマトグラフ
イーに付し循環器疾患治療薬として有用な2,6
―ジメチル―4―(2′―フルオロ―3′―ニトロフ
エニル)―1,4―ジヒドロピリジン―3,5―
ジカルボン酸―3―メチルエステル―5―[2―
(N―ベンジル―N―メチルアミノ)エチル]エ
ステルを得た。
物性値
IR(CHcl3)νIRcm-1 nax:
1692,1614,1462
NMR(CDcl3)δppm
7.94―7.55(m,2H),7.27(s,5H),7.06
(m,1H),5.83(brs,1H),5.31(s,1H),
4.13(t,2H,J=6Hz),3.59(s,2H),
3.48(s,2H),2.60(t,2H,J=6Hz),
2.30(s,6H),2.15(s,3H) MS(m/e):497(M+),480,466 塩酸塩 IR(KBr)νcm-1 nax: 3425,2600,1530,1490
(m,1H),5.83(brs,1H),5.31(s,1H),
4.13(t,2H,J=6Hz),3.59(s,2H),
3.48(s,2H),2.60(t,2H,J=6Hz),
2.30(s,6H),2.15(s,3H) MS(m/e):497(M+),480,466 塩酸塩 IR(KBr)νcm-1 nax: 3425,2600,1530,1490
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記式[] [式中、Rは―CHO、―CH(OCOR0)2又は―
CH(OR0′)2を表わし、ここでR0,R0′は抵級アル
キル基である。Xは塩素原子又は弗素原子を表わ
す。Xが塩素原子のときYは弗素原子を表わす。
Xが弗素原子のときYはニトロ基又は弗素原子を
表わす。] で表わされるベンズアルデヒド誘導体。 2 下記式[] [式中、Xは塩素原子又は弗素原子を表わす。
Xが塩素原子のときYは弗素原子を表わす。Xが
弗素原子のときYはニトロ基又は弗素原子を表わ
す。] で表わされるトルエン誘導体を酸化することを特
徴とする下記式[―a] [式中、X,Yは上記定義に同じである。] で表わされるベンズアルデヒド誘導体の製造法。 3 下記式[] [式中Xは塩素原子又は弗素原子を表わす。X
が塩素原子のときYは弗素原子を表わす。Xが弗
素原子のときYはニトロ基又は弗素原子を表わ
す。R1は水酸基を表わす。] で表わされるα―置換トルエン誘導体を酸化剤の
存在下で酸化することを特徴とする下記式[―
a] [式中、X,Yは上記定義に同じである。] で表わされるベンズアルデヒド誘導体の製造法。 4 下記式[] [式中、Xは塩素原子又は弗素原子を表わす。
Xが塩素原子のときYは弗素原子を表わす。Xが
弗素原子のときYはニトロ基又は弗素原子を表わ
す。R3はハロゲン原子又は低級アシルオキシ基
又は低級アルキルオキシ基を表わす。] で表わされるα,α―ジ置換トルエン誘導体を酸
又はアルカリの存在下で加水分解することを特徴
とする下記式[―a] [式中、X,Yは上記定義に同じである。] で表わされるベンズアルデヒド誘導体の製造法。 5 下記式[] [式中、Xは塩素原子又は弗素原子を表わす。
Xが塩素原子のときYは弗素原子を表わす。Xが
弗素原子のときYはニトロ基又は弗素原子を表わ
す。] で表わされるトルエン誘導体を一価脂肪酸の酸無
水物の存在下で酸化することを特徴とする下記式
[―b] [式中、X,Yは上記定義に同じであり、R0
は低級アルキル基を表わす。] で表わされるベンズアルデヒド誘導体の製造法。 6 下記式[―b] [式中、Xは塩素原子又は弗素原子を表わす。
Xが塩素原子のときYは弗素原子を表わす。Xが
弗素原子のときYはニトロ基又は弗素原子を表わ
す。R0は低級アルキル基を表わす。] で表わされるベンズアルデヒド誘導体を低級アル
コール[R0′―OH]と反応せしめることを特徴
とする下記式[―c] [式中、X,Yは上記定義に同じであり、
R0′は低級アルキル基を表わす。] で表わされるベンズアルデヒド誘導体の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14656783A JPS6038336A (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | ベンズアルデヒド誘導体及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14656783A JPS6038336A (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | ベンズアルデヒド誘導体及びその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6038336A JPS6038336A (ja) | 1985-02-27 |
| JPH0246018B2 true JPH0246018B2 (ja) | 1990-10-12 |
Family
ID=15410593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14656783A Granted JPS6038336A (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | ベンズアルデヒド誘導体及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6038336A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6038336B2 (ja) * | 1980-02-02 | 1985-08-31 | 新日本製鐵株式会社 | 粒状硫安の製造方法 |
| US5258544A (en) * | 1991-03-05 | 1993-11-02 | Rhone-Poulenc Rorer Pharmaceuticals Inc. | Synthesis of aldehydes useful in the preparations of HMG-CoA reductase inhibitors |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ZA822124B (en) * | 1981-03-31 | 1983-01-26 | Beecham Group Plc | Secondary amines |
| DE3129273A1 (de) * | 1981-07-24 | 1983-02-10 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur herstellung von aldehyden |
-
1983
- 1983-08-12 JP JP14656783A patent/JPS6038336A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6038336A (ja) | 1985-02-27 |
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