JPH0247173B2 - - Google Patents
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- JPH0247173B2 JPH0247173B2 JP58076607A JP7660783A JPH0247173B2 JP H0247173 B2 JPH0247173 B2 JP H0247173B2 JP 58076607 A JP58076607 A JP 58076607A JP 7660783 A JP7660783 A JP 7660783A JP H0247173 B2 JPH0247173 B2 JP H0247173B2
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- Japan
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- current
- voltage
- output signal
- suppression
- proportional
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は電力系統の母線事故を検出する母線
保護継電器に関するものであ。
保護継電器に関するものであ。
従来この種の装置として、第1図に示すものが
あつた。図において1は母線、2―1〜2―nは
母線1に接続された送電線、変圧器等の端子に設
置された変流器(以下CTと略す)、3―1〜3―
nはCT2―1〜2―nの2次電流に比例した出
力信号と取り出す入力装置で、次のものより構成
されている。即ち、4,5はトランスで、トラン
ス4は差動トランス、トランス5は抑制トランス
と称される。6は抵抗、7は全波整流回路でトラ
ンス5、抵抗6、全波整流回路7から構成される
部分は抑制出力回路と称する。
あつた。図において1は母線、2―1〜2―nは
母線1に接続された送電線、変圧器等の端子に設
置された変流器(以下CTと略す)、3―1〜3―
nはCT2―1〜2―nの2次電流に比例した出
力信号と取り出す入力装置で、次のものより構成
されている。即ち、4,5はトランスで、トラン
ス4は差動トランス、トランス5は抑制トランス
と称される。6は抵抗、7は全波整流回路でトラ
ンス5、抵抗6、全波整流回路7から構成される
部分は抑制出力回路と称する。
母線1に接続される全送電線の各回線のCT2
―1〜2―nに対して入力装置3―1と同じ構成
の入力装置を有し、これ以後の入力装置3―2〜
3―nで示している。8は母線保護継電器で次の
ものより構成されている。即ち、9,10はトラ
ンスでトランス9は差動トランス、トランス10
は抑制制御トランスと称する。11,12は全波
整流回路、13〜16は抵抗、17はコンデン
サ、18はレベル検出回路である。
―1〜2―nに対して入力装置3―1と同じ構成
の入力装置を有し、これ以後の入力装置3―2〜
3―nで示している。8は母線保護継電器で次の
ものより構成されている。即ち、9,10はトラ
ンスでトランス9は差動トランス、トランス10
は抑制制御トランスと称する。11,12は全波
整流回路、13〜16は抵抗、17はコンデン
サ、18はレベル検出回路である。
次に動作について説明する。入力装置3―1〜
3―nに内蔵の差動トランス4の出力信号は全部
並列接続されていて、この出力信号(以下差動電
流と称する)を母線保護継電器8のトランス9,
10の各一次巻線の直列回路に導入する。次に入
力装置3―1〜3―nに内蔵の抑制出力回路の出
力信号を全部並列接続して、この出力信号(以下
抑制電圧と称する)を母線保護継電器8の抵抗1
4の両端に導入する。以上の回路構成でトランス
9,10に導入される差動電流は、キルヒホツク
の第1法則が成りたつようにCT2―1〜2―n
およびトランス4で総合変流比が全回線同一にな
るようにしているため平常時および母線外部事故
時は零であり、母線内部事故時は事故電流に比例
した電流となり、母線事故検出の基本量となるも
のである。上記の原則が成りたつのはCT2―1
〜2―n又はトランス4が飽和しない場合である
が、母線外部事故で大電流がCT2―1〜2―n
を貫通した場合はCT2―1〜2―nの飽和のた
め差動電流が零とならない場合がある。この様子
を第2図で説明する。
3―nに内蔵の差動トランス4の出力信号は全部
並列接続されていて、この出力信号(以下差動電
流と称する)を母線保護継電器8のトランス9,
10の各一次巻線の直列回路に導入する。次に入
力装置3―1〜3―nに内蔵の抑制出力回路の出
力信号を全部並列接続して、この出力信号(以下
抑制電圧と称する)を母線保護継電器8の抵抗1
4の両端に導入する。以上の回路構成でトランス
9,10に導入される差動電流は、キルヒホツク
の第1法則が成りたつようにCT2―1〜2―n
およびトランス4で総合変流比が全回線同一にな
るようにしているため平常時および母線外部事故
時は零であり、母線内部事故時は事故電流に比例
した電流となり、母線事故検出の基本量となるも
のである。上記の原則が成りたつのはCT2―1
〜2―n又はトランス4が飽和しない場合である
が、母線外部事故で大電流がCT2―1〜2―n
を貫通した場合はCT2―1〜2―nの飽和のた
め差動電流が零とならない場合がある。この様子
を第2図で説明する。
第2図aではΣIINは母線に流入する電流の総和
であり、同図bではIOUTは母線より外部事故点に
向いて流出する電流波形を表わしている。CT2
―1〜2―nが飽和しない場合は電流IOUTは第2
図aのΣIINと同じ大きさで位相のみが180゜異なつ
ているが、第2図bに示す例では、外部事故端の
CT2―1〜2―nが飽和し電両IOUTが途中で極
端に小さくなつたケースを示している。したがつ
て母線保護継電器8のトランス9,10には電流
ΣIINとIOUTのベクトル電流合成値IDが第2図cの
波形として印加されることになり、これは誤差の
差動電流という事になる。CT2―1〜2―n又
はトランス4が飽和しなければ前述の通り外部事
故時における差動電流IDは零のため誤動作するこ
とはないが、実際には第2図に示すようにCT飽
和を生じるためその対策を要することになる。従
来はこの対策として次のようにしている。入力装
置3―1〜3―nのトランス5、抵抗6、全波整
流回路7を介して導出する抑制出力信号はCT2
―1〜2―nの各2次電流に比例した電圧を全波
整流したもので、これを全回線並列接続している
ため、各回線のCT2―1〜2―nの2次電流中
最も大きい電流に比例した出力信号を導出する最
大値抑制方式となつている。したがつて外部事故
時は外部事故端の電流値が最も大きいため、これ
に比例すると考えてよい。この抑制電圧|ET|
は母線保護継電器8の抵抗14の両端に導入し、
さらに抵抗15を介して抵抗16の両端に第2図
dに示した抑制電圧|ER|を導出するようにし
ている。
であり、同図bではIOUTは母線より外部事故点に
向いて流出する電流波形を表わしている。CT2
―1〜2―nが飽和しない場合は電流IOUTは第2
図aのΣIINと同じ大きさで位相のみが180゜異なつ
ているが、第2図bに示す例では、外部事故端の
CT2―1〜2―nが飽和し電両IOUTが途中で極
端に小さくなつたケースを示している。したがつ
て母線保護継電器8のトランス9,10には電流
ΣIINとIOUTのベクトル電流合成値IDが第2図cの
波形として印加されることになり、これは誤差の
差動電流という事になる。CT2―1〜2―n又
はトランス4が飽和しなければ前述の通り外部事
故時における差動電流IDは零のため誤動作するこ
とはないが、実際には第2図に示すようにCT飽
和を生じるためその対策を要することになる。従
来はこの対策として次のようにしている。入力装
置3―1〜3―nのトランス5、抵抗6、全波整
流回路7を介して導出する抑制出力信号はCT2
―1〜2―nの各2次電流に比例した電圧を全波
整流したもので、これを全回線並列接続している
ため、各回線のCT2―1〜2―nの2次電流中
最も大きい電流に比例した出力信号を導出する最
大値抑制方式となつている。したがつて外部事故
時は外部事故端の電流値が最も大きいため、これ
に比例すると考えてよい。この抑制電圧|ET|
は母線保護継電器8の抵抗14の両端に導入し、
さらに抵抗15を介して抵抗16の両端に第2図
dに示した抑制電圧|ER|を導出するようにし
ている。
一方CT2―1〜2―nの飽和による誤差電流
IDはトランス9に流れ、これに比例した出力が全
波整流回路11を介して抵抗13の両端に動作電
圧|EO|として発生する。母線保護継電器8は
前記動作電圧|EO|が抑制電圧|ER|より大き
くなつた場合に動作するものであるが、外部事故
時に発生する抑制電圧|ER|はCT2―1〜2―
nの誤差電流IDによる動作電圧|EO|より充分大
きくなるように抑制出力電圧値を設定している。
外部事故で誤動作させないためには、この抑制電
圧|ER|ができるだけ大きい方が有利であるが、
これが大きすぎると内部事故時に動作しなくなる
危険性があるため、この対策としてトランス1
0、全波整流回路12を介して抵抗15の両端に
差動電流に比例した抑制制御電圧|EP|を発生
させるようにして内部事故時に発生する差動電流
を利用して、抵抗14の両端に発生する抑制電圧
が抵抗16に伝達されないように抑制力を制御し
ている。この回路において問題となるのは、外部
事故時にCT2―1〜2―nが飽和して誤差差動
電流を生じ抑制制御電圧|EP|が発生した場合
抵抗14に導入された抑制電圧|ET|が抑制制
御電圧|EP|で打ち消されないという点である
が、これは第2図に示す通り対策している。
IDはトランス9に流れ、これに比例した出力が全
波整流回路11を介して抵抗13の両端に動作電
圧|EO|として発生する。母線保護継電器8は
前記動作電圧|EO|が抑制電圧|ER|より大き
くなつた場合に動作するものであるが、外部事故
時に発生する抑制電圧|ER|はCT2―1〜2―
nの誤差電流IDによる動作電圧|EO|より充分大
きくなるように抑制出力電圧値を設定している。
外部事故で誤動作させないためには、この抑制電
圧|ER|ができるだけ大きい方が有利であるが、
これが大きすぎると内部事故時に動作しなくなる
危険性があるため、この対策としてトランス1
0、全波整流回路12を介して抵抗15の両端に
差動電流に比例した抑制制御電圧|EP|を発生
させるようにして内部事故時に発生する差動電流
を利用して、抵抗14の両端に発生する抑制電圧
が抵抗16に伝達されないように抑制力を制御し
ている。この回路において問題となるのは、外部
事故時にCT2―1〜2―nが飽和して誤差差動
電流を生じ抑制制御電圧|EP|が発生した場合
抵抗14に導入された抑制電圧|ET|が抑制制
御電圧|EP|で打ち消されないという点である
が、これは第2図に示す通り対策している。
前述の通り入力装置3―1〜3―nより導出さ
れる抑制電圧は各CT2次電流の内最大のものに比
例するため、外部事故時は外部事故端CTの2次
電流に比例することになり第2図の波形IOUTに比
例した出力信号となりこれが母線保護継電器8の
抑制入力抵抗14の両端に印加される。又CT飽
和による誤差差動電流は流入電流の和と流出電流
の差であるため第2図cの電流波形IDとなり、こ
れは母線保護継電器8の動作出力用トランス9と
抑制制御用トランス10に流れる。このような状
態において抑制出力抵抗16の両端に発生する電
圧|ER|は抵抗14の両端電圧|ET|(電流IOUT
に比例した電圧)から抵抗15の両端電圧|EP
|(電流IDに比例した電圧)を差し引いたもので
あり、この波形は第2図dの電圧波形|ER|の
ようになる。なおこの電圧波形|ER|の斜線部
はコンデンサ17の効果であり、誤差差動電流ID
が発生している期間抑制出力電圧|ER|を継続
させておくためのものである。
れる抑制電圧は各CT2次電流の内最大のものに比
例するため、外部事故時は外部事故端CTの2次
電流に比例することになり第2図の波形IOUTに比
例した出力信号となりこれが母線保護継電器8の
抑制入力抵抗14の両端に印加される。又CT飽
和による誤差差動電流は流入電流の和と流出電流
の差であるため第2図cの電流波形IDとなり、こ
れは母線保護継電器8の動作出力用トランス9と
抑制制御用トランス10に流れる。このような状
態において抑制出力抵抗16の両端に発生する電
圧|ER|は抵抗14の両端電圧|ET|(電流IOUT
に比例した電圧)から抵抗15の両端電圧|EP
|(電流IDに比例した電圧)を差し引いたもので
あり、この波形は第2図dの電圧波形|ER|の
ようになる。なおこの電圧波形|ER|の斜線部
はコンデンサ17の効果であり、誤差差動電流ID
が発生している期間抑制出力電圧|ER|を継続
させておくためのものである。
従来の母線保護継電器は以上のように構成され
ているので抑制出力抵抗16の両端に瞬間電圧が
入ればコンデンサ17の影響で抑制力が長く継続
することになるので母線内部事故時はこのような
状態になる事を防止しなければならない。したが
つて従来は母線内部事故時に発生する端子抑制電
圧|ET|即ち抵抗14の両端電圧と抑制制御電
圧|EP|即ち抵抗15の両端電圧の位相関係を
精密に調整し必ず電圧|EP|の方が電圧|ET|
より早く発生するようにしており、この調整が大
変煩雑であるという欠点があつた。この欠点の影
響が最も大きく表われるのは母線事故時各送電線
から流入してくる電流に位相差がある場合であ
り、従来は実用上問題ないように調整はしている
が、原理的にその性能限界はある。この限界状態
を第3図に示す。第3図aにおいて電流波形IT1,
IT2は母線に流入する各CTの2次電流波形、また
電流波形IDは差動電流で電流IT1とIT2のベクトル
合成値、同図bの電圧波形|ET|は電流IT1,IT2
に比例した出力電圧を全波整流し、その最大値を
取り出したものであり抑制入力電圧として母線保
護継電器8の抵抗14に導入される。同図c,d
の電圧波形|ED|,|EP|は差動電流IDに比例し
た電圧を全波整流したもので各々抵抗13,15
の両端に発生する電圧波形を表わしている。した
がつて抵抗16の両端に発生する電圧|ER|は
電圧|ET|と電圧|EP|の差であるため第3図
eの|ET|―|EP|のような波形となり、これ
が適当な定数で増幅され第3図fのような電圧波
形|ER|のようになる。なお斜線部はコンデン
サ17の効果によるものである。以上説明したよ
うに内部事故時に第3図a乃至fのような限界状
態となれば従来の母線保護継電器8では誤不動作
ということになる。
ているので抑制出力抵抗16の両端に瞬間電圧が
入ればコンデンサ17の影響で抑制力が長く継続
することになるので母線内部事故時はこのような
状態になる事を防止しなければならない。したが
つて従来は母線内部事故時に発生する端子抑制電
圧|ET|即ち抵抗14の両端電圧と抑制制御電
圧|EP|即ち抵抗15の両端電圧の位相関係を
精密に調整し必ず電圧|EP|の方が電圧|ET|
より早く発生するようにしており、この調整が大
変煩雑であるという欠点があつた。この欠点の影
響が最も大きく表われるのは母線事故時各送電線
から流入してくる電流に位相差がある場合であ
り、従来は実用上問題ないように調整はしている
が、原理的にその性能限界はある。この限界状態
を第3図に示す。第3図aにおいて電流波形IT1,
IT2は母線に流入する各CTの2次電流波形、また
電流波形IDは差動電流で電流IT1とIT2のベクトル
合成値、同図bの電圧波形|ET|は電流IT1,IT2
に比例した出力電圧を全波整流し、その最大値を
取り出したものであり抑制入力電圧として母線保
護継電器8の抵抗14に導入される。同図c,d
の電圧波形|ED|,|EP|は差動電流IDに比例し
た電圧を全波整流したもので各々抵抗13,15
の両端に発生する電圧波形を表わしている。した
がつて抵抗16の両端に発生する電圧|ER|は
電圧|ET|と電圧|EP|の差であるため第3図
eの|ET|―|EP|のような波形となり、これ
が適当な定数で増幅され第3図fのような電圧波
形|ER|のようになる。なお斜線部はコンデン
サ17の効果によるものである。以上説明したよ
うに内部事故時に第3図a乃至fのような限界状
態となれば従来の母線保護継電器8では誤不動作
ということになる。
この発明は、上記のような従来のものの欠点を
除去するためになされたもので、母線内部事故時
に不要な抑制電圧が発生しないように抑制制御回
路を改善し、精密な時間協調をしなくても確実に
目的を達することができ、誤不動作することがな
く、簡単な構成で高性能な特性を確保できる母線
保護継電器を提供することを目的としている。
除去するためになされたもので、母線内部事故時
に不要な抑制電圧が発生しないように抑制制御回
路を改善し、精密な時間協調をしなくても確実に
目的を達することができ、誤不動作することがな
く、簡単な構成で高性能な特性を確保できる母線
保護継電器を提供することを目的としている。
以下この発明の一実施例の母線保護継電装置を
図について説明する。第4図は本実施例の母線保
護継電装置の原理回路図を示している。第4図に
おいて18―1,18―2はレベル検出回路、1
9は3次コイル付トランス、20,21,25は
いずれも抵抗、22はコンデンサ、23,24は
ダイオード、28は信号引延し回路、26は
NOT回路、27はAND回路である。尚上記以外
は第1図に示した符号と同一であり、図中同一符
号は同一又は相当部分を示す。
図について説明する。第4図は本実施例の母線保
護継電装置の原理回路図を示している。第4図に
おいて18―1,18―2はレベル検出回路、1
9は3次コイル付トランス、20,21,25は
いずれも抵抗、22はコンデンサ、23,24は
ダイオード、28は信号引延し回路、26は
NOT回路、27はAND回路である。尚上記以外
は第1図に示した符号と同一であり、図中同一符
号は同一又は相当部分を示す。
トランス19は従来のトランス9,10に相当
するものであり、1次コイル19aに入力される
差動電流IDに比例した出力を2次コイル19b及
び3次コイル19cに導出する。トランス19の
2次コイル19bに接続した抵抗20で差動電流
IDに比例した検出電圧E〓Oを導出し、これを全波整
流回路11で整流し、抵抗13を介して、電圧|
EO|に比例した動作出力電流|IO|として導出す
る。
するものであり、1次コイル19aに入力される
差動電流IDに比例した出力を2次コイル19b及
び3次コイル19cに導出する。トランス19の
2次コイル19bに接続した抵抗20で差動電流
IDに比例した検出電圧E〓Oを導出し、これを全波整
流回路11で整流し、抵抗13を介して、電圧|
EO|に比例した動作出力電流|IO|として導出す
る。
トランス19の3次コイル19cには、前記電
圧EOに比例した電圧|EP|が発生し、これをダ
イオード23で整流し、抵抗15を介して電圧|
EP|に比例した電流|IP|を得る。さらにトラン
ス19の3次コイル19cの端子電圧EPを抵抗
21、コンデンサ22より構成した位相シフト回
路29に導入し、抵抗21とコンデンサ22の中
間点とトランス19の3次コイル19cの中間タ
ツプ間に出力電圧KEP<θ=EP′(Kは定数、<θ
はEPとEP′の位相角を示す)を得て、これをダイ
オード24で整流し抵抗25を介して電圧|
EP′|に比例して電流|IP′|を得る。又一方、抵
抗16には第1図のように入力装置3―1〜3―
nより導出された抑制電圧|ET|が印加される
ようになつており、この電圧|ET|に比例した
電流|IT|を得るようにしている。
圧EOに比例した電圧|EP|が発生し、これをダ
イオード23で整流し、抵抗15を介して電圧|
EP|に比例した電流|IP|を得る。さらにトラン
ス19の3次コイル19cの端子電圧EPを抵抗
21、コンデンサ22より構成した位相シフト回
路29に導入し、抵抗21とコンデンサ22の中
間点とトランス19の3次コイル19cの中間タ
ツプ間に出力電圧KEP<θ=EP′(Kは定数、<θ
はEPとEP′の位相角を示す)を得て、これをダイ
オード24で整流し抵抗25を介して電圧|
EP′|に比例して電流|IP′|を得る。又一方、抵
抗16には第1図のように入力装置3―1〜3―
nより導出された抑制電圧|ET|が印加される
ようになつており、この電圧|ET|に比例した
電流|IT|を得るようにしている。
以上の回路構成で、入力される差動電流IDが一
定値以上であればレベル検出回路18―1は出力
信号S1を出す。レベル検出回路18―2が動作す
れば、信号引延し回路28でその出力信号S2を一
定時間引延し、その間AND回路27の出力をロ
ツクするようにNOT回路26を介して接続して
いる。したがつてレベル検出回路18―2が瞬間
動作すれば、一定時間は母線保護継電器8の動作
をロツクすることになり、従来の第1図に示した
抑制出力引延し回路用コンデンサ17の効果と同
じである。レベル検出回路18―2の動作は抑制
出力|ET|と差動電流IDの瞬時値比較で演算され
ることになり動作式は|IT|−(|IP|+|IP′|)
>K(但しKは定数)で示すことができる。
定値以上であればレベル検出回路18―1は出力
信号S1を出す。レベル検出回路18―2が動作す
れば、信号引延し回路28でその出力信号S2を一
定時間引延し、その間AND回路27の出力をロ
ツクするようにNOT回路26を介して接続して
いる。したがつてレベル検出回路18―2が瞬間
動作すれば、一定時間は母線保護継電器8の動作
をロツクすることになり、従来の第1図に示した
抑制出力引延し回路用コンデンサ17の効果と同
じである。レベル検出回路18―2の動作は抑制
出力|ET|と差動電流IDの瞬時値比較で演算され
ることになり動作式は|IT|−(|IP|+|IP′|)
>K(但しKは定数)で示すことができる。
次に本発明の効果と特長を第5図、第6図に基
づいて説明する。第5図は内部事故時の場合であ
り、また第6図は外部事故時の場合に於る各部の
信号波形図を示す。第5図の信号波形図は従来の
母線保護継電器に関する第3図の信号波形図に対
比しており、内部事故時に各回線から流入する電
流IT1,IT2に位相差がある場合の限界状態での動
作を説明するものである。第5図a,b,cに示
す電流、電圧波形ID,|ET|,|ED|は夫々第3図
a,b,cで説明したので、ここでは詳細説明を
省略する。電圧波形|ET|は端子抑制電圧で電
流IT1,IT2に比例した電圧を全波整流し、その内
の最大値を取り出したものである。第5図dの様
に、この電圧|ET|に比例した電流|IT|を差動
電流IDに比例した電流|IP|又は|IP′|で抑制制
御し、第5図eで示す|IT|−(|IP|+|IP′|)
なる出力信号をレベル検出器18―2で検出する
ようにしている。このため、第5図に示す通り従
来は電圧出力信号|EP|に比例した電流出力信
号|IP|だけでは充分消去できなかつた電流出力
信号|IT|が、電流信号|IP′|の補償出力で完全
に打ち消すことができるものである。
づいて説明する。第5図は内部事故時の場合であ
り、また第6図は外部事故時の場合に於る各部の
信号波形図を示す。第5図の信号波形図は従来の
母線保護継電器に関する第3図の信号波形図に対
比しており、内部事故時に各回線から流入する電
流IT1,IT2に位相差がある場合の限界状態での動
作を説明するものである。第5図a,b,cに示
す電流、電圧波形ID,|ET|,|ED|は夫々第3図
a,b,cで説明したので、ここでは詳細説明を
省略する。電圧波形|ET|は端子抑制電圧で電
流IT1,IT2に比例した電圧を全波整流し、その内
の最大値を取り出したものである。第5図dの様
に、この電圧|ET|に比例した電流|IT|を差動
電流IDに比例した電流|IP|又は|IP′|で抑制制
御し、第5図eで示す|IT|−(|IP|+|IP′|)
なる出力信号をレベル検出器18―2で検出する
ようにしている。このため、第5図に示す通り従
来は電圧出力信号|EP|に比例した電流出力信
号|IP|だけでは充分消去できなかつた電流出力
信号|IT|が、電流信号|IP′|の補償出力で完全
に打ち消すことができるものである。
なお内部事故時の端子抑制電流|IT|は第1図
に示した各CT2―1〜2―nの2次電流中最大
のものに比例する抑制方式であるため比例係数を
1とすれば必ず差動電流IDに比例した電流出力信
号|IP|の方が大きい関係にあるため演算式|IT
|−(|IP|+|IP′|)=|ET|−(K1|ID|+K2
|ID|∠θ|)の定数K1,K2,∠θを適切に選
べば内部事故時には必ず|IP|+|IP′|>I|T
|とすることが可能であり、従来のように内部事
故時に各回線から流入する電流に位相差があつた
場合、差動電流のみでは消去できない部分を、|
IP′|で確実に補償することができる効果が明確
である。
に示した各CT2―1〜2―nの2次電流中最大
のものに比例する抑制方式であるため比例係数を
1とすれば必ず差動電流IDに比例した電流出力信
号|IP|の方が大きい関係にあるため演算式|IT
|−(|IP|+|IP′|)=|ET|−(K1|ID|+K2
|ID|∠θ|)の定数K1,K2,∠θを適切に選
べば内部事故時には必ず|IP|+|IP′|>I|T
|とすることが可能であり、従来のように内部事
故時に各回線から流入する電流に位相差があつた
場合、差動電流のみでは消去できない部分を、|
IP′|で確実に補償することができる効果が明確
である。
次に第6図は外部事故時の場合に於る各部の信
号波形図について述べる。これは従来の第2図に
示した信号波形図と対比するものである。同図a
の電流波形ΣIINは流入電流の和を、同図bの電流
信号IOUTは流出電流でCT飽和を生じた場合の波
形を、同図cの電圧信号|ET|は端子抑制電圧
で電流IOUTに比例したもの、さらに同図dの電圧
信号|ED|は誤差差動電流ID=ΣIIN−IOUTに比例
したものである。同図eの抑制制御出力信号|IP
|は同図dの電圧信号|ED|の波形と同じであ
り、前述の通りK1|ID|に比例し、電流信号|
IP′|はK2|ID∠θ|に比例したものである。図示
の通りCT飽和を生じてない領域では誤差の差動
出力|ED|は発生しないで、飽和が開始すれば
|ED|が除々に大きくなり完全飽和の域になれ
ばCT2―1〜2―nの2次電流はIOUTの波形に
示すようにほとんど零となつてしまう。この飽和
はCT2―1〜2―nの1次電流の方向が逆転す
る(例えば正波より負波になる)まで継続する
が、そこから逆方向の飽和点までは2次電流が発
生することになる。したがつて第6図に示す通り
電圧出力信号|ET|と|ED|の発生する時間位
相には差があり、又電圧出力信号|ED|は連続
的なものではなく必ず負波の不飽和領域で一度零
となる領域があるを意味している。これ等の電圧
出力信号|ET|,|ED|に比例したものが各々|
IT|,|IP|であり、又出力信号|ED|に比例し
たものを位相角∠θを移相したものが第6図eの
電流出力信号|IP′|であるが、この位相角∠θ
を出力信号|ED|の途切れ時間、即ちCT不飽和
領域時間以内にしておけば、演算式|IT|−(|
IP|+|IP′|)において必ず|IT|>|IP|+|
IP′|の瞬時出力を得ることができる。
号波形図について述べる。これは従来の第2図に
示した信号波形図と対比するものである。同図a
の電流波形ΣIINは流入電流の和を、同図bの電流
信号IOUTは流出電流でCT飽和を生じた場合の波
形を、同図cの電圧信号|ET|は端子抑制電圧
で電流IOUTに比例したもの、さらに同図dの電圧
信号|ED|は誤差差動電流ID=ΣIIN−IOUTに比例
したものである。同図eの抑制制御出力信号|IP
|は同図dの電圧信号|ED|の波形と同じであ
り、前述の通りK1|ID|に比例し、電流信号|
IP′|はK2|ID∠θ|に比例したものである。図示
の通りCT飽和を生じてない領域では誤差の差動
出力|ED|は発生しないで、飽和が開始すれば
|ED|が除々に大きくなり完全飽和の域になれ
ばCT2―1〜2―nの2次電流はIOUTの波形に
示すようにほとんど零となつてしまう。この飽和
はCT2―1〜2―nの1次電流の方向が逆転す
る(例えば正波より負波になる)まで継続する
が、そこから逆方向の飽和点までは2次電流が発
生することになる。したがつて第6図に示す通り
電圧出力信号|ET|と|ED|の発生する時間位
相には差があり、又電圧出力信号|ED|は連続
的なものではなく必ず負波の不飽和領域で一度零
となる領域があるを意味している。これ等の電圧
出力信号|ET|,|ED|に比例したものが各々|
IT|,|IP|であり、又出力信号|ED|に比例し
たものを位相角∠θを移相したものが第6図eの
電流出力信号|IP′|であるが、この位相角∠θ
を出力信号|ED|の途切れ時間、即ちCT不飽和
領域時間以内にしておけば、演算式|IT|−(|
IP|+|IP′|)において必ず|IT|>|IP|+|
IP′|の瞬時出力を得ることができる。
したがつて|IT|−(|IP|+|IP′|)>K(K
はレベル検出回路18―2の検出値)を第6図f
の如くレベル検出回路18―2で検出して、同図
gに示すこの出力信号S2を信号引延し回路28で
その出力信号S2の途切れ時間T1以上信号を引延
せば第6図bのような連続化した出力信号S2′が
第4図のNOT回路26を介してAND回路27に
与えることができ、外部事故時のCT飽和に基づ
く誤差差動出力|ED|が一定値以上ありレベル
検出回路18―1の出力信号S1が発生しても母線
保護継電器8として動作することはない。
はレベル検出回路18―2の検出値)を第6図f
の如くレベル検出回路18―2で検出して、同図
gに示すこの出力信号S2を信号引延し回路28で
その出力信号S2の途切れ時間T1以上信号を引延
せば第6図bのような連続化した出力信号S2′が
第4図のNOT回路26を介してAND回路27に
与えることができ、外部事故時のCT飽和に基づ
く誤差差動出力|ED|が一定値以上ありレベル
検出回路18―1の出力信号S1が発生しても母線
保護継電器8として動作することはない。
また上記実施例では別に信号引延し回路28を
設けロジツク的に処理しているが、従来のように
レベル検出回路18―2の入力信号をコンデンサ
等(すなわち第1図に示した従来回路図のコンデ
ンサ17に相当)で引延すアナログ的方法でもよ
く、又、本実施例ではレベル検出回路を18―1
と18―2に分離しているが、第1図のようにレ
ベル検出回路を共用して動作演算式を|IO|−
{|IT|−(|IP|+|IP′|)}+>Kとしても同様
の効果が得られる。又母線保護継電器8を導入す
る抑制出力信号|ET|は各回線のCT2―1〜2
―nの2次電流に比例した絶対値和であつてもよ
く、又CT2次出力位相が差動出力IDに対し逆位相
の関係にある回線のみのCT2次電流に比例した絶
対値和であつても同様の効果が得られる。
設けロジツク的に処理しているが、従来のように
レベル検出回路18―2の入力信号をコンデンサ
等(すなわち第1図に示した従来回路図のコンデ
ンサ17に相当)で引延すアナログ的方法でもよ
く、又、本実施例ではレベル検出回路を18―1
と18―2に分離しているが、第1図のようにレ
ベル検出回路を共用して動作演算式を|IO|−
{|IT|−(|IP|+|IP′|)}+>Kとしても同様
の効果が得られる。又母線保護継電器8を導入す
る抑制出力信号|ET|は各回線のCT2―1〜2
―nの2次電流に比例した絶対値和であつてもよ
く、又CT2次出力位相が差動出力IDに対し逆位相
の関係にある回線のみのCT2次電流に比例した絶
対値和であつても同様の効果が得られる。
以上のように、この発明の母線保護継電器によ
れば、母線内部事故時には、各CTからの流入電
流に位相差が生じた場合それによる不要な抑制電
圧を確実に打ち消し、また一方、母線外部事故時
にはCT飽和を生じた場合においても抑制作用に
不利な影響を与えない効果があり、簡単な抑制制
御補償回路を設けるだけで、従来は不可欠であつ
たシビアな時間協調が不要となり、内部事故時の
動作性能が大変確実なものとなる効果がある。
れば、母線内部事故時には、各CTからの流入電
流に位相差が生じた場合それによる不要な抑制電
圧を確実に打ち消し、また一方、母線外部事故時
にはCT飽和を生じた場合においても抑制作用に
不利な影響を与えない効果があり、簡単な抑制制
御補償回路を設けるだけで、従来は不可欠であつ
たシビアな時間協調が不要となり、内部事故時の
動作性能が大変確実なものとなる効果がある。
第1図は電力系統に適用した従来の母線保護継
電器の原理回路図、第2図及び第3図は従来の同
継電器の動作を説明する説明図で第2図は外部事
故時のまた第3図は内部事故時の各部信号の波形
説明図である。第4図はこの発明の一実施例によ
る母線保護継電器の原理回路図、第5図及び第6
図は同実施例継電器の原理を説明する説明図で、
第5図は内部事故時のまた第6図は外部事故時の
各部信号の波形説明図である。 1…母線、2―1〜2―n…CT、3―1〜3
―n…入力装置、4…差動トランス、5…抑制ト
ランス、6…抑制出力抵抗、7…全波整流回路、
8…母線継電器、9,10,19…トランス、1
1,12…全波整流回路、13,14,15,1
6,20,25…抵抗、17…コンデンサ、1
8,18―1,18―2…レベル検出回路、22
…移相用コンデンサ、23,24…ダイオード、
26…NOT回路、27…AND回路、28…信号
引延し回路、29…位相シフト回路。なお、図中
同一符号は同一又は相当部分を示す。
電器の原理回路図、第2図及び第3図は従来の同
継電器の動作を説明する説明図で第2図は外部事
故時のまた第3図は内部事故時の各部信号の波形
説明図である。第4図はこの発明の一実施例によ
る母線保護継電器の原理回路図、第5図及び第6
図は同実施例継電器の原理を説明する説明図で、
第5図は内部事故時のまた第6図は外部事故時の
各部信号の波形説明図である。 1…母線、2―1〜2―n…CT、3―1〜3
―n…入力装置、4…差動トランス、5…抑制ト
ランス、6…抑制出力抵抗、7…全波整流回路、
8…母線継電器、9,10,19…トランス、1
1,12…全波整流回路、13,14,15,1
6,20,25…抵抗、17…コンデンサ、1
8,18―1,18―2…レベル検出回路、22
…移相用コンデンサ、23,24…ダイオード、
26…NOT回路、27…AND回路、28…信号
引延し回路、29…位相シフト回路。なお、図中
同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 1 母線に連系した複数の回線に設けた変流器か
ら入力装置を介して該変流器の2次電流に比例し
た各出力信号を合成した差動出力信号と、上記2
次電流に比例した絶対値出力信号に基づいて得た
抑制出力信号を導入して上記母線の事故を検出す
る母線保護継電器において、上記差動出力信号が
一定値以上の時継電動作を許容する第1の検出要
素と、上記抑制出力信号の瞬時値に対し、上記抑
制出力信号を抑制する方向に働く上記差動出力信
号の絶対値に比例した第1の抑制制御出力信号及
び上記差動出力信号を位相シフトして得た第2の
抑制制御信号をそれぞれ作用させる第2の検出要
素とを備え、上記第2の検出要素が動作したとき
一定時間だけ上記第1の検出要素の動作出力信号
の供給を阻止させたことを特徴とする母線保護継
電器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58076607A JPS59201631A (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | 母線保護継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58076607A JPS59201631A (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | 母線保護継電器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59201631A JPS59201631A (ja) | 1984-11-15 |
| JPH0247173B2 true JPH0247173B2 (ja) | 1990-10-18 |
Family
ID=13610016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58076607A Granted JPS59201631A (ja) | 1983-04-28 | 1983-04-28 | 母線保護継電器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59201631A (ja) |
-
1983
- 1983-04-28 JP JP58076607A patent/JPS59201631A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59201631A (ja) | 1984-11-15 |
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