JPH0247300A - ステンレス鋼の脱スケール方法 - Google Patents

ステンレス鋼の脱スケール方法

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JPH0247300A
JPH0247300A JP19783888A JP19783888A JPH0247300A JP H0247300 A JPH0247300 A JP H0247300A JP 19783888 A JP19783888 A JP 19783888A JP 19783888 A JP19783888 A JP 19783888A JP H0247300 A JPH0247300 A JP H0247300A
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JP
Japan
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stainless steel
sulfuric acid
sheet
descaling
electrolytic
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JP19783888A
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English (en)
Inventor
Satoru Owada
哲 大和田
Hideko Yasuhara
英子 安原
Tatsuo Kawasaki
川崎 龍夫
Kanji I
井 莞爾
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、ステンレス鋼冷延焼鈍鋼帯の電解酸洗方法に
関し、特に焼鈍後の表面酸化スケールを短時間に除去す
ると同時に当該ステンレス鋼帯の脱スケール面に高い耐
食性を付与するための極めて効果的な方法に関するもの
である。
〔従来の技術] 従来、ステンレス鋼の冷延焼鈍鋼帯の表面酸化スケール
を除去する一般的な方法としては、アルカリ溶融塩浸漬
処理(いわゆるソルト処理)、中性塩(例えばNa2S
O4やNaN0a等)電解質水溶液中での電解処理を行
い、それに続いて硫酸、硝酸、硝弗酸等の酸中で浸漬ま
たは電解処理を行う方法が、鋼種に応じて適宜組合せて
用いられてきた。
ところで、最近では生産効率を上げる目的から、従来の
酸洗ライン通板速度20〜50m/分をさらに増速、高
速化させることが検討され、短時間での脱スケール技術
の開発が目ざされている。
本発明者の1人は、最近この課題を解決できる極めて有
効な脱スケール法を提案した。すなわち900〜125
0g/lの濃度の硫酸水溶液中でステンレス鋼冷延焼鈍
鋼帯を電解酸洗する方法(特開昭63−86899)で
ある。この方法により100m/分以上の酸洗ライン通
板速度を得ることが可能となったのである。
しかしながら、これらの有効な従来技術によっても達成
されずに残されている問題がある。
すなわち、近年客先からは脱スケールされたステンレス
鋼表面の耐食性(耐初期錆性)の向上が求められている
が、上記の従来技術は脱スケールを目的とする技術であ
るので、このような要求に対しては脱スケール後、別工
程として耐食性付与処理を行わねばならなかった。
このような別工程処理は生産工程的に複雑であるばかり
か、処理速度が遅いために生産効率を低下させることと
なり、上で述べたような短時間での脱スケール技術が活
かされない結果となっていた。また、このような別工程
処理は設備的にも負担要素となり、結果的に製品のコス
トアップにつながるというマイナス要因であった。
〔発明が解決しようとする課題] 本発明はこのような問題点を解決し、短時間での脱スケ
ール性を確保すると共に、同一処理槽内での同一工程と
して高い耐食性を付与することができるという従来技術
に欠けていた領域をカバーする1画期的な脱スケール方
法を提案するもので、短時間で脱スケールと耐食性付与
を同時に完了することを目的とする技術を提供するもの
である。
〔課題を解決するための手段j 本発明者らはステンレス鋼冷延焼鈍鋼帯の脱スケール方
法ならびにステンレス鋼の耐食性付与処理法について鋭
意実験を重ねながら詳細に検討を重ねた結果、ステンレ
ス鋼の冷延焼xm帯を硫酸中にて電解により脱スケール
する際、その硫酸濃度が900〜1250g/Rで、か
ツZ n 。
Sn、Mo、Cr、Ti、Co、Ni、Cdのうち1種
または2種以上を当該硫酸水溶液中での溶存金属1度が
l Og/l以上となるように添加した硫酸水溶液系処
理液を用い、電解槽において。
ステンレス鋼を少な(とも1度陽陰両極性とし、電解槽
出側での最終極性を陰極として電解処理を行うことによ
って、極めて短時間に脱スケールができると共に、耐初
期錆性の向上をも達成することができることを見出した
、 〔作用〕 以下に本発明の作用について説明する。
硫酸はステンレス鋼冷延焼鈍鋼帯の酸洗において一般的
に用いられる処理液の一つであるが1通常用いられる濃
度(50g/l〜200g/2)では、連続焼鈍ライン
(CAL)に相当する通板速度(Loom/分以上)で
酸洗槽−槽での脱スケール処理は不可能である。言い換
えると、従来の硫酸濃度そのままで一槽処理工程とする
には酸洗槽を極めて長大なものとせざるを得なかった。
この点を改善し、−槽での短時間脱スケールを可能とし
たのが先にも述べた特開昭63−86899である。す
なわち、900g/12以上1250g/ff以下の濃
度範囲からなる高濃度硫酸とすることによってCAL相
当の通板速度でもって数秒以内という短時間の脱スケー
ルが可能となるのである。そこで本発明においても、こ
の有効な特性を活かすべく、硫酸の濃度は900g/1
2以上1250g/42以下とする。特にこの濃度を超
えると脱スケール後の表面に肌荒れが生じるので、この
濃度範囲とすることが必要となる。
次に上で述べた硫酸に添加する金属について述べる6本
発明の目的である耐食性の向上を達成するには金属とし
てZn、Sn、Cd、Mo。
Cr、Ti、Go、Niが用いられる。これらは何れも
水溶液中で単体金属状態あるいは共析状態で還元析出さ
れる金属で、かつ耐食性を示すものである6本発明はこ
のような性質に気付き、活用するものである。これらの
金属の添加は純金属、塩化物等どんな化合物の形で行っ
ても構わないが、酸の管理あるいは硫酸中への溶解性等
の点から純金属または塩化物あるいは硝酸塩として添加
することが望ましい。
次にこれらの金属の添加量(a度)について実施例に基
づいて説明する。
第1表は上で述べた濃度範囲の硫酸とじて1000g/
βの硫酸を用いた場合に、Zn。
Cd、Niの各純金属または各硫酸塩について、硫酸中
での溶存金属濃度(g/l)および系での全硫酸濃度(
g/β)と脱スケール性および陰極電解処理後の耐食性
との関係をみたものである。第1表から純金属あるいは
金属硫酸塩の種類によらず、硫酸中の溶存金属濃度(g
/ρ)がlog/β以上で耐食性の改善が見られるとと
もに、全硫酸濃度が1250g/lを超えると脱スケー
ル性が低下することが分る。
他の金属について本発明者が行った検討結果でも、全く
同様の結果が得られた。これらの結果から本発明では、
金属の添加量は硫酸中の溶存金属濃度として10g/β
以上となるように定めたのである。
また、金属は1種のみならず2種以上を同時に用いるこ
とができる。すなわち、後で実施例でも示すように、例
えばCr −M O系、Cr−C。
系、Zn−Ni系のように共析する金属の組合せであれ
ば1本発明の目的を十分に達成することができる。従っ
て、1種の金属だけでなく適当な系であれば2種以上の
複合添加とすることができるのである。
次に本発明を完成するために、必要な電解条件について
説明する。本発明では、電解時のステンレス鋼の極性と
して、電解槽の入側では陽極、電解槽出側では陰極とさ
れなければ十分な目的達成は得られない。すなわち硫酸
中でステンレス鋼が脱スケールされるのは陽極性となる
時である。
方、添加された金属より生じた金属イオンが還元され、
ステンレス鋼の表面に析出するのはステンレス鋼が陰極
性の時である。このように脱スケール性を確保しつつ耐
食性の向上を目指す本発明では陽極性の反応、陰極性の
反応、何れもが重要で省略することができないと同時に
、脱スケール達成後、金属析出させると言う順序も重要
となるので、先にも述べたように電解槽入側では陽極、
電解槽出側では陰極の極性とする必要がある。
なお、電解時の他の条件としては、従来技術と同様の条
件が用いられる。すなわち、硫酸−金属系処理液の液温
は室温から90℃程度の間で用いられるが、40℃未満
ではステンレス鋼表面の酸化スケールとの反応性に乏し
く、脱スケールに長時間を必要とするので効率が低い。
一方、90℃を超えると反応性が過激となり、肌荒れな
どの原因となり易い。これらのことから液温としては4
0℃以上、90℃以下とすることが望ましい。
電解時の電流密度は5A/dr11′以上、30A/d
rn”以下が望ましい。
すなわち、5 A / d rn″未満では脱スケール
性、金属析出性とも低(、長時間の電解処理を要し、生
産性が低下する。一方、30A/dm”を超えると表面
の肌荒れなどの過酸洗の状況が生じ易くなり、品質の低
下につながると共に、設備的にも大容量の設備となり、
膨大な設備費を要することになるので望ましいものでは
ない。
電解時間としては陽、陰画極性とも、それぞれ1〜20
秒間とすることで本発明の目的を達成することができる
なお、以上述べたような形態、作用をなすことを特徴と
する本発明は、通常よく用いられているステンレス鋼の
脱スケール方法と組み合わせるとその効果は一層有効と
なるものである。
〔実施例1 以下本発明の実施例について説明する。
実施例1 冷間圧延後、連続焼鈍炉で通常条件で焼鈍されたSUS
430m帯に対して、金属Zn:!3よび硫酸亜鉛(Z
nSO4−7820)を単独で添加した硫酸を用いて電
解処理した後、塩水噴霧試墾(JISZ2371)を実
施し、脱スケール性と耐食性を調べた。その結果を第2
表に示す、この結果から本発明法の電解処理により短時
間のステンレス鋼の脱スケールが達成されると同時に耐
食性の向上が同一工程で得られることが分る。
実施例2 冷間圧延後、連続焼鈍された5UH409鋼帯に対して
金属錫または硫酸錫(SnSO+)あるいは金属カドミ
ウムまたは硫酸カドミウム(CdSO4)をそれぞれ単
独あるいは複合で添加した硫酸を用いて電解処理した後
、実施例1と同様にして調べた結果を第3表に示す。
この結果から本発明法の電解処理により、短時間でステ
ンレス鋼の脱スケールが達成されると同時に耐食性の向
上が同一工程で得られることが分る。
実施例3 冷間圧延後、通常条件で焼鈍された5US304鋼帯に
対して、金属クロムまたは硫酸クロム(Cr2(SO4
) 3・18H20)および金属モリブデンを単独ない
し複合で添加した硫酸を用いて電解処理した後、実施例
1と同様にして調べた結果を第4表に示す。
この結果から、本発明法の電解処理により、短時間のス
テンレス鋼の脱スケールと同時に、同一工程で耐食性の
向上をも達成できることが明らかである。
実施例4 冷間圧延後、連続焼鈍された5U5430銅帯に対して
金属コバルトまたは硫酸コバルト(CO5O4・7H2
0)、金属チタンまたは硫酸チタン(Ti  (SO4
)2)および金属ニッケルまたは硫酸ニッケル(NiS
O4−7820)を各々単独ないし複合で添加した硫酸
を用いて電解処理した後、実施例1と同様にして調べた
結果を第5表に示す。
この結果から本発明法の電解処理により、短時間でステ
ンレス鋼の脱スケールと同時に、同一工程で耐食性の向
上をも達成されることが分る。
[発明の効果] 以上、実施例において説明したように、本発明はステン
レス鋼冷延焼鈍鋼帯を電解処理し、脱スケールするに当
たっての画期的な新技術を提供するものであり、以下の
如くの有益な効果を発揮できるものである。
すなわち。
(1)  本発明方法によって、極めて短時間に脱スケ
ールができると同時に、耐食性の向上(改善)化が同一
工程で可能となる。
(リ −液一工程の簡便な処理法であり、設備コスト的
に安価で、かつ生産性のアップ、生産コストのダウンを
図ることができる。
(3)  (1)のことから高速焼鈍−酸洗ラインへの
適用が可能となる。
等の効果が得られ、産業界への貢献度は非常に大きなも
のとなる。
また1本発明法が従来からの焼鈍−酸洗工程に応用され
ることは、生産効率アップの面で極めて有効な手段であ
ることは言うまでもなく、本発明法の活用の場は非常に
広いものである。
川崎製鉄株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ステンレス鋼の冷延焼鈍鋼帯を硫酸中にて電解によ
    り脱スケールする際、その硫酸濃度が900〜1250
    g/lで、かつZn、 Sn、Mo、Cr、Ti、Co、Ni、Cdのうち1種
    または2種以上を当該硫酸水溶液中での溶存金属濃度が
    10g/l以上となるように添加した硫酸水溶液系処理
    液を用い、電解槽でステンレス鋼を少なくとも1度陽陰
    両極性とし、電解槽出側での最終極性を陰極として電解
    処理を行うことを特徴とするステンレス鋼の脱スケール
    方法。
JP19783888A 1988-08-10 1988-08-10 ステンレス鋼の脱スケール方法 Pending JPH0247300A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04194197A (ja) * 1990-11-27 1992-07-14 Ohbayashi Corp シールドセグメント用ボルトナット締付け装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6244595A (ja) * 1985-08-22 1987-02-26 Nippon Kinzoku Kogyo Kk ステンレス鋼の防食処理法
JPS62196396A (ja) * 1986-02-21 1987-08-29 Kinki Yakuhin Kogyo Kk クロム合金の表面処理法
JPS62270796A (ja) * 1986-05-19 1987-11-25 Kinki Yakuhin Kogyo Kk クロム合金の電解着色法

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