JPH024902B2 - - Google Patents
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Landscapes
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
〔技術分野〕
本発明は原稿露光ランプを有する電子複写装置
に関する。 〔発明の背景〕 従来、電子写真複写装置において感光体上の表
面電位を検出し、この検出値に応じて帯電条件、
露光条件、現像条件等のプロセス条件を判断する
ものが知られている。この様な制御を行う場合、
原稿露光ランプの光を感光体に照射して前記感光
体の前記光が照射された部分の表面電位を測定し
てコロナ放電装置或は現像器等の処理手段を制御
することは実際に露光を行う原稿露光ランプを用
いているので効果的である。しかしながら原稿露
光ランプの発光量を変えてコピー濃度の調整を行
う様な装置において、原稿露光ランプを用いて前
記処理手段を制御しようとした場合、表面電位の
測定の度に光量が変化するので、精度の良い安定
な測定及び該測定による前記処理手段の安定な制
御はできない。 〔目的〕 本発明は上記点に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、適正な現像条件の設定を極
めて精度良く行い、カブリのない適正な原稿複写
を可能にする電子複写装置を提供することにあ
る。 即ち本発明は、記録体を帯電する帯電手段と原
稿を露光する第1露光手段を有し前記記録体上に
原稿像に応じた静電潜像を形成する潜像形成手段
と、前記記録体上に形成された静電潜像を現像す
る現像手段と、前記記録体の非画像領域を露光す
る第2露光手段と、前記第1露光手段の露光量を
所定の範囲内で任意に設定することが可能な設定
手段と、前記記録体の表面電位を検出手段と、基
準の濃度を有する基準部材と、前記第1露光手段
を消灯した状態で前記第2露光手段をオン、オフ
することにより前記記録体上に形成される明部表
面電位及び暗部表面電位を前記検出手段により検
出しその検出値に応じて前記帯電手段の出力電流
を制御し、その制御された帯電条件の基で前記基
準部材を前記第1露光手段により露光することに
よつて、前記記録体上に形成される明部表面電位
を前記検出手段により検出しその検出値に応じて
前記現像手段に印加する現像バイアス電圧を決定
する制御手段と、前記制御手段による前記帯電手
段の出力電流制御時には前記第1露光手段を消灯
し、前記現像バイアス電圧決定時には前記設定手
段に拘りなく前記第1露光手段の露光量を標準光
量とし、原稿露光時には前記第1露光手段の露光
量を前記設定手段により設定された露光量とする
光量調整手段と、を有することを特徴とする電子
複写装置を提供するものである。 〔実施例〕 (複写装置の概略構成) 第1図aは本発明を適用し得る複写装置の断面
図である。 ドラム47の表面は、CdS光導電体を用いた三
層構成のシームレス感光体より成り、軸上に回転
可能に軸支され、コピーキーのオンにより作動す
るメインモータ71により矢印の方向に回転を開
始する。 ドラム47が所定角度回転すると、原稿台ガラ
ス54上に置かれた原稿は、第1走査ミラー44
と一体に構成された照明ランプ46で照射され、
その反射光は、第1走査ミラー44及び第2走査
ミラー53で走査される。第1走査ミラー44と
第2走査ミラー53は1:1/2の速比で動くこと
によりレンズ52の前方の光路長が常に一定に保
たれたまま原稿の走査が行われる。 上記の反射光像はレンズ52、第3ミラー55
を経た後、露光路でドラム47に結像する。 ドラム47は、前露光ランプ50と前AC帯電
器52により同時除電され、その後一次帯電器5
1によりコロナ帯電(例えば+)される。その後
ドラム47は前記露光部で、照明ランプ46によ
り照射された像がスリツト露光される。 それと同時に、AC又は一次と逆極性(例えば
−)のコロナ除電を除電器69で行い、その後更
に全面露光ランプ68による表面均一露光によ
り、ドラム47上に高コントラスの静電潜像を形
成する。感光ドラム47上の静電潜像は、次に現
像器62の現像ローラ65により、液体現像され
トナー像として可視化され、トナー像は前転写帯
電器61により転写易くされる。 上段カセツト10、もしくは下段カセツト11
内の転写紙は、給紙ローラ59により機内に送ら
れ、レジスタローラ60で正確なタイミングをと
つて、感光ドラム47方向に送られ、潜像先端と
紙の先端とを転写部で一致させることができる。 次いで、転写帯電器42とドラム47の間を転
写紙が通る間に転写紙上にドラム47上のトナー
像が転写される。 転写終了後、転写紙は分離ローラ43によりド
ラム47より分離され、搬送ローラ41に送ら
れ、熱板38と押えローラ39,40との間に導
かれて、加圧、加熱により定着され、その後排出
ローラ37により紙検出用ローラ36を介してト
ナー34へ排出される。 又、転写後のドラム47は回転続行しクリーニ
ングローラ48と弾性ブレード49で構成された
クリーニング装置で、その表面を清掃し、次サイ
クルへ進む。 ここで表面電位を測定する表面電位計67は全
面露光ランプ68と現像器62の間のドラム47
の表面に近接して取付けられている。 上記コピーサイクルに先立つて実行するサイク
ルとして、電源スイツチ投入後ドラム47を停止
したままクリーニングブレード49に現像液を注
ぐステツプがある。以下プリウエツトと称す。こ
れはクリーニングブレード49付近に蓄積してい
るトナーを流し出すとともに、ブレード49とド
ラム47の接触面に潤滑を与えるためである。
又、プリウエツト時間(4秒)後ドラム47を回
転させ前露光ランプ50や前AC除電器52等に
よりドラム47の残留電荷やメモリを消去し、ド
ラム表面をクリーニングローラ48、クリーニン
グブレード49によりクリーニングするステツプ
がある。以下前回転と称す。これはドラム47の
感度を適正にするとともにクリーンな面に像形成
するためである。上記プリウエツトの時間、前回
転の時間(数)は種々の条件により自動的に変化
する(後述)。 又、セツトされた数のコピーサイクルが終了し
た後のサイクルとして、ドラム47を数回転させ
AC帯電器69等によりドラムの残留電荷やメモ
リを除去し、ドラム表面をクリーニングするステ
ツプがある。以下後回転LSTRと称す。これはド
ラム47を静電的、物理的にクリーンにして放置
するためである。 第1図bは第1図のブランク露光ランプ70付
近の平面図である。ブランク露光ランプ70−1
〜70−5は、ドラム回転中で露光時以外のとき
点灯させ、ドラム表面電荷を消去して、余分なト
ナーがドラムに付着するのを防止している。ただ
し、ブランク露光ランプ70−1は表面電位計6
7に対応するドラム面を照射するので、表面電位
計67で暗部電位を測定するとき一瞬消してい
る。またBサイズのコピーでは、画像領域がA4
やA3サイズにつらべ小さくなるので非画像領域
に対し、ブランク露光ランプ70−5を光学系前
進中でも点灯させる。ランプ70−0はシヤープ
カツトランプと称するもので、分離ガイド板43
−1と接触しているドラム部分に、光を照射し、
その部分の電荷を完全に消去して、トナーの付着
を防ぎ、分離欠け幅分を汚さぬようにしている。
このシヤープカツトランプは、ドラム回転中、常
時点灯している。 (感光ドラムの特性) この様な電子写真複写装置の複写プロセスの各
処理位置において、原稿の明部(光の反射が多い
部分)と暗部(光の反射が少ない部分)に対応す
る感光ドラムの表面電位がどのように変化するか
を第2図に示す。最終的な静電潜像として必要な
のは図中点に於ける表面電位であるが、そこで
の暗部と明部の表面電位イ,ロは感光ドラム47
の周囲温度が上昇した場合、第3図イ′,ロ′の如
く変化し、又、感光ドラム47の経年変化に対し
ても第4図イ′,ロ′の如く変化し、暗部と明部の
コントラストが得られなくなる。 斯かる温度変化或は経年変化に判う表面電位の
変化を補償する方法を以下に詳述する。 (表面電位計の構成) まず表面電位を検出する検出手段としての表面
電位計について説明する。 第5図は表面電位計の側断面図、第6図は第5
図のX−X′線で切断した断面図、第7図は第5
図のY−Y′線で切断した断面図、第8図は後述
の断続遮断手段としてのチヨツパの斜視図であ
る。 第5,6,7,8図に於いて、81は黄銅で形
成された外筒で外筒は表面電荷検出窓88を有し
ている。82はチヨツパ83を回転せしめる駆動
手段としてのモータ、83は円筒形のチヨツパで
発光ダイオード光通過窓90と電位測定窓89を
有している。84は発光ダイオード、85は表面
電荷測定電極、86は前記電極85の出力を検出
する検出回路を形成したプリアンププリント板、
87はフオトトランジスタである。 表面電位計67は被側定面であるドラム表面か
ら2mm離れた位置に前記表面電荷検出窓88がド
ラム表面に対向するように取付けられており、表
面電位計内には前記電極85で検出した電圧を増
幅するプリアンププリント板86が内蔵され一体
に形成されている。 不図示の制御回路よりセンサモータドライブ信
号SMDが出力されるとセンサモータ82が駆動
し、円筒形チヨツパ83が回転し、ドラム表面上
の電荷が電位測定窓89を介して前記電極85に
誘起される。 前記電位測定窓89はチヨツパ83上に等間隔
に4箇所設けられており、又発光ダイオード光通
過窓90は各々の電位測定窓89の丁度中間に等
間隔に4箇所設けられている。前記電極85で誘
起されるのはチヨツパ83が回転し等間隔でドラ
ム表面と電極85をさえぎる為に交流電圧とな
る。発光ダイオード84からの光がフオトトラン
ジスタ87に受光されるのは前記チヨツパ83が
ドラム表面と電極85をさえぎつた時であり、フ
オトトランジスタ87の出力は同期信号として用
いられる。91は前記フオトトランジスタ87に
外部からの光の入光を防ぐ為の遮蔽部材で、粉塵
あるいはトナー等が表面電位計内部にはいり、測
定に悪影響を与えるのを防いでいる。 プリント板86上に取り付けられた増幅器の増
幅率を変更することにより表面電位検出出力のゲ
インを調節する可変抵抗器92は開口部93より
ドライバー等で調節可能である。 表面電位計67はドラム47よりも若干長くな
つており、ドラム等を支持する側板96,97に
位置出し用円垂形先端部94と後端部95により
取付けられている。前記側板97は取りはずし可
能となつている。 (表面電位制御方式) 次に表面制御方式について概要を説明する。 <帯電器制御> 本実施例に於いては明部及び暗部のドラム表面
電位を検出する為に第1図の原稿照明用ランプ4
6を用いないでブランク露光ランプ70を用いて
いる。前記ブランク露光ランプ70の光を照射し
たドラム表面の部分の表面電位を明部表面電位と
して測定し、前記ブランク露光ランプの光を照射
しないドラム表面の部分の表面電位を暗部表面電
位として測定する。 まず適正な画像コントラスを得ることができる
明部電位と暗部電位の値を目標値として設定す
る。本実施例に於いては目標明部電位VL0を−
100V、目標暗部電位VD0を+500Vに設定した。
本実施例では一次帯電器及びAC帯電器に流す電
流を制御して表面電位を制御しているので、明部
電位及び暗部電位が各々前記目標電位VL0、VD0
となるようにプラス帯電器基準電流IP1、AC帯電
器基準電流IAC1を仮定している。本実施例では IP1=350μA IAC1=200μAとしている。 制御手順を説明する。 まず第1回目に検出した表面電位を各々明部電
位VL1及び暗部電位VD1としそれぞれ目標明部電
位VL0、目標暗部電位VD0との差がどれだけある
か判断する。差電圧をそれぞれΔVL1、ΔVD1とす
ると、 ΔVL1=VL0−VL1 (1) ΔVD1=VD0−VD1 (2) 明部電位の差の補正はAC帯電器で、暗部電位
の差の補正は一次帯電器で行われるが、実際には
AC帯電器を制御すると明部電位のみならず暗部
電位も影響を受ける。同様に一次帯電器を制御す
ると暗部電位のみならず明部電位も影響を受ける
のでAC帯電器及び一次帯電器の両方を考慮した
修正方式を採用した。 一次帯電器の補正電流値ΔIP1は ΔP1=α1・ΔVD1+α2・ΔVL1 (3) となる。 ここで設定係数α1及びα2は表面電位VD、VLを
それぞれ変化させた場合の一次帯電器の電流値の
変化であり次のように表わせる。 α1=ΔIP(1次帯電器電流の変化)/ΔVD(暗部
電位の変化)(4) α2=ΔVP(1次帯電器電流の変化)/ΔVL(明部
電位の変化)(5) 一方、AC帯電器の補正電流値ΔIAC1は ΔIAC1=β1・ΔVD1+β2・ΔVL1 (6) ここで設定係数β1及びβ2は次のように表わせ
る。 β1=ΔIAC(AC帯電器電流の変化)/ΔVD(暗部電
位の変化)(7) β2=ΔIAC(AC帯電器電流の変化)/ΔVL(明部電
位の変化)(8) 従つて第1回の補正後のプラス帯電器電流IP2
及びAC帯電器電流IAC2は以下の如く表わされる。 (4)(5)(1)式より、 同様に IP2=α1・ΔVD1+α2・ΔVL1+IP1 …(9) IAC2=β1・ΔVD1+β2・ΔVL1+IAC1 …(10) ここで設定係数α1、α2、β1、β2は所定の帯電条
件、例えば雰囲気の温度、湿度、コロナ帯電器の
状態等で決定されたものであるので雰囲気の変化
帯電器の劣化等により表面電位が一回の制御によ
り目標値に達するかどうかわからないので装置が
所定状態の時複数回表面電位を測定してコロナ放
電装置の出力の制御も測定と同数回行つている。
第2回目以降の修正も前述した第1回目の修正と
同様の方法を用いているので第n回目の修正後の
プラス帯電器とAC帯電器の電流値IPo+1、IACo+1は
以下の様に表わせる。 IPo=α1・ΔVDo+α2・ΔVLo+IPo IACo+1=β1・ΔDo+β2・ΔVLo+IACo 第9図a,bに1次帯電器制御電流IPを3回修
正した場合の暗部電位の変化を示している。第9
図aは設定の較正係数が実際の係数よりも小さか
つた場合、第9図bは設定の較正係数が実際の係
数よりも大きかつた場合を示している。 本実施例に於いては修正回数を下表のように設
定した。
に関する。 〔発明の背景〕 従来、電子写真複写装置において感光体上の表
面電位を検出し、この検出値に応じて帯電条件、
露光条件、現像条件等のプロセス条件を判断する
ものが知られている。この様な制御を行う場合、
原稿露光ランプの光を感光体に照射して前記感光
体の前記光が照射された部分の表面電位を測定し
てコロナ放電装置或は現像器等の処理手段を制御
することは実際に露光を行う原稿露光ランプを用
いているので効果的である。しかしながら原稿露
光ランプの発光量を変えてコピー濃度の調整を行
う様な装置において、原稿露光ランプを用いて前
記処理手段を制御しようとした場合、表面電位の
測定の度に光量が変化するので、精度の良い安定
な測定及び該測定による前記処理手段の安定な制
御はできない。 〔目的〕 本発明は上記点に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、適正な現像条件の設定を極
めて精度良く行い、カブリのない適正な原稿複写
を可能にする電子複写装置を提供することにあ
る。 即ち本発明は、記録体を帯電する帯電手段と原
稿を露光する第1露光手段を有し前記記録体上に
原稿像に応じた静電潜像を形成する潜像形成手段
と、前記記録体上に形成された静電潜像を現像す
る現像手段と、前記記録体の非画像領域を露光す
る第2露光手段と、前記第1露光手段の露光量を
所定の範囲内で任意に設定することが可能な設定
手段と、前記記録体の表面電位を検出手段と、基
準の濃度を有する基準部材と、前記第1露光手段
を消灯した状態で前記第2露光手段をオン、オフ
することにより前記記録体上に形成される明部表
面電位及び暗部表面電位を前記検出手段により検
出しその検出値に応じて前記帯電手段の出力電流
を制御し、その制御された帯電条件の基で前記基
準部材を前記第1露光手段により露光することに
よつて、前記記録体上に形成される明部表面電位
を前記検出手段により検出しその検出値に応じて
前記現像手段に印加する現像バイアス電圧を決定
する制御手段と、前記制御手段による前記帯電手
段の出力電流制御時には前記第1露光手段を消灯
し、前記現像バイアス電圧決定時には前記設定手
段に拘りなく前記第1露光手段の露光量を標準光
量とし、原稿露光時には前記第1露光手段の露光
量を前記設定手段により設定された露光量とする
光量調整手段と、を有することを特徴とする電子
複写装置を提供するものである。 〔実施例〕 (複写装置の概略構成) 第1図aは本発明を適用し得る複写装置の断面
図である。 ドラム47の表面は、CdS光導電体を用いた三
層構成のシームレス感光体より成り、軸上に回転
可能に軸支され、コピーキーのオンにより作動す
るメインモータ71により矢印の方向に回転を開
始する。 ドラム47が所定角度回転すると、原稿台ガラ
ス54上に置かれた原稿は、第1走査ミラー44
と一体に構成された照明ランプ46で照射され、
その反射光は、第1走査ミラー44及び第2走査
ミラー53で走査される。第1走査ミラー44と
第2走査ミラー53は1:1/2の速比で動くこと
によりレンズ52の前方の光路長が常に一定に保
たれたまま原稿の走査が行われる。 上記の反射光像はレンズ52、第3ミラー55
を経た後、露光路でドラム47に結像する。 ドラム47は、前露光ランプ50と前AC帯電
器52により同時除電され、その後一次帯電器5
1によりコロナ帯電(例えば+)される。その後
ドラム47は前記露光部で、照明ランプ46によ
り照射された像がスリツト露光される。 それと同時に、AC又は一次と逆極性(例えば
−)のコロナ除電を除電器69で行い、その後更
に全面露光ランプ68による表面均一露光によ
り、ドラム47上に高コントラスの静電潜像を形
成する。感光ドラム47上の静電潜像は、次に現
像器62の現像ローラ65により、液体現像され
トナー像として可視化され、トナー像は前転写帯
電器61により転写易くされる。 上段カセツト10、もしくは下段カセツト11
内の転写紙は、給紙ローラ59により機内に送ら
れ、レジスタローラ60で正確なタイミングをと
つて、感光ドラム47方向に送られ、潜像先端と
紙の先端とを転写部で一致させることができる。 次いで、転写帯電器42とドラム47の間を転
写紙が通る間に転写紙上にドラム47上のトナー
像が転写される。 転写終了後、転写紙は分離ローラ43によりド
ラム47より分離され、搬送ローラ41に送ら
れ、熱板38と押えローラ39,40との間に導
かれて、加圧、加熱により定着され、その後排出
ローラ37により紙検出用ローラ36を介してト
ナー34へ排出される。 又、転写後のドラム47は回転続行しクリーニ
ングローラ48と弾性ブレード49で構成された
クリーニング装置で、その表面を清掃し、次サイ
クルへ進む。 ここで表面電位を測定する表面電位計67は全
面露光ランプ68と現像器62の間のドラム47
の表面に近接して取付けられている。 上記コピーサイクルに先立つて実行するサイク
ルとして、電源スイツチ投入後ドラム47を停止
したままクリーニングブレード49に現像液を注
ぐステツプがある。以下プリウエツトと称す。こ
れはクリーニングブレード49付近に蓄積してい
るトナーを流し出すとともに、ブレード49とド
ラム47の接触面に潤滑を与えるためである。
又、プリウエツト時間(4秒)後ドラム47を回
転させ前露光ランプ50や前AC除電器52等に
よりドラム47の残留電荷やメモリを消去し、ド
ラム表面をクリーニングローラ48、クリーニン
グブレード49によりクリーニングするステツプ
がある。以下前回転と称す。これはドラム47の
感度を適正にするとともにクリーンな面に像形成
するためである。上記プリウエツトの時間、前回
転の時間(数)は種々の条件により自動的に変化
する(後述)。 又、セツトされた数のコピーサイクルが終了し
た後のサイクルとして、ドラム47を数回転させ
AC帯電器69等によりドラムの残留電荷やメモ
リを除去し、ドラム表面をクリーニングするステ
ツプがある。以下後回転LSTRと称す。これはド
ラム47を静電的、物理的にクリーンにして放置
するためである。 第1図bは第1図のブランク露光ランプ70付
近の平面図である。ブランク露光ランプ70−1
〜70−5は、ドラム回転中で露光時以外のとき
点灯させ、ドラム表面電荷を消去して、余分なト
ナーがドラムに付着するのを防止している。ただ
し、ブランク露光ランプ70−1は表面電位計6
7に対応するドラム面を照射するので、表面電位
計67で暗部電位を測定するとき一瞬消してい
る。またBサイズのコピーでは、画像領域がA4
やA3サイズにつらべ小さくなるので非画像領域
に対し、ブランク露光ランプ70−5を光学系前
進中でも点灯させる。ランプ70−0はシヤープ
カツトランプと称するもので、分離ガイド板43
−1と接触しているドラム部分に、光を照射し、
その部分の電荷を完全に消去して、トナーの付着
を防ぎ、分離欠け幅分を汚さぬようにしている。
このシヤープカツトランプは、ドラム回転中、常
時点灯している。 (感光ドラムの特性) この様な電子写真複写装置の複写プロセスの各
処理位置において、原稿の明部(光の反射が多い
部分)と暗部(光の反射が少ない部分)に対応す
る感光ドラムの表面電位がどのように変化するか
を第2図に示す。最終的な静電潜像として必要な
のは図中点に於ける表面電位であるが、そこで
の暗部と明部の表面電位イ,ロは感光ドラム47
の周囲温度が上昇した場合、第3図イ′,ロ′の如
く変化し、又、感光ドラム47の経年変化に対し
ても第4図イ′,ロ′の如く変化し、暗部と明部の
コントラストが得られなくなる。 斯かる温度変化或は経年変化に判う表面電位の
変化を補償する方法を以下に詳述する。 (表面電位計の構成) まず表面電位を検出する検出手段としての表面
電位計について説明する。 第5図は表面電位計の側断面図、第6図は第5
図のX−X′線で切断した断面図、第7図は第5
図のY−Y′線で切断した断面図、第8図は後述
の断続遮断手段としてのチヨツパの斜視図であ
る。 第5,6,7,8図に於いて、81は黄銅で形
成された外筒で外筒は表面電荷検出窓88を有し
ている。82はチヨツパ83を回転せしめる駆動
手段としてのモータ、83は円筒形のチヨツパで
発光ダイオード光通過窓90と電位測定窓89を
有している。84は発光ダイオード、85は表面
電荷測定電極、86は前記電極85の出力を検出
する検出回路を形成したプリアンププリント板、
87はフオトトランジスタである。 表面電位計67は被側定面であるドラム表面か
ら2mm離れた位置に前記表面電荷検出窓88がド
ラム表面に対向するように取付けられており、表
面電位計内には前記電極85で検出した電圧を増
幅するプリアンププリント板86が内蔵され一体
に形成されている。 不図示の制御回路よりセンサモータドライブ信
号SMDが出力されるとセンサモータ82が駆動
し、円筒形チヨツパ83が回転し、ドラム表面上
の電荷が電位測定窓89を介して前記電極85に
誘起される。 前記電位測定窓89はチヨツパ83上に等間隔
に4箇所設けられており、又発光ダイオード光通
過窓90は各々の電位測定窓89の丁度中間に等
間隔に4箇所設けられている。前記電極85で誘
起されるのはチヨツパ83が回転し等間隔でドラ
ム表面と電極85をさえぎる為に交流電圧とな
る。発光ダイオード84からの光がフオトトラン
ジスタ87に受光されるのは前記チヨツパ83が
ドラム表面と電極85をさえぎつた時であり、フ
オトトランジスタ87の出力は同期信号として用
いられる。91は前記フオトトランジスタ87に
外部からの光の入光を防ぐ為の遮蔽部材で、粉塵
あるいはトナー等が表面電位計内部にはいり、測
定に悪影響を与えるのを防いでいる。 プリント板86上に取り付けられた増幅器の増
幅率を変更することにより表面電位検出出力のゲ
インを調節する可変抵抗器92は開口部93より
ドライバー等で調節可能である。 表面電位計67はドラム47よりも若干長くな
つており、ドラム等を支持する側板96,97に
位置出し用円垂形先端部94と後端部95により
取付けられている。前記側板97は取りはずし可
能となつている。 (表面電位制御方式) 次に表面制御方式について概要を説明する。 <帯電器制御> 本実施例に於いては明部及び暗部のドラム表面
電位を検出する為に第1図の原稿照明用ランプ4
6を用いないでブランク露光ランプ70を用いて
いる。前記ブランク露光ランプ70の光を照射し
たドラム表面の部分の表面電位を明部表面電位と
して測定し、前記ブランク露光ランプの光を照射
しないドラム表面の部分の表面電位を暗部表面電
位として測定する。 まず適正な画像コントラスを得ることができる
明部電位と暗部電位の値を目標値として設定す
る。本実施例に於いては目標明部電位VL0を−
100V、目標暗部電位VD0を+500Vに設定した。
本実施例では一次帯電器及びAC帯電器に流す電
流を制御して表面電位を制御しているので、明部
電位及び暗部電位が各々前記目標電位VL0、VD0
となるようにプラス帯電器基準電流IP1、AC帯電
器基準電流IAC1を仮定している。本実施例では IP1=350μA IAC1=200μAとしている。 制御手順を説明する。 まず第1回目に検出した表面電位を各々明部電
位VL1及び暗部電位VD1としそれぞれ目標明部電
位VL0、目標暗部電位VD0との差がどれだけある
か判断する。差電圧をそれぞれΔVL1、ΔVD1とす
ると、 ΔVL1=VL0−VL1 (1) ΔVD1=VD0−VD1 (2) 明部電位の差の補正はAC帯電器で、暗部電位
の差の補正は一次帯電器で行われるが、実際には
AC帯電器を制御すると明部電位のみならず暗部
電位も影響を受ける。同様に一次帯電器を制御す
ると暗部電位のみならず明部電位も影響を受ける
のでAC帯電器及び一次帯電器の両方を考慮した
修正方式を採用した。 一次帯電器の補正電流値ΔIP1は ΔP1=α1・ΔVD1+α2・ΔVL1 (3) となる。 ここで設定係数α1及びα2は表面電位VD、VLを
それぞれ変化させた場合の一次帯電器の電流値の
変化であり次のように表わせる。 α1=ΔIP(1次帯電器電流の変化)/ΔVD(暗部
電位の変化)(4) α2=ΔVP(1次帯電器電流の変化)/ΔVL(明部
電位の変化)(5) 一方、AC帯電器の補正電流値ΔIAC1は ΔIAC1=β1・ΔVD1+β2・ΔVL1 (6) ここで設定係数β1及びβ2は次のように表わせ
る。 β1=ΔIAC(AC帯電器電流の変化)/ΔVD(暗部電
位の変化)(7) β2=ΔIAC(AC帯電器電流の変化)/ΔVL(明部電
位の変化)(8) 従つて第1回の補正後のプラス帯電器電流IP2
及びAC帯電器電流IAC2は以下の如く表わされる。 (4)(5)(1)式より、 同様に IP2=α1・ΔVD1+α2・ΔVL1+IP1 …(9) IAC2=β1・ΔVD1+β2・ΔVL1+IAC1 …(10) ここで設定係数α1、α2、β1、β2は所定の帯電条
件、例えば雰囲気の温度、湿度、コロナ帯電器の
状態等で決定されたものであるので雰囲気の変化
帯電器の劣化等により表面電位が一回の制御によ
り目標値に達するかどうかわからないので装置が
所定状態の時複数回表面電位を測定してコロナ放
電装置の出力の制御も測定と同数回行つている。
第2回目以降の修正も前述した第1回目の修正と
同様の方法を用いているので第n回目の修正後の
プラス帯電器とAC帯電器の電流値IPo+1、IACo+1は
以下の様に表わせる。 IPo=α1・ΔVDo+α2・ΔVLo+IPo IACo+1=β1・ΔDo+β2・ΔVLo+IACo 第9図a,bに1次帯電器制御電流IPを3回修
正した場合の暗部電位の変化を示している。第9
図aは設定の較正係数が実際の係数よりも小さか
つた場合、第9図bは設定の較正係数が実際の係
数よりも大きかつた場合を示している。 本実施例に於いては修正回数を下表のように設
定した。
【表】
この様に設定することにより感光体上の表面電
位をより安定化させると同時にコピースピードの
低下を最小限におさえることが可能となる。 又、状態1では一次帯電器とAC帯電器の前回
の制御出力電流値を記憶しておいてその値により
一次帯電器とAC帯電器を制御しており、状態2
では前回の制御出力電流を感光体に流して表面電
位を検出し制御している。 しかし状態3及び状態4では第1回目の修正の
測定の際には感光体には前記基準電流IP1、IAC1を
流す。つまり状態3及び状態4では前回のコピー
の時の制御電流をリセツトし基準電流に戻して表
面電位を測定し出力電流の制御を行う。又、30秒
以上の放置時間が、1度もはいらずに連続して30
分コピー動作が行われた場合、30分経過した際1
回の修正を行う。 これは制御信号を記憶しておく記憶回路の性能
によるものでアナログメモリー(後述の積分回路
(第14図))の記憶情報が失われない範囲は、記
憶してから30分以内が望ましいことによる。30分
以上けい過した時は、記憶情報が、初期値に対し
て5%以上変化することがあるので一度リセツト
してから表面電位を再測定している。 <現像バイアス制御> 本実施例に於いては更に現像バイアス電圧の制
御を行つている。第10図aに説明の為の略断面
図を示す。 これは以下の方法で行う。原稿露光の直前に原
稿台ガラス54のわきに取り付けた標準白色板8
0を原稿露光用のハロゲンランプ46で照射し、
その散乱反射光をミラー44,53,55及びレ
ンズ52等を介してドラム47に照射する。この
照射光量は標準光量とし、その後ランプ46が移
動して実際に原稿を露光する際の露光量はオペレ
ータが任意に設定した露光量に変更される。表面
電位計67は、ドラム47の前記散乱反射光が照
射された部分の表面電位νLを測定し、前記測定値
νLにプラス50V加えた電圧を現像バイアス電圧VH
とする。 現像バイアス電圧VHによりトナーの電位は前
記バイアス電圧とほぼ同じになり例えば標準明部
電位すなわち前記測定値VLが−100Vのときトナ
ーの電位は−50Vとなりトナーとドラムは反発し
トナーはドラムに付着しない為原稿バツクグラウ
ンド部分のカブリを防ぎ常に安定した現像を行う
ことができ、その結果安定した画像を得ることが
できる。 又、本実施例では一般の原稿の白色部に相当す
る標準白色板80に標準光量を照射し、実際に原
稿を露光する際にはオペレータが任意に設定した
露光量に変更される為原稿バツクグラウンドが白
でなく色つきのもの等においても露光量によりド
ラムの明部表面電位を変化させ安定な画像を得る
ことができる。 <原稿露光ランプの調光> 原稿露光ランプ46の光量を調節する点灯調光
回路を第10図bに示す。図中K301は通常図
の如き状態のリレーで異常時ランプLA1への通
電をオフするものである。不図示のDCコントロ
ーラによるタイミング出力IEXPの1信号により
スイツチSW11がオンするとトライアツクTrを
作動してランプを点灯する。そのタイミングは第
11図のタイムチヤートを参照されたい。本装置
はランプLAの発光量を変えてコピー濃度を調節
するものである。そのためにトライアツクを濃度
調節手段VR106の変位量に応じて通電量の位
相制御して光量を変える調光回路を有する。 リレーK103は図の状態で抵抗VR106に
よる調光動作をさせ、逆の状態でレバー5にした
ときと同じ量(標準光量)の調光を行うものであ
る。標準光量信号SEXPによりスイツチSW12
がオンすると標準白色板にこの5の量の光を照射
してその明部電位(感光体上)を測定してその値
に応じた、現像ローラのバイアス電圧を決めるの
である。 以上の様に実際に露光に用いる原稿露光ランプ
で標準白色板80に標準光量を照射することによ
り現像バイアス電圧VHを決めている為に現像バ
イアス電圧の制御の精度が上がり、かつ原稿露光
直前に行つている為にコピースピードの低下をき
たすこともない。更に原稿露光の際にはオペレー
タが任意に設定した露光量に変更される為に原稿
バツクグラウンドが白でなく色つきのもの等にお
いてもカブリを生ずることなく安定な画像を得る
ことができる。 (表面電位制御シーケンス) 以上説明した画像形成及び表面電位制御を行う
為のタイムチヤートを第11図に示す。 第11図に於いてINTRはドラム上の残留電荷
を消去しドラムの感度を適正にする為の前回転
で、コピー動作前には必らず実行される。
CONTR−Nはドラムを放置時間に応じて定常状
態に持つていく為のドラム回転であつて同時に、
表面電位計でドラム1回転ごとに明部電位VLと
暗部電位VDを交互に測定し後述の表面電位制御
回路の働らきで、ドラム表面の電位を目標値に近
づけている。表面電位VD、VLの検出は1回転に
1回づつ行つているが複数回行うことも勿論可能
である。 CR1はドラム0.6回転で明部電位VLと暗部電位
VDの検出しコロナ帯電器の制御を行うドラム回
転である。 CR2はコピー開始直前のドラム回転であつて
原稿照明ランプからの標準光量で明部電位を測定
し現像ローラへのバイアス値を決定する為のもの
である。コピー開始の際は必らず実行される。
SCFWは光学系前進中を示す。つまり実際のコピ
ー動作回転を示す。 (回路構成) 以上説明した表面電位制御を実現する為の回路
を以下に説明する。 <表面電位検出処理回路> 第12図は、表面電位検出処理回路図である。 回路動作を説明する。 入力端子T1よりセンサモータドライブ信号
SWDが入力されるとセンサモータ駆動制御回路
CT1が動作し前記センサモータ82を駆動し前
記チヨツパ83が回転する。前記チヨツパ83が
回転すると前述したように前記測定電極85に感
光ドラム47の表面電位の絶対値に比例した振幅
の交流電圧が誘起される。前記交流電圧は、増幅
回路CT2で増幅され同期クランプ回路CT4の入
力端子に入力される。増幅回路CT2の出力波形
を第13図に示す。第13図に於いて第13図a
の実線は表面電位が正の場合、点線は負の場合を
示し、第13図bは前記発光ダイオード84と前
記フオトトランジスタ87により発生した同期信
号SYCを示している。同期信号SYCは同期増幅
回路CT3で増幅され前記同期クランプ回路CT4
に入力される。同期増幅回路CT3のもう一方の
出力端子は発光ダイオードLED6に接続されて
おり、前記発光ダイオードLED6は同期信号発
生時に点灯しセンサモータ82の回転を検出する
ものである。前記同期クランプ回路CT4は増幅
回路CT2からの交流電圧を同期増幅回路CT3の
出力の同期信号で零ボルトにクランプする回路で
ある。クランプのタイミングはチヨツパ83が電
位検知窓89を閉じている時に相当するのでドラ
ム表面電位が正の時は前記同期クランプ回路CT
4の出力は正、表面電位が負の時は出力は負とな
る。同期クランプ回路CT4の出力信号は平滑回
路CT5に入力され直流電圧に変換される。平滑
回路CT5の出力信号は標準明部表面電位νLホー
ルド回路CT7、明部表面電位VLホールド回路
CT8、暗部表面電位VDホールド回路CT9に入
力される。前記νLホールド回路CT7にはDCコン
トローラからのνL検出パルス信号νLCTPがパルス
回路CT6内のインバータINV1,2を介して入
力されており、前記信号νLCTPが出力されたと
きの平滑回路CT5の出力電圧を保持する。また
パルス回路CT6内の発光ダイオードLED4は前
記信号νLCTPが出力されたとき点灯する。同様
にVLホールド回路CT8はVL検出信号VLCTPが
出力されたときの平滑回路CT5の出力電圧を保
持し、発光ダイオードLED5は前記信号VLCTP
が出力されたとき点灯する。同様にVDホールド
回路CT9はVD検出信号VDCTPが出力されたと
きの平滑回路CT5の出力電圧を保持し、発光ダ
イオードLED3は前記信号VDCTPが出力された
とき点灯する。 前記νLホールド回路CT7の出力は出力端子T
2に出力される。又VLホールド回路CT8及びVD
ホールド回路CT9の出力は表示回路CT10及び
演算回路CT11に出力される。 表示回路CT10は前記プリアンプ回路CT2の
出力、前記νLホールド回路CT8の出力、及び前
記VDホールド回路の出力、を入力して表面電位
コントラスト電圧(VD−VL)が所定電圧以下で
ある場合発光ダイオードLED7、およびLED8
を点灯し、安定した画像を得ることができないこ
とを報知する。前記発光ダイオードLED7は前
記所定電圧を例えば+500Vと設定し前記電位コ
ントラスト電圧が500V以下のとき点灯し、LED
8は前記所定電圧を例えば+450Vと設定し電位
コントラスト電圧が450V以下のとき点灯する。
これら表示素子によつて特別な測定器がない場合
でも、表面電位が正常になつているかどうかを知
ることができる。また発光ダイオードLED9は
極性の正負にかかわらずドラム表面に電位が生じ
ていれば点灯する表示回路である。 演算回路CT11は前述の表面電位制御方式の
所で述べた演算を行う回路で、プラス帯電器と
AC帯電器に表面電位検出時に流した電流IPo、
IACoと次回に流すべき制御電流値IPo+1、IACo+1と
の差の電流値ΔIPo、ΔIACoを算出する。ΔIPo、
ΔIACoは各々次のように表わされる。 ΔIPo=IPo+1−IPo=α1・ΔVDo+
α2・ΔVLo ΔIACo=IACo+1−IACo=β1・ΔVDo
+β2・ΔVLo 演算回路CT11はCT11−aとCT11−b
内2つの回路に分かれており、CT11−aは前
記ホールド回路CT8,CT9の出力を増幅し演算
のための明部電位VLo、暗部電位VDoにシフトさ
せ、回路CT11−bにおくられる。回路CT11
−bは α1(VD0−VDo) …(1) β1(VD0−VDo) …(2) α2(VL0−VLo) …(3) β2(VL0−Vo) …(4) をそれぞれ算出し再度回路CT11−aに戻し (1)+(3)、 (2)+(4)、 の計算を行い積分回路CT12に出力する。 前
記積分回路CT12は第14図のような構成の回
路を明部電位用と暗部電位用と2つ有している。 第14図において端子T11にはセツト信号
SETが入力されており、端子T12にはリセツ
ト信号RESETが入力されている。スイツチSW
1,SW2は、アナログスイツチで前記セツト信
号SETが発生するとスイツチSW1が閉じ、前記
リセツト信号PESETが発生するとスイツチSW
2が閉じる。暗部電位検出信号VDCTPが発生す
ると単安定回路CT13が働きスイツチSW1が
閉じオペアンプQ1のマイナス入力端子にセツト
信号SETが入力される。これと同時にコンデン
サC1に充電され入力電圧V1が充電される。 又、先に前記状態3、状態4の時は初期設定を
行うと述べたように、この時初期設定信号ISPが
出力される。前記設定信号ISPはリセツト信号回
路CT14を介して積分回路リセツト信号として
積分回路CT12に入力され前記スイツチSW2
を閉じる。スイツチSW2が閉じるとコンデンサ
C1の充電電荷は抵抗R1により放電し出力端子
T14には基準電位12Vが出力される。なお、
スイツチSW1はコンデンサC1の完全充放電時
間に対して1/5の時間しか閉じていない為入力端
子T13の入力電圧viと基準電圧(12〔V〕)との
差の1/5だけ充放電される。 例えば最初のセツト信号SETが発生したとき
入力電圧vi1=14.5〔V〕とすると出力電圧vp1は
次のように表わせる。 vp1=12−vi1/5+12=−2.5/5+12=11.5[V
] 出力電圧vp1は11.5〔V〕となる。 次に2回目のセツト信号が発生したとき、入力
電圧vi2=9.5〔V〕とすると出力電圧vp2は同様に vp2=vp1−vi2/5+12 =11.5−9.5/5+12=12.4 [V] となる。修正回数に応じてこれをくり返す。つま
りスイツチSW1が閉じる前の出力電圧vpをvpo-1
とし次回の入力電圧viをvioとすると次回の出力電
圧vpoは vpo=vpo−vio/5+12 となり変化分の1/5が充電される。 ここで前述したように入力電圧viは前記差の電
流値△IPo、△IACoに相当し、出力電圧vpは制御電
流値IPo+1又はIACo+1に相当するものである。 前記出力電圧vpはマルチプレクサ回路CT15
に各々入力される。 マルチプレクサ回路CT15はパルス制御回路
CT16からの信号に応じて制御される。 パルス制御回路CT16はプリウエツトあるい
はスタンバイの期間、初期設定の期間、制御回転
あるいはコピー中の期間、コピー終了後の後回転
の期間とで異なる制御信号を2ビツト並列の信号
としてマルチプレクサ回路CT15に入力する。
マルチプレクサ回路CT15は前記期間別に接点
を変更する。マルチプレクサ回路CT15はそれ
ぞれ端子T3,T4より一次帯電器制御電圧VP、
AC帯電器制御電圧VACを出力する。 詳細に述べるとパルス制御回路CT16は初期
設定信号ISP、高圧制御パルスHVCP、後回転パ
ルスLRPの状態によりマルチプレクサ回路CT1
5の接点Xc、Ycを変換する様に制御する。入力
側の接点をXo、Yo(n=0、1、2、3)とした
時各パルス信号と入・出力接点の接続状態の真理
値表を下に示す。
位をより安定化させると同時にコピースピードの
低下を最小限におさえることが可能となる。 又、状態1では一次帯電器とAC帯電器の前回
の制御出力電流値を記憶しておいてその値により
一次帯電器とAC帯電器を制御しており、状態2
では前回の制御出力電流を感光体に流して表面電
位を検出し制御している。 しかし状態3及び状態4では第1回目の修正の
測定の際には感光体には前記基準電流IP1、IAC1を
流す。つまり状態3及び状態4では前回のコピー
の時の制御電流をリセツトし基準電流に戻して表
面電位を測定し出力電流の制御を行う。又、30秒
以上の放置時間が、1度もはいらずに連続して30
分コピー動作が行われた場合、30分経過した際1
回の修正を行う。 これは制御信号を記憶しておく記憶回路の性能
によるものでアナログメモリー(後述の積分回路
(第14図))の記憶情報が失われない範囲は、記
憶してから30分以内が望ましいことによる。30分
以上けい過した時は、記憶情報が、初期値に対し
て5%以上変化することがあるので一度リセツト
してから表面電位を再測定している。 <現像バイアス制御> 本実施例に於いては更に現像バイアス電圧の制
御を行つている。第10図aに説明の為の略断面
図を示す。 これは以下の方法で行う。原稿露光の直前に原
稿台ガラス54のわきに取り付けた標準白色板8
0を原稿露光用のハロゲンランプ46で照射し、
その散乱反射光をミラー44,53,55及びレ
ンズ52等を介してドラム47に照射する。この
照射光量は標準光量とし、その後ランプ46が移
動して実際に原稿を露光する際の露光量はオペレ
ータが任意に設定した露光量に変更される。表面
電位計67は、ドラム47の前記散乱反射光が照
射された部分の表面電位νLを測定し、前記測定値
νLにプラス50V加えた電圧を現像バイアス電圧VH
とする。 現像バイアス電圧VHによりトナーの電位は前
記バイアス電圧とほぼ同じになり例えば標準明部
電位すなわち前記測定値VLが−100Vのときトナ
ーの電位は−50Vとなりトナーとドラムは反発し
トナーはドラムに付着しない為原稿バツクグラウ
ンド部分のカブリを防ぎ常に安定した現像を行う
ことができ、その結果安定した画像を得ることが
できる。 又、本実施例では一般の原稿の白色部に相当す
る標準白色板80に標準光量を照射し、実際に原
稿を露光する際にはオペレータが任意に設定した
露光量に変更される為原稿バツクグラウンドが白
でなく色つきのもの等においても露光量によりド
ラムの明部表面電位を変化させ安定な画像を得る
ことができる。 <原稿露光ランプの調光> 原稿露光ランプ46の光量を調節する点灯調光
回路を第10図bに示す。図中K301は通常図
の如き状態のリレーで異常時ランプLA1への通
電をオフするものである。不図示のDCコントロ
ーラによるタイミング出力IEXPの1信号により
スイツチSW11がオンするとトライアツクTrを
作動してランプを点灯する。そのタイミングは第
11図のタイムチヤートを参照されたい。本装置
はランプLAの発光量を変えてコピー濃度を調節
するものである。そのためにトライアツクを濃度
調節手段VR106の変位量に応じて通電量の位
相制御して光量を変える調光回路を有する。 リレーK103は図の状態で抵抗VR106に
よる調光動作をさせ、逆の状態でレバー5にした
ときと同じ量(標準光量)の調光を行うものであ
る。標準光量信号SEXPによりスイツチSW12
がオンすると標準白色板にこの5の量の光を照射
してその明部電位(感光体上)を測定してその値
に応じた、現像ローラのバイアス電圧を決めるの
である。 以上の様に実際に露光に用いる原稿露光ランプ
で標準白色板80に標準光量を照射することによ
り現像バイアス電圧VHを決めている為に現像バ
イアス電圧の制御の精度が上がり、かつ原稿露光
直前に行つている為にコピースピードの低下をき
たすこともない。更に原稿露光の際にはオペレー
タが任意に設定した露光量に変更される為に原稿
バツクグラウンドが白でなく色つきのもの等にお
いてもカブリを生ずることなく安定な画像を得る
ことができる。 (表面電位制御シーケンス) 以上説明した画像形成及び表面電位制御を行う
為のタイムチヤートを第11図に示す。 第11図に於いてINTRはドラム上の残留電荷
を消去しドラムの感度を適正にする為の前回転
で、コピー動作前には必らず実行される。
CONTR−Nはドラムを放置時間に応じて定常状
態に持つていく為のドラム回転であつて同時に、
表面電位計でドラム1回転ごとに明部電位VLと
暗部電位VDを交互に測定し後述の表面電位制御
回路の働らきで、ドラム表面の電位を目標値に近
づけている。表面電位VD、VLの検出は1回転に
1回づつ行つているが複数回行うことも勿論可能
である。 CR1はドラム0.6回転で明部電位VLと暗部電位
VDの検出しコロナ帯電器の制御を行うドラム回
転である。 CR2はコピー開始直前のドラム回転であつて
原稿照明ランプからの標準光量で明部電位を測定
し現像ローラへのバイアス値を決定する為のもの
である。コピー開始の際は必らず実行される。
SCFWは光学系前進中を示す。つまり実際のコピ
ー動作回転を示す。 (回路構成) 以上説明した表面電位制御を実現する為の回路
を以下に説明する。 <表面電位検出処理回路> 第12図は、表面電位検出処理回路図である。 回路動作を説明する。 入力端子T1よりセンサモータドライブ信号
SWDが入力されるとセンサモータ駆動制御回路
CT1が動作し前記センサモータ82を駆動し前
記チヨツパ83が回転する。前記チヨツパ83が
回転すると前述したように前記測定電極85に感
光ドラム47の表面電位の絶対値に比例した振幅
の交流電圧が誘起される。前記交流電圧は、増幅
回路CT2で増幅され同期クランプ回路CT4の入
力端子に入力される。増幅回路CT2の出力波形
を第13図に示す。第13図に於いて第13図a
の実線は表面電位が正の場合、点線は負の場合を
示し、第13図bは前記発光ダイオード84と前
記フオトトランジスタ87により発生した同期信
号SYCを示している。同期信号SYCは同期増幅
回路CT3で増幅され前記同期クランプ回路CT4
に入力される。同期増幅回路CT3のもう一方の
出力端子は発光ダイオードLED6に接続されて
おり、前記発光ダイオードLED6は同期信号発
生時に点灯しセンサモータ82の回転を検出する
ものである。前記同期クランプ回路CT4は増幅
回路CT2からの交流電圧を同期増幅回路CT3の
出力の同期信号で零ボルトにクランプする回路で
ある。クランプのタイミングはチヨツパ83が電
位検知窓89を閉じている時に相当するのでドラ
ム表面電位が正の時は前記同期クランプ回路CT
4の出力は正、表面電位が負の時は出力は負とな
る。同期クランプ回路CT4の出力信号は平滑回
路CT5に入力され直流電圧に変換される。平滑
回路CT5の出力信号は標準明部表面電位νLホー
ルド回路CT7、明部表面電位VLホールド回路
CT8、暗部表面電位VDホールド回路CT9に入
力される。前記νLホールド回路CT7にはDCコン
トローラからのνL検出パルス信号νLCTPがパルス
回路CT6内のインバータINV1,2を介して入
力されており、前記信号νLCTPが出力されたと
きの平滑回路CT5の出力電圧を保持する。また
パルス回路CT6内の発光ダイオードLED4は前
記信号νLCTPが出力されたとき点灯する。同様
にVLホールド回路CT8はVL検出信号VLCTPが
出力されたときの平滑回路CT5の出力電圧を保
持し、発光ダイオードLED5は前記信号VLCTP
が出力されたとき点灯する。同様にVDホールド
回路CT9はVD検出信号VDCTPが出力されたと
きの平滑回路CT5の出力電圧を保持し、発光ダ
イオードLED3は前記信号VDCTPが出力された
とき点灯する。 前記νLホールド回路CT7の出力は出力端子T
2に出力される。又VLホールド回路CT8及びVD
ホールド回路CT9の出力は表示回路CT10及び
演算回路CT11に出力される。 表示回路CT10は前記プリアンプ回路CT2の
出力、前記νLホールド回路CT8の出力、及び前
記VDホールド回路の出力、を入力して表面電位
コントラスト電圧(VD−VL)が所定電圧以下で
ある場合発光ダイオードLED7、およびLED8
を点灯し、安定した画像を得ることができないこ
とを報知する。前記発光ダイオードLED7は前
記所定電圧を例えば+500Vと設定し前記電位コ
ントラスト電圧が500V以下のとき点灯し、LED
8は前記所定電圧を例えば+450Vと設定し電位
コントラスト電圧が450V以下のとき点灯する。
これら表示素子によつて特別な測定器がない場合
でも、表面電位が正常になつているかどうかを知
ることができる。また発光ダイオードLED9は
極性の正負にかかわらずドラム表面に電位が生じ
ていれば点灯する表示回路である。 演算回路CT11は前述の表面電位制御方式の
所で述べた演算を行う回路で、プラス帯電器と
AC帯電器に表面電位検出時に流した電流IPo、
IACoと次回に流すべき制御電流値IPo+1、IACo+1と
の差の電流値ΔIPo、ΔIACoを算出する。ΔIPo、
ΔIACoは各々次のように表わされる。 ΔIPo=IPo+1−IPo=α1・ΔVDo+
α2・ΔVLo ΔIACo=IACo+1−IACo=β1・ΔVDo
+β2・ΔVLo 演算回路CT11はCT11−aとCT11−b
内2つの回路に分かれており、CT11−aは前
記ホールド回路CT8,CT9の出力を増幅し演算
のための明部電位VLo、暗部電位VDoにシフトさ
せ、回路CT11−bにおくられる。回路CT11
−bは α1(VD0−VDo) …(1) β1(VD0−VDo) …(2) α2(VL0−VLo) …(3) β2(VL0−Vo) …(4) をそれぞれ算出し再度回路CT11−aに戻し (1)+(3)、 (2)+(4)、 の計算を行い積分回路CT12に出力する。 前
記積分回路CT12は第14図のような構成の回
路を明部電位用と暗部電位用と2つ有している。 第14図において端子T11にはセツト信号
SETが入力されており、端子T12にはリセツ
ト信号RESETが入力されている。スイツチSW
1,SW2は、アナログスイツチで前記セツト信
号SETが発生するとスイツチSW1が閉じ、前記
リセツト信号PESETが発生するとスイツチSW
2が閉じる。暗部電位検出信号VDCTPが発生す
ると単安定回路CT13が働きスイツチSW1が
閉じオペアンプQ1のマイナス入力端子にセツト
信号SETが入力される。これと同時にコンデン
サC1に充電され入力電圧V1が充電される。 又、先に前記状態3、状態4の時は初期設定を
行うと述べたように、この時初期設定信号ISPが
出力される。前記設定信号ISPはリセツト信号回
路CT14を介して積分回路リセツト信号として
積分回路CT12に入力され前記スイツチSW2
を閉じる。スイツチSW2が閉じるとコンデンサ
C1の充電電荷は抵抗R1により放電し出力端子
T14には基準電位12Vが出力される。なお、
スイツチSW1はコンデンサC1の完全充放電時
間に対して1/5の時間しか閉じていない為入力端
子T13の入力電圧viと基準電圧(12〔V〕)との
差の1/5だけ充放電される。 例えば最初のセツト信号SETが発生したとき
入力電圧vi1=14.5〔V〕とすると出力電圧vp1は
次のように表わせる。 vp1=12−vi1/5+12=−2.5/5+12=11.5[V
] 出力電圧vp1は11.5〔V〕となる。 次に2回目のセツト信号が発生したとき、入力
電圧vi2=9.5〔V〕とすると出力電圧vp2は同様に vp2=vp1−vi2/5+12 =11.5−9.5/5+12=12.4 [V] となる。修正回数に応じてこれをくり返す。つま
りスイツチSW1が閉じる前の出力電圧vpをvpo-1
とし次回の入力電圧viをvioとすると次回の出力電
圧vpoは vpo=vpo−vio/5+12 となり変化分の1/5が充電される。 ここで前述したように入力電圧viは前記差の電
流値△IPo、△IACoに相当し、出力電圧vpは制御電
流値IPo+1又はIACo+1に相当するものである。 前記出力電圧vpはマルチプレクサ回路CT15
に各々入力される。 マルチプレクサ回路CT15はパルス制御回路
CT16からの信号に応じて制御される。 パルス制御回路CT16はプリウエツトあるい
はスタンバイの期間、初期設定の期間、制御回転
あるいはコピー中の期間、コピー終了後の後回転
の期間とで異なる制御信号を2ビツト並列の信号
としてマルチプレクサ回路CT15に入力する。
マルチプレクサ回路CT15は前記期間別に接点
を変更する。マルチプレクサ回路CT15はそれ
ぞれ端子T3,T4より一次帯電器制御電圧VP、
AC帯電器制御電圧VACを出力する。 詳細に述べるとパルス制御回路CT16は初期
設定信号ISP、高圧制御パルスHVCP、後回転パ
ルスLRPの状態によりマルチプレクサ回路CT1
5の接点Xc、Ycを変換する様に制御する。入力
側の接点をXo、Yo(n=0、1、2、3)とした
時各パルス信号と入・出力接点の接続状態の真理
値表を下に示す。
【表】
入力側接点Xo、Yoの内容は以下の通りである。
【表】
また、制御パルスの発生タイミングチヤートを
第15図に示す。コピー停止中はXc、Ycはそれ
ぞれX0、Y0に接続される。X0、Y0は共に+18V
であるので、高圧電源は1次2次共に動作停止状
態になる。前回転前半ではXcYcはそれぞれX1、
Y1に接続される。X1、Y1は共に+12Vであるの
で、高圧電源は1次2次共に、標準電流を発生す
る状態になり、この時前記表面電位計にてドラム
の表面電位を検出する。次に前回転後半では、
Xc、YcはそれぞれX2、Y2に接続され、前回転前
半で測定したドラムの表面電位が目標表面電位に
対してずれている場合にその補正量がX2、Y2に
伝えられ、高圧電源は補正された高圧電流を帯電
器に供給する。次のコピーの段階でもこの状態が
保たれる。後回転の時は、Xc、YcはそれぞれX3、
Y3に接続されるのでX3は+18Vであるから1次
帯電器は動作を停止し、Y3は後回転制御信号と
なつて、AC帯電器に所定のコロナ電流を流しド
ラム表面に残つた電荷を取りのぞく。 前記マルチプレクサ回路CT15により出力さ
れた一次帯電器制御電圧VP、AC帯電器制御電圧
vACは第16図の帯電電圧制御回路に入力される。 <帯電電圧制御回路> 帯電電圧制御回路を説明する。1次帯電器制御
電圧VPはオペアンプQ5の反転入力端子に抵抗
R7を介して入力される。抵抗VR1からのオペ
アンプQ5の非反転入力端子にかかる電圧VFPと
前記補正電圧VPとの差電圧が−R6/R7倍されてオペ アンプQ5より出力される。一次帯電器駆動信号
HVT1が“H”の時は、オペアンプQ5の出力
はダーリントン電流増幅器AMP1のトランジス
タTr3をオンしない。つまりダーリントン電流
増幅器AMP1の出力は0である。前記信号
HVT1が“L”の時前記トランジスタTr3がオ
ンしてオペアンプQ5の出力電圧とほぼ同じ電圧
が1次高圧トランスTC1に出力される。1次ト
ランスTC1内の発振器Q1はトランジスタTr
1、Tr2を交互にオンする。変成器TS1は巻数
比に応じて2次側に昇圧し、2次出力をダイオー
ドD1で整流して1次帯電器51に印加する。一
次帯電器51を流れる1次コロナ電流IPは前記抵
抗R11で検出され、抵抗VR1を介してオペア
ンプQ5の非反転入力端子に入力され前記電圧
VFPと前記1次帯電器制御電圧VPが一致するよう
に一次コロナ電流IPが制御される。 同様にAC帯電器制御電圧VACはオペアンプQ
7の反転入力端子に抵抗R10を介して入力され
る。抵抗VR2からのオペアンプQ7の非反転入
力端子にかかる電圧VFACと前記補正電圧VACとの
差電圧が−R9/R10倍されてオペアンプQ7より出 力される。AC帯電器駆動信号HVT2が“H”
の時はオペアンプQ7の出力はダーリントン電流
増幅器AMP2のトランジスタTr5をオンしな
い。つまりダーリントン電流増幅器AMP2の出
力は0である。前記信号HVT2が“L”の時前
記トランジスタTr5がオンしてオペアンプQ7
の出力電圧とほぼ同じ電圧がAC高圧トランスTC
2に出力される。2次高圧トランスTC2内の発
振器Q2はトランジスタTr7,Tr8を交互にオ
ンする。変成器TS2は巻数比に応じて2次側に
昇圧し2次側出力をダイオードD12で整流して
直流分出力としてとりだす。又、交流電圧発生器
ACSは交流発振器Q3と変成器TS2により交流
高電圧を出力し前記直流分出力と重畳して2次帯
電器69に出力する。AC帯電器を流れるACコロ
ナ電流IACは抵抗R12で検出される。該検出出
力は増幅器AMP3で増幅されたのち、平滑回路
RECで正負両成分の差のみ検出して直流増幅器
AMP4で増幅される。更に前記検出出力は前記
増幅器AMP4で増幅された後抵抗VR2を介し
てオペアンプQ7の非反転入力端子に入力され、
前述の如く前記電圧VFACと前記AC補正電圧VAC
が一致するようにACコロナ電流IACを制御するも
のである。 以上の如く本実施例は表面電位の検出出力とコ
ロナ電流の検出出力とによりコロナ電流値を一定
に制御している為、1時的な環境変化による帯電
器負荷変動或はコロナ放電装置の電源変動を補正
しコロナ電流を一定に保つことができると共にド
ラム劣化等の経時的変化によるコロナ電流に対す
る表面電位の変動の補正も可能である。 又、スイツチSW21,SW22を切り換える
ことにより制御電圧VP、VACにかかわらず入力電
圧を所定電圧に設定することも可能である。 <リミツタ回路> 更に本実施例では事故防止の為に出力制限手段
としてのリミツタ回路LIM1,LIM2を設けて
いる。リミツタ回路LIM1、LIM2の動作につ
いて説明する。演算増幅器Q14及び抵抗R39
はバツフア回路で、電源電圧を抵抗R31,R3
8及び可変抵抗器VR31で分割した電圧をQ1
4の出力に得る。Q14の出力電圧はVR31を
調整して、リミツタを利かせようとするAC帯電
器制御信号VACの最大値VAC MAXよりも、0.6V高
い値に設定しておく。演算増幅器Q7はインバー
タであり、AC帯電器制御信号VACが下がれば高
圧出力電流が増加する関係にある。AC帯電器制
御電圧VACが最小値VAC MINよりも下がろうとす
ると、ダイオードD31がONして制御信号VAC
はR10及び低抵抗R41を通じてQ14の出力
に接続される。Q14の出力電圧は、ほとんど一
定であり、また抵抗R41がR10に対して十分
小さければ高圧出力電流はそれ以上増加しなくな
り、リミツタがかかる訳である。ダイオードD3
1がONしてリミツタがかかつている状態の時に
は、コンパレーター15が反転してLED31が
点灯してリミツタの動作が確認できる。1次帯電
器のリミツタ回路LIM1の動作機構もAC帯電器
のリミツタ回路LIM2の動作とまつたく同様で
ある。リミツタ回路を設ける理由は、各帯電器の
コロナ電流が異常に大きくならない様にすること
である。リミツタ回路LIM1,LIM2が動作す
るのは前記1次帯電器、AC帯電器に所定電流を
流しても目標表面電位に達しなかつた為であり、
ドラムが劣化している場合特にこのような事態と
なる。したがつて、発光ダイオードLED30,
LED31はリミツタ回路LIM1,LIM2の動作
を表示とすると同時にドラム劣化の監視を行つて
いる。又、帯電器の電極がドラム面に接近しすぎ
ていたり、帯電器とドラム面との間に紙などの異
物が入つたり、あるいはまた帯電器の電極が切断
してドラム表面に接触した時などには、帯電器の
電極はコロナ放電ではなくグロー放電に変わる。
そうすると過大電流が流れてドラム表面を破損す
る恐れがある。上記リミツタ回路を設けることに
より上述の如き欠点を防止することもできる。 <現像バイアス制御回路> 次に現像ローラバイアス電圧VHを制御する制
御回路を第17図の回路図に基いて説明する。 端子T2には前記νLホールド回路CT7の出力
が入力されている。端子T6にはドラム回転を示
すメインモータドライブ信号DRMD、端子T7
には原稿に対応する潜像を現像中に発生するロー
ラバイアス制御信号RBTPが入力されている。
ドラム回転中で潜像現像中は前記信号DRMD、
RBTPは共に“H”である為トランジスタTr1
7,Tr18はオンとなり、デプレツシヨン型ジ
ヤンクシヨンFETQ12,Q13のゲートは0V
になるので、FETQ12,Q13は共にオフとな
る。したがつてオペアンプQ11に入力される信
号は抵抗R115、VR13を介した前記出力電
圧VLである。オペアンプQ11の出力はトラン
ジスタTr15,Tr16で構成される電流ブース
タを経てトランスT12の1次コイルの定点に加
えられ、後述のインバータ回路VINV、SINVに
より現像バイアス電圧VHが前記出力電圧VLに応
じて可変となる。この時現像バイアス電圧VHは
ドラム上の標準明部電位に対して+50Vになるよ
うにインバータ回路SINV、VINVで制御され
る。 又ドラム回転中で潜像を行つていない時は
DRMDは“H”、RBTPは“L”となる為トラン
ジスタTr17はオンしてTr18はオフするの
で、前記FETQ12はオフし、Q13はオンす
る。FETQ13がオンするとオペアンプQ11に
は可変抵抗VR15で決まる所定電圧が入力さ
れ、トランスT12には前記所定電圧に対応する
固定電圧が前記電流ブースタを介して入力され
る。この時可変抵抗VR15で決まる所定電圧は
前記バイアス電圧VHが−75Vになるような値に
設定されている。 ドラム回転中で現像中でない時はドラムに現像
材がつくのを防止している。又、ドラムが回転し
ていない時にはDRMD、RBTP共に“L”であ
る。この時トランジスタTr17はオフしトラン
ジスタTr18はダイオードD27を介してオン
するので前記FETQ12はオンし、Q13はオフ
する。FETQ12がオンするとオペアンプQ11
には可変抵抗VR14で決まる所定電圧が入力さ
れトランスT12には前記所定電圧に対応する固
定電圧が前記電流ブースタを介して入力される。 この時可変抵抗VR14で決まる所定電圧は現
像バイアス電圧VHがOVになるような値に設定さ
れている。これはドラムが回転していない時には
電荷を有する液体現像剤が淀むのを防止してい
る。 以上のように現像ローラバイアス電圧VHを制
御状態に応じて変化させ潜像現像中は表面電位検
出出力によりバイアス電圧VHを制御している為
より安定な現像が可能となつた。 次に固定電圧出力のインバータトランス回路
SINV(以下固定インバータ回路)および出力可
変のインバータトランス回路VINV(以下可変イ
ンバータ回路)の動作を説明する。 固定インバータ回路SINVの回路動作を説明す
る。電源が変成器T11の1次巻線の定点に供給
されると、トランジスタTr11又はTr12のど
ちらかがオンし始める。トランジスタTr11が
オンしたとすると、トランジスタTr11のコレ
クタ電流が増加し、トランジスタTr12のコレ
クタ側のコイルには前記コレクタ電流の増加分に
応じた逆起電力が発生し、トランジスタTr11
のベース電位を正にもつていく。この為トランジ
スタTr11のコレクタ電流は更に増加する。つ
まりトランジスタTr11には正帰還がかかつて
おり、抵抗R103,R104、変成器T11の
インダクタンスによつて決まる時定数でトランジ
スタTr11は飽和する。前記トランジスタTr1
1のコレクタ電流が飽和すると、変成器T11の
1次側コイルの逆起電力は0となり、トランジス
タTr11はオフしコレクタ電流が減少し、変成
器T11の1次側コイルにはコレクタ電流の減少
分に応じた逆起電力が発生し、トランジスタTr
12をオンする。以下同様にトランジスタTr1
1,Tr12は交互にオン、オフをくり返す。こ
こでダイオードD21,D22はトランジスタ
Tr11,Tr12のベース保護用のダイオードで
ある。 抵抗R105はトランジスタTr11、Tr12
のhFEのバラツキによるコレクタ電流のバラツキ
を防ぎ発振のデユーテイー比が1:1でなくなる
のを防止するための抵抗である。変成器T11の
1次側コイルに誘起される電圧の発振振幅は、変
成器T11の中点に印加されている電圧の約2倍
となる。1次側コイルに誘起された電圧は、変成
器T11の巻数で決まる電圧に昇圧されダイオー
ドD25、コンデンサC23で整流平滑され、直
流高圧電圧が出力される。 同様に、可変インバータ回路VINVの動作もほ
ぼ同様であるが変成器T12の中点に供給される
電圧が入力信号に応じて変化するため、変成器T
12の出力電圧は入力信号に応じて変動する。 <固定インバータ回路及び可変インバータ回路の
入出力特性> 第18図に高圧出力電圧を示す。第18図に於
いて縦軸は高圧出力電圧Vputで横軸は前記変成器
T12の定点に入力される入力電圧Vioを示す。
前記固定インバータ回路SINVより出力電圧Vsは
前記入力電圧Vioに対して常に一定であり、前記
可変インバータ回路の出力電圧Vvは入力電圧Vio
に対して直線的に変化する。したがつて出力電圧
Vs、Vvを重畳した実際の現像バイアス電圧VHは
入力電圧に対して正から負まで直線的に変化す
る。 以上のように現像バイアス電圧VHを正から負
まで直線的に変化させることが可能となつた為原
稿の背景に対応する感光体の潜像電位が正であつ
ても負であつてもその制御が容易となり、しかも
上述の如きインバータ回路を用いているので装置
の小型化が可能となつたものである。 (発明の効果) 以上の様に本発明によれば、帯電条件の適正化
後適正化された帯電条件のもとでしかも設定光量
には拘らず標準光量で基準部材を露光し、それに
より形成される表面電位に応じて現像バイアス電
圧を決定し、又原稿露光時には任意に設定された
露光量で原稿を露光する様にしたので、極めて精
度良く表面電位の検出及び現像バイアス電圧設定
が可能となり、所望濃度の適正な原稿複写を行う
ことが可能になる。
第15図に示す。コピー停止中はXc、Ycはそれ
ぞれX0、Y0に接続される。X0、Y0は共に+18V
であるので、高圧電源は1次2次共に動作停止状
態になる。前回転前半ではXcYcはそれぞれX1、
Y1に接続される。X1、Y1は共に+12Vであるの
で、高圧電源は1次2次共に、標準電流を発生す
る状態になり、この時前記表面電位計にてドラム
の表面電位を検出する。次に前回転後半では、
Xc、YcはそれぞれX2、Y2に接続され、前回転前
半で測定したドラムの表面電位が目標表面電位に
対してずれている場合にその補正量がX2、Y2に
伝えられ、高圧電源は補正された高圧電流を帯電
器に供給する。次のコピーの段階でもこの状態が
保たれる。後回転の時は、Xc、YcはそれぞれX3、
Y3に接続されるのでX3は+18Vであるから1次
帯電器は動作を停止し、Y3は後回転制御信号と
なつて、AC帯電器に所定のコロナ電流を流しド
ラム表面に残つた電荷を取りのぞく。 前記マルチプレクサ回路CT15により出力さ
れた一次帯電器制御電圧VP、AC帯電器制御電圧
vACは第16図の帯電電圧制御回路に入力される。 <帯電電圧制御回路> 帯電電圧制御回路を説明する。1次帯電器制御
電圧VPはオペアンプQ5の反転入力端子に抵抗
R7を介して入力される。抵抗VR1からのオペ
アンプQ5の非反転入力端子にかかる電圧VFPと
前記補正電圧VPとの差電圧が−R6/R7倍されてオペ アンプQ5より出力される。一次帯電器駆動信号
HVT1が“H”の時は、オペアンプQ5の出力
はダーリントン電流増幅器AMP1のトランジス
タTr3をオンしない。つまりダーリントン電流
増幅器AMP1の出力は0である。前記信号
HVT1が“L”の時前記トランジスタTr3がオ
ンしてオペアンプQ5の出力電圧とほぼ同じ電圧
が1次高圧トランスTC1に出力される。1次ト
ランスTC1内の発振器Q1はトランジスタTr
1、Tr2を交互にオンする。変成器TS1は巻数
比に応じて2次側に昇圧し、2次出力をダイオー
ドD1で整流して1次帯電器51に印加する。一
次帯電器51を流れる1次コロナ電流IPは前記抵
抗R11で検出され、抵抗VR1を介してオペア
ンプQ5の非反転入力端子に入力され前記電圧
VFPと前記1次帯電器制御電圧VPが一致するよう
に一次コロナ電流IPが制御される。 同様にAC帯電器制御電圧VACはオペアンプQ
7の反転入力端子に抵抗R10を介して入力され
る。抵抗VR2からのオペアンプQ7の非反転入
力端子にかかる電圧VFACと前記補正電圧VACとの
差電圧が−R9/R10倍されてオペアンプQ7より出 力される。AC帯電器駆動信号HVT2が“H”
の時はオペアンプQ7の出力はダーリントン電流
増幅器AMP2のトランジスタTr5をオンしな
い。つまりダーリントン電流増幅器AMP2の出
力は0である。前記信号HVT2が“L”の時前
記トランジスタTr5がオンしてオペアンプQ7
の出力電圧とほぼ同じ電圧がAC高圧トランスTC
2に出力される。2次高圧トランスTC2内の発
振器Q2はトランジスタTr7,Tr8を交互にオ
ンする。変成器TS2は巻数比に応じて2次側に
昇圧し2次側出力をダイオードD12で整流して
直流分出力としてとりだす。又、交流電圧発生器
ACSは交流発振器Q3と変成器TS2により交流
高電圧を出力し前記直流分出力と重畳して2次帯
電器69に出力する。AC帯電器を流れるACコロ
ナ電流IACは抵抗R12で検出される。該検出出
力は増幅器AMP3で増幅されたのち、平滑回路
RECで正負両成分の差のみ検出して直流増幅器
AMP4で増幅される。更に前記検出出力は前記
増幅器AMP4で増幅された後抵抗VR2を介し
てオペアンプQ7の非反転入力端子に入力され、
前述の如く前記電圧VFACと前記AC補正電圧VAC
が一致するようにACコロナ電流IACを制御するも
のである。 以上の如く本実施例は表面電位の検出出力とコ
ロナ電流の検出出力とによりコロナ電流値を一定
に制御している為、1時的な環境変化による帯電
器負荷変動或はコロナ放電装置の電源変動を補正
しコロナ電流を一定に保つことができると共にド
ラム劣化等の経時的変化によるコロナ電流に対す
る表面電位の変動の補正も可能である。 又、スイツチSW21,SW22を切り換える
ことにより制御電圧VP、VACにかかわらず入力電
圧を所定電圧に設定することも可能である。 <リミツタ回路> 更に本実施例では事故防止の為に出力制限手段
としてのリミツタ回路LIM1,LIM2を設けて
いる。リミツタ回路LIM1、LIM2の動作につ
いて説明する。演算増幅器Q14及び抵抗R39
はバツフア回路で、電源電圧を抵抗R31,R3
8及び可変抵抗器VR31で分割した電圧をQ1
4の出力に得る。Q14の出力電圧はVR31を
調整して、リミツタを利かせようとするAC帯電
器制御信号VACの最大値VAC MAXよりも、0.6V高
い値に設定しておく。演算増幅器Q7はインバー
タであり、AC帯電器制御信号VACが下がれば高
圧出力電流が増加する関係にある。AC帯電器制
御電圧VACが最小値VAC MINよりも下がろうとす
ると、ダイオードD31がONして制御信号VAC
はR10及び低抵抗R41を通じてQ14の出力
に接続される。Q14の出力電圧は、ほとんど一
定であり、また抵抗R41がR10に対して十分
小さければ高圧出力電流はそれ以上増加しなくな
り、リミツタがかかる訳である。ダイオードD3
1がONしてリミツタがかかつている状態の時に
は、コンパレーター15が反転してLED31が
点灯してリミツタの動作が確認できる。1次帯電
器のリミツタ回路LIM1の動作機構もAC帯電器
のリミツタ回路LIM2の動作とまつたく同様で
ある。リミツタ回路を設ける理由は、各帯電器の
コロナ電流が異常に大きくならない様にすること
である。リミツタ回路LIM1,LIM2が動作す
るのは前記1次帯電器、AC帯電器に所定電流を
流しても目標表面電位に達しなかつた為であり、
ドラムが劣化している場合特にこのような事態と
なる。したがつて、発光ダイオードLED30,
LED31はリミツタ回路LIM1,LIM2の動作
を表示とすると同時にドラム劣化の監視を行つて
いる。又、帯電器の電極がドラム面に接近しすぎ
ていたり、帯電器とドラム面との間に紙などの異
物が入つたり、あるいはまた帯電器の電極が切断
してドラム表面に接触した時などには、帯電器の
電極はコロナ放電ではなくグロー放電に変わる。
そうすると過大電流が流れてドラム表面を破損す
る恐れがある。上記リミツタ回路を設けることに
より上述の如き欠点を防止することもできる。 <現像バイアス制御回路> 次に現像ローラバイアス電圧VHを制御する制
御回路を第17図の回路図に基いて説明する。 端子T2には前記νLホールド回路CT7の出力
が入力されている。端子T6にはドラム回転を示
すメインモータドライブ信号DRMD、端子T7
には原稿に対応する潜像を現像中に発生するロー
ラバイアス制御信号RBTPが入力されている。
ドラム回転中で潜像現像中は前記信号DRMD、
RBTPは共に“H”である為トランジスタTr1
7,Tr18はオンとなり、デプレツシヨン型ジ
ヤンクシヨンFETQ12,Q13のゲートは0V
になるので、FETQ12,Q13は共にオフとな
る。したがつてオペアンプQ11に入力される信
号は抵抗R115、VR13を介した前記出力電
圧VLである。オペアンプQ11の出力はトラン
ジスタTr15,Tr16で構成される電流ブース
タを経てトランスT12の1次コイルの定点に加
えられ、後述のインバータ回路VINV、SINVに
より現像バイアス電圧VHが前記出力電圧VLに応
じて可変となる。この時現像バイアス電圧VHは
ドラム上の標準明部電位に対して+50Vになるよ
うにインバータ回路SINV、VINVで制御され
る。 又ドラム回転中で潜像を行つていない時は
DRMDは“H”、RBTPは“L”となる為トラン
ジスタTr17はオンしてTr18はオフするの
で、前記FETQ12はオフし、Q13はオンす
る。FETQ13がオンするとオペアンプQ11に
は可変抵抗VR15で決まる所定電圧が入力さ
れ、トランスT12には前記所定電圧に対応する
固定電圧が前記電流ブースタを介して入力され
る。この時可変抵抗VR15で決まる所定電圧は
前記バイアス電圧VHが−75Vになるような値に
設定されている。 ドラム回転中で現像中でない時はドラムに現像
材がつくのを防止している。又、ドラムが回転し
ていない時にはDRMD、RBTP共に“L”であ
る。この時トランジスタTr17はオフしトラン
ジスタTr18はダイオードD27を介してオン
するので前記FETQ12はオンし、Q13はオフ
する。FETQ12がオンするとオペアンプQ11
には可変抵抗VR14で決まる所定電圧が入力さ
れトランスT12には前記所定電圧に対応する固
定電圧が前記電流ブースタを介して入力される。 この時可変抵抗VR14で決まる所定電圧は現
像バイアス電圧VHがOVになるような値に設定さ
れている。これはドラムが回転していない時には
電荷を有する液体現像剤が淀むのを防止してい
る。 以上のように現像ローラバイアス電圧VHを制
御状態に応じて変化させ潜像現像中は表面電位検
出出力によりバイアス電圧VHを制御している為
より安定な現像が可能となつた。 次に固定電圧出力のインバータトランス回路
SINV(以下固定インバータ回路)および出力可
変のインバータトランス回路VINV(以下可変イ
ンバータ回路)の動作を説明する。 固定インバータ回路SINVの回路動作を説明す
る。電源が変成器T11の1次巻線の定点に供給
されると、トランジスタTr11又はTr12のど
ちらかがオンし始める。トランジスタTr11が
オンしたとすると、トランジスタTr11のコレ
クタ電流が増加し、トランジスタTr12のコレ
クタ側のコイルには前記コレクタ電流の増加分に
応じた逆起電力が発生し、トランジスタTr11
のベース電位を正にもつていく。この為トランジ
スタTr11のコレクタ電流は更に増加する。つ
まりトランジスタTr11には正帰還がかかつて
おり、抵抗R103,R104、変成器T11の
インダクタンスによつて決まる時定数でトランジ
スタTr11は飽和する。前記トランジスタTr1
1のコレクタ電流が飽和すると、変成器T11の
1次側コイルの逆起電力は0となり、トランジス
タTr11はオフしコレクタ電流が減少し、変成
器T11の1次側コイルにはコレクタ電流の減少
分に応じた逆起電力が発生し、トランジスタTr
12をオンする。以下同様にトランジスタTr1
1,Tr12は交互にオン、オフをくり返す。こ
こでダイオードD21,D22はトランジスタ
Tr11,Tr12のベース保護用のダイオードで
ある。 抵抗R105はトランジスタTr11、Tr12
のhFEのバラツキによるコレクタ電流のバラツキ
を防ぎ発振のデユーテイー比が1:1でなくなる
のを防止するための抵抗である。変成器T11の
1次側コイルに誘起される電圧の発振振幅は、変
成器T11の中点に印加されている電圧の約2倍
となる。1次側コイルに誘起された電圧は、変成
器T11の巻数で決まる電圧に昇圧されダイオー
ドD25、コンデンサC23で整流平滑され、直
流高圧電圧が出力される。 同様に、可変インバータ回路VINVの動作もほ
ぼ同様であるが変成器T12の中点に供給される
電圧が入力信号に応じて変化するため、変成器T
12の出力電圧は入力信号に応じて変動する。 <固定インバータ回路及び可変インバータ回路の
入出力特性> 第18図に高圧出力電圧を示す。第18図に於
いて縦軸は高圧出力電圧Vputで横軸は前記変成器
T12の定点に入力される入力電圧Vioを示す。
前記固定インバータ回路SINVより出力電圧Vsは
前記入力電圧Vioに対して常に一定であり、前記
可変インバータ回路の出力電圧Vvは入力電圧Vio
に対して直線的に変化する。したがつて出力電圧
Vs、Vvを重畳した実際の現像バイアス電圧VHは
入力電圧に対して正から負まで直線的に変化す
る。 以上のように現像バイアス電圧VHを正から負
まで直線的に変化させることが可能となつた為原
稿の背景に対応する感光体の潜像電位が正であつ
ても負であつてもその制御が容易となり、しかも
上述の如きインバータ回路を用いているので装置
の小型化が可能となつたものである。 (発明の効果) 以上の様に本発明によれば、帯電条件の適正化
後適正化された帯電条件のもとでしかも設定光量
には拘らず標準光量で基準部材を露光し、それに
より形成される表面電位に応じて現像バイアス電
圧を決定し、又原稿露光時には任意に設定された
露光量で原稿を露光する様にしたので、極めて精
度良く表面電位の検出及び現像バイアス電圧設定
が可能となり、所望濃度の適正な原稿複写を行う
ことが可能になる。
第1図aは本発明を適用しうる複写装置の断面
図、第1図bはブランク露光ランプ70付近の平
面図、第2図は感光ドラムの各部における表面電
位を示す特性図、第3図、第4図は表面電位の変
化を示す特性図、第5図は表面電位計の側断面
図、第6図は第5図のX−X′線に沿う断面図、
第7図は第5図のY−Y′線に沿う断面図、第8
図は円筒型チヨツパの斜視図、第9図a、第9図
bは暗部表面電位の変化を示す図、第10図aは
現像バイアス制御に関する複写装置の略断面図、
第10図bは原稿露光ランプの点灯調光回路図、
第11図は画像形成及び表面電位制御のタイムチ
ヤート、第12図は表面電位検出処理回路、第1
3図は増幅回路CT2および同期信号の出力波形
図、第14図は積分回路図、第15図は制御パル
ス発生タイミングチヤート、第16図は帯電電圧
制御回路図、第17図は現像バイアス制御回路
図、第18図は高圧出力電圧の波形図である。 図において、47は感光ドラム、71はメイン
モータ、46は原稿照明ランプ、51は1次帯電
器、69はAC帯電器、70はブランク露光ラン
プ、65は現像ローラ、67は表面電位計を各々
示す。
図、第1図bはブランク露光ランプ70付近の平
面図、第2図は感光ドラムの各部における表面電
位を示す特性図、第3図、第4図は表面電位の変
化を示す特性図、第5図は表面電位計の側断面
図、第6図は第5図のX−X′線に沿う断面図、
第7図は第5図のY−Y′線に沿う断面図、第8
図は円筒型チヨツパの斜視図、第9図a、第9図
bは暗部表面電位の変化を示す図、第10図aは
現像バイアス制御に関する複写装置の略断面図、
第10図bは原稿露光ランプの点灯調光回路図、
第11図は画像形成及び表面電位制御のタイムチ
ヤート、第12図は表面電位検出処理回路、第1
3図は増幅回路CT2および同期信号の出力波形
図、第14図は積分回路図、第15図は制御パル
ス発生タイミングチヤート、第16図は帯電電圧
制御回路図、第17図は現像バイアス制御回路
図、第18図は高圧出力電圧の波形図である。 図において、47は感光ドラム、71はメイン
モータ、46は原稿照明ランプ、51は1次帯電
器、69はAC帯電器、70はブランク露光ラン
プ、65は現像ローラ、67は表面電位計を各々
示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 記録体を帯電する帯電手段と原稿を露光する
第1露光手段を有し前記記録体上に原稿像に応じ
た静電潜像を形成する潜像形成手段と、 前記記録体上に形成された静電潜像を現像する
現像手段と、 前記記録体の非画像領域を露光する第2露光手
段と、 前記第1露光手段の露光量を所定の範囲内で任
意に設定することが可能な設定手段と、 前記記録体の表面電位を検出する検出手段と、 基準の濃度を有する基準部材と、 前記第1露光手段を消灯した状態で前記第2露
光手段をオン、オフすることにより前記記録体上
に形成される明部表面電位及び暗部表面電位を前
記検出手段により検出しその検出値に応じて前記
帯電手段の出力電流を制御し、その後制御された
帯電条件の基で前記基準部材を前記第1露光手段
により露光することによつて、前記記録体上に形
成される明部表面電位を前記検出手段により検出
しその検出値に応じて前記現像手段に印加する現
像バイアス電圧を決定する制御手段と、 前記制御手段による前記帯電手段の出力電流制
御時には前記第1露光手段を消灯し、前記現像バ
イアス電圧決定時には前記設定手段に拘りなく前
記第1露光手段の露光量を標準光量とし、原稿露
光時には前記第1露光手段の露光量を前記設定手
段により設定された露光量とする光量調整手段
と、 を有することを特徴とする電子複写装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10304278A JPS5529862A (en) | 1978-08-24 | 1978-08-24 | Electrocopying apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10304278A JPS5529862A (en) | 1978-08-24 | 1978-08-24 | Electrocopying apparatus |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5529862A JPS5529862A (en) | 1980-03-03 |
| JPH024902B2 true JPH024902B2 (ja) | 1990-01-30 |
Family
ID=14343601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10304278A Granted JPS5529862A (en) | 1978-08-24 | 1978-08-24 | Electrocopying apparatus |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5529862A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57104157A (en) * | 1980-12-19 | 1982-06-29 | Canon Inc | Variable magnitude copying machine |
| JPS57118256A (en) * | 1981-01-14 | 1982-07-23 | Canon Inc | Electrostatic recorder |
| JPS57181562A (en) * | 1981-05-02 | 1982-11-09 | Minolta Camera Co Ltd | Transfer type electrophotographic copier |
| US4678317A (en) * | 1985-11-04 | 1987-07-07 | Savin Corporation | Charge and bias control system for electrophotographic copier |
-
1978
- 1978-08-24 JP JP10304278A patent/JPS5529862A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5529862A (en) | 1980-03-03 |
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