JPH024967B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH024967B2 JPH024967B2 JP56169627A JP16962781A JPH024967B2 JP H024967 B2 JPH024967 B2 JP H024967B2 JP 56169627 A JP56169627 A JP 56169627A JP 16962781 A JP16962781 A JP 16962781A JP H024967 B2 JPH024967 B2 JP H024967B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silver
- electrical contact
- composite electrical
- brazing
- rivet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
- Manufacture Of Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は銀を接点金属とするリベツト型複合電
気接点の製造方法に於いて、接点金属となる銀線
材の改良に関するものである。一般の銀地金は
JISに規定される通り、純度99.95重量%以上のも
のが使用されている。
気接点の製造方法に於いて、接点金属となる銀線
材の改良に関するものである。一般の銀地金は
JISに規定される通り、純度99.95重量%以上のも
のが使用されている。
一般に第1図に示す様な、銀を接点金属1とし
卑金属材料より成る台材2に接合した所謂複合電
気接点3を製造するには、第2図に示す様に、所
望の線径及び長さと成した接点金属1と台材2と
の接合面に銀ろう等のろう材4を挟み、この状態
にてろう材4が溶融する温度にまで加熱して、接
点金属1と台材2とをろう付により接合した後、
ヘツダー加工等の加工工程を経て、所望する形状
の複合電気接点3と成されるものである。
卑金属材料より成る台材2に接合した所謂複合電
気接点3を製造するには、第2図に示す様に、所
望の線径及び長さと成した接点金属1と台材2と
の接合面に銀ろう等のろう材4を挟み、この状態
にてろう材4が溶融する温度にまで加熱して、接
点金属1と台材2とをろう付により接合した後、
ヘツダー加工等の加工工程を経て、所望する形状
の複合電気接点3と成されるものである。
ところで、接点金属1と台材2とをろう材4を
用いて接合するには、ろう材4が溶融する温度即
ち少なくとも700℃以上の温度にまで加熱しなけ
ればならず、この様に700℃以上の温度にて加熱
した場合、接点金属1となる銀の結晶粒が粗大化
してしまうことになり、その後のヘツダー加工等
の際にオレンジ・ピールが発生してしまう場合が
あつた。この様にオレンジ・ピールが発生する
と、ヘツダー加工等の際にその加工性が部分的に
異なるものとなり、その結果形状が不均一とな
り、所望する形状の電気接点が得られないという
欠点があつた。
用いて接合するには、ろう材4が溶融する温度即
ち少なくとも700℃以上の温度にまで加熱しなけ
ればならず、この様に700℃以上の温度にて加熱
した場合、接点金属1となる銀の結晶粒が粗大化
してしまうことになり、その後のヘツダー加工等
の際にオレンジ・ピールが発生してしまう場合が
あつた。この様にオレンジ・ピールが発生する
と、ヘツダー加工等の際にその加工性が部分的に
異なるものとなり、その結果形状が不均一とな
り、所望する形状の電気接点が得られないという
欠点があつた。
本発明はこの様な欠点に鑑みて成されたもので
あり、銀の持つ電気的特性を損なわず、然もろう
付作業等の様に外部から熱が加えられてもオレン
ジ・ピールの発生しないリベツト型複合電気接点
の製造方法を提供せんとするものである。
あり、銀の持つ電気的特性を損なわず、然もろう
付作業等の様に外部から熱が加えられてもオレン
ジ・ピールの発生しないリベツト型複合電気接点
の製造方法を提供せんとするものである。
以下本発明より成るリベツト型複合電気接点の
製造方法について説明すると、重量%で99.95〜
99.998%の純度の銀を500〜850℃にて酸化性雰囲
気中にて加熱してニツケル、カドミウム、スズ、
マンガンを選択酸化して表面層のみ厚さが線材直
径の1/30以上の内部酸化層を予め形成し、然る後
台材とろう付後ヘツダー加工することを特徴とす
るものである。
製造方法について説明すると、重量%で99.95〜
99.998%の純度の銀を500〜850℃にて酸化性雰囲
気中にて加熱してニツケル、カドミウム、スズ、
マンガンを選択酸化して表面層のみ厚さが線材直
径の1/30以上の内部酸化層を予め形成し、然る後
台材とろう付後ヘツダー加工することを特徴とす
るものである。
すなわち、重量%で99.95〜99.998%の純度の
銀を酸化性雰囲気中にて500〜850℃にて加熱し
て、ニツケル、カドミウム、スズ、マンガンを選
択酸化して、表面層のみ厚さが線材直径の1/30以
上の内部酸化層を形成したことにより、その後の
ろう付作業等に外部より熱が加えられた際に、当
該銀は酸化物が分散した層となつている為結晶粒
の粗大化が阻止され、その結果銀の結晶粒は粗大
化する事がなく、その後のヘツダー加工等の際に
も結晶粒が粗大化されず、従つてオレンジ・ピー
ルの発生が防止され、所望する形状のリベツト型
複合電気接点を得ることが出来るものである。
銀を酸化性雰囲気中にて500〜850℃にて加熱し
て、ニツケル、カドミウム、スズ、マンガンを選
択酸化して、表面層のみ厚さが線材直径の1/30以
上の内部酸化層を形成したことにより、その後の
ろう付作業等に外部より熱が加えられた際に、当
該銀は酸化物が分散した層となつている為結晶粒
の粗大化が阻止され、その結果銀の結晶粒は粗大
化する事がなく、その後のヘツダー加工等の際に
も結晶粒が粗大化されず、従つてオレンジ・ピー
ルの発生が防止され、所望する形状のリベツト型
複合電気接点を得ることが出来るものである。
本発明に於いて銀の純度を99.998重量%未満と
限定したのは、99.998重量%以上では酸化雰囲気
中で加熱したときに析出する酸化物の量が少ない
ため結晶粒の粗大化を防ぐことができず、加工時
に発生するオレンジ・ピールを防止するに十分な
内部酸化層が得られないからである。ニツケル、
カドミウム、スズ、マンガンを少なくとも1種添
加すると、オレンジ・ピール防止に一層効果的で
あり、その添加量は銀の純度及び電気的特性の面
から0.05重量%以下である。
限定したのは、99.998重量%以上では酸化雰囲気
中で加熱したときに析出する酸化物の量が少ない
ため結晶粒の粗大化を防ぐことができず、加工時
に発生するオレンジ・ピールを防止するに十分な
内部酸化層が得られないからである。ニツケル、
カドミウム、スズ、マンガンを少なくとも1種添
加すると、オレンジ・ピール防止に一層効果的で
あり、その添加量は銀の純度及び電気的特性の面
から0.05重量%以下である。
また一般に内部酸化層は金属材料の電気的特性
(主に耐溶着性)を向上させる目的で行われるも
のであるが、本発明では電気的特性を向上させる
目的で内部酸化層を形成したのではなく、銀の結
晶粒の粗大化を阻止し、更にはオレンジ・ピール
の発生を防止せんとするものであり、従つて内部
酸化層を必ずしも線材の中心まで形成させる必要
はなく、表面層のみに線材直径の1/30以上の厚さ
形成させればろう付等の加熱後の加工度に関係な
くオレンジ・ピールの発生を防止することができ
る。
(主に耐溶着性)を向上させる目的で行われるも
のであるが、本発明では電気的特性を向上させる
目的で内部酸化層を形成したのではなく、銀の結
晶粒の粗大化を阻止し、更にはオレンジ・ピール
の発生を防止せんとするものであり、従つて内部
酸化層を必ずしも線材の中心まで形成させる必要
はなく、表面層のみに線材直径の1/30以上の厚さ
形成させればろう付等の加熱後の加工度に関係な
くオレンジ・ピールの発生を防止することができ
る。
また内部酸化後、わずかな伸線加工を施すと内
部酸化層が更に調質され、また線材の切断により
ばりが出にくくろう付等の位置決め等に効果のあ
るものである。
部酸化層が更に調質され、また線材の切断により
ばりが出にくくろう付等の位置決め等に効果のあ
るものである。
次に本発明を更に明瞭ならしめる為に、その具
体的な実施例及び従来例との比較について述べ
る。
体的な実施例及び従来例との比較について述べ
る。
実施例
銀にニツケルを0.03重量%添加し、溶解・鋳造
後熱間押出し加工を行い、更に3.5φの線径になる
まで伸線加工を行つた後、3気圧の酸素雰囲気中
600℃×60分保持し、内部酸化処理を施した。然
る後3.25φ迄伸線加工を行い、複合電気接点用線
材と成した。この複合電気接点用線材を3.5mmの
長さに切断後、同線径長さ4.5mmの銅の台材に
BAg−1のろう材を用いて780℃、N2雰囲気中で
炉中ろう付を行つた。その後ヘツダー加工を行い
第1図に示す様なリベツトタイプのリベツト型複
合電気接点とした。このリベツト型複合電気接点
の縦断面組織を観察したところ、約500μmの厚
さの内部酸化層が形成されており、その中心部は
銀の粗大化した結晶粒が存在していた。又この様
にして得られた複数電気接点50ケについてオレン
ジ・ピールの発生状況を調査した結果、全く発見
することは出来なかつた。
後熱間押出し加工を行い、更に3.5φの線径になる
まで伸線加工を行つた後、3気圧の酸素雰囲気中
600℃×60分保持し、内部酸化処理を施した。然
る後3.25φ迄伸線加工を行い、複合電気接点用線
材と成した。この複合電気接点用線材を3.5mmの
長さに切断後、同線径長さ4.5mmの銅の台材に
BAg−1のろう材を用いて780℃、N2雰囲気中で
炉中ろう付を行つた。その後ヘツダー加工を行い
第1図に示す様なリベツトタイプのリベツト型複
合電気接点とした。このリベツト型複合電気接点
の縦断面組織を観察したところ、約500μmの厚
さの内部酸化層が形成されており、その中心部は
銀の粗大化した結晶粒が存在していた。又この様
にして得られた複数電気接点50ケについてオレン
ジ・ピールの発生状況を調査した結果、全く発見
することは出来なかつた。
従来例
銀にニツケルを0.03重量%添加し、溶解・鋳造
後熱間押出し加工を経た後、更に3.25φ迄伸線加
工を施し、これを実施例と同様に3.5mmの長さに
切断後、同線径、長さ4.5mmの銅の台材にBAg−
1のろう材を用いて、780℃、N2雰囲気中で炉中
ろう付を行い接合した。然る後ヘツダー加工を行
いリベツトタイプの複合電気接点と成した。この
リベツト型複合電気接点の断面組織を観察したと
ころ、銀の結晶粒は殆んど全面に粗大化してた。
またその表面を観察した結果では50ケの複合電気
接点中17ケにオレンジ・ピールが発生しており、
これ等のものの一部はその形状が異状であつた。
後熱間押出し加工を経た後、更に3.25φ迄伸線加
工を施し、これを実施例と同様に3.5mmの長さに
切断後、同線径、長さ4.5mmの銅の台材にBAg−
1のろう材を用いて、780℃、N2雰囲気中で炉中
ろう付を行い接合した。然る後ヘツダー加工を行
いリベツトタイプの複合電気接点と成した。この
リベツト型複合電気接点の断面組織を観察したと
ころ、銀の結晶粒は殆んど全面に粗大化してた。
またその表面を観察した結果では50ケの複合電気
接点中17ケにオレンジ・ピールが発生しており、
これ等のものの一部はその形状が異状であつた。
以上詳細に説明した通り、本発明より成るリベ
ツト型複合電気接点の製造方法によれば、内部酸
化層により、その後のろう付作業等の様に外部よ
り熱が加えられた際に銀の結晶粒が全面的に粗大
化するのを防止し、その後のヘツダー加工等の際
に粗大化した結晶粒によるオレンジ・ピールの発
生するのを防止でき、本発明の製造方法の結果と
して所望形状のリベツト型複合電気接点を得るこ
とができるものである。
ツト型複合電気接点の製造方法によれば、内部酸
化層により、その後のろう付作業等の様に外部よ
り熱が加えられた際に銀の結晶粒が全面的に粗大
化するのを防止し、その後のヘツダー加工等の際
に粗大化した結晶粒によるオレンジ・ピールの発
生するのを防止でき、本発明の製造方法の結果と
して所望形状のリベツト型複合電気接点を得るこ
とができるものである。
第1図はリベツトタイプの複合電気接点の側面
図、第2図は接点金属と台材との間にろう材を挟
んだろう付直前の状態を示す側面図である。 1……接点金属、2……台材、3……リベツト
タイプ複合電気接点、4……ろう材。
図、第2図は接点金属と台材との間にろう材を挟
んだろう付直前の状態を示す側面図である。 1……接点金属、2……台材、3……リベツト
タイプ複合電気接点、4……ろう材。
Claims (1)
- 1 切断された銀線を台材とろう付後ヘツダー加
工するリベツト型複合電気接点の製造方法におい
て、前記銀線が重量%で99.95〜99.998重量%の
純度で酸化性雰囲気中にて500〜850℃にて加熱し
て、ニツケル、カドミウム、スズ、マンガンを選
択酸化して表面のみ厚さが線材直径の1/30以上の
内部酸化層を予め形成し、然る後台材とろう付後
ヘツダー加工することを特徴とするリベツト型複
合電気接点の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16962781A JPS5873917A (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | リベット型複合電気接点の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16962781A JPS5873917A (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | リベット型複合電気接点の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5873917A JPS5873917A (ja) | 1983-05-04 |
| JPH024967B2 true JPH024967B2 (ja) | 1990-01-31 |
Family
ID=15890003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16962781A Granted JPS5873917A (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | リベット型複合電気接点の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5873917A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02189828A (ja) * | 1989-01-17 | 1990-07-25 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 段付脚部を有するリベット型電気接点の製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6019087B2 (ja) * | 1976-11-29 | 1985-05-14 | 田中貴金属工業株式会社 | 電気接点材料の製造方法 |
-
1981
- 1981-10-23 JP JP16962781A patent/JPS5873917A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5873917A (ja) | 1983-05-04 |
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