JPH02502182A - プラチナ錯体、その製法およびそれを含有する薬剤 - Google Patents

プラチナ錯体、その製法およびそれを含有する薬剤

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JPH02502182A JP63502413A JP50241388A JPH02502182A JP H02502182 A JPH02502182 A JP H02502182A JP 63502413 A JP63502413 A JP 63502413A JP 50241388 A JP50241388 A JP 50241388A JP H02502182 A JPH02502182 A JP H02502182A
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ケップラー、ベルンハルト・カー
ブルーム、ヘルムート
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アスタ・メディカ・アクチエンゲゼルシャフト
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 プラチナ錯体、その製法およびそれを含有する薬剤本発明は、プラチナ錯体、そ の製法およびそれを含有する薬剤に関する。本発明のプラチナ錯体の構造には、 本質的に、N含有リガンドおよびホスホン酸基の両方が存在する。
ホスホン酸は、工業的のみならず、医学的な目的のためにも用いられる[ザ・ロ ール・オブ・ホスホン酸基・イン・リビング・システムズ(The  Role   of  Phosphonates in  Living  Syste ms)、CACプレス社(CA CP ress、  I nc、)、ポカ・ジ ートン、フロリダ(Boca  Raton、 FloridaXl 982) ;エム・ディ・フランシス(M、 D、 Francis)ら、ジャーナル・オ ブ・ケミカル・エジュケーション(J 、 Chew、 Educ)55 (1 2)、760〜766(1978)参照コ。
ホスホン酸のあるものは、静脈内投与すると骨および腫瘍組織内に蓄積すること が知られている。すなわち、例えば骨のベジェブト病は、l−ヒドロキシエタン −1,1−ジホスホン酸二ナトリウム塩で治療される[ザ・メルク・インデック ス(The  Merck  Index)、メルク社(Merck  &   Co、、  I nc、)、ラーウェイ、ニューシャーシー(Rahway、  N、 J、)、米国(1983)3812参照コ。国際一般名シスプラチンとし て知られている化合物であるシス−ジアミンジクロロプラチナ(II)は、とり わけ畢丸腫瘍、卵巣腫瘍または小細胞気管支癌の治療に用いられる。
式I: [(R’NHり  pt ]  y  x              (1) n       qmp [式中、 a)R’は水素、Cr −Caアルキル、CI−C,アルケニル、C4−C,シ クロアルキルまたはC,−C,シクロアルキル−Cs  C4アルキルを表し、 各々、ClC4アルキル、cl−04アルコキシ、ヒドロキシル、アミノ、ハロ ゲン、アミノ−C,−C。
アルキル、ヒドロキシアミノ、カルボキシル、Cl−04アルコキシカルボニル 、C,−C,シクロアルキル、フェニルまたはフェノキシによって一置換または 複数置換されていることがあり、置換基C4−C*シクロアルキル、C,−C, シクロアルキル−C、−C,アルキル、フェニルおよびフェノキシは、ヒドロキ シル、ハロゲン、C3−04アルキルまたはC,−C。
アルコキシで一置換または複数置換されていることがあり、Yは式■: (HO)!P(0)−R’             (II)[式中、R″は 、水素および窒素含有基を除いてR′と同意義であり、(HO)、P(O)−基 が更にR3に結合していることもある。] で示される基を表し、 Xは1価アニオンを表し、 nは1または2を表し、R1が中心金属ptに配位し得る窒素基を有する場合の みlであり、 mは1または2を表し、R1が中心金属Ptに配位し得る(Ho)、p(o)− 基を有する場合のみ1であり、pはOまたは2を表し、ptが酸化状態■である 場合のみ2であり、および qはlを表し、 b) Yは前記式■ [式中、R1はCI  04アルキルアミノ−ホスホノ− メチル、3−アミノ−1−ホスホノ−1−ヒドロキシ−1−プロピル、アミノ− p−ヒドロキシメチル−ホスホノ−メチル、イミノビス(メチレンホスホノ)ま たはN、N−ビス(メチレンホスホノ)−アミノ基を表す。]で示される基を表 し、 R′、X%nおよびpは前記と同意義であり、qはlを表し、および lはlを表し、 c)Yはビス−(ジヒドロキシホスホニルメチル)−アミノ酢酸であり、 R′、Xsnおよびpは前記と同意義であり、qはlを表し、および 膓は1を表し、 d)qは2、腸は1を表し、およびYは前記と同意義であるが、ホスホノ基を少 なくとも2(li!を有する基であり、およびR′、X、nおよびPは前記と同 意義であり、または e)Itはo%qはlを表し、 Yは前記と同意義であるが、ホスホノ基を少なくとも2個有する基であり、およ び Xおよびpは前記と同意義である。] で示されるプラチナ錯体並びに薬学的に許容し得る酸および塩基とのその塩は、 優れた治療効果を有し、癌、とりわけ骨腫瘍、骨肉腫および骨転移、肝腫瘍およ び細網内皮系腫瘍(RES)の治療に好適であることがわかった。
前記定義のアルキル、アルケニルおよびアルコキシ基は、直鎖または分枝状であ ってよく、直鎖基が好ましい。好ましいハロゲン原子は塩素原子である。
反応混合物のPHによって、ホスホン酸は、中性リガンドとして、または1価ま たは2価の負に荷電したリガンドとして反応生成物中に存在する。前者の場合、 錯体の電荷は、酸のアニオン、例えばクロリドによってつり合わされる。負に荷 電したリガンドが存在する場合は、その電荷は、塩基のカチオン、好ましくはア ルカリ金属、とりわけナトリウムでつり合わされる。
更に、本発明のプラチナ錯体は、リガンドがシス位に配置していることが好まし い。
更に、本発明のプラチナ錯体は、2個のホスホン酸基を有することが好ましく、 ホスホン酸基はビシナル(vicinal)位およびジェミナル(ge+++1 nal)位に配置していることが好ましい。特に好ましい化合物は2個のジェミ ナルホスホン酸基を有する。
更に、式■°: [(R”NH*) 、Pt ] Y’ ・X’ 、(I’)qmp [式中、 a)R”は水素、Cl−C4アルキル、シクロヘキシル、シクロへキシル−c、 −cmアルキルを表し、各々、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、ヒドロキ シル、アミノ、塩素、アミノメチル、カルボニル%C1〜C,アルコキシカルボ ニル、シクロヘキシル、フェニルまたはフェノキシによって一置換または複数置 換されていることがあり、置換基シクロヘキシル、シクロへキシル−CI  C !アルキル、フェニルおよびフェノキシは、ヒドロキシル、塩素、メチルまたは メトキシで一置換または複数置換されていることがあり、Yoは式■°: (HO)yP(0)−R”。
[式中、R″′は、水素および窒素含有基を除いてR1゛と同意義であり、(H o)tp(o)−基が更にR1’に結合していることもある。] で示される基を表し、 Xoは塩素、ヒドロキシルおよび薬学的に許容し得るカルボン酸の1価アニオン を表し、 noは1または2を表し、R′”が中心金属Ptに配位し得る窒素基を宵する場 合のみ1であり、 膳°は1または2を表し、R1゛が中心金属Ptに配位し得る(Ho)tp(o )−基を存する場合のみ1であり、poは0または2を表し、Ptが酸化状態■ である場合のみ2であり、および qoはOを表し、 または b)R”は前記と同意義であり、Yo、Xo、no、勤゛、poおよびqoは、 それぞれ請求項1のb%cSdおよびeに記載のX1Ys n s 自、Pおよ びqと同意義である。コで示されるプラチナ錯体並びに薬学的に許容し得る酸お よび塩基とのその塩が好ましい。
更に、式■°: [(R”NH*)、PL] 、y” 、x−、(1”)nqm、p [式中、 a)R””は水素、エチル、シクロヘキシル、シクロへキシルメチルを表し、各 々、メチル、メトキシ、ヒドロキシル、アミンまたはアミノメチルによって一置 換されていることがあり、Yoは式■”: (HO)yP(0)R’″ [式中、R”″は、塩素、ヒドロキシル、カルボキシルおよびシクロヘキシルに よって一置換または複数置換されていることがあり、およびoio)tp(o) −基で更に置換されているC、−C,アルキルを表す。] で示される基を表し、 X”は塩素、ヒドロキシルおよび薬学的に許容し得るカルボン酸の1価アニオン を表し、 noは1または2を表し、R1”が中心金属Ptに配位し得る窒素基を有する場 合のみlであり、 鳳゛は1または2を表し、R1゛が中心金属ptに配位し得る(Ho)tp(o )−基を有する場合のみlであり、p”はOまたは2を表し、Ptが酸化状態■ である場合のみ2であり、および q”は0を表し、 または b)R”は前記と同意義であり、Yo、X”、n”、m”、p”およびqlは、 それぞれ請求項1のb%cSdおよびeに記載のxlYs n s l s P およびqと同意義である。]で示されるプラチナ錯体並びに薬学的に許容し得る 酸および塩基とのその塩が好ましい。
更に特に好ましいのは、式1.I’およびI”[式中、YSY’およびY“は式 ■〜■: R’−C(Rつ(pOsHt)t          (■)[式中、R4は、 C+ −C*アルキル、ヒドロキシル置換されていることもあるC s −Cs シクロアルキル、フェニル、ヒドロキシフェニル、ハロゲン、R’R”N−(C Ht)r−にこで、R8およびR@は、同一または異なって、水素および/また はC,−C,アルキル、rは2〜4を表す。〕または−〇H(COOH)−CH t−COOHを表し、および R8は水素、ヒドロキシル、アミノ、モノ−もしくはジーCs −C,アルキル アミノまたはCI Csアルキルを表す。]、FL@−C(COOHXR’XP  OsHt)     (V)[式中、R@は水素、−CH* −COOHまた は−CH* −CHt −COOHを表し、R’は水素、−CH* −CHt  −COOHまたは−CHt−CH(COOH)−CHt−COOHを表す。][ R4およびR11は炭素数4〜6のアザシクロアルカン環を形成していることも あり、要すればN原子上にC,−aSアルキル置換基が存在する。コ または R”−N(CHt−P OsH*)t         (VI)[式中、R” は、 CH* −P Os Ht、−CH,−COOHt#4t−CHt)s   N(CH,PO*H1)ICOOH(ここで、εは2〜6を表す。〕を表す。
] で示されるホスホン酸を表し、n、n’、n”、q1q’、qo、m。
鵬°、■°、x、 x’、x”、p、p’、p”、R′、R1’およびR′″は 前記と同意義である。] で示されるプラチナ錯体並びに薬学的に許容し得る酸および塩基とのその塩であ る。
更に、ホスホン酸リガンドが1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸また はジクロロメタンジホスホン酸である前記式で示されるプラチナ錯体が好ましい 。
本発明のプラチナ錯体中に存在するホスホン酸は既知であり、既知の方法で得ら れる。このことは、アミンR’NH,にも当てはまる。
弐Y、 Y’およびY”で示される適当なホスホン酸(その塩を含む)の例を以 下に示す(化合物の略慣用名を括弧内に示す)ニジクロロメタンジホスホン酸  [CI、−MDPI、2−ホスホノブタン−1,2,4−)リカルボン酸 (P  B T C)、2−ホスホノプロパン−1,2,3−)リカルボン酸 (PP S)、l−ホスホノプロパン−1,2,3−トリカルボン酸 [PPT]、プロ パン−2,2−ジホスホン酸 (FDP)、1.1−ジホスホンプロパン−2, 3−ジカルボン酸 (DPD)、゛l−ヒドロキシエタンー1.1−ジホスホン 酸 [EHDP、またはHEDPコ、 メチレンジホスホン酸 [MDPコ、 ヒドロキシメチレンジホスホン酸 [HMDPコ、ヒドロキシシクロへキシルメ チレンジホスホン酸 [HCMDPコ、3−アミノ−1−ヒドロキシプロパン− 1,1−ジホスホン酸 [ADPコ、 アミノトリス(メチレンホスホン酸)[ATMP]、ビス(ジヒドロキシホスホ ニルメチル)アミノ酢酸 [BPMAA]、イミノビス(メチレンホスホン酸) [IBM]、α−アミノ(4−ヒドロキシベンジリデン)ジホスホン酸 [BD P3]、 α−ヒドロキシ(4−ヒドロキシベンジリデン)ジホスホン酸 [BDP4]、 メチルアミノメタンジホスホン酸 [MAD]、アミノエタンジホスホン酸 [ AEDP]、ホスホノ酢酸 [PAAコ、 3−ホスホノペンタン−1,3,5−トリカルボン酸 [PPTC]、エチレン ジアミンテトラメチレンリン酸 [E D M P ]、アアザシフへブタンジ ホスホン酸 [AHPコ。
これらのホスホン酸のアニオンは、以下略称に付けたHによって示し、その下付 の負の指数によって失ったプロトンの数を表す。すなわち、例えばA P D  H−*は、APDの2価の負に荷電したアニオンを意味する。
次に示すアミンは、アミンリガンドR’ N Htの適当な例である:プロピル アミン、 イソプロピルアミン、 ブチルアミン、 ヘキシルアミン、 1.2−ジアミノプロパン、 アミノ酸、例えば、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、セリン、オルニチ ン、アスパラギン酸、フェニルアラニンまたはチロシン、 シス−1,2−ジアミノシクロヘキサン、シクロへキシルナミン、 1.1−ビス(アミノメチル)シクロヘキサンなど。
好ましいアミンR’ N Htは、アンモニア、エチルアミン、プロピルアミン 、イソプロピルアミン、エチレンジアミン、1.2−ジアミノプロパン、1.2 −ジアミノシクロヘキサンおよび1.1−ビス(アミノメチル)シクロヘキサン である。
1価のアニオンXの適当な例は、ヒドロキシルおよびクロリドの他、プロミド、 ヨーダイト、フルオライド、ナイトレート、硫酸水素アニオン、第一リン酸アニ オン、または有機酸、例えば酢酸、プロピオン酸、アジピン酸、クエン酸、グル コン酸、安息香酸、酪酸、マレイン酸、ラウリン酸、マロン酸、フマル酸、シュ ウ酸、酒石酸、ステアリン酸、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸、シクロブタン ジカルボン酸またはベンゼンジーおよびトリカルボン酸(例えばl、2゜4−ベ ンゼントリカルボン酸)のアニオンであり、Aは各場合前記ホスホン酸の基であ り、「N(アミノホスホン酸)」はN部分を含む前記ホスホン酸の1種を示す。
本発明のプラチナ錯体は、弐■、■゛または■”:[(R’NHt) pt ]  Xs           (I[I)q [(R”NHt) 、pt ] 、x’t         (II[’)q [(R’ NHI)  、Pt  コ 、X″、                (II[”)q [式中、R1%R1’、R1’、x、x’、X゛、n、n’、n”、qSq’お よびq”は前記と同意義である。コ で示される化合物を、弐■、■°もしくは■°:(HO)tP(0)−R”              (II)(HO)、P(0)−R”             (II’)もしくは (H0)tP (0)−R”            (II ”)[式中、R 4,R1’およびR1″は前記と同意義である。]で示されるホスホン酸、また はビス(ジヒドロキシホスホニルメチル)−アミノ酢酸または式■〜■: R’−C(R’XPOsHt)z          (Iv)[式中、R4は CI Csアルキル、ヒドロキシル置換されていることもあるCs−Cmシクロ アルキル、フェニル、ヒドロキシフェニル、ハロゲン、R5″’R@N  (C Ht)r   (ここで、RsおよびRsは、同一または異なって、水素および /またはC=  Csアルキル、rは2〜4を表す。〕または−〇 〇 (CO OH)  CH*  COOHを表し、および Rsは水素、ヒドロキシル、アミノ、モノ−もしくはジーCs −Csアルキル アミノまたはCI  Csアルキルを表す。]、R@−C(COOHXRつ(P OsHt)     (v)[式中、Rsは水素、−CH,−COOHまたは− CH,−CHt−C00Hを表し、R7は水素、−CHt  CHx  C0O HまたバーCH*  CH(COOH)  CH*  COOHを表す。][R 4およびR’l!炭素数4〜6のアザシクロアルカン環を形成していることもあ り、要すればN原子上にCr  Csアルキル置換基が存在する。コもしくは R”−N(CHl−POsHt)*         (■)[式中、R8は、  CHt−P Os H*、−CHl−C0OHまたは−CHJs−N(CHl   POsHt)t(ここで、Sは2〜6の数を表す。〕を表す。コ で示されるホスホン酸と反応させ、所望により薬学的に許容し得る酸および塩基 の塩に変換し、および/または所望により1価アニオンXの存在下に酸化を行う か、 または式: [式中、Xは前記と同意義である。コ またはビス(ジヒドロキシホスホニルメチル)−アミノ酢酸または式■〜■で示 されるホスホン酸と反応させ、要すれば還元を行い、反応生成物を所望により薬 学的に許容し得る酸および塩基の塩に変換することによって得られる。
この反応は、水溶液中で行なうことが好ましい。硫酸銀(1)の存在下に反応を 行なうことが特に有利である。アルカリ金属塩、特にナトリウム塩の形態のホス ホン酸を使用することが更に有利である。
本発明は、更に、前記方法およびその変法にも関する。
前記反応は、5〜90℃、好ましくは15〜60℃の温度範囲の水溶液中で行な うことが好ましい。
酸化は、プラチナ(n)〜プラチナ(IV)化合物の酸化に通常用いられる酸化 剤を用いて行なう。例えば、過酸化水素を用いて酸化を行なうと、Xがヒドロキ シルである化合物(1)が得られる。これを酸の存在下に行なうと、得られる化 合物(1)中のXは、用いた酸のアニオンとなる。塩化水素の存在下に酸化を行 なう場合は、得られる化合物(1)中のXはクロロである。酸化を、例えば塩素 または臭素によって行なうことも可能である。
式■、m′および■2で示される化合物は、化合物t*ptZ*(Lは水素また はアルカリ金属、およびZはハロゲン、好ましくは塩素および臭素を表す。)と 、アミンR’NH*(R’は前記と同意義である。)とを反応させることによっ て得られる。
化合物L t P t Z 、は、好ましくはテトラクロロ白金(II)酸であ り、これは二塩化プラチナ(If)を塩酸またはニナトリウムもしくはニカリウ ムテトラクロロプラチネート(II)に溶解することによって得られる。
b)における有機溶媒として好適なのは、極性の高い溶媒、例えばとりわけジメ チルホルムアミド(D M F )である。
化合物(II)とホスホン酸との反応によって得られる本発明の生成物は、反応 混合物の濃縮によって、または溶媒の添加によって単離される。
本発明の方法によって調製し得る本発明のプラチナ錯体の例は以下の通りである : (CHsCH*NHt)tPt(C1*  MDPH−+)t、(シクロヘキシ ルアミン)tP t(P P S H−*)、Nat[(NHs)P t(WE D P H−4)コ、Nat[(NHs)P L(CIt−MD P H−4) コ、NILt[(N)(*CHtCHtNHt)P L(HED P H−4) コ、[1,1−ジ(アミノメチル)シクロヘキサン]Pt(DPDH−*)、N at[(N Hs)tP t(A P D H−+XOH)]、[(NHs)t P t(MADH−t)コ、[(NHs)tPt(BDP  3H−*)コ、[ (NHs)tPt(ATMPH−t)]、[(N Hs)tP t(B P M A A −t)]、[(N H*)tP t(HE D P )P t(N H a)tコ、[Pt(ATMP/ATMPH□)!コC1,、[Pt(BPMAA /BPMAAH−υ、コC11、[P t(B D P *)*] CIt。
本発明の薬剤は、とりわけ静脈内投与されるが、筋肉内、腹腔内、皮下または経 口投与してもよい。外用も可能である。静脈内注射または静脈内注入によって投 与することが好ましい。
本発明の薬剤は、本発明の化合物をそのまま、または要すれば適当な薬剤賦形剤 と組み合わせて用いて、既知の方法によって調製する。本発明の新規薬剤が活性 物質に加えて薬剤賦形剤を含有する場合は、混合物中の活性物質の含量は、混合 物全量の0.1〜99.5、好ましくは0.5〜95重量%である。
本発明において、活性物質は、活性物質の充分なレベルが確実に高められ、また は保持されるならば、適当ないずれの製剤においても使用し得る。このことは、 例えば適当な用量で経口または非経口投与することによって達成し得る。活性物 質の薬剤製剤は、所期の投与に好適な単位用量の形態であることが有利である。
単位用量は、例えば錠剤、被覆錠剤、カプセル剤、坐剤または一定量の散剤、顆 粒剤、溶液剤、乳剤もしくは懸濁剤である。
本発明において「単位用量」とは、個々の量の活性成分を薬剤賦形剤と共に含有 する物理的に決定された単位を意味し、その活性物質の含量は、治療的単一用量 の一部またはその倍数に相当する。単一用量は、−回の投与に投与される量、通 例1日の用量の全部、その2分の1.その3分の1またはその4分の1の量の活 性物質を含有することが好ましい。
1回の投与に単位用量の一部、例えば2分の1または4分のlしか必要でない場 合は、この単位用量を分割可能にすることが有利であり、例えば分割のための溝 を有する錠剤の形態とする。
本発明の薬剤製剤は、単一用量の形態であり、かつ例えばヒトに投与するもので ある場合は、活性物質を約0.1〜500o+g、好ましくi*10〜200m g、とりわけ50−150@g含有し得る。
通例、ヒトの治療において経口投与する場合、本発明の活性物質を1日の用量0 .1〜5、好ましくは1〜3mg/kg体重の量で、要すれば望ましい結果を達 成するような複数(好ましくは1〜3)の個々の用量の形態で投与する。単一用 量は、活性物質を0.1〜5、好ましくは1〜3mg/kg体重の量で含有する 。経口投与の場合も同様の用量で使用し得る。
本発明の薬剤製剤の治療的投与は、定時または随時、例えば各場合において食前 および/または夜に、1日1〜4回行い得る。しかし、とりわけ治療する個体の 体力、体重および年齢、疾病の種類および程度、薬剤調製および投与の種類、並 びに投与期間または間隔によっては、前記以外の用量とすることが必要であり得 る。すなわち、前記量よりも少ない量で活性物質を使用するのが充分である場合 もあり、一方、活性物質量をより増やさなければならない場合もある。薬剤を1 回だけまたは数日間隔で投与することが適当であることもある。
それぞれの場合に必要な活性物質の最適の用量および投与方法は、当業者の知識 に基づいて決定し得る。
通例、本発明の薬剤製剤は、本発明の活性物質と、治療活性成分の添加剤または 希釈剤として用いられる無毒性の薬学的に許容し得る医薬賦形剤とから成り、例 えばカプセル剤、被覆錠剤、薬袋または他の容器の形態である。賦形剤は、例え ば生体の薬剤吸収を促進するように、調製助剤として、甘味料として、マスキン グ香料として、着色料としてまたは保存剤として作用し得る。
経口投与に使用し得るのは、例えば、錠剤、被覆錠剤、例えばゼラチン製の硬お よび軟カプセル剤、分散性散剤、顆粒剤、水性および油性懸濁剤、乳剤、溶液剤 またはシロップ剤である。
錠剤は、不活性希釈剤、例えば炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、リン酸ナト リウムまたはラクトース:造粒および分散剤、例えばコーンスターチまたはアル ギネート;結合剤、例えばスターチ、ゼラチンまたはアカシアゴム、および滑沢 剤、例えばステアリン酸アルミニウムまたはステアリン酸マグネシウム、タルク またはシリコーン油を含有し得る。更に、薬剤の胃腸管における溶解および吸収 を遅延させ、それによって例えば耐性の改良、持続性または遅延効果を達成する ような性質をも有し得る被覆を錠剤に施すことができる。ゼラチンカプセル剤は 、活性物質と、固体希釈剤、例えば炭酸カルシウムもしくはカオリン、または油 状希釈剤、例えばオリーブ、ピーナツもしくはパラフィン油との混合物を含有し 得る。
要すれば使用直前に調製する水性懸濁液は、懸濁化剤、例えばすトリウムカルボ キシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ア ルギン酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、トラガカントまたはアカシアゴム :分散および湿潤剤、例えばポリオキシエチレンステアレート、ヘブタデカエチ レンオキシセタノール、ポリオキシエチレンソルビトールモノオレエート、ポリ オキシエチレンソルビタンモノオレエートまたはレシチン:保存剤、例えばメチ ルまたはプロピルヒドロキシベンゾエート;香料;甘味料、例えばシュクロース 、ラクトース、ナトリウムシクラメート、デキストロース、転化糖シロップを含 有し得る。
油性懸濁剤は、例えばピーナツ、オリーブ、ゴマ、ヤシまたはパラフィン油、お よび増粘剤、例えば蜜蝋、硬質パラフィンまたはセチルアルコール;甘味料、香 料および抗酸化剤を含有し得る。
水に分散し得る散剤および顆粒剤は、本発明の化合物と、例えば前記の分散、湿 潤および懸濁化剤、並びに甘味料、香料および着色料との混合物を含有し得る。
乳剤は、例えば、アカシアゴム、トラガカント、ホスファチド、ソルビタンモノ オレエート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレートのような乳化剤、甘味 料および香料に加えて、オリーブ、ピーナツまたはパラフィン油を含有し得る。
活性物質は、要すれば、前記賦形剤または添加剤の1種またはそれ以上と共に、 マイクロカプセル形態に調製することもできる。
本発明を、以下好ましい実施態様によってより詳細に説明する。
以下の実施例における調製に、次のようにして調製する、活性化されたシスプラ チン溶液を使用することが好適である:シスプラチン1 tatno(lを水に 溶解する;次いでAgxS O40、98龍oQを水に溶解して添加する。この 混合物を室温で遮光して24時間振盪し、AgCQを濾去する。Ba(OH)t O,96+uoQを水に溶解して加える。次いで、混合物を室温で遮光して24 時間振盪し、Ba5O,を濾去する。得られる溶液は、活性化されたシスプラチ ン溶液である。
実施例1 二ナトリウムジアミン(1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホナート)プラ チネート(II)、Nat[(NHs)*Pt(HEDPH−a)コNatHE  D P H−!と活性化したシスプラチン溶液とを反応させることによって標 記化合物を調製する。砂色の生成物が得られる。
実施例2 二ナトリウムジアミン(ジクロロメタンジホスホナート)プラチネー ト(II )、 Nat[(NHs)*Pt(C1t   MDPH−−)コNa*MD  P H−*と活性化したシスプラチン溶液とを反応させることによって標記化合 物を調製する。砂色の生成物が得られる。
実施例3 シス[P t(N H5)tCN at  A P D H−+XOH) ・2  Ht。
NatAP D ・2 HtO(2a+ll1of2)をHtO(50xQ)J :溶解し、次イテ活性化したシスプラチン溶液2 rataoQを加えると、わ ずかに濁りが生じる。次いで、50℃の回転蒸発器内で溶媒を除去する。黄色透 明の溶液が得られる。回転蒸発器内で溶媒を完全に除去後、残渣として得られる 象牙色粉末を乾燥剤で乾燥する。
実施例4 シス[P L(N Hs)JMA D H−t)]MAD4關oQをHt O( 50*Q’)に溶解する。これに、活性化したが生じる。次いで、混合物を50 ℃に加熱すると、黄色透明の溶液が得られる。回転蒸発器内で溶媒を除去して得 られる緑色粉末を乾燥剤で乾燥する。
実施例5 シス[P L(N H5)z(B D P 3 H−t)コ・3H104+n+ ++o12のBDP−3をHtO(100112)に溶解する。これに、活性化 したシスプラチン溶液4 +uo(!を加え、生じる白色沈殿を吸引濾過し、水 洗し、乾燥剤で乾燥する。
実施例6 シス[P t(NHs)t(ATMP H−t)コATMP2@mo12をHt  O(25xQ)に溶解し、活性化したシスプラチン溶液21ioNを加える。
溶液を50℃で1時間撹拌し、溶媒を回転蒸発器内で除去し、クリーム色粉末と して化合物を得る。
実施例7 シス[P t(N Hs)*(B P M A A H−t)]BPMAA2I Imo12をHtO(30112)に溶解する。活性化したシスプラチン溶液2  mmo12を加え、混合物を50℃で1時間撹拌する。溶媒を回転蒸発器内で 除去し、残渣を乾燥剤で乾燥する。
実施例8 [(N Hs)P t(HE D P )P t(N HsexコN at H E D P 2 mmoffをHs0(50xI2)に溶解し、活性化したシス プラチン溶液2 mmoNを加える。白っぽい濁りが生じる。次いで、混合物を 50℃で1時間撹拌すると黄色沈殿が生成し、これを吸引濾過し、水洗し、乾燥 剤で乾燥する。黄緑色の生成物が得られる。
以下の実施例における出発物質は、活性化されたシスプラチン溶液ではなく、プ ラチナテトラクロリド(PtC1,)である。上記実施例とは異なり、このプラ チナの酸化状態は+■でなく+■である。
反応の主な生成物はPt(n)結合であるが、Pt(IV)生成物を形成するこ とも可能である。
実施例9 シス[PL(CIIXATMP/ATMPH□)、]PtC142mmo12を Ht O(20xQ) (:溶解し、これに、HtO(40xQ)に溶解したA TMP4mmoQを加え、混合物を50℃で遮光して3時間撹拌する。次いで、 回転蒸発器内で溶液から溶媒を除去し、残渣を高減圧下に50℃で2時間乾燥す る。暗緑色の吸湿性物質が得られる。
実施例10 シス[PtC1t(EPMAA/BPMAAH−+)tコP tC1,1北o1 2をHtO(10z12)に溶解する。これに、H,O(201のに溶解したB PMAA2mmo12を加える。溶液を50℃で1時間加熱還流し、次いで、回 転蒸発器内で溶媒を除去し、残渣を高減圧下に50℃で2時間乾燥する。橙褐色 物質が得られる。
実施例11 シス[P tclz(BDP 3)t]4IIllDoeのBDP−3をHtO (200xQ)に溶解し、これに、HtO(201e)に溶解したP t C1 42mll1o1を加え、混合物を50℃で3時間撹拌する。次いで、回転蒸発 器内で溶媒を除去し、残渣を高減圧下に50℃で2時間乾燥し、更にデシケータ −内で乾燥剤およびKOHにより一晩乾燥する。緑色物質が得られる。類縁の( BDP4)−pt錯体も同様に調製される。
実施例12 シス−[ジアミノアゾシクロへブタン−2,2−ジホスホナートープラチナ(■ )]、シス[p t(AHp XN Hs)t:IAHP2moeを水150i ffに加熱により溶解した。活性化されたシスプラチン溶液25 x(lC2+ aso12)を加えた。溶液は黄色になり、徐々に濁りを生じた。回転蒸発器内 で溶媒を除去し、残渣を乾燥剤で乾燥した。灰緑色化合物が得られ、元素分析お よび31PNMRスペクトルにより同定した。
実施例13 シス−[イミノ−ビス(メチレンホスホナート)ジアミノ−プラチナ(n)コ、 シス[P t(I BMXNHs)tコl BM 2 vnrnoQをHtO( 50+Q)に溶解しに0活性化されたシスプラチン溶液25 iQ(2Ho12 )を加えた:溶液は淡黄色になり、わずかに測った。50℃で1時間撹拌し、次 いで回転蒸発器内で溶媒を除去し、生成物を乾燥剤で乾燥した。クリーム状白色 化合物を、元素分析および”P MRスペクトルにより同定した。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成1年8月18り

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式I: [(R1NH2)nPt]qY■Xp(I)[式中、 a)R1は水素、C1−C■アルキル、C1−C■アルケニル、C4−C■シク ロアルキルまたはC4−C■シクロアルキル−C1−C4アルキルを表し、各々 、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ、ヒドロキシル、アミノ、ハロゲ ン、アミノ−C1−C2アルキル、ヒドロキシアミノ、カルボキシル、C1−C 4アルコキシカルボニル、C4−C■シクロアルキル、フェニルまたはフェノキ シによって一置換または複数置換されていることがあり、置換基C4−C■シク ロアルキル、C4−C■シクロアルキル−C1−C4アルキル、フェニルおよび フェノキシは、ヒドロキシル、ハロゲン、C1−C4アルキルまたはC1−C4 アルコキシで一置換または複数置換されていることがあり、Yは式II: (HO)2P(O)−R2 (II) [式中、R2は、水素および窒素含有基を除いてR1と同意義であり、(HO) 2P(O)−基が更にR2に結合していることもある。] で示される基を表し、 Xは1価アニオンを表し、 nは1または2を表し、R1が中心金属Ptに配位し得る窒素基を有する場合の み1であり、 mは1または2を表し、R2が中心金属Ptに配位し得る(HO)2P(O)− 基を有する場合のみ1であり、pは0または2を表し、Ptが酸化状態IVであ る場合のみ2であり、および qは1を表し、 b)Yは前記式II [式中、R2はC1−C4アルキルアミノ−ホスホノ−メチル、3−アミノ−1 −ホスホノ−1−ヒドロキシ−1−プロピル、アミノ−p−ヒドロキシメチル− ホスホノ−メチル、イミノビス(メチレンホスホノ)またはN,N−ビス(メチ レンホスホノ)−アミノ基を表す。]で示される基を表し、 R1、X、nおよびpは前記と同意義であり、qは2を表し、および mは1を表し、 c)Yはビス−(ジヒドロキシホスホニルメチル)−アミノ酢酸であり、 R1、X、nおよびpは前記と同意義であり、qは1を表し、および mは1を表し、 d)qは2、mは1を表し、およびYは前記と同意義であるが、ホスホノ基を少 なくとも2個有する基であり、およびR1、X、nおよびpは前記と同意義であ り、または e)nは0、qは1を表し、 Yは前記と同意義であるが、ホスホノ基を少なくとも2個有する碁であり、およ び Xおよびpは前記と同意表である。] で示されるプラチナ錯体並びに薬学的に許容し得る酸および塩基とのその塩。
  2. 2.式I′: [(R1′NH2)n,Pt]q,Y′■,X′p,(I′)[式中、 a)R1′は水素、C1−C4アルキル、シクロヘキシル、シクロヘキシル−C 1−C2アルキルを表し、各々、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、ヒドロ キシル、アミノ、塩素、アミノメチル、カルボニル、C1−C2アルコキシカル ボニル、シクロヘキシル、フェニルまたはフェノキシによって一置換または複数 置換されていることがあり、置換基シクロヘキシル、シクロヘキシル−C1−C 2アルキル、フェニルおよびフェノキシは、ヒドロキシル、塩素、メチルまたは メトキシで一置換または複数置換されていることがあり、Y′は式II′: (HO)2P(O)−R2′ [式中、R2′は、水素および窒素含有基を除いてR1′と同意義であり、(H O)2P(O)−基が更にR2′に結合していることもある。] で示される基を表し、 X′は塩素、ヒドロキシルおよび薬学的に許容し得るカルボン酸の1価アニオン を表し、 n′は1または2を表し、R1′が中心金属Ptに配位し得る窒素基を有する場 合のみ1であり、 m′は1または2を表し、R2′が中心金属Ptに配位し得る(HO)2P(O )−基を有する場合のみ1であり、p′は0または2を表し、Ptが酸化状態I Vである場合のみ2であり、および q′は1を表し、 または b)R1′は前記と同意義であり、Y′、X′、n′、m′、P′および q′は、それぞれ請求項Iのb、c、dおよびeに記載のX、Y、n、m、pお よびqと同意義である。]で示されるプラチナ錯体並びに薬学的に許容し得る酸 および塩基とのその塩。
  3. 3.式II′′: [(R1′NH2)n′′Pt]q′′Y′′m′′X′′p′′(I′′) [式中、 a)R1′′は水素、エチル、シクロヘキシル、シクロヘキシルメチルを表し、 各々、メチル、メトキシ、ヒドロキシル、アミンまたはアミノメチルによって一 置換されていることがあり、Y′′は式II′′: (HO)2P(O)−R2′′ [式中、R2′′は、塩素、ヒドロキシル、カルボキシルおよびシクロヘキシル によって一置換または複数置換されていることがあり、および(HO)2P(O )−基で更に置換されているC1−C4アルキルを表す。] で示される基を表し、 X′′は塩素、ヒドロキシルおよび薬学的に許容し得るカルボン酸の1価アニオ ンを表し、 n′′は1または2を表し、R1′′が中心金属Ptに配位し得る窒素基を有す る場合のみ1であり、 m′′は1または2を表し、R2′′が中心金属Ptに配位し得る(HO)2P (O)−基を有する場合のみ1であり、p′′は0または2を表し、Ptが酸化 状態IVである場合のみ2であり、および q′′はIを表し、 または b)R1′′は前記と同意義であり、Y′′、X′′、n′′、m′′、P′′ および q′′は、それぞれ請求項1のb、 c、dおよびeに記載のX、 Y、n、 m、Pおよびqと同意義である。〕 で示されるプラチナ錯体並びに薬学的に許容し得る酸および塩基とのその塩。
  4. 4.アミンリガンドがNH■、エチルアミン、プロピルアミン、イソプロピルア ミン、エチレンジアミン、1,2−ジアミノプロパン、1,2−ジアミノシクロ ヘキサンまたは1,1−ジ(アミノメチル)シクロヘキサンである請求項1〜3 のいずれかに記載のプラチナ錯体。
  5. 5.ホスホン酸リガンドが2個または3個のホスホン酸基を有する請求項1〜3 のいずれかに記載のプラチナ錯体。
  6. 6.2個のホスホン酸基がジェミナルに配置している請求項5記載のプラチナ錯 体。
  7. 7.ホスホン酸リガンドが請求項1〜3のa)のいずれかに記載の碁Y、Y′ま たはY′′、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸(HEDP)または ジクロロメタンジホスホン酸(Cl2−MDP)である請求項1〜5のいずれか に記載のプラチナ錯体。
  8. 8.式I、I′および1′′[式中、Y、Y′およびY′′は式IV〜VI:R 4−C(R5)(PO3H2)2(IV)[式中、R4は、水素、C1−C3ア ルキル、ヒドロキシル置換されていることもあるC5−C■シクロアルキル、フ ェニル、ヒドロキシフェニル、ハロゲン、R5R6N−(CH2)r−〔ここで 、R5およびR6は、同一または異なって、水素および/またはCr−C3アル キル、rは2〜4を表す。〕または−CH(COOH)−CH2−COOHを表 し、および R5は水素、ヒドロキシル、アミノ、モノ−もしくはジ−C1−C3アルキルア ミノまたはC1−C3アルキルを表す。]、R■−C(COOH)(R7)(P O3H2)(V)[式中、R■は水素、−CH2−COOHまたは−CH2−C H2−COOHを表し、R7は水素、−CH2−CH2−COOHまたは−CH 2−CH(COOH)−CH2−COOHを表す。][R4およびR5は炭素数 4〜6のアザシクロアルカン環を形成していることもあり、要すればN原子上に C1−C3アルキル置換基が存在する。] または Ra−N(CH2−PO3H2)2(VI)[式中、R■は、−CH2−PO3 H2、−CH2−COOHまたは−CH2)s−N(CH2−PO3H2)2C OOH〔ここで、sは2〜6を表す。〕を表す。] で示されるホスホン酸を表し、n、n′、n′′、q、q′、q′′、m、m′ 、m′′、X、X′、X′′、p、p′、p′′、R1、R1′およびR1′′ は前記と同意義である。] で示されるプラチナ錯体並びに薬学的に許容し得る酸および塩基とのその塩。
  9. 9.ナトリウム塩の形態である請求項1〜8のいずれかに記載のプラチナ錯体。
  10. 10.請求項1〜9のいずれかに記載のプラチナ錯体を含有する薬剤。
  11. 11.請求項1〜7のいずれかに記載のプラチナ錯体の製法であって、式III 、III′またはIII′′:[(R1NH2)nPt]qX2(III)[( R1′NH2)n′Pt〕q′X′2(III′)[(R1′′NH2)n′′ Pt]q′′X′′2(III′′)[式中、R1、R1′、R1′′、X、X ′、X′′、n、n′、n′′、q、q′およびq′′は前記と同意義である。 ]で示される化合物を、式II、II′もしくはII′′:(HO)2P(O) −R2(II) (HO)2P(O)−R2′(II′)もしくは (HO)2P(O)−R2′′(II′′)[式中、R2、R2′およびR2′ ′は前記と同意義である。]で示されるホスホン酸、またはビス(ジヒドロキシ ホスホニルメチル)−アミノ酢酸または式IV〜VI:R4−C(R5)(PO 3H2)(IV)[式中、R4はC1−C3アルキル、ヒドロキシル置換されて いることもあるC■−C■シクロアルキル、フェニル、ヒドロキシフェニル、ハ ロゲン、R5R6N−(CH2)r−〔ここで、R5およびR6は、同一または 異なって、水素および/またはC1−C3アルキル、rは2〜4を表す。〕また は−CH(COOH)−CH2−COOHを表し、および R5は水素、ヒドロキシル、アミノ、モノ−もしくはジ−C1−C3アルキルア ミノまたはC1−C3アルキルを表す。]、R■−C(COOH)(R7)(P O3H2)(V)[式中、R■は水素、−CH2−COOHまたは−CH2−C H2−COOHを表し、R7は水素、−CH2−CH2−COOHまたは−CH 2−CH(COOH)−CH2−COOHを表す。][R4およびR5は炭素数 4〜6のアザシクロアルカン環を形成していることもあり、要すればN原子上に C1−C3アルキル置換基が存在する。]もしくは R■−N(CH2−PO3H2)2(VI)[式中、R■は、−CH2−PO3 H2、−CH2−COOHまたは−CH2)s−N(CH2−PO3H2)2〔 ここで、sは2〜6の数を表す。〕を表す。] で示されるホスホン酸と反応させ、所望により薬学的に許容し得る酸および塩基 の塩に変換し、および/または所望により1価アニオンXの存在下に酸化を行う か、 または式: PtX4 [式中、Xは前記と同意義である。] で示される化合物を式II、II′もしくはII′′で示されるホスホン酸、ま たはビス(ジヒドロキシホスホニルメチル)−アミノ酢酸または式IV〜IVで 示されるホスホン酸と反応させ、要すれば還元を行い、反応生成物を所望により 桑学的に許容し得る酸および塩基の塩に変換することを含んで成る方法。
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