JPH0251558A - 臭気を軽減したポリフェニレンエーテル樹脂および組成物の成形物又は発泡製品 - Google Patents

臭気を軽減したポリフェニレンエーテル樹脂および組成物の成形物又は発泡製品

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JPH0251558A
JPH0251558A JP1145564A JP14556489A JPH0251558A JP H0251558 A JPH0251558 A JP H0251558A JP 1145564 A JP1145564 A JP 1145564A JP 14556489 A JP14556489 A JP 14556489A JP H0251558 A JPH0251558 A JP H0251558A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は軽減した臭気をもつポリフェニレンエーテル樹
脂及び組成物に関し、より特定的にいえばポリフェニレ
ンエーテル樹脂又はポリフェニレンエーテル樹脂を含む
組成物の臭気を軽減するためにカルボン酸又は酸無水物
を個々に又は組合せて使用したポリフェニレンエーテル
樹脂及びポリスチレン又は耐衝撃性ポリスチレンの配合
物に関するものである。特に本発明は軽減した臭気をも
つ低密度ポリフェニレンエーテル発泡体又はポリフェニ
レンエーテル樹脂とポリスチレンとを含んでなる低密度
発泡体組成物に関するものである。
従来の技術 熱可塑性ポリフェニレンエーテル樹脂及びポリフェニレ
ンエーテル樹脂とポリスチレン又は耐衝撃性ポリスチレ
ンとの組成物は射出成形及び発泡成形によってきわめて
望ましい性質分布をもっことを特徴とする種々の物品を
製造するために有用であることが知られている。しかし
ながら、ポリフェニレンエーテル樹脂及びポリフェニレ
ンエーテルとポリスチレン又は耐衝撃性ポリスチレン樹
脂との配合物に付随する不快な臭気の発生は多くのプラ
スチックスの加工業者にとって、特に低密度押出発泡体
の応用及び加工において永年の懸案であった。
建築工業用の絶縁材料としての製品におけるこれらの樹
脂及び組成物のより広範囲の使用に伴って、特に低密度
発泡体において、軽減した臭気を示すポリフェニレンエ
ーテル樹脂又はポリフェニレンエーテル樹脂とポリスチ
レン又は耐衝撃性ポリスチレンとを含む組成物の要求が
増大している。
か\るポリフェニレンエーテル樹脂又はポリフェニレン
エーテル樹脂とポリスチレン、スチレン共重合体又は耐
衝撃性ポリスチレンとを含む組成物及びカルボン酸又は
酸無水物あるいはカルボン酸と酸無水物との組合せはか
\る要求を満たすであろうと考えられる。
発明の要旨 本発明はポリフェニレンエーテル樹脂又はポリフェニレ
ンエーテル樹脂とポリスチレン又は耐衝撃性ポリスチレ
ン樹脂との組成物にカルボン酸又は酸無水物又はそれら
の混合物を配合することによって有用なポリフェニレン
エーテル樹脂又は組成物を製造し得るという知見に基づ
くものである。
得られる樹脂及び組成物は産業界において、特に建築工
業において、建築材料、特に内装用に使用される低密度
発泡絶縁材料の残留臭が問題となっていた用途に広く利
用されるであろう。
本発明の組成物は広範囲のプラスチック成形物品に押出
し及び成形し得る。
概略的にいえば、本発明はつぎの成分:(a)ポリフェ
ニレンエーテル樹脂又はポリフェニレンエーテル樹脂と
ポリスチレン樹脂又はゴム変性耐衝撃性ポリスチレン樹
脂との組合せ;及び (b)成分(a)の臭気を軽減する有効量のカルボン酸
、酸無水物又はそれらの混合物;を含aしてなる熱可塑
性樹脂組成物を提供するものである。
さらに本発明はポリフェニレンエーテル樹脂単独又はポ
リフェニレンエーテル樹脂とポリスチレン樹脂又は耐衝
撃性ポリスチレン樹脂との配合物の臭気を軽減する方法
を提供するものであり、茨方法はポリフェニレンエーテ
ル単独又はポリフェニレンエーテルとポリスチレン又は
ゴム変性耐衝撃性ポリスチレン樹脂との組合せからなる
熱可塑性樹脂組成物にその臭気を軽減する有効量のカル
ボン酸、酸無水物又はそれらの混合物を添加することか
らなる。
本発明において使用されるポリフェニレンエーテル(ポ
リフェニレンオキシドとしても知られている)はA11
an S、Hayによって効率的かつ経済的な製造法(
たとえばこ\に参考文献として引用する米国特許第3,
306,874号及び同第3゜306.875号明細書
参照)が見出された結果商業的にきわめて有用となった
周知の一群の重合体である。それ以来、多数の改良及び
変形体が開発されてきたが、一般にこれらの重合体はア
リーレンオキシ構造単位が存在する種類のものとして特
徴付けられる。本発明はすべてのかかる変形及び改良体
を包含し、以下に詳述する特定のものに限定されるもの
ではない。
本発明の実施に有利に使用されるポリフェニレンエーテ
ルは一般に次式: の構造単位を含むものであり、これらの単位の各々にお
いて独立的に、各Q1は水素、ハロゲン、7個までの炭
素原子を含む第1級又は第2級低級アルキル基、フェニ
ル基、少なくとも2個の炭素原子によってハロゲン又は
窒素原子をベンゼン環から分離する構造のハロアルキル
又はアミノアルキル基、炭化水素オキシ基又は少なくと
も2個の炭素原子によってハロゲン原子と酸素原子を分
離する構造のハロ炭化水素オキシ基であり;そして各Q
2は水素、ハロゲン、第1級又は第2級低級アルキル基
、フェニル基、ハロアルキル話、炭化水素オキシ基又は
Qlについて定義したごときハロ炭化水素オキシ基であ
る。適当な第1級低級アルキル基の例はメチル、エチル
、n−プロピル、n−ブチル、イソブチル、n−アミル
、イソアミル、2−メチルブチル、n−ヘキシル、2,
3−ジメチルブチル、2−3−又は4−メチルペンチル
及び対応するペプチル基である。第2級低級アルキル基
の例はイソプロピル、第2級ブチル及び3−ペンチル基
である。すべてのアルキル基は分岐鎖よりも直鎖型であ
ることが好ましい。多くの場合、各Q1はアルキル又は
フェニル基、特にC1−4アルキル基でありかつ各Q2
は水素である。
前述した記載においてポリフェニレンエーテルは単独重
合体及び共重合体の両者を包含する。適当な単独重合体
はたとえば2,6−ジメチル−1゜4−フェニレンエー
テル単位を含むものである。
適当な共重合体はか\る単位をたとえば2,3゜6−ド
リメチルー1,4−フェニレンエーテル単位との組合せ
で含有するランダム共重合体を包含する。多数の適当な
ランダム共重合体は単独重合体とともにいくつかのt(
ayの特許を包含する特許文献中に開示されている。さ
らにポリフェニレンエーテル鎖上にアクリロニトリル及
びビニル芳香族化合物(たとえばスチレン)のようなビ
ニル単量体及びポリスチレン及びエラストマーのような
重合体をグラフト化することによって製造されたグラフ
ト共重合体を包含するグラフト共重合体も本発明におけ
る使用に適当である。さらに他の適当なポリフェニレン
エーテルはカップル化ポリフェニレンエーテル、すなわ
ちカップリング剤を2個のポリフェニレンエーテル鎖の
ヒドロキシ基と反応させることによって分子量を増大さ
せた重合体である。カップリング剤の例は低分子量ポリ
カーボネート、キノン類、複索環化合物及びホルマール
類である。
ポリフェニレンエーテルは一般に約5,000〜40,
000の範囲の分子量(本明細書において使用する限り
ゲル通量クロマトグラフィーによって測定された数平均
分子量)を有する。ポリフェニレンエーテルの固を粘度
はクロロホルム中の溶液について25℃で測定して通常
的0.3〜0゜6dl/gの範囲である。
ポリフェニレンエーテルは既知の方法によって、典型的
には少なくとも一種の対応するモノヒドロキシ芳香族(
たとえばフェノール型)化合物の酸化的カップリングに
よって、製造することができる。特に有用なかつ容易に
入手し得るモノヒドロキシ芳香族化合物は2,6−キシ
レノール(前記の式において各Q1がメチル基でありそ
して各Q2が水素である)であり、その対応する重合体
はポリ(2,6−ジメチル−1.4−フェニレンエーテ
ル)として特定し得る。
ポリフェニレンエーテルの製造にa用であることが当該
技術において知られている種々の触媒系の任意のものを
本発明において使用されるポリフェニレンエーテルの製
造に使用することができる。
多くの場合、触媒は銅、マンガン又はコバルト化合物の
ような少なくとも一種の重金属化合物を、通常は種々の
他の物質と組合せて、含有する。好ましい触媒系の例は
銅含有触媒系である。か\る触媒はたとえば前述した米
国特許第3,306゜874号及び同第3,306,8
75号明細書及びその他に開示されている。これらの触
媒は通常第1銅又は第2銅イオン、ハライドイオン(す
なわちクロライド、ブロマイド又はヨーダイトイオン)
及び少なくとも一種のアミンの組合せである。
マンガン含有触媒系も好ましいものである。これらは一
般に二価マンガン及びハライド、アルコキシド又はフェ
ノキシトのようなアニオンを含むアルカリ性の系である
。多くの場合、マンガンはジアルキルアミン、アルカノ
ールアミン、アルキレンジアミン、0−ヒドロキシ芳香
族アルデヒド、0−ヒドロキシアゾ化合物、ω−ヒドロ
キシオキシム(単量体状及び重合体状)、0−ヒドロキ
シアリールオキシム及びα−ジケトンのような一種又は
それ以上の錯化剤及び/又はキレート化剤との錯体とし
て存在する。コバルト含有触媒系もまた有用である。当
業者はポリフェニレンエーテル製造用のマンガン及びコ
バルト含有触媒系を開示した特許文献を熟知していよう
本発明の目的に特に有用なポリフェニレンエーテルは式
: %式%) (両式中、Ql及びC2は前記の意義を有し、各R1は
2個のR1基中の炭素原子の合計数が6個又はそれ以下
である条件でそれぞれ独立して水素又はアルキル基であ
り、そして各R2はそれぞれ独立して水素又はC1−6
第1級アルキル基である)の末端基(II)及び(II
I)の少なくとも一方をもつ分子を含んでなるものであ
る。各R1が水素でありかつ各R2がアルキル基、特に
メチル又はn−ブチル基であることが好ましい。
式(n)のアミノアルキル置換末端基を含む重合体は、
特に銅−又はマンガン−含有触媒を使用する場合に、酸
化的カップリング反応混合物の成分の一つとして対応す
る第1級又は第2級モノアミンを配合することによって
得ることができる。
かかるアミン、特にジアルキルアミン、好ましくはジ−
n−ブチルアミン及びジメチルアミン、は多くの場合重
合体鎖の末端単位上のヒドロキン基に隣接する1個又は
それ以上のQ1基上のα−水素原子の1個を置換するこ
とによって、しばしばポリフェニレンエーテルに化学的
に結合される。
その後の加工及び/又は配合工程中に、アミノアルキル
置換末端基は種々の反応を受け、おそらくはその間に式
: (式中、R+ は前記の意義をaする)のキノンメチド
型中間体を生成するものと考えられ、その結果しばしば
衝撃強さ及び他の配合成分との相溶性の増加を包含する
有利な効果をもたらす。
式(m)のビフェノール末端基をもつ重合体は典型的に
は、特に銅−ハライド−第2級又は第3級アミン系を使
用する場合、副生物として式:のジフェノキノンを含む
反応混合物から得られる。
この点に関しては、二5に参考文献として引用する米国
特許第4,234,706号、同第4,477.649
号及び同第4,482,697号明細書に詳述されてい
る。この型の混合物中で、ジフェノキノンは最終的には
主として末端基として重合体中に実質的割合で結合され
る。
前述した条件下で得られる多くのポリフェニレンエーテ
ルにおいて、通常重合体の約90重量%に達する実質的
割合の重合体分子は式(II)及び(III)の一方又
はしばしば両方をもつ末端基を含む。しかしながら、他
の末端基も存在し得ること及び本発明は広い意味ではポ
リフェニレンエーテル末端基の分子構造に依存しなくて
もよい点を理解すべきである。したがって、ポリフェニ
レンエーテル樹脂として広く認識された一群の広範囲の
重合体物質が本発明の実施に使用するに適するものであ
ることは当業者には明らかであろう。
Q′ Q′ ポリスチレン樹脂は広義には式: CRI  −CHR2 (式中、R1及びR2は1〜6個の炭素原子を含む低級
アルキル又はアルケニル基及び水素からなる群から選ば
れ、R3及びR4はクロル、ブロム、水素及び1〜6個
の炭素原子を含む低級アルキル基からなる群から選ばれ
、R5及びR6は水素及び1〜6個の炭素原子を含む低
級アルキル及びアルケニル基からなる群から選ばれるか
又はR5及びR6はハイドロカルビル基と連結されてナ
フチル基を形成し得る)の化合物から少なくとも一部誘
導されるものとして定義される。
上記式の範囲内の化合物はスチレン及びその同族体及び
類似体を包含する。スチレン以外の例はα−メチルスチ
レン、p−メチルスチレン、2゜4−ジメチルスチレン
、クロルスチレン、ジクロルスチレン、ブロムスチレン
、ジブロムスチレン、p−第3級ブチルスチレン、p−
エチルスチレン、ビニルキシレン、ジビニルベンゼン及
びビニルナフタリンを包含する。スチレンが特に好まし
い。
本発明の組成物に有用なゴム変性耐衝撃性ポリスチレン
は当該技術において耐衝撃性ポリスチレン、すなわちH
IPSとして一般に知られている物質の任意のものから
選定することができる。
般に、これらの変性ポリスチレン樹脂はスチレンの重合
中又は重合後にゴムを添加することによって製造され、
その際使用される個々特定の方法に応じてゴム及びポリ
スチレンの相互共重合体、ゴム及びポリスチレンの物理
的混合物又はそれらの両者が得られる。
適当なゴム変性剤はポリブタジェン、ポリイソプレン、
ポリクロロプレン、エチレン−プロピレン共重合体(E
PR)、エチレン−プロピレン−ジエン(EPDM)ゴ
ム、スチレン−ブタジェン共重合体(SBR)及びポリ
アクリレートを包含する。ゴムの使用量は製造の方法及
び個々特定の要求のような因子によって変動するであろ
う。
ゴムの粒度、ゴムを目のゲル含量及びシス含量及びゴム
の容量%のような因子を調節して耐衝撃性及びその他の
性質を改良せしめたより最近になって開発された型の耐
衝撃性ポリスチレンも本発明の目的に適当なこの一部の
物質の範囲内に包含される。これらの型のHIPSはこ
\に参考文献として引用する米国特許第4,128,6
02号(Abol ins 、 Katchman及び
Lee、Jr、 )及び米国特許第4,528,327
号(Cooper及びKatchman)明細書を包含
する特許文献に記載されている。
さらに、ゴムに封入されたポリスチレンの粒子がポリス
チレン樹脂のマトリックス中に分散されたコアーシェル
型とも呼ばれる形態をもつ耐衝撃性ポリスチレンも本発
明に使用するに適するものである。この型の例は前述し
た米国特許第4,528.327号明細書ならびにニー
に参考文献として引用する米国特許第4,513,12
0号(Bennett、Jr、及びLee、Jr、 )
明細書に記載されている。
本発明の組成物及び方法において成分(b)として有用
なカルボン酸は一般式: %式% [式中、Xは水素(ギ酸);メチル(酢酸):式C11
3(C112)。(たソしnは少なくとも1に等しい整
数、好ましくは2〜16である)のアルキル基;アリー
ル基;分岐、環式又は置換アルキル基;分岐、環式又は
置換アルケニル基;又は置換アリール基から選ばれる]
によって表わされる既知のカルボン酸の任意のものから
選定し得る。
有効であり得るこれらの酸の例はつぎのちのを包含する
: ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸
、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸
、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール
酸、リルン酸、シクロヘキサンカルボン酸、フェニル酢
酸、安息香酸、〇−トルイル酸、m−トルイル酸、p−
トルイル酸、0−クロル安息香酸、m−クロル安息香酸
、p −クロル安息香酸、0−ブロム安息香酸、m−ブ
ロム安息香酸、p−ブロム安息香酸、0−ニトロ安息香
酸、m−ニトロ安息香酸、p−ニトロ安息香酸、サリチ
ル酸、p−ヒドロキシ安息香酸、アントラニル酸、m−
アミノ安息香酸、p−アミノ安息香酸、0−メトキシ安
息香酸、m−メトキシ安息香酸、p−メトキシ安息香酸
、メチル酪酸、ジメチル吉草酸、フェニル酪酸、クロル
メチル酪酸、ヒドロキシプロピオン酸(乳酸)、ジニト
ロ安息香酸、フェニルプロピオン酸、(クロルフェニル
)醋酸及びブテン酸等。
同様に、−服代: %式% (式中、Xは単結合又は直鎖又は分枝鎖アルキル基、直
鎖又は分枝鎖アルケニル基、アリール基又はそれらの置
換基から選んだ二官能性基である)によって表わされる
ジカルボン酸も本発明の組成物及び方法における成分(
b)として有用である。
Xが単結合である場合には、得られるジカルボン酸は修
酸である。Xが二官能性基を表わす場合には、得られる
利用し得るジカルボン酸の例は、マロン酸、コハク酸、
グルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、フタ
ル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ブロムグルタル酸
、ジメチルグルタル酸等である。
成分(b)はまたクエン酸等のようなトリカルボン酸で
あることもできる。
カルボン酸は上記に広く述べた型の任意のものであるが
、成分(b)はコハク酸、グルタル酸、アジピン酸及び
クエン酸から選ばれたものであることが好ましく、特に
グルタル酸が好ましい。
成分(b)はまた任意の酸無水物であることもできる。
これらはしばしばカルボン酸から誘導され、たとえば無
水酢酸を与える酢酸、無水マレイン酸を与えるマレイン
酸、無水フタル酸を与えるフタル酸等があげられる。無
水コハク酸及び無水フタル酸が特に好ましい。
成分(b)はまたアルケニル芳香族樹脂及び酸無水物単
量体の共重合体であることもできる。たとえば、スチレ
ン及び無水マレイン酸の共重合体を使用し得る。
本発明に従う組成物を製造するには、ポリフェニレンエ
ーテルを単独で成分(a)として使用することができそ
して成分(b)を得られる熱可塑性組成物の臭気を有効
に軽減するに足る量で存在サセる。成分(a)がポリフ
ェニレンエーテルとポリスチレン又は耐衝撃性ポリスチ
レンとの組合せである場合には、成分について好ましく
は下記の特定の好ましい範囲内の量が選定される。
成分    量(重量部) (a)ポリフェニレンエーテル 10〜90ポリスチレ
ン、スチレン 90〜10 共重合体又は 耐衝撃性ポリスチレン 合計   100重量部 (b)カルボン酸、  成分(a)100重量部酸無水
物又は  当り0.1〜10 アルケニル芳香族 及び酸無水物の 共重合体 本発明の型の組成物はまた前述した成分に加えて他の成
分を含むように調製することもできる。
これらの他の成分はポリフェニレンエーテル樹脂及び配
合物に通常使用されている慣用の物質から選定すること
ができ、それらのあるものは非重合体状であり、他のあ
るものは重合体状であることができる。か\る他の成分
の例は可塑剤、離型剤、溶融粘度低下剤、着色剤、安定
剤、酸化防止剤、無機充填剤(たとえばクレー)、ガラ
ス補強剤、酸化チタン、滑剤等である。たとえば全組成
物100重量%当り1重量%より少ない量から50重量
%を超える量までの慣用的な量を使用し得る。
本発明の組成物は任意慣用の方法で製造することができ
、好ましくは所要成分の予備配合物を形成し、この予備
配合物を押出機に通ずることによって混和しそして押出
物を冷却しかつそれをペレット又は錠剤の形に切断する
ことによって製造される。ペレット又は錠剤型組成物は
その後にたとえば高温で形成することによって所望の物
品に形成し得る。ペレット又は錠剤型組成物はまたシ−
ト又は板、特に構造材としての用途に有用な低密度のシ
ート又は板に押出し成形することもできる。
本発明の組成物は熱可塑性であるので射出成形法に使用
するのに適当である。本発明の組成物は標準的な方法及
び条件を用いて種々の形及び寸法に成形することができ
、特に好ましくは低密度の発泡製品に成形できそして得
られる製品は成分(b)を含まないポリフェニレンエー
テル樹脂及び配合物と比較して軽減した臭気をもつとい
う特徴を示す。
特定の実施態様の開示 つぎに本発明の好ましい又は最良の実施態様を説明する
実施例を示す。
実施例1−6 第1表に示した組成物を、所要成分の乾燥配合物を形成
し、この配合物を28龍ウニルナ−・ブライプラー(W
erner Pfleiderer )二軸スクリュ押
出機に約570下〜592’Fの溶融温度で通送するこ
とによってコンパウンド処理しそして押出物を冷却しか
つペレットに切断することによって製造した。得られた
ペレットをガラスびん中に貯蔵してその色及び外観を評
価した。
第1表組成物 ポリフェニレンエーテル 50 “結晶”性ポリスチレン 50 アジピン酸 グルタル酸 クエン酸 コハク酸 無水コハク酸 ■ ■ ■ ■ 実施例1−6における各試料についての相対的な臭気を
、10人の試験参加者に種類を表示していないびん入り
の試料の臭気の評価を無作為の順序で行なわせて得られ
た等吸付けの結果から決定した。変性されない対照試料
(実施例1)は大体においてもっとも臭気が強いものと
して選出された。すなわち試験参加者の6人(60%)
はこの試料を最悪の臭気をもつものとして選出し、1人
だけがこれを最良の臭気をもつものとして選出した。グ
ルタル酸を含む試料は試験参加者によって最良の臭気を
もつものとして明確に選出された。
すなわち参加者のうち7人(70%)はこの試料を最良
のものと選出した。また1人はアジピン酸を含む組成物
を最良のものと選定し、別の1人は無水コハク酸を含む
試料を最良のものと選定した。
アジピン酸を含む組成物は6人(60%)によって2番
目又は3番目に良好な臭気であると判定され、グルタル
酸を含む組成物は1人(10%)によって2番目又は3
番目に良好な臭気であると判定され、クエン酸を含む組
成物は5人(50%)によって2番目又は3を目に良好
な臭気であると判定され、コハク酸を含む組成物は4人
(40%)によって2番目又は3番目に良好な臭気であ
ると判定されそして無水コハク酸を含む組成物は4人(
40%)によって2番目又は3番目に良好な臭気である
と判定された。これらの結果をまとめて第■表に示す。
実施例7−8 実施例1−6における同様にポリフェニレンエテル/ポ
リスチレンの50150配合物を含むが、さらにトリデ
シルホスフェート1重量部及びZnS及びZTIO各0
,15重量部を含む組成物を実施例1−6の方法に従っ
て製造した。実施例7の組成物は臭気軽減用安定剤を含
まないものであった。実施例8の組成物には臭気軽減用
安定剤としてアジピン酸を1重量部の量で添加した。1
0人の試験参加者のうち7人(70%)は実施例8の組
成物を実施例7の組成物と同等(1人)又は良好(6人
)な臭気をもつと判定した。
実施例9−14 実施例1−6の“結晶”性ポリスチレンの代りに等量の
ゴム変性耐衝撃性ポリスチレンを用いかつ実施例2−6
の臭気軽減用安定剤1重量部を用いて実施例2−6と同
様の臭気軽減結果が得られた。
実施例15−16 実施例7−8の結晶性ポリスチレンの代りに等量のゴム
変性耐衝撃性ポリスチレンを用いかつ臭気軽減用安定剤
としてアジピン酸1重量部を用いて同様の臭気軽減結果
が得られた。
実施例17−20 実施例16のアジピン酸の代りに実施例17−20の各
々においてグルタル酸、クエン酸、コハク酸及び無水コ
ハク酸をそれぞれ使用した組成物について、実施例15
の組成物と比較して同等の臭気軽減結果が得これた。
実施例21−26 実施例1−6の結晶性ポリスチレンを10%に減少させ
てポリフェニレンエーテル90重量部及び結晶性ポリス
チレン10重量部からなる組成物を用いた。実施例2−
6の臭気軽減用安定剤を同じ口で実施例22−26の組
成物に添加した。実施例21は非処理対照試験である。
実施例22−26の組成物については実施例2−6につ
いて認められたものと同等の臭気軽減結果が得られた。
本発明の他の修正及び変形は勿論可能であり本発明の意
図する範囲内である。したがって本発明の原理から逸脱
することなしに又はその主たる利点を犠牲にすることな
しに上記に示した特定の実施態様に変更を加え得ること
を理解すべきである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、つぎの成分: (a)ポリフェニレンエーテル樹脂単独又 はポリフェニレンエーテル樹脂とポリスチレン樹脂又は
    ゴム変性耐衝撃性ポリスチレン樹脂との組合せ;及び (b)成分(a)の臭気を軽減する有効量 のカルボン酸、酸無水物又はそれらの混合物;を含有し
    てなる熱可塑性組成物。 2、成分(a)が成分(a)100重量部に基づいて約
    10〜約90重量部のポリフェニレンエーテル及び約9
    0〜約10重量部のポリスチレン樹脂又はゴム変性耐衝
    撃性ポリスチレン樹脂からなる請求項1記載の組成物。 3、成分(a)が約50重量部のポリフェニレンエーテ
    ル及び約50重量部のポリスチレン樹脂又はゴム変性耐
    衝撃性ポリスチレンからなる請求項2記載の組成物。 4、ポリフェニレンエーテルが式: ▲数式、化学式、表等があります▼ の構造単位(たゞしこれらの単位の各々について独立的
    に、各Q^1は水素、ハロゲン、7個までの炭素原子を
    もつ第1級又は第2級低級アルキル基、フェニル基、少
    なくとも2個の炭素原子によってハロゲン又は窒素原子
    をベンゼン環から分離する構造のハロアルキル又はアミ
    ノアルキル基、炭化水素オキシ基又は少なくとも2個の
    炭素原子によってハロゲン原子と酸素原子を分離する構
    造のハロ炭化水素オキシ基であり;そして各Q^2は水
    素、ハロゲン、第1級又は第2級低級アルキル基、フェ
    ニル基、ハロアルキル基、炭化水素オキシ基又はQ^1
    について定義したごときハロ炭化水素オキシ基である)
    を含む単独重合体又は共重合体である請求項1記載の組
    成物。 5、ポリフェニレンエーテルがポリ(2,6−ジメチル
    −1,4−フェニレンエーテル)である請求項1記載の
    組成物。 6、ポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエー
    テル)がクロロホルム中25℃で測定して約0.3〜0
    .6dl/gの固有粘度をもつ請求項5記載の組成物。 7、ポリフェニレンエーテルがポリ(2,6−ジメチル
    −共−2,3,6−トリメチル−1,4−フェニレンエ
    ーテル)である請求項1記載の組成物。 8、成分(b)が成分(a)100重量部に基づいて約
    0.1〜約10重量部の量で存在する請求項1記載の組
    成物。 9、成分(b)が成分(a)100重量部に基づいて約
    0.1〜約1.0重量部の量で存在する請求項1記載の
    組成物。 10、成分(b)が成分(a)100重量部に基づいて
    約1.0重量部までの量で存在する請求項3記載の組成
    物。 11、成分(b)が一般式: X−COOH (式中、Xは水素;メチル;式CH_3(CH_2)_
    nのアルキル基(たゞしnは少なくとも1に等しい整数
    、好ましくは2〜16の整数である);アリール基;分
    岐、環式又は置換アルキル基;分岐、環式又は置換アル
    ケニル基;置換アリール基;又はそれらの混合物から選
    ばれる)をもつカルボン酸から選ばれる請求項1記載の
    組成物。 12、成分(b)が一般式: HOOC−X−COOH (式中、Xはシグマ結合であるか又は直鎖又は分岐鎖ア
    ルキル基、直鎖又は分岐鎖アルケニル基、アリール基又
    は置換基をもつこれらの任意の基から選んだ二官能性基
    である)をもつジカルボン酸から選ばれる請求項1記載
    の組成物。 13、成分(b)が修酸、マロン酸、コハク酸、グルタ
    ル酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、フタル酸、
    イソフタル酸、テレフタル酸、ブロムグルタル酸及びジ
    メチルグルタル酸又はそれらの混合物から選ばれる請求
    項12記載の組成物。 14、成分(b)がトリカルボン酸である請求項1記載
    の組成物。 15、成分(b)がクエン酸である請求項14記載の組
    成物。 16、成分(b)が酸無水物である請求項1記載の組成
    物。 17、成分(b)が無水酢酸、無水マレイン酸、無水コ
    ハク酸、無水フタル酸及び無水イソフタル酸又はそれら
    の混合物から選ばれる請求項16記載の組成物。 18、請求項1記載の組成物から成形された物品。 19、請求項1記載の組成物から製造された発泡製品。 20、(a)ポリフェニレンエーテル樹脂単独又はポリ
    フェニレンエーテル樹脂とポリスチレン樹脂又はゴム変
    性耐衝撃性ポリスチレン樹脂との組合せからなる組成物
    に(b)カルボン酸、酸無水物又はそれらの混合物を成
    分(a)の臭気を軽減する有効量で添加することからな
    るポリフェニレンエーテル樹脂又はその組成物の臭気を
    軽減する方法。
JP1145564A 1988-06-13 1989-06-09 臭気を軽減したポリフェニレンエーテル樹脂および組成物の成形物又は発泡製品 Expired - Lifetime JPH0832824B2 (ja)

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