JPH0254362B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0254362B2 JPH0254362B2 JP57125098A JP12509882A JPH0254362B2 JP H0254362 B2 JPH0254362 B2 JP H0254362B2 JP 57125098 A JP57125098 A JP 57125098A JP 12509882 A JP12509882 A JP 12509882A JP H0254362 B2 JPH0254362 B2 JP H0254362B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- polymerization
- aqueous solution
- mol
- ammonium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
本発明は乾燥工程を経る事無く、粉砕可能な乾
燥固体を得る方法に関するものであり、詳しくは
アクリル酸アンモニウムの高濃度水溶液重合を行
なうにあたり、モノマー水溶液の組成をアクリル
モノマー1モルに対し水が2.5モル以下である様
に調整する事により、水分を重合熱により気化せ
しめ重合終了後乾燥工程を経る事無く粉砕可能な
低含水率のポリアクリル酸アンモニウムを得る方
法に関するものである。ポリアクリル酸塩は凝集
剤,分散剤,吸水剤等に広範囲の用途があり、輸
送及び取扱い上の要請からその形状は乾燥固体で
ある事が望まれる。 アクリル系モノマーを代表とするビニル化合物
が重合時に多量の熱を発生する事は良く知られた
事であり、水溶性モノマーの水溶液重合を行なう
にあたり高濃度水溶液重合を行ない重合熱により
水分を気化せしめポリマー乾燥固体を得られる事
は容易に想像される事である。 アクリルアミドの場合については特開52―
137482においてかかる高濃度重合を行なつてい
る。 しかしアクリル酸塩の高濃度水溶液重合を行な
う場合安価であるため一般的に用いられるナトリ
ウム塩では溶解度が低いため、かかる高濃度水溶
液を調整する事ができない。 すなわちアクリル酸の重合熱は約20kcal/mol
であり水の気化潜熱は約9kcal/molである事か
ら前記水溶液中のモノマーと水のモル比は略1:
2.2に調整する必要がある。 厳密に言えば乾燥固体は完全に無水である必要
は無く、乾燥減量10%程度であつても粉砕は可能
であり、この場合モノマーと水のモル比は1:
2.5で良い。 しかるにアクリル酸ナトリウムの場合室温では
2.5倍モルの水には溶解しない。 重合時アクリル酸は必らずしも100%中和して
いる必要は無く70〜80モル%の中和率で重合され
る場合が多いが上記の事情にかわりは無い。 高温ではアクリル酸ナトリウムの溶解度も増す
であろうが調整後のモノマー水溶液を貯蔵してい
る間に熱重合をおこす恐れがある。 これに対しアクリル酸アンモニウムの場合は溶
解度は大きく容易に2倍モルの水に溶解し重合熱
によりほぼ全量の水分を蒸発させ乾燥固体を得る
事ができる。 アクリル酸アンモニウム水溶液はアクリル酸と
アンモニア,アンモニア水,カルバミン酸アンモ
ニウム,炭酸水素アンモニウム,炭酸アンモニウ
ム(実質はカルバミン酸アンモニウムと炭酸水素
アンモニウムの混合物)を反応させる事により容
易に製造する事ができる。 ただし遊離のアンモニアは40℃以上でミカエル
付加により2重結合と反応するため、中和は冷却
しながら、良く混合し、アンモニアが過剰となら
ぬ様に行なう必要がある。 アクリル酸アンモニウムは単にポリアクリル酸
塩の製造ばかりでは無くアクリルアミドとの任意
の割合の共重合において使用可能である事は言う
までも無い。 しかしアクリル酸塩の割合が全モノマーの30%
以下であればアクリル酸ナトリウムを使用する事
が可能であるためアクリル酸アンモニウムを用い
る利点は消失する。 本発明に使用される重合開始剤に特別な制限は
無くモノマー水溶液中に均一に分散し得るならば
任意のラジカル型重合開始剤が使用可能であり、
通常はアゾビスイソシアノニトリル、アゾビスア
ミジノプロパン,アゾビスイソシアノ吉草酸の如
きアゾ系開始剤あるいは過硫酸カリウム,過硫酸
アンモニウムの如き過硫酸塩が選ばれる。 重合容器は水蒸気の輝散に便利な様に上部が開
放している必要があり、エンドレスベルト上で重
合する事が好結果を与える。 本乾燥固体は使用にあたり必ずしも微粉にする
必要は無く顆粒状あるいはブロツク状で使用する
事も可能である。 以下実施例により本発明を具体的に説明する。 実施例 モノマー溶液の調整 25℃における下表組成モノマー溶液調整の可否
を検討した。
燥固体を得る方法に関するものであり、詳しくは
アクリル酸アンモニウムの高濃度水溶液重合を行
なうにあたり、モノマー水溶液の組成をアクリル
モノマー1モルに対し水が2.5モル以下である様
に調整する事により、水分を重合熱により気化せ
しめ重合終了後乾燥工程を経る事無く粉砕可能な
低含水率のポリアクリル酸アンモニウムを得る方
法に関するものである。ポリアクリル酸塩は凝集
剤,分散剤,吸水剤等に広範囲の用途があり、輸
送及び取扱い上の要請からその形状は乾燥固体で
ある事が望まれる。 アクリル系モノマーを代表とするビニル化合物
が重合時に多量の熱を発生する事は良く知られた
事であり、水溶性モノマーの水溶液重合を行なう
にあたり高濃度水溶液重合を行ない重合熱により
水分を気化せしめポリマー乾燥固体を得られる事
は容易に想像される事である。 アクリルアミドの場合については特開52―
137482においてかかる高濃度重合を行なつてい
る。 しかしアクリル酸塩の高濃度水溶液重合を行な
う場合安価であるため一般的に用いられるナトリ
ウム塩では溶解度が低いため、かかる高濃度水溶
液を調整する事ができない。 すなわちアクリル酸の重合熱は約20kcal/mol
であり水の気化潜熱は約9kcal/molである事か
ら前記水溶液中のモノマーと水のモル比は略1:
2.2に調整する必要がある。 厳密に言えば乾燥固体は完全に無水である必要
は無く、乾燥減量10%程度であつても粉砕は可能
であり、この場合モノマーと水のモル比は1:
2.5で良い。 しかるにアクリル酸ナトリウムの場合室温では
2.5倍モルの水には溶解しない。 重合時アクリル酸は必らずしも100%中和して
いる必要は無く70〜80モル%の中和率で重合され
る場合が多いが上記の事情にかわりは無い。 高温ではアクリル酸ナトリウムの溶解度も増す
であろうが調整後のモノマー水溶液を貯蔵してい
る間に熱重合をおこす恐れがある。 これに対しアクリル酸アンモニウムの場合は溶
解度は大きく容易に2倍モルの水に溶解し重合熱
によりほぼ全量の水分を蒸発させ乾燥固体を得る
事ができる。 アクリル酸アンモニウム水溶液はアクリル酸と
アンモニア,アンモニア水,カルバミン酸アンモ
ニウム,炭酸水素アンモニウム,炭酸アンモニウ
ム(実質はカルバミン酸アンモニウムと炭酸水素
アンモニウムの混合物)を反応させる事により容
易に製造する事ができる。 ただし遊離のアンモニアは40℃以上でミカエル
付加により2重結合と反応するため、中和は冷却
しながら、良く混合し、アンモニアが過剰となら
ぬ様に行なう必要がある。 アクリル酸アンモニウムは単にポリアクリル酸
塩の製造ばかりでは無くアクリルアミドとの任意
の割合の共重合において使用可能である事は言う
までも無い。 しかしアクリル酸塩の割合が全モノマーの30%
以下であればアクリル酸ナトリウムを使用する事
が可能であるためアクリル酸アンモニウムを用い
る利点は消失する。 本発明に使用される重合開始剤に特別な制限は
無くモノマー水溶液中に均一に分散し得るならば
任意のラジカル型重合開始剤が使用可能であり、
通常はアゾビスイソシアノニトリル、アゾビスア
ミジノプロパン,アゾビスイソシアノ吉草酸の如
きアゾ系開始剤あるいは過硫酸カリウム,過硫酸
アンモニウムの如き過硫酸塩が選ばれる。 重合容器は水蒸気の輝散に便利な様に上部が開
放している必要があり、エンドレスベルト上で重
合する事が好結果を与える。 本乾燥固体は使用にあたり必ずしも微粉にする
必要は無く顆粒状あるいはブロツク状で使用する
事も可能である。 以下実施例により本発明を具体的に説明する。 実施例 モノマー溶液の調整 25℃における下表組成モノマー溶液調整の可否
を検討した。
【表】
重合例 1
前表No.1組成のモノマー水溶液に対し0.00005
モルのメチレンビスアクリルアミドを混合し、
0.003モルのアゾビスアミジノプロパンン塩酸塩
及び触媒溶解用として0.5モルの水を混合し重合
を行なつた。得られたポリマーの乾燥減量は8%
であり溶易に粉砕できた。得られた粉末を蒸留水
に分散させたところ自重の700倍の水を吸収した。 重合例 2 前表No.2組成のモノマー水溶液に対し0.005モ
ルの過硫酸アンモニウムと0.5モルの水を混合し
ポリエステルの浅皿上で重合を行ない乾燥減量7
%のポリマー固体を得た。粉砕後蒸留水に対する
吸水倍率を測定すると自重の440倍であつた。 重合例 3 前表No.3組成のモノマー水溶液に対し0.00005
モルの亜硫酸水素ナトリウムと0.005モルのアゾ
ビスイソブチロニトリル10%アセトン溶液を加
え、テフロンコーテイング耐熱ゴム浅皿上で重合
し乾燥減量7%の乾燥固体を得た。粉砕後1N食
塩水に溶解しポリマー濃度1%溶液の粘度を測定
したところ8.5CPであつた。
モルのメチレンビスアクリルアミドを混合し、
0.003モルのアゾビスアミジノプロパンン塩酸塩
及び触媒溶解用として0.5モルの水を混合し重合
を行なつた。得られたポリマーの乾燥減量は8%
であり溶易に粉砕できた。得られた粉末を蒸留水
に分散させたところ自重の700倍の水を吸収した。 重合例 2 前表No.2組成のモノマー水溶液に対し0.005モ
ルの過硫酸アンモニウムと0.5モルの水を混合し
ポリエステルの浅皿上で重合を行ない乾燥減量7
%のポリマー固体を得た。粉砕後蒸留水に対する
吸水倍率を測定すると自重の440倍であつた。 重合例 3 前表No.3組成のモノマー水溶液に対し0.00005
モルの亜硫酸水素ナトリウムと0.005モルのアゾ
ビスイソブチロニトリル10%アセトン溶液を加
え、テフロンコーテイング耐熱ゴム浅皿上で重合
し乾燥減量7%の乾燥固体を得た。粉砕後1N食
塩水に溶解しポリマー濃度1%溶液の粘度を測定
したところ8.5CPであつた。
Claims (1)
- 1 水溶性アクリル系モノマーを2.5倍モル量以
下の水に溶解し、水溶液重合を行ない、重合熱に
より水分を蒸発せしめる事により乾燥工程を経る
事無くポリマー乾燥固体を得るにあたり全モノマ
ーの30モル%以上がアクリル酸アンモニウムであ
る事を特徴とするポリマー固体の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12509882A JPS5915408A (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | ポリマ−固体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12509882A JPS5915408A (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | ポリマ−固体の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5915408A JPS5915408A (ja) | 1984-01-26 |
| JPH0254362B2 true JPH0254362B2 (ja) | 1990-11-21 |
Family
ID=14901800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12509882A Granted JPS5915408A (ja) | 1982-07-20 | 1982-07-20 | ポリマ−固体の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5915408A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57125100A (en) * | 1981-01-29 | 1982-08-04 | Yokogawa Electric Works Ltd | Automatic drawing device |
-
1982
- 1982-07-20 JP JP12509882A patent/JPS5915408A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5915408A (ja) | 1984-01-26 |
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