JPH0255121A - 導電性フイルム及びこれを用いた磁気記録媒体 - Google Patents

導電性フイルム及びこれを用いた磁気記録媒体

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JPH0255121A
JPH0255121A JP63206271A JP20627188A JPH0255121A JP H0255121 A JPH0255121 A JP H0255121A JP 63206271 A JP63206271 A JP 63206271A JP 20627188 A JP20627188 A JP 20627188A JP H0255121 A JPH0255121 A JP H0255121A
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film
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antimony
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Toshiya Koyama
小山 俊也
Sadami Miura
三浦 定美
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は導電性フィルム及びこれを用いた磁気記録媒体
に関し、ざらに詳しくは表面抵抗値が湿度依存性を持た
ない導電性フィルム及びこれを用いた磁気記録媒体に関
する。
〈従来技術〉 熱可塑性ポリエステル例えばポリエチレンテレフタレー
ト若しくはその共重合体、ポリエチレンナフタレート若
しくはその共重合体等を溶融押出し製膜することは公知
である。そして得られる二軸配向ポリエステルフィルム
は機械特性、耐熱性。
ガス遮断性、電気特性及び耐薬品性か他の樹脂からなる
フィルムに比べて優れていることも知られ、例えば磁気
記録媒体、電子材料等に用いられている。しかし表面固
有抵抗値が1015〜1016Ωで帯電しやすく、磁気
記録媒体や電子相別において異物吸着トラブルが起りが
ちである。
ポリエステルフィルムの帯電を防止する方法としては、
従来より帯電防止塗料を塗布する方法やベースポリマー
に帯電防止剤を練り込む方法が知られている。そして、
この帯電防止剤の代表的なものとして界面活性剤等のイ
オン伝導型帯電防止剤がある。
しかし、界面活性剤型の帯電防止剤は湿度依存性が大き
く、低湿度雰囲気下で・はその効果が発現しない欠点が
ある。
〈発明の目的〉 本発明の第一の目的は、ポリエステルフィルムをベース
とする導電性フィルムであって低湿度であっても低い表
面固有抵抗値を有し、安定した電気伝導性を湿す導電性
フィルムを提供することにある。
本発明の第二の目的は、上記導電性フィルムをベースフ
ィルムとし、電荷の調整された磁気記録媒体殊にフロッ
ピーディスクを提供することにある。
〈発明の構成・効果〉 本発明の第一の目的は、本発明によれば、結晶配向が完
了する前のポリエステルフィルムの少なくとも片面にア
ンチモンドープ酸化スズと100%モジュラスが20K
g/cm2以下かつ破断伸びが700%以上の特性を有
する有機高分子バンダーとを含む水性塗液を塗布し、次
いで乾燥、延伸、熱処理を施してフィルムの結晶配向を
完了゛させた、塗布側の表面抵抗値が106〜109Ω
である導電性フィルムによって達成される。
本発明においてポリエステルとは芳香族二塩基酸または
そのエステル形成性誘導体とジオールまたはそのエステ
ル形成性誘導体から合成される線状飽和ポリエステルで
ある。かかるポリエステルの置体例としてポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレンイソフタレート、ポリブ
チレンテレフタレート、ポリ(1,4−シクロヘキシレ
ンジメチレン)テレフタレ、−ト、ポリエチレン−2,
6−ナフタレンジカルボキシレート等が例示でき、これ
らの共重合体またはこれらと小割合の他の樹脂とのブレ
ンド物なども含まれる。
かかる線状飽和ポリエステルを溶融押出し、常法でフィ
ルム状となし、二軸配向結晶化及び熱処理結晶化するこ
とでポリエステルフィルムとすることができる。このポ
リエステルフィルムとじては結晶融解熱として走査型熱
量計によって窒素気流中[10℃7/分の昇温速度にお
いて]で測定した値が通常4cal/(J以上を呈する
程度に結晶配向したものが好ましい。
本発明におけるアンチモンドープ醸化スズはアンチモン
7/スズのモル比が0.005〜0.3である。
アンチモン/スズのモル比が0.005より小さいとそ
の電気伝導性が著しく低下するため実用上好ましくない
。一方アンチモン、/スズのモル比が0.3より大きい
とアンチモン単独の結晶質化合物を含有することとなり
、好ましくない。
またアンチモンドープ酸化スズの粒径は500mμ〜1
0 mμが好ましい。この粒径が500mμより大きく
なると塗布層(導電層)から該粒子が削れ落ちやすくな
るため製造工程及び加工工程を汚すため好ましくない。
一方、この粒径が10mμより小さくなると接触抵抗の
増大のため電気伝導性が低下するため、好ましくない。
本発明においてアンチモンドープ酸化スズは有機高分子
バインダーと組合せて゛、結晶配向が完了する前のポリ
エステルフィルムの片面または両面に塗布されることに
より塗膜(導電層)を形成する。この有機高分子バイン
ダーとしてはポリウレタン樹脂、アクリル樹脂等が好ま
しく用いられる。
これらバインダーは均一な水性塗液を形成し得るもので
おれば、水溶液型のものでもよいし、水分散型のもので
もよい。更にこれらバインダーは100%モジュラスが
20KC1,/Cm2以下でがっ破断伸びが700%以
上である特性を有する。これら特性を有しない場合、塗
液塗布後の乾燥、延伸、熱処理の過程で塗膜にひび割れ
が生じ、導電特性が発現しないので好ましくない。塗膜
が優れた導電特性を発揮するには、アンチモンドープ酸
化スズと有機高分子バインダーの重量%比は50150
〜65./35であることが好ましい。アンチモンドー
プ酸化スズの割合が50重量%より小さくなると、所望
の表面抵抗値が得られず、一方65重量%より大きくな
ると、フィルムの延伸工程で塗膜中にクラックを生じ、
導電特性及び塗膜物性が低下するので、好ましくない。
前記アンチモンドープ酸化スズ及び有機高分子バインダ
ーを含む水性塗液には、これら成分以外に例えば滑剤、
界面活性剤、安定剤、硬化剤、触媒1分散剤等を添加す
ることができる。アンチモンドープ酸化スズ及び有機高
分子バインダーを含む水性塗液(導電塗料)の固形分濃
度は自由に選択しつるが、5〜30重量%であることが
好ましい。
水性塗液は、結晶配向が完了する前のポリエステルフィ
ルムに塗布される。ここで、結晶配向が完了する前のポ
リエステルフィルムとは、ポリマーを溶融してそのまま
フィルム状となした未延伸状フィルム:未延伸フィルム
を縦方向または横方向の何れか一方に配向ぜしめた一軸
延伸フイルム:さらには縦方向および横方向の二方向に
低倍率延伸配向せしめたちのく最終的に縦方向または横
方向に再延伸せしめて配向結晶化を完了せしめる前の二
軸延伸フィルム)等を含むものである。このうち、−軸
延伸フィルムに塗布することが、経済性の点及びクリー
ン性の点から好ましい。即ちポリエステルフィルム製膜
工程内で導電塗料を塗工するため品質、コストの点で有
利となる。
最終的塗膜(導電層)の厚さ(乾燥厚さ)は0.1〜2
μmであることが好ましいが、自由に選定しうる。塗布
は任意の塗布法で行うことができるが、ロールコート法
、グラビアコート法等で行うのが好ましい。
かくして得られる導電性フィルムは、塗膜側の表面固有
抵抗値が196〜109Ωであって優れた導電性を有し
、かつこの導電性が湿度依存性を持たないことから、低
湿度雰囲気下においても優れた導電性を示す。
本発明者は、上記導電性フィルムの優れた導電特性に着
目し、該フィルムをベースフィルムとして磁気記録媒体
を製造すると、表面電荷の調整された媒体が得られ、磁
気記録のエラーが防止できることを知見した。
本発明の第二の目的は、上記導電性フィルムの少なくと
も片面に磁性層を設けてなる磁気記録媒体によって達成
される。
この磁性層としては、例えば従来からビデオテープ、オ
ーディオテープ、フロッピーディスク等の磁性層として
用いられ、または知られているものが挙げられる。例え
ば酸化鉄、酸化クロム、バリウムフェライト等の如き強
磁性粉をポリウレタン、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合
体、ニトロセルロース等の如きバインダーに分散させた
磁性塗料を塗布することによって得られる。磁性塗料以
外には強磁性膜があり、該強磁性膜はNi、 Fe、 
C。
等の金属を含む合金を蒸着、スパッタリング等の手段で
形成することによって得られる。磁性層は用途、目的に
よって種々の厚みにし得るが、0.05〜5μmである
ことが好ましい。
本発明にあける磁気記録媒体はベースフィルムとして表
面固有抵抗値が106〜109Ωのフィルムを用いてい
るので該媒体の表面電荷を調節することが可能となり、
エラーが防止される。また、磁気層の厚さを薄くしたり
、磁気層中の導電性フィラーの借を減らすことができる
ため磁気層の設計がしやすくなる。これら特徴、利点は
フロッピーディスクの場合に特に顕著でおる。
〈実施例〉 以下、実施例を掲げて本発明を更に説明する。
なお、例中の物性は次の方法で測定した。
1、バインダー特性 有機高分子バインダーの水分散体をテフロン加工板上に
塗布、風乾して厚み約0.3mmの皮膜を作成し、次い
で80℃のオーブンにて完全に乾燥した皮膜の100%
モジュラス、伸度を島津製作所オートグラフにより50
0 mm/分の引張速度で測定した。
2、 表面固有抵抗 ザンプルを23℃X50%RHの雰囲気下に24Hrs
放置した後振動容量型電位差測定器TR−848型(タ
ケダ理研社製)で測定した。
実施例1 アンチモンドープ酸化スズの水分散体をポリウレタン水
分散体く第一工業製薬味スーパーフレックス300  
(100%モジュラス17Kg、/cm2 、伸度12
30%)に混合し、総固形分濃度20w%、アンチセン
ドープ酸化スズ7/ポリウレタン重量比65./35の
水性塗液を調整した。
固有粘度(35℃、オルソクロロフェノール)0.66
のポリエチレンテレフタレートを20℃に維持した回転
冷却ドラム上に溶融押出して未延伸フィルムとし、次に
該未延伸フィルムを機械軸方向に3.6倍延伸した後、
フィルムの両面に前記水性塗液を各々4 MTIt(w
et)の量でキスコート法にて塗布した。引続き105
℃で横方向に3.9倍延伸し、更に205℃で熱処理し
て厚み75μmの両面被覆二軸配向ポリエステルフィル
ムを得た。フィルムの一つ面の表面固有抵抗ρ5=4x
107Ω/口、他面のρ5=5X107Ω/口であった
比較例1 実施例1において導電層を塗布しないこと以外は同様に
行った。
得られたフィルムの表面固有抵抗値ρs=3.5×10
15Ω7/口であった。
実施例2 実施例1においてポリウレタン水分散体の代りにポリエ
ステル水分散体(100%モジュラス18K(]、/C
m2 、伸度900%)を用いること以外は同様にして
両面被覆二軸配向ポリエステルフィルムを得た。該フィ
ルムは片面の表面固有抵抗値ρs=5×107Ω/口、
他面のρ5=8x107 Ω7/口であった。
上記両面被覆二軸配向ポリエステルフィルム(導電性フ
ィルム)の両面に下記磁気塗料を厚み1μmで塗布した
。得られた磁気塗料塗布フィルムはフロッピーディスク
として有用であった。
[1f&気塗料] 塗料用ラッカーシンナーにニトロセルロースR31/2
(イソプロパツール25%含有フレーウス、ダイセルf
ll’&J>を溶解して40wt%溶液を調製し、該液
を43.8重量部、続いてポリエステル樹脂(デス上フ
ェン1フ00.バイエル社’f4) 32.Fnffi
部、二酸化クロム粉末200重量部、更に分散剤・湿潤
剤として大豆油脂肪酸(レジオンP、理研ビタミン()
木製)、カチオン系活性剤(カチオンAB、日本油脂■
製)及びスクリーン(鮫肝油)を夫々1重量部、0.5
重積部、0.8重量部ボールミルに投入する。メチルエ
チルケトン/シクロへキサノン/トルエン=3./4/
3(重岳比)からなる混合溶媒282重量部をざらに追
加混合して充分微粉化して母液塗料(固形分濃度45w
t%)を調製する。この母:1i50重量部に対しトリ
メチロールプロパンとトルイレンジイソシアナート付加
反応部48重間部(コロネート上1日本ポリウレタン工
業@製)を酢酸ブチル6.25重量部を加え、最終的に
固形分濃度42、75wt%の磁気塗料とする。
実施例3 実施例1においてアンチモンドープ酸化スズ7/ポリウ
レタンの重伍比を50/ 50に変更する以外は同様に
して両面被覆二軸配向ポリエステルフィルムを得た。該
フィルムの一つの面の表面固有抵抗値ρ5=5x108
Ω7/口、他面のρ5=7X108Ω/口であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、結晶配向が完了する前のポリエステルフィルムの少
    なくとも片面にアンチモンドープ酸化スズと100%モ
    ジュラスが20Kg/cm^2以下かつ破断伸びが70
    0%以上の特性を有する有機高分子バンダーとを含む水
    性塗液を塗布し、次いで乾燥、延伸、熱処理を施してフ
    ィルムの結晶配向を完了させた、塗布側の表面抵抗値が
    10^6〜10^9Ωである導電性フィルム。 2、アンチモンドープ酸化スズと有機高分子バインダー
    の割合が50/50〜65/35(重量%)である請求
    項1記載の導電性フィルム。 3、請求項1記載の導電性フィルムの少なくとも片面に
    磁性層を設けてなる磁気記録媒体。
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