JPH025809B2 - - Google Patents
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- JPH025809B2 JPH025809B2 JP56186366A JP18636681A JPH025809B2 JP H025809 B2 JPH025809 B2 JP H025809B2 JP 56186366 A JP56186366 A JP 56186366A JP 18636681 A JP18636681 A JP 18636681A JP H025809 B2 JPH025809 B2 JP H025809B2
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- Japan
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- alloy
- corrosion
- water storage
- pitting corrosion
- storage container
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/108—Rainwater harvesting
Description
この発明は、耐孔食性にすぐれたAl合金製貯
水容器に関するものである。 従来、一般に、水泳プールや貯水池、さらに貯
水タンクなどの貯水容器には、JIS5052や同5083
などのAl−Mg系合金、すなわちMg:2.2〜4.9%
を含有し、さらにCr:0.05〜0.35%およびMn:
1%以下のうちの1種または2種以上を含有し、
残りがAlと不可避不純物からなる組成(以上重
量%、以下%は重量%を示す)を有するAl−Mg
系合金の単板材が、比較的良好な耐食性を有し、
かつすぐれた成形加工性および中程度以上の強度
をもつことから用いられている。 なお、このAl−Mg系合金が比較的良好な耐食
性を示すのは、表面にこの合金特有の強固な自然
酸化皮膜が形成されることに起因するものであ
る。 しかしながら、上記のAl−Mg系合金の単板材
で構成された貯水容器においては、表面に形成し
た酸化皮膜中に不可避的に不純物が含有されてい
たり、熱的あるいは機械的に傷が付いたりする
と、その部分は充分な耐食性を発揮することがで
きないことから選択的に溶解するようになり、こ
の結果著しい局部腐食、すなわち孔食となつて現
われることがしばしば起るものであつた。 そこで、本発明者等は、上述のような観点か
ら、孔食発生のないAl合金製貯水容器を開発す
べく研究を行なつた結果、貯水容器を、 Mg:3.1〜5.6%、 を含有し、さらに、 Cr:0.05〜0.35%、 Mn:0.05〜1%、 のうちの1種または2種、 を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組
成を有するAl合金芯材の片面、あるいは両面に、 Mg:3〜5.6%、 Zn:0.1〜1%、 を含有し、さらに必要に応じて、 Cr:0.05〜0.35%、 Mn:0.05〜1%、 のうちの1種または2種、 を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組
成を有するAl合金皮材をクラツドしてなるAl合
金複合材で構成すると、この結果のAl合金製貯
水容器においては、これを構成するAl合金芯材
によつて良好な成形加工性と中程度以上の強度が
確保され、一方MgとZnの共存作用でAl合金皮材
の表面に形成された自然酸化皮膜によつて耐食性
をもつようになるほか、Al合金皮材中に不可避
不純物が含有したり、熱的あるいは機械的に傷が
付いても、Znの作用で横広がりの全面腐食型と
なるために孔食の発生が抑制されるようになり、
さらにCuイオンを含有するような苛酷な環境下
では、Al合金皮材に孔食が発生するような場合
があつても、Al合金芯材に比してAl合金皮材の
方がZn含有によつて電気化学的に卑となること
から、Al合金皮材が犠牲陽極効果を発揮し、Al
合金芯材を防食するので、孔食がAl合金芯材に
及ぶことはなく、したがつて長期に亘る使用が可
能となるという知見を得たのである。 この発明は、上記知見にもとづいてなされたも
のであつて、 Mg:3.1〜5.6%、 を含有し、さらに、 Cr:0.05〜0.35%、 Mn:0.05〜1%、 のうちの1種または2種、 を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組
成を有するAl合金芯材の片面、または両面に、 Mg:3〜5.6%、 Zn:0.1〜1%、 を含有し、さらに必要に応じて、 Cr:0.05〜0.35%、 Mn:0.05〜1%、 のうちの1種または2種、 を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組
成を有するAl合金皮材をクラツドしてなるAl合
金複合材で構成した、耐孔食性にすぐれたAl合
金製貯水容器に特徴を有するものである。 つぎに、この発明のAl合金製貯水容器におい
て、これを構成するAl合金複合材のAl合金芯材
およびAl合金皮材の成分組成を上記の通りに限
定した理由を説明する。 A Al合金芯材 (a) Mg Mg成分には強度を向上させる作用がある
が、その含有量が、3.1%未満では所望の強
度を確保することができず、一方その含有量
が5.6%を越えると、成形加工性が低下する
ようになることから、その含有量を3.1〜5.6
%と定めた。 (b) CrおよびMn これらの成分には、結晶粒を微細化して強
度を向上させる作用があるが、その含有量が
それぞれCr:0.05未満およびMn:0.05%未
満では、所望の強度が得られず、一方それぞ
れCr:0.35%およびMn:1%を越えて含有
させると、鋳造時に巨大晶出物が形成され易
くなり、特性劣化を招くようになることか
ら、それぞれの含有量を、Cr:0.05〜0.35
%、Mn:0.05〜1%と定めた。 B Al合金皮材 (a) Zn Zn成分には、Mgとの共存において皮材表
面に自然酸化皮膜を形成し、もつて容器の耐
食性を向上させ、かつ腐食時の溶解を横広が
りの全面腐食型にして孔食の発生を抑制し、
さらに苛酷な環境下において、たとえば皮材
に孔食が発生しても、Zn含有によつてもた
らされる犠牲陽極効果によつて芯材に孔食が
及ぶのを阻止する作用があるが、その含有量
が0.1%未満では前記作用に所望の効果が得
られず、一方その含有量が1%を越えると、
逆に不均一腐食や孔食が発生するようになる
と共に、腐食量も増大するようになつて皮材
の芯材に対する犠牲陽極効果が比較的早期に
消減するようになることから、その含有量を
0.1〜1%と定めた。 (b) Mg Mg成分には、上記のようにZnとの共存に
おいて強固な自然酸化皮膜を形成し、もつて
容器にすぐれた耐食性を付与し、かつ皮材を
固溶強化する作用があるが、その含有量が3
%未満では前記作用に所望のすぐれた効果を
発揮させることができず、一方その含有量が
5.6%を越えると、熱間圧延などの加工性が
劣化するようになるばかりでなく、熱処理条
件によつては結晶粒界にAl−Mg系の析出物
が形成されるようになつて粒界腐食をはじめ
とする不均一腐食や孔食が発生するようにな
ることから、その含有量を3〜5.6%と定め
た。 (c) CrおよびMn これらの成分には、結晶粒を微細化して強
度を向上させると共に、全面腐食型の腐食形
態を強化して不均一腐食や孔食の発生を著し
く抑制する作用があるので、特にこれらの特
性が要求される苛酷な条件での使用に際して
必要に応じて含有されるが、その含有量がそ
れぞれCr:0.05%未満およびMn:0.05%未
満では、前記作用に所望の向上効果が得られ
ず、一方その含有量がそれぞれCr:0.35%お
よびMn:1%を越えると、鋳造時に巨大晶
が形成され易くなつて不均一腐食が発生する
ようになり、かつ腐食の進行も速くなること
から、その含有量を、それぞれCr:0.05〜
0.35%、Mn:0.05〜1%と定めた。 つぎに、この発明のAl合金製貯水容器を実施
例により具体的に説明する。 通常の溶解鋳造法によりそれぞれ第1表に示さ
れる成分組成をもつた芯材用Al合金1〜8、皮
材用Al合金A〜L、さらに皮材用Al合金a〜d
のインゴツトを形成し、なお前記皮材用Al合金
a〜dは、いずれも構成成分のうち少なくともい
ずれの成分含有量(第1表に※印を付したもの)
がこの発明の範囲から外れた組成をもつものであ
り、またいずれのAl合金も不可避不純物として
Fe:0.21〜0.22%およびSi:0.08〜0.09%を
水容器に関するものである。 従来、一般に、水泳プールや貯水池、さらに貯
水タンクなどの貯水容器には、JIS5052や同5083
などのAl−Mg系合金、すなわちMg:2.2〜4.9%
を含有し、さらにCr:0.05〜0.35%およびMn:
1%以下のうちの1種または2種以上を含有し、
残りがAlと不可避不純物からなる組成(以上重
量%、以下%は重量%を示す)を有するAl−Mg
系合金の単板材が、比較的良好な耐食性を有し、
かつすぐれた成形加工性および中程度以上の強度
をもつことから用いられている。 なお、このAl−Mg系合金が比較的良好な耐食
性を示すのは、表面にこの合金特有の強固な自然
酸化皮膜が形成されることに起因するものであ
る。 しかしながら、上記のAl−Mg系合金の単板材
で構成された貯水容器においては、表面に形成し
た酸化皮膜中に不可避的に不純物が含有されてい
たり、熱的あるいは機械的に傷が付いたりする
と、その部分は充分な耐食性を発揮することがで
きないことから選択的に溶解するようになり、こ
の結果著しい局部腐食、すなわち孔食となつて現
われることがしばしば起るものであつた。 そこで、本発明者等は、上述のような観点か
ら、孔食発生のないAl合金製貯水容器を開発す
べく研究を行なつた結果、貯水容器を、 Mg:3.1〜5.6%、 を含有し、さらに、 Cr:0.05〜0.35%、 Mn:0.05〜1%、 のうちの1種または2種、 を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組
成を有するAl合金芯材の片面、あるいは両面に、 Mg:3〜5.6%、 Zn:0.1〜1%、 を含有し、さらに必要に応じて、 Cr:0.05〜0.35%、 Mn:0.05〜1%、 のうちの1種または2種、 を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組
成を有するAl合金皮材をクラツドしてなるAl合
金複合材で構成すると、この結果のAl合金製貯
水容器においては、これを構成するAl合金芯材
によつて良好な成形加工性と中程度以上の強度が
確保され、一方MgとZnの共存作用でAl合金皮材
の表面に形成された自然酸化皮膜によつて耐食性
をもつようになるほか、Al合金皮材中に不可避
不純物が含有したり、熱的あるいは機械的に傷が
付いても、Znの作用で横広がりの全面腐食型と
なるために孔食の発生が抑制されるようになり、
さらにCuイオンを含有するような苛酷な環境下
では、Al合金皮材に孔食が発生するような場合
があつても、Al合金芯材に比してAl合金皮材の
方がZn含有によつて電気化学的に卑となること
から、Al合金皮材が犠牲陽極効果を発揮し、Al
合金芯材を防食するので、孔食がAl合金芯材に
及ぶことはなく、したがつて長期に亘る使用が可
能となるという知見を得たのである。 この発明は、上記知見にもとづいてなされたも
のであつて、 Mg:3.1〜5.6%、 を含有し、さらに、 Cr:0.05〜0.35%、 Mn:0.05〜1%、 のうちの1種または2種、 を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組
成を有するAl合金芯材の片面、または両面に、 Mg:3〜5.6%、 Zn:0.1〜1%、 を含有し、さらに必要に応じて、 Cr:0.05〜0.35%、 Mn:0.05〜1%、 のうちの1種または2種、 を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組
成を有するAl合金皮材をクラツドしてなるAl合
金複合材で構成した、耐孔食性にすぐれたAl合
金製貯水容器に特徴を有するものである。 つぎに、この発明のAl合金製貯水容器におい
て、これを構成するAl合金複合材のAl合金芯材
およびAl合金皮材の成分組成を上記の通りに限
定した理由を説明する。 A Al合金芯材 (a) Mg Mg成分には強度を向上させる作用がある
が、その含有量が、3.1%未満では所望の強
度を確保することができず、一方その含有量
が5.6%を越えると、成形加工性が低下する
ようになることから、その含有量を3.1〜5.6
%と定めた。 (b) CrおよびMn これらの成分には、結晶粒を微細化して強
度を向上させる作用があるが、その含有量が
それぞれCr:0.05未満およびMn:0.05%未
満では、所望の強度が得られず、一方それぞ
れCr:0.35%およびMn:1%を越えて含有
させると、鋳造時に巨大晶出物が形成され易
くなり、特性劣化を招くようになることか
ら、それぞれの含有量を、Cr:0.05〜0.35
%、Mn:0.05〜1%と定めた。 B Al合金皮材 (a) Zn Zn成分には、Mgとの共存において皮材表
面に自然酸化皮膜を形成し、もつて容器の耐
食性を向上させ、かつ腐食時の溶解を横広が
りの全面腐食型にして孔食の発生を抑制し、
さらに苛酷な環境下において、たとえば皮材
に孔食が発生しても、Zn含有によつてもた
らされる犠牲陽極効果によつて芯材に孔食が
及ぶのを阻止する作用があるが、その含有量
が0.1%未満では前記作用に所望の効果が得
られず、一方その含有量が1%を越えると、
逆に不均一腐食や孔食が発生するようになる
と共に、腐食量も増大するようになつて皮材
の芯材に対する犠牲陽極効果が比較的早期に
消減するようになることから、その含有量を
0.1〜1%と定めた。 (b) Mg Mg成分には、上記のようにZnとの共存に
おいて強固な自然酸化皮膜を形成し、もつて
容器にすぐれた耐食性を付与し、かつ皮材を
固溶強化する作用があるが、その含有量が3
%未満では前記作用に所望のすぐれた効果を
発揮させることができず、一方その含有量が
5.6%を越えると、熱間圧延などの加工性が
劣化するようになるばかりでなく、熱処理条
件によつては結晶粒界にAl−Mg系の析出物
が形成されるようになつて粒界腐食をはじめ
とする不均一腐食や孔食が発生するようにな
ることから、その含有量を3〜5.6%と定め
た。 (c) CrおよびMn これらの成分には、結晶粒を微細化して強
度を向上させると共に、全面腐食型の腐食形
態を強化して不均一腐食や孔食の発生を著し
く抑制する作用があるので、特にこれらの特
性が要求される苛酷な条件での使用に際して
必要に応じて含有されるが、その含有量がそ
れぞれCr:0.05%未満およびMn:0.05%未
満では、前記作用に所望の向上効果が得られ
ず、一方その含有量がそれぞれCr:0.35%お
よびMn:1%を越えると、鋳造時に巨大晶
が形成され易くなつて不均一腐食が発生する
ようになり、かつ腐食の進行も速くなること
から、その含有量を、それぞれCr:0.05〜
0.35%、Mn:0.05〜1%と定めた。 つぎに、この発明のAl合金製貯水容器を実施
例により具体的に説明する。 通常の溶解鋳造法によりそれぞれ第1表に示さ
れる成分組成をもつた芯材用Al合金1〜8、皮
材用Al合金A〜L、さらに皮材用Al合金a〜d
のインゴツトを形成し、なお前記皮材用Al合金
a〜dは、いずれも構成成分のうち少なくともい
ずれの成分含有量(第1表に※印を付したもの)
がこの発明の範囲から外れた組成をもつものであ
り、またいずれのAl合金も不可避不純物として
Fe:0.21〜0.22%およびSi:0.08〜0.09%を
【表】
含有するものであり、ついでこれらの各種Al合
金インゴツトにそれぞれ通常の条件で均質化処理
を施した後、同じく通常の条件で熱間圧延を施し
て、芯材用Al合金1〜8は板厚:8mmの熱延板
に、また皮材用Al合金A〜Lおよび同a〜dは
板厚:1mmの熱延板とし、これらの熱延板を第2
表に示される組合せで、かつ芯材の上下両面を皮
材ではさむ状態に重ね合わせ、熱間圧延にてクラ
ツドし、引続いて冷間圧延により板厚:1mmの
Al合金複合材とすることにより本発明Al合金製
貯水容器複合素材(以下本発明容器複合素材とい
う)1〜12および比較Al合金製貯水容器複合素
材(以下比較容器複合素材という)1〜4をそれ
ぞれ製造した。 また、比較の目的で、芯材用Al合金の熱延板
に冷間圧延を施して板厚:1mmの単板材とするこ
とにより従来Al合金製貯水容器単板素材(以下
従来容器単板素材という)1〜8を製造した。 つぎに、この結果得られた本発明容器複合素材
1〜12、比較容器複合素材1〜4、および従来
金インゴツトにそれぞれ通常の条件で均質化処理
を施した後、同じく通常の条件で熱間圧延を施し
て、芯材用Al合金1〜8は板厚:8mmの熱延板
に、また皮材用Al合金A〜Lおよび同a〜dは
板厚:1mmの熱延板とし、これらの熱延板を第2
表に示される組合せで、かつ芯材の上下両面を皮
材ではさむ状態に重ね合わせ、熱間圧延にてクラ
ツドし、引続いて冷間圧延により板厚:1mmの
Al合金複合材とすることにより本発明Al合金製
貯水容器複合素材(以下本発明容器複合素材とい
う)1〜12および比較Al合金製貯水容器複合素
材(以下比較容器複合素材という)1〜4をそれ
ぞれ製造した。 また、比較の目的で、芯材用Al合金の熱延板
に冷間圧延を施して板厚:1mmの単板材とするこ
とにより従来Al合金製貯水容器単板素材(以下
従来容器単板素材という)1〜8を製造した。 つぎに、この結果得られた本発明容器複合素材
1〜12、比較容器複合素材1〜4、および従来
【表】
容器単板素材1〜8について、貯水容器の使用条
件に相当する条件、すなわち1ppmのCuイオン含
有の温度:40℃の水道水に60日間浸漬の条件での
水道水浸漬試験、並びにCl-イオン、SO4 --イオ
ン、およびHCO3 -イオンをそれぞれ100ppm含有
し、さらにCuイオンを1ppm含有する温度:40℃
の水溶液に60日間浸漬の条件での水溶液浸漬試験
を行ない、試験後腐食生成物を除去して腐食減
量、孔食数、および最大孔食深さをそれぞれ測定
した。これらの測定結果を第2表に示した。 第2表に示される結果から、本発明容器複合素
材1〜12は、いずれの浸漬試験においても、皮材
用Al合金の成分組成がこの発明の範囲から外れ
た比較容器複合素材1〜4および従来容器単板素
材1〜8に比して、すぐれた耐食性と耐孔食性を
示し、特に耐孔食性は著しくすぐれていることが
明らかである。 上述のように、この発明のAl合金製貯水容器
は、すぐれた耐食性と耐孔食性を有し、かつこれ
を構成するAl合金複合材のうちの芯材ですぐれ
た成形加工性と中程度以上の強度が確保され、し
かも実用に際して、Cuイオンを多量に含有する
水溶液にさらされるような苛酷な条件下におかれ
ても孔食が芯材に及ぶことはないので、著ししく
長期に亘つての使用を可能とするものである。
件に相当する条件、すなわち1ppmのCuイオン含
有の温度:40℃の水道水に60日間浸漬の条件での
水道水浸漬試験、並びにCl-イオン、SO4 --イオ
ン、およびHCO3 -イオンをそれぞれ100ppm含有
し、さらにCuイオンを1ppm含有する温度:40℃
の水溶液に60日間浸漬の条件での水溶液浸漬試験
を行ない、試験後腐食生成物を除去して腐食減
量、孔食数、および最大孔食深さをそれぞれ測定
した。これらの測定結果を第2表に示した。 第2表に示される結果から、本発明容器複合素
材1〜12は、いずれの浸漬試験においても、皮材
用Al合金の成分組成がこの発明の範囲から外れ
た比較容器複合素材1〜4および従来容器単板素
材1〜8に比して、すぐれた耐食性と耐孔食性を
示し、特に耐孔食性は著しくすぐれていることが
明らかである。 上述のように、この発明のAl合金製貯水容器
は、すぐれた耐食性と耐孔食性を有し、かつこれ
を構成するAl合金複合材のうちの芯材ですぐれ
た成形加工性と中程度以上の強度が確保され、し
かも実用に際して、Cuイオンを多量に含有する
水溶液にさらされるような苛酷な条件下におかれ
ても孔食が芯材に及ぶことはないので、著ししく
長期に亘つての使用を可能とするものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Mg:3.1〜5.6%、 を含有し、さらに、 Cr:0.05〜0.35%、 Mn:0.05〜1%、 のうちの1種または2種、 を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組
成を有するAl合金芯材の片面、あるいは両面に、 Mg:3〜5.6%、 Zn:0.1〜1%、 を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組
成(以上重量%)を有するAl合金皮材をクラツ
ドしてなるAl合金複合材で構成したことを特徴
とする耐孔食性にすぐれたAl合金製貯水容器。 2 Mg:3.1〜5.6%、 を含有し、さらに、 Cr:0.05〜0.35%、 Mn:0.05〜1%、 のうちの1種または2種、 を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組
成を有するAl合金芯材の片面、あるいは両面に、 Mg:3〜5.6%、 Zn:0.1〜1%、 を含有し、さらに、 Cr:0.05〜0.35%、 Mn:0.05〜1%、 のうちの1種または2種、 を含有し、残りがAlと不可避不純物からなる組
成(以上重量%)を有するAl合金皮材をクラツ
ドしてなるAl合金複合材で構成したことを特徴
とする耐孔食性にすぐれたAl合金製貯水容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56186366A JPS5887246A (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 耐孔食性にすぐれたAl合金製貯水容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56186366A JPS5887246A (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 耐孔食性にすぐれたAl合金製貯水容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5887246A JPS5887246A (ja) | 1983-05-25 |
| JPH025809B2 true JPH025809B2 (ja) | 1990-02-06 |
Family
ID=16187117
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56186366A Granted JPS5887246A (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 耐孔食性にすぐれたAl合金製貯水容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5887246A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3859058A (en) * | 1973-10-04 | 1975-01-07 | Alusuisse | Corrosion resistant aluminum composite material |
| JPS54158312A (en) * | 1978-06-05 | 1979-12-14 | Mitsubishi Metal Corp | Pitting corrosion resistant clad |
-
1981
- 1981-11-20 JP JP56186366A patent/JPS5887246A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5887246A (ja) | 1983-05-25 |
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