JPH026126B2 - - Google Patents

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JPH026126B2
JPH026126B2 JP2432784A JP2432784A JPH026126B2 JP H026126 B2 JPH026126 B2 JP H026126B2 JP 2432784 A JP2432784 A JP 2432784A JP 2432784 A JP2432784 A JP 2432784A JP H026126 B2 JPH026126 B2 JP H026126B2
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JP
Japan
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coil
steel wire
magnetic recording
recording head
gap
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JPS60170009A (ja
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Masaki Nakabayashi
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NITSUHO SANGYO KK
Original Assignee
NITSUHO SANGYO KK
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Publication date
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Publication of JPS60170009A publication Critical patent/JPS60170009A/ja
Publication of JPH026126B2 publication Critical patent/JPH026126B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/17Construction or disposition of windings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は磁気記録ヘツド用コイルの捲線方法お
よび装置に関し、特に、コンピユータ、ワードプ
ロセツサ等に組み込まれた磁気デイスク装置や、
ビデオテープデツキ装置に使用される超小型の磁
気記録ヘツドにコイルを捲く方法およびその装置
に関する。
〔従来技術〕
近年、コンピユータの発達には目覚ましいもの
があり、コンピユータはどんどん小型化されてオ
フイスや家庭に進出している。そして、小型化さ
れたコンピユータ、即ち、オフイスコンピユータ
やワードプロセツサ、あるいはパーソナルコンピ
ユータでは、制御プログラムや入出力データ等の
大量のデータを記憶させておくために、フロツピ
イデイスクと呼ばれる磁性材料を塗布したマイラ
円板がプラスチツクケース内に収納された磁気記
録デイスクが使用されている。
このようなフロツピイデイスクは、コンピユー
タ装置に差し込まれると毎分数百回転し、円板の
周方向に設定されたトラツクTを第1図に示すよ
うな磁気記録ヘツド1が走査し、この磁気記録ヘ
ツド1によつてトラツクTに記録された各種デー
タが読み取られたり、また逆に記録されたりして
いる。
さらに、近年急速に家庭に普及しつつあるビデ
オテープデツキにも、テープに映像を記録するた
めの回転ヘツドに少なくとも2個の磁気記録ヘツ
ドが設けられている。
第2図は前記磁気記録ヘツド1の構成を示すも
のである。磁気記録ヘツド1はその本体2の側方
に磁気回路を構成するコア部3が設けられてお
り、このコア部3と本体2との間には空隙部5が
形成されている。そして、前記コア部3の最下部
3aと本体2に設けられている突状6との間に非
磁性体が充填されたギヤツプ部7が形成されてい
る。4は前記コア部3に捲かれたコイルであり、
前記コア部3を流れる磁気信号を電気信号に変換
するものである。
ところが、以上のように構成された磁気記録ヘ
ツド1では、コア部3に捲くコイル4はその直径
が例えばφ0.1mm程度の極細でしかも可撓性を有し
ており、さらに前記空隙部5の本体2とコア部3
との間隔も例えば0.4mm程度しかないので、機械
を使用してコア部3にコイルを捲くことができ
ず、従来は顕微鏡で見ながら女子作業員が交代で
コア部3にコイル4を必要捲数だけ手作業で捲い
ていたので、磁気記録ヘツド1を製作する工数が
非常にかかり、製作時間を要するのでコストが高
くなるという問題があつた。また、このような磁
気記録ヘツドの製作に携わる女子作業員は、製作
時に目が非常に疲れるので、長時間の作業をさせ
ることができないという問題もあつた。
〔発明の目的及び構成〕
本発明の目的は、前記従来の超小型磁気記録ヘ
ツドにコイルを捲く際の問題点を解消し、従来不
可能であつた機械を使用して磁気記録ヘツドのコ
ア部にコイルを自動的に正確に捲く方法を提供す
ること、および磁気記録ヘツドのコア部に短時間
で正確にコイルを捲くことができる捲線装置を提
供することである。
前記目的を達成する本発明の磁気記録ヘツド用
コイルの捲線方法は、可撓性を有する磁気記録ヘ
ツド用コイルの先端部に、磁性体からなる直線状
の鋼線を所定長さ接続し、この鋼線を磁力による
誘導によつて周回路を周回させ、この周回路に磁
気記録ヘツドのコア部に囲まれた空隙部を、前記
鋼線の移動方向と直角に挿入して鋼線およびこれ
に接続するコイルをこの空隙部を通過させるよう
にし、鋼線の挿通毎に前記空隙部の位置を変化さ
せて磁気記録ヘツドのコア部にコイルを必要数捲
くようにしたことを特徴としており、本発明の磁
気記録ヘツド用コイルの捲線装置は、可撓性を有
する磁気記録ヘツド用コイルの先端部に取り付け
た磁性体からなる直線状の鋼線を、磁力による誘
導によつて周回路を周回させ、この鋼線を磁気記
録ヘツドのコア部に囲まれた空隙部を挿通させる
ことによつてコア部にコイルを捲く装置であつ
て、駆動円盤と従動円盤とに搬送体を架け渡して
形成した周回搬送機と、前記搬送体に取り付けら
れ、搬送機により周回路を移動する電磁石と、こ
の周回路の下方に設けられた非磁性体からなるベ
ース板と、前記周回路のベース板上の軌跡の接線
方向に延長されて設けられたコイル供給路と、同
軌跡を過るように挿入され、磁気記録ヘツドを保
持してそのコア部に囲まれた空隙部を前記軌跡の
方向に対して垂直に位置させ、かつこの空隙部を
軌跡に対して上下左右方向に変化させることがで
きるヘツド支持装置と、前記搬送機の送り速度を
ヘツド支持装置の前後で減速させると共にこの減
速区間で前記電磁石への通電を切る制御装置と、
前記電磁石の無通電区間で前記鋼線を磁力により
誘導するように、ベース板を挟んで前記電磁石の
対向位置に設けられた磁石とから構成されること
を特徴としている。
〔実施例〕
以下添付図面を用いて本考案の実施例を説明す
る。
第3図〜第6図は本発明の磁気記録ヘツド用コ
イルの捲線方法を説明するためのものである。
本発明の方法では、まず磁気記録ヘツドのコア
部に捲くコイル4の先端部に、磁性体からなる極
細線の鋼線8(例えばφ0.07程度のピアノ線)を
電気溶接あるいは接着剤によつて接続する。この
鋼線8の長さは後述する鋼線誘導用の磁石の直径
より少し長い程度であれば良い。
そして、前述のようにコイル4の先端部に接続
した鋼線8を磁石9の磁力により誘導するが、磁
石9に鋼線8が直接吸着しないように、磁石9と
鋼線8との間に非磁性体からなるベース板10を
挿入する。磁石9はこのベース板10の下方で周
回搬送機20によつて周回路Sを周回させるので
ある。
周回搬送機20は、例えば駆動円板21と従動
円板22と、これらの間に架け渡したベルトある
いはチエーン等の搬送体23とから構成し、搬送
体23に磁石9(永久磁石あるいは電磁石)が取
り付けられたものを使用すれば良い。駆動円板2
1と従動円板22の大きさを同じにすれば、磁石
9の周回路Sは長円路となるが、特に両者の大き
さを揃える必要はない。
また、磁気記録ヘツド1のコア部3に確実にコ
イル4を捲くために、前記磁石9の長円周回路S
のベース板10上の軌跡をKとしたときに、ベー
ス板10上には軌跡Kの一方の直線部Ksを挟ん
でガイド材11,12を突設し、その間に直線状
の溝部13を形成しておく。溝部13の幅は、コ
イル4と鋼線8との接合部分の最大径よりも大き
く、コイル4を捲く磁気記録ヘツド1の空隙部5
の幅よりも小さく形成しておく。そして、前記軌
跡Kの直線部Ksの延長方向(曲線部Krの接線方
向)には、前記ガイド材12に対向させてガイド
材14を突設し、その間には前記溝部13同様の
溝部からなるコイル供給路15を形成しておく。
16はガイド材12に設けられた円周溝であり、
前記軌跡Kの曲線部Krと直線部Ksとの境界部の
外側に位置しており、曲線部Krを移動してきた
直線状の鋼線8が直線部Ksに移行するときにガ
イド材12に当接して曲がらないようにするもの
である。
そして、前記コイル供給路15から鋼線8およ
びこれに接続するコイル4を前記軌跡Kに供給す
るためにコイル供給装置30を用意し、また、磁
気記録ヘツド1を上下左右に移動させるためにヘ
ツド支持装置40を用意する。このヘツド支持装
置40は磁気記録ヘツド1を取り付けるアーム部
41と、このアーム部41を上下左右に動かす駆
動機構の内蔵された本体42とから構成されてい
る。
さらに、前記アーム部41に支持された磁気記
録ヘツド1を前記溝部13内で移動させるため
に、ベース板10にはその外側から前記溝部13
に達するまで切り欠かれたヘツド支持装置用凹部
17があり、この凹部17は溝部13に直交する
ように形成されている。
本発明の方法では、第5図のように前記コイル
供給装置30により鋼線8およびこれに導かれる
コイル4がコイル供給路15から送り出されて鋼
線8が軌跡Kに乗ると、周回する磁石9の磁力に
よりコイル4が吸引され、コイル4はベース板1
0上を軌跡Kに沿つて移動する。コイル4は直線
状のコイル供給路15により方向付けされ、軌跡
Kの曲線部Krに対してはその接線方向から、直
線部Ksに対してはその延長線上の方向から軌跡
Kに乗ることになり、通常はガイド材11とガイ
ド材12に挟まれた溝部13に真つ直ぐ進入する
が、万が一多少づれていても円周溝16とガイド
材11の端部11aのテーパによつて溝部13に
はスムーズに進入して、溝部13内の軌跡K上を
真つ直ぐ移動することになる。
そして、軌跡Kが空隙部5を通過するように溝
部13内に差し込まれた磁気記録ヘツド1の空隙
部5を鋼線8は挿通するので、鋼線8に導かれる
コイル4も空隙部5を挿通することになる。空隙
部5を挿通後、鋼線8は磁石9に誘導されて軌跡
K上を周回するが、可撓性を有するコイル4は鋼
線8が曲線部Krに入ると軌跡K上を通らず、ガ
イド材11を乗り越えて軌跡Kの内側をコア部3
と鋼線8との距離が最短になるように鋼線8に追
従し、鋼線8がコア部3から最も遠い点を通つた
後は、弛みながら鋼線8に引つ張られていく。前
記コイル供給装置30はコイル4が弛み始めた状
態でコア部3に捲くコイル4の全長より多めのコ
イル4を軌跡K側に供給しておく。
曲線部Krを過ぎると鋼線8は直線部Ksに入
り、この後曲線部Krを経て再び元の溝部13に
進入してくる。磁石9の進行方向側に鋼線8が突
出していても、円周溝16により突出部がガイド
材12に当接することはない。そして、鋼線8が
再び空隙部5を挿通すると、コイル4がコア部3
に一重捲かれたことになる。このとき、磁気記録
ヘツド1はヘツド支持装置40の働きにより、前
記鋼線8が空隙部5を挿通したときの位置からコ
イル4の線径分だけ下方に移動させられている。
この結果、コイル4は前回捲かれたコイル4に重
なることなく渦巻状に捲かれていくのである。ま
た、コア部3にコイル4を二重に捲く場合は、一
重捲き終わつた時点でヘツド支持装置40により
磁気記録ヘツド1を軌跡K側に移動させ、その後
今度はコイル4の線径分だけ下げていくようにす
れば良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の方法では、磁気記
録ヘツド、特に作業者が顕微鏡を見ながら1個づ
つ慎重にコイルを捲かなければならなかつたコン
ピユータ用等の極小さい磁気記録ヘツドのコア部
にコイルを捲く際に、可撓性を有する極細線コイ
ルの先端部に、磁性体からなる直線状の鋼線を所
定長さ接続し、この鋼線を磁力による誘導によつ
て周回路を周回させ、この周回路に磁気記録ヘツ
ドのコア部に囲まれた空隙部を、前記鋼線の移動
方向と直角に挿入して鋼線およびこれに接続する
コイルをこの空隙部を通過させるようにし、鋼線
の挿通毎に前記空隙部の位置を変化させて磁気記
録ヘツドのコア部にコイルを必要数捲くようにし
たことにより、機械を利用して磁気記録ヘツドの
コア部にコイルを自動的に短時間でしかも正確に
捲くことができ、磁気記録ヘツドのコストが安く
なるという効果がある。
次に前述のような方法で磁気記録ヘツドのコア
部にコイルを捲くことができる具体的な装置の一
実施例について第7図〜第10図を用いて説明す
る。
本実施例の磁気記録ヘツド用コイルの捲線装置
には、第7図に示すように駆動モータ24によつ
て回転することができる駆動円板21と、自由輪
である従動円板22と、これらに架け渡されるチ
エーンやベルト等の搬送体23とからなる周回搬
送機20がベース板10を挟んで対向して設けら
れており上部周回搬送機20の搬送体23Aには
電磁石18が取り付けられており、下部搬送体2
3Bには永久磁石19が取り付けられている。こ
れらの電磁石18と永久磁石19とは、前記搬送
体23のベース板10を挟んだ同位置に取り付け
られており、駆動円板21と従動円板22に架け
渡された搬送体23によつて形成される周回路S
を同速度で一体的に移動するようになつている。
非磁性体からなるベース板10には前記電磁石
18と永久磁石19の周回路の軌跡K上にガイド
材11、ガイド材12によつて直線状の溝部13
が形成されており、この溝部13にはベース板1
0の外側から溝部13まで達するヘツド支持装置
用凹部17が設けられている。また、前記周回路
のベース板上の軌跡Kの接線方向に延長され、ガ
イド材12とガイド材14とに挟まれて形成され
たコイル供給路15のベース板10の外側にはコ
イル供給装置30が設置されており、コイル供給
路15を通過させて鋼線8に導かれるコイル4を
前記軌跡K上に供給するようになつている。
さらに、前記ヘツド支持装置用凹部17には、
磁気記録ヘツド1を保持してそのコア部に囲まれ
た空隙部を前記軌跡Kの方向に対して垂直に位置
させ、かつこの空隙部を軌跡Kに対して上下左右
方向に変化させることができるヘツド支持装置4
0が装着されるようになつており、前記空隙部5
内を軌跡Kが過るように磁気記録ヘツド1をヘツ
ド支持装置用凹部17内に保持する。
前記周回搬送機20の駆動モータ24、コイル
供給装置30、ヘツド支持装置40は全て制御装
置50に接続されている。この制御装置50は、
周回搬送機20の送り速度をヘツド支持装置40
の前後で減速させると共に、この減速区間で前記
電磁石18への通電を切るように作動する。
第8図は前述のような構成部品からなる磁気記
録ヘツド用コイルの捲線装置60を側面から見た
ものである。上部機枠61と下部機枠62との間
には複数本のボス63によつて周回搬送機20を
構成する上部基板25と下部基板26とが設けら
れており、駆動円板21および従動円板22はこ
れら両基板25,26に配設されている。そし
て、前記両基板25,26には搬送体23に取り
付けられた電磁石18および永久磁石19の支持
部28,29を保持してスムーズに走行させるた
めのガイド溝65が穿設されている。64は前記
ガイド溝65と支持部28,29との間にそれぞ
れ設けられたベアリングである。
なお、前記電磁石18はベース板10上の軌跡
Kの直上部に位置しているが、永久磁石19は鋼
線8が溝部13内を移動する際に、溝部13内の
位置がいつも一定になるように、溝部13に対し
て内側あるいは外側に偏つて設けられている。
第10図はヘツド支持装置40の構造を示すも
のである。ヘツド支持装置40は、下部機枠62
に取り付けられた本体42と、この本体42にキ
ー43によつて上下動可能にガイドされる柱状部
44と、柱状部44を貫通して水平方向に移動可
能なアーム部41とから構成されており、磁気記
録ヘツド1はアーム部41の自由端に、そのコア
部3に囲まれた空隙部5がベース板10の溝部1
3内に位置するように支持される。そして前記柱
状部44は、本体42の下部に取り付けられたパ
ルスモータ45のねじの切られた回転軸46に螺
合しており、パルスモータ45の回動によつて上
下動するようになつている。また、前記アーム部
41はその下面がラツク状に形成されており、こ
のラツク部49は前記柱状部44に取り付けられ
たパルスモータ47のピニオン48に噛合するよ
うになつていて、パルスモータ47の回動によつ
て水平方向に微動できるようになつている。
パルスモータ45,47の回動制御は前記制御
装置50によつて行われ、ヘツド支持装置40は
磁気記録ヘツド1の空隙部5がベース板10の溝
部13に対して上下左右に微動させて、コア部3
にコイル4が渦巻状に正しく捲かれるようにす
る。
以上のように構成された本実施例の磁気記録ヘ
ツド用コイルの捲線装置では、鋼線8に接続され
たコイル4がコイル供給装置30によつてコイル
供給路15からベース板10の軌跡K上に供給さ
れると、軌跡Kを移動してきた電磁石18に鋼線
8が吸着する。そして、鋼線8は電磁石18によ
つて軌跡Kに沿つてベース板10に触れることな
く速い速度で移動し、ガイド材11,12によつ
て電磁石18への吸着位置が溝部13に沿うよう
に修正されて溝部13内に運ばれる。
鋼線8が溝部13内を電磁石18に吸着して運
ばれ、ヘツド支持装置40の近傍まで近づくと、
制御装置50によつて電磁石18の通電が切ら
れ、同時に制御装置50によつて周回搬送機20
の搬送速度が減速される。
この結果、鋼線8は電磁石18から溝部13内
に落下し、今度はベース板10の下方を移動して
いた永久磁石19に溝部13の壁に沿うように吸
引される。そして、鋼線8は永久磁石19によつ
て溝部13内を低速で移動し、この溝部13内に
挿入されている磁気記録ヘツド1のコア部3に囲
まれた空隙部5を挿通してコイル4を空隙部5に
通す。
このようにしてコイル4が空隙部5を通過し、
鋼線8がヘツド支持装置40から所定距離離れる
と、制御装置50によつて電磁石18が通電さ
れ、その後に周回搬送機20の搬送速度が速くな
る。電磁石18が通電されると、鋼線8は永久磁
石19よりも吸引力の強い電磁石18に吸引され
てこれに吸着し、以後は電磁石18に吸着された
まま軌跡Kに沿つて移動する。このとき可撓性を
有するコイル4は鋼線8に引つ張られ、電磁石1
8がコア部3から最も遠くなるまではコイル供給
装置30から自動的にベース板10上に供給さ
れ、その後は電磁石18とコア部3との距離が縮
まるので弛みながら鋼線8に追従する。制御装置
50はコイル4が鋼線8に引つ張られなくなつた
時点でコイル供給装置30に信号を出し、コア部
3に捲くコイル4の全長より多めのコイル4を余
分にベース板10上に供給する。
軌跡K上を速い速度で一回りして電磁石18が
再びヘツド支持装置40に接近すると、前記同様
に制御装置50によつて電磁石18への通電が切
られ、周回搬送機20の搬送速度が減速される。
従つて、鋼線8は前記同様にヘツド支持装置40
の前後の所定区間だけは永久磁石19によつて低
速度で移動し、磁気記録ヘツド1の空隙部5に確
実に挿通されてコイル4をコア部3に捲くことに
なる。
なお、鋼線8が磁気記録ヘツド1の空隙部5を
挿通し、再び空隙部5を挿通するまでの間に制御
装置50の指令によつてヘツド支持装置40のパ
ルスモータ45または47が作動し、空隙部5を
上下あるいは左右にコイル4の線径分だけ微動さ
せる。このヘツド支持装置40の動作により、コ
ア部3にはコイル4が隙間なく渦巻状に正しく捲
かれる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の磁気記録ヘツド用
コイルの捲線装置は、可撓性を有する磁気記録ヘ
ツド用コイルの先端部に取り付けた磁性体からな
る直線状の鋼線を、磁力による誘導によつて周回
路を周回させ、この鋼線を磁気記録ヘツドのコア
部に囲まれた空隙部を挿通させることによつてコ
ア部にコイルを捲く装置であつて、駆動円盤と従
動円盤とに搬送体を架け渡して形成した周回搬送
機と、前記搬送体に取り付けられ、搬送機により
周回路を移動する電磁石と、この周回路の下方に
設けられた非磁性体からなるベース板と、前記周
回路のベース板上の軌跡の接線方向に延長されて
設けられたコイル供給路と、同軌跡を過るように
挿入され、磁気記録ヘツドを保持してそのコア部
に囲まれた空隙部を前記軌跡の方向に対して垂直
に位置させ、かつこの空隙部を軌跡に対して上下
左右方向に変化させることができるヘツド支持装
置と、前記搬送機の送り速度をヘツド支持装置の
前後で減速させると共にこの減速区間で前記電磁
石への通電を切る制御装置と、前記電磁石の無通
電区間で前記鋼線を磁力により誘導するように、
ベース板を挟んで前記電磁石の対向位置に設けら
れた磁石とから構成されることにより、磁気記録
ヘツドのコア部に囲まれる空隙部にコイルを短時
間で確実に、しかも正確に捲くことができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気デイスク装置に使用される磁気記
録ヘツドを示す斜視図、第2図は第1図の磁気記
録ヘツドの拡大斜視図、第3図〜第6図は本発明
の磁気記録ヘツド用コイルの捲線方法を説明する
ための図で、第3図はコイルの先端に取り付ける
鋼線を示す斜視図、第4図は本発明の方法に使用
する装置の構成を示す組立斜視図、第5図は本発
明の方法により磁気記録ヘツドにコイルが捲かれ
る様子を示す説明図、第6図は磁気記録ヘツドの
コア部にコイルが捲かれる様子を示す磁気記録ヘ
ツドの側面図、第7図〜第10図は本発明の磁気
記録ヘツド用コイルの捲線装置の構成を示すもの
であり、第7図は捲線装置の組立斜視図、第8図
は同装置の概略側面図、第9図は第8図の電磁石
および永久磁石の取り付け部分の拡大断面図、第
10図はヘツド支持装置の構成を示す側面図であ
る。 1……磁気記録ヘツド、3……コア部、4……
コイル、5……空隙部、8……鋼線、9……磁
石、10……ベース板、11,12,14……ガ
イド材、15……コイル供給路、17……ヘツド
支持装置用凹部、18……電磁石、19……永久
磁石、20……周回搬送機、21……駆動円板、
22……従動円板、23……搬送体、24……駆
動モータ、30……コイル供給装置、40……ヘ
ツド支持装置、50……制御装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 可撓性を有する磁気記録ヘツド用コイルの先
    端部に、磁性体からなる直線状の鋼線を所定長さ
    接続し、この鋼線を磁力による誘導によつて周回
    路を周回させ、この周回路に磁気記録ヘツドのコ
    ア部に囲まれた空隙部を、前記鋼線の移動方向と
    直角に挿入して鋼線およびこれに接続するコイル
    をこの空隙部を通過させるようにし、鋼線の挿通
    毎に前記空隙部の位置を変化させて磁気記録ヘツ
    ドのコア部にコイルを必要数捲くようにしたこと
    を特徴とする磁気記録ヘツド用コイルの捲線方
    法。 2 可撓性を有する磁気記録ヘツド用コイルの先
    端部に取り付けた磁性体からなる直線状の鋼線
    を、磁力による誘導によつて周回路を周回させ、
    この鋼線を磁気記録ヘツドのコア部に囲まれた空
    隙部を挿通させることによつてコア部にコイルを
    捲く装置であつて、駆動円盤と従動円盤とに搬送
    体を架け渡して形成した周回搬送機と、前記搬送
    体に取り付けられ、搬送機により周回路を移動す
    る電磁石と、この周回路の下方に設けられた非磁
    性体からなるベース板と、前記周回路のベース板
    上の軌跡の接線方向に延長されて設けられたコイ
    ル供給路と、同軌跡を過るように挿入され、磁気
    記録ヘツドを保持してそのコア部に囲まれた空隙
    部を前記軌跡の方向に対して垂直に位置させ、か
    つこの空隙部を軌跡に対して上下左右方向に変化
    させることができるヘツド支持装置と、前記搬送
    機の送り速度をヘツド支持装置の前後で減速させ
    ると共にこの減速区間で前記電磁石への通電を切
    る制御装置と、前記電磁石の無通電区間で前記鋼
    線を磁力により誘導するように、ベース板を挟ん
    で前記電磁石の対向位置に設けられた磁石とから
    構成されることを特徴とする磁気記録ヘツド用コ
    イルの捲線装置。
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