JPH0261767B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0261767B2 JPH0261767B2 JP58054934A JP5493483A JPH0261767B2 JP H0261767 B2 JPH0261767 B2 JP H0261767B2 JP 58054934 A JP58054934 A JP 58054934A JP 5493483 A JP5493483 A JP 5493483A JP H0261767 B2 JPH0261767 B2 JP H0261767B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating
- core
- conductor
- oil
- insulating oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は絶縁性ガス封入含油プラスチツク電力
ケーブルの製造方法に関するものである。
ケーブルの製造方法に関するものである。
[発明の目的]
本発明者は従来のプラスチツク絶縁材料の押出
しによる絶縁層を備える電力ケーブルの欠点を改
善するため、プラスチツクに絶縁油を含む絶縁層
を備え、且つケーブル内に絶縁性ガスを封入した
固体電力ケーブルならびにその製造方法について
提案した。
しによる絶縁層を備える電力ケーブルの欠点を改
善するため、プラスチツクに絶縁油を含む絶縁層
を備え、且つケーブル内に絶縁性ガスを封入した
固体電力ケーブルならびにその製造方法について
提案した。
特に固体電力ケーブルでの欠点である絶縁層中
の水分による水トリーの発生を防止するには、プ
ラスチツク絶縁層の乾燥が極めて有力であること
がわかり、これについてもすでに提案したところ
であるが、本発明はプラスチツク絶縁層中の水分
を完全に除去できる固体絶縁電力ケーブルの製造
方法についても提供しようとするものである。
の水分による水トリーの発生を防止するには、プ
ラスチツク絶縁層の乾燥が極めて有力であること
がわかり、これについてもすでに提案したところ
であるが、本発明はプラスチツク絶縁層中の水分
を完全に除去できる固体絶縁電力ケーブルの製造
方法についても提供しようとするものである。
[発明の開示]
本発明は導体上に押出成形して絶縁層を形成し
たプラスチツク絶縁電力ケーブルコアーをタンク
内に入れ、前記コアーを導体に通電して導体のジ
ユール熱で内から加熱するとともに外からも加熱
し、前記タンク内を真空に引いて前記コアーを乾
燥したのち、前記コアーを真空被覆して金属シー
スを形成し、そののちこの金属シース内に絶縁油
を充填して加温、加圧の状態に保ち、前記絶縁層
に前記絶縁油を含浸させ、常温に戻してから前記
絶縁油を抜き去り、絶縁性ガスを封入することを
特徴とする電力ケーブルの製造方法にある。
たプラスチツク絶縁電力ケーブルコアーをタンク
内に入れ、前記コアーを導体に通電して導体のジ
ユール熱で内から加熱するとともに外からも加熱
し、前記タンク内を真空に引いて前記コアーを乾
燥したのち、前記コアーを真空被覆して金属シー
スを形成し、そののちこの金属シース内に絶縁油
を充填して加温、加圧の状態に保ち、前記絶縁層
に前記絶縁油を含浸させ、常温に戻してから前記
絶縁油を抜き去り、絶縁性ガスを封入することを
特徴とする電力ケーブルの製造方法にある。
以下図面に示す実施例により本発明を説明す
る。
る。
本発明が適用される導体は銅またはアルミの撚
り導体、または撚線圧縮セグメントの集合体等で
あり、導体中心に中空部を有する中空導体、中空
部を有しない中実導体である。
り導体、または撚線圧縮セグメントの集合体等で
あり、導体中心に中空部を有する中空導体、中空
部を有しない中実導体である。
これら導体を押出機に通し、プラスチツク絶縁
材料として少くなくともPE、PP、ポリスチレ
ン、これに必要に応じて架橋剤、酸化安定剤等を
加えて供給し、押出成形により導体上に絶縁層を
形成する。これをコアーと呼ぶ。このような工程
は従来のそれと変るところはない。
材料として少くなくともPE、PP、ポリスチレ
ン、これに必要に応じて架橋剤、酸化安定剤等を
加えて供給し、押出成形により導体上に絶縁層を
形成する。これをコアーと呼ぶ。このような工程
は従来のそれと変るところはない。
このように導体上に絶縁層を形成し、ケーブル
ドラムに巻取られたコアーを第1図に示すような
真空加熱乾燥工程にかける。
ドラムに巻取られたコアーを第1図に示すような
真空加熱乾燥工程にかける。
図において、1はタンクを示す。タンク1はフ
ランジ2の部分で上蓋8を開放できるように構成
され、タンク1は引出部3を備え、引出部3の中
間にはコアー引出用のキヤタピラー4を備えてお
り、引出部3には更にタンク1の内圧を開放、閉
鎖するゲートバルブ5が設けられている。
ランジ2の部分で上蓋8を開放できるように構成
され、タンク1は引出部3を備え、引出部3の中
間にはコアー引出用のキヤタピラー4を備えてお
り、引出部3には更にタンク1の内圧を開放、閉
鎖するゲートバルブ5が設けられている。
タンク1の上蓋8を開放して、前記コアー9を
巻取つたケーブルドラム6を収納し、コアー9の
両端を直流電源7に接続し、上蓋8を閉じ、ゲー
トバルブ5閉じた状態で通電し、図示していない
が、タンク1内に対して真空引きしながら、加熱
する。コアー内部から必要温度、例えば70〜150
℃昇温させ、一方タンク壁から図示していない
が、蛇管による通蒸加熱により加熱し、真空ポン
プで真空引きを行うことにより、プラスチツク絶
縁層中の水分は非常に効率よく、かつ品質よく除
去される。この時すでに説明した中空導体を適用
すれば、水分の除去について導体側からも除去で
きるから更に好都合である。
巻取つたケーブルドラム6を収納し、コアー9の
両端を直流電源7に接続し、上蓋8を閉じ、ゲー
トバルブ5閉じた状態で通電し、図示していない
が、タンク1内に対して真空引きしながら、加熱
する。コアー内部から必要温度、例えば70〜150
℃昇温させ、一方タンク壁から図示していない
が、蛇管による通蒸加熱により加熱し、真空ポン
プで真空引きを行うことにより、プラスチツク絶
縁層中の水分は非常に効率よく、かつ品質よく除
去される。この時すでに説明した中空導体を適用
すれば、水分の除去について導体側からも除去で
きるから更に好都合である。
第2図の金属シースの被覆の工程を示す。
この工程は図に示すように、前記の加熱乾燥工
程とタンデムに行われる。図において、10は前
記引出部(第1図)に接続されたアルミプレスで
あり、11は前記アルミプレス10により被覆し
たアルミシースに波付けを行うコルゲーターであ
る。
程とタンデムに行われる。図において、10は前
記引出部(第1図)に接続されたアルミプレスで
あり、11は前記アルミプレス10により被覆し
たアルミシースに波付けを行うコルゲーターであ
る。
常圧よりやや高い圧力でゲートバルブ5を開
き、キヤタピラー4でコアー9をアルミプレス1
0に送り出し、アルミ被覆後、波付けしてドラム
13に巻取る。キヤタピラー4はコアー9がコル
ゲーター11によつて締付けられたあと、自然に
アルミプレス10の力で押出されるようになれ
ば、コアー9との係合状態を開放する。この工程
により、アルミのシース12を備えた電力ケーブ
ルを得ることができ、ドラム13に巻き付ける。
き、キヤタピラー4でコアー9をアルミプレス1
0に送り出し、アルミ被覆後、波付けしてドラム
13に巻取る。キヤタピラー4はコアー9がコル
ゲーター11によつて締付けられたあと、自然に
アルミプレス10の力で押出されるようになれ
ば、コアー9との係合状態を開放する。この工程
により、アルミのシース12を備えた電力ケーブ
ルを得ることができ、ドラム13に巻き付ける。
この電力ケーブルのアルミシースの両端に第3
図に示すように、金属管14,14′を取付け、
このケーブルを巻いたケーブルドラム15をタン
ク16の中に収納し、例えば図示していないが、
導体に対する通電加熱とタンク16の壁面に配設
された蒸気蛇管を熱源とする加熱によりケーブル
シースが80〜150℃になる程度に加熱し、一端の
金属管14より精製脱気された絶縁油、例えば少
なくともDDB、ポリブテン、鉱油の一つ又は他
の絶縁油とブレンドされた絶縁油を選択して導入
し、他端の金属管14′より真空引きして絶縁油
の含浸を行う。
図に示すように、金属管14,14′を取付け、
このケーブルを巻いたケーブルドラム15をタン
ク16の中に収納し、例えば図示していないが、
導体に対する通電加熱とタンク16の壁面に配設
された蒸気蛇管を熱源とする加熱によりケーブル
シースが80〜150℃になる程度に加熱し、一端の
金属管14より精製脱気された絶縁油、例えば少
なくともDDB、ポリブテン、鉱油の一つ又は他
の絶縁油とブレンドされた絶縁油を選択して導入
し、他端の金属管14′より真空引きして絶縁油
の含浸を行う。
上記のプラスチツク絶縁層に用いられるプラス
チツク材料と含浸される絶縁油のそれぞれのSP
値(溶解度指数:プラスチツクと絶縁油のそれぞ
れのSP値が近い程その近親度が強く、相互に溶
解して混然一体となる程度が大きい)が8内外と
なるものを組合せて使用することが好ましく絶縁
層として用いられるプラスチツク材料、例えばす
でに説明したPE、PP、ポリスチレン等に対応し
て上述の絶縁油が用いられる。
チツク材料と含浸される絶縁油のそれぞれのSP
値(溶解度指数:プラスチツクと絶縁油のそれぞ
れのSP値が近い程その近親度が強く、相互に溶
解して混然一体となる程度が大きい)が8内外と
なるものを組合せて使用することが好ましく絶縁
層として用いられるプラスチツク材料、例えばす
でに説明したPE、PP、ポリスチレン等に対応し
て上述の絶縁油が用いられる。
こののち、適当な温度、例えば80〜150℃に保
つたまま、一定時間、例えば1日〜1週間維持す
る。この含浸後の加熱時間中に、絶縁油はプラス
チツク絶縁層の非晶質、ミクロボイド中に浸透
し、プラスチツク絶縁層にいわゆる膨潤を生じさ
せる。この際タンク内を例えばエアーで必要圧力
まで加圧し、それに見合うだけ金属シース内の油
圧を上げれば、金属シールを油圧で変形させるこ
となく、バランスした状態で加圧、加熱含浸で
き、プラスチツク絶縁層中への含浸が一層スムー
スになる。1例として3Kg/cm2で加圧した場合
は、しない場合に比較して略1/2の時間で含浸さ
せることができる。そののち常温に冷却してから
金属シース内から絶縁油を取り去るが、絶縁油充
填の加温、加圧の状態で、絶縁油はミクロボイド
中に浸透し、絶縁油を常温に冷却することによつ
て、残存するミクロボイドも殆んどなくなる。こ
の場合、ドラムを横転し、上口側からガスを圧入
し、下口側から絶縁油を抜き去るのが効果的であ
る。絶縁油追出し用のガスとしては、乾燥エアー
でもよいが、例えば少なくともSF6、N2、フロン
等の1つよりなる絶縁性ガスが好ましく、絶縁油
の抜き去りを終つた段階で絶縁性ガスは充填され
た状態で封入される。この場合、絶縁性ガスは高
温(使用温度以上の乾燥温度)で封入し、ガスの
収縮特性を考え、温度が降下してもミクロボイド
や非晶質を十分絶縁ガスで充満するように、常温
まで正圧を保つてプラスチツク絶縁層中に浸透さ
せる。
つたまま、一定時間、例えば1日〜1週間維持す
る。この含浸後の加熱時間中に、絶縁油はプラス
チツク絶縁層の非晶質、ミクロボイド中に浸透
し、プラスチツク絶縁層にいわゆる膨潤を生じさ
せる。この際タンク内を例えばエアーで必要圧力
まで加圧し、それに見合うだけ金属シース内の油
圧を上げれば、金属シールを油圧で変形させるこ
となく、バランスした状態で加圧、加熱含浸で
き、プラスチツク絶縁層中への含浸が一層スムー
スになる。1例として3Kg/cm2で加圧した場合
は、しない場合に比較して略1/2の時間で含浸さ
せることができる。そののち常温に冷却してから
金属シース内から絶縁油を取り去るが、絶縁油充
填の加温、加圧の状態で、絶縁油はミクロボイド
中に浸透し、絶縁油を常温に冷却することによつ
て、残存するミクロボイドも殆んどなくなる。こ
の場合、ドラムを横転し、上口側からガスを圧入
し、下口側から絶縁油を抜き去るのが効果的であ
る。絶縁油追出し用のガスとしては、乾燥エアー
でもよいが、例えば少なくともSF6、N2、フロン
等の1つよりなる絶縁性ガスが好ましく、絶縁油
の抜き去りを終つた段階で絶縁性ガスは充填され
た状態で封入される。この場合、絶縁性ガスは高
温(使用温度以上の乾燥温度)で封入し、ガスの
収縮特性を考え、温度が降下してもミクロボイド
や非晶質を十分絶縁ガスで充満するように、常温
まで正圧を保つてプラスチツク絶縁層中に浸透さ
せる。
こののち別工程で金属シースの外側に防食層を
被覆すれば、ケーブルはできあがる。
被覆すれば、ケーブルはできあがる。
なお、実施例において使用される真空金属被覆
法はすでに普通に使用されているOFケーブルに
対する被覆技術の適用可能範囲にあるものであ
る。
法はすでに普通に使用されているOFケーブルに
対する被覆技術の適用可能範囲にあるものであ
る。
[発明の作用効果]
以上説明したように、本発明は導体上に押出に
よりプラスチツク絶縁層を形成したケーブルコア
ーを真空状態に置いて内外より加熱して、コアー
中の水分を脱水し、これを真空被覆し、真空被覆
した金属シースを加熱の状態として絶縁油を充填
して加温、加圧の状態に保ち、絶縁層に前記絶縁
油を含浸させ、一旦これを常温に戻してから前記
絶縁油を抜き去り、絶縁性ガスを封入する方法を
とつているので、ミクロボイドがなくなり、絶縁
性ガスの封入によりその絶縁耐力を十分に上げる
ことができ、OFケーブルのように運転時におけ
る絶縁油の供給、処理等を必要とせず、長期にわ
たり電気的に安定した電力ケーブルを製造するこ
とができる。
よりプラスチツク絶縁層を形成したケーブルコア
ーを真空状態に置いて内外より加熱して、コアー
中の水分を脱水し、これを真空被覆し、真空被覆
した金属シースを加熱の状態として絶縁油を充填
して加温、加圧の状態に保ち、絶縁層に前記絶縁
油を含浸させ、一旦これを常温に戻してから前記
絶縁油を抜き去り、絶縁性ガスを封入する方法を
とつているので、ミクロボイドがなくなり、絶縁
性ガスの封入によりその絶縁耐力を十分に上げる
ことができ、OFケーブルのように運転時におけ
る絶縁油の供給、処理等を必要とせず、長期にわ
たり電気的に安定した電力ケーブルを製造するこ
とができる。
第1図は本発明におけるケーブルコアーの真
空、加熱乾燥の説明図である。第2図は本発明の
実施工程を示す。第3図は同じく本発明の実施工
程を示す。 1……タンク、2……フランジ、3……コアー
引出部、4……キヤタピラー、5……ゲートバル
ブ、6,13,15……ケーブルドラム、7……
直流電源、8……タンク上蓋、9……ケーブルコ
アー、10……アルミプレス、11……コルゲー
ター、12……アルミシース、14,14′……
金属管、16……タンク。
空、加熱乾燥の説明図である。第2図は本発明の
実施工程を示す。第3図は同じく本発明の実施工
程を示す。 1……タンク、2……フランジ、3……コアー
引出部、4……キヤタピラー、5……ゲートバル
ブ、6,13,15……ケーブルドラム、7……
直流電源、8……タンク上蓋、9……ケーブルコ
アー、10……アルミプレス、11……コルゲー
ター、12……アルミシース、14,14′……
金属管、16……タンク。
Claims (1)
- 1 導体上に押出成形して絶縁層を形成したプラ
スチツク絶縁電力ケーブルコアーをタンク内に入
れ、前記コアーを導体に通電して導体のジユール
熱で内から加熱するとともに外からも加熱し、前
記タンク内を真空に引いて前記コアーを乾燥した
のち、前記コアーを真空被覆して金属シースを形
成し、そののち加熱の状態で該金属シース内に絶
縁油を充填して加温、加圧の状態に保ち、前記絶
縁層に前記絶縁油を含浸させ、常温に戻してから
前記絶縁油を抜き去り、絶縁性ガスを封入するこ
とを特徴とする電力ケーブルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5493483A JPS59180913A (ja) | 1983-03-29 | 1983-03-29 | 電力ケ−ブルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5493483A JPS59180913A (ja) | 1983-03-29 | 1983-03-29 | 電力ケ−ブルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59180913A JPS59180913A (ja) | 1984-10-15 |
| JPH0261767B2 true JPH0261767B2 (ja) | 1990-12-21 |
Family
ID=12984456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5493483A Granted JPS59180913A (ja) | 1983-03-29 | 1983-03-29 | 電力ケ−ブルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59180913A (ja) |
-
1983
- 1983-03-29 JP JP5493483A patent/JPS59180913A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59180913A (ja) | 1984-10-15 |
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