JPH0262575B2 - - Google Patents

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JPH0262575B2
JPH0262575B2 JP18789786A JP18789786A JPH0262575B2 JP H0262575 B2 JPH0262575 B2 JP H0262575B2 JP 18789786 A JP18789786 A JP 18789786A JP 18789786 A JP18789786 A JP 18789786A JP H0262575 B2 JPH0262575 B2 JP H0262575B2
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JP
Japan
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polymer
polymerization
acrylamide
reaction
poly
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JP18789786A
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JPS6343926A (ja
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Fumihiko Yamamoto
Kenjiro Makino
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Asahi Kasei Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はポリ−β−アラニン重合体の製造方法
に関するものである。さらに詳しくいえば、本発
明は、ポリアセタール樹脂の熱安定剤などとして
有用な高重合度のポリ−β−アラニン重合体を、
迅速に、しかも均一な品質のものとして得ること
ができる方法に関するものである。 従来の技術 ポリ−β−アラニン重合体は、次の構造式 K0098 (式中のm及びnはそれぞれ1以上の整数であ
る)で示される化合物であつて、従来、アクリル
アミドを原料とし、アルカリ金属アルコラート、
アルカリ土類金属アルコラートなどを触媒として
用い、キシレン、o−ジクロロベンゼンなどの溶
媒中において、かきまぜ機付反応容器内でかきま
ぜながら加熱して重合反応を行うことにより、製
造されている。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、この方法においては、重合反応
が進み高重合度のポリ−β−アラニン重合体が生
成し始めると、この重合物は融点のないポリマー
が主体であるため、反応容器の壁、かきまぜ棒な
どに強固な塊状物となつて析出し、かきまぜを続
行することができなくなるという問題がある。 したがつて、ポリ−β−アラニン重合体を工業
的に大量生産する場合には、従来の方法では重合
熱の制御が不可能となつて反応が暴走することが
ある上に、反応容器より重合物を取り出すことが
困難であり、工業的に大量生産することは実質的
に不可能である。 本発明の目的は、このような従来のポリ−β−
アラニン重合体の製造方法における問題を解決
し、重合熱の除去を効果的に行うことにより重合
反応をスムースに進め、さらに生成した重合物を
反応容器から容易に取り出すことのできる、ポリ
−β−アラニン重合体の工業的な製造方法を提供
することにある。 問題点を解決するための手段 本発明者らは、かきまぜ機のオーバーロードに
よるトラブルがなくて、重合反応が暴走すること
がない上に、重合物を反応容器から容易に取り出
しうるようなポリ−β−アラニン重合体の製造方
法を開発するために鋭意研究を重ねた結果、原料
のアクリルアミドと触媒との混合物を、重合物の
取出しの容易な容器、例えば底の平らな皿などに
層状に収容し、酸素の不存在下に加熱すると、重
合反応が円滑に進行し、かつ生成した重合体は極
めて結晶性が高くて粉砕が容易である上に、高重
合度でかつ品質が均一であることを見出し、この
知見に基づいて本発明を完成するに至つた。 すなわち、本発明は、アクリルアミドの水素転
移重合によりポリ−β−アラニン重合体を製造す
るに当り、アクリルアミドと触媒との混合物を均
一な厚さの層状に形成し、酸素の不存在下で加熱
重合させることを特徴とするポリ−β−アラニン
重合体の製造方法を提供するものである。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明方法において用いる触媒としては、例え
ばアルカリ金属アルコラートやアルカリ土類金属
アルコラートなどが挙げられるが、得られた重合
体をポリアセタール樹脂の熱安定剤として用いる
場合は、アルシウムジプロピラートが特に好まし
い。この触媒の使用量は、アクリルアミド1モル
に対して、通常1/30000〜1/30の範囲で選ばれる
が、高重合度のポリ−β−アラニン重合体を得る
ためには、1/30000〜1/500の範囲が好ましい。 本発明においては、まずアクリルアミドと前記
触媒との混合物を調製するが、該アクリルアミド
としては乾燥したものを、触媒としては微粉末の
ものを用いることが好ましく、また、溶媒を使用
することもできるが、溶媒は用いない方が好まし
い。アクリルアミドと触媒との混合は、通常用い
られている混合機、例えばヘンシエルミキサーな
どによつて行うことができる。 次いで、このようにして調製した混合物を反応
容器に、均一な厚さの層状になるように拡張す
る。該反応容器としては、底が平らなステンレス
鋼製のバツトが好適である。該混合物の層の厚さ
は、重合後のポリマー層の厚さが5cm以下になる
ように調整することが好ましい。この厚さが5cm
を超えると、重合反応の際重合熱の除去が困難と
なつて、反応が暴走し、生成した重合体の品質が
不均一になるので好ましくない。なお、ポリマー
層の厚みは、次の計算式により求めることができ
る。 ポリマー層の厚み(cm)= 仕込みアクリルアミド重量(Kg)/バツトの底面積
(m2)×13 次に、前記のアクリルアミドと触媒との混合物
を入れたバツトを真空置換できる加熱装置内に入
れ、系内を真空にしたのち、窒素ガスなどの不活
性ガスを導入する操作を繰り返して系内の酸素を
完全に除去し、最後に系内を真空の状態とする。
この際、圧力は50〜600Torrにすることが好まし
い。 本発明方法においては、酸素を完全に除くため
に、前記のように減圧にして重合反応を実施する
のが好ましい。減圧保持下での反応では、アクリ
ルアミドの結晶中に含まれる酸素が溶解時に脱気
され、高温度下でのラジカル重合を防ぐために、
水素転移重合が優先的に起こると考えられる。重
合反応前の窒素置換のみではアクリルアミド結晶
中の酸素を完全に除くことが困難であり、このた
め酸素ラジカルによる重合が起こりやすく、ポリ
マー中の一級アミドが60モル%以上となつて好ま
しくない。 このようにして、酸素を完全に除いたのち、該
混合物層を加熱して重合反応を実施する。該混合
物層の温度は、通常70〜180℃の範囲で選ばれ、
70℃未満では反応速度が遅すぎて実用的でなく、
一方180℃を超えるとゲル化しやすくなり、この
ゲル化が進むと還元粘度が上昇して粉砕しにくく
なるので好ましくない。 このようにして得られたポリ−β−アラニン重
合体は、式(−CH2CH2CONH)− で示される繰り返し単位と、式 K0099 で示される繰り返し単位とを有するランダム共重
合体で、通常その還元粘度(ηsp/c)は2〜15
の範囲にある。 また、該重合体は、その第一級アミド基の含有
量が第一級アミド基と第二級アミド基との合計量
に対して10〜60モル%の範囲にあるものが好まし
い。この含有量が前記範囲を逸脱したものは、例
えばポリアセタール樹脂の熱安定剤として用いた
場合に、その熱安定化効果が低く好ましくない。 発明の効果 本発明の製造方法は、 (1) かきまぜを必要としないで重合反応が行われ
るので、従来のかきまぜ機を用いた重合方法に
比べて、かきまぜ機の動力のオーバーロードに
よるトラブルがない。 (2) 重合物の厚みが薄いために重合熱の除去が容
易であり、反応が暴走することがない。 (3) 重合容器が形状の単純であるので、重合反応
の完了後に重合物を容器より取り出すことが簡
単である。 (4) 無溶媒で重合反応を行うので、溶媒のロスが
なく、かつ回収コストがかからないので経済的
に有利である、 など、優れた特徴を有し、極めて工業的価値の
高い方法である。 本発明方法で得られたポリ−β−アラニン重合
体は、前記のポリアセタール樹脂の熱安定剤とし
ての用途以外は、例えばフイルムやシートなどの
成形材料、塗料、接着剤、コーテイング剤、印刷
インキ、紙加工剤、土壌改良剤、繊維処理剤など
の用途に有用である。 実施例 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明す
るが、本発明はこれらの例によつてなんら限定さ
れるものではない。 実施例 1 アクリルアミドモノマー26Kgとカルシウムジプ
ロポキシド5.8g(モノマーに対し1/10000モル)
を均一に混合し、底面にジヤケツトを付し、上面
に蓋を取付けた面積1m2のバツトに仕込み、系内
を真空ポンプで60Torr前後に保ち、減圧が洩れ
ないことを確認して真空バルブを閉じ、系内を
60Torrに保持したまま、ジヤケツトに90℃の温
水を通し4時間保つとモノマーは完全に溶解す
る。次に、ジヤケツト温度を100℃に1.5時間保
ち、続けて、110℃で1.5時間、120℃で1.5時間、
130℃で1.5時間保持し、最後に170℃で60Torr前
後、3時間保つたのち冷却すると、透明ガラス板
状の厚さ2cmのポリマーが得られた。このもの
は、木ハンマーで軽くたたくだけで容易に剥離
し、取出すことができた。重合転比率は98%であ
つた。分析の結果、一級アミド45.5モル%、還元
粘度(ηsp/c)3.1、モノマー含有率0.5重量%
であつた。このポリマーを赤外吸収スペクトル及
び核磁気共嗚スペクトルにより構造解析した結
果、下記の構造 K0100 を有することを確認した。 なお、これらの結果を表に示した。 実施例 2 アクリルアミド及び触媒のカルシウムジプロポ
キシドの仕込量を実施例1の2.5倍とし、その他
の条件は実施例1と同一条件で実施した。結果を
表に示した。 比較例 1 アクリルアミドモノマー5Kg、キシレン10を
フラスコに入れ、かきまぜながら窒素気流下でカ
ルシウムジプロポキシド1.1g(モノマーに対し
て1/10000モル)添加し、1.5時間反応するとキシ
レン中にポリマーが油状分離し、一部かきまぜ羽
根に巻き付いてきて、かきまぜが停止し、フラス
コ中での反応が不可能となつたため、この時点で
キシレン層をデカンテーシヨンして除去した。次
いで沈降した樹脂部を20二軸ニーダーに入れ、
窒素パージしながら90〜110℃で1.5時間反応を続
けると、急激に増粘しゲル化ポリマーが形成さ
れ、羽根と底面及び軸受部でゲル化摩擦抵抗が生
じ過負荷でかきまぜが停止した。冷却してもかく
はんが不可能であるので、ニーダー内は重合熱が
除去できず急激な昇温が起り、200℃以上に達し
残存キシレンが蒸気となつて噴出し、ついには内
部で熱分解を生じ、アンモニア臭を発し、黄色に
着色したポリマーが形成された。放熱後タガネで
堀削して取り出すのに3時間を要し、得られたポ
リマーは不均一であつた。黄色に着色した部分
は、一級アミド75.2モル%、還元粘度1.8、モノ
マー3.5重量%であり、無着色の部分は、一級ア
ミド40.2モル%、モノマー6.4重量%、還元粘度
15.5であつた。ポリマー転化率87%であつた。 これらの結果を別表に示す。 比較例 2 アクリルアミドモノマー26Kgとカルシウムジプ
ロポキシド5.8g(モノマーに対し1/10000モル)
を均一に混合し、底面にジヤケツトを付し、上面
に蓋を取付けた面積1m2の反応バツトに仕込み、
系内を大気圧に保ち、ジヤケツトに90℃の温水を
通し、4時間保つとモノマーは底面より白色ゲル
状となり、その後100℃に昇温し、1.5時間保つた
のち、110℃に昇温した時点で内温は急上昇し、
200℃以上となりモノマーのガスが噴出した。ジ
ヤケツトを水冷したが冷却することはできなかつ
た。部分的にポリマーは黄変し、アンモニア臭を
発していた。分析の結果、一級アミド85.5モル
%、還元粘度5.5、モノマー12重量%であり、ポ
リマーは分解して脱アミノ化されていた。重合転
化率は84%であつた。 これらの結果を表に示す。 【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アクリルアミドの水素転移重合によりポリ−
    β−アラニン重合体を製造するに当り、アクリル
    アミドと触媒との混合物を均一な厚さの層状に形
    成し、酸素の不存在下で加熱重合させることを特
    徴とするポリ−β−アラニン重合体の製造方法。
JP18789786A 1986-08-12 1986-08-12 ポリ−β−アラニン重合体の製造方法 Granted JPS6343926A (ja)

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JPS6343926A JPS6343926A (ja) 1988-02-25
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