JPH026343B2 - - Google Patents
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- JPH026343B2 JPH026343B2 JP8884881A JP8884881A JPH026343B2 JP H026343 B2 JPH026343 B2 JP H026343B2 JP 8884881 A JP8884881 A JP 8884881A JP 8884881 A JP8884881 A JP 8884881A JP H026343 B2 JPH026343 B2 JP H026343B2
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- dimethylamino
- ethoxy
- hydrochloride
- dichloroethane
- carvacrol
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、下記の式(1)を有する5−〔2−(ジメ
チルアミノ)エトキシ〕カルバクロールアセテー
ト塩酸塩の製造方法に関する。
チルアミノ)エトキシ〕カルバクロールアセテー
ト塩酸塩の製造方法に関する。
本発明は、式(2)
を有する5−〔2−(ジメチルアミノ)エトキシ〕
カルバクロールアセテートを、1,2−ジクロル
エタンに溶解し、この溶液に塩化水素ガスを導入
して析出した5−〔2−(ジメチルアミノ)エトキ
シ〕カルバクロールアセテート塩酸塩(式1)を
単離することを特徴とするものであつて、本発明
の方法によれば、再結晶という手段を用いること
なく、高純度の上記塩酸塩(式1)を高収率で収
得することができる。
カルバクロールアセテートを、1,2−ジクロル
エタンに溶解し、この溶液に塩化水素ガスを導入
して析出した5−〔2−(ジメチルアミノ)エトキ
シ〕カルバクロールアセテート塩酸塩(式1)を
単離することを特徴とするものであつて、本発明
の方法によれば、再結晶という手段を用いること
なく、高純度の上記塩酸塩(式1)を高収率で収
得することができる。
上記5−〔2−(ジメチルアミノ)エトキシ〕カ
ルバクロールアセテート塩酸塩は、α−遮断作用
を有し、循環器系のすぐれた治療薬として用いら
れている。このことはたとえばK.Credner、R.
Graebner;Arzneimittel−Forschung17、305
(1967)にも開示されている。
ルバクロールアセテート塩酸塩は、α−遮断作用
を有し、循環器系のすぐれた治療薬として用いら
れている。このことはたとえばK.Credner、R.
Graebner;Arzneimittel−Forschung17、305
(1967)にも開示されている。
上記5−〔2−(ジメチルアミノ)エトキシ〕カ
ルバクロールアセテート塩酸塩を製造する方法と
して、A.Buzas、J.Teste、J.Frossard;Bull.
Soc.Chim.France1959、839に下記に示す方法が
報告されている。
ルバクロールアセテート塩酸塩を製造する方法と
して、A.Buzas、J.Teste、J.Frossard;Bull.
Soc.Chim.France1959、839に下記に示す方法が
報告されている。
5−〔2−(ジメチルアミノ)エトキシ〕カルバ
クロールアセテートを、エーテルに溶解し、この
溶液に、氷冷下で塩化水素ガスを導入し、析出す
る上記塩酸塩の結晶を別し、この結晶をエーテ
ルで十分に洗浄し、過剰の塩化水素を除き乾燥し
た後、その結晶を酢酸エチル−メタノール混合液
より再結晶して高純度の上記塩酸塩(式1)を得
る。
クロールアセテートを、エーテルに溶解し、この
溶液に、氷冷下で塩化水素ガスを導入し、析出す
る上記塩酸塩の結晶を別し、この結晶をエーテ
ルで十分に洗浄し、過剰の塩化水素を除き乾燥し
た後、その結晶を酢酸エチル−メタノール混合液
より再結晶して高純度の上記塩酸塩(式1)を得
る。
上記の方法は、高純度の上記塩酸塩(式1)を
得る方法として一般的に用いられているが、工業
的な見地からは有利な方法であるとはいえない。
すなわち多量のエーテルを用いることは危険であ
り、氷冷下で操作することならびに酢酸エチル−
メタノール混合液を用いて再結晶することは工業
的な製造の工程として望ましいものではない。
得る方法として一般的に用いられているが、工業
的な見地からは有利な方法であるとはいえない。
すなわち多量のエーテルを用いることは危険であ
り、氷冷下で操作することならびに酢酸エチル−
メタノール混合液を用いて再結晶することは工業
的な製造の工程として望ましいものではない。
本発明者らは、引火の危険の少ない1,2−ジ
クロルエタンがその沸点(84℃)付近の温度にお
いて、上記塩酸塩(式1)に対して高い溶解性
(1,2−ジクロルエタン10mlに上記塩酸塩約1
gが溶解する)を示し、0℃付近では低い溶解性
(1,2−ジクロルエタン10mlに、上記塩酸塩約
0.15gが溶解する)を示すことを発見した。本発
明はこの発見に基づくものであつて、本発明の方
法を次に示す。
クロルエタンがその沸点(84℃)付近の温度にお
いて、上記塩酸塩(式1)に対して高い溶解性
(1,2−ジクロルエタン10mlに上記塩酸塩約1
gが溶解する)を示し、0℃付近では低い溶解性
(1,2−ジクロルエタン10mlに、上記塩酸塩約
0.15gが溶解する)を示すことを発見した。本発
明はこの発見に基づくものであつて、本発明の方
法を次に示す。
前記文献Bull.Soc.Chim.France、1959、839に
開示されている方法によつて収得した粗製の5−
〔2−(ジメチルアミノ)エトキシ〕カルバクロー
ルアセテート(式2)を、10〜20倍容量の1,2
−ジクロルエタンに溶解し、この溶液に、室温で
塩化水素ガスを導入し、次いで反応液を加熱還流
し、一部析出した結晶を溶解した後、所定の温度
まで冷却する。冷却によつて析出した結晶を取
することによつて高純度の上記5−〔2−(ジメチ
ルアミノ)エトキシ〕カルバクロールアセテート
塩酸塩(式1)を、高収率で収得しうる。このよ
うにして得た上記塩酸塩は、そのまま医薬として
使用しうるものであるが、必要に応じて、1,2
−ジクロルエタンを用いて再結晶する。
開示されている方法によつて収得した粗製の5−
〔2−(ジメチルアミノ)エトキシ〕カルバクロー
ルアセテート(式2)を、10〜20倍容量の1,2
−ジクロルエタンに溶解し、この溶液に、室温で
塩化水素ガスを導入し、次いで反応液を加熱還流
し、一部析出した結晶を溶解した後、所定の温度
まで冷却する。冷却によつて析出した結晶を取
することによつて高純度の上記5−〔2−(ジメチ
ルアミノ)エトキシ〕カルバクロールアセテート
塩酸塩(式1)を、高収率で収得しうる。このよ
うにして得た上記塩酸塩は、そのまま医薬として
使用しうるものであるが、必要に応じて、1,2
−ジクロルエタンを用いて再結晶する。
本発明者らは、上記1,2−ジクロルエタンに
代る溶剤として、1,1−ジクロルエタン、1,
1,1−トリクロルエタン、1,1,2−トリク
ロルエタン、ジクロルエタン、トリクロルエチレ
ン、テトラクロルエチレン、1,1,2,2−テ
トラクロルエタン、クロロホルム、四塩化炭素な
どを用いて、上記と同じ実験をしたが、1,2−
ジクロルエタンに匹敵する効果を示し、工業的に
有利に使用しうるような溶剤を見出すことはでき
なかつた。
代る溶剤として、1,1−ジクロルエタン、1,
1,1−トリクロルエタン、1,1,2−トリク
ロルエタン、ジクロルエタン、トリクロルエチレ
ン、テトラクロルエチレン、1,1,2,2−テ
トラクロルエタン、クロロホルム、四塩化炭素な
どを用いて、上記と同じ実験をしたが、1,2−
ジクロルエタンに匹敵する効果を示し、工業的に
有利に使用しうるような溶剤を見出すことはでき
なかつた。
本発明の方法によれば粗製の5−〔2−(ジメチ
ルアミノ)エトキシ〕カルバクロールアセテート
より比較的簡単な方法で、高純度の5−〔2−(ジ
メチルアミノ)エトキシ〕カルバクロールアセテ
ート塩酸塩を高収率で製造することができる。以
下に本発明の方法の実施例を示す。
ルアミノ)エトキシ〕カルバクロールアセテート
より比較的簡単な方法で、高純度の5−〔2−(ジ
メチルアミノ)エトキシ〕カルバクロールアセテ
ート塩酸塩を高収率で製造することができる。以
下に本発明の方法の実施例を示す。
例 1
5−〔2−(ジメチルアミノ)エトキシ〕カルバ
クロールアセテート26.0g(0.093モル)を、1,
2−ジクロルエタン450mlに溶解し、この溶液に、
室温で、乾燥塩化水素ガス約4g(0.11モル)を
導入し、少量の白色結晶が析出せしめた後、この
反応液を加熱還流し、上記結晶を溶解せしめて得
た、均一な溶液を放冷し、次いで氷水で冷却し
た。析出した無色の針状結晶を取し、目的とす
る5−〔2−(ジメチルアミノ)エトキシ〕カルバ
クロールアセテート塩酸塩21.9g(収率74.4%)
を得た。m.p.211.5〜212.5℃。
クロールアセテート26.0g(0.093モル)を、1,
2−ジクロルエタン450mlに溶解し、この溶液に、
室温で、乾燥塩化水素ガス約4g(0.11モル)を
導入し、少量の白色結晶が析出せしめた後、この
反応液を加熱還流し、上記結晶を溶解せしめて得
た、均一な溶液を放冷し、次いで氷水で冷却し
た。析出した無色の針状結晶を取し、目的とす
る5−〔2−(ジメチルアミノ)エトキシ〕カルバ
クロールアセテート塩酸塩21.9g(収率74.4%)
を得た。m.p.211.5〜212.5℃。
上記の結晶を取した液を200mlに濃縮し、
氷冷して無色の針状結晶4.6g(収率15.7%)を
得た。m.p.209〜211℃。この結晶を50mlの1,2
−ジクロルエタンより再結晶してm.p.212.5〜
213.5℃の5−〔2−(ジメチルアミノ)エトキシ〕
カルバクロールアセテート塩酸塩3.8gを得た。
この塩酸塩の元素分析値は次の通りであつた。
氷冷して無色の針状結晶4.6g(収率15.7%)を
得た。m.p.209〜211℃。この結晶を50mlの1,2
−ジクロルエタンより再結晶してm.p.212.5〜
213.5℃の5−〔2−(ジメチルアミノ)エトキシ〕
カルバクロールアセテート塩酸塩3.8gを得た。
この塩酸塩の元素分析値は次の通りであつた。
C16H26NO3Clとして
計算値 C% 60.85 H% 8.30 N% 4.43
実測値 C% 60.67 H% 8.33 N% 4.40
例 2
5−〔2−(ジメチルアミノ)エトキシ〕カルバ
クロールアセテート11.0g(0.039モル)を1,
2−ジクロルエタン200mlに溶解し、この溶液に
塩化水素ガスを導入して飽和せしめ、次いで窒素
ガスを導入しながら加熱還流して、過剰の塩化水
素を除去した後、放冷し、さらに氷冷して無色の
針状結晶を析出せしめ、これを取し、5−〔2
−(ジメチルアミノ)エトキシ〕カルバクロール
アセテート塩酸塩(m.p.212〜213.5℃)9.85g
(収率79.2%)を得た。
クロールアセテート11.0g(0.039モル)を1,
2−ジクロルエタン200mlに溶解し、この溶液に
塩化水素ガスを導入して飽和せしめ、次いで窒素
ガスを導入しながら加熱還流して、過剰の塩化水
素を除去した後、放冷し、さらに氷冷して無色の
針状結晶を析出せしめ、これを取し、5−〔2
−(ジメチルアミノ)エトキシ〕カルバクロール
アセテート塩酸塩(m.p.212〜213.5℃)9.85g
(収率79.2%)を得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式 を有する5−〔2−(ジメチルアミノ)エトキシ〕
カルバクロールアセテートを、1,2−ジクロル
エタンに溶解し、この溶液に塩化水素ガスを導入
して析出した5−〔2−(ジメチルアミノ)エトキ
シ〕カルバクロールアセテート塩酸塩を単離する
ことを特徴とする5−〔2−(ジメチルアミノ)エ
トキシ〕カルバクロールアセテート塩酸塩の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8884881A JPS57206642A (en) | 1981-06-11 | 1981-06-11 | Preparation of 5-(2-(dimethylamino)ethoxy)carvacrol acetate hydrochloride |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8884881A JPS57206642A (en) | 1981-06-11 | 1981-06-11 | Preparation of 5-(2-(dimethylamino)ethoxy)carvacrol acetate hydrochloride |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57206642A JPS57206642A (en) | 1982-12-18 |
| JPH026343B2 true JPH026343B2 (ja) | 1990-02-08 |
Family
ID=13954394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8884881A Granted JPS57206642A (en) | 1981-06-11 | 1981-06-11 | Preparation of 5-(2-(dimethylamino)ethoxy)carvacrol acetate hydrochloride |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57206642A (ja) |
-
1981
- 1981-06-11 JP JP8884881A patent/JPS57206642A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57206642A (en) | 1982-12-18 |
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