JPH0268703A - 軟磁性合金膜を用いた磁気ヘッド - Google Patents
軟磁性合金膜を用いた磁気ヘッドInfo
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- JPH0268703A JPH0268703A JP21832388A JP21832388A JPH0268703A JP H0268703 A JPH0268703 A JP H0268703A JP 21832388 A JP21832388 A JP 21832388A JP 21832388 A JP21832388 A JP 21832388A JP H0268703 A JPH0268703 A JP H0268703A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は高密度磁気記録に適する磁気ヘッドに関し、特
に高飽和磁束密度、低磁歪定数でかつ耐熱性に優れた特
性を有する軟磁性合金膜を用いた磁気ヘッドに関する。
に高飽和磁束密度、低磁歪定数でかつ耐熱性に優れた特
性を有する軟磁性合金膜を用いた磁気ヘッドに関する。
磁気記録の高密度化、高性能化の進展は近年著しくVT
R用磁気ヘッドの分野では、記録密度向上のために高保
磁力テープが使用されるようになり、これに信号を十分
記録再生するために高飽和磁束密度で高性能の磁性材料
を用いた磁気ヘッドの要求が高まっている。また、計算
機ディスク用などに用いられる薄膜ヘッドにおいては、
記録の高密度化に伴って、分解能を向上するために磁極
を薄膜化する必要があり、薄い磁極先端で磁気飽和が起
こりやすく、このため高飽和磁束密度で高性能の磁性膜
を用いた薄膜ヘッドが必要になっている。さらに、近年
研究が盛んになりつつある垂直磁気記録用単磁極ヘッド
においても、記録密度向上のためには主磁極厚みを極端
に薄くする必要があるため、上述と同様に磁極先端で磁
気飽和が起こりやすく、これを解決するために高飽和磁
束密度で高性能の磁性膜を用いた垂直磁気記録用単磁極
型ヘッドが必要となっている。さらに、計算機用テープ
記憶装置等に用いられる磁気抵抗効果型磁気ヘッドにお
いても、これらに用いられるシールド用薄膜として高性
能の磁性膜が必要となっている。
R用磁気ヘッドの分野では、記録密度向上のために高保
磁力テープが使用されるようになり、これに信号を十分
記録再生するために高飽和磁束密度で高性能の磁性材料
を用いた磁気ヘッドの要求が高まっている。また、計算
機ディスク用などに用いられる薄膜ヘッドにおいては、
記録の高密度化に伴って、分解能を向上するために磁極
を薄膜化する必要があり、薄い磁極先端で磁気飽和が起
こりやすく、このため高飽和磁束密度で高性能の磁性膜
を用いた薄膜ヘッドが必要になっている。さらに、近年
研究が盛んになりつつある垂直磁気記録用単磁極ヘッド
においても、記録密度向上のためには主磁極厚みを極端
に薄くする必要があるため、上述と同様に磁極先端で磁
気飽和が起こりやすく、これを解決するために高飽和磁
束密度で高性能の磁性膜を用いた垂直磁気記録用単磁極
型ヘッドが必要となっている。さらに、計算機用テープ
記憶装置等に用いられる磁気抵抗効果型磁気ヘッドにお
いても、これらに用いられるシールド用薄膜として高性
能の磁性膜が必要となっている。
これらの磁気ヘッド用の磁性膜として、従来主にN i
−F e系合金膜(パーマロイ膜)が用いられてきた
が、近年高飽和磁束密度で高性能の磁性膜として非晶質
合金スパッタ膜が開発されつつある。この中でもガラス
化元素が主にZrからなる非晶質合金は、ガラス化元素
がC,B、Si、Pなどのメタロイド元素からなる非晶
質合金に比較して、熱安定性、耐食性に優れており、磁
気ヘッド用磁性膜として優れた特性を有している。Zr
系非晶質合金は具体的にはMaTbZrcの組成式で表
される。ここでMは磁気モーメントを有するC o 。
−F e系合金膜(パーマロイ膜)が用いられてきた
が、近年高飽和磁束密度で高性能の磁性膜として非晶質
合金スパッタ膜が開発されつつある。この中でもガラス
化元素が主にZrからなる非晶質合金は、ガラス化元素
がC,B、Si、Pなどのメタロイド元素からなる非晶
質合金に比較して、熱安定性、耐食性に優れており、磁
気ヘッド用磁性膜として優れた特性を有している。Zr
系非晶質合金は具体的にはMaTbZrcの組成式で表
される。ここでMは磁気モーメントを有するC o 。
Fe、Niなどの少なくとも一種でありTはMおよびZ
r以外の金属元素である。このようなガラス化元素が主
にZrからなる非晶質元素については、特開昭55−1
38049号明細書ならびに特開昭56−84439号
明細書に述べら九でいる。これらのZr系非晶質合金の
なかでもMがCoからなるCo−Zr系非晶質合金は、
飽和磁束密度が高く、優れた磁性材料である。しかし、
この非晶質合金の磁歪定数は2〜4X10−6と比較的
大きな値を示すため、添加元素Tとして非晶質合金の磁
歪定数に負の寄与を与えるV、Nb、Ta、Cr。
r以外の金属元素である。このようなガラス化元素が主
にZrからなる非晶質元素については、特開昭55−1
38049号明細書ならびに特開昭56−84439号
明細書に述べら九でいる。これらのZr系非晶質合金の
なかでもMがCoからなるCo−Zr系非晶質合金は、
飽和磁束密度が高く、優れた磁性材料である。しかし、
この非晶質合金の磁歪定数は2〜4X10−6と比較的
大きな値を示すため、添加元素Tとして非晶質合金の磁
歪定数に負の寄与を与えるV、Nb、Ta、Cr。
Mo、Wなどの元素を用いることにより磁歪定数をほぼ
零に調整してきた。
零に調整してきた。
ところが、このような非晶質合金磁性膜を磁気ヘッドに
応用する場合に以下のような問題を生じる。すなわち、
磁性膜を磁気口′路に用いた磁気ヘッドにおいては、一
般にその製造工程において加熱工程を含むことが多く、
その温度は最低でも150℃で、500℃近傍に達する
こともある。
応用する場合に以下のような問題を生じる。すなわち、
磁性膜を磁気口′路に用いた磁気ヘッドにおいては、一
般にその製造工程において加熱工程を含むことが多く、
その温度は最低でも150℃で、500℃近傍に達する
こともある。
一般にCO系のメタル−メタル系非晶質磁性膜は、CO
の組成が多いほど飽和磁束密度は大きくなるが、結晶化
温度は低くなり熱安定性に劣る。従来磁気ヘッドに必要
とされる飽和磁束密度は約IT以下であったが、磁気記
録媒体の保磁力が大きくなるに従って、磁極磁性膜の飽
和磁束密度がIT以上必要になってきている。しかるに
、Co−Zr系のメタル−メタル系非晶質膜においては
、飽和磁束密度がIT以上の膜で、結晶化温度が600
℃を超えるものがなく、熱安定性の点で飽和磁束密度の
高い磁極磁性膜をもつ磁気ヘッドを作ることは困難であ
った。
の組成が多いほど飽和磁束密度は大きくなるが、結晶化
温度は低くなり熱安定性に劣る。従来磁気ヘッドに必要
とされる飽和磁束密度は約IT以下であったが、磁気記
録媒体の保磁力が大きくなるに従って、磁極磁性膜の飽
和磁束密度がIT以上必要になってきている。しかるに
、Co−Zr系のメタル−メタル系非晶質膜においては
、飽和磁束密度がIT以上の膜で、結晶化温度が600
℃を超えるものがなく、熱安定性の点で飽和磁束密度の
高い磁極磁性膜をもつ磁気ヘッドを作ることは困難であ
った。
本発明の目的は、かかる問題を解決し、磁気ヘッド製造
時の熱処理工程において、磁気回路に用いた磁性合金の
軟磁気特性が劣化せず、飽和磁束密度が高く、優れたヘ
ッド特性を有する磁気ヘッドを得ることにある。
時の熱処理工程において、磁気回路に用いた磁性合金の
軟磁気特性が劣化せず、飽和磁束密度が高く、優れたヘ
ッド特性を有する磁気ヘッドを得ることにある。
上記目的を達成するために、本発明の磁気ヘッドでは磁
性膜として、Cox(Mt−YCY)ZNWで表される
合金膜が用いられる。ここで、Mは、Nb。
性膜として、Cox(Mt−YCY)ZNWで表される
合金膜が用いられる。ここで、Mは、Nb。
Ta、Mo、V、Wの一種または二種以上でありC(炭
素)と共存し、NはZr、Hf、Tiの一種または二種
以上からなる金属である6添加元素MとC(炭素)が共
存することにより耐熱性が向上することを見出したもの
である。各元素の添加量は、以下の通りである。
素)と共存し、NはZr、Hf、Tiの一種または二種
以上からなる金属である6添加元素MとC(炭素)が共
存することにより耐熱性が向上することを見出したもの
である。各元素の添加量は、以下の通りである。
82≦X≦95゜
0.2≦Y≦0.8゜
x+z+w= 1 o。
(、C11位はat%、ただしYは、MとC(炭素)の
組成比) 〔作用〕 本発明は、上記第3添加金属MとC(炭素)とを共存さ
せることを特徴としており、上記第3添加金属Mと、C
(炭素)元素が結合して融点の高い化合物を形成するこ
とにより、熱安定性が増したものと考えられる。本発明
は、飽和磁束密度がIT以上の時により効果的なため、
Co組成すなわちXは X≧82 (Z+W≦18) であると良い、また、スパッタ法で形成したとき優れた
軟磁気特性を示すためには、 Z+W≧5(従って、X≦95) が必要である。また、C(炭素)がCo以外の添加元素
と炭化物を形成し、熱安定性の向上を図るためには、 0.2≦Y≦0.8 が必要である。
組成比) 〔作用〕 本発明は、上記第3添加金属MとC(炭素)とを共存さ
せることを特徴としており、上記第3添加金属Mと、C
(炭素)元素が結合して融点の高い化合物を形成するこ
とにより、熱安定性が増したものと考えられる。本発明
は、飽和磁束密度がIT以上の時により効果的なため、
Co組成すなわちXは X≧82 (Z+W≦18) であると良い、また、スパッタ法で形成したとき優れた
軟磁気特性を示すためには、 Z+W≧5(従って、X≦95) が必要である。また、C(炭素)がCo以外の添加元素
と炭化物を形成し、熱安定性の向上を図るためには、 0.2≦Y≦0.8 が必要である。
以下、実施例により本発明の詳細な説明する。
実施例1
高周波2極スパツタ装置を用いて、#7059(米国コ
ーニング社商品名)ガラス基板上に(1) Co57−
xTaxZra、 (2) Coez−xCxZrs、
(3) C0117−X(Tao、aCo、a)xZr
aの組成を有する厚さ1.0μmの非晶質合金膜を作製
した。膜形成は、Arガス雰囲気中で行った。なお、以
下の結果はArとN2(窒素)の混合ガス雰囲気中で膜
形成しても同様であった。第1図に(1) Co97−
xTaxZra+(2) CaB6−xCxZrs、
(3) Co57−x(Tao、5Co、5)xZra
非晶質膜の組成Xと結晶化温度Txとの関係を示す。
ーニング社商品名)ガラス基板上に(1) Co57−
xTaxZra、 (2) Coez−xCxZrs、
(3) C0117−X(Tao、aCo、a)xZr
aの組成を有する厚さ1.0μmの非晶質合金膜を作製
した。膜形成は、Arガス雰囲気中で行った。なお、以
下の結果はArとN2(窒素)の混合ガス雰囲気中で膜
形成しても同様であった。第1図に(1) Co97−
xTaxZra+(2) CaB6−xCxZrs、
(3) Co57−x(Tao、5Co、5)xZra
非晶質膜の組成Xと結晶化温度Txとの関係を示す。
それぞれの合金系の結晶化温度は、Xが増すほどすなわ
ちco組成が減少するほど高くなっている。
ちco組成が減少するほど高くなっている。
上記3つの合金系の中で一番結晶化温度が高いのはCa
B7−x(Tao、!ICo、l5)xZraであり、
CoZr系合金のなかにTaとC(炭素)が共存するこ
とで結晶化温度が高くなっていることがわかる。第2図
に、Coδ7(Tax−yCy) toZr3非晶質合
金の組成Y(TaとC(炭素)の組成比)と結晶化温度
との関係を示す。Yの組成範囲が0.2≦Y≦0.8で
結晶化温度が高くY≦0.2+’/≧0.8で結晶化温
度が急激に低くなっていることがわかる。
B7−x(Tao、!ICo、l5)xZraであり、
CoZr系合金のなかにTaとC(炭素)が共存するこ
とで結晶化温度が高くなっていることがわかる。第2図
に、Coδ7(Tax−yCy) toZr3非晶質合
金の組成Y(TaとC(炭素)の組成比)と結晶化温度
との関係を示す。Yの組成範囲が0.2≦Y≦0.8で
結晶化温度が高くY≦0.2+’/≧0.8で結晶化温
度が急激に低くなっていることがわかる。
表 1
表1には、Coez(Mo、sCo、5)eZrzの結
晶化温度と飽和磁束密度、保磁力を示す。ここで、Mは
、Nb、Ta、Mo、V、Wとした。なお、比較するた
めにMがAg、Au、Cr、Pt、Mn。
晶化温度と飽和磁束密度、保磁力を示す。ここで、Mは
、Nb、Ta、Mo、V、Wとした。なお、比較するた
めにMがAg、Au、Cr、Pt、Mn。
Niとしたものも示した。MがNb、Taの場合は、結
晶化温度が500℃以上となるが、その時の飽和磁束密
度は1.3Tであった。MがM o 。
晶化温度が500℃以上となるが、その時の飽和磁束密
度は1.3Tであった。MがM o 。
v、Wの時は、飽和磁束密度は1.3Tであるが、結晶
化温度は450℃とMがNb、Taの場合よりも低いが
、C(炭素)を含まないときよりも結晶化温度が高くな
っていた。ところが、MがA g rAu、Cr、Pt
、Mn、Niの場合は結晶化温度が約350Cとなり、
C(炭素)を含まない場合と比較して同等か、それ以下
になっていた。第3図には、Coax(Mo、aCo、
a)sZr2非晶質合金膜の結晶化温度とMC(炭化物
)の融点との関係を示している。炭化物MCの融点が高
いほど結晶化温度が高いことがみられる。炭化物MCの
融点が3000℃以上のCo9x(Mo、sCo、a)
eZrzは、結晶化温度が500℃以上になっている。
化温度は450℃とMがNb、Taの場合よりも低いが
、C(炭素)を含まないときよりも結晶化温度が高くな
っていた。ところが、MがA g rAu、Cr、Pt
、Mn、Niの場合は結晶化温度が約350Cとなり、
C(炭素)を含まない場合と比較して同等か、それ以下
になっていた。第3図には、Coax(Mo、aCo、
a)sZr2非晶質合金膜の結晶化温度とMC(炭化物
)の融点との関係を示している。炭化物MCの融点が高
いほど結晶化温度が高いことがみられる。炭化物MCの
融点が3000℃以上のCo9x(Mo、sCo、a)
eZrzは、結晶化温度が500℃以上になっている。
表
表
表22表3に、Coez(MoesCo、5)sHfz
。
。
Go9x(Mo、l5Co、5)eTiz非晶質合金膜
の結晶化温度と飽和磁束密度、保磁力を示す、Mは、N
b、Ta。
の結晶化温度と飽和磁束密度、保磁力を示す、Mは、N
b、Ta。
Mo、V、Wとした。なお、比較のために、MがA g
HA u HCr y P t 1 M n t N
iとしたものも示した。COとMとC(炭素)以外の
添加元素がHf、Tiの場合もZrと同じような傾向を
示している。ちなみに、Hf、Tiの炭化物も融点が3
0oO℃以上を超えているために、Zrと同様な傾向を
示すものと思われる。なお、Co M Hf 。
HA u HCr y P t 1 M n t N
iとしたものも示した。COとMとC(炭素)以外の
添加元素がHf、Tiの場合もZrと同じような傾向を
示している。ちなみに、Hf、Tiの炭化物も融点が3
0oO℃以上を超えているために、Zrと同様な傾向を
示すものと思われる。なお、Co M Hf 。
Co M T iにC(炭素)を加えても保磁力の増大
は見られなかった。
は見られなかった。
実施例2
高周波2極スパツタ装置を用いて、
Coax(Tao、5Co、Is)°aZrzとCoe
zTaI!IZr+非晶質膜との多層膜を87059ガ
ラス上に形成した。なお、膜形成は、Arガス雰囲気中
で行った。
zTaI!IZr+非晶質膜との多層膜を87059ガ
ラス上に形成した。なお、膜形成は、Arガス雰囲気中
で行った。
CoI]z(Tao、3Co、5)eZrzとCo5x
TaI5Zrs合金膜の膜厚は、いずれも1100nで
ある。この時の保磁力は0.10e 、結晶化温度は6
00’Cで、Coez(Tao、aCo、a)BZrz
単層膜の場合とほぼ同じであった。上記非晶質膜の添加
元素のTaの変わりに、Nbにしても同様の結果を得た
。このように。
TaI5Zrs合金膜の膜厚は、いずれも1100nで
ある。この時の保磁力は0.10e 、結晶化温度は6
00’Cで、Coez(Tao、aCo、a)BZrz
単層膜の場合とほぼ同じであった。上記非晶質膜の添加
元素のTaの変わりに、Nbにしても同様の結果を得た
。このように。
本発明の磁性膜を多層化しても単層膜と同様の特性を示
す。
す。
実施例3
Coax(Tao、sCo、5)eZrzの組成を有す
る非晶質合金膜を用いて第4図に示した垂直記録用単磁
極型ヘッドを試作した。第4図(イ)においてM n
−Znフェライト20および高融点ガラス21からなる
基板22を用意し、これに第4図(ロ)において基板2
2の表面のCoez(Tao、aCo、a)eZrzの
組成を有する膜厚0.2μmの非晶質合金膜23を高周
波スパッタリング法により作製した。さらに。
る非晶質合金膜を用いて第4図に示した垂直記録用単磁
極型ヘッドを試作した。第4図(イ)においてM n
−Znフェライト20および高融点ガラス21からなる
基板22を用意し、これに第4図(ロ)において基板2
2の表面のCoez(Tao、aCo、a)eZrzの
組成を有する膜厚0.2μmの非晶質合金膜23を高周
波スパッタリング法により作製した。さらに。
この上に接着用のpb系ガラス膜をスパッタリングによ
り形成し、第4図(ハ)において(イ)に用いたと同様
の基板24をかぶせて400’C。
り形成し、第4図(ハ)において(イ)に用いたと同様
の基板24をかぶせて400’C。
15分間加熱して、上記pb系ガラスを溶融固着し、主
磁極ブロック25を作製した。さらに第4図(ニ)にお
いてM n −Z nフェライト26と高融点ガラス2
7からなる補助のコアブロック28を用意し、この接合
面29に上記と同様の接着用pb系ガラス膜を形成して
、主磁極ブロック25を介して接合し、400℃、15
分間加熱することにより上記pbガラスを溶融固着して
接合ブロツク27を作製した。次に第4図(ニ)の二点
鎖線部分を切断して第4図(ホ)に示す垂直磁気記録用
単磁極型磁気ヘッド31を得た。さらに本実験とほぼ同
程度の飽和磁束密度を有するCo9zTaaZrs非晶
質合金膜を用いた第4図(ホ)に示したと同様の磁気ヘ
ッドを作製し、G o −Cr垂直媒体を用いて記録−
再生特性の測定を行った。
磁極ブロック25を作製した。さらに第4図(ニ)にお
いてM n −Z nフェライト26と高融点ガラス2
7からなる補助のコアブロック28を用意し、この接合
面29に上記と同様の接着用pb系ガラス膜を形成して
、主磁極ブロック25を介して接合し、400℃、15
分間加熱することにより上記pbガラスを溶融固着して
接合ブロツク27を作製した。次に第4図(ニ)の二点
鎖線部分を切断して第4図(ホ)に示す垂直磁気記録用
単磁極型磁気ヘッド31を得た。さらに本実験とほぼ同
程度の飽和磁束密度を有するCo9zTaaZrs非晶
質合金膜を用いた第4図(ホ)に示したと同様の磁気ヘ
ッドを作製し、G o −Cr垂直媒体を用いて記録−
再生特性の測定を行った。
その結果、本発明のC(炭素)を添加した非晶質合金膜
を主磁極膜を用いた磁気ヘッドは、添加しない膜を用い
た磁気ヘッドに比較し約3.5 d B高い出力を得た
。マイクロX線回折装置によって、両者のヘッドの磁極
部分を観察したところ、C(炭素)添加のヘッドでは非
晶質状態を示すブロードなピークしか見られなかったが
、C(炭素)を添加していないヘッドでは、結晶化を示
すピークが見られた。
を主磁極膜を用いた磁気ヘッドは、添加しない膜を用い
た磁気ヘッドに比較し約3.5 d B高い出力を得た
。マイクロX線回折装置によって、両者のヘッドの磁極
部分を観察したところ、C(炭素)添加のヘッドでは非
晶質状態を示すブロードなピークしか見られなかったが
、C(炭素)を添加していないヘッドでは、結晶化を示
すピークが見られた。
実施例4
Co9z(Tao、sCo、5)eZrzの組成を有す
る非晶質膜を用いて、第5図に示したVTR用磁気ヘッ
ドを作製した。第5図の(イ)において溝32を有する
M n −Z nフェライトからなる基板33を用意し
、この基板に第5図(ロ)において Coax(Tao、sCo、5)eZrzの組成を有す
る厚さ約10μmの非晶質合金膜34を高周波2極スパ
ツタ法により被着した。第5図(ハ)において上記溝3
2を埋めるようにpb系の低融点ガラス35を460℃
、15分間の加熱により充填し、ついで第5図(ニ)に
おいて基板表面を研削・研摩してギャップ構成面36を
形成し、ヘッドコア半休ブロック36にギャップ材とな
るSiO2膜をスパッタリング法により被着し、第5図
(ホ)において差線窓38を有するヘッドコア半休ブロ
ック37′と前記へラドコア半休ブロック37をギャッ
プ材を介して接合し、460’C,15分間の加熱によ
り、前記低融点pbガラス35を再度溶融。
る非晶質膜を用いて、第5図に示したVTR用磁気ヘッ
ドを作製した。第5図の(イ)において溝32を有する
M n −Z nフェライトからなる基板33を用意し
、この基板に第5図(ロ)において Coax(Tao、sCo、5)eZrzの組成を有す
る厚さ約10μmの非晶質合金膜34を高周波2極スパ
ツタ法により被着した。第5図(ハ)において上記溝3
2を埋めるようにpb系の低融点ガラス35を460℃
、15分間の加熱により充填し、ついで第5図(ニ)に
おいて基板表面を研削・研摩してギャップ構成面36を
形成し、ヘッドコア半休ブロック36にギャップ材とな
るSiO2膜をスパッタリング法により被着し、第5図
(ホ)において差線窓38を有するヘッドコア半休ブロ
ック37′と前記へラドコア半休ブロック37をギャッ
プ材を介して接合し、460’C,15分間の加熱によ
り、前記低融点pbガラス35を再度溶融。
固化して接合ブロック39を作製した0次に第5図(ホ
)における二点鎖線部を切断して第5図(へ)に示した
磁気ヘッド40を作製した。さらに本実施例で用いたC
oax(Tao、sCo、a)eZrzとほぼ同程度の
飽和磁束密度を有するCoezTaIIZraの組成の
非晶質合金膜を用いて第5図(へ)に示したのと同様の
磁気ヘッドを作製した。これらの磁気ヘッドの記録再生
特性を、保磁力14000eのメタルテープを用いて測
定した結果、本発明のC(炭素)を添加した非晶質合金
膜を用いた磁気ヘッドは、添加しないものに比較して、
1〜6 M Hzの周波数において約2.5 d B
高い出力を示した。マイクロX線回折装置によって、両
者のヘッドの磁極部分を観察したところ、C(炭素)添
加のヘッドでは非晶質状態を示すブロードなピークしか
見られなかったが、C(炭素)を添加していないヘッド
では、結晶化を示すピークが見られた。
)における二点鎖線部を切断して第5図(へ)に示した
磁気ヘッド40を作製した。さらに本実施例で用いたC
oax(Tao、sCo、a)eZrzとほぼ同程度の
飽和磁束密度を有するCoezTaIIZraの組成の
非晶質合金膜を用いて第5図(へ)に示したのと同様の
磁気ヘッドを作製した。これらの磁気ヘッドの記録再生
特性を、保磁力14000eのメタルテープを用いて測
定した結果、本発明のC(炭素)を添加した非晶質合金
膜を用いた磁気ヘッドは、添加しないものに比較して、
1〜6 M Hzの周波数において約2.5 d B
高い出力を示した。マイクロX線回折装置によって、両
者のヘッドの磁極部分を観察したところ、C(炭素)添
加のヘッドでは非晶質状態を示すブロードなピークしか
見られなかったが、C(炭素)を添加していないヘッド
では、結晶化を示すピークが見られた。
以上のように、本実施例においてC(炭素)を添加した
非晶質合金膜を用いることにより、磁気ヘッド製造過程
における加熱工程において、磁性膜の結晶化が起こらず
磁気特性の劣化を防ぐことにより、優れた特性を有する
磁気ヘッドが得られることが明らかとなった。
非晶質合金膜を用いることにより、磁気ヘッド製造過程
における加熱工程において、磁性膜の結晶化が起こらず
磁気特性の劣化を防ぐことにより、優れた特性を有する
磁気ヘッドが得られることが明らかとなった。
本発明は、本実施例に述べた磁気ヘッドに限定されるも
のではなく、少なくとも加熱工程をへて製造される磁気
ヘッドにおいて有効である。たとえば、計算機用ディス
ク装置等に用いられる薄膜磁気ヘッドにおいては、第6
図に断面を示したように、株磁性膜43はセラミックス
からなる基板44.5insまたはA n z○3など
のギャップ規制材45にはさまれて構成されており、こ
のうえに構成するポリイミド系樹脂などの充填材46と
AΩ20Bなどの保護材48にはさまれており、保護材
をスパッタリングなどにより被着する場合300℃以上
に加熱される0以上のように、薄膜磁気ヘッドにおいて
も磁気回路に用いられる磁性膜は加熱プロセスを受ける
ため、本発明のC(炭素)を添加された非晶質合金を用
いることにより、特性の優れた磁気ヘッドを得ることが
できる。磁気抵抗効果型磁気ヘッドにおけるシールド膜
に関しても上記薄膜磁気ヘッドと同様であり、シールド
膜は加熱工程を受けるために、本発明のC(炭素)を添
加した非晶質合金をシールド膜を用いることにより、優
れた特性を有する磁気抵抗効果型磁気ヘッドを得ること
ができる。
のではなく、少なくとも加熱工程をへて製造される磁気
ヘッドにおいて有効である。たとえば、計算機用ディス
ク装置等に用いられる薄膜磁気ヘッドにおいては、第6
図に断面を示したように、株磁性膜43はセラミックス
からなる基板44.5insまたはA n z○3など
のギャップ規制材45にはさまれて構成されており、こ
のうえに構成するポリイミド系樹脂などの充填材46と
AΩ20Bなどの保護材48にはさまれており、保護材
をスパッタリングなどにより被着する場合300℃以上
に加熱される0以上のように、薄膜磁気ヘッドにおいて
も磁気回路に用いられる磁性膜は加熱プロセスを受ける
ため、本発明のC(炭素)を添加された非晶質合金を用
いることにより、特性の優れた磁気ヘッドを得ることが
できる。磁気抵抗効果型磁気ヘッドにおけるシールド膜
に関しても上記薄膜磁気ヘッドと同様であり、シールド
膜は加熱工程を受けるために、本発明のC(炭素)を添
加した非晶質合金をシールド膜を用いることにより、優
れた特性を有する磁気抵抗効果型磁気ヘッドを得ること
ができる。
以上に述べたように1本発明の組成
Cox(Mt−YCY)ZNW (ただしMはNb、T
a。
a。
Mo、V、Wの一種または二種以上であり、NはZr、
Hf、Tiの一種または二種以上)で示される軟磁性合
金膜は、飽和磁束密度が高く、かつ磁歪定数がほぼ零の
優れた特性を有し、熱安定性が優れ、磁気ヘッド作製過
程で加熱工程を受けても結晶化せず磁気特性の劣化を生
じ難く、従ってこれらを用いた磁気ヘッドにおいて優れ
た磁気ヘッド特性が得られることが明らかである。
Hf、Tiの一種または二種以上)で示される軟磁性合
金膜は、飽和磁束密度が高く、かつ磁歪定数がほぼ零の
優れた特性を有し、熱安定性が優れ、磁気ヘッド作製過
程で加熱工程を受けても結晶化せず磁気特性の劣化を生
じ難く、従ってこれらを用いた磁気ヘッドにおいて優れ
た磁気ヘッド特性が得られることが明らかである。
第1図は(1) Co9フ−xTaxZr+s、(2)
Co57−xCxZr+y(3) Co57−x(T
ao、l5Co、5)xZrs非晶質膜の組成Xと。 結晶化温度Txとの関係を示す図、第2図は、Coa7
(Tax−yCy) toZrs非晶質合金の組成Yと
結晶化温度との関係を示す図、第3図はCox(Mz−
YCY)ZNW非晶質合金膜の結晶化温度と炭化物MC
の融点との関係を示す図、第4図は垂直磁気記録用単磁
極ヘッドの作製過程を示す説明図、第5図はVTR用磁
気ヘッドの作製過程を示す図、第6図は、計算機用ディ
スク装置に用いられる薄膜磁気ヘッドの断面を示す図で
ある。 20 、26− M n −Z nフェライト、21.
27・・・高融点ガラス、22,24,33,34・・
・基板、23.34・・・非晶質合金膜、25・・・主
磁極ブロック、28・・・補助コアブロック、29・・
・接合面、30.39・・・接合ブロック、31・・・
垂直磁気記録用単磁極型ヘッド、32・・・溝、35・
・・低融点ガラス、36・・・ギャップ構成面、37・
・・ヘッドコア半休ブロック、38・・・差線窓、40
・・・磁気ヘッド。 43・・・下部磁性層、45・・・ギャップ規制材、4
6第 1 図 第 2 図 糸且 残゛ X 粗 八゛ Y 第 図 八 化 物 め忙、ゼ、T霜(0り 竿 圀
Co57−xCxZr+y(3) Co57−x(T
ao、l5Co、5)xZrs非晶質膜の組成Xと。 結晶化温度Txとの関係を示す図、第2図は、Coa7
(Tax−yCy) toZrs非晶質合金の組成Yと
結晶化温度との関係を示す図、第3図はCox(Mz−
YCY)ZNW非晶質合金膜の結晶化温度と炭化物MC
の融点との関係を示す図、第4図は垂直磁気記録用単磁
極ヘッドの作製過程を示す説明図、第5図はVTR用磁
気ヘッドの作製過程を示す図、第6図は、計算機用ディ
スク装置に用いられる薄膜磁気ヘッドの断面を示す図で
ある。 20 、26− M n −Z nフェライト、21.
27・・・高融点ガラス、22,24,33,34・・
・基板、23.34・・・非晶質合金膜、25・・・主
磁極ブロック、28・・・補助コアブロック、29・・
・接合面、30.39・・・接合ブロック、31・・・
垂直磁気記録用単磁極型ヘッド、32・・・溝、35・
・・低融点ガラス、36・・・ギャップ構成面、37・
・・ヘッドコア半休ブロック、38・・・差線窓、40
・・・磁気ヘッド。 43・・・下部磁性層、45・・・ギャップ規制材、4
6第 1 図 第 2 図 糸且 残゛ X 粗 八゛ Y 第 図 八 化 物 め忙、ゼ、T霜(0り 竿 圀
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.磁気回路もしくは磁気シールドの少なくとも一部磁
性膜を用い、製造工程の少なくとも一部に150℃以上
の加熱工程を含む磁気ヘッドにおいて、前記磁性膜とし
て下記の組成を有する軟磁性合金膜を用いることを特徴
とした磁気ヘッド。 組成:COX(M_1_−_YC_Y)_ZN_Wただ
しMはNb,Ta,Mo,V,Wの一種または二種以上
であり、NはZr,Hf,Tiの一種または二種以上で
あり、 82≦X≦95, 0.2≦Y≦0.8, X+Z+W=100 (単位はat%、ただしYは、MとC(炭素)の組成比
) 2.特許請求の範囲第一項記載の磁気ヘッドにおいて、
前記磁性膜として下記の組成を有する軟磁性合金膜を用
いることを特徴とした磁気ヘッド。 組成:CO_X(M_1_−_YC_Y)_ZN_Wた
だし、MはNb,Taの一種または二種であり、NはZ
r,Hf,Tiの一種または二種以上であり、 82≦X≦95, 0.2≦Y≦0.8, X+Z+W=100 (単位はat%、ただしYは、MとC(炭素)との組成
比)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21832388A JPH0268703A (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | 軟磁性合金膜を用いた磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21832388A JPH0268703A (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | 軟磁性合金膜を用いた磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0268703A true JPH0268703A (ja) | 1990-03-08 |
Family
ID=16718049
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21832388A Pending JPH0268703A (ja) | 1988-09-02 | 1988-09-02 | 軟磁性合金膜を用いた磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0268703A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1850334A1 (en) * | 2006-04-27 | 2007-10-31 | Heraeus, Inc. | Soft magnetic underlayer in magnetic media and soft magnetic alloy based sputter target |
-
1988
- 1988-09-02 JP JP21832388A patent/JPH0268703A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1850334A1 (en) * | 2006-04-27 | 2007-10-31 | Heraeus, Inc. | Soft magnetic underlayer in magnetic media and soft magnetic alloy based sputter target |
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